ネメシス(キン肉マン)

「ネメシス(キン肉マン)」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

ネメシス(キン肉マン)」(2024/04/19 (金) 23:46:23) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

&font(#6495ED){登録日}:2015/07/21 Tue 00:33:57 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 15 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center{&bold(){&color(Turquoise){忌まわしい記憶と共にやつを葬り去るのがオレに与えられし天命・・・}}} #center{&bold(){&color(Turquoise){それ以上余計なことはどうでもいい!}}} ネメシスとは、[[漫画]]『[[キン肉マン>キン肉マン(漫画)]]』に登場するキャラクター。 *●概要 所属:[[完璧超人]] [[身長]]:205cm 体重:140kg [[超人強度]]:6800万パワー #region(戦績) vsロビンマスク○(“完肉”バトルシップ・シンク) vsラーメンマン○(マッスル・スパーク) vsキン肉マン●(マッスル・スパーク) #endregion 2012年に始まり、週プレNEWSでWEB連載されていた【完璧超人始祖編】に登場。 超人の派閥の一つ『完璧超人』の精鋭部隊『&bold(){&ruby(パーフェクト・ラージナンバーズ){[[完璧・無量大数軍]]}}』のメンバーで、&bold(){&color(Turquoise){『完肉』}}の異名を持つ。 額に「完」の字が付いたキン肉族のものと思しきマスクを身に着けており、 歴代の王族の中でもごく限られた者しか扱えないとされる三大奥義の一つ、&bold()&bold(){&color(Turquoise){「マッスル・スパーク」}}を使いこなす。 頭の両脇には&s(){[[マジンカイザー>マジンカイザー(機体)]]}角のようなパーツがあるが、 戦闘時にはスライドして口を覆い、キン肉族の戦闘スタイルのマスクに酷似した形になる。 胸の部分には[[鎧>鎧兜]]を着用している。 白目を剥いた敵側のキン肉マンということで王位争奪戦ラスボスの[[キン肉マン スーパー・フェニックス]]を思い起こす読者も多かったが、後に明かされたカラーデザインは肌色であるスグルやフェニックスとはまるで違う青白い体色のキン肉族という衝撃的なものだった。 [[キン肉マン>キン肉マン/キン肉スグル]]は彼と面識が全くないらしいが、 ネメシス自身はキン肉族との因縁や、キン肉マン及びその父である真弓と面識があることを仄めかす発言をしている。 *●人物 完璧超人は&bold(){「超人の神に最も近い存在」}と言われ、他属性の超人を「下等超人」と見下す傾向にあるが、彼も例外ではない。 性格は苛烈にして尊大。 完璧超人としての自らを何より誇りとし、真の完璧超人たらんと高潔で正々堂々と振る舞う完璧主義者。 反面完璧超人が掲げる「掟」を絶対視するが故に自身のやることなすことを全て正しいと信じて疑わず、他勢力の超人達を露骨に見下す独善的な一面を抱える。 その極まった覚悟故に完璧超人の使命を果たすためなら仲間だろうが迷わず殺し、上司にあたる完璧超人始祖が敗北しても顔色一つ変えない。 下等超人であろうと戦って実力を認めた相手に対してはある程度の敬意を払う度量もあり、場合によっては完璧超人入りを勧めることもあるなど常に見下してばかりという訳ではない。 また他者に常に厳しく接するが同時に自分にも厳しく精神を戒めており、正しく「完璧超人」という超人勢力の思想を具現化したかのような傑物。 仲間である[[ピークア・ブー>ピークア・ブー(キン肉マン)]]は&bold(){&color(#ff00ff){「数百年にひとりの不世出の完璧超人」}}と称賛している。 無量大数軍のリーダー格である[[ストロング・ザ・武道]]が[[悪魔超人]]の[[ザ・魔雲天]]との戦闘で姿を消してからは、彼がリーダーの役割を担うことになり、以後新シリーズにおける完璧超人という勢力の象徴として君臨する。 普段は完璧超人らしく常に感情を表に出さない冷徹で堂々とした態度の男であるが、自身の出自やキン肉族の事になると感情を露わにし激昂。 特にキン肉族に対しては凄まじい憎悪と侮蔑、嫌悪の感情を剥き出しにし、人が変わったように罵倒する。 以下&bold()&color(red){ネタバレ注意}。 *●プロフィール 出身:キン肉星 本名:キン肉サダハル 縁者:キン肉タツノリ(兄)・キン肉真弓(甥)・キン肉アタル/スグル兄弟(姪孫) 名前の由来は元プロ野球選手の王貞治氏。 *●作中での活躍 **1.謎の覆面超人ネメシス 【キン肉星王位争奪編】終了後からストーリーが始まる。 正義超人・悪魔超人・完璧超人による「三属性超人不可侵条約」が締結され、超人界にも平和が訪れたかに見えた。 しかし、[[ネプチューンマン]]らと違い他属性との和解を認めない完璧超人の本隊『完璧・無量大数軍』が乱入し、正義超人に宣戦布告。 無量大数軍の一員であるネメシスはこの「三属性超人戦争」の第2ステージから参戦し、その容姿で当初から注目を集めた。 無量大数軍の一員でありながらキン肉マンに敗れても掟通り自害せず、彼との再戦を望んだ&bold(){&color(hotpink){ピークア・ブー}}に対し、 ネメシスは「裏切り者を処刑する」としてマッスル・スパークを仕掛け、周囲を驚かせた。 **2.完璧超人の歴史 第2ステージの試合は&bold(){&color(orange){エジプトのサッカラから鳥取砂丘に移動された階段ピラミッド}}で行われることに。 正悪連合軍の面々がピラミッド内部の迷路を抜け、第6ステップではネメシスと[[ロビンマスク]]が闘うことに。 ロビンはエリート意識に凝り固まり他者を見下すネメシスを過去の自分と重ね合わせ、 ロビンは友情の素晴らしさをキン肉マンに代わってネメシスに伝えようとするが、 ネメシスは「甘えに過ぎない」「一人で何もできない弱者の言い訳」と、これを拒絶。 互いに力と技を出し尽くし、さらにはテクニシャン対決とは思えない足を止めての殴り合いすらも演じ、一時は互角に見えた二人の戦いだが、やがて差がつき始める。 切り札の「タワー・ブリッジ・ネイキッド」を破られたロビンは最後の力を振り絞り未完成の必殺技&bold(){&color(DarkGray){「ブリティッシュ・スティール・エッジ」}}で反撃するが、あっさりと破られてしまう (おそらく、『[[キン肉マンⅡ世]]』に登場する彼の息子[[ケビンマスク]]の必殺技&bold(){&color(darkblue){「ビッグベン・エッジ」}}の原型となった技)。 ウォーズマンに自分の後を託したロビンは、&bold(){&color(Turquoise){「“完肉”バトルシップシンク」}}で遂にKOされた。 なお、敗れたとはいえネメシスもロビンの人格・実力は認めており、 #center(){ &bold(){&color(Turquoise){「相手がオレでなければきさまの勝利はゆるぎなかったのだろうが」}} &bold(){&color(Turquoise){「きさまはオレを倒すのに切り札を出した。正義超人のリーダーがここまで礼を尽くすのにギブアップなどできぬ」}} &bold(){&color(Turquoise){「きさまのような男こそ完璧超人として生まれて来るべきだったのだ」}} } との言葉を残している。 **3.キン肉王家の闇 &color(peru){『}&bold(){&color(peru){&ruby(アンフォーギブン・ユグドラシル){許されざる世界樹}}}&color(peru){』}でラーメンマンとの試合中、仲間の死に動じないネメシスもキン肉族のことになると動揺し冷静さを失うことに気付いたラーメンマン。 何故そこまでキン肉族に執着するのか理由を尋ねると、ネメシスは己の素性と過去について語り始めた。 その正体は&bold(){キン肉マンの祖父であり伝説的な支配者として語られるキン肉タツノリの実弟}(つまりスグルにとっては大叔父にあたる)。 ネメシスは兄であるタツノリの予備という扱いだったが王族として何不自由ない生活を送り、家族との関係も良好だった。 この頃は額のマークはKINマークで隈取りもなく、頭の形も&s(){[[グレートマジンガー>グレートマジンガー(機体)]]}おとなしかった。 しかし、ネメシスこそは&bold(){&color(Turquoise){13歳にして奥義「マッスル・スパーク」を習得}}してしまうほどのキン肉王家でも不世出の天才であり、 その天賦の才を畏れ、疎ましがった側近達はネメシスの評判を落とそうとあらぬ噂を立てる等の工作に躍起になり、 やがてキン肉星の政治を担う元老院を含む一大勢力へと発展、父王にも&bold(){「ネメシスの存在は王家にとって災いの種になる」}との進言を始めた (回想シーンで進言している側近はハラボテ委員長に似た容姿から祖先と思われたが、単行本では容姿が変わっている)。 結果ネメシスは地下牢に幽閉された上で存在自体も記録から抹消、その存在を口にするだけで処刑されるほどの重罪となる箝口令まで敷かれた。 そして時は流れ、ネメシスは地下牢の中で己の不遇を受け入れて隠遁生活を送っていたが、元老院はそれすらも許さなかった。 兄タツノリは幽閉されたネメシスの元に何度も通いは彼を救いたいと願っていたが、大王となっても即位したばかりの彼に元老院の暴走を止める力はなく タツノリは涙を流しながら弟を救えないことを謝罪、10日後に処刑が執行されることを伝え、暗に逃亡を促す。 ネメシスもそんな兄の優しさには感謝しており、自分の存在を闇に葬った事はともかく、心優しい兄に辛い思いをさせ、腐敗しきってしまった一族に対して激しく憤るが、タツノリは&bold(){&color(DARKGREY){「彼らを責めるな」}}&bold(){&color(DARKGREY){「我らの祖である慈悲の心を忘れるな」}}と忠告した上で弟に今生の別れを告げ、去っていった。 (なお、この回想シーンの時点では後に明かすタイミングを決めていたのか、タツノリも含めてネメシスの本名を呼んでいない) **4.伝説の登竜門 牢から脱出したネメシスはキン肉星を離れ、新たな目標を見出すために[[地球]]へと向かう。 彼が向かったのは、完璧超人を目指す者が集う登竜門&color(gray){『}&bold(){&color(gray){&ruby(モン=サン=パルフェ){聖なる完璧の山}}}&color(gray){』}。 そこには門番[[ミラージュマン>ミラージュマン(キン肉マン)]]と、試練を超えられずに散っていった多数の超人達の姿があった。 ネメシスは完璧超人の資格を得るためにミラージュマンに挑むが、不世出の天才と呼ばれた男の力を以てもミラージュマンには通じず、挙げ句には&bold(){&color(MediumPurple){舐めプ状態の「カレイドスコープドリラー」}}も破れずに苦戦。 煽られまくったが、ネメシスが苦し紛れにキン肉王家に伝わる防御技&bold(){&color(Turquoise){「肉のカーテン」}}の構えを取った途端、 ミラージュマンは&bold(){&color(MediumPurple){「間違いない、これはあのシルバーの・・・!?」}}と動揺を見せて反対に戦いを止めたのだった。 ネメシスが同志シルバーマンの子孫だと気付いたミラージュマンは彼に過去の経緯を説明し、完璧超人の洗礼を授けた。 稲妻の中ネメシスは今の姿となったのだった。 **5.友情パワーの目覚め 正義の魂を理解できないまま完璧超人となったネメシスと、理解して完璧超人入りを思い留まったラーメンマン。 火事場のクソ力を最大限に発揮したラーメンマンはネメシスの攻撃を全て紙一重で避けていき、遂に必殺技&bold(){&color(orange){「&ruby(ガウロンセンドロップ){九龍城落地}」}}を炸裂させる。 だが、この技を受けてもなおネメシスはKOされておらず、&bold(){&color(Turquoise){「散っていった無量大数軍の仲間のため」}}に再び起き上がる。 本人曰く「僅かに技の沸点を外した」ことで生き延びたらしいが、 彼の全身の発光現象とそれが仲間への想いに起因している様子はこれまで正悪連合軍が見せてきた&bold(){&color(red){友情パワー}}そのものだった。 ラーメンマンはそれを見て&bold(){&color(DarkGray){ロビンが伝えた友情パワーが発露した}}ことを指摘する。 だが、ネメシスがそれを認めるはずもなく、逆上した彼は執拗にラーメンマンに攻撃を加えていく。 そして、己に慈悲の心が残っていないことを証明するために、敢えて奥義&bold(){&color(Turquoise){「マッスル・スパーク」}}でラーメンマンの処刑に掛かる。 しかしネメシス自身は確実に殺すつもりで技を放ったはずが、ラーメンマンは死んでいなかった。 完璧超人の掟に従い、試合の外で対戦相手を虐殺することを良しとしないネメシスはラーメンマンを解放するが、 何故トドメを刺し切れなかったのか自分でも理解できず、戸惑う様子を見せた。 後に開祖[[シルバーマン>シルバーマン(キン肉マン)]]は、ネメシスの「マッスル・スパーク」が完全ではない理由として、「慈悲の心」が欠けていることを指摘。 それは、かつて兄タツノリがネメシスに投げかけたのと同じ言葉であった。 **6.肉のカーテンの真実 三属性超人の最終決戦はキン肉マンvsネメシス、悪魔将軍vs超人閻魔という形式で行われることに。 『許されざる世界樹』が選んだ決戦の地は甲子園球場。 ハラボテ委員長の計らいにより、キン肉マンとネメシスは翌日まで「メディカル・サスペンション」で療養。 そして迎えた決戦の日。 超人閻魔はネメシスに&bold(){&color(crimson){「シルバーマンの子孫にも関わらず、完璧超人の門を叩いてくれたのが嬉しかった」}} &bold(){&color(){「お前になら完璧超人界の未来を託すこともやぶさかではない」}}と感謝と期待を語りつつも、 弟子である完璧超人始祖と親衛隊である完璧・無量大数軍を次々と失い、離反した元・弟子達の影響もあり、 &bold(){&color(){「私は何か間違っていたのか?」}}と弱気な表情を見せる。 ネメシスはそんな彼に「キン肉族の闇に葬られた自分を救ってくれたのは完璧超人の理念だ」と力説し、 キン肉マンを倒すことでその正しさを証明してみせると決意。 独立した個人としての強さを誇るネメシスと、友情パワーを支えに立ち向かうキン肉マン。 互いに激闘を繰り広げる中、友情パワーを再び発露させたネメシスはキン肉バスターをペルフェクシオン・バスターで返しダウンを奪うも、それで決着することを良しとせずキン肉マンを無理やり立ち上がらせ、ラッシュを仕掛ける。 キン肉マン絶体絶命かと思われたその時、キン肉マンの父・キン肉真弓がハラボテと共に登場。 彼はネメシスの本名が&bold(){&color(Turquoise){キン肉サダハル}}であることと、 真弓とハラボテはかつてサダハルからある「教え」を受けていたことを語り始める。 幼少期、隣の星から&bold(){ボテちん}が来る度にキン肉星の森で一緒に遊んでいた真弓(当時の額の文字は&bold(){「王子」})。 ある時、二人が好奇心から森の奥の立入禁止区域に侵入すると、その先には幽閉され隠遁生活を送るサダハルの姿があった。 二人は驚くが、真弓は父タツノリから密かにサダハルの存在と優しい人柄について伝えられていたを思い出す。 サダハルは兄のため、そして国の分裂を防ぐために今の境遇を受けて入れいることを語り、 &bold(){&color(Turquoise){「タツノリはそれをなんとか変えようと頑張っている」}}&bold(){&color(Turquoise){「兄さんの優しい意志をお前達が受け継ぐんだ」}}と二人に未来を託した。 以後、真弓とハラボテはサダハルとの約束を胸にキン肉王家の闇を振り払うために奮闘してきたという。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){真弓の子育て失敗ぶりおよびキング・トーンごときに敗北してた件や、超人委員会の銭ゲバぶりはかなり問題がある気がするが、サダハル的にはスルーしているようだ……そこ、後付け設定とか言わない}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){尤も、肉のカーテンのエピソードの真相である腐敗したキン肉族によるタツノリ暗殺未遂の件で既にキン肉族そのものを見限っているため、その後の彼らの行動など誤差の範囲なのかもしれない。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){もしも見限ってなければ、真弓もハラボテもネメシスに制裁されていただろう。特にハラボテは一度くらいネメシスに制裁されてしまえといいたくなるほどえげつない行動を(主に二世で)やらかしているし}} しかし、そんなネメシスが希望を捨て去り、キン肉族を完全に見限るきっかけとなった事件があった。 過去のシリーズで散々語られた&bold(){「キン肉タツノリが敵の捕虜となり三日三晩[[拷問]]を受けながらも、肉のカーテンで耐え切った」}エピソード。 この話には、これまで本編で語られていなかった&s(){後付け設定}ある事実が隠されていた。 そもそも王が幽閉されたと言うのに誰も助けに来なかったのは、その首謀者が元老院であるため。 清廉潔白なタツノリが推進する改革で利権が失われることを嫌った旧勢力は、度々[[刺客>アスタリスク(キン肉マン)]]を送り込んだ。 つまり「肉のカーテン」事件もその実態はクーデターだった。 当時完璧超人として超人墓場で暮らしていたネメシスは、完璧超人の掟により助けに行くことは許されなかった。 それと同時に、「慈悲の心」のために兄が殺されかけた事実に絶望し、キン肉族の権力ごと解体することを決意。 なおこの事件でタツノリが生還して以来旧勢力は力を失い、真弓の代になっても復活していない。 真弓はこれを悲しい事件ではあったがあの奇跡の生還で多くの者が目を覚まし、タルノリが慈悲の心を貫き通したことでキン肉王族の腐敗の一掃を果たしたと述べている。 しかしネメシスはあれしきの事で腐敗の種が一掃できるはずがない。あれはどんな難局すらも切り抜けるタツノリのバイタリティを目のあたりにして不穏分子が鳴りを潜めただけに過ぎないと考えていた。 **7.慈悲の心 ネメシスは&bold(){&color(Turquoise){「キン肉マンと真弓が完璧超人側に寝返れば、殺すのは勘弁してやる」}}と宣言。 対してキン肉マンは&bold(){&color(SandyBrown){「いくらアホだバカだと言われようが結構。一族と民を信じるのみ、それが私の大王としての矜持だ」}}と誘いを断る。 その答えに対してネメシスは&bold(){&color(Turquoise){「敬意を持って前言は撤回しよう」}}と返し、今度こそ完膚なきまでに倒さんと攻めを再開する。 試合を終わらせるべくネメシスドライバーを繰り出すも、ネメシス...否、キン肉サダハルを救う決意に目覚めたキン肉マンの火事場の大回転でバランスを崩した隙に、返しのキン肉ドライバーを食らい今度はネメシスがダウン。返しで放ったために高度が足りずKOには至らなかったが、後の展開にまで響く大ダメージを受けてしまう。 ここまでの攻防の中でキン肉マンは先述の誘いに対して、&bold(){&color(SandyBrown){「正義超人と完璧超人に主義主張の違いはあれど、優劣はない」}} &bold(){&color(SandyBrown){「ネメシスもそれを理解しつつあるからこそ、完璧超人の世界に誘ってくれた」}}ことを指摘。 できることなら再びキン肉族に帰って来て欲しいと、逆にネメシスに誘いをかける。 キン肉マン達にとってこれは単にネメシスを倒すだけでなく、同胞の一人として救うための闘いでもあった。 事実、ネメシスは&bold(){&color(Turquoise){「兄さんが言っていた慈悲の心とはこのことなんだろう」}} &bold(){&color(Turquoise){「コイツらがいなくなった未来でまたこの力が悪用される」}}と、キン肉マン達のことは既に内心で認めていた。 だが超人閻魔を支え、超人界の平和を守る重責をたった一人で背負おうとするネメシスはこれを拒否。 しかし、そこに元・無量大数軍のピークア・ブー、表立って姿を表さないもののネプチューンマンも登場。 彼らから&bold(){&color(hotpink){「お前は一人じゃない、完璧超人のみんながお前に期待している!」}} &bold(){&color(FireBrick){「これから完璧超人界を立て直していくためにもキン肉マンに勝て!」}}と激励を受ける。 完璧超人全体の変革の兆しに呆れながらも、ピークア・ブーのセコンドを受け入れたネメシスは闘志を新たにキン肉マンと向かい合うのだった。 **8.決着 激闘も後半戦に入り、ピークア・ブーがセコンドに付いたこともあって風林火山を破るなどして勢いを取り戻したネメシスと、火事場のクソ力で粘りに粘るキン肉マン。 一進一退の攻防の末、キン肉マンに先に&bold(){&color(SandyBrown){「マッスル・スパーク」}}を仕掛けられるも、火事場のクソ力でそれを切り返す。 &bold(){&color(Turquoise){「マッスル・スパーク」}}で決着かと思われたが、ネメシスが仕掛けたのはシルバーマンの奥義&bold(){&color(DarkGray){「アロガント・スパーク」}}。 「マッスル・スパーク」の前身であり、相手を殺すつもりで仕掛けなければ成功しないために「不完全な技」として否定された禁断の必殺技。 それは相手を殺さないことを目指し、「慈悲の心」が鍵となる「マッスル・スパーク」はあくまでも正義超人の技だと理解したためであった。 だが、完璧超人を代表する者のケジメとして彼が放った「アロガント・スパーク」はネメシスがとてつもないというほど技の掛け手の肉体にも多大な負荷が生じる両刃の剣だった。 相手の息の根を止めようとしたことで慈悲の心=友情パワーも消滅。技を仕掛けた自分の方がダメージが大きいという自滅的結果に終わってしまう。 キン肉マンは完璧超人としての勝ち方にこだわったネメシスに敬意を払いつつ、&bold(){&color(SandyBrown){「マッスル・スパーク」}}で彼をKO。 (試合終了後、「もしネメシスがマッスル・スパークを使っていたらシルバーマンも認める完全な技になっていたのではないか」とも述べている) あくまでも命尽きるまで戦おうとするネメシスだが虚空のタツノリに労をねぎらう言葉をかけられ、穏やかに意識を失う。 それを見た正義超人たちもネメシスの視線の先の「誰か」に思いをはせるのだった。 技のダメージで自害できなくなったネメシスに対し、後継者と見込んだ彼を失うことに胸を痛めつつも、掟通り彼を処刑しようとするザ・マン。 だが、ピークア・ブーの直訴やザ・マンと闘ってでもネメシスを守ろうとするネプチューンマン、そしてそれら全てに対して何億年単位の先約を主張しザ・マンと決着を付けようとする悪魔将軍の乱入で執行されず。 ザ・マンはネメシスに「沙汰は追って申し付ける」「あの男との一戦を見て猛省して貰いたい」とザ・マンの判断まで自害は待つよう暗に伝えて、かつての特訓場エアーズロックで将軍との決戦に臨む。 戦いの果て、ついにわかりあうことができた正義超人と完璧超人だが、馴れ合うことは無く正義超人が堕落するようならば真っ先にキン肉マンを倒しに行くとネメシス(とピーク)は宣言。 キン肉マンもそれに答え、2人は拳を突き合わせる。 タツノリの「慈悲」への言葉と、彼の志を受け継ぐ2人のキン肉族のカットで完璧超人始祖編は幕を下ろしたのだった。 その後、オメガ・ケンタウリの六鎗客編で登場。超人墓場から戦いの様子を見、側近としてザ・マンに対し[[オメガ・ケンタウリの六鎗客]]の粛清を主張していた。 超神編(仮称)ではザ・マンの命によりネプチューンマンと共に超神からカピラリア&ruby(ピース){の欠片}を守る任務につく。 *●戦闘スタイル 完璧超人入りする前から他を圧倒する比類なき天賦の才の持ち主であったように、その能力は全てが超高水準でまとまったオールラウンダー。 特殊能力を持たず、キン肉マン同様純粋に強靭な肉体のみで戦うというキン肉族らしいシンプルな戦闘スタイルを得意とする。 ずば抜けて突出した能力は持たないが、その分全方位に渡って隙の無いスペックを誇る所謂&bold(){「ただ純粋に強い」タイプの超人。} 始祖で例えるとそのスタイルはジャスティスマンに近い。 身体的な特徴としては背骨が異常なほど強靭かつ柔軟、タワーブリッジ・ネイキッド、キャメルクラッチに耐えられるどころか、逆にキャメルクラッチ以上に背骨を曲げてラーメンマンの首に足をかけたほど。 (タワーブリッジ・ネイキッドは肋骨を折って、より柔軟になる事で乗り切っている) ずば抜けた天賦の才は完璧超人となった今でも健在で、キン肉マンの48の殺人技に対して自分なら使う全ての技を殺人技にできると主張したり、シルバーマンが披露したアロガント・スパークを&bold(){一度見ただけでほぼ完璧に再現し放つといった芸当を見せている。} (ただしスパークの完成度は不完全なもので、完全な技として放つことはできなかった。) **●使用する技 ・&bold(){マッスル・スパーク} キン肉王家に伝わる三大奥義の一つ。 数回のブリッジで相手を跳ね上げ、空中で両足で相手の首と左脚を固定、両腕で相手の腕をチキンウイングに極め、「K」の形を作る。 その後、背中合わせで相手の四肢を自身の四肢で固定し「N」の形でブリッジして落下、相手の頭部と四肢をマットに叩きつける。 【キン肉星王位争奪編】で[[キン肉マンが習得した技>キン肉マンの技一覧]]と同じものと思われたが、ネメシスと対戦したラーメンマン曰く「似て非なる別の技」。 後にシルバーマンによって足りなかった物は「慈悲の心」であると明かされた。 最終的にキン肉マンとの戦いを通じてネメシスも慈悲の心を理解するも、完璧超人の未来を背負う者として「正義超人の技」を使う訳にはいかないとして封印された。 シルバーマン的には「慈悲の心」がないのでまだ未完成という扱いだったようだが、 瀕死のラーメンマンを殺す気で放っても殺せなかったという意味ではみねうちとしては完成しているとも言える(ただそのあとに続く、相互理解には遠いが)。 ・&bold(){バスターズ・ドッキング} ポーラマンとのツープラトン技。 これはお互い背中合わせの状態で相手超人2人の脚を片方ずつ持って[[キン肉バスター]]を発動するもの。 ただし、作中では彼らがタッグを組む機会はなく、ピークの処刑を妨害する手負いのザ・マシンガンズに対して使われたのみであり、 それも[[バッファローマン]]と[[スプリングマン>スプリングマン(キン肉マン)]]「ディアボロス」の「スプリング・バズーカ」による妨害で不発に終わった。 ・&bold(){審判のロックアップ} 相手と両腕を絡めて組み合うことで、その力量を測る。 