マシンロボ

「マシンロボ」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

マシンロボ」(2022/01/20 (木) 00:09:46) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

&font(#6495ED){登録日}:2014/05/17 Sat 22:21:19 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 9 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&sizex(6){&font(#c0c0c0,b){MACHINE}} &sizex(6){&font(#c0c0c0,b){ROBO}} マシィィィーーーーーーーンロボ!ロボ!ロボ……(エコー)(エコー)} &font(#ffdc00,#ff0000){&bold(){マシンロボ}}とは、1982年にバンダイが送り出した、「乗り物がスーパーロボットに変形する」というコンセプトの変形ロボ玩具シリーズ。 テレビキャラクターの玩具化を中心とした同社には珍しく、長期展開している玩具発のメディアミックスシリーズの一つである。 == 歴史 == === 昭和シリーズ === ◆昭和第一期(初期/1982年~1986年) 1982年当時、タカラの『ダイアクロン』『ミクロマン』シリーズ(後の『[[トランスフォーマー]]』の雛形)のヒットに衝撃を受けた男児玩具専門会社のポピー(現・バンダイボーイズトイ事業部)は、 新たなるキャラクタートイの発信のためとある企画を立ち上げた。それが、「マシンロボ」シリーズである。 シリーズは『超合金』『ポピニカ』の延長上にあるロボットトイ(通称『600シリーズ』)の展開からスタート。 コレクショントイとしては『黄金戦士ゴールドライタン』のライタンシリーズの後継でもあり、たった600円で乗り物から簡易変形するロボットが買えるという、破格のコストパフォーマンスが特徴であった。 初期の雑誌展開は、徳間書店の『テレビランド』のカラーグラビアページで独占掲載されていた。 このシリーズの仕掛け人は村上克司。 玩具デザイン会社プレックスの代表であり、当時のポピー・バンダイで超合金やポピニカやウルトラシリーズや[[メタルヒーローシリーズ]]や[[スーパー戦隊シリーズ]]の玩具、 変形合体可能かつ玩具にも最適なロボットアニメシリーズを手がけ、ヒット作にも恵まれた名玩具クリエイターである。 当マシンロボシリーズのデザインは、「アイデアの浪費としながらも、プレックスの若手育成に役立った」とされている。 なお、このプレックスの若手の中には現在も『超合金魂』を送り出している野中剛などがいた。 1984年初頭に発売された専用キャリアー「ジェットギャリー」を皮切りに、マシンロボは秘密基地路線に転向。 以降DX変形ロボットキャリアマシン「コンバットギャリー」、要塞基地マシン「バトルベース」、敵キャラの「デビルインベーダー」、 そしてマシンロボを収納するパワードスーツが合体する「バトルアーマー5」が大ヒット。 その一方で姉妹品として卵型変形玩具で後のウルトラエッグのルーツになった「タマゴラス」や、[[鍵]]や錠前が変形する「機甲錠人メタルジョー」を発売した。 1985年、アメリカで『ゴーボッツ』の名で展開していたマシンロボはハンナ・バーベラ社制作のシリーズ『チャレンジ・オブ・ザ・ゴーボッツ』としてアニメ化される。更に期を同じくして、日本国内でもアニメ化企画が浮上した。 その理由として、 -1982年~1985年当時はアニメロボット、とりわけスーパーロボット系玩具の売り上げが、[[ガンプラ]]ブームをきっかけとするリアルロボットへの主流交代の影響で頭打ちになっていたこと。 -『[[超時空要塞マクロス]]』の可変バルキリー(タカトクトイス)のヒットに端を発し、以降トランスフォーマーへと至る「合体」から「変形」への嗜好の転換。 -上記した二つの理由により、バンダイをメインスポンサーとする『機甲艦隊ダイラガーXV』~『ビデオ戦士レザリオン』まで続いた東映テレビプロ製作・八手三郎原作の八手ロボットアニメシリーズや『星銃士ビスマルク』、『[[超獣機神ダンクーガ]]』、『[[忍者戦士飛影]]』等が期待通りの売り上げを出せなかったこと などが挙げられる。 様々な試みで苦境を打破せんとした上記作品群が軒並みその使命を果たせずに終わる中、マシンロボは1985年当時のバンダイでは1300~2000万個台と、社内売り上げにおいて堂々1位を獲得する。 そしてこの年もマシンロボ初の合体ロボ「マシンパズラー」、2台の変形合体「ダブルマシンロボ」、海外逆輸入の「ビッグマシンロボ」、 アクションフィギュアと変形ロボット玩具が融合した「格闘技ロボ」といった斬新なラインナップを次々展開し大ヒットとなった。 同時にマシンパズラーとバトルアーマー5の宿敵となる六体のロボットが合体変形する「デビルパズラー」も発売予定だったが、アニメが放送される際に「デビルサターン6」と名を変えて発売された。 ◆昭和第2期(アニメシリーズ/1986年~1989年) 1986年、前年から持ち越しとなったマシンロボのテレビアニメ化の話が再浮上した。 [[タツノコプロ]]・スタジオぴえろ・葦プロダクション・[[東映動画>東映アニメーション]]・日本アニメーション)等が参加しコンベンションが開かれ、最終的に葦プロ製作の『マシンロボ クロノスの大逆襲』が、当時ブームだったトランスフォーマーへの対抗馬として放映される事になった。 敵こそ初期と同じギャンドラーだが、舞台は地球ではなくクロノス星、主役は今までのマシンロボの看板だったジェットロボとライバルであるドリルロボに代わり人型ロボット(クロノス族)の「[[ロム・ストール]]」と彼が操る「バイカンフー」が務めた。 ジェットロボとドリルロボはロムと共に戦う「ブルー・ジェット」と「ロッド・ドリル」という役を与えられたが、それ以外はほぼモブかやられ役になっていた。 アニメ放送中にはアニメと連動する新たなラインナップとしてロムの仲間の「トリプル・ジム」、本編でもゲストキャラとして登場した「ホイールマン」、善と悪の「岩石超人」、「宝石超人」、「ランドコマンダー5」そしてロムや妹のレイナ・ストールが乗り込む「パワーライザー」が登場。 「ホイールマン」などは後の「ガッタイザウラー」と「DASHマシンロボ」と共に翌年のアニメシリーズにも引き続き登場する。 アニメの途中から登場し、玩具も発売したタフトレーラーとプロトラックレーサーの2体は、先行して『[[超新星フラッシュマン]]』の[[タイタンボーイ(フラッシュタイタン)>タイタンボーイ/グレートタイタン]]としても発売されたが、これらは元々バンダイの村上克司氏がマシンロボ用に設計されたものであった。 これは当時の東映の戦隊担当のプロデューサーの鈴木武幸氏は、前年から持ち越しの『フラッシュマン』に登場する2号ロボのデザインを探しており、 カラーリング変更やコンテナ強化変形パーツ(グレートタイタン)付与による差別化の上で、言わば「逆流用」という形で導入する事になった経緯がある。 1987年、マシンロボTVアニメシリーズ第2弾として製作されたのは『マシンロボ ぶっちぎりバトルハッカーズ』。放送時間帯移動に伴い、前作の30分枠から25分枠への縮小措置が採られた。 舞台をクロノス星から電子惑星B-1に移したマシンロボ軍団とそこに偶然迷い込んだ地球人の少年少女達が織りなす群像劇がウリで、ミリタリー要素を強化したシリーズの原点回帰と昭和シリーズの集大成を狙った作品である。 主人公はバトルハッカーズ隊のリーダーでジェット・ガウォーク・戦車の四段変形がウリの「アールジェタン」。他にもジェット・レーザーガンに三段変形する「マッハブラスター」やドリル戦車・サイに三段変形する「ドリルクラッシャー」、地球人の少年アキラとルークが着こんで操縦する「ジェットライザー」と「バトルライザー」などが登場、プロトラックレーサーもバトルハッカーズ隊のメンバーとして活躍する。 パットとミア、2人の主役ヒロインの感情豊富な萌え描写も前作より強化されたが、一方で時間尺短縮によりドラマ進行が高速化・単純化。視聴率も売り上げもスポンサーの期待通りに行かず、マニア人気も単独主役でOVAシリーズも作られた前作ヒロインのレイナの人気に比べいま一つだったのか、半年強で打ち切られた。物語をキレイに締めるには時間が足りず、一定の区切りは付けつつも「俺たちの戦いはこれからだ」エンドとなっている。 実際の番組の打ち切りの終了は、当時のマシンロボ自体その物がマンネリ化寸前化していたからという。だから、スポンサーのバンダイは、マシンロボのマンネリ化寸前を打破するためにアニメシリーズを終了したという。 1988年前半には、前年の秋より企画されており、アニメの『バトルハッカーズ』でも活躍したニューマシンロボ『ウィナーロボ』が発売された。 しかし、既にその頃は『[[聖闘士星矢]]』の「聖闘士聖衣大系」がヒットした影響で、アーマー装着型アクションフィギュア(いわゆる「クロスもの」)が玩具業界を席巻していた。 そのためマシンロボは全盛期ほどの人気を得ることができず、更にロボットアニメブーム自体の終焉も相俟って 昭和(元号)=1980年代(年代)の終了と同時にマシンロボの展開は、一旦終了してしまう。 === 平成シリーズ === ◆平成第一期(1992年~2001年) 1992年~1994年に、旧マシンロボへのリスペクトを込めた一度限りの復活商品・ライト&サウンド変形ロボの『CGロボ(シージーロボ)』が発売されたが、同期の勇者シリーズに商業面に勝てずに終了。 CGロボは、後にヨーロッパ展開『ロボマシーン』において、昭和の600シリーズとの混合で発売された。 このCGロボの失敗によりマシンロボ復活の試みは潰えたかに思えたが、2001年唐突に『マシンロボGP』がガシャポンで登場。 身近な乗り物から簡素な変形機構でロボットとなるその姿はまさに600シリーズの再来。 GP自体は一弾のみで終了してしまったが、その後のマシンロボ復活の狼煙として当時の子供たちの心に確かにその名を焼き付けた。 ◆平成第2期(21世紀第1期シリーズ/2002年~2014年) 1999年~2001年頃の間、東映アニメーションの関弘美プロデューサーは、プレックスの野中剛デザイナーと[[平成ウルトラシリーズ]]のデザインチームに「デジモンに代わる新企画」のオファーを持ち込む。 プレックスの答えは、「マシンロボの復活」である。パイロットフィルムとデザイン画が製作されたが、同時期にプレックスは、当時サンライズの古里尚丈プロデューサーにもマシンロボの企画を持ち込んでおり、 実際には、サンライズ製作の『[[出撃!