Brotherhood Of Steel(Falloutシリーズ)

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Brotherhood Of Steel(Falloutシリーズ) - (2020/06/15 (月) 01:30:04) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2011/10/31(月) 00:27:10
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&font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます

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Brotherhood Of Steel(以下B.O.S)は[[Fallout]]に登場する勢力。

Falloutシリーズ全作品に登場している勢力でFalloutの象徴的な存在である。

ちなみにパッケージに写っているのがB.O.S隊員でありジャケット出演率も最多である(2・NV・4除く)


[概要]
核戦争によってほとんどのテクノロジーが失われたウェストランドで数少ない戦前のテクノロジーを保有・運用する武装勢力。

戦前の[[パワーアーマー>パワーアーマー(Falloutシリーズ)]]とエナジーウェポンで武装し、個々の隊員の練度も高く間違いなくウェストランド有数の戦力を保有する勢力である。

「戦前のテクノロジーを管理することによって人類が再び過ちを犯さないようにする」ということを目的として行動しているが、周辺住民からテクノロジーを略奪したり村ごとせん滅したりと、ぶっちゃけやっていることはそこらへんのレイダーと変わりなく&font(#ff0000){「新鮮な肉」}が&font(#0000ff){「貴重なテクノロジー」}に代わっただけである。

ついでに収集している技術が兵器関係のモノだけであり、公平に見ても&font(#ff0000){「よく組織化され、訓練されたハイテクレイダー」}に成り下がっており、方々から嫌われている。
そのためほぼすべての勢力と敵対しており、一方で味方は身内以外まったくおらず、一般住民の中には存在自体を知らないものもいたりと、完全に孤立している。

実際、B.O.S自体も大体はバンカーに引きこもっており外界との接触を絶っている支部がほとんど、つまり&font(#ff0000){「引きこもりのハイテクレイダー集団」}がさらに正しいのかもしれない。

[[エンクレイヴ]]同様、その武力とテクノロジーによって最もウェイストランドに平和と秩序を取り戻すことのできるアメリカの正当な後継者であったにもかかわらず、
時代の流れに取り残され、淘汰される存在となった不運な存在である。

基本的にメンバーは身内のみ(初期のB.O.S創設メンバーの子孫)で構成され外部からの人材はごくまれな例外を除き一切受け入れない。
しかも入るのはNGなのに抜けるのは自由だったりと先細りになることが明らかな歪な組織体系をとっている

グールやスーパーミュータントに対しては蛇蝎のごとく毛嫌いしており、見つけしだい即せん滅が基本的な対応となっている。


[歴史]
もともとは大戦直前に反乱を起こしたマクソン大尉率いる合衆国陸軍の部隊の末裔であり、
核戦争を占拠したマリポーサ軍事基地のシェルターでやり過ごしたことで人員や兵器そして、その技術を無傷で保持することに成功。

その後これまた占拠した政府用シェルター「ロスト・ヒルズ・バンカー」を拠点に「Brotherhood Of Steel」を創設する。

当初は戦前のテクノロジーの収集も自存自衛のための手段だったが時代が下るにつれて手段と目的が逆転、只々、テクノロジーを求め闘争を繰り返す武装集団になり果てていった。
その姿は元隊員からして「明日も未来も見ようとしない連中」と言われ、実際にほとんどの作品においてB.O.Sの目的も将来のビジョンも語られず、たぶん存在しない。

ついでに過去にも興味がないらしく隊員の中にはB.O.S創設者の名前すら知らないものもいたりする。ほんと何がしたいんだろこいつら…

その意味では曲がりなりにも明確なビジョンの下行動していたエンクレイブよりも深刻で、その姿はまさに「戦前の亡霊」であり、刹那的に生きるウェイストランドの象徴的な存在と言えるかもしれない。

現在においても、リオンズ及びマクソンの東海岸支部を除き相変わらず&font(#ff0000){絶賛バンカーに引きこもり中、もしくはせん滅}されておりこのままいけばB.O.Sは遠くない将来その歴史に幕を下ろすことになる。


[代表的なB.O.S支部]
・西海岸
B.O.Sの本部である「ロスト・ヒルズ・バンカー」が存在する地域。

本部であるがすでにこの地域に存在する別勢力[[新カリフォルニア共和国>新カリフォルニア共和国(Falloutシリーズ)]]によって完全包囲されてしまっており、やむなくNCRとは休戦。

すでに他の支部との連絡もままならなくなっており、他の支部は勝手に行動してたりとまさにB.O.Sの凋落の象徴とも言える状態にある。


・東海岸
「[[Fallout3]]」に登場

ワシントンDCを拠点に活動するエルダー・リオンズを司令官とする支部。

他のB.O.Sと違い徴兵を行うことで外からの人材を受け入れ、キャピタル・ウェイストランドの脅威のせん滅、治安の回復を第一に行動している。
ただ、グール毛嫌いは引き継がれておりフェラル以外のグールに対して威嚇射撃を行っている。威嚇で済ませるだけまだいいが。

ある意味本来の目的に立ち返ったB.O.S。B.O.Sの中で最も長く生き残り、繁栄する可能性の高い支部である。

ちなみにB.O.Sの基準でいうと彼らは異端扱いされているらしく、本隊からは一切の支援を打ち切られており、孤立無援の状態である。

だが[[vault101のアイツ]]が所属していたり東部エンクレイブとの抗争で略だ…接収したベルチバードや先進技術、さらに[[ブリキ大王>リバティ・プライム/ブリキ大王(Fallout3) ]]も所有しており、結果的にB.O.S有数の戦力を保有している。

3から10年後の旧ボストン周辺、連邦が舞台の[[Fallout4]]でも登場。

エンクレイヴの技術を吸収したことで強大な軍事力を手に入れ、巨大な飛行船プリドゥエンと多数のベルチバードを従えるという鮮烈な登場をする。
アイツがジャンク集めをコツコツやってくれたからか、ブリキ大王様もパーツは90%再建済みで
後は111のパパン/ママンの協力があれば組み立てて稼働できる状態に仕上げている。歴代最強のB.O.S。

指導者が代替わりし、3では血筋だけが取り柄だったあの従者マクソンがなんと新たな指導者になった。:
これは先々代のエルダー・リオンズは老衰・その後を継いだサラ・リオンズ(マクソンの後見人でもある)もスーパーミュータントとの交戦で戦死したため。
3の姿からは想像もつかないほど立派な指導者になったが、B.O.S自体に蔓延る高慢さと排他性は残念なことにより悪化しており
その思想もどういうわけか反エルダー・リオンズに染まっており、元々のB.O.Sのものに戻りつつある(それ故に西海岸本部の支援も復活している)という、ウェイストランドの民にとっては危うい状況にある…
前述のサラの死にも不可解な点が多く、きな臭いものを感じる。

今日もベルチバードを駆り、連邦に巣食うスーパーミュータントやレイダーに攻撃するナイトたちの姿がよく見られるであろう。
そして低空に降りたまま戦ってしまうのでベルチバードは墜落して鉄くずになるのであった…&s(){そして結構な割合で111に向かって墜落してくるという}


・南西部
「[[Fallout:NewVegas]]」に登場。

NCRとの抗争によって戦力の多くを失いバンカーに引きこもりを決め込んでいる典型的なB.O.S。

&font(#ff0000){ほとんどのルートでせん滅されるかハイテクレイダー化し}、まるでB.O.Sの未来を暗示するかのような支部と言える。

ちなみにここのエルダー、マクナマラはB.O.Sの中でも有数の開明派らしい…らしい?

それだけB.O.Sの思想が硬直しきっている象徴的な事柄といえるかもしれない。

・中西部
「Fallout:Tactics」に登場した支部。
FO1でマスターズアーミーが崩壊した後、東に逃れたスーパーミュータントを飛行船で追撃するも人員の大半を失った挙句シカゴに墜落。
経歴上本部の支援などもなく更に技術の大半も失っているため、自領地から接収・略奪を繰り返している&bold(){略奪者}。
一方、使える人員であればスーパーミュータントだろうがグールだろうが&bold(){デスクロー}だろうが登用するため、その顔ぶれは他のB.O.S支部では考えられないことになっている。

排他的な他の支部に比べれば他勢力に対してオープンではあるが利他的というわけでもなく、実質的に恐怖政治の方針をとっている。

現在の設定では黒歴史と言うよりはアナザーの扱いだが、FO4で軽くではあるがその存在について触れられている。


・テキサス
「Fallout:Brotherhood of Steel」に登場した支部。
FO1に登場したハイエルダー・マクソン死去後、パラディン長ロンバスがその後を継ぎ、スーパーミュータント撲滅のために旅だった遠征軍一団。
テキサスの試作Vaultを拠点としている。

ちなみにこちらもグールであっても登用されることがある。

現在ではアナザー扱いの設定。

ハイテク機器を収集している人は追記・修正お願いします

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- ニューベガスのこいつらは3のに比べると情けないというか頼りにならんというか。もちろん全滅させた上で身ぐるみ剥ぎました  -- 名無しさん  (2013-09-17 02:06:10)
- ↑3はいい奴がほとんどだけど、NVはただの敵対NPC・・・どうしてこうなった。  -- 名無しさん  (2014-02-03 02:12:41)
- リオンズ派は異端らしくて、NVのBOSが本来のBOSらしい。  -- 名無しさん  (2014-02-12 08:35:46)
- リオンズが友好的+父親が旧知だったからな。3本編でもアウトキャストが本流とかいってたし  -- 名無しさん  (2014-05-30 02:15:05)
- アイツが要塞を破壊してないかぎり、恐らく東海岸が最も繁栄するだろう とりあえずグールフェラルでなきゃも威嚇射撃ですます程度らしいし  -- 名無しさん  (2014-06-07 17:17:18)
- 東海岸もあれだけ貢献したアイツをナイトで済ますあたりウェイストランド人を舐めてるとしか思えない  -- 名無しさん  (2014-08-05 01:49:42)
- 確かに現地人を見下しているが、それでも手を差し伸べるだけマシじゃないか?アウトキャストやNVのBOSの現地人に対する対応と比べるとさ  -- 名無しさん  (2014-09-13 22:16:39)
- マクナマラはがんばってる方だと思うよ。現実で例えると中国、韓国、北朝鮮(ウェストランド人)に日本(B.O.S)の技術と軍事力を提供して、共存、共栄しよう!とか言ってるようなもん。それが嫌々でもやらないと生きていけない時のネトウヨ(B.O.S隊員)の反応を想像してご覧よ。落としどころを探しつつ生き延びる方法を探してる。ベロニカに対して厳しいのは、身内のネトサヨ(ベロニカ)口出しされるより、他国のアメリカ(運び屋)に口を出された方が不平不満を集中させての団結や、説得につかえるからまだマシって感じじゃないか?身内で意見が割れたら内乱になるぞ。対外戦争より漬け込まれる。  -- 名無しさん  (2015-04-23 21:53:54)
- ↑3 逆に言えば「現地で色んなイザコザに縛られず行動できる」最上級の称号を与えてる辺り、彼らなりに最大限の敬意は表してるとは思うぞ  -- 名無しさん  (2015-10-30 02:22:06)
- 4じゃ戦前から軍人だったとは言え、余所者である111のパパをセンチネルにまで昇格させるあたり柔軟にはなったよな  -- 名無しさん  (2016-02-05 13:37:44)
- 4の東海岸BOSは逃げた科学者なんかからインスティチュートの技術もある程度接収してるだろうし将軍と仲良くやってれば莫大な生産力を持つ各居住地をセーフゾーンに使えるだろうしまだまだ滅びはしないだろう  -- 名無しさん  (2016-07-24 21:56:11)
- 4のクインランが「技術であれば何でもいいってわけじゃない、害なら回収せず潰すのがマクソン」って聞いて若干は安心したかな。利用するつもりなら、第二のインスになってたし、ネライアみたいなマッドだが良識あるメンバーもいたし  -- 名無しさん  (2016-09-03 20:45:31)
- こう勢力が増強していると、もし次回作が出たら、BOSとNCRの戦争話になりそう。  -- 名無しさん  (2017-09-04 13:13:23)
- 4のBOSは本家由来の傲慢な部分は鼻につくがやってること言ってることはリオンズ時代の物をベースにより現実的にしてて組織として柔軟で強靭になってるのよね。地域住民の取り込みも積極的だし将来的には国家化して西のNCR東のBOSになるかもね。ロストヒルズの本家?そうねぇ…  -- 名無しさん  (2020-05-15 04:29:50)
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