ダークザギ

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&font(#6495ED){登録日}:2011/03/27 Sun 00:49:24 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &font(b,purple){全ては、俺が真の姿を取り戻す為の……} &font(b,120%,purple){───道具だ!!} } ダークザギとは、ウルトラシリーズに登場するキャラクター。 初登場作品は『[[ULTRA N PROJECT]]』。 #openclose(show=●目次){#contents()} *プロフィール [[身長]]:50m 体重:5万5000t ※出典は『[[ウルトラマンネクサス]]』公式サイト。 *デザイナー/俳優 &bold(){●キャラクターデザイン} ・丸山浩 &bold(){●CV} ・加藤厚成(『ウルトラマンネクサス』) &bold(){●スーツアクター} ・岩田栄慶(『ウルトラマンネクサス』) &bold(){●人間役} 【映像作品】 ・加藤厚成(『ウルトラマンネクサス』、石堀光彦役) 【ライブステージ】 ・古谷大和(『[[DARKNESS HEELS~THE LIVE~]]』) ・神里優希(『[[DARKNESS HEELS~THE LIVE~]]』SHINKA版) *概要 [[ウルトラマンノア]]の対と言える存在であり、「邪悪なる暗黒破壊神」・「邪悪なる冥王」の異名を持つ。 名前の由来はギザのピラミッドを逆にしたもの。 ウルトラ45周年の企画として行った人気投票の怪獣部門にて、1位[[バルタン>バルタン星人]]、2位[[ゴモラ]]、3位[[ゼットン]]に続いて、なんと4位にランクイン。 意外な人気を見せ付けた。 因みにキャッチフレーズは「ゆるふわ愛され系破壊神」。 *人物 強大な闇の力を秘めている上、恐ろしいことに「策士」の側面も持ち、特定の人間の心の闇を巧みに増幅させることで闇の巨人[[ウルティノイド]]に変え、操り人形として使役する事もある。 これらの力をフル活用し、敵と視聴者の精神を絶望へと叩き込む[[鬱展開]]メーカーでもある。 そんなザギだが、[[その設定の割りに戦績はいまいち悪い>ゾフィー]]。 なんと平成のラスボスでは再登場含めて、&bold(){唯一ウルトラ戦士に勝利どころかカラータイマーを鳴らすことすらできていない}。 *容姿・身体特徴 身体構造はノアとほぼ同じだが、体色は黒と赤という見るからに凶悪なもの。 また、ノアの背中にある翼「ノア・イージス」に相当する器官は存在しない。 &bold(){●エナジーコア} 胸部にあるV字型の水晶体。 赤く発光している。 *能力 本来は[[ウルトラマンノア]]と互角の能力を持つ。 円谷プロ監修の絵本作品『バトルオブドリーム ウルトラマンノア ノアたいやみのせんしダークザギ!! 』では、ザギとノアは&bold(){「パワーも技もスピードも全く同じ」}と説明されており、作中描写でも互角に戦っている。 防御力は「来訪者」達が引き起こした超新星爆発にも耐える程。 なお、『バトルオブドリームNOA』で[[ウルトラマンキング]]を圧倒したと言われることがあるが、&bold(){作中での描写は一切ない}。 それどころかこの時ウルトラマンキングとダークザギが戦う描写すらないので、ネット発祥のデマである。 **技・特殊能力 &bold(){●ライトニング・ザギ} 腕から発射する必殺光線。 &bold(){●ザギ・インフェルノ} 炎の拳を敵に叩きつける。 &bold(){●グラビティ・ザギ} 拳から放つ重力光線。 &bold(){●ザギ・ギャラクシー} 隕石群を操る技。 &bold(){●ザギ・ザ・ファイナル} 自らの暗黒エネルギーを全放出する技らしい。 &bold(){●ダークフィールドG展開} ネクサスのメタフィールドを無効化する強力な暗黒時空間「ダークフィールドG」を展開する。 ダークフィールドGの中ではスペースビーストの能力は増幅され、逆にネクサスは力を充分に発揮できない。 また離れた場所で任意に展開することも可能で、倒されたビーストの回復や強化再生さえも可能にしてしまう。 『ネクサス』ではザギが使用する場面は存在しないが、PS2のゲームでは見ることができる。 &bold(){●不死性} 不死の性質を持つ。 『[[ウルトラマンF]]』では、フジ・アキコから「本当の意味で死ぬことはない」と言及され、滅んでも復活する可能性があると肯定されている。 &bold(){●未来予知能力} 未来を予知する能力。 &bold(){●テレポーテーション} 別の空間に瞬間移動する技。 &bold(){次元・時空を超越できる。} 『ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル』での、この技を使用した[[ウルトラマンギンガ>ウルトラマンギンガ(登場キャラクター)]]との戦闘は、Blu-rayの付録小冊子では&bold(){次元を超えた戦い}、映画パンフレットでは&bold(){時空を超えた戦い}と設定されている。 &bold(){●精神結合能力} 『[[ウルトラマンF]]』で使用。 相手の頭部を掴んで精神を結合させ、相手の知識を読み取る能力。 精神を完全結合すれば、人間の数万倍に拡大された意識を持つウルトラマンFの知識も1秒未満で読み取れるが、自分の全てを相手に知られてしまう。 &bold(){●憑依能力} 人間に憑依する能力。 &bold(){●記憶改竄能力} 人間の記憶を改竄する能力。 &bold(){●ウルティノイド支配能力} [[ウルティノイド]]を支配して使役する能力。 &bold(){●スペースビースト支配能力} [[スペースビースト]]を支配して使役する能力。 **戦闘スタイル 蛮性を顕にした凶暴な徒手格闘で戦う他、テレポーテーションと光線技も多用する。 戦闘中には荒々しい咆哮を上げる。 *登場作品 **『バトルオブドリームNOA』 M80さそり座球状星団の惑星で誕生。 かつてノアの活躍によってスペースビーストの脅威から救われた惑星の民(来訪者)は、 ビーストが一掃されノアが眠りに就いた後も恐怖から逃れられず、 再出現への対抗策としてノアを模した対ビースト兵器「ウルティノイド・ザギ」を作り上げる。 しかし種全体で情報を共有、恐ろしい速度で進化するビーストに対抗するために ザギに備わっていた自己進化プログラムは、ザギに歪んだ自我を芽生えさせてしまう。 自らが「ノアの模造品」に過ぎないと自覚したザギは自らの存在意義に苦悩し、 ノアを越えて他の何者でもない自我を確立すべく暴走を始める。 漫画版では来訪者の願った「永遠の平和」を「虚無」と解釈し、全てを滅ぼすために暴走を始めたと来訪者が語っている。 そのためにより強くなるべく本来は倒すべき敵であるはずのビーストを支配、 増殖させては倒し、更に強く進化させては倒すことを繰り返し、惑星はもはや手に負えない状態に。 来訪者は母星ごとザギを爆破することを決意。 この爆発で生じたエネルギーにより、ザギと、眠っていたノアは別次元の宇宙に飛ばされることになる(ここまでDVD付属の『"N" THE OTHER』の内容)。 別次元「[[M78ワールド>M78ワールド(ウルトラシリーズ)]]」へと辿り着いたザギは、怪獣軍団を率い、 初代[[ウルトラマン]]達をはじめとした[[ウルトラ兄弟>ウルトラ兄弟(ウルトラシリーズ)]]を相手に暴れ出す。 ザギを追って到着したノアは、怪獣軍団を一掃。 しかしザギとスペースビーストとのかつての激戦ですでに疲弊していたノアは互角で勝負はつかず、 ノアはザギを封じるべく究極技「ノア・ザ・ファイナル」を発動。 ザギを封印するとともに本来の宇宙(ネクサス世界)へと送還。 同時に、ザギは肉体を、ノアはエネルギーの大半を失ってしまう。 一応公式らしいのだが雑誌展開の例に漏れず媒体によって話の流れがやや異なる。 &bold(){M78ワールドにも関わらずコスモスがしれっと参戦していたり}、かと思えば&bold(){ノア以外のウルトラマンが3人しか登場しなかったり}。 ザギが歴代戦士を圧倒した根拠として用いられることもあるが、上記の事情もあって&bold(){実際のところは不明である}。 ノアを模したのは間違いないものの、騙したこともなければノア関連の名を名乗ったこともないため、 [[にせウルトラマン>にせウルトラマン(ウルトラシリーズ)]]か[[悪のウルトラマン>悪のウルトラマン一覧]]かは微妙なところである。 **『[[ウルトラマンネクサス]]』 憐編OPにて、ネクサスの瞳に謎の影が映り、 &font(#ff0000){「これもしかしてザギさんじゃね?」}と推測されていた(番組終了後に書籍で本当にザギであることが判明)。 34話のラストで炎の中で絶叫するイメージが現れ、正式に登場が確定した。 最終話でついにラスボスとして登場。 劇中でたびたび現れ、ビーストを援護していた闇「アンノウンハンド」の正体こそがザギであったが、その本体は意外な所に潜んでいた。 ※防衛隊ナイトレイダー(NR)の基地にて、 石堀(ニヤニヤ) 詩織「イッシーこの前もそんな風に笑ってたよね」 石堀「お疲れさん(銃口を向ける)」 詩織「やぁ~だぁ~(冗談かと)」 #center(){&font(#ff0000){ドン}} ……お前かよ! なんとザギは番組レギュラーの「石堀光彦」隊員でした。 この瞬間、自演乙☆ ネクサス世界での18年前、実体を失いアメリカのコロラド州に飛来したザギは、後にNRの副隊長となる「西条凪」がウルトラマンの光を手に入れると予測する。 来訪者のビーストによって地球が滅びるという予言を聞いて絶望した科学者「山岡一」の体を乗っ取り、幼かった凪の親を殺害。 彼女にビーストに対する憎しみを植え付けた。 その後全ての記録や山岡一を知る人間の記憶を改竄。 凪が光を手にするまでの間、石堀隊員としてTLTに潜入して情報を得る他、都合の悪いデータの消去やウルトラマンを強化するための戦況のコントロールなどを行っていた。 また、[[斎田リコ]]や溝呂木をウルティノイドに変えてネクサスにぶつけ続けたのも、ウルトラマンの光を強化する目的のため。 その二人を利用して孤門を陥れ続けたのは、彼が闇に堕ちていく様を見せ付け、凪に更なる憎しみを植えつけるためだった。 %%反撃を恐れてデュナミスト(ネクサスの変身者)の姫矢を狙わず、デュナミストになる前の孤門を狙ったとかいう小物染みた理由ではない…ハズ%% 自分自身がビーストに殺されそうになってしまった回があるが、その時点で自らに襲い掛かるビーストの制御が出来るのかは不明。 ちなみに32話でザギが見ていたデュナミストのリストの中には孤門の名前もあり、彼が光を継ぐ前に自分の側に取り込んでおく事も狙っていたと思われる。 全ての真相を知った凪は、受け継いだ“光”を以て怒り任せにネクサスへと変身するが、 来訪者の技術「レーテ」に封印されていた恐怖が彼女の憎しみにシンクロしてしまった結果、 光は闇に転換され、そのエネルギーはザギの手に渡ってしまった。 真の姿を取り戻し、TLT基地から外界へと飛び出したザギは、世界各地にビーストを出現させる。 自身も新宿で破壊の限りを尽くし、地球を滅亡に導こうとするが、思わぬ相手がザギの前に現れた。 その相手は、今まで散々(主にリコ絡みで)精神的に弄んできた男にして、『ネクサス』の主人公たる「[[孤門一輝]]」。 闇に呑まれかけた凪を助け、彼女から“光”を受け継いだ彼が、ウルトラマンネクサスへ変身して立ちはだかったのである。 しかし、ノアがパワーダウンした状態であるネクサスは、ノアと互角の戦闘能力を持つダークザギには敵わない。孤門がかつてのデュナミストたちとの絆でタイプチェンジを果たしたジュネッス、ジュネッスブルー((本来、基本形態の「アンファンス」からチェンジする「ジュネッス」はデュナミストによって異なり、例えば姫矢が変身した赤いジュネッスには、それ以外のデュナミストが変身したネクサスではチェンジ出来ない。))の必殺技も軽々と打ち払われてしまう。 だが、5年前の記憶と共に希望をも取り戻した声援を受けたネクサスが眩い光を纏うと、本来の姿であるウルトラマンノアへの完全復活を果たす。 ザギはノアの復活に驚く様子を見せつつもノアに襲い掛かるが、ノアの力は本来互角のはずのザギを上回っており、ザギはパンチ一発(一応必殺技)で宇宙まで吹き飛ばされてしまう。 それでもザギは諦めず、宇宙から必殺光線の「ライトニング・ザギ」を地球のノアに向けて放つが、それを迎え撃ったノアの必殺光線「ライトニング・ノア」に撃ち負け、宇宙の塵となった。 ちなみにこの戦闘でノアが現れた際の叫び声が今までと妙に異なり、「ノアァァァァ!」とノアの名を叫んでいるように聞こえる。 非常に用意周到に復活計画を進めてきたザギだったが、想定外の事態が2つ発生した事により、復活と共に滅びを迎えた。 1つは、光を継ぐ前に闇に取り込む予定だったはずの孤門が闇に打ち勝ち、最後には“光”を継いで立ちはだかった事。 もう1つは、5年前の記憶を取り戻した人々が、過去におけるウルトラマンの勝利という希望をも取り戻し、それがネクサスに力を与えた事。 人間の心を甘く見ていた事が、自らの滅びを招いたと言える。 なお、ネクサスのある回では、スペースビースト及びメモリーポリスが原因で恋人と離れ、なお明るく振舞おうとする詩織隊員に対し、石堀モードのザギさんが一言。 「我慢は体に毒だぞ」 その慰めで肩の荷が下りた詩織隊員は、ザギさんの胸の中で号泣し、これ以降石掘(ザギ)と詩織は付き合っていたようである。 後に撃たれる事になろうが、この瞬間に彼女が救われたのもまた事実。 %%まあだいたい全部ザギさんが仕組んだ事だしこれも利用するための演技なんだがな!。%% %%凄まじく大掛かりな自演をほんとお疲れさんである。%% 後期OPではナイトレイダーの面々が映し出される際、 床に横たわる詩織→ディバイトランチャーを構える石掘→弾痕のエフェクト→拳銃を握る和倉隊長という具合に人物が切り替わる。 この映像に最終回の伏線が張られていたことは説明するまでもないだろう。 主題歌『青い果実』は本来憐をイメージした曲だが、上記エピソードを視聴するとこのパートで流れる歌詞の、 「後ろなんか見ずに走り続けてきたけど 知らぬ間に甘い誘惑に流されていたんだ」 が、詩織を指しているようにも聴こえなくはないだろうか? なおネクサスが打ち切りにならなければ闇落ちした凪((ZAGI→NAGIなどの設定もある))」がダークザギに変身する予定だったが、石堀は未登場に終わったダークルシフェルに変身するはずだったので、どちらにしても黒幕には違いなかった。 凪の回想シーンで石堀の背中からビースト・ザ・ワンのような突起物が伸びるシーンがあるのはこの設定の名残。 また放送前のライブステージなどでは「ノアとザギは本来一つ」「永き戦いの中で光と闇に分かれた存在」として描かれており、初期設定ではノアのコピーではなく、[[ウルトラマンギンガS]]でのギンガと[[ダークルギエル]]の関係に近かったのかもしれない。 関連書籍によればノアの復活はザギにとって想定外ではあったものの、 オリジナルであるノアを倒して自身が唯一無二の「ウルトラマン」になれる喜ぶべき機会だったのかもしれないと語られている。 やったことは決して許されない非道だったが、ザギもまた「心なき科学」の犠牲者だったのかもしれない。 **[[エイプリルフール>エイプリルフール企画(円谷プロ)]] …といった具合に極悪非道なザギさんだが、実は「ネット紳士」としても有名。 悪を演じているのは正義の大切さを教えるためらしい。 %%中二病とかいわない。%% 「変態紳士」ではないヨホントダヨ。%%エイプリルフール%% 2009年にはブログで「派遣星人事業」「エンペラ特需」などについて真面目に語っていた。 2010年には、[[どっかの隊長さん>ゾフィー]]が紅茶について知ったかぶりすると。 「奇遇ですね! 私も紅茶好きなんです。昔地球のとあるブランドで、 セント・バレンタインっていう銘柄のバニラ風味のブレンドティーがありましてね。 オススメだったんですが廃盤になってしまったんですよ。 何かバニラフレーバでオススメのものとかありますかね?」と真面目に聞いたりしていた。 %%「さて、ちょっと忙しいのでしばらく落まーす!」%% %%円谷はゾフィーをなんだと思っているんだ。%% ちなみにネタ発言以外にも2009年のブログでの発言だが、ザギ様はティガと戦ったことがあるとか、 他の生物を取り込む能力があるなど新情報も明かしている。 ダークザギさんマジ紳士! **『ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル』 2013年&bold(){4月1日}、『ネクサス』の脚本を担当した長谷川圭一氏が自身のTwitterにて、 >さあ、今日から四月。 気持ちも新たにガンバラネバー。 そういえば昨日ダークザギ様からメールが来ました。 もうじき復活の時だそうです。 >dinahasegawa/長谷川圭一 2013-04-01 08:21:17 とコメントとした。 日付が日付なのでエイプリルフールネタかと思われていたが、本当に復活して&bold(){ダークザギ(SD)}という名前で再登場。 『ネクサス』と本作で監督を担当したアベユーイチ氏は、自身のTwitterにて、 >ギンガの時のザギは、強化されていたのかどうかは、不明ですね。人形になっていたので、そのままかな、と思ってますが、、、 >午前6:44 · 2018年8月12日·Twitter とコメントしている。 イカルス星人の[[タイラント>タイラント(ウルトラ怪獣)]]が敗れた直後、黒幕「[[異形の手のモノ>ダークルギエル]]」によってダークライブされて出現。 [[タロウ>ウルトラマンタロウ]]すら「今までの相手とは桁が違う」と戦慄した。 闇のエージェントたちと同じく内部で操作している者はおらず、ネクサス本編で見せた荒々しい動きと実力は健在。 ギンガと互角の攻防を見せた。 並の怪獣では全く歯がたたないらしく、[[ティガ>ウルトラマンティガ]]以外では瞬殺されるとか。 相変わらず絶叫や狂気に満ちた動きを見せ、 ジャンバスターを発射前に発射口を押さえて暴発させ首を引っこ抜こうとするなど%%マジキチにしか見えない%% ラフファイトで友也の[[ジャンナイン>ジャンキラー/ジャンナイン]]を圧倒する。 友也を助けるため現れたギンガともテレポートで世界各地を飛び回り、ギンガと互角の壮絶なドッグファイトを繰り広げたが、ギンガクロスシュートとライトニングザギの光線鍔迫り合いの末、エナジーコアが砕け、敗れ去った。 上記の通り、本作の監督は『ネクサス』の監督も務めたアベユーイチ氏であり、ネクサス本編では放送短縮の都合上実現しなかったザギとノアの空中戦の映像化を、今回改めて試みたものとみる事も出来る。 [[板野サーカス]]でこそないが、ギンガとザギの空間を超えた戦いは一見の価値あり。 %%ところでカラータイマーがならなかったが、2分くらい粘れなかったのだろうか?%% [[スパークドールズ]]は見つかる前に黒幕が回収したため、その強さもあってヒカル達は劇場スペシャル1終了時点ではダークザギが黒幕だと勘違いしていた(ヒカルは勘でまだ事件は終わってないと思っていたが)。 **『[[ウルトラマンF]]』 #center(){&font(b,purple){紛い物だと? 貴様にいったい何が分かると言うのだ!?}} 超次元微小経路を作る力を持つブルトンのクローンを作る事が可能となった天才少年・少女の躁躁と鬱鬱が、 新しい世界を作ろうと異世界へと通信を送った所、反応を返したのがダークザギだった。 ダークザギが使う言語は人間の脳が処理出来ない高度なものだったが、脳が処理出来ないような言語を使う奴はそもそも正しく相互理解は出来ないと割り切って、自分たちが理解出来る範囲に情報を削って躁躁達はザギと交信した。 ザギは何の目的があるのか不明だがM78世界にやって来ようとしており、躁躁達に無条件で扉を開けろと言ってきた。 しかし自分達を取り込んでくれたら扉を開くと返され、二人を調べたところ適能者だったのと[[ウルトラマン]]がいると話を聞いて条件を承認。 そして躁躁達をダークファウスト・ダークメフィストに変身させ、三体は大阪の地へと降り立ち梅田を焼け野原へと変えた── その後、巨大フジ隊員がウルトラアーマーを着た『巨人兵士F』をウルトラマンの紛い物と呼んだメフィストを叩きのめしたりした。 そして巨人兵士FがウルトラマンFと化したのでその秘密を探ろうとしたが、そのためにFと精神を一瞬だけとはいえ完全統合したため、自身の全情報とエネルギーをFに流し込んでしまう。 そしてFはザギから受け継いだ情報で完全なウルトラマンになったと言う。 ザギは自分にある要素だけでウルトラマンになれるはずがない、なれるとしたら俺は何だ!?と憤慨するが、Fこと富士隊員はノアを模倣したんだから、ウルトラマンになるための全ての要素はザギの中に揃っている。 だけどあなたは気付く事が出来ないだけ、と告げる。 その後Fとザギは劇場スペシャルの様に世界各地を転移しながら激闘を繰り広げ、最終的にザギは敗北してしまう。 その後富士隊員は、ザギたちは真の意味で死ぬ事はなく、いずれ復活すると仲間に語る。 しかしそれはいずれ真のウルトラマンになれるかもしれないという希望でもあるのだと……。 **『[[DARKNESS HEELS~THE LIVE~]]』 #center(){ &font(b,purple){俺が破壊し続けてれば奴は俺の前に現れざるを得なくなる} &font(b,purple){そしたらその時こそ破壊してやる} &font(b,purple){もしも現れなかったらその時は言ってやればいい} &font(b,purple){お前は冷たい奴だと} } 惑星テリオの実験で人間の姿に力を抑えられて復活。 脱走し[[惑星O-50]]に流れ着き破壊を目的とし暴れ回るが、人間にされた影響で迷惑行為程度の破壊しか出来ず苛立ちと落胆に苦しんでいる。 自身の地雷を踏むO-50の住人パルビナ・ルイや、自身を光の環を破壊する“道具”として利用しようとするジャグラーとぶつかり合いながらも、民や部下を“道具”のように扱うO-50政府及び惑星テリオの兵士との戦いで結果としてO-50を護った。 しかし、戦いを続け思考を続ける内に破壊の対象をノアが信じる「人間の諦めない気持ち」に絞り虐殺を始め、その後自身の力を封じるテリオへ向かった。 初めは自身を正義だと思っていたが、救われて喜ぶ人々が、モデルとなったノア……そしてノアに匹敵する道具を作り出した自分達しか見ていなかったことを叫び、本物になることを望みながらもただの“道具”に本物になる資格はないと独白している。 石堀「&font(b,purple){全ては、俺の項目を追記・修正させるための……道具だ!!}」 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,49) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #lsd() #comment_num2(num=30) }
&font(#6495ED){登録日}:2011/03/27 Sun 00:49:24 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &font(b,purple){全ては、俺が真の姿を取り戻す為の……} &font(b,120%,purple){───道具だ!!} } ダークザギとは、ウルトラシリーズに登場するキャラクター。 初登場作品は『[[ULTRA N PROJECT]]』。 #openclose(show=●目次){#contents()} *プロフィール [[身長]]:50m 体重:5万5000t ※出典は『[[ウルトラマンネクサス]]』公式サイト。 *デザイナー/俳優 &bold(){●キャラクターデザイン} ・丸山浩 &bold(){●CV} ・加藤厚成(『ウルトラマンネクサス』) &bold(){●スーツアクター} ・岩田栄慶(『ウルトラマンネクサス』) &bold(){●人間役} 【映像作品】 ・加藤厚成(『ウルトラマンネクサス』、石堀光彦役) 【ライブステージ】 ・古谷大和(『[[DARKNESS HEELS~THE LIVE~]]』) ・神里優希(『[[DARKNESS HEELS~THE LIVE~]]』SHINKA版) *概要 [[ウルトラマンノア]]の対と言える存在であり、「邪悪なる暗黒破壊神」・「邪悪なる冥王」の異名を持つ。 名前の由来はギザのピラミッドを逆にしたもの。 ウルトラ45周年の企画として行った人気投票の怪獣部門にて、1位[[バルタン>バルタン星人]]、2位[[ゴモラ]]、3位[[ゼットン]]に続いて、なんと4位にランクイン。 意外な人気を見せ付けた。 因みにキャッチフレーズは「ゆるふわ愛され系破壊神」。 *人物 強大な闇の力を秘めている上、恐ろしいことに「策士」の側面も持ち、特定の人間の心の闇を巧みに増幅させることで闇の巨人[[ウルティノイド]]に変え、操り人形として使役する事もある。 これらの力をフル活用し、敵と視聴者の精神を絶望へと叩き込む[[鬱展開]]メーカーでもある。 そんなザギだが、[[その設定の割りに戦績はいまいち悪い>ゾフィー]]。 なんと平成のラスボスでは再登場含めて、&bold(){唯一ウルトラ戦士に勝利どころかカラータイマーを鳴らすことすらできていない}。 *容姿・身体特徴 身体構造はノアとほぼ同じだが、体色は黒と赤という見るからに凶悪なもの。 また、ノアの背中にある翼「ノア・イージス」に相当する器官は存在しない。 &bold(){●エナジーコア} 胸部にあるV字型の水晶体。 赤く発光している。 *能力 本来は[[ウルトラマンノア]]と互角の能力を持つ。 円谷プロ監修の絵本作品『バトルオブドリーム ウルトラマンノア ノアたいやみのせんしダークザギ!! 』では、ザギとノアは&bold(){「パワーも技もスピードも全く同じ」}と説明されており、作中描写でも互角に戦っている。 防御力は「来訪者」達が引き起こした超新星爆発にも耐える程。 なお、『バトルオブドリームNOA』で[[ウルトラマンキング]]を圧倒したと言われることがあるが、&bold(){作中での描写は一切ない}。 それどころかこの時ウルトラマンキングとダークザギが戦う描写すらないので、ネット発祥のデマである。 **技・特殊能力 &bold(){●ライトニング・ザギ} 腕から発射する必殺光線。 &bold(){●ザギ・インフェルノ} 炎の拳を敵に叩きつける。 &bold(){●グラビティ・ザギ} 拳から放つ重力光線。 &bold(){●ザギ・ギャラクシー} 隕石群を操る技。 &bold(){●ザギ・ザ・ファイナル} 自らの暗黒エネルギーを全放出する技らしい。 &bold(){●ダークフィールドG展開} ネクサスのメタフィールドを無効化する強力な暗黒時空間「ダークフィールドG」を展開する。 ダークフィールドGの中ではスペースビーストの能力は増幅され、逆にネクサスは力を充分に発揮できない。 また離れた場所で任意に展開することも可能で、倒されたビーストの回復や強化再生さえも可能にしてしまう。 『ネクサス』ではザギが使用する場面は存在しないが、PS2のゲームでは見ることができる。 &bold(){●不死性} 不死の性質を持つ。 『[[ウルトラマンF]]』では、フジ・アキコから「本当の意味で死ぬことはない」と言及され、滅んでも復活する可能性があると肯定されている。 &bold(){●未来予知能力} 未来を予知する能力。 &bold(){●テレポーテーション} 別の空間に瞬間移動する技。 &bold(){次元・時空を超越できる。} 『ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル』での、この技を使用した[[ウルトラマンギンガ>ウルトラマンギンガ(登場キャラクター)]]との戦闘は、Blu-rayの付録小冊子では&bold(){次元を超えた戦い}、映画パンフレットでは&bold(){時空を超えた戦い}と設定されている。 &bold(){●精神結合能力} 『[[ウルトラマンF]]』で使用。 相手の頭部を掴んで精神を結合させ、相手の知識を読み取る能力。 精神を完全結合すれば、人間の数万倍に拡大された意識を持つウルトラマンFの知識も1秒未満で読み取れるが、自分の全てを相手に知られてしまう。 &bold(){●憑依能力} 人間に憑依する能力。 &bold(){●記憶改竄能力} 人間の記憶を改竄する能力。 &bold(){●ウルティノイド支配能力} [[ウルティノイド]]を支配して使役する能力。 &bold(){●スペースビースト支配能力} [[スペースビースト]]を支配して使役する能力。 **戦闘スタイル 蛮性を顕にした凶暴な徒手格闘で戦う他、テレポーテーションと光線技も多用する。 戦闘中には荒々しい咆哮を上げる。 *登場作品 **『バトルオブドリームNOA』 M80さそり座球状星団の惑星で誕生。 かつてノアの活躍によってスペースビーストの脅威から救われた惑星の民(来訪者)は、 ビーストが一掃されノアが眠りに就いた後も恐怖から逃れられず、 再出現への対抗策としてノアを模した対ビースト兵器「ウルティノイド・ザギ」を作り上げる。 しかし種全体で情報を共有、恐ろしい速度で進化するビーストに対抗するために ザギに備わっていた自己進化プログラムは、ザギに歪んだ自我を芽生えさせてしまう。 自らが「ノアの模造品」に過ぎないと自覚したザギは自らの存在意義に苦悩し、 ノアを越えて他の何者でもない自我を確立すべく暴走を始める。 漫画版では来訪者の願った「永遠の平和」を「虚無」と解釈し、全てを滅ぼすために暴走を始めたと来訪者が語っている。 そのためにより強くなるべく本来は倒すべき敵であるはずのビーストを支配、 増殖させては倒し、更に強く進化させては倒すことを繰り返し、惑星はもはや手に負えない状態に。 来訪者は母星ごとザギを爆破することを決意。 この爆発で生じたエネルギーにより、ザギと、眠っていたノアは別次元の宇宙に飛ばされることになる(ここまでDVD付属の『"N" THE OTHER』の内容)。 別次元「[[M78ワールド>M78ワールド(ウルトラシリーズ)]]」へと辿り着いたザギは、怪獣軍団を率い、 初代[[ウルトラマン]]達をはじめとした[[ウルトラ兄弟>ウルトラ兄弟(ウルトラシリーズ)]]を相手に暴れ出す。 ザギを追って到着したノアは、怪獣軍団を一掃。 しかしザギとスペースビーストとのかつての激戦ですでに疲弊していたノアは互角で勝負はつかず、 ノアはザギを封じるべく究極技「ノア・ザ・ファイナル」を発動。 ザギを封印するとともに本来の宇宙(ネクサス世界)へと送還。 同時に、ザギは肉体を、ノアはエネルギーの大半を失ってしまう。 一応公式らしいのだが雑誌展開の例に漏れず媒体によって話の流れがやや異なる。 &bold(){M78ワールドにも関わらずコスモスがしれっと参戦していたり}、かと思えば&bold(){ノア以外のウルトラマンが3人しか登場しなかったり}。 ザギが歴代戦士を圧倒した根拠として用いられることもあるが、上記の事情もあって&bold(){実際のところは不明である}。 ノアを模したのは間違いないものの、騙したこともなければノア関連の名を名乗ったこともないため、 [[にせウルトラマン>にせウルトラマン(ウルトラシリーズ)]]か[[悪のウルトラマン>悪のウルトラマン一覧]]かは微妙なところである。 **『[[ウルトラマンネクサス]]』 憐編OPにて、ネクサスの瞳に謎の影が映り、 &font(#ff0000){「これもしかしてザギさんじゃね?」}と推測されていた(番組終了後に書籍で本当にザギであることが判明)。 34話のラストで炎の中で絶叫するイメージが現れ、正式に登場が確定した。 最終話でついにラスボスとして登場。 劇中でたびたび現れ、ビーストを援護していた闇「アンノウンハンド」の正体こそがザギであったが、その本体は意外な所に潜んでいた。 ※防衛隊ナイトレイダー(NR)の基地にて、 石堀(ニヤニヤ) 詩織「イッシーこの前もそんな風に笑ってたよね」 石堀「お疲れさん(銃口を向ける)」 詩織「やぁ~だぁ~(冗談かと)」 #center(){&font(#ff0000){ドン}} ……お前かよ! なんとザギは番組レギュラーの「石堀光彦」隊員でした。 この瞬間、自演乙☆ ネクサス世界での18年前、実体を失いアメリカのコロラド州に飛来したザギは、後にNRの副隊長となる「西条凪」がウルトラマンの光を手に入れると予測する。 来訪者のビーストによって地球が滅びるという予言を聞いて絶望した科学者「山岡一」の体を乗っ取り、幼かった凪の親を殺害。 彼女にビーストに対する憎しみを植え付けた。 その後全ての記録や山岡一を知る人間の記憶を改竄。 凪が光を手にするまでの間、石堀隊員としてTLTに潜入して情報を得る他、都合の悪いデータの消去やウルトラマンを強化するための戦況のコントロールなどを行っていた。 また、[[斎田リコ]]や[[溝呂木>溝呂木眞也(ウルトラマンネクサス)]]をウルティノイドに変えてネクサスにぶつけ続けたのも、ウルトラマンの光を強化する目的のため。 その二人を利用して孤門を陥れ続けたのは、彼が闇に堕ちていく様を見せ付け、凪に更なる憎しみを植えつけるためだった。 %%反撃を恐れてデュナミスト(ネクサスの変身者)の姫矢を狙わず、デュナミストになる前の孤門を狙ったとかいう小物染みた理由ではない…ハズ%% 自分自身がビーストに殺されそうになってしまった回があるが、その時点で自らに襲い掛かるビーストの制御が出来るのかは不明。 ちなみに32話でザギが見ていたデュナミストのリストの中には孤門の名前もあり、彼が光を継ぐ前に自分の側に取り込んでおく事も狙っていたと思われる。 全ての真相を知った凪は、受け継いだ“光”を以て怒り任せにネクサスへと変身するが、 来訪者の技術「レーテ」に封印されていた恐怖が彼女の憎しみにシンクロしてしまった結果、 光は闇に転換され、そのエネルギーはザギの手に渡ってしまった。 真の姿を取り戻し、TLT基地から外界へと飛び出したザギは、世界各地にビーストを出現させる。 自身も新宿で破壊の限りを尽くし、地球を滅亡に導こうとするが、思わぬ相手がザギの前に現れた。 その相手は、今まで散々(主にリコ絡みで)精神的に弄んできた男にして、『ネクサス』の主人公たる[[孤門一輝]]。 闇に呑まれかけた凪を助け、彼女から“光”を受け継いだ彼が、ウルトラマンネクサスへ変身して立ちはだかったのである。 しかし、ノアがパワーダウンした状態であるネクサスは、ノアと互角の戦闘能力を持つダークザギには敵わない。孤門がかつてのデュナミストたちとの絆でタイプチェンジを果たしたジュネッス、ジュネッスブルー((本来、基本形態の「アンファンス」からチェンジする「ジュネッス」はデュナミストによって異なり、例えば姫矢が変身した赤いジュネッスには、それ以外のデュナミストが変身したネクサスではチェンジ出来ない。))の必殺技も軽々と打ち払われてしまう。 だが、5年前の記憶と共に希望をも取り戻した声援を受けたネクサスが眩い光を纏うと、本来の姿であるウルトラマンノアへの完全復活を果たす。 ザギはノアの復活に驚く様子を見せつつもノアに襲い掛かるが、ノアの力は本来互角のはずのザギを上回っており、ザギはパンチ一発(一応必殺技)で宇宙まで吹き飛ばされてしまう。 それでもザギは諦めず、宇宙から必殺光線の「ライトニング・ザギ」を地球のノアに向けて放つが、それを迎え撃ったノアの必殺光線「ライトニング・ノア」に撃ち負け、宇宙の塵となった。 ちなみにこの戦闘でノアが現れた際の叫び声が今までと妙に異なり、「ノアァァァァ!」とノアの名を叫んでいるように聞こえる。 非常に用意周到に復活計画を進めてきたザギだったが、想定外の事態が2つ発生した事により、復活と共に滅びを迎えた。 1つは、光を継ぐ前に闇に取り込む予定だったはずの孤門が闇に打ち勝ち、最後には“光”を継いで立ちはだかった事。 もう1つは、5年前の記憶を取り戻した人々が、過去におけるウルトラマンの勝利という希望をも取り戻し、それがネクサスに力を与えた事。 人間の心を甘く見ていた事が、自らの滅びを招いたと言える。 なお、ネクサスのある回では、スペースビースト及びメモリーポリスが原因で恋人と離れ、なお明るく振舞おうとする詩織隊員に対し、石堀モードのザギさんが一言。 「我慢は体に毒だぞ」 その慰めで肩の荷が下りた詩織隊員は、ザギさんの胸の中で号泣し、これ以降石掘(ザギ)と詩織は付き合っていたようである。 後に撃たれる事になろうが、この瞬間に彼女が救われたのもまた事実。 %%まあだいたい全部ザギさんが仕組んだ事だしこれも利用するための演技なんだがな!。%% %%凄まじく大掛かりな自演をほんとお疲れさんである。%% 後期OPではナイトレイダーの面々が映し出される際、 床に横たわる詩織→ディバイトランチャーを構える石掘→弾痕のエフェクト→拳銃を握る和倉隊長という具合に人物が切り替わる。 この映像に最終回の伏線が張られていたことは説明するまでもないだろう。 主題歌『青い果実』は本来憐をイメージした曲だが、上記エピソードを視聴するとこのパートで流れる歌詞の、 「後ろなんか見ずに走り続けてきたけど 知らぬ間に甘い誘惑に流されていたんだ」 が、詩織を指しているようにも聴こえなくはないだろうか? なおネクサスが打ち切りにならなければ闇落ちした凪((ZAGI→NAGIなどの設定もある))」がダークザギに変身する予定だったが、石堀は未登場に終わったダークルシフェルに変身するはずだったので、どちらにしても黒幕には違いなかった。 凪の回想シーンで石堀の背中からビースト・ザ・ワンのような突起物が伸びるシーンがあるのはこの設定の名残。 また放送前のライブステージなどでは「ノアとザギは本来一つ」「永き戦いの中で光と闇に分かれた存在」として描かれており、初期設定ではノアのコピーではなく、[[ウルトラマンギンガS]]でのギンガと[[ダークルギエル]]の関係に近かったのかもしれない。 関連書籍によればノアの復活はザギにとって想定外ではあったものの、 オリジナルであるノアを倒して自身が唯一無二の「ウルトラマン」になれる喜ぶべき機会だったのかもしれないと語られている。 やったことは決して許されない非道だったが、ザギもまた「心なき科学」の犠牲者だったのかもしれない。 **[[エイプリルフール>エイプリルフール企画(円谷プロ)]] …といった具合に極悪非道なザギさんだが、実は「ネット紳士」としても有名。 悪を演じているのは正義の大切さを教えるためらしい。 %%中二病とかいわない。%% 「変態紳士」ではないヨホントダヨ。%%エイプリルフール%% 2009年にはブログで「派遣星人事業」「エンペラ特需」などについて真面目に語っていた。 2010年には、[[どっかの隊長さん>ゾフィー]]が紅茶について知ったかぶりすると。 「奇遇ですね! 私も紅茶好きなんです。昔地球のとあるブランドで、 セント・バレンタインっていう銘柄のバニラ風味のブレンドティーがありましてね。 オススメだったんですが廃盤になってしまったんですよ。 何かバニラフレーバでオススメのものとかありますかね?」と真面目に聞いたりしていた。 %%「さて、ちょっと忙しいのでしばらく落まーす!」%% %%円谷はゾフィーをなんだと思っているんだ。%% ちなみにネタ発言以外にも2009年のブログでの発言だが、ザギ様はティガと戦ったことがあるとか、 他の生物を取り込む能力があるなど新情報も明かしている。 ダークザギさんマジ紳士! **『ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル』 2013年&bold(){4月1日}、『ネクサス』の脚本を担当した長谷川圭一氏が自身のTwitterにて、 >さあ、今日から四月。 気持ちも新たにガンバラネバー。 そういえば昨日ダークザギ様からメールが来ました。 もうじき復活の時だそうです。 >dinahasegawa/長谷川圭一 2013-04-01 08:21:17 とコメントとした。 日付が日付なのでエイプリルフールネタかと思われていたが、本当に復活して&bold(){ダークザギ(SD)}という名前で再登場。 『ネクサス』と本作で監督を担当したアベユーイチ氏は、自身のTwitterにて、 >ギンガの時のザギは、強化されていたのかどうかは、不明ですね。人形になっていたので、そのままかな、と思ってますが、、、 >午前6:44 · 2018年8月12日·Twitter とコメントしている。 イカルス星人の[[タイラント>タイラント(ウルトラ怪獣)]]が敗れた直後、黒幕「[[異形の手のモノ>ダークルギエル]]」によってダークライブされて出現。 [[タロウ>ウルトラマンタロウ]]すら「今までの相手とは桁が違う」と戦慄した。 闇のエージェントたちと同じく内部で操作している者はおらず、ネクサス本編で見せた荒々しい動きと実力は健在。 ギンガと互角の攻防を見せた。 並の怪獣では全く歯がたたないらしく、[[ティガ>ウルトラマンティガ]]以外では瞬殺されるとか。 相変わらず絶叫や狂気に満ちた動きを見せ、 ジャンバスターを発射前に発射口を押さえて暴発させ首を引っこ抜こうとするなど%%マジキチにしか見えない%% ラフファイトで友也の[[ジャンナイン>ジャンキラー/ジャンナイン]]を圧倒する。 友也を助けるため現れたギンガともテレポートで世界各地を飛び回り、ギンガと互角の壮絶なドッグファイトを繰り広げたが、ギンガクロスシュートとライトニングザギの光線鍔迫り合いの末、エナジーコアが砕け、敗れ去った。 上記の通り、本作の監督は『ネクサス』の監督も務めたアベユーイチ氏であり、ネクサス本編では放送短縮の都合上実現しなかったザギとノアの空中戦の映像化を、今回改めて試みたものとみる事も出来る。 [[板野サーカス]]でこそないが、ギンガとザギの空間を超えた戦いは一見の価値あり。 %%ところでカラータイマーがならなかったが、2分くらい粘れなかったのだろうか?%% [[スパークドールズ]]は見つかる前に黒幕が回収したため、その強さもあってヒカル達は劇場スペシャル1終了時点ではダークザギが黒幕だと勘違いしていた(ヒカルは勘でまだ事件は終わってないと思っていたが)。 **『[[ウルトラマンF]]』 #center(){&font(b,purple){紛い物だと? 貴様にいったい何が分かると言うのだ!?}} 超次元微小経路を作る力を持つブルトンのクローンを作る事が可能となった天才少年・少女の躁躁と鬱鬱が、 新しい世界を作ろうと異世界へと通信を送った所、反応を返したのがダークザギだった。 ダークザギが使う言語は人間の脳が処理出来ない高度なものだったが、脳が処理出来ないような言語を使う奴はそもそも正しく相互理解は出来ないと割り切って、自分たちが理解出来る範囲に情報を削って躁躁達はザギと交信した。 ザギは何の目的があるのか不明だがM78世界にやって来ようとしており、躁躁達に無条件で扉を開けろと言ってきた。 しかし自分達を取り込んでくれたら扉を開くと返され、二人を調べたところ適能者だったのと[[ウルトラマン]]がいると話を聞いて条件を承認。 そして躁躁達をダークファウスト・ダークメフィストに変身させ、三体は大阪の地へと降り立ち梅田を焼け野原へと変えた── その後、巨大フジ隊員がウルトラアーマーを着た『巨人兵士F』をウルトラマンの紛い物と呼んだメフィストを叩きのめしたりした。 そして巨人兵士FがウルトラマンFと化したのでその秘密を探ろうとしたが、そのためにFと精神を一瞬だけとはいえ完全統合したため、自身の全情報とエネルギーをFに流し込んでしまう。 そしてFはザギから受け継いだ情報で完全なウルトラマンになったと言う。 ザギは自分にある要素だけでウルトラマンになれるはずがない、なれるとしたら俺は何だ!?と憤慨するが、Fこと富士隊員はノアを模倣したんだから、ウルトラマンになるための全ての要素はザギの中に揃っている。 だけどあなたは気付く事が出来ないだけ、と告げる。 その後Fとザギは劇場スペシャルの様に世界各地を転移しながら激闘を繰り広げ、最終的にザギは敗北してしまう。 その後富士隊員は、ザギたちは真の意味で死ぬ事はなく、いずれ復活すると仲間に語る。 しかしそれはいずれ真のウルトラマンになれるかもしれないという希望でもあるのだと……。 **『[[DARKNESS HEELS~THE LIVE~]]』 #center(){ &font(b,purple){俺が破壊し続けてれば奴は俺の前に現れざるを得なくなる} &font(b,purple){そしたらその時こそ破壊してやる} &font(b,purple){もしも現れなかったらその時は言ってやればいい} &font(b,purple){お前は冷たい奴だと} } 惑星テリオの実験で人間の姿に力を抑えられて復活。 脱走し[[惑星O-50]]に流れ着き破壊を目的とし暴れ回るが、人間にされた影響で迷惑行為程度の破壊しか出来ず苛立ちと落胆に苦しんでいる。 自身の地雷を踏むO-50の住人パルビナ・ルイや、自身を光の環を破壊する“道具”として利用しようとするジャグラーとぶつかり合いながらも、民や部下を“道具”のように扱うO-50政府及び惑星テリオの兵士との戦いで結果としてO-50を護った。 しかし、戦いを続け思考を続ける内に破壊の対象をノアが信じる「人間の諦めない気持ち」に絞り虐殺を始め、その後自身の力を封じるテリオへ向かった。 初めは自身を正義だと思っていたが、救われて喜ぶ人々が、モデルとなったノア……そしてノアに匹敵する道具を作り出した自分達しか見ていなかったことを叫び、本物になることを望みながらもただの“道具”に本物になる資格はないと独白している。 石堀「&font(b,purple){全ては、俺の項目を追記・修正させるための……道具だ!!}」 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,49) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #lsd() #comment_num2(num=30) }

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