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「怪物伝」(2023/11/01 (水) 00:30:28) の最新版変更点
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&font(#6495ED){登録日}:2011/06/03 Fri 05:21:51
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます
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&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
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小さな港町のある久魔港町
三年前に出来たばかりの久魔港高校の野球部
そこには、甲子園優勝を夢に抱き、美しい汗を流しながら野球に全てをかける少年たちの姿があった。
地方予選の準決勝
ピッチャーの少年は大きく振りかぶる
#center(){&bold(){&font(#ff0000){「ヒロミツ!今日がてめえの命日じゃ!」}}}
#center(){&bold(){&font(#0000ff){「やれるもんなら やってみいや!!」}}}
開始早々凄まじい剣幕で互いに牽制し合うバッテリー
剛速球を繰り出した少年の球は、バットに行く手を阻まれることなくキャッチャーミットに着弾する。
#center(){&bold(){&font(#0000ff){「ぐおおぉ!!」}}}
あまりの勢いにミットは悲鳴をあげ、それを受け止めたキャッチャーも雄叫びをあげる!
バッターはびびる!
審判もびびる!
しかし、それは間違いなくストライクである。
そして、ピッチャーが一言
#center(){&bold(){&font(#ff0000){「命拾いしたのう ヒロミツ」}}}
これは、[[石川賢]]がおくる&bold(){&font(#ff0000){超熱血青春極道野球漫画}}である!!
バッテリーを組む二人の主人公
&bold(){&font(#ff0000){竹志(ピッチャー)}}と&bold(){&font(#0000ff){ヒロミツ(キャッチャー)}}は、お互い極道の組合の跡取り息子である。
ある日、キャッチャーであるヒロミツは竹志にどういうつもりで野球をやっているのかを尋ねる。
野球をする理由は多々あるだろう。
父親に憧れて―
部の存続をかけて―
昔幼馴染と交わした約束のために―
病に倒れた兄や友人のために―
憧れの女の子にいいところを見せたくて―
しかし、こと竹志に至っては、そんな&bold(){&font(#ffc0cb){ドラマチックな理由}}など一切不要なのである。
#center(){&bold(){&font(#ff0000){「どないもこないもあるけ」}}}
#center(){&bold(){&font(#ff0000){「おどれをぶっ殺すためよぉ~!!」}}}
実にダイナミック!
実にケン・イシカワ!
&bold(){&font(#ff0000){本間竹志(タケシ)}}
久魔港高校 三年 ピッチャー
球速155km/hを超える剛速球を放つ豪腕無頼の高校野球男児。
久竜会の会長の跡取り息子である。
背中に刺青があり、将来は極道して生きようと考えている。
久竜会に迫った山崎組の跡取りであるヒロミツを亡き者にしようと野球に励む。
ヒロミツに比べると小柄だが、その気迫溢れる顔立ちはあらゆる者を威圧する。
&bold(){&font(#0000ff){山崎ヒロミツ}}
久魔港高校 三年 キャッチャー
竹志の剛速球を受け止める屈強の高校野球男児。
暴力団 山崎組の跡取り息子。
背中にはばっちり刺青が彫られているが、甲子園出場を夢見る正真正銘の野球少年である。
竹志の放つ球が甲子園優勝をもぎ取るために必要である事を理解しており、竹志の秘められた才能を最大限に発揮させる事が出来る。
殺意MAXの竹志とは対照的に野球が大好きで、竹志の事も嫌いではない様子。
そんな二人の所属する久魔高校野球部は竹志派・ヒロミツ派の二代勢力で構成され、その雰囲気は野球漫画屈指の殺伐感である。
地区予選決勝戦を前日に控えたある日の夜、二人は別々に&font(#ff0000){闇討ち}に逢う。
それは決勝戦の相手である米山実業高校と、極道の跡取り息子が二人もいる久魔高校の甲子園行きを阻みたい教育委員会の汚い策略であった。
ボロボロになった二人はなんとか決勝戦に望み、そこで闇討ちを図ったのが誰かを知り早々にブチ切れる。
普通の野球漫画なら、ここで正々堂々と戦い満身創痍で勝利を掴み取るのがセオリーなのだろうが、
これは
#center(){&bold(){&font(#ff0000){石川賢の野球漫画}}}
#right(){である。}
上半身裸でグラウンドに殴りこんだ二人の背中には立派な彫り物が所狭しと刻まれていた。
#center(){&bold(){&font(#0000ff){「これからだぜ 俺たちの甲子園は!!」}}}
竹志は狂気のドヤ顔でボールを握り、ヒロミツは釘バットとポン刀を携え、自分たちの野球を邪魔した奴ら相手に大暴れを始める。
#center(){&bold(){&font(#0000ff){「タケシ!やっぱりわしらにはこれが一番やのう!」}}}
#center(){&bold(){&font(#ff0000){「これにくらべりゃ 甲子園なんぞなんぼのもんじゃい~~!!」}}}
物語はここで終わりを迎えるのだが、その後、とある少年刑務所内の野球チームに強力なバッテリーが出現したとの噂が流れる。
野球漫画史上類を見ない終わり方である……
本作は80年代に大都社より刊行された単行本『雀鬼-2025』にトリを飾る形で収録されているのだが、
残念な事に同コミックス自体が現在プレミア化して価格高騰しており、電子書籍にもなっていないため、読むことすら困難と言うのが実情である。
もし決して高くない中古価格で触れる機会が得られたのであれば、是非とも手に取ってもらいたい。
#center(){&bold(){&font(#0000ff){アニヲタ…}}}
#center(){&bold(){&font(#0000ff){どういうつもりでWikiの追記・編集をやっとるんじゃ}}}
#center(){&bold(){&font(#ff0000){どないもこいないもあるけ}}}
#center(){&bold(){&font(#ff0000){Wiki篭りをぶっ殺すためよぉ~!!}}}
#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,6)
}
#include(テンプレ3)
#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- まさにドワォ -- 名無しさん (2013-10-19 00:58:06)
- おい野球しろよ -- 名無しさん (2013-10-19 06:29:09)
- これはひどいwww -- 名無しさん (2013-10-19 10:55:10)
- ×青春 ○ドワォ -- 名無しさん (2014-02-06 14:01:13)
- ヒロミツ君……一体どうした……。 -- ビギナー (2014-04-28 19:56:08)
- ケンカと野球が辛うじて両立できてる他の漫画家先生の作品を見ると、何か複雑な気持ちになるラストだな……孫六ボールじゃい! -- 名無しさん (2015-10-14 21:45:46)
- そりゃ普通に捕まるよなw -- 名無しさん (2015-11-11 21:22:08)
- あのーギャグ漫画ですかこれは -- 名無しさん (2016-01-06 02:57:19)
- ↑ ギャクかシリアスか以前に、石川賢漫画という一つのジャンルなんだよ! -- 名無しさん (2018-02-09 00:14:39)
- ・・・パワポケ? -- 名無しさん (2018-10-28 11:12:59)
- だから双葉社は真っ先にこの辺をこそ復刻するべきだったんだとだね -- 名無しさん (2020-07-05 18:22:49)
- 下手したらパワポケの裏サクじゃねーかwww -- 名無しさん (2021-05-07 00:39:14)
- まずスポーツでキャッチャーを殺すためにピッチャーをやってるってのが他に例が無い、さすがケン・イシカワ -- 名無しさん (2021-10-17 14:21:02)
#comment
#areaedit(end)
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小さな港町のある久魔港町
三年前に出来たばかりの久魔港高校の野球部
そこには、甲子園優勝を夢に抱き、美しい汗を流しながら野球に全てをかける少年たちの姿があった。
地方予選の準決勝
ピッチャーの少年は大きく振りかぶる
#center(){&bold(){&font(#ff0000){「ヒロミツ!今日がてめえの命日じゃ!」}}}
#center(){&bold(){&font(#0000ff){「やれるもんなら やってみいや!!」}}}
開始早々凄まじい剣幕で互いに牽制し合うバッテリー
剛速球を繰り出した少年の球は、バットに行く手を阻まれることなくキャッチャーミットに着弾する。
#center(){&bold(){&font(#0000ff){「ぐおおぉ!!」}}}
あまりの勢いにミットは悲鳴をあげ、それを受け止めたキャッチャーも雄叫びをあげる!
バッターはびびる!
審判もびびる!
しかし、それは間違いなくストライクである。
そして、ピッチャーが一言
#center(){&bold(){&font(#ff0000){「命拾いしたのう ヒロミツ」}}}
これは、[[石川賢]]がおくる&bold(){&font(#ff0000){超熱血青春極道野球漫画}}である!!
バッテリーを組む二人の主人公
&bold(){&font(#ff0000){竹志(ピッチャー)}}と&bold(){&font(#0000ff){ヒロミツ(キャッチャー)}}は、お互い極道の組合の跡取り息子である。
ある日、キャッチャーであるヒロミツは竹志にどういうつもりで野球をやっているのかを尋ねる。
野球をする理由は多々あるだろう。
父親に憧れて―
部の存続をかけて―
昔幼馴染と交わした約束のために―
病に倒れた兄や友人のために―
憧れの女の子にいいところを見せたくて―
しかし、こと竹志に至っては、そんな&bold(){&font(#ffc0cb){ドラマチックな理由}}など一切不要なのである。
#center(){&bold(){&font(#ff0000){「どないもこないもあるけ」}}}
#center(){&bold(){&font(#ff0000){「おどれをぶっ殺すためよぉ~!!」}}}
実にダイナミック!
実にケン・イシカワ!
&bold(){&font(#ff0000){本間竹志(タケシ)}}
久魔港高校 三年 ピッチャー
球速155km/hを超える剛速球を放つ豪腕無頼の高校野球男児。
久竜会の会長の跡取り息子である。
背中に刺青があり、将来は極道して生きようと考えている。
久竜会に迫った山崎組の跡取りであるヒロミツを亡き者にしようと野球に励む。
ヒロミツに比べると小柄だが、その気迫溢れる顔立ちはあらゆる者を威圧する。
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久魔港高校 三年 キャッチャー
竹志の剛速球を受け止める屈強の高校野球男児。
暴力団 山崎組の跡取り息子。
背中にはばっちり刺青が彫られているが、甲子園出場を夢見る正真正銘の野球少年である。
竹志の放つ球が甲子園優勝をもぎ取るために必要である事を理解しており、竹志の秘められた才能を最大限に発揮させる事が出来る。
殺意MAXの竹志とは対照的に野球が大好きで、竹志の事も嫌いではない様子。
そんな二人の所属する久魔高校野球部は竹志派・ヒロミツ派の二代勢力で構成され、その雰囲気は野球漫画屈指の殺伐感である。
地区予選決勝戦を前日に控えたある日の夜、二人は別々に&font(#ff0000){闇討ち}に逢う。
それは決勝戦の相手である米山実業高校と、極道の跡取り息子が二人もいる久魔高校の甲子園行きを阻みたい教育委員会の汚い策略であった。
ボロボロになった二人はなんとか決勝戦に望み、そこで闇討ちを図ったのが誰かを知り早々にブチ切れる。
普通の野球漫画なら、ここで正々堂々と戦い満身創痍で勝利を掴み取るのがセオリーなのだろうが、
これは
#center(){&bold(){&font(#ff0000){石川賢の野球漫画}}}
#right(){である。}
上半身裸でグラウンドに殴りこんだ二人の背中には立派な彫り物が所狭しと刻まれていた。
#center(){&bold(){&font(#0000ff){「これからだぜ 俺たちの甲子園は!!」}}}
竹志は狂気のドヤ顔でボールを握り、ヒロミツは釘バットとポン刀を携え、自分たちの野球を邪魔した奴ら相手に大暴れを始める。
#center(){&bold(){&font(#0000ff){「タケシ!やっぱりわしらにはこれが一番やのう!」}}}
#center(){&bold(){&font(#ff0000){「これにくらべりゃ 甲子園なんぞなんぼのもんじゃい~~!!」}}}
物語はここで終わりを迎えるのだが、その後、とある少年刑務所内の野球チームに強力なバッテリーが出現したとの噂が流れる。
野球漫画史上類を見ない終わり方である……
本作は80年代に大都社より刊行された単行本『雀鬼-2025』にトリを飾る形で収録されているのだが、
残念な事に同コミックス自体が現在プレミア化して価格高騰しており、電子書籍にもなっていないため、読むことすら困難と言うのが実情である。
もし決して高くない中古価格で触れる機会が得られたのであれば、是非とも手に取ってもらいたい。
#center(){&bold(){&font(#0000ff){アニヲタ…}}}
#center(){&bold(){&font(#0000ff){どういうつもりでWikiの追記・編集をやっとるんじゃ}}}
#center(){&bold(){&font(#ff0000){どないもこいないもあるけ}}}
#center(){&bold(){&font(#ff0000){Wiki篭りをぶっ殺すためよぉ~!!}}}
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- まさにドワォ -- 名無しさん (2013-10-19 00:58:06)
- おい野球しろよ -- 名無しさん (2013-10-19 06:29:09)
- これはひどいwww -- 名無しさん (2013-10-19 10:55:10)
- ×青春 ○ドワォ -- 名無しさん (2014-02-06 14:01:13)
- ヒロミツ君……一体どうした……。 -- ビギナー (2014-04-28 19:56:08)
- ケンカと野球が辛うじて両立できてる他の漫画家先生の作品を見ると、何か複雑な気持ちになるラストだな……孫六ボールじゃい! -- 名無しさん (2015-10-14 21:45:46)
- そりゃ普通に捕まるよなw -- 名無しさん (2015-11-11 21:22:08)
- あのーギャグ漫画ですかこれは -- 名無しさん (2016-01-06 02:57:19)
- ↑ ギャクかシリアスか以前に、石川賢漫画という一つのジャンルなんだよ! -- 名無しさん (2018-02-09 00:14:39)
- ・・・パワポケ? -- 名無しさん (2018-10-28 11:12:59)
- だから双葉社は真っ先にこの辺をこそ復刻するべきだったんだとだね -- 名無しさん (2020-07-05 18:22:49)
- 下手したらパワポケの裏サクじゃねーかwww -- 名無しさん (2021-05-07 00:39:14)
- まずスポーツでキャッチャーを殺すためにピッチャーをやってるってのが他に例が無い、さすがケン・イシカワ -- 名無しさん (2021-10-17 14:21:02)
#comment
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