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&font(#6495ED){登録日}:2010/12/27(月) 09:26:08
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#center(){&color(red){お前ら!さっさと前を向かないか!}}
前後(ぜんご、まえうしろ)とは、六方位(六方)の名称の一つで、縦や奥行を指す方位の総称。
この内、進む方向を前(まえ)、反対に退く方向を後(うしろ)という。
古くは「まへ」「しりへ」とも呼ばれた。「へ」は方向を指し、「まへ」は目の方向、「しりへ」は背の方向である。
地図などでは、北を前、東を右としてある場合が多い。
立体では、「前後」が縦や奥行で、上下が高さや深さを意味するように、前後と上下の概念も相対的に異なる。
例えば、「右上」という表現は、前後と平行する方向に立てた時の称であり、上下と平行する方向に置いた時には「右前」となる。
鏡は一般に左右を反転すると言われるが、水平の鏡面上に立つ所を想像すれば判る通り、鏡は鏡面に垂直な方向を反転する作用を持つ。
故に、鏡を正面から見る時、鏡は前後を反転していると考えることができる。
時間においては、
「話が前後する」
「・・・する前」
「・・・した後」
「以前に言ったように」
というように、過去の出来事を前(先)、より新しい出来事を後、として示すことが多い。
これとは逆に、
「時の流れが後を向いている」
「これから先」
というように、過去の出来事を後、より新しい出来事を前(先)として示す場合もある。
表現としては
「前向きな人」
「後ろ向きな性格」
などがあるがこれは積極性があることを前向き、逆に無いものを後ろ向きとしている。
さて、ここまで読んでもらうとわかるのだが、『前』と『後』は&color(red){明確な定義が無い}。
その上、同じ性質と違う性質を併せ持っている。
例を挙げると、
A君とB君が向かいあっている。
その状態でのA君の前とB君の後は同じ方向であると言えるのがわかるだろう。
つまり、『前』と『後』とは個人の主観的な視点によって決定される方向であると言えるだろう。
だから、冒頭であったように、
#center(){&color(red){お前ら!さっさと前を向かないか!}}
と言われた時には、彼にとっての前、これが学校なら、黒板だろうし、会社なら彼の顔やホワイトボードとかだろう。
しかし、実のところ彼にとっての前とは私たちの後にあたる場合が多い(彼が背中で語る人物なら別だが)。
ならば、何故黒板や自らの顔やホワイトボードを『前』とするのだろうか?
ここからは筆者の考えだが、彼らの意識がそれらのものに『向かって』いるからではないかと考える。
最初の方にも書かせてもらったが、進む方向を前、反対に退く方向を後、という考え方が根付いているため、そのような言い方をするのではないかと思う。
因みに名鉄には前後駅がある。発音は「ん」にアクセントがくる。
「10時前後に着きます」などと書くと、「10時ぴったりに前後駅に到着する」のか、「10時ぐらいに到着する」のかわかりづらいので、「10時に前後駅に着きます」など、てにをはを工夫しよう。
中京競馬場前駅の近くで急行も止まるのだが、土日は臨時で急行が中京競馬場前駅に直接止まるので乗り継ぎとかあまり関係ない。
なお、この地名の由来は、桶狭間古戦場が近くにあるため、「前にも後ろにも死体が転がっていたことから」という血なまぐさい由来がある。
あるいは、「本郷」という地名が近くにあるため、その手前にあるとして「前郷(ぜんごう)」と呼ばれ、それが訛化して「前後」になったとも言われている。
追記・修正は&color(red){前}を向いてお願いします。
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- 前後したいぞ、フィーヒヒ! -- 名無しさん (2014-02-17 16:11:09)
- フィクションだと、前後を入れ替えて力を真逆にする奴がたまにいるよな。ブリザードとか。 -- 名無しさん (2014-02-17 16:14:03)
- ↑↑「貴方俺の前で前後しないでください……」 -- 名無しさん (2014-02-17 21:52:16)
- ↑×2ウルトラマンレオの怪獣だっけ。あのデザイン、誰が考え付いたんだろうな。レオより前の特撮作品『ジャイアントロボ』には、両面怪獣ダブリオンなんてのがいたし。 -- 名無しさん (2016-10-09 10:56:06)
- 内容まともなのにタグがマッポーすぎる……w -- 名無しさん (2017-09-03 11:50:30)
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&font(#6495ED){登録日}:2010/12/27(月) 09:26:08
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます
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#center(){&color(red){お前ら!さっさと前を向かないか!}}
&font(b){&sizex(5){前後} (ぜんご、まえうしろ)}とは、六方位(六方)の名称の一つ((他の方位は上・下・左・右))。
*【概要】
縦や奥行を指す方位の総称。
この内、進む方向を前(まえ)、反対に退く方向を後(うしろ)という。
