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&font(#6495ED){登録日}:2010/08/20(金) 12:04:45
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&font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます
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この項目には『うみねこの&font(#ff0000){な}く頃に&font(#ff0000){散}』Ep7の壮絶なネタバレがあります。
『うみねこの&font(#ff0000){な}く頃に&font(#ff0000){散}』Ep7より登場したキャラクター。
発売前は肖像画やジャケット画像で見れる、髪と思われる&font(#ff0000){謎の物体}が1本垂れ下がっていたため、&font(#ff0000){イトミミズさん}という愛称?で親しまれて?いた。
ちなみに、イトミミズさんと呼ばれていた頃は本編とは違い「…うん」などしか言わない無口キャラだと予想されていた。
今作中では、&font(#0000ff){青}と&font(#ffdc00){黄金}の真実が一切使用されず、&font(#ff0000){赤き真実}自体も殆ど使われた場面はない。
彼は、その数少ない使用した人物である。
登場シーンは、恐らく彼が六軒島に呼ばれる前の話だろう。
アイゼルネ・ユングフラウに似た異端審問官の青い服に身を包む、事件の真実を探る者であった。
彼は、審問官の中の組織の一つの天界大法院、第八管区内赦執行機関『SSVD』に所属していた人物である。
階級は一等大司教に位置する。
彼がライトの名を冠しているのは、SSVDによるもので、代々ここの主席となった者にはその名を襲名する伝統が残っている。
彼は[[ヴァン・ダインの二十則>ノックスの十戒とヴァン・ダインの二十則]]を用い、次期ライトを名乗る主席の推理を否定しようとしていた。
「&font(#ff0000){使用人を犯人であることを禁ず。}」
彼は事件において、
・フーダニット(Whodunit)
「誰が犯人なのか?」
・ハウダニット(Howdunit)
「どのように犯罪を成し遂げたのか?」
・ホワイダニット(Whydunit)
「なぜ犯行に至ったのか?」
という3つの内、ホワイダニット、つまり動機を最も重んじている。
それは、彼の言葉の端々からも感じ取れる。
「心を蔑ろにするな」
すでに辞表を提出しているらしく、彼が「ライト」として活動できる期日は殆どないようだ。
その短い時間の間に、彼は六軒島へ訪れることになる。
訪れた六軒島にて行われていたのは、ベアトリーチェの、葬儀。
そしてそこで、蔵臼と夏妃の子で、朱志香を妹に持つという不思議な存在、『右代宮理御』と出会う。
彼を呼び出した魔女、ベルンカステルは「ベアトリーチェを殺したのは誰か」という謎を提示する。
それを解かない限り島を出られないため、彼は渋々親族たちに聞き込みを始める。
ベルンカステルから授かった『観劇者権限』により、金蔵、真里亞、朱志香から過去のベアトリーチェについての話を聞くことができた。
それらの情報から、ウィラード(以下ウィル)は事件の犯人と犯行の方法、そして動機を全て理解する。
それから、ウィルは理御とともにベアトリーチェの真実を知る。
その後無能の戦人に代わり、ベアトの迷いも、何もかもを断ち切り、そして…六軒島を去った。
―――かに思えた。
「……猫を飼ってると、飼い主も似るもんさ。」
「……無理な時? 弱音を吐くな。俺が許さねェ。クレルも許さねェ。……お前はクレルの、257万8917分の1の希望だろうが。
お前が諦めたら、お前は無数の世界のお前たちを裏切るんだ……!! だから挫けるんじゃねぇ、足掻いて足掻くんだよ…!!
奇跡を探すんじゃねぇ、お前が奇跡になるんだッ!!」
片腕を失いながらも、ウィルは理御を救うために、全力を尽くす。
「クソッタレな、お涙頂戴のミステリーばっかりに飽きたからだよ。………ハッピーエンド上等、逃げ延びてやるぜ。」
「俺が教えてやるんだよ。バッドエンドしかないと絶望して死んだベアトリーチェに、ハッピーエンドもありえるんだって教えてやるんだ。だから絶対にお前を、下ろさねェ。」
「猫ども。左の二の腕もくれてやるぜ。欲しけりゃ両足もくれてやる。……だがな、絶対ェに理御だけは放さねェ。
……俺が、這ってでもこいつを、お前というバッドエンドから逃がしてやる……!」
「……………ウィル……。」
「おう。」
「……私を、…………放さないでください……ッ。……逃げ延びます、絶対に! そして、あなたも…!!」
「それでいい。」
お前ら結婚しろよマジで。
「追記・修正を蔑ろにするな。」
「それと、深く考えるな、頭痛にならァ」
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- 魔女たちが彼女の創り出した幻想なら、アイゼルネの皆さんも彼女の幻想なのかね?どうもこのへんの人たちは設定が謎すぎて理解しきれない。コーネリアとか普通に家庭があって育ってきて就職したというのにドラノールは子供のままとか -- 名無しさん (2014-12-04 20:04:10)
- ドラノールは父親を殺したショックで身体の成長が止まってるらしいよ -- 名無しさん (2015-09-11 18:07:42)
- 黄金夢想曲でめちゃくちゃやばい人 -- 名無しさん (2016-02-08 13:50:38)
- うみねこ読者の理想例として設定されたキャラなのだろうか。思考放棄して、ただ答えを教えろと迫るのはダメ、脈絡もない妄想を押し付けたり真相を言いふらすのもダメだけど、自分で解いて読み直して、しっかり心の中で反芻しながら「合っている」と実感するのが一番正しい読者の有り方という。 -- 名無しさん (2016-09-18 19:56:39)
- この人ってもしかしてヤスの理想の戦人とかだったり? -- 名無しさん (2017-01-11 19:09:59)
- ↑正体の話し -- 名無しさん (2017-01-11 19:10:18)
#comment
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この項目には『うみねこの&font(#ff0000){な}く頃に&font(#ff0000){散}』Ep7の壮絶なネタバレがあります。
『うみねこの&font(#ff0000){な}く頃に&font(#ff0000){散}』Ep7より登場したキャラクター。
発売前は肖像画やジャケット画像で見れる、髪と思われる&font(#ff0000){謎の物体}が1本垂れ下がっていたため、&font(#ff0000){イトミミズさん}という愛称?で親しまれて?いた。
ちなみに、イトミミズさんと呼ばれていた頃は本編とは違い「…うん」などしか言わない無口キャラだと予想されていた。
今作中では、&font(#0000ff){青}と&font(#ffdc00){黄金}の真実が一切使用されず、&font(#ff0000){赤き真実}自体も殆ど使われた場面はない。
彼は、その数少ない使用した人物である。
登場シーンは、恐らく彼が六軒島に呼ばれる前の話だろう。
アイゼルネ・ユングフラウに似た異端審問官の青い服に身を包む、事件の真実を探る者であった。
彼は、審問官の中の組織の一つの天界大法院、第八管区内赦執行機関『SSVD』に所属していた人物である。
階級は一等大司教に位置する。
彼がライトの名を冠しているのは、SSVDによるもので、代々ここの主席となった者にはその名を襲名する伝統が残っている。
彼は[[ヴァン・ダインの二十則>ノックスの十戒とヴァン・ダインの二十則]]を用い、次期ライトを名乗る主席の推理を否定しようとしていた。
「&font(#ff0000){使用人を犯人であることを禁ず。}」
彼は事件において、
・フーダニット(Whodunit)
「誰が犯人なのか?」
・ハウダニット(Howdunit)
「どのように犯罪を成し遂げたのか?」
・ホワイダニット(Whydunit)
「なぜ犯行に至ったのか?」
という3つの内、ホワイダニット、つまり動機を最も重んじている。
それは、彼の言葉の端々からも感じ取れる。
「心を蔑ろにするな」
すでに辞表を提出しているらしく、彼が「ライト」として活動できる期日は殆どないようだ。
その短い時間の間に、彼は六軒島へ訪れることになる。
訪れた六軒島にて行われていたのは、ベアトリーチェの、葬儀。
そしてそこで、蔵臼と夏妃の子で、朱志香を妹に持つという不思議な存在、『右代宮理御』と出会う。
彼を呼び出した魔女、ベルンカステルは「ベアトリーチェを殺したのは誰か」という謎を提示する。
それを解かない限り島を出られないため、彼は渋々親族たちに聞き込みを始める。
ベルンカステルから授かった『観劇者権限』により、金蔵、真里亞、朱志香から過去のベアトリーチェについての話を聞くことができた。
それらの情報から、ウィラード(以下ウィル)は事件の犯人と犯行の方法、そして動機を全て理解する。
それから、ウィルは理御とともにベアトリーチェの真実を知る。
その後無能の戦人に代わり、ベアトの迷いも、何もかもを断ち切り、そして…六軒島を去った。
―――かに思えた。
「……猫を飼ってると、飼い主も似るもんさ。」
「……無理な時? 弱音を吐くな。俺が許さねェ。クレルも許さねェ。……お前はクレルの、257万8917分の1の希望だろうが。
お前が諦めたら、お前は無数の世界のお前たちを裏切るんだ……!! だから挫けるんじゃねぇ、足掻いて足掻くんだよ…!!
奇跡を探すんじゃねぇ、お前が奇跡になるんだッ!!」
片腕を失いながらも、ウィルは理御を救うために、全力を尽くす。
「クソッタレな、お涙頂戴のミステリーばっかりに飽きたからだよ。………ハッピーエンド上等、逃げ延びてやるぜ。」
「俺が教えてやるんだよ。バッドエンドしかないと絶望して死んだベアトリーチェに、ハッピーエンドもありえるんだって教えてやるんだ。だから絶対にお前を、下ろさねェ。」
「猫ども。左の二の腕もくれてやるぜ。欲しけりゃ両足もくれてやる。……だがな、絶対ェに理御だけは放さねェ。
……俺が、這ってでもこいつを、お前というバッドエンドから逃がしてやる……!」
「……………ウィル……。」
「おう。」
「……私を、…………放さないでください……ッ。……逃げ延びます、絶対に! そして、あなたも…!!」
「それでいい。」
お前ら結婚しろよマジで。
「追記・修正を蔑ろにするな。」
「それと、深く考えるな、頭痛にならァ」
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- 魔女たちが彼女の創り出した幻想なら、アイゼルネの皆さんも彼女の幻想なのかね?どうもこのへんの人たちは設定が謎すぎて理解しきれない。コーネリアとか普通に家庭があって育ってきて就職したというのにドラノールは子供のままとか -- 名無しさん (2014-12-04 20:04:10)
- ドラノールは父親を殺したショックで身体の成長が止まってるらしいよ -- 名無しさん (2015-09-11 18:07:42)
- 黄金夢想曲でめちゃくちゃやばい人 -- 名無しさん (2016-02-08 13:50:38)
- うみねこ読者の理想例として設定されたキャラなのだろうか。思考放棄して、ただ答えを教えろと迫るのはダメ、脈絡もない妄想を押し付けたり真相を言いふらすのもダメだけど、自分で解いて読み直して、しっかり心の中で反芻しながら「合っている」と実感するのが一番正しい読者の有り方という。 -- 名無しさん (2016-09-18 19:56:39)
- この人ってもしかしてヤスの理想の戦人とかだったり? -- 名無しさん (2017-01-11 19:09:59)
- ↑正体の話し -- 名無しさん (2017-01-11 19:10:18)
- 戦人が紗音とのミステリー談義で心を大切にしてると語ってる事、割とデリカシーの無い発言をポンと入れる事、そもそも理御自体がベアトの理想の結末である事を考えると、ウィル=ベアトの想う戦人の理想像は割と正解な気がする -- 名無しさん (2020-12-30 11:49:38)
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