「リカルド・マルチネス」の編集履歴（バックアップ）一覧はこちら
「リカルド・マルチネス」(2024/03/04 (月) 23:35:38) の最新版変更点
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&font(#6495ED){登録日}：2012/01/20(金) 03:00:25
&font(#6495ED){更新日}：&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}：約 9 分で読めます
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&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
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[[はじめの一歩]]の登場人物。
当然ながらボクサーの一人。メキシコ人。
WBA世界フェザー級チャンピオン。
現役にして伝説。生きながらにして神話。
21歳で王者の座に付き、以来7年間王者の座に座り続けている。
戦績は&color(red){68戦68勝64KO無敗21防衛}。
挑戦者は全てKOで破っている。
主人公[[幕之内一歩]]の憧れのボクサー日本チャンピオン[[伊達英二]]と過去に闘った因縁があり、その時は僅か2ラウンドでKOしており、彼の鼻に傷を付けた張本人。
この惨敗は伊達に深い屈辱を与え、試合後に子供を失った事もあり、引退を決めさせた。
リカルドとの闘いは伊達に取って全てを失った始まりと言える。
一方でリカルドに勝つという目標が生まれ、カムバックするキッカケにもなった男でもあり、7年間王者の座を維持し続け当時以上の強さになったリカルドに感謝している。
伊達に取って彼の存在は絶望であり、救いでもある。
作中では伊達との当時の試合の回想シーンで登場したり、浜が「真田を鍛え上げメキシコの怪物チャンピオンを倒したい」と度々その存在をアピールされていた。
伊達との再戦の調整の為に一歩をスパーリングパートナーに指名し彼と勝負し、ジャブだけで彼を1ラウンドでフルボッコにした。
必殺技の[[デンプシー・ロール]]さえも左手一本で叩き潰した。
◆伊達との再戦
1ラウンドは伊達の試合開始と同時の奇襲によってクリーンヒットを許し、ポイントを取られる。
2ラウンドは伊達の力を認めつつも力関係は変わらず、前回と同じこのラウンドで仕留める事を宣言、猛攻を加えるも耐えられ驚愕する。
ここで漸く伊達が自身の想像以上の険しい道を歩み、強敵として立ちはだかった事を認め、
防衛戦を重ねる内に心の何処かで生まれた油断・慢心を捨て本気で闘う事を決意する。
3ラウンドはそれまでの華麗な精密機械のようなスタイルから荒々しいスタイルに変貌し、容赦ない猛攻を加えて伊達を圧倒する。
彼の切り札ハート・ブレイク・ショットさえもエルボーブロックで凌ぎ、そのまま攻め続け&color(red){腕を粉砕骨折、肋数本、顎を砕く}という深手を負わす。
それでも奇跡という可能性を摘むため手を抜く事はせず、喩えその結果彼が&color(red){死ぬ事になっても}殴り続けるとセコンドに宣言。
伊達に痛打を浴びせるも骨の砕ける手応えにコレ以上殴れば本当に死んでしまうと一瞬の躊躇を持ってしまった事でスキを作ってしまい、
ハート・ブレイク・ショットの直撃を許してしまう。
しかし、砕けた伊達の拳に破壊力はなかった為に動きを止める効果は発揮されず、第二撃をスウェーでかわし、彼に敬意を払いつつトドメをさした。
&color(brown){「スピードもタイミングも完璧だった。ただ其処にパワーさえ加わっていたら、私の時間は奪われていた…」}
&color(brown){「尊敬するボクサーは？ と聞かれたら、私は躊躇わずにこう答えるだろう。それは東洋の小さな島国にいる―――」}
&color(brown){「日本という国で戦った侍だと！！」}
&color(brown){「二度とリングの上で会う事はないだろう―――しかし、君の名は忘れない。」}
&color(gray){「Good-bye エイジ・ダテ」}
10ラウンドKO勝利だった。
試合後にエイジ・ダテは素晴らしいファイターだったと褒めるものの当人の顔はほぼ無傷という圧勝だった。
◆ボクシングスタイル
上品な技術を持つ機械のような精密なスタイル。
……というのは仮の姿で、
本来のスタイルは上記の超高等を織り交ぜながら乱暴な連打で相手の急所をガードの上からだろうと容赦なく叩き付けまくる荒々しい獣のようなスタイル。
トレーナーのビル曰わく上品な技術だけでは世界は取れない。時にはリングを血で染める野蛮な暴力も必要だ。
&color(green){「科学（サイエンス）」}と&color(red){「暴力（バイオレンス）」}が融合したこのスタイルこそが本来のリカルドであり最強のスタイルなのだ、との事。
コレは覚醒した鷹村にも通じる所があり、彼は&color(red){「野生」}と&color(green){「科学」}が融合した姿と非常に似た例えになっている。
恐らく作者の考える最強のスタイルとはこの正反対の二つの融合なのだろう。
全部が強いために得意なパンチはない。
肩口から最短で来るジャブは非常に回避しにくい。
パンチ力も相当のモノのようだが、一歩の方が上の模様。
テクニックは並みの世界チャンピオンに引けをとらない伊達と比較しても桁が違うと評される程。
常に余裕を崩さすに殆どの試合を観戦する鷹村さえも、
リカルドの圧倒的な強さを見た時には汗だくになりながら、「つ…強ぇ…」と驚愕を隠せなかった。
普段は殆どの相手を「（自分と比較して）小物」と豪語している彼も、
「今の中量級でアレに勝てるボクサーなんぞ存在しない、歴史上いないとさえ思ったよ」
「リカルドが引退しない限りWBAのチャンピオンベルトが移動する事はないだろうな」
とコメントを残し、力量を素直に絶賛している。
現在は更に防衛を重ねているようで、余りに強すぎるために挑戦するだけで勇敢と褒められる程で、
皆がリカルドの持つWBAの世界タイトルを避け、WBCのタイトルを目指している。
[[千堂武士]]はリカルドの首を取ると目指しているようだが、伊達に言ったら爆笑しながら一蹴された。
「ハハハ、勝てる訳ないだろ、バーカ。あ…リカルドが爺さんになったら、勝てるかも」
また主人公の幕ノ内一歩に伊達との日本タイトルマッチ以来となる二度目の黒星を付けたWBA世界フェザー級2位の[[アルフレド・ゴンザレス]]の憧れのボクサーでもあり、
ゴンザレスとは今までに二度対戦し、いずれも勝利している。
◆ゲームでのリカルド
[[はじめの一歩2 VICTORIOUS ROAD]]に登場しているのだがその難易度はまさに&color(red){鬼畜}。
プレイヤーは伊達を操作してリカルドに挑むのだがこちらが百発当てても倒せないのに対し、リカルドのパンチを数発くらうだけでダウンするという理不尽ゲーム。
更にどんなにダメージを与えてもラウンドを跨ぐと9割ほども回復する。(ソース無し)
……つーか、こんなに性能差あんのにどうして伊達はリカルドに挑んだんだ
◆余談
モデルは歴代ストロー級最強と名高い、リカルド・ロペス。
メキシコのボクサーでストロー級の統一世界チャンピオン。
その戦績、&bold(){52戦51勝37KO1分無敗、王座22連続防衛}。
生涯負け無しのまま引退した名チャンピオン。
リアルでこんな怪物がいたのである。
追記・修正はact5でスローバトルを使わずに2ラウンド以内にリカルドを倒した方のみお願いします。
#include(テンプレ２)
#right(){この項目が面白かったなら……＼ポチッと/
#vote3(time=600,18)
}
#include(テンプレ3)
#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- いよいよ姿が見えてきたけど ホントに闘えるのかね 宮田みたいに結局やらずにってなりそう -- 名無しさん (2013-09-12 03:00:18)
- 物静かな紳士の皮を被った殺人マシン。怖ェ… -- 名無しさん (2013-09-12 06:30:06)
- ヴォルフが苦戦したマイク・エリオットとやらと比較にならないレベルなんだろうな -- 名無しさん (2013-09-26 19:08:53)
- この人の元ネタも相当の人外魔境 -- 名無しさん (2013-12-14 19:13:33)
- 果たして一歩はこいつと戦うのにあと何話ぐらい続くんだろ -- 名無しさん (2013-12-14 21:00:18)
- 二位のゴンザレスに勝ててもリカルドに勝てる気はまったくしない。 -- 名無しさん (2013-12-30 08:53:30)
- モデルになったボクサー自体も、すげぇ強かったからな。 -- 名無しさん (2014-01-13 17:38:17)
- デンプシーロールの動きに合わせてジャブ叩き込むチートだからなw -- 名無しさん (2014-01-13 17:42:14)
- まさにラスボスにふさわしい男。超えなければならない壁。一歩にはハードルが高いな -- ななしのごんべえ (2014-03-08 12:08:04)
- 作者曰くP4Pだと鷹村に次ぐ二位。鷹村やべぇだろ -- 名無しさん (2014-05-01 01:54:15)
- スパーで子供扱いしたのに一歩の事は覚えてたと発言した。ウンザリするような低姿勢なスパーリングパートナー連中の中で本気で正面から挑んで来たのと使い手が少ないデンプシーロール使って来た相手として印象に残ってたのか？ -- 名無し (2014-05-17 21:33:52)
- ↑2それは本当か？鷹村さすがに作者から最強と言われるだけあってめちゃくちゃ強いな -- 名無しさん (2014-05-18 17:57:50)
- さすがに適性体重ヘビー級の鷹村とフェザーのリカルドじゃなあ・・・ -- 名無しさん (2014-05-18 18:04:02)
- まさに最強のラスボスと言っても過言じゃない。というか、どうやったら勝てるんだろうか -- 名無しさん (2014-06-15 13:28:19)
- ホークとかイーグルとかは中重量級の王者だからリカルドより強いんだろうけどリカルドがこの二人に負けるイメージがまるで湧かないんだよなぁwなんか階級差とか超越してボコボコにしそうなイメージがあるwまぁ実際に戦ったらやっぱりホークたちには勝てないだろうけど。 -- 名無しさん (2014-09-10 12:45:49)
- ↑作者曰くのパウンドフォーパウンドで2位ってのが、ホーク・イーグル登場後だとしたら、その2人より強いと言うことになるが・・・ -- 名無しさん (2015-03-29 10:30:10)
- この人が仮に階級上げたらそれだけで大事だろうな。 -- 名無しさん (2015-04-03 01:52:16)
- ↑2パウンドフォーパウンドなら確かに鷹と黄金鷲より強いだろうけど自分が言ってるのはウェイトそのままでの事だから…あと例のパウンドフォーパウンドは単行本40巻の時で本誌でホークがようやく鷹村と戦り合うあたり、イーグルに至っては存在すらしてなかった時期だからその二人は反映されてないよ。 -- 名無しさん (2015-08-14 15:07:28)
- 68戦の内4人はどうやってKOを逃れたんだろう -- 名無しさん (2015-08-14 18:08:49)
- ↑ 誰しも最初から強い訳じゃあるまい。…いや、この戦績からして最初から強かったんだろうけど。デビュー頃は苦戦したこともあったんじゃないか？ -- 名無しさん (2015-09-29 02:30:18)
- 百発ｗｗｗ -- 名無しさん (2015-10-05 03:05:27)
- ↑2もしくは本来の攻撃的スタイルから、技術重視に移行しようとしてた時期に当たった相手とかかな どっちにしろ相手が強かったというよりリカルドに事情があったとしか想像できないのが凄いわw -- 名無しさん (2015-12-04 15:46:45)
- もう一歩がリカルドのとこまで行くよりキャリア積んだウォーリーが行く方が望みあるんじゃないだろうか -- 名無しさん (2016-05-24 16:51:00)
- Ｂ・Ｂとか、リンかけの面々なら勝てる……か？ Ｂ・Ｂは『爆弾』と『ハイパー』があるし、リンかけの面々は星矢じみた必殺ブローあるし…… -- 名無しさん (2016-05-24 18:10:24)
- ぶっちゃけフェザー級の体格に見えん -- 名無しさん (2016-09-09 15:34:27)
- 一歩はどうやってリカルドに勝つのか？究極のパンチを自由自在に打てる様にならなきゃ無理っぽい。 -- 名無しさん (2016-11-12 04:04:10)
- ところでゴンザレスがボクサーを目指す切っ掛けになった試合って伊達との一回目の試合なのかな？ -- 名無しさん (2016-11-12 04:27:16)
- 現状だとチートスペック過ぎるから、あしたのジョーのホセ・メンドーサみたいに何かしらウィークポイント持っていることにしないと、同階級の主要人物辺りじゃ全く相手にならない気がするな。とりあえず一歩はゾンビ戦法が主体のままじゃいつまで経っても無理だろうな。 -- 名無しさん (2016-11-13 06:00:14)
- 新型デンプシーもってこようが、タフとパンチ力以外じゃまったく勝負にならんでしょ一歩 -- 名無しさん (2016-12-19 06:56:00)
- そもそも一歩はリタイア決定という -- 名無しさん (2018-03-14 19:11:28)
- ↑きっと、彼がトレーナーをした弟子が、その夢をかなえてくれるさ……（つ＿； -- 名無しさん (2018-03-14 19:58:13)
- 動画サイトで伊達さんが勝ってるゲーム動画を見たけど、あれほど一方的に殴れてやっと勝てるとか恐ろしい -- 名無しさん (2018-04-03 07:26:32)
- しっかし現実のボクシングはどんどん練度が上がって今のPFP(ロマチェンコ、クロフォード、カネロ、井上、ウシク辺り)はリカルドとやっても勝てそうなくらいなんだよな…… -- 名無しさん (2019-11-04 10:58:56)
- 百戦錬磨が千堂のダウンで初めててっ…作中最強の才能やろこのおっさん -- 名無しさん (2020-07-05 18:58:42)
- 伊達英二戦以来となる久しぶりの本格的な試合だな。相手は元世界チャンピオンらしいけど正直負ける姿が思い浮かばない -- 名無しさん (2020-08-24 02:58:52)
- 実質の統一戦って言われてハッとなったけど、この人こんだけ防衛してて階級アップや統一戦は狙わなかったのかな……統一戦は今まで避けられに避けられて、やっとチャンスが巡ると思ったら相手が返上してた、って感じくさいけど -- 名無しさん (2020-09-03 16:01:49)
- 速水の不可解な戦績もそうだが、リカルドが一戦もしてない計算になるのに笑う、5年の間なにしてたんこの人 -- 名無しさん (2020-09-03 16:05:32)
- 統一はともかく、今週のリカルドの思考を見ると自分の体格に合わない階級アップによる弱体化もボクシングへの冒涜って考えてそう -- 名無しさん (2020-09-13 00:19:45)
- 鷹村評でも中量級で勝てそうな奴いないらしいから多少階級上げても意味ないだろうし -- 名無しさん (2020-09-25 22:31:21)
- ホークとイーグルも中量級に分類の仕方次第入ることまで考えると（実際勝てるかどうかは別として）文字通りの怪物だろ思う -- 名無しさん (2020-09-25 22:38:08)
- ↑5 それは一歩本編でもネタにされてる。何を思ってWBA王座単体で淡々と作業してるのかが不可解だ、と。 -- 名無しさん (2020-09-26 00:05:55)
- ゴンザレスと同じように昔のWBAチャンピオンに憧れてたとかなのかな それともプロモーター絡みか -- 名無しさん (2021-03-29 00:26:57)
- 昔の1団体8階級しかない時代は当然として、更に昔のヘビー級、ライト級の2階級しかない時代でもライト級で世界王者になれていたであろう事を容易に想像させる怪物 -- 名無しさん (2021-08-26 17:02:15)
- ここ10年くらいでだいぶ掘り下げが進んだよなぁ。それ以前は「とんでもなく強い神のようなボクサー」って印象しかなかったから最近の人間臭い描写のリカルドはけっこう好きだ。 -- 名無しさん (2022-04-22 22:09:54)
- なんだか今回のウォーリー戦でようやく実力の底が見えたな。ウォーリーが強かったのか。それともリカルドも流石に歳をとって衰えたのかな？ -- 名無しさん (2023-02-04 06:07:09)
- 実力の底といっても、レベルの高すぎる基本テクニックだけで野生の最高峰を粉砕できるのだから結局オーソドックスにクソ強いのは変わらなかった -- 名無しさん (2023-02-07 21:03:19)
- ↑クソ強いのは変わらんけど「誰が何をやっても通じない」という神秘性は崩れたんじゃない？ -- 名無しさん (2023-02-07 21:43:01)
- ルール無しのケンカや殺し合いならいくらでも上はいるが、“ボクシング“で競うなら彼こそ完成形で終着点である -- 名無しさん (2023-02-08 01:23:10)
- ↑3今までリカルドのイメージってどれだけ攻撃してもHPの減らないバグキャラだったけど今回の試合でクソ強いけど倒せるラスボスキャラってイメージに変わった -- 名無しさん (2023-02-08 06:09:16)
- HP減らないってか強すぎて強打被弾しないだけでしょ ウォーリーみたいな突然変異の天才でようやく試合になる -- 名無しさん (2023-02-26 17:54:56)
- あの試合見たら倒せるなんて思えないわ。 -- 名無しさん (2023-06-14 17:00:00)
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[[はじめの一歩]]の登場人物。
当然ながらボクサーの一人。メキシコ人。
WBA世界フェザー級チャンピオン。
現役にして伝説。生きながらにして神話。
21歳で王者の座に付き、以来7年間王者の座に座り続けている。
戦績は&color(red){68戦68勝64KO無敗21防衛}。
挑戦者は全てKOで破っている。
主人公[[幕之内一歩]]の憧れのボクサー日本チャンピオン[[伊達英二]]と過去に闘った因縁があり、その時は僅か2ラウンドでKOしており、彼の鼻に傷を付けた張本人。
この惨敗は伊達に深い屈辱を与え、試合後に子供を失った事もあり、引退を決めさせた。
リカルドとの闘いは伊達に取って全てを失った始まりと言える。
一方でリカルドに勝つという目標が生まれ、カムバックするキッカケにもなった男でもあり、7年間王者の座を維持し続け当時以上の強さになったリカルドに感謝している。
伊達に取って彼の存在は絶望であり、救いでもある。
作中では伊達との当時の試合の回想シーンで登場したり、浜が「真田を鍛え上げメキシコの怪物チャンピオンを倒したい」と度々その存在をアピールされていた。
伊達との再戦の調整の為に一歩をスパーリングパートナーに指名し彼と勝負し、ジャブだけで彼を1ラウンドでフルボッコにした。
必殺技の[[デンプシー・ロール]]さえも左手一本で叩き潰した。
◆伊達との再戦
1ラウンドは伊達の試合開始と同時の奇襲によってクリーンヒットを許し、ポイントを取られる。
2ラウンドは伊達の力を認めつつも力関係は変わらず、前回と同じこのラウンドで仕留める事を宣言、猛攻を加えるも耐えられ驚愕する。
ここで漸く伊達が自身の想像以上の険しい道を歩み、強敵として立ちはだかった事を認め、
防衛戦を重ねる内に心の何処かで生まれた油断・慢心を捨て本気で闘う事を決意する。
3ラウンドはそれまでの華麗な精密機械のようなスタイルから荒々しいスタイルに変貌し、容赦ない猛攻を加えて伊達を圧倒する。
彼の切り札ハート・ブレイク・ショットさえもエルボーブロックで凌ぎ、そのまま攻め続け&color(red){腕を粉砕骨折、肋数本、顎を砕く}という深手を負わす。
それでも奇跡という可能性を摘むため手を抜く事はせず、喩えその結果彼が&color(red){死ぬ事になっても}殴り続けるとセコンドに宣言。
伊達に痛打を浴びせるも骨の砕ける手応えにコレ以上殴れば本当に死んでしまうと一瞬の躊躇を持ってしまった事でスキを作ってしまい、
ハート・ブレイク・ショットの直撃を許してしまう。
しかし、砕けた伊達の拳に破壊力はなかった為に動きを止める効果は発揮されず、第二撃をスウェーでかわし、彼に敬意を払いつつトドメをさした。
&color(brown){「スピードもタイミングも完璧だった。ただ其処にパワーさえ加わっていたら、私の時間は奪われていた…」}
&color(brown){「尊敬するボクサーは？ と聞かれたら、私は躊躇わずにこう答えるだろう。それは東洋の小さな島国にいる―――」}
&color(brown){「日本という国で戦った侍だと！！」}
&color(brown){「二度とリングの上で会う事はないだろう―――しかし、君の名は忘れない。」}
&color(gray){「Good-bye エイジ・ダテ」}
10ラウンドKO勝利だった。
試合後にエイジ・ダテは素晴らしいファイターだったと褒めるものの当人の顔はほぼ無傷という圧勝だった。
◆ボクシングスタイル
上品な技術を持つ機械のような精密なスタイル。
……というのは仮の姿で、
本来のスタイルは上記の超高等を織り交ぜながら乱暴な連打で相手の急所をガードの上からだろうと容赦なく叩き付けまくる荒々しい獣のようなスタイル。
トレーナーのビル曰わく上品な技術だけでは世界は取れない。時にはリングを血で染める野蛮な暴力も必要だ。
&color(green){「科学（サイエンス）」}と&color(red){「暴力（バイオレンス）」}が融合したこのスタイルこそが本来のリカルドであり最強のスタイルなのだ、との事。
コレは覚醒した鷹村にも通じる所があり、彼は&color(red){「野生」}と&color(green){「科学」}が融合した姿と非常に似た例えになっている。
恐らく作者の考える最強のスタイルとはこの正反対の二つの融合なのだろう。
全部が強いために得意なパンチはない。
肩口から最短で来るジャブは非常に回避しにくい。
パンチ力も相当のモノのようだが、一歩の方が上の模様。
テクニックは並みの世界チャンピオンに引けをとらない伊達と比較しても桁が違うと評される程。
常に余裕を崩さすに殆どの試合を観戦する鷹村さえも、
リカルドの圧倒的な強さを見た時には汗だくになりながら、「つ…強ぇ…」と驚愕を隠せなかった。
普段は殆どの相手を「（自分と比較して）小物」と豪語している彼も、
「今の中量級でアレに勝てるボクサーなんぞ存在しない、歴史上いないとさえ思ったよ」
「リカルドが引退しない限りWBAのチャンピオンベルトが移動する事はないだろうな」
とコメントを残し、力量を素直に絶賛している。
現在は更に防衛を重ねているようで、余りに強すぎるために挑戦するだけで勇敢と褒められる程で、
皆がリカルドの持つWBAの世界タイトルを避け、WBCのタイトルを目指している。
[[千堂武士]]はリカルドの首を取ると目指しているようだが、伊達に言ったら爆笑しながら一蹴された。
「ハハハ、勝てる訳ないだろ、バーカ。あ…リカルドが爺さんになったら、勝てるかも」
また主人公の幕ノ内一歩に伊達との日本タイトルマッチ以来となる二度目の黒星を付けたWBA世界フェザー級2位の[[アルフレド・ゴンザレス]]の憧れのボクサーでもあり、
ゴンザレスとは今までに二度対戦し、いずれも勝利している。
◆ゲームでのリカルド
[[はじめの一歩2 VICTORIOUS ROAD]]に登場しているのだがその難易度はまさに&color(red){鬼畜}。
プレイヤーは伊達を操作してリカルドに挑むのだがこちらが百発当てても倒せないのに対し、リカルドのパンチを数発くらうだけでダウンするという理不尽ゲーム。
更にどんなにダメージを与えてもラウンドを跨ぐと9割ほども回復する。(ソース無し)
……つーか、こんなに性能差あんのにどうして伊達はリカルドに挑んだんだ
◆余談
モデルは歴代ストロー級最強と名高い、リカルド・ロペス。
メキシコのボクサーでストロー級の統一世界チャンピオン。
その戦績、&bold(){52戦51勝37KO1分無敗、王座22連続防衛}。
生涯負け無しのまま引退した名チャンピオン。
リアルでこんな怪物がいたのである。
追記・修正はact5でスローバトルを使わずに2ラウンド以内にリカルドを倒した方のみお願いします。
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#right(){この項目が面白かったなら……＼ポチッと/
#vote3(time=600,18)
}
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#areaedit()
- いよいよ姿が見えてきたけど ホントに闘えるのかね 宮田みたいに結局やらずにってなりそう -- 名無しさん (2013-09-12 03:00:18)
- 物静かな紳士の皮を被った殺人マシン。怖ェ… -- 名無しさん (2013-09-12 06:30:06)
- ヴォルフが苦戦したマイク・エリオットとやらと比較にならないレベルなんだろうな -- 名無しさん (2013-09-26 19:08:53)
- この人の元ネタも相当の人外魔境 -- 名無しさん (2013-12-14 19:13:33)
- 果たして一歩はこいつと戦うのにあと何話ぐらい続くんだろ -- 名無しさん (2013-12-14 21:00:18)
- 二位のゴンザレスに勝ててもリカルドに勝てる気はまったくしない。 -- 名無しさん (2013-12-30 08:53:30)
- モデルになったボクサー自体も、すげぇ強かったからな。 -- 名無しさん (2014-01-13 17:38:17)
- デンプシーロールの動きに合わせてジャブ叩き込むチートだからなw -- 名無しさん (2014-01-13 17:42:14)
- まさにラスボスにふさわしい男。超えなければならない壁。一歩にはハードルが高いな -- ななしのごんべえ (2014-03-08 12:08:04)
- 作者曰くP4Pだと鷹村に次ぐ二位。鷹村やべぇだろ -- 名無しさん (2014-05-01 01:54:15)
- スパーで子供扱いしたのに一歩の事は覚えてたと発言した。ウンザリするような低姿勢なスパーリングパートナー連中の中で本気で正面から挑んで来たのと使い手が少ないデンプシーロール使って来た相手として印象に残ってたのか？ -- 名無し (2014-05-17 21:33:52)
- ↑2それは本当か？鷹村さすがに作者から最強と言われるだけあってめちゃくちゃ強いな -- 名無しさん (2014-05-18 17:57:50)
- さすがに適性体重ヘビー級の鷹村とフェザーのリカルドじゃなあ・・・ -- 名無しさん (2014-05-18 18:04:02)
- まさに最強のラスボスと言っても過言じゃない。というか、どうやったら勝てるんだろうか -- 名無しさん (2014-06-15 13:28:19)
- ホークとかイーグルとかは中重量級の王者だからリカルドより強いんだろうけどリカルドがこの二人に負けるイメージがまるで湧かないんだよなぁwなんか階級差とか超越してボコボコにしそうなイメージがあるwまぁ実際に戦ったらやっぱりホークたちには勝てないだろうけど。 -- 名無しさん (2014-09-10 12:45:49)
- ↑作者曰くのパウンドフォーパウンドで2位ってのが、ホーク・イーグル登場後だとしたら、その2人より強いと言うことになるが・・・ -- 名無しさん (2015-03-29 10:30:10)
- この人が仮に階級上げたらそれだけで大事だろうな。 -- 名無しさん (2015-04-03 01:52:16)
- ↑2パウンドフォーパウンドなら確かに鷹と黄金鷲より強いだろうけど自分が言ってるのはウェイトそのままでの事だから…あと例のパウンドフォーパウンドは単行本40巻の時で本誌でホークがようやく鷹村と戦り合うあたり、イーグルに至っては存在すらしてなかった時期だからその二人は反映されてないよ。 -- 名無しさん (2015-08-14 15:07:28)
- 68戦の内4人はどうやってKOを逃れたんだろう -- 名無しさん (2015-08-14 18:08:49)
- ↑ 誰しも最初から強い訳じゃあるまい。…いや、この戦績からして最初から強かったんだろうけど。デビュー頃は苦戦したこともあったんじゃないか？ -- 名無しさん (2015-09-29 02:30:18)
- 百発ｗｗｗ -- 名無しさん (2015-10-05 03:05:27)
- ↑2もしくは本来の攻撃的スタイルから、技術重視に移行しようとしてた時期に当たった相手とかかな どっちにしろ相手が強かったというよりリカルドに事情があったとしか想像できないのが凄いわw -- 名無しさん (2015-12-04 15:46:45)
- もう一歩がリカルドのとこまで行くよりキャリア積んだウォーリーが行く方が望みあるんじゃないだろうか -- 名無しさん (2016-05-24 16:51:00)
- Ｂ・Ｂとか、リンかけの面々なら勝てる……か？ Ｂ・Ｂは『爆弾』と『ハイパー』があるし、リンかけの面々は星矢じみた必殺ブローあるし…… -- 名無しさん (2016-05-24 18:10:24)
- ぶっちゃけフェザー級の体格に見えん -- 名無しさん (2016-09-09 15:34:27)
- 一歩はどうやってリカルドに勝つのか？究極のパンチを自由自在に打てる様にならなきゃ無理っぽい。 -- 名無しさん (2016-11-12 04:04:10)
- ところでゴンザレスがボクサーを目指す切っ掛けになった試合って伊達との一回目の試合なのかな？ -- 名無しさん (2016-11-12 04:27:16)
- 現状だとチートスペック過ぎるから、あしたのジョーのホセ・メンドーサみたいに何かしらウィークポイント持っていることにしないと、同階級の主要人物辺りじゃ全く相手にならない気がするな。とりあえず一歩はゾンビ戦法が主体のままじゃいつまで経っても無理だろうな。 -- 名無しさん (2016-11-13 06:00:14)
- 新型デンプシーもってこようが、タフとパンチ力以外じゃまったく勝負にならんでしょ一歩 -- 名無しさん (2016-12-19 06:56:00)
- そもそも一歩はリタイア決定という -- 名無しさん (2018-03-14 19:11:28)
- ↑きっと、彼がトレーナーをした弟子が、その夢をかなえてくれるさ……（つ＿； -- 名無しさん (2018-03-14 19:58:13)
- 動画サイトで伊達さんが勝ってるゲーム動画を見たけど、あれほど一方的に殴れてやっと勝てるとか恐ろしい -- 名無しさん (2018-04-03 07:26:32)
- しっかし現実のボクシングはどんどん練度が上がって今のPFP(ロマチェンコ、クロフォード、カネロ、井上、ウシク辺り)はリカルドとやっても勝てそうなくらいなんだよな…… -- 名無しさん (2019-11-04 10:58:56)
- 百戦錬磨が千堂のダウンで初めててっ…作中最強の才能やろこのおっさん -- 名無しさん (2020-07-05 18:58:42)
- 伊達英二戦以来となる久しぶりの本格的な試合だな。相手は元世界チャンピオンらしいけど正直負ける姿が思い浮かばない -- 名無しさん (2020-08-24 02:58:52)
- 実質の統一戦って言われてハッとなったけど、この人こんだけ防衛してて階級アップや統一戦は狙わなかったのかな……統一戦は今まで避けられに避けられて、やっとチャンスが巡ると思ったら相手が返上してた、って感じくさいけど -- 名無しさん (2020-09-03 16:01:49)
- 速水の不可解な戦績もそうだが、リカルドが一戦もしてない計算になるのに笑う、5年の間なにしてたんこの人 -- 名無しさん (2020-09-03 16:05:32)
- 統一はともかく、今週のリカルドの思考を見ると自分の体格に合わない階級アップによる弱体化もボクシングへの冒涜って考えてそう -- 名無しさん (2020-09-13 00:19:45)
- 鷹村評でも中量級で勝てそうな奴いないらしいから多少階級上げても意味ないだろうし -- 名無しさん (2020-09-25 22:31:21)
- ホークとイーグルも中量級に分類の仕方次第入ることまで考えると（実際勝てるかどうかは別として）文字通りの怪物だろ思う -- 名無しさん (2020-09-25 22:38:08)
- ↑5 それは一歩本編でもネタにされてる。何を思ってWBA王座単体で淡々と作業してるのかが不可解だ、と。 -- 名無しさん (2020-09-26 00:05:55)
- ゴンザレスと同じように昔のWBAチャンピオンに憧れてたとかなのかな それともプロモーター絡みか -- 名無しさん (2021-03-29 00:26:57)
- 昔の1団体8階級しかない時代は当然として、更に昔のヘビー級、ライト級の2階級しかない時代でもライト級で世界王者になれていたであろう事を容易に想像させる怪物 -- 名無しさん (2021-08-26 17:02:15)
- ここ10年くらいでだいぶ掘り下げが進んだよなぁ。それ以前は「とんでもなく強い神のようなボクサー」って印象しかなかったから最近の人間臭い描写のリカルドはけっこう好きだ。 -- 名無しさん (2022-04-22 22:09:54)
- なんだか今回のウォーリー戦でようやく実力の底が見えたな。ウォーリーが強かったのか。それともリカルドも流石に歳をとって衰えたのかな？ -- 名無しさん (2023-02-04 06:07:09)
- 実力の底といっても、レベルの高すぎる基本テクニックだけで野生の最高峰を粉砕できるのだから結局オーソドックスにクソ強いのは変わらなかった -- 名無しさん (2023-02-07 21:03:19)
- ↑クソ強いのは変わらんけど「誰が何をやっても通じない」という神秘性は崩れたんじゃない？ -- 名無しさん (2023-02-07 21:43:01)
- ルール無しのケンカや殺し合いならいくらでも上はいるが、“ボクシング“で競うなら彼こそ完成形で終着点である -- 名無しさん (2023-02-08 01:23:10)
- ↑3今までリカルドのイメージってどれだけ攻撃してもHPの減らないバグキャラだったけど今回の試合でクソ強いけど倒せるラスボスキャラってイメージに変わった -- 名無しさん (2023-02-08 06:09:16)
- HP減らないってか強すぎて強打被弾しないだけでしょ ウォーリーみたいな突然変異の天才でようやく試合になる -- 名無しさん (2023-02-26 17:54:56)
- あの試合見たら倒せるなんて思えないわ。 -- 名無しさん (2023-06-14 17:00:00)
- スピード面ではウォーリーと極まった宮田や板垣には劣る感じだしパワーでは一歩や千堂に劣るしでコイツ個人の特筆する点がテクニック位なので泥仕合に持ち込めば一歩が言うように千堂が一番勝機ありそう -- 名無しさん (2024-03-04 23:35:38)
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