古くは「まへ」「しりへ」とも呼ばれた。「へ」は方向を指し、「まへ」は目の方向、「しりへ」は背の方向である。
地図などでは、北を前、東を右としてある場合が多い。
立体では、「前後」が縦や奥行で、上下が高さや深さを意味するように、前後と上下の概念も相対的に異なる。
例えば、「右上」という表現は、前後と平行する方向に立てた時の称であり、上下と平行する方向に置いた時には「右前」となる。
鏡は一般に左右を反転すると言われるが、水平の鏡面上に立つ所を想像すれば判る通り、鏡は鏡面に垂直な方向を反転する作用を持つ。
故に、鏡を正面から見る時、鏡は前後を反転していると考えることができる。
時間においては、
「話が前後する」
「・・・する前」
「・・・した後」
「以前に言ったように」
というように、過去の出来事を前(先)、より新しい出来事を後、として示すことが多い。
これとは逆に、
「時の流れが後を向いている」
「これから先」
というように、過去の出来事を後、より新しい出来事を前(先)として示す場合もある。
表現としては
「前向きな人」
「後ろ向きな性格」
などがあるがこれは積極性があることを前向き、逆に無いものを後ろ向きとしている。
さて、ここまで読んでもらうとわかるのだが、『前』と『後』は&color(red){明確な定義が無い}。
その上、同じ性質と違う性質を併せ持っている。
例を挙げると、
A君とB君が向かいあっている。
その状態でのA君の前とB君の後は同じ方向であると言えるのがわかるだろう。
つまり、『前』と『後』とは個人の主観的な視点によって決定される方向であると言えるだろう。
だから、冒頭であったように、
#center(){&color(red){お前ら!さっさと前を向かないか!}}
と言われた時には、彼にとっての前、これが学校なら、黒板だろうし、会社なら彼の顔やホワイトボードとかだろう。
しかし、実のところ彼にとっての前とは私たちの後にあたる場合が多い(彼が背中で語る人物なら別だが)。
ならば、何故黒板や自らの顔やホワイトボードを『前』とするのだろうか?
ここからは筆者の考えだが、彼らの意識がそれらのものに『向かって』いるからではないかと考える。
最初の方にも書かせてもらったが、進む方向を前、反対に退く方向を後、という考え方が根付いているため、そのような言い方をするのではないかと思う。
*【地名としての前後】
愛知県豊明市には前後町という地名が存在し、名鉄の「前後駅」もある。
発音は「ん」にアクセントがくる。
なお、「10時前後に着きます」と書いてしまうと、「10時ぴったりに前後駅に到着する」のか、「10時ぐらいに到着する」のかわかりづらいので、「10時に前後駅に着きます」など、てにをはを工夫しよう。
中京競馬場前駅の近くで急行も止まるのだが、土日は臨時で急行が中京競馬場前駅に直接止まるので乗り継ぎとかあまり関係ない。
なお、この地名の由来は、桶狭間古戦場が近くにあるため、「前にも後ろにも死体が転がっていたことから」という血なまぐさい由来がある。
あるいは、「本郷」という地名が近くにあるため、その手前にあるとして「&ruby(ぜんごう){前郷}」と呼ばれ、それが訛化して「前後」になったとも言われている。
*【その他の前後】
洋服の前後を間違えて着ることを「&ruby(まえうし){前後}ろ(に着る/になる)」と表現することがある。
「&ruby(うし まえ){後ろ前}」でも同じ意味。
&font(l){トンチキな} 独特な日本語表現でも有名なサイバーパンク小説『[[ニンジャスレイヤー]]』の世界では「前後」はまた別の意味を持つスラング((いわゆる「忍殺語」))となっている。
それは、[[性行為>セックス]]の暗喩である。
用例としては「激しく前後するドスエ?」「朝から秘密前後しない?」「前後ワゴンにようこそ!」&s(){「[[ヤギ前後!>ラッキー・ジェイク]]」}など。
なお、「上下(に動く)」も同様の意味合いで使われることがある。
もちろん、一般的な「前後左右」の用法で使用されることもあるので文脈で判断しよう。
また、あくまで作中世界だけでの用語なので、ニンジャスレイヤー関係のリアルイベントで『イベント時間は前後する可能性があります』などとアナウンスされても動揺しないように。
追記・修正は、&color(red){前後}駅で&color(red){前}を向いて&color(red){前後}しながらお願いします。
#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,5)
}
#include(テンプレ3)
#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- 前後したいぞ、フィーヒヒ! -- 名無しさん (2014-02-17 16:11:09)
- フィクションだと、前後を入れ替えて力を真逆にする奴がたまにいるよな。ブリザードとか。 -- 名無しさん (2014-02-17 16:14:03)
- ↑↑「貴方俺の前で前後しないでください……」 -- 名無しさん (2014-02-17 21:52:16)
- ↑×2ウルトラマンレオの怪獣だっけ。あのデザイン、誰が考え付いたんだろうな。レオより前の特撮作品『ジャイアントロボ』には、両面怪獣ダブリオンなんてのがいたし。 -- 名無しさん (2016-10-09 10:56:06)
- 内容まともなのにタグがマッポーすぎる……w -- 名無しさん (2017-09-03 11:50:30)
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