セバスチャン・ベッテル

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&font(#6495ED){登録日}:2010/12/10 Fri 19:07:25 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- セバスチャン・ベッテル(Sebastian Vettel)(1987年7月3日-)はドイツ・ヘッペンハイム出身のレーシングドライバー。 2010年のF1ワールドチャンピオンで、F1史上最年少王者である。 「ドイツの天才児」、「奇跡のワンダーボーイ」等と言われている。 ・チーム経歴 BMWザウバー(2007年アメリカGP) トロ・ロッソ(2007年ハンガリーGP〜2008年) レッドブル(2009年〜2014年) フェラーリ(2015年〜2020年) アストンマーティン(2021年〜2022年、引退) ・経歴 1995年にカートを始め、2002年までにドイツのジュニアカート選手権やヨーロッパICA選手権等を制し、2003年にジュニアフォーミュラにステップアップ。 2004年にフォーミュラBMWを制覇、2007年には、第6戦カナダGPで大クラッシュを起こし負傷したロバート・クビサに代わり、次戦のアメリカGPを走っている。 また、この時、最年少入賞記録(19歳349日)を更新。ジェンソン・バトンの20歳67日を塗り替えた。   同年ハンガリーGPから、デビュー戦での走りを認められて、解雇されたスコット・スピードの代わりにトロ・ロッソのレギュラードライバーに昇格。 この年のマシン・STR2は戦闘力が低かったが、雨に見舞われた日本GP・富士スピードウェイで予選9位を獲得。 また、決勝では最年少ラップリーダーを記録した。(結果は後のチームメイトとなるマーク・ウェバー(レッドブル)と接触しリタイア。) 2008年も同チームから出走。やはりマシンの戦闘力が低く、開幕戦から3連続リタイアを記録してしまう。 だが、新車STR3を導入したモナコGPから調子が上がり始め(マシンの戦闘力はそれでも低いが)、イギリスGPではこの年初のQ3進出を果たす。 そして、第14戦イタリアGP。 この年のモンツァは大雨に見舞われるが、この時予選で初ポールポジションを獲得。 そして、決勝では誰にも首位を奪われること無く、見事ポールトゥウィン(以下PtW)でレースを終えた。 モンツァの空に、[[ミハエル・シューマッハ]]以来のドイツ・イタリア国歌が響いた。   この時、最年少PP・優勝・表彰台・PtWを記録。 また、初表彰台が優勝という出来事は実に29年ぶりのことであった。 因みにトロ・ロッソのチームとして、また前身であるミナルディ時代を含めても初PP・優勝である。 2009年、前年限りで引退したぺヤングこと[[デビッド・クルサード]]の後任としてレッドブルに移籍。 開幕戦では予選3位を獲得、そして決勝では2位を走っていたが抜きにかかってきたクビサと接触し、完走扱いになるものの、次戦13グリッドの降格・罰金処分を受ける。 中国GPでは雨のレースで2回目のPtWを達成。レッドブルに初勝利をもたらした。 トルコGPではミスにより3位に終わるも、イギリスGPでまたPtW。自身初のFLも記録。最年少ハットトリックを更新した。 そして、日本GPでは初挑戦となる[[鈴鹿サーキット]]で、完璧な走りでPPを獲得。 決勝も圧倒的差でPtWを決める。   また、チャンピオン争いにも初参加。 しかしブラジルGPでジェンソン・バトンの初戴冠が決まったときは泣き、「もう泣かない」と決意していた。 最終戦アブダビGPではPPのハミルトンをかわして優勝。ランキング2位でシーズンを終えた。 2010年は不運と幸運の入り混じった年であった。 開幕戦バーレーンGPでPPを獲得、しかし決勝は独走中に終盤にスパークプラグのトラブルによりスローダウン。 [[フェルナンド・アロンソ]]に優勝を奪われてしまう。 次戦オーストラリアもPP獲得もリタイア、マレーシアGPでやっとシーズン初優勝を決める。 その後もPPを獲得するもマシントラブルに泣かされ続けた。 ゑはまったくトラブル無かったんだが・・・ トルコGPでは中盤にウェバーを抜こうとするも接触、リタイアしてマシンを降りた。 この時余程頭にきたのかクルクルパーをやってしまった。   ヨーロッパGPで久しぶりのPtWを記録。しかしその後もまたマシントラブルが相次ぎ、それにより焦りも生まれ、ドライビングが安定しなかった。 しかし、ベルギーGPでバトンに接触。リタイアしたが、この時、彼の何かが変わった。 シンガポールGPではアロンソと優勝を争うも、0.2秒の差で敗北。明らかに覚醒していた。 日本GPは大雨により予選が日曜に延期になるも、2年連続でPtWを決める。 因みにFPもすべてトップタイム。鈴鹿完全制覇である。 韓国GPでエンジンブローを喫してしまうも、翌戦ブラジルGPで優勝。 チーム初のコンストラクターズタイトルをもたらす。 最終戦アブダビGP。ここでランキング首位のアロンソが5位以下なら、逆転王座決定となる。 予選はPP、アロンソ3番手。決勝はPtWで終る。 アロンソはスタート直後からミスを連発。また、ピットストップもミスり、その後もヴィタリー・ペトロフに完全に封じこめられ7位でレースを終えた。 ベッテルの王座が決定した。   この時の無線で、彼は号泣。また、表彰台でも大泣き。 最年少チャンピオンを更新。23歳134日を記録した。 また、この年で撤退するBSのタイヤにお辞儀をしてからポディウムに向かった。本当にいい人。 2011年はベッテルの年と言えるほどの強さであった。PP15回(新記録)、優勝11回という圧倒的な速さで2年連続のワールドチャンピオンとなる。 その後は2012年、2013年もワールドチャンピオンを獲得。しかし2014年からライバルのルイス・ハミルトンのメルセデスが勢いを増し王座を逃す。 その後はフェラーリへと移籍するもののチャンピオン獲得には至らず、2021年にアストンマーティンに加入。 しかし翌年、2022年限りでF1ドライバー引退を発表。最後のシーズンのランキングは12位に終わり、F1ドライバーとしてのキャリアを終えた。 [[イケメン]]・チャンピオン・天才と三拍子であるが、なぜか憎めない。 ファンサービスも他のドライバーたちよりかなりするし、実は努力家だし、しかも相当気さく。先日、ライコネンの物真似をした。 しかも雨のレースでかなりの結果を残している。 筆者は[[アイルトン・セナ]]を思い出してしまう…   追記・修正は自分の乗るマシンに女性の名前を付けてからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() #comment #areaedit(end) }
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