マシンロボレスキュー]]』が放映された。 昭和マシンロボシリーズは、「宇宙生まれの機械ロボット生命体」という設定だったのに対し、 これ以降の平成シリーズでは、「地球製(日本で誕生し、海外支部へと拡大する)の意思を持つロボット=科学の結晶、かつ人間の少年少女のバディとして活躍する存在」へと大幅に変更される事となる。 玩具のウリも変形だけではなく、各部に備えた共通ジョイントによる合体・組み換え遊び『エクス合体』が全面的にアピールされ、 アニメ劇中でも行われた手足の交換の他、数多くのマシンを組み合わせることで無限大の合体パターンを生み出すことができる大変プレイバリューの広い商品群が展開された。 なおこのジョイント、同時期に発売された『[[ウルトラマンコスモス]]』の『テックブースター』など他作品の玩具との互換性もあり、作品の枠を越えた更なるエクス合体を楽しむこともできた。 総じて、子供たち(とかつてマシンロボに親しんだ大人たち)のイマジネーションを強く刺激する玩具であったといえよう。 昭和のアニメ2作を手がけた葦プロから一転、ロボットアニメに関して数々の蓄積と経験とノウハウがあるあの天下のサンライズがマシンロボを製作することを(双方のブランド名の大きさもあって)却って不安視する声もあったが、蓋を開けてみれば玩具もアニメも大ヒット。玩具売り上げ・視聴率ともに高水準をマークし、当初の不安を払い除ける成果を上げた。 この好評を受けてシリーズ第2弾の製作を、との声もあったが残念ながら実現しなかった。   そのため、現時点では『マシンロボレスキュー』がマシンロボ最後のテレビアニメ作品となっている。 『レスキュー』終了後の2003年12月~2006年12月まで玩具オリジナルの『マシンロボ ムゲンバイン』がバンダイ・ボーイズトイ事業部から発売された。 『レスキュー』と設定を共有している事実上の続編だが、テレビ放送はされず小学館のてれびくん誌上で漫画連載とオリジナルジオラマによるグラビアと玩具情報が展開された。 ムゲンバインシリーズは、純粋な変形シリーズでは無く、組み換え合体遊びが出来るロボット玩具シリーズである。これは、『レスキュー』における「エクス合体」の要素を強化したもの。 ロイドと呼ばれる小型ロボとバインパーツを組み合わせる事で、機械や乗り物や武器や動物や昆虫や恐竜や魚類や鳥類に変形出来たり、 さらに従来の人型ロボに変形される他にも、複数のバインパーツを組み合わせて合体する巨大ロボにもなる事が出来るのが特徴。 共通ジョイントなので別のムゲンバインシリーズを使っての組み換え合体や、前作の『レスキュー』シリーズに合体可能という、まさに無限の遊びが秘められている。 『ムゲンバイン』の2005年~06年展開において、この時期に発売された商品は、全て「日本以外の海外支部で活躍するマシンロボ」という設定で、国際色豊かなヒーロー像となっている。 まず2005年度のクエストナイトは、フランス・ロシア・ウクライナ・オランダの東西ヨーロッパ支部所属。 セイブガンマンとムゲンヘラクレスは、ドイツ・ギリシャ・ベルギー・スペイン・ポルトガルの西南ヨーロッパ支部所属。 レイザーニンジャは、イタリア・ハンガリー・ブルガリアの南東ヨーロッパ支部所属(何故忍者がイタリアを守っているのかは気にしてはいけない)。 これらは、マシンロボヨーロッパ支部ブロックのメンバーとして各地域を拠点に属し活躍している。 同じく2005年度(発売時期は2005年12月~2006年3月の年末年始から年度末にかけて)のテイオウリュウは東中国支部所属。 ウズマキドリは北南中国支部所属、ワンリキグマはモンゴル・北中国支部所属、そしてユウテンマはモンゴル・北ロシア支部所属。 これらは、マシンロボユーラシアブロックのメンバーとして各地域を拠点に属し活躍している。 また彼らはモチーフに『[[西遊記>西遊記(中国古典)]]』の三蔵法師一行を取り入れており、テイオウリュウから順番に悟空・悟浄・八戒・三蔵となる。 続く2006年度のウィングバットは、同じイタリア・ハンガリー・ブルガリアの南東ヨーロッパ支部所属。 アークタイガーとギアトータスは、同じフランス・ロシア・ウクライナ・オランダの東西ヨーロッパ支部所属。 インパクトダイルは南米支部所属、カードコングはアフリカ支部所属。 スピットコブラとサーガシグスフィンクス(合体してサーガシグファルコンとなる)は、エジプト支部所属。 これら3地域(トルコとアルゼンチン等の中東地域を含めた)の4体(3体)は、マシンロボ熱帯地区支部ブロックのメンバーとして各地域を拠点に属し活躍している。 2007年からはマシンロボの名が消えた「食玩版ムゲンバインシリーズ」が発売された。 キャンディトイとはいえそのクオリティは折り紙つきであり、300円×5(後に6種)のラインナップを合体させて巨大ロボ形態にすれば従来のムゲンバインシリーズに負けるとも劣らない大きさを誇る。 『ムゲンエンペラー』『ムゲンリュウオウ』『ムゲンファラオ』などの名作を連発したが、終盤は露骨なコスト減による小型化・ラインナップの増加など迷走が続き『進化合体エヴォルバイン』『マシンロボNEXT』などのリニューアルを経て終了した。 『ムゲンバイン』という有形ブロック玩具としてどうにかその命脈を繋ぎ止めていたマシンロボは、今再び休眠期に入ろうとしている―― === そして、今・マシンロボの未来 === 2014年、一時その勢力を衰えさせていた『ロボットアニメ』というジャンルは少しずつ息を吹き返しつつある。 賛否両論を呼んだ『[[革命機ヴァルヴレイヴ]]』を筆頭に3つのロボットアニメが並び立った2013年春期からロボットアニメは徐々にその数を増やし、現在も『ノブナガ・ザ・フール』『[[キャプテン・アース]]』『M3-其ノ黒キ鋼-』『[[健全ロボ ダイミダラー]]』『[[シドニアの騎士]]』など様々なロボットアニメが放送され、人気を博している。 ……しかし、かつて90年代~00年代に隆盛した『子供向けロボットアニメ』はどうだろう。 現在放送中のロボットアニメの中で、子供たちに向けて制作されているであろう作品は『[[テンカイナイト]]』しかない。 ムゲンバインの系譜を受け継いだ『爆獣合神ジグルハゼル』も玩具オリジナルだが児童雑誌の展開も行われていない。 マシンロボのライバルであるトランスフォーマーシリーズも、現在地上波でのアニメ放送は行っていない。 たとえ大人たちに向けて良質のロボットアニメを発信しても、次代の担い手となる子供たちにロボットアニメが根付かないことにはジャンルは先細り、いつか滅びてしまう。 深夜のTV画面に勇壮に活躍する鋼の巨体が、夕方子供たちがその画面に齧りつく頃にはすっかり鳴りを潜めてしまう……これでは、長い目で見たロボットアニメに未来はない。 今こそ、ロボットアニメ・そしてそれに連動するオリジナルロボット玩具の未来の為に、マシンロボは復活すべきではないだろうか。 昭和から平成へ、オリジナルロボット玩具の魂を伝えてきたマシンロボ。その魂の炎が、再び灯ることを切に願う。 === マシンロボ小ネタまつり === 人気声優の[[沢城みゆき]]は、マシンロボフリークでマシンロボグッズをたくさん持っており、 何時かはマシンロボTVアニメシリーズ大半の明るくて前向きな明朗活発な元気娘なしっかり者の主役ヒロインを演じたいと思っている。 前述したが昭和マシンロボのデザインは、プレックスの若手スタッフの育成の側面も兼ねていたため後の[[スーパー戦隊シリーズ]]や[[メタルヒーローシリーズ]]にも反映された。 対して平成21世紀シリーズは、昭和と違い完全的にプレックスの[[平成ウルトラシリーズ]]のデザインの延長上である。 スーパー戦隊シリーズの第20作の『[[激走戦隊カーレンジャー]]』の3号ロボの[[VRVロボ>VRVマシン/VRVロボ]]には、マシンロボのリメイク的な要素が入っている。このVRVロボのデザインは、その後のマシンロボのデザインワークスにも影響を及ぼした。 『闘士ゴーディアン』の主役ロボ・ゴーディアン(プロテッサー・デリンガー・ガービン)と『クロノスの大逆襲』のバイカンフーは、 互いに合体システム(パイロットが小型ロボに収納され、更に大型ロボに収納されて完成)が酷似しているが、両者の金型は別物で流用はあくまで合体機構のみである。 追記・修正お願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,7) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 発売当時はドリルロボが唯一の悪役で№7だったがアニメ「クロノスの逆襲」では急に善のマシンロボになっており当時集めていた弟を驚かせた。設定変更だけは止めてほしい。 -- 名無しさん (2014-05-24 22:23:13) - よくわからんが荒らしか?>項目名 -- 名無しさん (2014-05-25 02:25:17) - ↑多分、無断申請で制作したんじゃないかと -- 名無しさん (2014-05-25 02:34:52) - 無申請はよくないが、遊戯王のわけわからん項目よりずっとおもしろいわ。 -- 名無しさん (2014-05-26 00:05:04) - いろいろと悪文だったので僭越ながら修正。熱い気持ちはわかるが、聞いてもいない『みんなの意見』を書き込むのはどうかと。 -- 名無しさん (2014-05-26 13:19:38) - 今もたいして文章変わってなくない? -- 名無しさん (2014-05-26 13:41:24) - なるべく投稿時の文を残しつつ言い回しとかの修正をしようとしたんだろうか -- 名無しさん (2014-05-26 21:05:46) - 余計な情報が多い気はするな。旧wikiの時だと各種個別項目をリンクしながら補っていたのを無理やり全部載せた感じがする。 -- 名無しさん (2014-05-27 00:20:38) - やたらと新着に出てくると思ったら…何でもかんでも項目に載せりゃいいってもんじゃないぞ -- 名無しさん (2014-05-27 00:39:53) - 「そして、今~」の所は要らない。 -- 名無しさん (2015-01-09 08:31:49) - 何故食玩版ムゲンバインはバッドエンドで区切ったんだろうな… -- 名無しさん (2021-02-14 10:38:41) - そして今の部分今はシンカリオン以外完全新規の子供向けロボ死んでるのが悲しいね。あとはゾイドとかの継続枠ばっか -- 名無しさん (2021-05-01 21:18:42) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2014/05/17 Sat 22:21:19 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 9 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&sizex(6){&font(#c0c0c0,b){MACHINE}} &sizex(6){&font(#c0c0c0,b){ROBO}} マシィィィーーーーーーーンロボ!ロボ!ロボ……(エコー)(エコー)} &font(#ffdc00,#ff0000){&bold(){マシンロボ}}とは、1982年にバンダイが送り出した、「乗り物がスーパーロボットに変形する」というコンセプトの変形ロボ玩具シリーズ。 テレビキャラクターの玩具化を中心とした同社には珍しく、長期展開している玩具発のメディアミックスシリーズの一つである。 == 歴史 == === 昭和シリーズ === ◆昭和第一期(初期/1982年~1986年) 1982年当時、タカラの『ダイアクロン』『ミクロマン』シリーズ(後の『[[トランスフォーマー]]』の雛形)のヒットに衝撃を受けた男児玩具専門会社のポピー(現・バンダイボーイズトイ事業部)は、 新たなるキャラクタートイの発信のためとある企画を立ち上げた。それが、「マシンロボ」シリーズである。 シリーズは『超合金』『ポピニカ』の延長上にあるロボットトイ(通称『600シリーズ』)の展開からスタート。 コレクショントイとしては『黄金戦士ゴールドライタン』のライタンシリーズの後継でもあり、たった600円で乗り物から簡易変形するロボットが買えるという、破格のコストパフォーマンスが特徴であった。 初期の雑誌展開は、徳間書店の『テレビランド』のカラーグラビアページで独占掲載されていた。 このシリーズの仕掛け人は村上克司。 玩具デザイン会社プレックスの代表であり、当時のポピー・バンダイで超合金やポピニカやウルトラシリーズや[[メタルヒーローシリーズ]]や[[スーパー戦隊シリーズ]]の玩具、 変形合体可能かつ玩具にも最適なロボットアニメシリーズを手がけ、ヒット作にも恵まれた名玩具クリエイターである。 当マシンロボシリーズのデザインは、「アイデアの浪費としながらも、プレックスの若手育成に役立った」とされている。 なお、このプレックスの若手の中には現在も『超合金魂』を送り出している野中剛などがいた。 1984年初頭に発売された専用キャリアー「ジェットギャリー」を皮切りに、マシンロボは秘密基地路線に転向。 以降DX変形ロボットキャリアマシン「コンバットギャリー」、要塞基地マシン「バトルベース」、敵キャラの「デビルインベーダー」、 そしてマシンロボを収納するパワードスーツが合体する「バトルアーマー5」が大ヒット。 その一方で姉妹品として卵型変形玩具で後のウルトラエッグのルーツになった「タマゴラス」や、[[鍵]]や錠前が変形する「機甲錠人メタルジョー」を発売した。 1985年、アメリカで『ゴーボッツ』の名で展開していたマシンロボはハンナ・バーベラ社制作のシリーズ『チャレンジ・オブ・ザ・ゴーボッツ』としてアニメ化される。更に期を同じくして、日本国内でもアニメ化企画が浮上した。 その理由として、 -1982年~1985年当時はアニメロボット、とりわけスーパーロボット系玩具の売り上げが、[[ガンプラ]]ブームをきっかけとするリアルロボットへの主流交代の影響で頭打ちになっていたこと。 -『[[超時空要塞マクロス]]』の可変バルキリー(タカトクトイス)のヒットに端を発し、以降トランスフォーマーへと至る「合体」から「変形」への嗜好の転換。 -上記した二つの理由により、バンダイをメインスポンサーとする『機甲艦隊ダイラガーXV』~『ビデオ戦士レザリオン』まで続いた東映テレビプロ製作・八手三郎原作の八手ロボットアニメシリーズや『星銃士ビスマルク』、『[[超獣機神ダンクーガ]]』、『[[忍者戦士飛影]]』等が期待通りの売り上げを出せなかったこと などが挙げられる。 様々な試みで苦境を打破せんとした上記作品群が軒並みその使命を果たせずに終わる中、マシンロボは1985年当時のバンダイでは1300~2000万個台と、社内売り上げにおいて堂々1位を獲得する。 そしてこの年もマシンロボ初の合体ロボ「マシンパズラー」、2台の変形合体「ダブルマシンロボ」、海外逆輸入の「ビッグマシンロボ」、 アクションフィギュアと変形ロボット玩具が融合した「格闘技ロボ」といった斬新なラインナップを次々展開し大ヒットとなった。 同時にマシンパズラーとバトルアーマー5の宿敵となる六体のロボットが合体変形する「デビルパズラー」も発売予定だったが、アニメが放送される際に「デビルサターン6」と名を変えて発売された。 ◆昭和第2期(アニメシリーズ/1986年~1989年) 1986年、前年から持ち越しとなったマシンロボのテレビアニメ化の話が再浮上した。 [[タツノコプロ]]・スタジオぴえろ・葦プロダクション・[[東映動画>東映アニメーション]]・日本アニメーション)等が参加しコンベンションが開かれ、最終的に葦プロ製作の『マシンロボ クロノスの大逆襲』が、当時ブームだったトランスフォーマーへの対抗馬として放映される事になった。 敵こそ初期と同じギャンドラーだが、舞台は地球ではなくクロノス星、主役は今までのマシンロボの看板だったジェットロボとライバルであるドリルロボに代わり人型ロボット(クロノス族)の「[[ロム・ストール]]」と彼が操る「バイカンフー」が務めた。 ジェットロボとドリルロボはロムと共に戦う「ブルー・ジェット」と「ロッド・ドリル」という役を与えられたが、それ以外はほぼモブかやられ役になっていた。 アニメ放送中にはアニメと連動する新たなラインナップとしてロムの仲間の「トリプル・ジム」、本編でもゲストキャラとして登場した「ホイールマン」、善と悪の「岩石超人」、「宝石超人」、「ランドコマンダー5」そしてロムや妹のレイナ・ストールが乗り込む「パワーライザー」が登場。 「ホイールマン」などは後の「ガッタイザウラー」と「DASHマシンロボ」と共に翌年のアニメシリーズにも引き続き登場する。 アニメの途中から登場し、玩具も発売したタフトレーラーとプロトラックレーサーの2体は、先行して『[[超新星フラッシュマン]]』の[[タイタンボーイ(フラッシュタイタン)>タイタンボーイ/グレートタイタン]]としても発売されたが、これらは元々バンダイの村上克司氏がマシンロボ用に設計されたものであった。 これは当時の東映の戦隊担当のプロデューサーの鈴木武幸氏は、前年から持ち越しの『フラッシュマン』に登場する2号ロボのデザインを探しており、 カラーリング変更やコンテナ強化変形パーツ(グレートタイタン)付与による差別化の上で、言わば「逆流用」という形で導入する事になった経緯がある。 1987年、マシンロボTVアニメシリーズ第2弾として製作されたのは『マシンロボ ぶっちぎりバトルハッカーズ』。放送時間帯移動に伴い、前作の30分枠から25分枠への縮小措置が採られた。 舞台をクロノス星から電子惑星B-1に移したマシンロボ軍団とそこに偶然迷い込んだ地球人の少年少女達が織りなす群像劇がウリで、ミリタリー要素を強化したシリーズの原点回帰と昭和シリーズの集大成を狙った作品である。 主人公はバトルハッカーズ隊のリーダーでジェット・ガウォーク・戦車の四段変形がウリの「アールジェタン」。他にもジェット・レーザーガンに三段変形する「マッハブラスター」やドリル戦車・サイに三段変形する「ドリルクラッシャー」、地球人の少年アキラとルークが着こんで操縦する「ジェットライザー」と「バトルライザー」などが登場、プロトラックレーサーもバトルハッカーズ隊のメンバーとして活躍する。 パットとミア、2人の主役ヒロインの感情豊富な萌え描写も前作より強化されたが、一方で時間尺短縮によりドラマ進行が高速化・単純化。視聴率も売り上げもスポンサーの期待通りに行かず、マニア人気も単独主役でOVAシリーズも作られた前作ヒロインのレイナの人気に比べいま一つだったのか、半年強で打ち切られた。物語をキレイに締めるには時間が足りず、一定の区切りは付けつつも「俺たちの戦いはこれからだ」エンドとなっている。 実際の番組の打ち切りの終了は、当時のマシンロボ自体その物がマンネリ化寸前化していたからという。だから、スポンサーのバンダイは、マシンロボのマンネリ化寸前を打破するためにアニメシリーズを終了したという。 1988年前半には、前年の秋より企画されており、アニメの『バトルハッカーズ』でも活躍したニューマシンロボ『ウィナーロボ』が発売された。 しかし、既にその頃は『[[聖闘士星矢]]』の「聖闘士聖衣大系」がヒットした影響で、アーマー装着型アクションフィギュア(いわゆる「クロスもの」)が玩具業界を席巻していた。 そのためマシンロボは全盛期ほどの人気を得ることができず、更にロボットアニメブーム自体の終焉も相俟って 昭和(元号)=1980年代(年代)の終了と同時にマシンロボの展開は、一旦終了してしまう。 === 平成シリーズ === ◆平成第一期(1992年~2001年) 1992年~1994年に、旧マシンロボへのリスペクトを込めた一度限りの復活商品・ライト&サウンド変形ロボの『CGロボ(シージーロボ)』が発売されたが、同期の勇者シリーズに商業面に勝てずに終了。 CGロボは、後にヨーロッパ展開『ロボマシーン』において、昭和の600シリーズとの混合で発売された。 このCGロボの失敗によりマシンロボ復活の試みは潰えたかに思えたが、2001年唐突に『マシンロボGP』がガシャポンで登場。 身近な乗り物から簡素な変形機構でロボットとなるその姿はまさに600シリーズの再来。 GP自体は一弾のみで終了してしまったが、その後のマシンロボ復活の狼煙として当時の子供たちの心に確かにその名を焼き付けた。 ◆平成第2期(21世紀第1期シリーズ/2002年~2014年) 1999年~2001年頃の間、東映アニメーションの関弘美プロデューサーは、プレックスの野中剛デザイナーと[[平成ウルトラシリーズ]]のデザインチームに「デジモンに代わる新企画」のオファーを持ち込む。 プレックスの答えは、「マシンロボの復活」である。パイロットフィルムとデザイン画が製作されたが、同時期にプレックスは、当時サンライズの古里尚丈プロデューサーにもマシンロボの企画を持ち込んでおり、 実際には、サンライズ製作の『[[出撃!マシンロボレスキュー]]』が放映された。 昭和マシンロボシリーズは、「宇宙生まれの機械ロボット生命体」という設定だったのに対し、 これ以降の平成シリーズでは、「地球製(日本で誕生し、海外支部へと拡大する)の意思を持つロボット=科学の結晶、かつ人間の少年少女のバディとして活躍する存在」へと大幅に変更される事となる。 玩具のウリも変形だけではなく、各部に備えた共通ジョイントによる合体・組み換え遊び『エクス合体』が全面的にアピールされ、 アニメ劇中でも行われた手足の交換の他、数多くのマシンを組み合わせることで無限大の合体パターンを生み出すことができる大変プレイバリューの広い商品群が展開された。 なおこのジョイント、同時期に発売された『[[ウルトラマンコスモス]]』の『テックブースター』など他作品の玩具との互換性もあり、作品の枠を越えた更なるエクス合体を楽しむこともできた。 総じて、子供たち(とかつてマシンロボに親しんだ大人たち)のイマジネーションを強く刺激する玩具であったといえよう。 昭和のアニメ2作を手がけた葦プロから一転、ロボットアニメに関して数々の蓄積と経験とノウハウがあるあの天下のサンライズがマシンロボを製作することを(双方のブランド名の大きさもあって)却って不安視する声もあったが、蓋を開けてみれば玩具もアニメも大ヒット。玩具売り上げ・視聴率ともに高水準をマークし、当初の不安を払い除ける成果を上げた。 この好評を受けてシリーズ第2弾の製作を、との声もあったが残念ながら実現しなかった。   そのため、現時点では『マシンロボレスキュー』がマシンロボ最後のテレビアニメ作品となっている。 『レスキュー』終了後の2003年12月~2006年12月まで玩具オリジナルの『マシンロボ ムゲンバイン』がバンダイ・ボーイズトイ事業部から発売された。 『レスキュー』と設定を共有している事実上の続編だが、テレビ放送はされず小学館のてれびくん誌上で漫画連載とオリジナルジオラマによるグラビアと玩具情報が展開された。 ムゲンバインシリーズは、純粋な変形シリーズでは無く、組み換え合体遊びが出来るロボット玩具シリーズである。これは、『レスキュー』における「エクス合体」の要素を強化したもの。 ロイドと呼ばれる小型ロボとバインパーツを組み合わせる事で、機械や乗り物や武器や動物や昆虫や恐竜や魚類や鳥類に変形出来たり、 さらに従来の人型ロボに変形される他にも、複数のバインパーツを組み合わせて合体する巨大ロボにもなる事が出来るのが特徴。 共通ジョイントなので別のムゲンバインシリーズを使っての組み換え合体や、前作の『レスキュー』シリーズに合体可能という、まさに無限の遊びが秘められている。 『ムゲンバイン』の2005年~06年展開において、この時期に発売された商品は、全て「日本以外の海外支部で活躍するマシンロボ」という設定で、国際色豊かなヒーロー像となっている。 まず2005年度のクエストナイトは、フランス・ロシア・ウクライナ・オランダの東西ヨーロッパ支部所属。 セイブガンマンとムゲンヘラクレスは、ドイツ・ギリシャ・ベルギー・スペイン・ポルトガルの西南ヨーロッパ支部所属。 レイザーニンジャは、イタリア・ハンガリー・ブルガリアの南東ヨーロッパ支部所属(何故忍者がイタリアを守っているのかは気にしてはいけない)。 これらは、マシンロボヨーロッパ支部ブロックのメンバーとして各地域を拠点に属し活躍している。 同じく2005年度(発売時期は2005年12月~2006年3月の年末年始から年度末にかけて)のテイオウリュウは東中国支部所属。 ウズマキドリは北南中国支部所属、ワンリキグマはモンゴル・北中国支部所属、そしてユウテンマはモンゴル・北ロシア支部所属。 これらは、マシンロボユーラシアブロックのメンバーとして各地域を拠点に属し活躍している。 また彼らはモチーフに『[[西遊記>西遊記(中国古典)]]』の三蔵法師一行を取り入れており、テイオウリュウから順番に悟空・悟浄・八戒・三蔵となる。 続く2006年度のウィングバットは、同じイタリア・ハンガリー・ブルガリアの南東ヨーロッパ支部所属。 アークタイガーとギアトータスは、同じフランス・ロシア・ウクライナ・オランダの東西ヨーロッパ支部所属。 インパクトダイルは南米支部所属、カードコングはアフリカ支部所属。 スピットコブラとサーガシグスフィンクス(合体してサーガシグファルコンとなる)は、エジプト支部所属。 これら3地域(トルコとアルゼンチン等の中東地域を含めた)の4体(3体)は、マシンロボ熱帯地区支部ブロックのメンバーとして各地域を拠点に属し活躍している。 2007年からはマシンロボの名が消えた「[[食玩版ムゲンバインシリーズ>ムゲンバイン(食玩)]]」が発売された。 キャンディトイとはいえそのクオリティは折り紙つきであり、300円×5(後に6種)のラインナップを合体させて巨大ロボ形態にすれば従来のムゲンバインシリーズに負けるとも劣らない大きさを誇る。 『ムゲンエンペラー』『ムゲンリュウオウ』『ムゲンファラオ』などの名作を連発したが、終盤は露骨なコスト減による小型化・ラインナップの増加など迷走が続き『進化合体エヴォルバイン』『マシンロボNEXT』などのリニューアルを経て終了した。 『ムゲンバイン』という有形ブロック玩具としてどうにかその命脈を繋ぎ止めていたマシンロボは、今再び休眠期に入ろうとしている―― === そして、今・マシンロボの復活と未来 === 今現在、一時その勢力を衰えさせていた『ロボットアニメ』というジャンルは少しずつ息を吹き返しつつある。 賛否両論を呼んだ『[[革命機ヴァルヴレイヴ]]』を筆頭に3つのロボットアニメが並び立った2013年春期からロボットアニメは徐々にその数を増やし、現在も『ノブナガ・ザ・フール』『[[キャプテン・アース]]』『M3-其ノ黒キ鋼-』『[[健全ロボ ダイミダラー]]』『[[シドニアの騎士]]』など様々なロボットアニメが放送され、人気を博している。 ……しかし、かつて90年代~00年代に隆盛した『子供向けロボットアニメ』はどうだろう。 現在放送中のロボットアニメの中で、子供たちに向けて制作されているであろう作品は『[[テンカイナイト]]』しかない。 ムゲンバインの系譜を受け継いだ『爆獣合神ジグルハゼル』も玩具オリジナルだが児童雑誌の展開も行われていない。 マシンロボのライバルであるトランスフォーマーシリーズも、現在地上波でのアニメ放送は行っていない。 たとえ大人たちに向けて良質のロボットアニメを発信しても、次代の担い手となる子供たちにロボットアニメが根付かないことにはジャンルは先細り、いつか滅びてしまう。 深夜のTV画面に勇壮に活躍する鋼の巨体が、夕方子供たちがその画面に齧りつく頃にはすっかり鳴りを潜めてしまう……これでは、長い目で見たロボットアニメに未来はない。 今こそ、ロボットアニメ・そしてそれに連動するオリジナルロボット玩具の未来の為に、マシンロボは復活すべきではないだろうか。 昭和から平成へ、オリジナルロボット玩具の魂を伝えてきたマシンロボ。その魂の炎が、再び灯ることを切に願う…と思っていたら2019年、ついに復活を遂げた!! 『マシンロボデュエル』という名称で、[[ミニプラ>ミニプラ(食玩)]]として発売されたのである。&s(){とはいえ、2弾で打ち切りになってしまったが…} === マシンロボ小ネタまつり === 人気声優の[[沢城みゆき]]は、マシンロボフリークでマシンロボグッズをたくさん持っており、 何時かはマシンロボTVアニメシリーズ大半の明るくて前向きな明朗活発な元気娘なしっかり者の主役ヒロインを演じたいと思っている。 前述したが昭和マシンロボのデザインは、プレックスの若手スタッフの育成の側面も兼ねていたため後の[[スーパー戦隊シリーズ]]や[[メタルヒーローシリーズ]]にも反映された。 対して平成21世紀シリーズは、昭和と違い完全的にプレックスの[[平成ウルトラシリーズ]]のデザインの延長上である。 スーパー戦隊シリーズの第20作の『[[激走戦隊カーレンジャー]]』の3号ロボの[[VRVロボ>VRVマシン/VRVロボ]]には、マシンロボのリメイク的な要素が入っている。このVRVロボのデザインは、その後のマシンロボのデザインワークスにも影響を及ぼした。 『闘士ゴーディアン』の主役ロボ・ゴーディアン(プロテッサー・デリンガー・ガービン)と『クロノスの大逆襲』のバイカンフーは、 互いに合体システム(パイロットが小型ロボに収納され、更に大型ロボに収納されて完成)が酷似しているが、両者の金型は別物で流用はあくまで合体機構のみである。 追記・修正はマシンロボの復活を願いながらお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,7) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 発売当時はドリルロボが唯一の悪役で№7だったがアニメ「クロノスの逆襲」では急に善のマシンロボになっており当時集めていた弟を驚かせた。設定変更だけは止めてほしい。 -- 名無しさん (2014-05-24 22:23:13) - よくわからんが荒らしか?>項目名 -- 名無しさん (2014-05-25 02:25:17) - ↑多分、無断申請で制作したんじゃないかと -- 名無しさん (2014-05-25 02:34:52) - 無申請はよくないが、遊戯王のわけわからん項目よりずっとおもしろいわ。 -- 名無しさん (2014-05-26 00:05:04) - いろいろと悪文だったので僭越ながら修正。熱い気持ちはわかるが、聞いてもいない『みんなの意見』を書き込むのはどうかと。 -- 名無しさん (2014-05-26 13:19:38) - 今もたいして文章変わってなくない? -- 名無しさん (2014-05-26 13:41:24) - なるべく投稿時の文を残しつつ言い回しとかの修正をしようとしたんだろうか -- 名無しさん (2014-05-26 21:05:46) - 余計な情報が多い気はするな。旧wikiの時だと各種個別項目をリンクしながら補っていたのを無理やり全部載せた感じがする。 -- 名無しさん (2014-05-27 00:20:38) - やたらと新着に出てくると思ったら…何でもかんでも項目に載せりゃいいってもんじゃないぞ -- 名無しさん (2014-05-27 00:39:53) - 「そして、今~」の所は要らない。 -- 名無しさん (2015-01-09 08:31:49) - 何故食玩版ムゲンバインはバッドエンドで区切ったんだろうな… -- 名無しさん (2021-02-14 10:38:41) - そして今の部分今はシンカリオン以外完全新規の子供向けロボ死んでるのが悲しいね。あとはゾイドとかの継続枠ばっか -- 名無しさん (2021-05-01 21:18:42) #comment #areaedit(end) }

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: