アイアンロックス

「アイアンロックス」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

アイアンロックス」(2023/06/07 (水) 15:21:27) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

&font(#6495ED){登録日}:2014/12/14 Sun 17:51:45 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &bold(){アイアンロックス}とは、『[[ウルトラセブン>ウルトラセブン(作品)]]』の第21話「海底基地を追え」に登場した[[軍艦]][[ロボット]]。 全長:80メートル 重量:15万トン *◆概要 海底に沈んだ戦艦などの残骸を利用してミミー星人が作り上げた軍艦ロボット。 日本だけではなく地中海や大西洋にも同じ物が現れており、日本に現れた物は&bold(){[[戦艦大和>大和(戦艦)]]}をベースに作られている。 武器は無数にある砲台による砲撃や、相手を捕まえる鎖などがある。 しかも船底には巨大なキャタピラがあり、海底や陸上を走行することも可能。 また、停止してから15分たつと爆発する&bold(){巨大な時限爆弾}でもある。 まず、南鳥島付近で船を襲い沈没させた後、伊豆に出現して漁師町に砲撃を行う。 ウルトラホークやポインターのミサイル攻撃で動きを止める事に成功したが、パリ本部からの通信で機能停止してから15分後に爆発する[[爆弾]]ロボットであることが判明する。 登場した[[ウルトラセブン]]を砲撃し、鎖で捕まえて爆発に巻き込もうとしたが空中回転され間一髪で脱出され[[エメリウム光線]]で倒された。 *◆関連キャラクター -宇宙海底人ミミー星人 身長:80センチメートル 体重:25キログラム 声:村越伊知郎 地球侵略を企み、アイアンロックスを造り上げた[[宇宙人]]。 高度な科学力を持っているが、身体が弱く生まれてくる子供の20%は死んでしまう。そのため、住みやすい環境の地球へ移住しようと企んでいる。ウルトラセブンの事を知っておりアイアンロックスに対セブン用の対策を施している。 下部からシャボン玉や光線を発射するヒトデのような宇宙船に乗り、海底を調査していたハイドランジャーを捕らえたがアイアンロックスが破壊されたたため 逃げようとした所をハイドランジャーに砲撃されて爆発した。 ちなみにミミー星人は、本編ではアイアンロックスの艦橋にある赤いランプからの声だけでその姿を見せなかったが、脚本ではフルハシと戦うシーンやセブンがミミー星人の総統と対峙するシーンなどが存在し、桑田次郎氏の漫画では頭の大きな小人という姿が描かれている。 *◆派生作品での登場 桑田次郎によるコミカライズ版『ウルトラセブン』においては、蜘蛛脚を生やして陸上を歩き回る描写が追加されている。 こちらでは内蔵された時限爆弾の威力がスケールアップし、&b(){日本列島を吹き飛ばすレベル}と恐ろしい事になっていた。 ウルトラ警備隊ですら爆弾の処理が不可能という状況で、キリヤマ隊長は下手に日本中を大混乱に陥らせるよりと、あえて日本の壊滅が近づいていることを公表せず、最期の日を平和に過ごさせてあげようと悲観的なムードになってしまったが、最終的にはセブン決死の行動により爆弾は取り外され、地球に影響の及ばない場所で処理された。 ゲーム『[[スーパー特撮大戦2001]]』においては鉄面党(『[[スーパーロボット レッドバロン]]』)の無人兵器という設定で登場。 シナリオ70「大海戦」に敵の増援として登場するが、原作とは異なり、何と&b(){14隻}もの大群で日本領海に侵入し、沿岸を攻撃した。 ゲーム『[[ウルトラ警備隊 空想特撮ゲーム>ウルトラ警備隊(アーケード)]]』では2面のアメリカ面(『ウルトラセブン』がモチーフ)に海上で一体登場。 装甲は薄いが、弾を辺り一面に乱射してくるので早いとこ潰さないと厄介。 漫画『[[ウルトラマンSTORY 0]]』では暗黒宇宙支配を目論む犯罪結社「星間連合」の[[ザラブ>ザラブ星人]]一派が作り上げた宇宙戦艦として登場。 船底・甲板・船腹を問わず全部位に砲門を取り付けた超攻撃型巨大戦艦であり、ウルトラマンクラスの巨体でも悠々と入れるほどでかい。 おまけに脚をドッキングさせることで歩き回ることも可能であり、最終兵器「ゴルド砲」は&bold(){惑星を数個まとめて貫く}ほど強力・長射程に加え、ウルトラ戦士の光線に反応し爆発すればビッグバンを引き起こすという救いようのない兵器であった。 [[ゾフィー]]とはぐれた[[エース>ウルトラマンエース]]、[[タロウ>ウルトラマンタロウ]]は、何とかしてこの大量破壊兵器を消し去るべく、命を懸けて作り上げた異空間[[バリア]]に閉じ込め、[[ウルトラダイナマイト]]で[[臨界を起こすより早く蒸発させる>ウルトラマンパワード]]という常識はずれな方法でこれを破った。 小説『Another Genesis』では、超人ブラストが人間だった頃の軍の同僚が機人に変貌した姿として登場。 人間としての自我は完全に失われており、同様の経緯で怪獣化した[[キングジョー]]、ジャンボットと共にブラストを襲ったが ヴォルテック・インパクトによる反撃を受けて3体共々沈黙した。 *◆余談 『ウルトラセブン』における造形物は東宝映画『連合艦隊司令長官 山本五十六』で使用された[[戦艦大和>大和(戦艦)]]のミニチュアを改造した物で、当時予算がかなり逼迫していた円谷プロの製作部からの「東宝から譲り受けた、戦艦大和のお古模型で怪獣を考えて」という指示に、特殊美術の成田亨氏は大激怒した……という説が長らく有力視されていたが、2012年発売の書籍『ウルトラセブン研究読本』では同映画と『セブン』画面上のミニチュアのサイズ差からこの通説を否定しており、円谷プロ独自で製作したものだと記述している。 ちなみに当の成田亨氏は自身の画集で「真剣に円谷プロを辞めることを考えていた頃のデザイン」とコメントしている(画集にはアイアンロックスのデザイン画は未掲載)。 海底に侵略宇宙人基地があり、軍艦ロボットが登場する」というプロットは、もともと『生物彗星WoO』の基礎になった『WoO』の「海底基地を砕け」で検討されたものであり、『[[ウルトラマン>ウルトラマン(作品)]]』の第2クール時に[[軍艦怪獣ヤマトン>ウルトラシリーズの没怪獣・宇宙人]]が登場する「侵略基地を砕け」のタイトルで予定されたもののNGとなり、本作でようやく映像化されることになった。 ウルトラ怪獣には足型が設定されているが、アイアンロックスの足型はクローラーの跡となっており、本体下部にクローラーが存在することが示唆されている。 脚本では「戦艦大和を利用した人型ロボット」(『ウルトラマン』に登場した[[ドドンゴ]]のようにスーツアクターが2人入る)として考案されていた。 ちなみに、知る人ぞ知る伝説のパロディ満載ゲーム『70年代風ロボットアニメ ゲッP-X』では、2面にアイアンロックスをモチーフにしたと思われる「重砲支援用ビースト トヤマ5200」が登場する。 こいつは登場時はアイアンロックスそのままの姿だが、ダメージを与えていくと浮上して下半分が怪獣になった姿を現す。 なおトヤマの名前から察せられるとおり半分は宇宙戦艦ヤマトのパロディで、しっかり第三艦橋まである凝り様である。 追記・修正は15分以内にお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,6) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - かっこいい! -- 名無しさん (2014-12-14 17:58:02) - 此奴の怖いのは一杯居たって事だよな。あちこちに居たって事は -- 名無しさん (2014-12-14 18:00:35) - 80のバラックシップのコンピューターってコイツのを流用したんじゃ・・・・・・・ -- 名無しさん (2014-12-14 18:28:40) - なに!?戦艦大和が現れた!? -- 名無しさん (2014-12-14 19:21:46) - 恐竜戦車と合体したら首長竜戦艦に… -- 名無しさん (2014-12-14 19:24:12) - ミミー星人の艦これ。 -- 名無しさん (2014-12-14 20:30:08) - 予算なかったのに、海岸のセットが豪華だった気がする -- 名無しさん (2014-12-14 21:14:57) - スーパー特撮大戦2001ではこいつが14隻も出てくるステージがある -- 名無しさん (2014-12-14 21:30:22) - STORY0のアイアンロックスはガチの宇宙戦艦になってて物凄かったな… あと成田亨氏は最初(ウルトラマンの没怪獣の)ヤマトンみたいなのを構想していたとか -- 名無しさん (2014-12-15 11:50:32) - ヤマトンは主砲を撃たなかったからアイアンロックスのほうがいい -- 名無しさん (2014-12-15 23:39:48) - 手枷に拘束されたセブンが水に濡れてる事もあって、やたらエロく見えた -- 名無しさん (2014-12-16 00:08:00) - 実は脚があったりする。 -- 名無しさん (2014-12-16 01:28:09) - 勝舞「ミミ!!」 -- 名無しさん (2014-12-16 01:35:30) - 地中海のはエゲレスに沈められたフランスの地中海艦隊あたりか? -- 名無しさん (2014-12-28 00:11:27) - ある意味デスフェイサーの先駆け -- 名無しさん (2015-01-06 19:32:48) - 漫画版は歩くけどカッコワルイ -- 名無しさん (2015-04-14 12:06:33) - 「ミミー星人の”威力”を思い知らせてやる」とか、ちょっと意味が分からないこと言ってる。 -- 名無しさん (2015-04-14 17:19:37) - 昔は”威力”を「偉大な力」という意味で使う事があったからな。ショッカーの怪人も「俺の”威力”を見ろ」なんて、変な日本語を使う奴が多かったし -- 名無しさん (2015-04-14 18:06:47) - アイアンロックスのスタイルに変わったビスマルクやローマも見てみたい。プリンス・オブ・ウェールズはさぞ横広な形になるだろう -- 名無しさん (2015-06-28 01:51:17) - 『ウルトラセブン研究読本』によると、戦争映画の造形物の流用という説は現在では否定されてるっぽい -- 名無しさん (2015-12-14 10:55:48) - そもそも戦艦大和を怪獣にしろと要求する発想からしてかっとんでいる -- 名無しさん (2016-06-15 23:08:25) - 武蔵を改造したアイアンロックスをさらに擬人化したらcvはくぎゅ一択だな -- 名無しさん (2016-07-07 09:04:25) - 小学三年生掲載の80の漫画では、チブル星人が編成した再生ロボット怪獣軍団のしんがりで、手足はおろか1960年代のアイアンマンみたいな目と口まであったよ -- 名無しさん (2016-09-27 19:34:52) - こいつって擬人化計画に出せないかなぁ。アレと被らないデザインで出来たら面白いと思うんだけど…… -- 名無しさん (2016-10-15 10:24:46) - こんなのを複数造る科学力よ -- 名無しさん (2017-03-06 22:56:34) - あの手枷足枷ミクロ化すればすぐ抜けられたんじゃないか? -- 名無しさん (2017-04-03 19:45:47) - 恐るべきローコスト侵略兵器 そういやパリ本部から自爆の情報が伝わったと言う事は、伊豆以外のアイアンロックスは無事(?)自爆したんかね? -- 名無しさん (2017-06-23 15:16:32) - そのうち合体怪獣のパーツとして使ってほしい、四足歩行の怪獣の背中に乗せてなんちゃってヤマトンみたいな感じで -- 名無しさん (2017-08-21 19:17:51) - ↑が今年のウルフェスのライブステージ第2部を見たのか気になる -- 名無しさん (2017-10-10 19:22:49) - 後に伝説の宇宙戦艦ヤマト、艦これアズレンと続く大和モチーフの大先輩で今の時代じゃ結構おいしい怪獣のはずなのに客演や擬人化にお呼びでないとはこれいかに -- 名無しさん (2019-08-30 18:05:44) - ミミー星人、産まれた子供の20%が死ぬって、ちょっと気になって放送当時の乳児死亡率を調べたらセブン放送開始前年の66年で19.3だった。地球(日本)人と大して変わらないじゃん! いやまあ、2%前後に収まってる現代日本と比較すりゃとんでもない数だし、現代日本より優れた医療技術も持ってる(と思われる)のに20%が死ぬと言うのがやばいんだろうけど…… -- 名無しさん (2020-07-30 09:41:02) - 大西洋に出たのはビスマルクかな? -- 名無しさん (2020-07-30 09:59:40) - 昔見た怪獣の技辞典みたいなビデオ見てあの鎖の名前が「キャッチングチェーン」とかいう名前になってたな -- 名無しさん (2021-02-26 16:01:45) - 擬人化なかったのはどうしても先行のネタと被っちゃうというのはあったのかも。コラボがあればワンチャンいけてたかもしれないけど -- 名無しさん (2022-09-18 04:27:35) - >日本に現れた物は戦艦大和をベースに作られている 宇宙戦艦ヤマトが作れ無くなるw。 -- 名無しさん (2023-02-21 23:03:02) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2014/12/14 Sun 17:51:45 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &bold(){アイアンロックス}とは、『[[ウルトラセブン>ウルトラセブン(作品)]]』の第21話「海底基地を追え」に登場した[[軍艦]][[ロボット]]。 全長:80メートル 重量:15万トン *◆概要 海底に沈んだ戦艦などの残骸を利用してミミー星人が作り上げた軍艦ロボット。 [[日本>日本国]]だけではなく地中海や大西洋にも同じ物が現れており、日本に現れた物は&bold(){[[戦艦大和>大和(戦艦)]]}をベースに作られている。 武器は無数にある砲台による砲撃や、相手を捕まえる鎖などがある。 しかも船底には巨大なキャタピラがあり、海底や陸上を走行することも可能。 また、停止してから15分たつと爆発する&bold(){巨大な時限爆弾}でもある。 まず、南鳥島付近で船を襲い沈没させた後、伊豆に出現して漁師町に砲撃を行う。 ウルトラホークやポインターの[[ミサイル]]攻撃で動きを止める事に成功したが、パリ本部からの通信で機能停止してから15分後に爆発する[[爆弾]]ロボットであることが判明する。 登場した[[ウルトラセブン]]を砲撃し、鎖で捕まえて爆発に巻き込もうとしたが空中回転され間一髪で脱出され[[エメリウム光線]]で倒された。 *◆関連キャラクター -宇宙海底人ミミー星人 [[身長]]:80センチメートル 体重:25キログラム 声:村越伊知郎 [[地球]]侵略を企み、アイアンロックスを造り上げた[[宇宙人]]。 高度な科学力を持っているが、身体が弱く生まれてくる子供の20%は死んでしまう。そのため、住みやすい環境の地球へ移住しようと企んでいる。ウルトラセブンの事を知っておりアイアンロックスに対セブン用の対策を施している。 下部からシャボン玉や光線を発射するヒトデのような宇宙船に乗り、海底を調査していたハイドランジャーを捕らえたがアイアンロックスが破壊されたたため 逃げようとした所をハイドランジャーに砲撃されて爆発した。 ちなみにミミー星人は、本編ではアイアンロックスの艦橋にある赤いランプからの声だけでその姿を見せなかったが、脚本ではフルハシと戦うシーンやセブンがミミー星人の総統と対峙するシーンなどが存在し、桑田次郎氏の漫画では頭の大きな小人という姿が描かれている。 *◆派生作品での登場 桑田次郎によるコミカライズ版『ウルトラセブン』においては、蜘蛛脚を生やして陸上を歩き回る描写が追加されている。 こちらでは内蔵された時限爆弾の威力がスケールアップし、&b(){日本列島を吹き飛ばすレベル}と恐ろしい事になっていた。 ウルトラ警備隊ですら爆弾の処理が不可能という状況で、キリヤマ隊長は下手に日本中を大混乱に陥らせるよりと、あえて日本の壊滅が近づいていることを公表せず、最期の日を平和に過ごさせてあげようと悲観的なムードになってしまったが、最終的にはセブン決死の行動により爆弾は取り外され、地球に影響の及ばない場所で処理された。 [[ゲーム]]『[[スーパー特撮大戦2001]]』においては鉄面党(『[[スーパーロボット レッドバロン]]』)の無人兵器という設定で登場。 シナリオ70「大海戦」に敵の増援として登場するが、原作とは異なり、何と&b(){14隻}もの大群で日本領海に侵入し、沿岸を攻撃した。 ゲーム『[[ウルトラ警備隊 空想特撮ゲーム>ウルトラ警備隊(アーケード)]]』では2面の[[アメリカ>アメリカ合衆国]]面(『ウルトラセブン』がモチーフ)に海上で一体登場。 装甲は薄いが、弾を辺り一面に乱射してくるので早いとこ潰さないと厄介。 [[漫画]]『[[ウルトラマンSTORY 0]]』では暗黒宇宙支配を目論む犯罪結社「星間連合」の[[ザラブ>ザラブ星人]]一派が作り上げた宇宙戦艦として登場。 船底・甲板・船腹を問わず全部位に砲門を取り付けた超攻撃型巨大戦艦であり、ウルトラマンクラスの巨体でも悠々と入れるほどでかい。 おまけに脚をドッキングさせることで歩き回ることも可能であり、最終兵器「ゴルド砲」は&bold(){惑星を数個まとめて貫く}ほど強力・長射程に加え、ウルトラ戦士の光線に反応し爆発すればビッグバンを引き起こすという救いようのない兵器であった。 [[ゾフィー]]とはぐれた[[エース>ウルトラマンエース]]、[[タロウ>ウルトラマンタロウ]]は、何とかしてこの大量破壊兵器を消し去るべく、命を懸けて作り上げた異空間[[バリア]]に閉じ込め、[[ウルトラダイナマイト]]で[[臨界を起こすより早く蒸発させる>ウルトラマンパワード]]という常識はずれな方法でこれを破った。 小説『Another Genesis』では、超人ブラストが人間だった頃の軍の同僚が機人に変貌した姿として登場。 人間としての自我は完全に失われており、同様の経緯で怪獣化した[[キングジョー]]、ジャンボットと共にブラストを襲ったが ヴォルテック・インパクトによる反撃を受けて3体共々沈黙した。 *◆余談 『ウルトラセブン』における造形物は東宝映画『連合艦隊司令長官 山本五十六』で使用された[[戦艦大和>大和(戦艦)]]のミニチュアを改造した物で、当時予算がかなり逼迫していた円谷プロの製作部からの「東宝から譲り受けた、戦艦大和のお古模型で怪獣を考えて」という指示に、特殊美術の成田亨氏は大激怒した……という説が長らく有力視されていたが、2012年発売の書籍『ウルトラセブン研究読本』では同映画と『セブン』画面上のミニチュアのサイズ差からこの通説を否定しており、円谷プロ独自で製作したものだと記述している。 ちなみに当の成田亨氏は自身の画集で「真剣に円谷プロを辞めることを考えていた頃のデザイン」とコメントしている(画集にはアイアンロックスのデザイン画は未掲載)。 海底に侵略宇宙人基地があり、軍艦ロボットが登場する」というプロットは、もともと『生物彗星WoO』の基礎になった『WoO』の「海底基地を砕け」で検討されたものであり、『[[ウルトラマン>ウルトラマン(作品)]]』の第2クール時に[[軍艦怪獣ヤマトン>ウルトラシリーズの没怪獣・宇宙人]]が登場する「侵略基地を砕け」のタイトルで予定されたもののNGとなり、本作でようやく映像化されることになった。 ウルトラ怪獣には足型が設定されているが、アイアンロックスの足型はクローラーの跡となっており、本体下部にクローラーが存在することが示唆されている。 脚本では「戦艦大和を利用した人型ロボット」(『ウルトラマン』に登場した[[ドドンゴ]]のようにスーツアクターが2人入る)として考案されていた。 ちなみに、知る人ぞ知る伝説のパロディ満載ゲーム『[[70年代風ロボットアニメ ゲッP-X]]』では、2面にアイアンロックスをモチーフにしたと思われる「重砲支援用ビースト トヤマ5200」が登場する。 こいつは登場時はアイアンロックスそのままの姿だが、ダメージを与えていくと浮上して下半分が怪獣になった姿を現す。 なおトヤマの名前から察せられるとおり半分は宇宙戦艦ヤマトのパロディで、しっかり第三艦橋まである凝り様である。 追記・修正は15分以内にお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,6) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - かっこいい! -- 名無しさん (2014-12-14 17:58:02) - 此奴の怖いのは一杯居たって事だよな。あちこちに居たって事は -- 名無しさん (2014-12-14 18:00:35) - 80のバラックシップのコンピューターってコイツのを流用したんじゃ・・・・・・・ -- 名無しさん (2014-12-14 18:28:40) - なに!?戦艦大和が現れた!? -- 名無しさん (2014-12-14 19:21:46) - 恐竜戦車と合体したら首長竜戦艦に… -- 名無しさん (2014-12-14 19:24:12) - ミミー星人の艦これ。 -- 名無しさん (2014-12-14 20:30:08) - 予算なかったのに、海岸のセットが豪華だった気がする -- 名無しさん (2014-12-14 21:14:57) - スーパー特撮大戦2001ではこいつが14隻も出てくるステージがある -- 名無しさん (2014-12-14 21:30:22) - STORY0のアイアンロックスはガチの宇宙戦艦になってて物凄かったな… あと成田亨氏は最初(ウルトラマンの没怪獣の)ヤマトンみたいなのを構想していたとか -- 名無しさん (2014-12-15 11:50:32) - ヤマトンは主砲を撃たなかったからアイアンロックスのほうがいい -- 名無しさん (2014-12-15 23:39:48) - 手枷に拘束されたセブンが水に濡れてる事もあって、やたらエロく見えた -- 名無しさん (2014-12-16 00:08:00) - 実は脚があったりする。 -- 名無しさん (2014-12-16 01:28:09) - 勝舞「ミミ!!」 -- 名無しさん (2014-12-16 01:35:30) - 地中海のはエゲレスに沈められたフランスの地中海艦隊あたりか? -- 名無しさん (2014-12-28 00:11:27) - ある意味デスフェイサーの先駆け -- 名無しさん (2015-01-06 19:32:48) - 漫画版は歩くけどカッコワルイ -- 名無しさん (2015-04-14 12:06:33) - 「ミミー星人の”威力”を思い知らせてやる」とか、ちょっと意味が分からないこと言ってる。 -- 名無しさん (2015-04-14 17:19:37) - 昔は”威力”を「偉大な力」という意味で使う事があったからな。ショッカーの怪人も「俺の”威力”を見ろ」なんて、変な日本語を使う奴が多かったし -- 名無しさん (2015-04-14 18:06:47) - アイアンロックスのスタイルに変わったビスマルクやローマも見てみたい。プリンス・オブ・ウェールズはさぞ横広な形になるだろう -- 名無しさん (2015-06-28 01:51:17) - 『ウルトラセブン研究読本』によると、戦争映画の造形物の流用という説は現在では否定されてるっぽい -- 名無しさん (2015-12-14 10:55:48) - そもそも戦艦大和を怪獣にしろと要求する発想からしてかっとんでいる -- 名無しさん (2016-06-15 23:08:25) - 武蔵を改造したアイアンロックスをさらに擬人化したらcvはくぎゅ一択だな -- 名無しさん (2016-07-07 09:04:25) - 小学三年生掲載の80の漫画では、チブル星人が編成した再生ロボット怪獣軍団のしんがりで、手足はおろか1960年代のアイアンマンみたいな目と口まであったよ -- 名無しさん (2016-09-27 19:34:52) - こいつって擬人化計画に出せないかなぁ。アレと被らないデザインで出来たら面白いと思うんだけど…… -- 名無しさん (2016-10-15 10:24:46) - こんなのを複数造る科学力よ -- 名無しさん (2017-03-06 22:56:34) - あの手枷足枷ミクロ化すればすぐ抜けられたんじゃないか? -- 名無しさん (2017-04-03 19:45:47) - 恐るべきローコスト侵略兵器 そういやパリ本部から自爆の情報が伝わったと言う事は、伊豆以外のアイアンロックスは無事(?)自爆したんかね? -- 名無しさん (2017-06-23 15:16:32) - そのうち合体怪獣のパーツとして使ってほしい、四足歩行の怪獣の背中に乗せてなんちゃってヤマトンみたいな感じで -- 名無しさん (2017-08-21 19:17:51) - ↑が今年のウルフェスのライブステージ第2部を見たのか気になる -- 名無しさん (2017-10-10 19:22:49) - 後に伝説の宇宙戦艦ヤマト、艦これアズレンと続く大和モチーフの大先輩で今の時代じゃ結構おいしい怪獣のはずなのに客演や擬人化にお呼びでないとはこれいかに -- 名無しさん (2019-08-30 18:05:44) - ミミー星人、産まれた子供の20%が死ぬって、ちょっと気になって放送当時の乳児死亡率を調べたらセブン放送開始前年の66年で19.3だった。地球(日本)人と大して変わらないじゃん! いやまあ、2%前後に収まってる現代日本と比較すりゃとんでもない数だし、現代日本より優れた医療技術も持ってる(と思われる)のに20%が死ぬと言うのがやばいんだろうけど…… -- 名無しさん (2020-07-30 09:41:02) - 大西洋に出たのはビスマルクかな? -- 名無しさん (2020-07-30 09:59:40) - 昔見た怪獣の技辞典みたいなビデオ見てあの鎖の名前が「キャッチングチェーン」とかいう名前になってたな -- 名無しさん (2021-02-26 16:01:45) - 擬人化なかったのはどうしても先行のネタと被っちゃうというのはあったのかも。コラボがあればワンチャンいけてたかもしれないけど -- 名無しさん (2022-09-18 04:27:35) - >日本に現れた物は戦艦大和をベースに作られている 宇宙戦艦ヤマトが作れ無くなるw。 -- 名無しさん (2023-02-21 23:03:02) #comment #areaedit(end) }

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: