SNATCHER

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SNATCHER - (2015/03/03 (火) 11:44:45) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2010/06/25(金) 00:49:03
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s)
&font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます

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#center(){&font(#006699){この物語を欺まんに満ちた世界で闘う、&br()全ての&b(){『サイバー・パンカー』}に捧げる}



CYBER PUNK ADVENTURE&br()&sizex(7){&b(){&italic(){SNACHER}}}}



…とは、1988年にコナミより発売されたゲームである
サイバーパンク・アドベンチャーとは読んで字のごとく、映画『[[ブレードランナー>ブレードランナー(映画)]]』をモチーフとしたサイバーパンク(電脳技術の発達した世界を舞台とその社会に対する反発・俯瞰)世界を舞台にしたアドベンチャーのこと
監督は今やメタルギアシリーズでお馴染みの小島秀夫であり、メタルギアを連想するキーワードが本編でも出てくる
なお、スナッチャーとは、「強奪者、死体泥棒」を意味する


<概要>
コマンド選択方式のアドベンチャーと簡単なシューティングが合わさったゲームであり、ゲーム初心者でも簡単に遊べる
最初はPC-8801MkIISR、つまりパソコンでの発売であった。その後MSX2、PCエンジン、PS、セガサターンへ移植された
このゲームは小島が初めて映画的演出を導入した作品である。この設計や表現は後の『ポリスノーツ』へ受け継がれた
この作品のテーマは「疑い-すべての闘争はそこからはじまる」。当時の冷戦からも影響を受け、作品にその色が強く出ている
このゲームにはかなりのお遊び要素も含まれており、選択肢次第で女性キャラにセクハラまがい(完全にセクハラだが)の事が出来たりする


<ストーリー>

&font(#ffaa00,b){&italic(){MOSCOW 1991 JUNE 6TH}}

&font(#006699){1991年 6月 6日 モスクワ&br()&b(){『チェルノートン研究所』}、謎の大爆発。&br()当時、密かに研究中であったバイオ(細菌)兵器&b(){『ルシファー(魔王)α』}が大気中に漏れるバイオ・ハザード(生物災害)が発生。&br()上昇気流に乗った『ルシファーα』は東欧諸国、ユーラシア大陸の約80%を壊滅。&br()・・・この時、世界の約半分が死滅した。&br()この史上最大のバイオ・ハザードは後に&b(){『大惨事』}と言われる。}

#center(){&font(#006699,b){しかし、この時、約半世紀後に&br()恐るべき真の『バイオ・ハザード』が来るであろうことを&br()誰が想像したであろうか・・・}

&font(#006699){・・・50年後}}

&font(#006699){人類は異常な危機に直面していた。&br()謎の生命体、&b(){バイオロイド}の出現である。&br()国籍、目的、正体不明。某国の新兵器か?&br()外界からの侵略者(エイリアン)か?&br()彼等は冬になると現れ、人を殺害、&br()密かに本人とすり替わり、社会に浸透していく。&br()人口の皮膚を纏い、汗もかき、血を流すこともできる。&br()極めて、有機的、かつ無機体そのもの。&br()オリジナルとの見分けはほとんどつかない。}

#center(){&font(#006699,b){彼等は人の身体を奪い(スナッチ)、すり替わることから、&br()&b(){『スナッチャー』}と呼ばれた・・・}}


2042年、ネオ・コウベシティー。謎のバイオロイド・スナッチャーによるすり替わり事件はここでも問題になっていた。
対象を殺害し、対象になり替わるスナッチャーの脅威により、人々は互いに互いを疑い、信頼を得ることも出来なくなっていた。
スナッチャーを追跡し、排除するために結成されたのが秘密警察&b(){&font(#c71585){J}udgement.&font(#c71585){U}ninfected.&font(#c71585){N}aked.&font(#c71585){K}ind &. &font(#c71585){E}xecute.&font(#c71585){R}anger.通称&font(#c71585){JUNKER(ジャンカー)}(鉄屑処理人)}。
いま、JUNKERの『ランナー(専任捜査官)』として任命された、記憶喪失の男ギリアン・シードとスナッチャーとの激しい戦いが始まる・・・


<人物>
・ギリアン・シード
本作の主人公で、3年前に妻のジェミーと共に&b(){『シベリア中立領土』}から第17次シベリア捜索隊により保護された。
過去の素性は一切不明。今日まで軍での長期特殊訓練に励んでいたが急遽JUNKERのランナーとしてネオ・コウベ・シティに転属される。
ジェニーとは只今別居中。スケベ、かつ変態。
作画がよく不安定になる(こいつに限った事ではないが)

・メタルギアmk-II
ギリアンをサポートする小型ナビゲーター・ロボット。名前の由来は過去に世界を震撼させた悪魔の兵器&b(){『[[METAL GEAR]]』}から。
mk-IIにはその二代目という意味とPC版でのPCの型番の2つの意味がある。このゲームの萌え要素。
平和利用の為のメタルギアなので武装はないがライトは付いてる。解析とかすぐしちゃう超優等生。

・ジェミー・シード
ギリアンの妻でネオ・コウベ薬科研究所に勤めている。
ギリアンとは2年前から別居しており、夫ともどもやっぱり記憶喪失。おちゃめさん。

・ミカ・スレイトン
JUNKER本部受付嬢およびオペレーター。ギリアンの口説き相手。
イスラエル系東洋人でおっぱいがチャームポイント。

・ベンソン・カニンガム
JUNKERの指揮をとるリーダー。通称『ヘッド』『局長』
元FOXHOUND戦略教官らしい。絵の趣味が悪い

・ハリー・ベンソン
おやじさんと言われ親しまれるメカニック
幼い頃、両親を『大惨事』で亡くしたらしく、ずっと孤独なまま過ごしてきた過去がある。ギリアンに父親の面影を重ねているようだが…?
レイガンやメタルギアmk-IIをはじめ、JUNKERの装備はおやじさん手製。メタルやナノマシンまで作る天才

・ジャン・ジャック・ギブスン
ギリアンの同僚となるランナーで、スナッチャーによる『JUNKER狩り』を生き延びた経験あり。似た境遇のハリーとは友人にあたる
相棒のロボとしてリトル・ジョン、娘にはカトリーヌがいる。古い物好き。家を探せ
EDのこいつ誰度は異常

・カトリーヌ・ギブスン
ジャンの娘。モデルをやっている
中学生にしてはえらいグラマー・・・。裸見られたり、慰み者にされたり苦労人

・イザベラ・ベルベット
かつてはネオ・コウベの繁華街にある高級クラブでダンサーをしていたのを映画監督リドリー・スコッティーに気に入られて銀幕デビュー
大女優になった現在も「恩返しのために」とクラブのステージに立つ

・ランダム・ハジル
謎の賞金稼ぎ(バウンティ・ハンター)
民生用レイガンでスナッチャーの弱点を打ち抜くほどの凄腕らしい
今作屈指の漢でもある
R A N D A M H A J I L E 。

・ナポレオン
情報屋。金にがめつい。「スノースギ」という花粉に弱いアレルギー体質



かなり古いゲームではあるが、かなり作り込まれておりボリュームも相応にある
前述したセクハラ以外にもかなりのネタ要素が入っており細かく調べるのも楽しいだろう



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- PS,SS版はグラフィックはまだ許せるけど音楽を差し替えたのがいけなかった…。特にクライマックスのシーンはPCE版は凄い盛り上がったのに差し替えられててがっかりしたよ…。だから自分の中ではPCE版が一番良いです。  -- 名無しさん  (2013-09-03 01:32:54)
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