「機動戦士ガンダム Extreme vs.」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
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&font(#6495ED){登録日}:2010/09/27(月) 22:50:17
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます
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&tags()
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#center(){&font(#0000ff){極限 進化!}}
機動戦士ガンダムvs.シリーズ作品。
今作では基本的なシステムを前作[[機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダムNEXT]]より引き継ぎつつも新たなシステムを引っさげて極限へと進化を遂げた。
開発はカプコンからバンナムへ変更されている。
2011年12月1日にPS3にて家庭版が発売された。
価格は8,380円。
家庭用のオリジナルモードや、PS3本体に取り込んだ音楽をゲーム中に流すことのできるBGMエディットモードを搭載。
PSNを使った通信対戦ではAC版と遜色ないプレイ環境を実現。
目次
#contents()
***【新たなシステム】
◆ICカード導入
他ACゲームをよくするゲーマーならお馴染みのシステムだろう。
今回は携帯サイトとの連動で様々なサービスを受けることができる。
ちなみにカードは一枚100円~500円で、50プレイすると新たに購入する必要があった((こちらは次作から改善され、バナパスポートを買い替える必要はなくなった))。
◆EXバースト
解りやすく言うと覚醒。今作の要。
ゲージが半分以上溜まった状態で射撃格闘ジャンプ同時押しで発動。
弾やブーストゲージが全回復したりと切札的な意味合いが強い。
もう一度同時押しでEXバーストアタックが出る機体が一部いる。
◆エクストリームアクション
前作におけるネクストダッシュは行動キャンセルそのままにブーストダッシュとなり、格闘中にステップをすると虹のエフェクトが発生しその格闘をキャンセル(虹ステ)ができる。
◆勢力戦
新規参戦機体や新規ナビゲーションキャラクターのリリースを競う期間限定のイベントが追加。
携帯サイトと連動しているプレイヤー限定で参加可能で、どちらかの陣営につくとプレイ毎にGPボーナスが付与。最終的な得点数で優先的にリリースされるコンテンツが決定される。
負けた側はリリースされないわけでは無く、大抵は1か月遅れて実装される。
***【前作との相違点】
◆ネットワーク通信環境によるシステム面の進化
ゲームセンター各所に設置されたモニターで、自分の戦績や各ゲーセンの勝率ランキングなどが閲覧できるようになった。また、全国や現在行われている対戦の閲覧、新要素の告知内容なども表示できる。
本作よりおよそ1か月に一度のペースで中間アップデートが入るようになった。内容は『既存機体のバランス調整』『新機体・新要素の追加』がメインで、特に後者は他メディア等でも大々的に告知される。
しかし既存機体のバランス調整は非常に不評で、&bold(){〇〇(機体名)を調整しました}とだけ公式サイトの新情報欄最下部にこっそり書かれているだけ。調整内容や意図はプレイヤー側で検証するしかなく、結局攻略wikiやSNSで情報を仕入れた方が早いと言われていた。
この問題は次々回作のEXVSFBまで問題視されたが、EXVSMBでようやく修正内容の概要だけは知る事ができた((とはいえ相変わらず修正の意図は見えずプレイヤーとの用語相違などは健在であるので、攻略wikiやSNSを見て解釈すべきという流れは変わっていない))。
◆グラフィックの一新と一部機体のリストラ
PS3基盤を使用しているため、一からゲームシステムやグラフィックを作り直している。特にグラフィックはポリゴンから3DCGへ変更されたので前作より美麗に描写され、撃破時には被弾部位が取れながら爆散するようになった。
ただそうした製作作業の弊害か、リリース当初は特に参戦機体が減少している。
ネットワーク通信によって周期的に新規参戦機体が増えつつあるが、NEXTの機体を復活させるというより要望の多い機体や個性的な機体を増やす傾向にある。
◆ステップキャンセル復活
[[連ザ>機動戦士ガンダムSEED DESTINY 連合vs.Z.A.F.T.II]]時代に多用されていたシステムが復活。
今作ではエクストリームダッシュ機能が増設されているのもあるが、やや有用性が下がっている。
◆射撃の弾速が全体的に上昇
特にビーム射撃系は顕著。しかしゲームスピードは前作以上に早くなっているので、回避しづらいかと言われると相対的にはそうは言えない。
◆フワフワジャンプの劣化
空中でブーストを一度吹かす行為の事。
前作ほど飛翔距離が短くなっている。
◆格闘の伸びがよくなった
前作より更に踏み込むように攻撃するようになっている。
特に格闘機は顕著。
◆コストに2500が追加
2000と3000の合間として新設。
これにより、3000&2500や、2500&1000など多彩かつ後落ち側の耐久などを加味した新たな戦術が考えられるようになった。
このコストに類するのは準主人公機や強すぎもせず弱すぎもしないといった程度の機体が多い。
◆モビルアシストシステム削除
同コマンドはEXバーストに変更された。
しかし一部機体はアシスト機体としてコマンドに再編されている。
◆ブーストの残量で着地硬直の時間が変わる
およそ0.5秒から2秒の振れ幅があり、着地硬直を狙う本作以後のセオリーとなっている。
◆全機体にガードが追加
シールドやそれに準ずる装備を持たない機体でもガードできるようになった。大抵そうした機体は腕や武装でガードするが、ガードしたからといって[[武装が壊れて使えなくなる>ガンダムX]]ような事はない。
ただし唯一の例外としてガンダムエクシアリペアは使用できない。
基本的に前面のみのガードだが、極稀に全方位にガード判定を持つ機体も存在する。
◆出撃ムービーの変更
シリーズ毎にそれぞれ用意され、出撃すると再生されるようになっている。
しかし、[[タイトルロゴ>機動戦士ガンダムΖΖ]][[が違う>機動新世紀ガンダムX]][[作品>∀ガンダム(アニメ)]]や、[[劇中で>機動戦士ガンダムSEED]][[該当する>新機動戦記ガンダムW Endless Waltz]][[シーンが無い>機動戦士ガンダムΖΖ]]、[[シチュエーションが>機動戦士ガンダムSEED DESTINY]][[よく分からない>機動戦士ガンダムF91]][[状況>機動戦士Vガンダム]]など、中々微妙な出来が多い。
また全作品に出撃ムービーが用意されているという訳では無く、アストレイシリーズや劇場版00にはアーケードでは用意されていなかった((前者は家庭用で追加されたが、後者や一部作品は次回作やその次でようやく追加など非常にムラがある))。
***【参戦機体】
黒太字はアーケード追加参戦機体((ロケテ中参戦のデスティニーガンダムを含む))、赤太字は家庭用追加参戦機体。
※コスト30:3000、25:2500、20:2000、10:1000
「機動戦士ガンダム」
20 RX-78-2ガンダム
20 シャア専用ゲルググ
10 &bold(){アッガイ}
25 &color(#F54738){&bold(){ジオング}}([[家庭用DLC>ダウンロードコンテンツ]])
「機動戦士Ζガンダム」
25 Ζガンダム
20 百式
20 &bold(){メッサーラ}
25 &color(#F54738){&bold(){ジ・O}}([[家庭用DLC>ダウンロードコンテンツ]])
「機動戦士ガンダムΖΖ」
25 フルアーマーΖΖガンダム
25 キュベレイ
10 &bold(){キュベレイMk-Ⅱ(プル・ツー専用機)}
10 &color(#F54738){&bold(){ザクⅢ改}}([[家庭用DLC>ダウンロードコンテンツ]])
「機動戦士ガンダム逆襲のシャア」
30 νガンダム
25 サザビー
「機動戦士ガンダム逆襲のシャアベルトーチカチルドレン」
30 &color(#F54738){&bold(){Hi-νガンダム}}([[家庭用DLC>ダウンロードコンテンツ]])((但しアーケード版にも後に参戦した))
「機動戦士ガンダムF91」
20 ガンダムF91
10 ベルガ・ギロス
「機動戦士Vガンダム」
30 V2ガンダム
10 ガンイージ
25 &color(#F54738){&bold(){ゴトラタン}}([[家庭用DLC>ダウンロードコンテンツ]])
「機動武闘伝Gガンダム」
25 ゴッドガンダム
20 ドラゴンガンダム
30 &bold(){マスターガンダム}
「新機動戦記ガンダムW Endless waltz」
30 ウイングガンダムゼロ
20 ガンダムヘビーアームズ改
25 &bold(){トールギスⅢ}
25 &bold(){ガンダムデスサイズヘル}
「機動新世紀ガンダムX」
30 ガンダムDX
20 ガンダムヴァサーゴCB
「∀ガンダム」
30 ∀ガンダム
30 ターンX
20 &bold(){ゴールドスモー}
「機動戦士ガンダムSEED」
20 ストライクガンダム
20 フォビドゥンガンダム
10 ラゴゥ
20 &bold(){プロヴィデンスガンダム}
25 &color(#F54738){&bold(){フリーダムガンダム}}([[家庭用DLC>ダウンロードコンテンツ]])
「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」
30 ストライクフリーダムガンダム
25 ∞ジャスティスガンダム
20 ガナーザクウォーリア
30 &bold(){デスティニーガンダム}
「機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER」
25 &color(#F54738){&bold(){ストライクノワール}}([[家庭用DLC>ダウンロードコンテンツ]])
「機動戦士ガンダム00」
30 ダブルオーガンダム
25 ケルディムガンダム
20 スサノオ
20 &bold(){ガンダムエクシア}
20 &color(#F54738){&bold(){ガンダムデュナメス}}([[家庭用DLC>ダウンロードコンテンツ]])
25 &color(#F54738){&bold(){アルケーガンダム}}([[家庭用DLC>ダウンロードコンテンツ]])
10 &color(#F54738){&bold(){アリオスガンダム}}([[家庭用DLC>ダウンロードコンテンツ]])
「劇場版 機動戦士ガンダム00-A wakening of the Trailblazer-」
30 &bold(){ダブルオークアンタ}
25 &bold(){ラファエルガンダム}
「機動戦士ガンダムUC」
30 ユニコーンガンダム
25 クシャトリヤ
25 &bold(){シナンジュ}
20 &bold(){デルタプラス}
「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」
10 ザクⅡ改
10 アレックス
「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」
20 ガンダム試作1号機Fb
20 ガンダム試作2号機
25 &color(#F54738){&bold(){ガンダム試作3号機}}([[家庭用DLC>ダウンロードコンテンツ]])
「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」
10 ガンダムEz-8
10 グフカスタム
「機動戦士ガンダムMS IGLOO」
10 ヅダ
10 ヒルドルブ
「機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY」
20 &color(#F54738){&bold(){ブルーデスティニー1号機}}([[家庭用DLC>ダウンロードコンテンツ]])
「機動戦士クロスボーンガンダム」
25 クロスボーン・ガンダムX1改
25 &bold(){クロスボーン・ガンダムX2改}
30 &bold(){クロスボーン・ガンダムX1フルクロス}
「機動戦士ガンダムSEED ASTRAY」
20 ガンダムアストレイ レッドフレーム
20 &color(#F54738){&bold(){ガンダムアストレイ ブルーフレーム}}([[家庭用DLC>ダウンロードコンテンツ]])
20 &color(#F54738){&bold(){ガンダムアストレイ ゴールドフレーム天}}([[家庭用DLC>ダウンロードコンテンツ]])
「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」
30 &color(#F54738){&bold(){Ξガンダム}}([[家庭用DLC>ダウンロードコンテンツ]])
***【ICカードでできること】
◆プレイヤーネームの登録
◆成績・階級・称号の保存
◆お気に入り機体の登録(3体まで)
【携帯サイトとの連動でできること】
◆ナビゲーターやBGM、ゲージなどの購入
◆通信メッセージの編集
ちなみに携帯サイトは月額315円。
***【ステージ】
・[[サイド7>サイド7(EXVS)]]
相変わらずの明るい・平ら・使いやすいの三拍子揃ったステージ。ただし平等ではない。
・トーチカ基地
中央が大きく隆起した山になっており射線が通りにくく、明度も夕焼けなため見えづらい。
・コロニーレーザー
グリプス内部。光粒管や中央が飛び出しているなど障害は多い。
・ムーン・ムーン
まさかの登場。下にストーンヘンジ、上にはピラミッド。御神体もあるよ。
・ロンデニオン
4つの発着港が特徴。高低差と遮蔽物で射線が通しにくい。
・衛星イオ
2段の段差がある溶岩のステージ。奥には不時着したマザーバンガード。
・エンジェルハイロゥ
例の輪の上。時間によって中央のリング部分が隆起する。
・ギアナ高地
平坦だが一部地面にデビルガンダムの触手が蠢いている。
・ブリュッセル
雪中かつ日中の市街地。低めだが破壊不可能なビルが並ぶ。
・ニュータイプ研究所
明るいのでやりやすいが巨大なビルだらけ。高度が非常に高く設定されている。
・マニューピチ
巨大な坂が特徴で高低差がかなりある。一時期バグがあった。
・アフリカ砂漠
凸凹な砂丘と平らな工場地帯で構成。奥にはアークエンジェル。
・メサイア
クレーターや巨大スラスターだらけでキツいステージ。位置によりかなり不利。
・アフリカタワー
ブレイク・ザ・ピラーの真っ只中。破壊不可能な障害物がそこそこにあるが、基本は平坦。
ステージの背景にかなり処理を割いているのか、クシャトリヤ4機でファンネルをばら撒いたりすると処理落ちする。
・インダストリアル7
コロニービルダー周辺なので高低差が激しい。
・REBIRTH
ステージ各所にエンディング「trust you」のイラストを模した大破状態のガンダムが配置されている。
***【余談】
・最初期は特にバグが多く、[[バグルオー(EXVS)]]や障害物貫通ケルディムなどが猛威を奮っていた時期もあった。
それらは徐々にアップデートで改善されていたが、あまりの不具合の多さに有料ロケテをされているのではないかと懸念を抱くユーザーも多かった。
・ビームライフル発射音などのSEが違和感のある機体が多く、一部はビームのグラフィックや色も違った。
最初期は1stやSEED系のSEを多用しており、準じてオリジナルのSEが使用されていた。さすがに違和感がありすぎたのか、中間アップデートや家庭用で一気に改善されていった。
後者はユニコーンガンダムのビームマグナムがアポロ((お菓子))のような形をしていたり、サザビーの腹部メガ粒子砲が禍々しい色の円柱型だったので千歳飴と呼ばれた。
大体はデルタプラスのビームの色がピンクだったりと細かい部分も含めて修正されたのだが、ガンダムヴァサーゴCBのトリプルメガソニック砲の色が赤からオレンジに間違えられる((これはEXVS2でようやく元に戻った))などのミスも発生していた。
・主人公格であるはずのデスティニーガンダムは、ロケテ最初期は参戦しておらず、ロケテ中に参戦した経緯がある。
というより参戦基準が分からない節があり、主要機体を差し置いて参戦した機体にはこうした批判が相次いだ。
だが主要機体を出すだけならNEXTの焼き直しになるだけで、宣伝の一環として個性のある機体も参戦する事をアピールするなどの運営側の意図があるのではないかと推測もできる。
・稼働途中にキラ(ストライク)とルナマリア(ガナザク)のパイロット絵が更新されている。理由は不明。
理由不明ながらパイロット絵の更新はする癖に、X1フルクロスのトビアの瞳色ミスなどはEXVSMBONまで放置されたままだった。
また、ルナマリアは二度もパイロット絵が更新されていて、最後のものは真正面を向いているので証明写真と言われた。
・コスト配分が間違っているのではないかと指摘される機体が多い。
顕著なのが、ラスボス機なのにコスト2000のプロヴィデンスガンダムとガンダムヴァサーゴCB。出撃ムービーで禍々しいオーラを出していたメッサーラも同様に2000コストで参戦し、出落ちなどと揶揄された。
次回作のEXVSFBや次々回作などでこういった疑問点は徐々に改善されていき、[[EXVS2>機動戦士ガンダム Extreme vs. 2]]になるとヴァサーゴはコスト3000にまで昇り詰めている。
一方で2500コストでリリースされたクシャトリヤとクロスボーン・ガンダムX2改は悪い意味でコスト不相応だと低評価を下され、次回作では両機共に2000コストに格落ちしている。
だがクロスボーン・ガンダムX2改はEXVS2で2500コストに返り咲いている。
そして…
次回作 [[FULL BOOST>機動戦士ガンダム Extreme vs. FULL BOOST]]
追記・修正よろしくお願いします。
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&font(#6495ED){登録日}:2010/09/27(月) 22:50:17
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます
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#center(){&font(#0000ff){極限 進化!}}
機動戦士ガンダムvs.シリーズ作品。
今作では基本的なシステムを前作[[機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダムNEXT]]より引き継ぎつつも新たなシステムを引っさげて極限へと進化を遂げた。
開発はカプコンからバンナムへ変更されている。
2011年12月1日にPS3にて家庭版が発売された。
価格は8,380円。
家庭用のオリジナルモードや、PS3本体に取り込んだ音楽をゲーム中に流すことのできるBGMエディットモードを搭載。
PSNを使った通信対戦ではAC版と遜色ないプレイ環境を実現。
目次
#contents()
***【新たなシステム】
◆ICカード導入
他ACゲームをよくするゲーマーならお馴染みのシステムだろう。
今回は携帯サイトとの連動で様々なサービスを受けることができる。
ちなみにカードは一枚100円~500円で、50プレイすると新たに購入する必要があった((こちらは次作から改善され、バナパスポートを買い替える必要はなくなった))。
◆EXバースト
解りやすく言うと覚醒。今作の要。
ゲージが半分以上溜まった状態で射撃格闘ジャンプ同時押しで発動。
弾やブーストゲージが全回復したりと切札的な意味合いが強い。
もう一度同時押しでEXバーストアタックが出る機体が一部いる。
◆エクストリームアクション
前作におけるネクストダッシュは行動キャンセルそのままにブーストダッシュとなり、格闘中にステップをすると虹のエフェクトが発生しその格闘をキャンセル(虹ステ)ができる。
◆勢力戦
新規参戦機体や新規ナビゲーションキャラクターのリリースを競う期間限定のイベントが追加。
携帯サイトと連動しているプレイヤー限定で参加可能で、どちらかの陣営につくとプレイ毎にGPボーナスが付与。最終的な得点数で優先的にリリースされるコンテンツが決定される。
負けた側はリリースされないわけでは無く、大抵は1か月遅れて実装される。
***【前作との相違点】
◆ネットワーク通信環境によるシステム面の進化
ゲームセンター各所に設置されたモニターで、自分の戦績や各ゲーセンの勝率ランキングなどが閲覧できるようになった。また、全国や現在行われている対戦の閲覧、新要素の告知内容なども表示できる。
本作よりおよそ1か月に一度のペースで中間アップデートが入るようになった。内容は『既存機体のバランス調整』『新機体・新要素の追加』がメインで、特に後者は他メディア等でも大々的に告知される。
しかし既存機体のバランス調整は非常に不評で、&bold(){〇〇(機体名)を調整しました}とだけ公式サイトの新情報欄最下部にこっそり書かれているだけ。調整内容や意図はプレイヤー側で検証するしかなく、結局攻略wikiやSNSで情報を仕入れた方が早いと言われていた。
この問題は次々回作のEXVSFBまで問題視されたが、EXVSMBでようやく修正内容の概要だけは知る事ができた((とはいえ相変わらず修正の意図は見えずプレイヤーとの用語相違などは健在であるので、攻略wikiやSNSを見て解釈すべきという流れは変わっていない))。
◆グラフィックの一新と一部機体のリストラ
PS3基板を使用しているため、一からゲームシステムやグラフィックを作り直している。特にグラフィックはポリゴンから3DCGへ変更されたので前作より美麗に描写され、撃破時には被弾部位が取れながら爆散するようになった。
ただそうした製作作業の弊害か、リリース当初は特に参戦機体が減少している。
ネットワーク通信によって周期的に新規参戦機体が増えつつあるが、NEXTの機体を復活させるというより要望の多い機体や個性的な機体を増やす傾向にある。
◆ステップキャンセル復活
[[連ザ>機動戦士ガンダムSEED DESTINY 連合vs.Z.A.F.T.II]]時代に多用されていたシステムが復活。
今作ではエクストリームダッシュ機能が増設されているのもあるが、やや有用性が下がっている。
◆射撃の弾速が全体的に上昇
特にビーム射撃系は顕著。しかしゲームスピードは前作以上に早くなっているので、回避しづらいかと言われると相対的にはそうは言えない。
◆フワフワジャンプの劣化
空中でブーストを一度吹かす行為の事。
前作ほど飛翔距離が短くなっている。
◆格闘の伸びがよくなった
前作より更に踏み込むように攻撃するようになっている。
特に格闘機は顕著。
◆コストに2500が追加
2000と3000の合間として新設。
これにより、3000&2500や、2500&1000など多彩かつ後落ち側の耐久などを加味した新たな戦術が考えられるようになった。
このコストに類するのは準主人公機や強すぎもせず弱すぎもしないといった程度の機体が多い。
◆モビルアシストシステム削除
同コマンドはEXバーストに変更された。
しかし一部機体はアシスト機体としてコマンドに再編されている。
◆ブーストの残量で着地硬直の時間が変わる
およそ0.5秒から2秒の振れ幅があり、着地硬直を狙う本作以後のセオリーとなっている。
◆全機体にガードが追加
シールドやそれに準ずる装備を持たない機体でもガードできるようになった。大抵そうした機体は腕や武装でガードするが、ガードしたからといって[[武装が壊れて使えなくなる>ガンダムX]]ような事はない。
ただし唯一の例外としてガンダムエクシアリペアは使用できない。
基本的に前面のみのガードだが、極稀に全方位にガード判定を持つ機体も存在する。
◆出撃ムービーの変更
シリーズ毎にそれぞれ用意され、出撃すると再生されるようになっている。
しかし、[[タイトルロゴ>機動戦士ガンダムΖΖ]][[が違う>機動新世紀ガンダムX]][[作品>∀ガンダム(アニメ)]]や、[[劇中で>機動戦士ガンダムSEED]][[該当する>新機動戦記ガンダムW Endless Waltz]][[シーンが無い>機動戦士ガンダムΖΖ]]、[[シチュエーションが>機動戦士ガンダムSEED DESTINY]][[よく分からない>機動戦士ガンダムF91]][[状況>機動戦士Vガンダム]]など、中々微妙な出来が多い。
また全作品に出撃ムービーが用意されているという訳では無く、アストレイシリーズや劇場版00にはアーケードでは用意されていなかった((前者は家庭用で追加されたが、後者や一部作品は次回作やその次でようやく追加など非常にムラがある))。
***【参戦機体】
黒太字はアーケード追加参戦機体((ロケテ中参戦のデスティニーガンダムを含む))、赤太字は家庭用追加参戦機体。
※コスト30:3000、25:2500、20:2000、10:1000
「機動戦士ガンダム」
20 RX-78-2ガンダム
20 シャア専用ゲルググ
10 &bold(){アッガイ}
25 &color(#F54738){&bold(){ジオング}}([[家庭用DLC>ダウンロードコンテンツ]])
「機動戦士Ζガンダム」
25 Ζガンダム
20 百式
20 &bold(){メッサーラ}
25 &color(#F54738){&bold(){ジ・O}}([[家庭用DLC>ダウンロードコンテンツ]])
「機動戦士ガンダムΖΖ」
25 フルアーマーΖΖガンダム
25 キュベレイ
10 &bold(){キュベレイMk-Ⅱ(プル・ツー専用機)}
10 &color(#F54738){&bold(){ザクⅢ改}}([[家庭用DLC>ダウンロードコンテンツ]])
「機動戦士ガンダム逆襲のシャア」
30 νガンダム
25 サザビー
「機動戦士ガンダム逆襲のシャアベルトーチカチルドレン」
30 &color(#F54738){&bold(){Hi-νガンダム}}([[家庭用DLC>ダウンロードコンテンツ]])((但しアーケード版にも後に参戦した))
「機動戦士ガンダムF91」
20 ガンダムF91
10 ベルガ・ギロス
「機動戦士Vガンダム」
30 V2ガンダム
10 ガンイージ
25 &color(#F54738){&bold(){ゴトラタン}}([[家庭用DLC>ダウンロードコンテンツ]])
「機動武闘伝Gガンダム」
25 ゴッドガンダム
20 ドラゴンガンダム
30 &bold(){マスターガンダム}
「新機動戦記ガンダムW Endless waltz」
30 ウイングガンダムゼロ
20 ガンダムヘビーアームズ改
25 &bold(){トールギスⅢ}
25 &bold(){ガンダムデスサイズヘル}
「機動新世紀ガンダムX」
30 ガンダムDX
20 ガンダムヴァサーゴCB
「∀ガンダム」
30 ∀ガンダム
30 ターンX
20 &bold(){ゴールドスモー}
「機動戦士ガンダムSEED」
20 ストライクガンダム
20 フォビドゥンガンダム
10 ラゴゥ
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25 &color(#F54738){&bold(){フリーダムガンダム}}([[家庭用DLC>ダウンロードコンテンツ]])
「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」
30 ストライクフリーダムガンダム
25 ∞ジャスティスガンダム
20 ガナーザクウォーリア
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「機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER」
25 &color(#F54738){&bold(){ストライクノワール}}([[家庭用DLC>ダウンロードコンテンツ]])
「機動戦士ガンダム00」
30 ダブルオーガンダム
25 ケルディムガンダム
20 スサノオ
20 &bold(){ガンダムエクシア}
20 &color(#F54738){&bold(){ガンダムデュナメス}}([[家庭用DLC>ダウンロードコンテンツ]])
25 &color(#F54738){&bold(){アルケーガンダム}}([[家庭用DLC>ダウンロードコンテンツ]])
10 &color(#F54738){&bold(){アリオスガンダム}}([[家庭用DLC>ダウンロードコンテンツ]])
「劇場版 機動戦士ガンダム00-A wakening of the Trailblazer-」
30 &bold(){ダブルオークアンタ}
25 &bold(){ラファエルガンダム}
「機動戦士ガンダムUC」
30 ユニコーンガンダム
25 クシャトリヤ
25 &bold(){シナンジュ}
20 &bold(){デルタプラス}
「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」
10 ザクⅡ改
10 アレックス
「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」
20 ガンダム試作1号機Fb
20 ガンダム試作2号機
25 &color(#F54738){&bold(){ガンダム試作3号機}}([[家庭用DLC>ダウンロードコンテンツ]])
「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」
10 ガンダムEz-8
10 グフカスタム
「機動戦士ガンダムMS IGLOO」
10 ヅダ
10 ヒルドルブ
「機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY」
20 &color(#F54738){&bold(){ブルーデスティニー1号機}}([[家庭用DLC>ダウンロードコンテンツ]])
「機動戦士クロスボーンガンダム」
25 クロスボーン・ガンダムX1改
25 &bold(){クロスボーン・ガンダムX2改}
30 &bold(){クロスボーン・ガンダムX1フルクロス}
「機動戦士ガンダムSEED ASTRAY」
20 ガンダムアストレイ レッドフレーム
20 &color(#F54738){&bold(){ガンダムアストレイ ブルーフレーム}}([[家庭用DLC>ダウンロードコンテンツ]])
20 &color(#F54738){&bold(){ガンダムアストレイ ゴールドフレーム天}}([[家庭用DLC>ダウンロードコンテンツ]])
「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」
30 &color(#F54738){&bold(){Ξガンダム}}([[家庭用DLC>ダウンロードコンテンツ]])
***【ICカードでできること】
◆プレイヤーネームの登録
◆成績・階級・称号の保存
◆お気に入り機体の登録(3体まで)
【携帯サイトとの連動でできること】
◆ナビゲーターやBGM、ゲージなどの購入
◆通信メッセージの編集
ちなみに携帯サイトは月額315円。
***【ステージ】
・[[サイド7>サイド7(EXVS)]]
相変わらずの明るい・平ら・使いやすいの三拍子揃ったステージ。ただし平等ではない。
・トーチカ基地
中央が大きく隆起した山になっており射線が通りにくく、明度も夕焼けなため見えづらい。
・コロニーレーザー
グリプス内部。光粒管や中央が飛び出しているなど障害は多い。
・ムーン・ムーン
まさかの登場。下にストーンヘンジ、上にはピラミッド。御神体もあるよ。
・ロンデニオン
4つの発着港が特徴。高低差と遮蔽物で射線が通しにくい。
・衛星イオ
2段の段差がある溶岩のステージ。奥には不時着したマザーバンガード。
・エンジェルハイロゥ
例の輪の上。時間によって中央のリング部分が隆起する。
・ギアナ高地
平坦だが一部地面にデビルガンダムの触手が蠢いている。
・ブリュッセル
雪中かつ日中の市街地。低めだが破壊不可能なビルが並ぶ。
・ニュータイプ研究所
明るいのでやりやすいが巨大なビルだらけ。高度が非常に高く設定されている。
・マニューピチ
巨大な坂が特徴で高低差がかなりある。一時期バグがあった。
・アフリカ砂漠
凸凹な砂丘と平らな工場地帯で構成。奥にはアークエンジェル。
・メサイア
クレーターや巨大スラスターだらけでキツいステージ。位置によりかなり不利。
・アフリカタワー
ブレイク・ザ・ピラーの真っ只中。破壊不可能な障害物がそこそこにあるが、基本は平坦。
ステージの背景にかなり処理を割いているのか、クシャトリヤ4機でファンネルをばら撒いたりすると処理落ちする。
・インダストリアル7
コロニービルダー周辺なので高低差が激しい。
・REBIRTH
ステージ各所にエンディング「trust you」のイラストを模した大破状態のガンダムが配置されている。
***【余談】
・最初期は特にバグが多く、[[バグルオー(EXVS)]]や障害物貫通ケルディムなどが猛威を奮っていた時期もあった。
それらは徐々にアップデートで改善されていたが、あまりの不具合の多さに有料ロケテをされているのではないかと懸念を抱くユーザーも多かった。
・ビームライフル発射音などのSEが違和感のある機体が多く、一部はビームのグラフィックや色も違った。
最初期は1stやSEED系のSEを多用しており、準じてオリジナルのSEが使用されていた。さすがに違和感がありすぎたのか、中間アップデートや家庭用で一気に改善されていった。
後者はユニコーンガンダムのビームマグナムがアポロ((お菓子))のような形をしていたり、サザビーの腹部メガ粒子砲が禍々しい色の円柱型だったので千歳飴と呼ばれた。
大体はデルタプラスのビームの色がピンクだったりと細かい部分も含めて修正されたのだが、ガンダムヴァサーゴCBのトリプルメガソニック砲の色が赤からオレンジに間違えられる((これはEXVS2でようやく元に戻った))などのミスも発生していた。
・主人公格であるはずのデスティニーガンダムは、ロケテ最初期は参戦しておらず、ロケテ中に参戦した経緯がある。
というより参戦基準が分からない節があり、主要機体を差し置いて参戦した機体にはこうした批判が相次いだ。
だが主要機体を出すだけならNEXTの焼き直しになるだけで、宣伝の一環として個性のある機体も参戦する事をアピールするなどの運営側の意図があるのではないかと推測もできる。
・稼働途中にキラ(ストライク)とルナマリア(ガナザク)のパイロット絵が更新されている。理由は不明。
理由不明ながらパイロット絵の更新はする癖に、X1フルクロスのトビアの瞳色ミスなどはEXVSMBONまで放置されたままだった。
また、ルナマリアは二度もパイロット絵が更新されていて、最後のものは真正面を向いているので証明写真と言われた。
・コスト配分が間違っているのではないかと指摘される機体が多い。
顕著なのが、ラスボス機なのにコスト2000のプロヴィデンスガンダムとガンダムヴァサーゴCB。出撃ムービーで禍々しいオーラを出していたメッサーラも同様に2000コストで参戦し、出落ちなどと揶揄された。
次回作のEXVSFBや次々回作などでこういった疑問点は徐々に改善されていき、[[EXVS2>機動戦士ガンダム Extreme vs. 2]]になるとヴァサーゴはコスト3000にまで昇り詰めている。
一方で2500コストでリリースされたクシャトリヤとクロスボーン・ガンダムX2改は悪い意味でコスト不相応だと低評価を下され、次回作では両機共に2000コストに格落ちしている。
だがクロスボーン・ガンダムX2改はEXVS2で2500コストに返り咲いている。
そして…
次回作 [[FULL BOOST>機動戦士ガンダム Extreme vs. FULL BOOST]]
追記・修正よろしくお願いします。
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