ロビンマスクと組み合い、&bold(){&color(Turquoise){「超人界の一時代を築きあげてきた歴戦の勇士にふさわしいもの」「ただの凡骨ではない」}}とその実力を認めた。 かつてネプチューンマン(当時の名は喧嘩男)がロビンと組み合った際には「自分が闘うに値しない相手」と判断していたことを考えると、 ロビンがアイドル超人の一員として闘う中で大きく実力を上げたことがうかがえる。 ・&bold(){ネメシスドライバー} キン肉マンの「キン肉ドライバー」同様、[[パイルドライバー>パイルドライバー(プロレス技)]]の変形技。 空中で相手の体を逆さにし、両腕で相手の両足首を掴むという部分は「キン肉ドライバー」と同じだが、 「キン肉ドライバー」が相手の背中側から両腋に脚を掛けるのに対し、こちらは相手の顎にネメシスドロップキックを仕掛け相手に背を向けた状態で顎に両脚を掛けて落下する。 「キン肉ドライバー」と違って相手の両手はフリーだが、顎にかかった足を外すことは名のある超人達でさえも困難であり、 「キン肉ドライバー」以上に仕掛ける側の柔軟性が要求される難技である。 ・&bold(){ペルフェクシオン・バスター} 過去最高の精度といわれたキン肉マンの火事場のクソ力込みのキン肉バスターに対し、同じく火事場のクソ力を使って6→9式のバスター破りとして放った変形キン肉バスター。 通常のキン肉バスターの体制から相手の両腕を掛け手の両足でホールドすることにより、 通常のキン肉バスターよりも強固に相手の体を引き付けた状態で落下、相手の主要関節と内臓を破壊する。 アルティメット・スカー・バスターやアルティメット・阿修羅バスターのような頸動脈締めの効果こそないものの 掛け手が腰で着地せざるをえないアルティメット系列と比べて尻で着地できる分落下体勢に無理が無く、 高いホールド力からより一層頸椎折りの威力が高まっているものと思われる。ペルフェクシオンは完璧の意。 %%一方で掛け手の体勢が卑猥と評判。M字開脚やめなさいよ。%% ・&bold(){“完肉”バトルシップ・シンク} [[パワーボム>パワーボム(プロレス技)]]の態勢からジャンプし空中で相手と背中合わせとなり、後ろ手に相手をホールドした状態で落下、 相手の頭部をマットに叩きつける。 キン肉マン戦では、キン肉マンの風林火山をピーク・ア・ブーのアドバイスで火の時点で返し、山の代わりに「動かざること不沈艦の如し」としてバトルシップ・シンクに繋げている。 ・&bold(){パーフェクトディフェンダー} 脇を閉めて顎を引き、自分の顔の前方に両腕を構えて相手の打撃を防ぐ。 キン肉マンの「肉のカーテン」とほぼ同じ技だが、防御に特化した肉のカーテンとは違い積極的にカウンターを狙っていく、完璧超人ならではの攻めの防御法。 開祖シルバーマンの技として一族に伝わっていたおぼろげな伝承からネメシスが無意識に編み出した物で、オリジナルをそのまま受け継いだ訳では無い。 時系列的にはタツノリの肉のカーテンより先に完成しているが、コピーとオリジナルの関係ではなく、同じ伝承から生まれた兄弟に近い。 肉のカーテンとの性質の差は編み出した者の考え方もあるが、何より生み出された時の「状況の違い」が色濃く反映されていると言える。 ・&bold(){パーフェクトアセイラント} 上記の技の状態で攻撃してきた相手の両腕を挟み込み、 そのまま上空に放り投げ、自身も後を追ってジャンプ、相手の背中に両手の[[手刀>チョップ(プロレス技)]]((実際は[[貫手>貫手(武道)]]に近い))を叩き込む。キン肉マン戦では放り投げることなく、起き上がろうとするキン肉マンに対してジャンプして直接叩き込もうとした。 ・&bold(){ネックバンプアップ} 首に力を込め、瞬間的に太さを2倍以上にする。 この技でロビンマスクの「ロビン・スペシャル」から脱出するための隙間を作った。 ・&bold(){極・吊り天井固め} 変形版のロメロスペシャル。 通常は相手の両腕を締め上げるのに対し、こちらは首を[[チョークスリーパー>首絞め]]で締め上げている。 首絞めの関係で相手の両手はフリーだが、ロメロスペシャルを得意とするラーメンマンをして、「このままではむざむざ殺される」と言わしめる完成度を誇る。 ラーメンマンとの試合では、バックチョークスリーパーホールドの体勢からこの技に移行した。 ・&bold(){アロガント・スパーク} マッスル・スパークの原型となった技であり、キン肉族の開祖シルバーマンの奥義だが、彼自身は「不完全な技」として忌々しく思っている。 マッスル・スパークと比較すると「天」の部分において相手の両腕を背面でクロスさせるように固め 、 「地」 の部分では相手の首を内側ではなく外側に向けて落とすと言う違いがあり、腕と首に一層深刻なダメージを与えるものとなっている。 己の「マッスル・スパーク」が「正義超人の技」だと痛感したネメシスが完璧超人としてキン肉マンにトドメを刺すために使用。しかし慣れない技だったため自爆する結果となってしまった。 なお、この技が極まった瞬間キン肉マンは血を吐き、真弓は涙し、完璧超人陣営(と悪魔将軍)は何とも言えない諦念に包まれ、 ピーク・ア・ブーは失敗を確信して絶叫するという異様な雰囲気となった。 ちなみによく見るとシルバーマンのものと微妙に違い、「天」部分では左足を相手の左足に絡ませず、マッスル・スパークのように太ももにかける形に簡略化しており、 なにより「地」部分では相手の上半身はマットにめり込んでいるが下半身が浮いた斜めの形になってしまっている。 斜めになったことで衝撃が上手く相手に伝わらず自身に跳ね返ってきた、ということなのかもしれない。 *余談 -キン肉族の事を見限っているネメシスではあるが例外的に兄のタツノリだけは尊敬しており「非常に気のいい高潔な男」「王としてもこれ以上ない人物だっただろう」と述べている。作中に置いてタツノリを侮辱するような言葉は一言たりとも発していない。((強いて上げるとすれば再三の裏切りを受けてもなお慈悲の心で許し続けたことを甘いと言ったことくらいである)) -ネメシスは元々&bold(){自分は王の器ではない}と自覚しており、たとえ元老院が何もしなくとも兄を支える道を選び、王位に就く気など毛頭なかった。自分は武芸には秀でていても王としての統率力、カリスマ性が自分には欠けていた事、何より自分にその気が無くとも周囲に対抗馬の神輿として担ぎあげられ兄の脅威となってしまう危険性を自覚していたからである。そのため、幽閉されたこと自体は納得していた。 -ネメシスは脱走時には怒りこそ抱いてはいたものの、まだキン肉族への情を捨てきっていた訳では無かった。彼が本当の意味でキン肉族を見限ったのは、タツノリが敵勢力に捕らえられ三日三晩受け続ける事になったと言う拷問…あの&bold(){肉のカーテン}が生まれた事件の時。この事件、実は清廉潔白すぎるタツノリの治世を疎んだキン肉族やその周囲の有力者の暗躍によって起こった悲劇だったのである。仮にも正義超人の大勢力のトップが捕まるという大失態も、一人で耐え抜き生還した=最後まで誰も助けに来なかったという異常さも、すべて彼らが悪行超人の行動を敢えて幇助・看過したが故。そして既にキン肉族を離脱し完璧超人へと転身していたネメシスは、兄を助けに行く事も許されず、その様を超人墓場に送られる映像として見ているしか出来なかった。その為ネメシスは肉のカーテンに対し、兄の偉大さへの誇らしさと、裏切りの象徴としての呪わしさの両方を感じていたのである。 -「ネメシス」とはギリシア神話の「復讐の女神」の名とよく言われるが、元来は「無礼に対する義憤」の女神である。 -181話でついに長らく不明だった本名が判明。「王になれなかった男の名前がサダハル」という皮肉なネーミング((「セ」イギから「パ」ーフェクトへ所属を変えた、というダブルミーニングでもある。))に読者も唸った。ちなみに本名予想でサダハルを挙げていた人はそれなりに居た様子。 --&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){ついでに幽閉中の頬のこけた顔が[[&font(#ffffff){デフォルメの効いた野球漫画なんか}>かっとばせ!キヨハラくん]]の王貞治氏によく似てるとも評判。}} -バンダイのアクションフィギュア[[S.H.Figuarts]]にもラインナップされており、なんとWEB受注ではなく一般販売。独特の青い体色も再現されており、彼と戦ったロビンマスク・ラーメンマン(衣装もネメシス戦仕様)・KNスーツキン肉マンも発売されているので、激闘を再現できる。なお、アロガント・スパークは可動範囲の都合上、完全な再現は不可能。 追記・修正は一族と決別してからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,35) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - コメントが溜まっていたのでリセットしました。以前に提案して賛同してくれる人もいましたが諸事情で遅れました。申し訳ありません -- 名無しさん (2016-10-31 20:49:03) - 結局、最後の最後まで「なにかを背負いきれない」ってのがネメシスの弱さか、本当に神様は人間に百点を与えない -- 名無しさん (2016-10-31 20:49:56) - 慈悲の心を知ってしまった今のネメシスじゃ完全なアロガントスパークは放てないだろうね。今このタイミングでこそマッスルスパークを放つべきだったというのに惜しい奴。 -- 名無しさん (2016-10-31 21:08:22) - 慈悲アロガントスパークが一周回ってシルバーマンが最初に作りたかった非殺傷版になって、スグル版スパークとは別の意味で答えに辿り着けたとかないかな -- 名無しさん (2016-10-31 21:12:54) - 慈悲なしでは完成しないマッスルスパークと、殺意なしでは完成しないアロガントスパーク、ネメが今ここで使うべきは、やっぱり前者だよなあ -- 名無しさん (2016-10-31 21:26:03) - スグルとネメシスのマッスルスパークは「礎を打つこと千遍自ずとその身に真技が備わる」を体現した素晴らしい技だと思う。それなのにネメシスは一度見て心を囚われたアロガントスパークを選択してしまった。現時点で互角の死闘なのに、憧れの技を借り物として放っても通用するはずもない。(タッグの時にアシュラ・サンシャインが放った地獄の断頭台みたいなことになりそう)それに対するは、スグルの心技体全てが揃ったマッスルスパークなのだから、以前サイコマンが言った通り甘い考えで動くものから順番に消えていく事になりそうだな。 -- 名無しさん (2016-10-31 21:27:58) - ロビンと戦ったことやシルバーの闘いや言葉がキチンとネメシスにとっての転機(慈悲の心や友情)になってることを描けてる辺り今のゆでは本当に話作り上手くなったなあと感心してしまうよ本当に -- 名無しさん (2016-10-31 21:29:13) - ↑やっぱりアメトーークでも触れられてた肉ファンの担当編集の力が大きいのかもね。それだけキン肉マンが歴史が長い作品だって事でもあるけど。スグルの戦いかたも昔ながらの攻められても立ち上がるスタイルなのがいい。諦めない限り立ち上がって来た男なんだよな“キン肉マン”は……。 -- 名無しさん (2016-10-31 21:37:53) - えぇ! ここまで来てアロガントなの!? -- 名無しさん (2016-10-31 23:18:58) - 傲慢を冠する、この技を破ってキン肉マンがマッスルスパークをかけた上で生き残らさせてネメシスを改めさせるんですね、わかります -- 名無しさん (2016-11-01 06:36:13) - 恐ろしい技が決まったはずなのに武道将軍ネプのリアクションが「あ~あ……」と言わんばかりなのシュール -- 名無しさん (2016-11-01 06:55:12) - ↑ピークア・ブーの絶望的な顔も忘れられない。サダハル様はアレよね、才能あるけど外す所は外す扱いにくい大御所みたいなKYよね。 -- 名無しさん (2016-11-01 07:18:49) - ところで「フォ~ッ!」てかけ声、前からやってた? -- 名無しさん (2016-11-01 21:32:52) - 可哀想な超人のまんまだこれ -- 名無しさん (2016-11-01 21:33:58) - サダハルからすれば必殺のつもりで出した技で仕留めきれないわ、かけた相手には「あれマッスルスパークじゃねえわ」言われてると完全に否定された技だからな だからこそ「完璧超人始祖」としてのシルバーマンの必殺技を使う -- 名無しさん (2016-11-03 20:53:25) - ネメシスとシルバーマンで比較した場合、心の奥底に慈悲があるのはネメシスで、奥底に殺意があるのがシルバーマンなんだと思う。両人の気持ちとしては不本意なことなんだと思うが -- 名無しさん (2016-11-03 21:05:54) - ネメシスは真弓が赤ん坊のスグルを豚と間違えて捨てた事は知ってるのかな -- 名無しさん (2016-11-16 15:33:11) - ↑2 成程。お互い、自分が切望してやまない精神的なものがネガ的存在にとっては無意識に備わってしまったものどころか、ある種のコンプレックスになってるというのが面白いな。それでいて別にどちらかが邪悪ってわけじゃなく、二人とも根本的に良い人だなと思えるあたりも凄く巧くキャラを描けている気がする。 -- 名無しさん (2016-11-16 16:48:36) - 銀に否定されても、『これが俺の最高の技だ!』と、マッスル・スパークに自信と誇りを持ち続けていたら、もしかしたら勝てたかもしれぬのに……。 -- 名無しさん (2016-11-16 17:53:35) - 自分を信じきれなかった結果、自分の放った技そのものに否定されてしまったか・・・ -- 名無しさん (2016-11-21 00:04:26) - これネメシススパーク(仮)だったらスグル殺せてたかもしれんね。やはり、一度見ただけで使用は無理があったか -- 名無しさん (2016-11-21 00:28:03) - 分かりにくかったな。ネメシスが従来使ってた方のマッスルスパークのことね -- 名無しさん (2016-11-21 00:31:06) - 従来使ってた方というか(直前で目覚めた)慈悲ありverだったら普通に勝ってたと思う。即興で仕掛けた故に自分の手に余るかどうかがわからなかったという痛恨の選択ミス。 -- 名無しさん (2016-11-21 00:41:42) - 絶命させるって宣言した瞬間に光が消えてるな -- 名無しさん (2016-11-21 01:01:05) - 本当に真面目でストイックな超人だなサダハル -- 名無しさん (2016-11-21 01:03:19) - そりゃそうだ。理解して放てるだけの”技”術と相手を殺すという決”心”はあってもそれに耐えうる肉”体”がないもん。地獄の断頭台と同じで、完璧超人始祖の技は簡単には繰り出せないということやね。 -- 名無しさん (2016-11-21 01:05:49) - そもそも始祖の奥義って同僚やザ・マンと一緒に長年修行して完成させただろう技だしね。そんな技のクオリティが一目見ただけで真似れるような技の訳がない -- 名無しさん (2016-11-21 01:20:50) - どこまでも「これが自分だ」ってものをもてない人なのかな、これはと思った物事に盲従しちゃう、一級品にはなれても一流にはなりきれない -- 名無しさん (2016-11-21 04:57:21) - 同じ付け焼刃でもアロガントスパークをヒントに改良版のマッスルスパークを披露するとかだったらまだどうなるかわかんなかったと思うんだが・・・ -- 名無しさん (2016-11-21 05:04:41) - ラーメンマンの時では消えなかった火事場が消えてる描写あったし火事場は相手を生かすための力で同様に生かす技であるマッスルは放てるが殺すためのアロガントじゃ消えて恩恵を受けれないから逆にダメを受けたってことなんだろうな -- 名無しさん (2016-11-21 08:29:38) - やはり今のネメシスじゃアロガントで殺せなかったな。慈悲の心を知ってしまったネメシスじゃクソ力と噛み合わず満足する威力も出なかったな -- 名無しさん (2016-11-21 09:48:57) - でも、スグルも今のスパークで大ダメージ受けたみたいだし、タッグ編のときのように、先に立ち上がって勝ちか、双方ともダメージが大きくて立ち上がれず引き分けって結果になりそうだな。それでスグルが立ち上がって、技をかけられたらすごい。 -- 名無しさん (2016-11-21 09:51:26) - この人、アロガントスパークに感動するんじゃなくて、サイコマンが、自分の誇りをゆがめたマグネットパワーつきリーンカーネションがミスったことを学ぶべきだったよね -- 名無しさん (2016-11-22 13:18:42) - 要するにマッスルスパークという技はシルバーが正義超人になるための正義超人のための技で、開発理由自体が完璧に対する否定というか、完璧から正義への転向の象徴そのものだから、友情パワーに魂を売ってもマッスルスパークを選択しなかったネメシスを俺は責められない。本当は正義超人になりたかったシルバーと同じように、この人は本性に嘘ついてでも完璧超人でいたかったんだと思うと切ない。 -- 名無しさん (2016-11-22 16:04:51) - メタ的に失敗は仄めかされていて、後はスグルがあの恐ろしい技をどうやって破るのかと考えていたが、一度見ただけの始祖の技が「出来てしまう」自分の才能に足元をすくわれた形になったか。 -- 名無しさん (2016-11-22 20:59:29) - >「王になれなかった男の名前がサダハル」という皮肉なネーミング -- 名無しさん (2016-11-23 10:46:26) - 失敗失礼、これはどういう意味なんだ?誰か分かる人がいたら教えて欲しい -- 名無しさん (2016-11-23 10:47:38) - 筋肉王家の名前が野球選手から取られている。サダハルの由来は王貞治さんから。 -- 名無しさん (2016-11-23 10:54:42) - ↑2 名前の元ネタが王貞治さんだから。兄は原辰徳さん -- 名無しさん (2016-11-23 10:57:31) - ↑2、↑ 遅くなってしまったけどありがとう -- 名無しさん (2016-11-26 17:32:50) - ピークとネプの応援でこれからの完璧超人を率いなければという自覚を強くして、正義超人のあり方や心も認めたからこその選択と結果というのが切ない・・・ -- 名無しさん (2016-11-28 01:48:58) - あとセからパに転向せざる得なかったってのも現実の王貞治ネタなんでは?とも言われてたね -- 名無しさん (2016-11-28 02:04:55) - 生真面目すぎるが故に完璧超人を守ろうとした男。完璧としての銀を目指してたんだろうけど在り方はサイコに近い -- 名無しさん (2016-11-29 11:59:10) - さて、この決着を見て、あやつは何を想うか…… -- 名無しさん (2016-11-29 12:32:56) - ↑「お前は完璧超人失格だ、我々の元を去れ!……そしてこの後は正義超人界でおのが本領を発揮するがいい』とかだとかっこいいんだけどなぁ。 -- 名無しさん (2016-11-29 12:33:52) - 熊とか仲良かった奴も自害させてるし、ネメシスが自害しない選択を選ぶとは思えないよなあ -- 名無しさん (2016-11-29 12:41:04) - 自害を完遂出来るかは置いといて、少なくともしようとはするよね… -- 名無しさん (2016-11-29 12:57:47) - ↑それをピークとネプが説得して翻意させるって流れかな? -- 名無しさん (2016-11-29 13:52:49) - フェイスフラッシュ使えるなら死んだ正悪超人復活させて代わりに死にそう。これなら自害って形にはならんが。 -- 名無しさん (2016-11-29 14:00:48) - 「完璧超人」の為に勝利を目指したが故にアロガントを選択したのだろうか? これが「閻魔」の為に勝利を目指した場合、確実なマッスルを使ったのでは? あのお方の為、大嫌いな野郎の必殺技を使って相打ちに持ち込んだアトランティスや胸糞悪い技をパクってでも勝利を目指したスプリングマンの様に……。 -- 名無しさん (2016-11-29 21:11:11) - ↑6 それ、どこまでも完璧超人である事を目指したネメシスに「お前のやってる事全部無意味だったから」って言ってるようなモノなので、かっこいいどころか最低じゃん…… -- 名無しさん (2016-11-29 21:47:24) - ↑完璧超人として応援したネプチューンマン、ピークアブーの立つ瀬もないわな -- 名無しさん (2016-12-02 05:32:55) - ↑1,2 あー、そうかー……。これは難しい;とすると、やはり「今回の敗北をばねに……」って、ばねにすることは許されないのが、完璧超人だからなぁ……。(敗北=死だから) -- 名無しさん (2016-12-02 09:26:38) - お前が完璧な超人である事は私が認めよう。だから私の過去に囚われず、今のお前の思う通りに完璧超人界を導いていけとかが落とし所じゃないかな -- 名無しさん (2016-12-02 09:32:44) - このシリーズでキン肉マンの彼の戦いはネメシス戦で終了かな。将軍様を倒した閻魔ともう一戦あるかもしれんけど、個人的に将軍様のラスボスが閻魔で、キン肉マンのラスボスがネメシスであって欲しい。過去は過去同士、現代は現代同士で決着を付けるべきだし。 -- 名無しさん (2016-12-02 10:48:25) - 前々から予想ではあったけど、主人公がラスト占めなくてもいいかな、って思える展開。やるなやるでそれはいいと思うけど、将軍様が決着つけてもいい気がしてきた -- 名無しさん (2016-12-02 10:55:21) - ↑3,4多分自力で自害出来なくなったネメシスの命を賭けて閻魔と将軍様が試合突入になるとかじゃない?閻魔「こやつの従ってきた掟を貫く為に介錯」将軍様「超人界の未来の為にも生きてもらわねば困る」的な感じで。 -- 名無しさん (2016-12-02 11:36:24) - ↑4 うおー、それはすごいかっこいいではないか……負けたOTL -- 名無しさん (2016-12-02 12:20:03) - ↑3 事実上の引退試合だし、将軍には勝ってほしいよな -- 名無しさん (2016-12-02 13:16:35) - そもそもネメシスが自害試みようとした時点で「キン肉マンの思いはネメシスに伝わらなかった、閻魔がなんか言わないと駄目だった」って時点で展開として駄目だろう -- 名無しさん (2016-12-03 00:42:00) - 兄の想いを遅まきながら理解したネメシスが、それでも完璧超人であることにこだわって自害の介錯を申し込む、介錯をザ・サムライ(ネプチューンマン)が引き受けてネメシスの鎧を砕き「キン肉族の闇に囚われた男はこれで死んだ!ここにいるのは完璧超人の未来である!」と宣言し、スグルが現大王としてキン肉族の愚かさをネメシスに詫びた上で彼を抱き上げメディカルサスペンションまで運ぶとかならいいのになぁ~ -- 名無しさん (2016-12-04 10:31:46) - 武道は変にものわかりよくなったりせず、「貴様も私を理解しないのか!」と頑なになってついにたった独りになり、そこで将軍との戦いを通じてついに自分の非を認める、辺りが展開としては綺麗なのでは -- 名無しさん (2016-12-04 13:22:33) - 今回の試合前に「私は間違っていたのだろうか?」と零したからそんな激昂もしないだろうけど、上手く事は運ばないだろうね。 -- 名無しさん (2016-12-04 13:42:52) - ↑ あやつが例えばクソ力とか許容して穏やかになっちゃったら将軍と闘う理由なくなっちゃうしね -- 名無しさん (2016-12-09 12:57:37) - 許容して受け入れても最後にけじめをつければいいんだ -- 名無しさん (2016-12-09 19:03:07) - 胸の装甲なのか、頭のまゆげみたいなやつなのか判別つかなかったけど、自害に仕えるぐらい固くてする鋭いんだね -- 名無しさん (2016-12-13 10:34:53) - 覆面の装飾って刃物レベルで鋭利だったんだな -- 名無しさん (2016-12-13 21:54:32) - もうここまで来たら、生き死にくらいネメシスの好きにさせてもいいんじゃないかって気もしてきた -- 名無しさん (2016-12-19 09:22:15) - 心境も含めて今のネメシスの状況がポーラマンと完全に一致してて面白い。 -- 名無しさん (2016-12-19 13:39:37) - 正直最終戦はいまいち物足りなかったな。ネメシス自身心では既にスグルを認めてしまっていたってことなんだろうが -- 名無しさん (2016-12-19 14:10:05) - スグルとネメシスのマッスル・スパークの違いとは結局技の形とかではなく、「全力で邪念を打ち殺す」という部分が無かったためにラーメンマンには抵抗の気力が残っていたという精神力の問題? -- 名無しさん (2017-01-08 21:16:00) - ↑スグルがそこまで気付いてたかどうかは知らんが、最高の技を「殺人技」と捉えてたサダハルと、最高の技を放っても尚「相手に生き残って欲しい」と考えてたスグルでは最初から正否が分かれてたんだろうね。クソ力まで使った全身全霊じゃないと未完成で相手を殺してしまうって縛りもあるし、何か禅問答みたいな技になってしまった印象(悪い意味ではなくて)w -- 名無しさん (2017-01-09 17:15:19) - ???「獣くらい俺だって飼ってる。ただし黒くねえ。白い奴でな。え? 名前? サダハルってんだ」 -- 名無しさん (2017-01-23 18:33:07) - ネメシスドライバーって元ネタあったのか、パクリ多いなぁ・・・ -- 名無しさん (2017-02-06 00:56:32) - これからどういう人生を歩んで行くんだろうな -- 名無しさん (2017-02-13 19:34:40) - 最後はこの男とスグルで〆。実にいいラストカットだった。 -- 名無しさん (2017-05-15 16:34:40) - 新シリーズでタッグ組みそう -- 名無しさん (2017-05-19 18:38:53) - フェニックスの上位互換 -- 名無しさん (2017-06-08 21:42:30) - ↑フェニックスとネメシスは作劇上の役割が正反対と言っていいほど違うので上位互換にはなりえない。フェニックスは絶対に王位を渡してはならない卑劣な悪党であり、主義主張が異なるだけで高潔なネメシスには決してこの役割はできない -- 名無しさん (2017-06-08 23:43:51) - ↑単に能力タイプみたいなものの話しでは?メッキの天才と天才なら上位互換と言えなくもない。 -- 名無しさん (2017-06-09 00:07:09) - ところがどっこいフェニックスに対してはゆでが「「結構好きな超人で色々盛り込んだのに人気でなくて残念、卑怯なことさせすぎたのがいけなかったのかも」とか言ってたりする。フェニックスを反省したというか、多分今のゆでのキャラ造形力とシナリオ構築力でフェニックス的なポジションのキャラを描いてみたらネメシスになったんじゃないかと思われる -- 名無しさん (2017-06-26 08:43:33) - 前作の強敵は次作ではあっさり負けてしまうパターンが多いよな…ネメシスは大丈夫なんか -- 名無しさん (2017-10-01 23:11:19) - ↑ウォーズマンやバッファローマンの例もあるしな… -- 名無しさん (2017-11-18 19:39:52) - バッファローマンは今なお最強格を保ち続けてる悪魔将軍にはあっさり負けたけど、タッグ編ボスのヘルミッショネルズとは結構いい勝負してたし・・・オリンピック終わった直後いきなりステカセに倒されたウォーズマンはまぁうん -- 名無しさん (2017-12-07 09:35:23) - この記事見て思ったんだけど、ラーメンマンを殺しきれなかったのは「友情パワー発露状態でマッスルスパークしたから『究極のみねうち』が予期せず実現しちゃったから」…とか?それならスグル戦でのあれは正義超人のための技だってわかっちゃった…、とか言い出すのもなんか納得 -- 名無しさん (2017-12-07 09:56:30) - ↑4今の『肉』なら設定にそぐわない描写はしないと思うけどね。アタル兄さんが出てくるって言われてる以上、今回の出番は無さそうだけどスグルやアタルと最低でも同格以上の逸材だし。 -- 名無しさん (2017-12-07 11:56:16) - 赤ん坊のスグルを捨てた真弓やセコい事ばっかする委員長の姿を見せてやりたい -- 名無しさん (2018-01-16 23:05:10) - ↑失踪したアタル兄さんを世間的には死んだことにしていたことも -- 名無しさん (2018-01-17 06:46:26) - ↑1,2 肉のカーテン事件も知ってたぐらいだし、知らないことはないんじゃない? 肉のカーテン事件に比べれば、大した悪事でないから、ちょっと怒りはしたけれど、それほどひどく怒ったりはしなかったんじゃないかと思ってみる。 -- 名無しさん (2018-01-17 09:43:41) - 5王子のことも守旧派ほどは悪感情は抱いてなさそう。せいぜい「振ってわいた神の力で粋がってた雑魚」くらいにしか思ってないだろう -- 名無しさん (2018-03-30 10:47:25) - まぁ「バカだな、真面目に鍛えれば2,3段上には普通に伸びたろうに」くらいはむかつくんじゃね -- 名無しさん (2018-03-30 18:04:35) - 読み返すとネメシスの台詞って全部自虐みたいで笑える -- 名無しさん (2018-05-06 23:18:49) - ↑8それだと「シルバーマンにとっての理想のマッスルスパーク」になっちゃうし、「スグルと似て非なる技」じゃなくなってしまう。恐らく、慈悲がないマッスルスパークは単純に威力が足りないのだと思う。 -- 名無しさん (2018-05-06 23:55:27) - 青白い体色は元から? -- 名無しさん (2018-06-08 23:17:20) - 昔は肌色だった(マッスルショット参照)だったから完璧入りの際に青色になったっぽい -- 名無しさん (2018-06-09 21:40:38) - アタル兄さんと気が合いそう -- 名無しさん (2018-08-09 15:22:44) - イメージCVは小山力也さん(2代目毛利小五郎だから) -- 名無しさん (2018-10-07 21:16:01) - ↑5慈悲なしのスパークは慈悲ありと比べると火事場のクソ力分の威力引かれるからな。慈悲ありの方が威力加算されるって言った方が正しいが -- 名無しさん (2018-10-07 21:34:25) - 真弓の父親でスグルの爺さんなんだからタツノリもあの遊び心的なの持ってたのかな? -- 名無しさん (2018-10-08 00:53:29) - ↑そこら辺は伝統的で受け継がれそう -- 名無しさん (2018-12-26 18:41:03) - ↑10 今シリーズでその考えが正しかったことが証明されたね。 -- 名無しさん (2018-12-29 14:39:01) - 控室でザ・マンの「私は間違っていたのか」という言葉に対してネメシスが言った「私は貴方に救われたのです」という言葉は、つい前日サイコマンが「私を選んでくれてありがとうございました」と言って消滅するのを目の当たりにしたザ・マンには、さぞかし沁みただろうな -- 名無しさん (2019-01-13 00:15:49) - 久々に登場したけどオメガ民粛清する気マンマンで相変わらずで安心した。キン肉族由来の慈悲の心は多少はもってはいるけど、やっぱり根っこは完璧超人なんだな -- 名無しさん (2019-04-25 01:19:16) - ↑そりゃタツノリに次いで敬愛しているであろうザ・マンを狙っている奴がいたら容赦しないだろうな。悪魔将軍にすらためらわず向かっていったくらいだもの -- 名無しさん (2019-04-25 12:46:18) - ↑自分達の主がザ・マンだと解った以上、超人界の正常化の為に燃えてるまであると思う。始祖の代理として。 -- 名無しさん (2019-04-25 12:52:06) - シリアスな話してるけどたぶんこいつがレコード持ってきてくれたと考えるとどうしても笑ってしまう -- 名無しさん (2019-04-25 16:25:34) - ネメシスの敗因は「最善手の拒否」という、バトル漫画では一歩間違えれば批判の的になる手法だったが、この展開がこれほどまでに似合うキャラはそうそういないよね。そりゃ完璧超人としての自分を貫くにはあそこで慈悲のマッスルスパークを使う訳にはいかないからね… -- 名無しさん (2019-11-17 22:03:07) - ↑ あそこでそれをやるのは、それこそ仏教徒が殺生戒を破るようなもんだろうからなあ。実に説得力があると思う。どんな手を使ってでも勝てって言うなら凶器も当然OKだし、悪行超人と何が違うって事にもなるだろうし。 -- 名無しさん (2019-11-17 22:19:20) - アタル兄さんサダハル大叔父と同じぐらい強そう。 -- 名無しさん (2019-12-14 17:46:10) - 「スグルのブタ面マスクは新法に基づきコンピューターが自動選択したもの」の件は子供向け読切だけの設定らしいが、始祖編終盤頃だと敢えてあのマスクを選ぶことで「改革を続けて膿を出しきり、またサダハル様にあやかりいつかはその名誉も回復する」という無言の宣言だったとかなんとか後付けすると思ってたがな。 絞殺未遂?宇宙投棄に放置?都合の悪いことは(ry -- 名無しさん (2020-04-17 14:58:02) - アタル兄さんとの絡みいいよね -- 名無しさん (2020-09-26 18:44:19) - そういえば、 -- 名無しさん (2021-01-17 14:04:08) - ↑途中送信失礼。 ラーメンマンがスパークを食らったとき、負けたと思ったり、感服したりはしてないのね。スグルとは違うって、食らった側のメンタルの話だったのかな。 -- 名無しさん (2021-01-17 14:06:13) - ネプチューンマンに言いくるめられて代表の座を降りて場面で苦笑してしまった -- 名無しさん (2021-07-21 07:20:09) - ↑どこまでも真面目かよって思っちゃった。 -- 名無しさん (2021-07-21 08:09:53) - そこで我を押し通せる人だったら肉のカーテン事変の時に墓場抜けやらかすだろうし残当というヤツではある -- 名無しさん (2021-07-21 08:54:41) - 多分にザ・マン、ザ・ワン、始祖の次ぐらいには強い(万全ならほか11人の超神とかにはわりと安定して勝てそう) -- 名無しさん (2023-04-21 08:12:31) - まぁスグルの上位互換に近い人だしな…(友情パワー全開のスグルには勝てないとは思うが)始祖連中が飛び抜けてるだけでネメシスも化物よな -- 名無しさん (2023-10-24 20:50:46) - 超神の試練終わって刻の神との戦いに入ったので時間超人と一戦して欲しい。 -- 名無しさん (2023-10-24 21:27:30) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2015/07/21 Tue 00:33:57 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 15 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center{&bold(){&color(Turquoise){忌まわしい記憶と共にやつを葬り去るのがオレに与えられし天命・・・}}} #center{&bold(){&color(Turquoise){それ以上余計なことはどうでもいい!}}} ネメシスとは、[[漫画]]『[[キン肉マン>キン肉マン(漫画)]]』に登場するキャラクター。 *●概要 所属:[[完璧超人]] [[身長]]:205cm 体重:140kg [[超人強度]]:6800万パワー #region(戦績) vsロビンマスク○(“完肉”バトルシップ・シンク) vsラーメンマン○(マッスル・スパーク) vsキン肉マン●(マッスル・スパーク) #endregion 2012年に始まり、週プレNEWSでWEB連載されていた【完璧超人始祖編】に登場。 超人の派閥の一つ『完璧超人』の精鋭部隊『&bold(){&ruby(パーフェクト・ラージナンバーズ){[[完璧・無量大数軍]]}}』のメンバーで、&bold(){&color(Turquoise){『完肉』}}の異名を持つ。 額に「完」の字が付いたキン肉族のものと思しきマスクを身に着けており、 歴代の王族の中でもごく限られた者しか扱えないとされる三大奥義の一つ、&bold()&bold(){&color(Turquoise){「マッスル・スパーク」}}を使いこなす。 頭の両脇には&s(){[[マジンカイザー>マジンカイザー(機体)]]}角のようなパーツがあるが、 戦闘時にはスライドして口を覆い、キン肉族の戦闘スタイルのマスクに酷似した形になる。 胸の部分には[[鎧>鎧兜]]を着用している。 白目を剥いた敵側のキン肉マンということで王位争奪戦ラスボスの[[キン肉マン スーパー・フェニックス]]を思い起こす読者も多かったが、後に明かされたカラーデザインは肌色であるスグルやフェニックスとはまるで違う青白い体色のキン肉族という衝撃的なものだった。 [[キン肉マン>キン肉マン/キン肉スグル]]は彼と面識が全くないらしいが、 ネメシス自身はキン肉族との因縁や、キン肉マン及びその父である真弓と面識があることを仄めかす発言をしている。 *●人物 完璧超人は&bold(){「超人の神に最も近い存在」}と言われ、他属性の超人を「下等超人」と見下す傾向にあるが、彼も例外ではない。 性格は苛烈にして尊大。 完璧超人としての自らを何より誇りとし、真の完璧超人たらんと高潔で正々堂々と振る舞う完璧主義者。 反面完璧超人が掲げる「掟」を絶対視するが故に自身のやることなすことを全て正しいと信じて疑わず、他勢力の超人達を露骨に見下す独善的な一面を抱える。 その極まった覚悟故に完璧超人の使命を果たすためなら仲間だろうが迷わず殺し、上司にあたる完璧超人始祖が敗北しても顔色一つ変えない。 下等超人であろうと戦って実力を認めた相手に対してはある程度の敬意を払う度量もあり、場合によっては完璧超人入りを勧めることもあるなど常に見下してばかりという訳ではない。 また他者に常に厳しく接するが同時に自分にも厳しく精神を戒めており、正しく「完璧超人」という超人勢力の思想を具現化したかのような傑物。 仲間である[[ピークア・ブー>ピークア・ブー(キン肉マン)]]は&bold(){&color(#ff00ff){「数百年にひとりの不世出の完璧超人」}}と称賛している。 無量大数軍のリーダー格である[[ストロング・ザ・武道]]が[[悪魔超人]]の[[ザ・魔雲天]]との戦闘で姿を消してからは、彼がリーダーの役割を担うことになり、以後新シリーズにおける完璧超人という勢力の象徴として君臨する。 普段は完璧超人らしく常に感情を表に出さない冷徹で堂々とした態度の男であるが、自身の出自やキン肉族の事になると感情を露わにし激昂。 特にキン肉族に対しては凄まじい憎悪と侮蔑、嫌悪の感情を剥き出しにし、人が変わったように罵倒する。 以下&bold()&color(red){ネタバレ注意}。 *●プロフィール 出身:キン肉星 本名:キン肉サダハル 縁者:キン肉タツノリ(兄)・キン肉真弓(甥)・キン肉アタル/スグル兄弟(姪孫) 名前の由来は元プロ野球選手の王貞治氏。 *●作中での活躍 **1.謎の覆面超人ネメシス 【キン肉星王位争奪編】終了後からストーリーが始まる。 正義超人・悪魔超人・完璧超人による「三属性超人不可侵条約」が締結され、超人界にも平和が訪れたかに見えた。 しかし、[[ネプチューンマン]]らと違い他属性との和解を認めない完璧超人の本隊『完璧・無量大数軍』が乱入し、正義超人に宣戦布告。 無量大数軍の一員であるネメシスはこの「三属性超人戦争」の第2ステージから参戦し、その容姿で当初から注目を集めた。 無量大数軍の一員でありながらキン肉マンに敗れても掟通り自害せず、彼との再戦を望んだ&bold(){&color(hotpink){ピークア・ブー}}に対し、 ネメシスは「裏切り者を処刑する」としてマッスル・スパークを仕掛け、周囲を驚かせた。 **2.完璧超人の歴史 第2ステージの試合は&bold(){&color(orange){エジプトのサッカラから鳥取砂丘に移動された階段ピラミッド}}で行われることに。 正悪連合軍の面々がピラミッド内部の迷路を抜け、第6ステップではネメシスと[[ロビンマスク]]が闘うことに。 ロビンはエリート意識に凝り固まり他者を見下すネメシスを過去の自分と重ね合わせ、 ロビンは友情の素晴らしさをキン肉マンに代わってネメシスに伝えようとするが、 ネメシスは「甘えに過ぎない」「一人で何もできない弱者の言い訳」と、これを拒絶。 互いに力と技を出し尽くし、さらにはテクニシャン対決とは思えない足を止めての殴り合いすらも演じ、一時は互角に見えた二人の戦いだが、やがて差がつき始める。 切り札の「タワー・ブリッジ・ネイキッド」を破られたロビンは最後の力を振り絞り未完成の必殺技&bold(){&color(DarkGray){「ブリティッシュ・スティール・エッジ」}}で反撃するが、あっさりと破られてしまう (おそらく、『[[キン肉マンⅡ世]]』に登場する彼の息子[[ケビンマスク]]の必殺技&bold(){&color(darkblue){「ビッグベン・エッジ」}}の原型となった技)。 ウォーズマンに自分の後を託したロビンは、&bold(){&color(Turquoise){「“完肉”バトルシップシンク」}}で遂にKOされた。 なお、敗れたとはいえネメシスもロビンの人格・実力は認めており、 #center(){ &bold(){&color(Turquoise){「相手がオレでなければきさまの勝利はゆるぎなかったのだろうが」}} &bold(){&color(Turquoise){「きさまはオレを倒すのに切り札を出した。正義超人のリーダーがここまで礼を尽くすのにギブアップなどできぬ」}} &bold(){&color(Turquoise){「きさまのような男こそ完璧超人として生まれて来るべきだったのだ」}} } との言葉を残している。 **3.キン肉王家の闇 &color(peru){『}&bold(){&color(peru){&ruby(アンフォーギブン・ユグドラシル){許されざる世界樹}}}&color(peru){』}でラーメンマンとの試合中、仲間の死に動じないネメシスもキン肉族のことになると動揺し冷静さを失うことに気付いたラーメンマン。 何故そこまでキン肉族に執着するのか理由を尋ねると、ネメシスは己の素性と過去について語り始めた。 その正体は&bold(){キン肉マンの祖父であり伝説的な支配者として語られるキン肉タツノリの実弟}(つまりスグルにとっては大叔父にあたる)。 ネメシスは兄であるタツノリの予備という扱いだったが王族として何不自由ない生活を送り、家族との関係も良好だった。 この頃は額のマークはKINマークで隈取りもなく、頭の形も&s(){[[グレートマジンガー>グレートマジンガー(機体)]]}おとなしかった。 しかし、ネメシスこそは&bold(){&color(Turquoise){13歳にして奥義「マッスル・スパーク」を習得}}してしまうほどのキン肉王家でも不世出の天才であり、 その天賦の才を畏れ、疎ましがった側近達はネメシスの評判を落とそうとあらぬ噂を立てる等の工作に躍起になり、 やがてキン肉星の政治を担う元老院を含む一大勢力へと発展、父王にも&bold(){「ネメシスの存在は王家にとって災いの種になる」}との進言を始めた (回想シーンで進言している側近はハラボテ委員長に似た容姿から祖先と思われたが、単行本では容姿が変わっている)。 結果ネメシスは地下牢に幽閉された上で存在自体も記録から抹消、その存在を口にするだけで処刑されるほどの重罪となる箝口令まで敷かれた。 そして時は流れ、ネメシスは地下牢の中で己の不遇を受け入れて隠遁生活を送っていたが、元老院はそれすらも許さなかった。 兄タツノリは幽閉されたネメシスの元に何度も通いは彼を救いたいと願っていたが、大王となっても即位したばかりの彼に元老院の暴走を止める力はなく タツノリは涙を流しながら弟を救えないことを謝罪、10日後に処刑が執行されることを伝え、暗に逃亡を促す。 ネメシスもそんな兄の優しさには感謝しており、自分の存在を闇に葬った事はともかく、心優しい兄に辛い思いをさせ、腐敗しきってしまった一族に対して激しく憤るが、タツノリは&bold(){&color(DARKGREY){「彼らを責めるな」}}&bold(){&color(DARKGREY){「我らの祖である慈悲の心を忘れるな」}}と忠告した上で弟に今生の別れを告げ、去っていった。 (なお、この回想シーンの時点では後に明かすタイミングを決めていたのか、タツノリも含めてネメシスの本名を呼んでいない) **4.伝説の登竜門 牢から脱出したネメシスはキン肉星を離れ、新たな目標を見出すために[[地球]]へと向かう。 彼が向かったのは、完璧超人を目指す者が集う登竜門&color(gray){『}&bold(){&color(gray){&ruby(モン=サン=パルフェ){聖なる完璧の山}}}&color(gray){』}。 そこには門番[[ミラージュマン>ミラージュマン(キン肉マン)]]と、試練を超えられずに散っていった多数の超人達の姿があった。 ネメシスは完璧超人の資格を得るためにミラージュマンに挑むが、不世出の天才と呼ばれた男の力を以てもミラージュマンには通じず、挙げ句には&bold(){&color(MediumPurple){舐めプ状態の「カレイドスコープドリラー」}}も破れずに苦戦。 煽られまくったが、ネメシスが苦し紛れにキン肉王家に伝わる防御技&bold(){&color(Turquoise){「肉のカーテン」}}の構えを取った途端、 ミラージュマンは&bold(){&color(MediumPurple){「間違いない、これはあのシルバーの・・・!?」}}と動揺を見せて反対に戦いを止めたのだった。 ネメシスが同志シルバーマンの子孫だと気付いたミラージュマンは彼に過去の経緯を説明し、完璧超人の洗礼を授けた。 稲妻の中ネメシスは今の姿となったのだった。 **5.友情パワーの目覚め 正義の魂を理解できないまま完璧超人となったネメシスと、理解して完璧超人入りを思い留まったラーメンマン。 火事場のクソ力を最大限に発揮したラーメンマンはネメシスの攻撃を全て紙一重で避けていき、遂に必殺技&bold(){&color(orange){「&ruby(ガウロンセンドロップ){九龍城落地}」}}を炸裂させる。 だが、この技を受けてもなおネメシスはKOされておらず、&bold(){&color(Turquoise){「散っていった無量大数軍の仲間のため」}}に再び起き上がる。 本人曰く「僅かに技の沸点を外した」ことで生き延びたらしいが、 彼の全身の発光現象とそれが仲間への想いに起因している様子はこれまで正悪連合軍が見せてきた&bold(){&color(red){友情パワー}}そのものだった。 ラーメンマンはそれを見て&bold(){&color(DarkGray){ロビンが伝えた友情パワーが発露した}}ことを指摘する。 だが、ネメシスがそれを認めるはずもなく、逆上した彼は執拗にラーメンマンに攻撃を加えていく。 そして、己に慈悲の心が残っていないことを証明するために、敢えて奥義&bold(){&color(Turquoise){「マッスル・スパーク」}}でラーメンマンの処刑に掛かる。 しかしネメシス自身は確実に殺すつもりで技を放ったはずが、ラーメンマンは死んでいなかった。 完璧超人の掟に従い、試合の外で対戦相手を虐殺することを良しとしないネメシスはラーメンマンを解放するが、 何故トドメを刺し切れなかったのか自分でも理解できず、戸惑う様子を見せた。 後に開祖[[シルバーマン>シルバーマン(キン肉マン)]]は、ネメシスの「マッスル・スパーク」が完全ではない理由として、「慈悲の心」が欠けていることを指摘。 それは、かつて兄タツノリがネメシスに投げかけたのと同じ言葉であった。 **6.肉のカーテンの真実 三属性超人の最終決戦はキン肉マンvsネメシス、悪魔将軍vs超人閻魔という形式で行われることに。 『許されざる世界樹』が選んだ決戦の地は甲子園球場。 ハラボテ委員長の計らいにより、キン肉マンとネメシスは翌日まで「メディカル・サスペンション」で療養。 そして迎えた決戦の日。 超人閻魔はネメシスに&bold(){&color(crimson){「シルバーマンの子孫にも関わらず、完璧超人の門を叩いてくれたのが嬉しかった」}} &bold(){&color(){「お前になら完璧超人界の未来を託すこともやぶさかではない」}}と感謝と期待を語りつつも、 弟子である完璧超人始祖と親衛隊である完璧・無量大数軍を次々と失い、離反した元・弟子達の影響もあり、 &bold(){&color(){「私は何か間違っていたのか?」}}と弱気な表情を見せる。 ネメシスはそんな彼に「キン肉族の闇に葬られた自分を救ってくれたのは完璧超人の理念だ」と力説し、 キン肉マンを倒すことでその正しさを証明してみせると決意。 独立した個人としての強さを誇るネメシスと、友情パワーを支えに立ち向かうキン肉マン。 互いに激闘を繰り広げる中、友情パワーを再び発露させたネメシスはキン肉バスターをペルフェクシオン・バスターで返しダウンを奪うも、それで決着することを良しとせずキン肉マンを無理やり立ち上がらせ、ラッシュを仕掛ける。 キン肉マン絶体絶命かと思われたその時、キン肉マンの父・キン肉真弓がハラボテと共に登場。 彼はネメシスの本名が&bold(){&color(Turquoise){キン肉サダハル}}であることと、 真弓とハラボテはかつてサダハルからある「教え」を受けていたことを語り始める。 幼少期、隣の星から&bold(){ボテちん}が来る度にキン肉星の森で一緒に遊んでいた真弓(当時の額の文字は&bold(){「王子」})。 ある時、二人が好奇心から森の奥の立入禁止区域に侵入すると、その先には幽閉され隠遁生活を送るサダハルの姿があった。 二人は驚くが、真弓は父タツノリから密かにサダハルの存在と優しい人柄について伝えられていたを思い出す。 サダハルは兄のため、そして国の分裂を防ぐために今の境遇を受けて入れいることを語り、 &bold(){&color(Turquoise){「タツノリはそれをなんとか変えようと頑張っている」}}&bold(){&color(Turquoise){「兄さんの優しい意志をお前達が受け継ぐんだ」}}と二人に未来を託した。 以後、真弓とハラボテはサダハルとの約束を胸にキン肉王家の闇を振り払うために奮闘してきたという。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){真弓の子育て失敗ぶりおよびキング・トーンごときに敗北してた件や、超人委員会の銭ゲバぶりはかなり問題がある気がするが、サダハル的にはスルーしているようだ……そこ、後付け設定とか言わない}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){尤も、肉のカーテンのエピソードの真相である腐敗したキン肉族によるタツノリ暗殺未遂の件で既にキン肉族そのものを見限っているため、その後の彼らの行動など誤差の範囲なのかもしれない。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){もしも見限ってなければ、真弓もハラボテもネメシスに制裁されていただろう。特にハラボテは一度くらいネメシスに制裁されてしまえといいたくなるほどえげつない行動を(主に二世で)やらかしているし}} しかし、そんなネメシスが希望を捨て去り、キン肉族を完全に見限るきっかけとなった事件があった。 過去のシリーズで散々語られた&bold(){「キン肉タツノリが敵の捕虜となり三日三晩[[拷問]]を受けながらも、肉のカーテンで耐え切った」}エピソード。 この話には、これまで本編で語られていなかった&s(){後付け設定}ある事実が隠されていた。 そもそも王が幽閉されたと言うのに誰も助けに来なかったのは、その首謀者が元老院であるため。 清廉潔白なタツノリが推進する改革で利権が失われることを嫌った旧勢力は、度々[[刺客>アスタリスク(キン肉マン)]]を送り込んだ。 つまり「肉のカーテン」事件もその実態はクーデターだった。 当時完璧超人として超人墓場で暮らしていたネメシスは、完璧超人の掟により助けに行くことは許されなかった。 それと同時に、「慈悲の心」のために兄が殺されかけた事実に絶望し、キン肉族の権力ごと解体することを決意。 なおこの事件でタツノリが生還して以来旧勢力は力を失い、真弓の代になっても復活していない。 真弓はこれを悲しい事件ではあったがあの奇跡の生還で多くの者が目を覚まし、タルノリが慈悲の心を貫き通したことでキン肉王族の腐敗の一掃を果たしたと述べている。 しかしネメシスはあれしきの事で腐敗の種が一掃できるはずがない。あれはどんな難局すらも切り抜けるタツノリのバイタリティを目のあたりにして不穏分子が鳴りを潜めただけに過ぎないと考えていた。 **7.慈悲の心 ネメシスは&bold(){&color(Turquoise){「キン肉マンと真弓が完璧超人側に寝返れば、殺すのは勘弁してやる」}}と宣言。 対してキン肉マンは&bold(){&color(SandyBrown){「いくらアホだバカだと言われようが結構。一族と民を信じるのみ、それが私の大王としての矜持だ」}}と誘いを断る。 その答えに対してネメシスは&bold(){&color(Turquoise){「敬意を持って前言は撤回しよう」}}と返し、今度こそ完膚なきまでに倒さんと攻めを再開する。 試合を終わらせるべくネメシスドライバーを繰り出すも、ネメシス...否、キン肉サダハルを救う決意に目覚めたキン肉マンの火事場の大回転でバランスを崩した隙に、返しのキン肉ドライバーを食らい今度はネメシスがダウン。返しで放ったために高度が足りずKOには至らなかったが、後の展開にまで響く大ダメージを受けてしまう。 ここまでの攻防の中でキン肉マンは先述の誘いに対して、&bold(){&color(SandyBrown){「正義超人と完璧超人に主義主張の違いはあれど、優劣はない」}} &bold(){&color(SandyBrown){「ネメシスもそれを理解しつつあるからこそ、完璧超人の世界に誘ってくれた」}}ことを指摘。 できることなら再びキン肉族に帰って来て欲しいと、逆にネメシスに誘いをかける。 キン肉マン達にとってこれは単にネメシスを倒すだけでなく、同胞の一人として救うための闘いでもあった。 事実、ネメシスは&bold(){&color(Turquoise){「兄さんが言っていた慈悲の心とはこのことなんだろう」}} &bold(){&color(Turquoise){「コイツらがいなくなった未来でまたこの力が悪用される」}}と、キン肉マン達のことは既に内心で認めていた。 だが超人閻魔を支え、超人界の平和を守る重責をたった一人で背負おうとするネメシスはこれを拒否。 しかし、そこに元・無量大数軍のピークア・ブー、表立って姿を表さないもののネプチューンマンも登場。 彼らから&bold(){&color(hotpink){「お前は一人じゃない、完璧超人のみんながお前に期待している!」}} &bold(){&color(FireBrick){「これから完璧超人界を立て直していくためにもキン肉マンに勝て!」}}と激励を受ける。 完璧超人全体の変革の兆しに呆れながらも、ピークア・ブーのセコンドを受け入れたネメシスは闘志を新たにキン肉マンと向かい合うのだった。 **8.決着 激闘も後半戦に入り、ピークア・ブーがセコンドに付いたこともあって風林火山を破るなどして勢いを取り戻したネメシスと、火事場のクソ力で粘りに粘るキン肉マン。 一進一退の攻防の末、キン肉マンに先に&bold(){&color(SandyBrown){「マッスル・スパーク」}}を仕掛けられるも、火事場のクソ力でそれを切り返す。 &bold(){&color(Turquoise){「マッスル・スパーク」}}で決着かと思われたが、ネメシスが仕掛けたのはシルバーマンの奥義&bold(){&color(DarkGray){「アロガント・スパーク」}}。 「マッスル・スパーク」の前身であり、相手を殺すつもりで仕掛けなければ成功しないために「不完全な技」として否定された禁断の必殺技。 それは相手を殺さないことを目指し、「慈悲の心」が鍵となる「マッスル・スパーク」はあくまでも正義超人の技だと理解したためであった。 だが、完璧超人を代表する者のケジメとして彼が放った「アロガント・スパーク」はネメシスがとてつもないというほど技の掛け手の肉体にも多大な負荷が生じる両刃の剣だった。 相手の息の根を止めようとしたことで慈悲の心=友情パワーも消滅。技を仕掛けた自分の方がダメージが大きいという自滅的結果に終わってしまう。 キン肉マンは完璧超人としての勝ち方にこだわったネメシスに敬意を払いつつ、&bold(){&color(SandyBrown){「マッスル・スパーク」}}で彼をKO。 (試合終了後、「もしネメシスがマッスル・スパークを使っていたらシルバーマンも認める完全な技になっていたのではないか」とも述べている) あくまでも命尽きるまで戦おうとするネメシスだが虚空のタツノリに労をねぎらう言葉をかけられ、穏やかに意識を失う。 それを見た正義超人たちもネメシスの視線の先の「誰か」に思いをはせるのだった。 技のダメージで自害できなくなったネメシスに対し、後継者と見込んだ彼を失うことに胸を痛めつつも、掟通り彼を処刑しようとするザ・マン。 だが、ピークア・ブーの直訴やザ・マンと闘ってでもネメシスを守ろうとするネプチューンマン、そしてそれら全てに対して何億年単位の先約を主張しザ・マンと決着を付けようとする悪魔将軍の乱入で執行されず。 ザ・マンはネメシスに「沙汰は追って申し付ける」「あの男との一戦を見て猛省して貰いたい」とザ・マンの判断まで自害は待つよう暗に伝えて、かつての特訓場エアーズロックで将軍との決戦に臨む。 戦いの果て、ついにわかりあうことができた正義超人と完璧超人だが、馴れ合うことは無く正義超人が堕落するようならば真っ先にキン肉マンを倒しに行くとネメシス(とピーク)は宣言。 キン肉マンもそれに答え、2人は拳を突き合わせる。 タツノリの「慈悲」への言葉と、彼の志を受け継ぐ2人のキン肉族のカットで完璧超人始祖編は幕を下ろしたのだった。 その後、オメガ・ケンタウリの六鎗客編で登場。超人墓場から戦いの様子を見、側近としてザ・マンに対し[[オメガ・ケンタウリの六鎗客]]の粛清を主張していた。 超神編(仮称)ではザ・マンの命によりネプチューンマンと共に超神からカピラリア&ruby(ピース){の欠片}を守る任務につく。 *●戦闘スタイル 完璧超人入りする前から他を圧倒する比類なき天賦の才の持ち主であったように、その能力は全てが超高水準でまとまったオールラウンダー。 特殊能力を持たず、キン肉マン同様純粋に強靭な肉体のみで戦うというキン肉族らしいシンプルな戦闘スタイルを得意とする。 ずば抜けて突出した能力は持たないが、その分全方位に渡って隙の無いスペックを誇る所謂&bold(){「ただ純粋に強い」タイプの超人。} 始祖で例えるとそのスタイルはジャスティスマンに近い。 身体的な特徴としては背骨が異常なほど強靭かつ柔軟、タワーブリッジ・ネイキッド、キャメルクラッチに耐えられるどころか、逆にキャメルクラッチ以上に背骨を曲げてラーメンマンの首に足をかけたほど。 (タワーブリッジ・ネイキッドは肋骨を折って、より柔軟になる事で乗り切っている) ずば抜けた天賦の才は完璧超人となった今でも健在で、キン肉マンの48の殺人技に対して自分なら使う全ての技を殺人技にできると主張したり、シルバーマンが披露したアロガント・スパークを&bold(){一度見ただけでほぼ完璧に再現し放つといった芸当を見せている。} (ただしスパークの完成度は不完全なもので、完全な技として放つことはできなかった。) **●使用する技 ・&bold(){マッスル・スパーク} キン肉王家に伝わる三大奥義の一つ。 数回のブリッジで相手を跳ね上げ、空中で両足で相手の首と左脚を固定、両腕で相手の腕をチキンウイングに極め、「K」の形を作る。 その後、背中合わせで相手の四肢を自身の四肢で固定し「N」の形でブリッジして落下、相手の頭部と四肢をマットに叩きつける。 【キン肉星王位争奪編】で[[キン肉マンが習得した技>キン肉マンの技一覧]]と同じものと思われたが、ネメシスと対戦したラーメンマン曰く「似て非なる別の技」。 後にシルバーマンによって足りなかった物は「慈悲の心」であると明かされた。 最終的にキン肉マンとの戦いを通じてネメシスも慈悲の心を理解するも、完璧超人の未来を背負う者として「正義超人の技」を使う訳にはいかないとして封印された。 シルバーマン的には「慈悲の心」がないのでまだ未完成という扱いだったようだが、 瀕死のラーメンマンを殺す気で放っても殺せなかったという意味ではみねうちとしては完成しているとも言える(ただそのあとに続く、相互理解には遠いが)。 ・&bold(){バスターズ・ドッキング} ポーラマンとのツープラトン技。 これはお互い背中合わせの状態で相手超人2人の脚を片方ずつ持って[[キン肉バスター]]を発動するもの。 ただし、作中では彼らがタッグを組む機会はなく、ピークの処刑を妨害する手負いのザ・マシンガンズに対して使われたのみであり、 それも[[バッファローマン]]と[[スプリングマン>スプリングマン(キン肉マン)]]「ディアボロス」の「スプリング・バズーカ」による妨害で不発に終わった。 ・&bold(){審判のロックアップ} 相手と両腕を絡めて組み合うことで、その力量を測る。 ロビンマスクと組み合い、&bold(){&color(Turquoise){「超人界の一時代を築きあげてきた歴戦の勇士にふさわしいもの」「ただの凡骨ではない」}}とその実力を認めた。 かつてネプチューンマン(当時の名は喧嘩男)がロビンと組み合った際には「自分が闘うに値しない相手」と判断していたことを考えると、 ロビンがアイドル超人の一員として闘う中で大きく実力を上げたことがうかがえる。 ・&bold(){ネメシスドライバー} キン肉マンの「キン肉ドライバー」同様、[[パイルドライバー>パイルドライバー(プロレス技)]]の変形技。 空中で相手の体を逆さにし、両腕で相手の両足首を掴むという部分は「キン肉ドライバー」と同じだが、 「キン肉ドライバー」が相手の背中側から両腋に脚を掛けるのに対し、こちらは相手の顎にネメシスドロップキックを仕掛け相手に背を向けた状態で顎に両脚を掛けて落下する。 「キン肉ドライバー」と違って相手の両手はフリーだが、顎にかかった足を外すことは名のある超人達でさえも困難であり、 「キン肉ドライバー」以上に仕掛ける側の柔軟性が要求される難技である。 ・&bold(){ペルフェクシオン・バスター} 過去最高の精度といわれたキン肉マンの火事場のクソ力込みのキン肉バスターに対し、同じく火事場のクソ力を使って6→9式のバスター破りとして放った変形キン肉バスター。 通常のキン肉バスターの体制から相手の両腕を掛け手の両足でホールドすることにより、 通常のキン肉バスターよりも強固に相手の体を引き付けた状態で落下、相手の主要関節と内臓を破壊する。 アルティメット・スカー・バスターやアルティメット・阿修羅バスターのような頸動脈締めの効果こそないものの 掛け手が腰で着地せざるをえないアルティメット系列と比べて尻で着地できる分落下体勢に無理が無く、 高いホールド力からより一層頸椎折りの威力が高まっているものと思われる。ペルフェクシオンは完璧の意。 %%一方で掛け手の体勢が卑猥と評判。M字開脚やめなさいよ。%% ・&bold(){“完肉”バトルシップ・シンク} [[パワーボム>パワーボム(プロレス技)]]の態勢からジャンプし空中で相手と背中合わせとなり、後ろ手に相手をホールドした状態で落下、 相手の頭部をマットに叩きつける。 キン肉マン戦では、キン肉マンの風林火山をピーク・ア・ブーのアドバイスで火の時点で返し、山の代わりに「動かざること不沈艦の如し」としてバトルシップ・シンクに繋げている。 ・&bold(){パーフェクトディフェンダー} 脇を閉めて顎を引き、自分の顔の前方に両腕を構えて相手の打撃を防ぐ。 キン肉マンの「肉のカーテン」とほぼ同じ技だが、防御に特化した肉のカーテンとは違い積極的にカウンターを狙っていく、完璧超人ならではの攻めの防御法。 開祖シルバーマンの技として一族に伝わっていたおぼろげな伝承からネメシスが無意識に編み出した物で、オリジナルをそのまま受け継いだ訳では無い。 時系列的にはタツノリの肉のカーテンより先に完成しているが、コピーとオリジナルの関係ではなく、同じ伝承から生まれた兄弟に近い。 肉のカーテンとの性質の差は編み出した者の考え方もあるが、何より生み出された時の「状況の違い」が色濃く反映されていると言える。 ・&bold(){パーフェクトアセイラント} 上記の技の状態で攻撃してきた相手の両腕を挟み込み、 そのまま上空に放り投げ、自身も後を追ってジャンプ、相手の背中に両手の[[手刀>チョップ(プロレス技)]]((実際は[[貫手>貫手(武道)]]に近い))を叩き込む。キン肉マン戦では放り投げることなく、起き上がろうとするキン肉マンに対してジャンプして直接叩き込もうとした。 ・&bold(){ネックバンプアップ} 首に力を込め、瞬間的に太さを2倍以上にする。 この技でロビンマスクの「ロビン・スペシャル」から脱出するための隙間を作った。 ・&bold(){極・吊り天井固め} 変形版のロメロスペシャル。 通常は相手の両腕を締め上げるのに対し、こちらは首を[[チョークスリーパー>首絞め]]で締め上げている。 首絞めの関係で相手の両手はフリーだが、ロメロスペシャルを得意とするラーメンマンをして、「このままではむざむざ殺される」と言わしめる完成度を誇る。 ラーメンマンとの試合では、バックチョークスリーパーホールドの体勢からこの技に移行した。 ・&bold(){アロガント・スパーク} マッスル・スパークの原型となった技であり、キン肉族の開祖シルバーマンの奥義だが、彼自身は「不完全な技」として忌々しく思っている。 マッスル・スパークと比較すると「天」の部分において相手の両腕を背面でクロスさせるように固め 、 「地」 の部分では相手の首を内側ではなく外側に向けて落とすと言う違いがあり、腕と首に一層深刻なダメージを与えるものとなっている。 己の「マッスル・スパーク」が「正義超人の技」だと痛感したネメシスが完璧超人としてキン肉マンにトドメを刺すために使用。しかし慣れない技だったため自爆する結果となってしまった。 なお、この技が極まった瞬間キン肉マンは血を吐き、真弓は涙し、完璧超人陣営(と悪魔将軍)は何とも言えない諦念に包まれ、 ピーク・ア・ブーは失敗を確信して絶叫するという異様な雰囲気となった。 ちなみによく見るとシルバーマンのものと微妙に違い、「天」部分では左足を相手の左足に絡ませず、マッスル・スパークのように太ももにかける形に簡略化しており、 なにより「地」部分では相手の上半身はマットにめり込んでいるが下半身が浮いた斜めの形になってしまっている。 斜めになったことで衝撃が上手く相手に伝わらず自身に跳ね返ってきた、ということなのかもしれない。 *余談 -キン肉族の事を見限っているネメシスではあるが例外的に兄のタツノリだけは尊敬しており「非常に気のいい高潔な男」「王としてもこれ以上ない人物だっただろう」と述べている。作中に置いてタツノリを侮辱するような言葉は一言たりとも発していない。((強いて上げるとすれば再三の裏切りを受けてもなお慈悲の心で許し続けたことを甘いと言ったことくらいである)) -ネメシスは元々&bold(){自分は王の器ではない}と自覚しており、たとえ元老院が何もしなくとも兄を支える道を選び、王位に就く気など毛頭なかった。自分は武芸には秀でていても王としての統率力、カリスマ性が自分には欠けていた事、何より自分にその気が無くとも周囲に対抗馬の神輿として担ぎあげられ兄の脅威となってしまう危険性を自覚していたからである。そのため、幽閉されたこと自体は納得していた。 -ネメシスは脱走時には怒りこそ抱いてはいたものの、まだキン肉族への情を捨てきっていた訳では無かった。彼が本当の意味でキン肉族を見限ったのは、タツノリが敵勢力に捕らえられ三日三晩受け続ける事になったと言う拷問…あの&bold(){肉のカーテン}が生まれた事件の時。この事件、実は清廉潔白すぎるタツノリの治世を疎んだキン肉族やその周囲の有力者の暗躍によって起こった悲劇だったのである。仮にも正義超人の大勢力のトップが捕まるという大失態も、一人で耐え抜き生還した=最後まで誰も助けに来なかったという異常さも、すべて彼らが悪行超人の行動を敢えて幇助・看過したが故。そして既にキン肉族を離脱し完璧超人へと転身していたネメシスは、兄を助けに行く事も許されず、その様を超人墓場に送られる映像として見ているしか出来なかった。その為ネメシスは肉のカーテンに対し、兄の偉大さへの誇らしさと、裏切りの象徴としての呪わしさの両方を感じていたのである。 -「ネメシス」とはギリシア神話の「復讐の女神」の名とよく言われるが、元来は「無礼に対する義憤」の女神である。 -181話でついに長らく不明だった本名が判明。「王になれなかった男の名前がサダハル」という皮肉なネーミング((「セ」イギから「パ」ーフェクトへ所属を変えた、というダブルミーニングでもある。))に読者も唸った。ちなみに本名予想でサダハルを挙げていた人はそれなりに居た様子。 --&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){ついでに幽閉中の頬のこけた顔が[[&font(#ffffff){デフォルメの効いた野球漫画なんか}>かっとばせ!キヨハラくん]]の王貞治氏によく似てるとも評判。}} -バンダイのアクションフィギュア[[S.H.Figuarts]]にもラインナップされており、なんとWEB受注ではなく一般販売。独特の青い体色も再現されており、彼と戦ったロビンマスク・ラーメンマン(衣装もネメシス戦仕様)・KNスーツキン肉マンも発売されているので、激闘を再現できる。なお、アロガント・スパークは可動範囲の都合上、完全な再現は不可能。 追記・修正は一族と決別してからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,35) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - コメントが溜まっていたのでリセットしました。以前に提案して賛同してくれる人もいましたが諸事情で遅れました。申し訳ありません -- 名無しさん (2016-10-31 20:49:03) - 結局、最後の最後まで「なにかを背負いきれない」ってのがネメシスの弱さか、本当に神様は人間に百点を与えない -- 名無しさん (2016-10-31 20:49:56) - 慈悲の心を知ってしまった今のネメシスじゃ完全なアロガントスパークは放てないだろうね。今このタイミングでこそマッスルスパークを放つべきだったというのに惜しい奴。 -- 名無しさん (2016-10-31 21:08:22) - 慈悲アロガントスパークが一周回ってシルバーマンが最初に作りたかった非殺傷版になって、スグル版スパークとは別の意味で答えに辿り着けたとかないかな -- 名無しさん (2016-10-31 21:12:54) - 慈悲なしでは完成しないマッスルスパークと、殺意なしでは完成しないアロガントスパーク、ネメが今ここで使うべきは、やっぱり前者だよなあ -- 名無しさん (2016-10-31 21:26:03) - スグルとネメシスのマッスルスパークは「礎を打つこと千遍自ずとその身に真技が備わる」を体現した素晴らしい技だと思う。それなのにネメシスは一度見て心を囚われたアロガントスパークを選択してしまった。現時点で互角の死闘なのに、憧れの技を借り物として放っても通用するはずもない。(タッグの時にアシュラ・サンシャインが放った地獄の断頭台みたいなことになりそう)それに対するは、スグルの心技体全てが揃ったマッスルスパークなのだから、以前サイコマンが言った通り甘い考えで動くものから順番に消えていく事になりそうだな。 -- 名無しさん (2016-10-31 21:27:58) - ロビンと戦ったことやシルバーの闘いや言葉がキチンとネメシスにとっての転機(慈悲の心や友情)になってることを描けてる辺り今のゆでは本当に話作り上手くなったなあと感心してしまうよ本当に -- 名無しさん (2016-10-31 21:29:13) - ↑やっぱりアメトーークでも触れられてた肉ファンの担当編集の力が大きいのかもね。それだけキン肉マンが歴史が長い作品だって事でもあるけど。スグルの戦いかたも昔ながらの攻められても立ち上がるスタイルなのがいい。諦めない限り立ち上がって来た男なんだよな“キン肉マン”は……。 -- 名無しさん (2016-10-31 21:37:53) - えぇ! ここまで来てアロガントなの!? -- 名無しさん (2016-10-31 23:18:58) - 傲慢を冠する、この技を破ってキン肉マンがマッスルスパークをかけた上で生き残らさせてネメシスを改めさせるんですね、わかります -- 名無しさん (2016-11-01 06:36:13) - 恐ろしい技が決まったはずなのに武道将軍ネプのリアクションが「あ~あ……」と言わんばかりなのシュール -- 名無しさん (2016-11-01 06:55:12) - ↑ピークア・ブーの絶望的な顔も忘れられない。サダハル様はアレよね、才能あるけど外す所は外す扱いにくい大御所みたいなKYよね。 -- 名無しさん (2016-11-01 07:18:49) - ところで「フォ~ッ!」てかけ声、前からやってた? -- 名無しさん (2016-11-01 21:32:52) - 可哀想な超人のまんまだこれ -- 名無しさん (2016-11-01 21:33:58) - サダハルからすれば必殺のつもりで出した技で仕留めきれないわ、かけた相手には「あれマッスルスパークじゃねえわ」言われてると完全に否定された技だからな だからこそ「完璧超人始祖」としてのシルバーマンの必殺技を使う -- 名無しさん (2016-11-03 20:53:25) - ネメシスとシルバーマンで比較した場合、心の奥底に慈悲があるのはネメシスで、奥底に殺意があるのがシルバーマンなんだと思う。両人の気持ちとしては不本意なことなんだと思うが -- 名無しさん (2016-11-03 21:05:54) - ネメシスは真弓が赤ん坊のスグルを豚と間違えて捨てた事は知ってるのかな -- 名無しさん (2016-11-16 15:33:11) - ↑2 成程。お互い、自分が切望してやまない精神的なものがネガ的存在にとっては無意識に備わってしまったものどころか、ある種のコンプレックスになってるというのが面白いな。それでいて別にどちらかが邪悪ってわけじゃなく、二人とも根本的に良い人だなと思えるあたりも凄く巧くキャラを描けている気がする。 -- 名無しさん (2016-11-16 16:48:36) - 銀に否定されても、『これが俺の最高の技だ!』と、マッスル・スパークに自信と誇りを持ち続けていたら、もしかしたら勝てたかもしれぬのに……。 -- 名無しさん (2016-11-16 17:53:35) - 自分を信じきれなかった結果、自分の放った技そのものに否定されてしまったか・・・ -- 名無しさん (2016-11-21 00:04:26) - これネメシススパーク(仮)だったらスグル殺せてたかもしれんね。やはり、一度見ただけで使用は無理があったか -- 名無しさん (2016-11-21 00:28:03) - 分かりにくかったな。ネメシスが従来使ってた方のマッスルスパークのことね -- 名無しさん (2016-11-21 00:31:06) - 従来使ってた方というか(直前で目覚めた)慈悲ありverだったら普通に勝ってたと思う。即興で仕掛けた故に自分の手に余るかどうかがわからなかったという痛恨の選択ミス。 -- 名無しさん (2016-11-21 00:41:42) - 絶命させるって宣言した瞬間に光が消えてるな -- 名無しさん (2016-11-21 01:01:05) - 本当に真面目でストイックな超人だなサダハル -- 名無しさん (2016-11-21 01:03:19) - そりゃそうだ。理解して放てるだけの”技”術と相手を殺すという決”心”はあってもそれに耐えうる肉”体”がないもん。地獄の断頭台と同じで、完璧超人始祖の技は簡単には繰り出せないということやね。 -- 名無しさん (2016-11-21 01:05:49) - そもそも始祖の奥義って同僚やザ・マンと一緒に長年修行して完成させただろう技だしね。そんな技のクオリティが一目見ただけで真似れるような技の訳がない -- 名無しさん (2016-11-21 01:20:50) - どこまでも「これが自分だ」ってものをもてない人なのかな、これはと思った物事に盲従しちゃう、一級品にはなれても一流にはなりきれない -- 名無しさん (2016-11-21 04:57:21) - 同じ付け焼刃でもアロガントスパークをヒントに改良版のマッスルスパークを披露するとかだったらまだどうなるかわかんなかったと思うんだが・・・ -- 名無しさん (2016-11-21 05:04:41) - ラーメンマンの時では消えなかった火事場が消えてる描写あったし火事場は相手を生かすための力で同様に生かす技であるマッスルは放てるが殺すためのアロガントじゃ消えて恩恵を受けれないから逆にダメを受けたってことなんだろうな -- 名無しさん (2016-11-21 08:29:38) - やはり今のネメシスじゃアロガントで殺せなかったな。慈悲の心を知ってしまったネメシスじゃクソ力と噛み合わず満足する威力も出なかったな -- 名無しさん (2016-11-21 09:48:57) - でも、スグルも今のスパークで大ダメージ受けたみたいだし、タッグ編のときのように、先に立ち上がって勝ちか、双方ともダメージが大きくて立ち上がれず引き分けって結果になりそうだな。それでスグルが立ち上がって、技をかけられたらすごい。 -- 名無しさん (2016-11-21 09:51:26) - この人、アロガントスパークに感動するんじゃなくて、サイコマンが、自分の誇りをゆがめたマグネットパワーつきリーンカーネションがミスったことを学ぶべきだったよね -- 名無しさん (2016-11-22 13:18:42) - 要するにマッスルスパークという技はシルバーが正義超人になるための正義超人のための技で、開発理由自体が完璧に対する否定というか、完璧から正義への転向の象徴そのものだから、友情パワーに魂を売ってもマッスルスパークを選択しなかったネメシスを俺は責められない。本当は正義超人になりたかったシルバーと同じように、この人は本性に嘘ついてでも完璧超人でいたかったんだと思うと切ない。 -- 名無しさん (2016-11-22 16:04:51) - メタ的に失敗は仄めかされていて、後はスグルがあの恐ろしい技をどうやって破るのかと考えていたが、一度見ただけの始祖の技が「出来てしまう」自分の才能に足元をすくわれた形になったか。 -- 名無しさん (2016-11-22 20:59:29) - >「王になれなかった男の名前がサダハル」という皮肉なネーミング -- 名無しさん (2016-11-23 10:46:26) - 失敗失礼、これはどういう意味なんだ?誰か分かる人がいたら教えて欲しい -- 名無しさん (2016-11-23 10:47:38) - 筋肉王家の名前が野球選手から取られている。サダハルの由来は王貞治さんから。 -- 名無しさん (2016-11-23 10:54:42) - ↑2 名前の元ネタが王貞治さんだから。兄は原辰徳さん -- 名無しさん (2016-11-23 10:57:31) - ↑2、↑ 遅くなってしまったけどありがとう -- 名無しさん (2016-11-26 17:32:50) - ピークとネプの応援でこれからの完璧超人を率いなければという自覚を強くして、正義超人のあり方や心も認めたからこその選択と結果というのが切ない・・・ -- 名無しさん (2016-11-28 01:48:58) - あとセからパに転向せざる得なかったってのも現実の王貞治ネタなんでは?とも言われてたね -- 名無しさん (2016-11-28 02:04:55) - 生真面目すぎるが故に完璧超人を守ろうとした男。完璧としての銀を目指してたんだろうけど在り方はサイコに近い -- 名無しさん (2016-11-29 11:59:10) - さて、この決着を見て、あやつは何を想うか…… -- 名無しさん (2016-11-29 12:32:56) - ↑「お前は完璧超人失格だ、我々の元を去れ!……そしてこの後は正義超人界でおのが本領を発揮するがいい』とかだとかっこいいんだけどなぁ。 -- 名無しさん (2016-11-29 12:33:52) - 熊とか仲良かった奴も自害させてるし、ネメシスが自害しない選択を選ぶとは思えないよなあ -- 名無しさん (2016-11-29 12:41:04) - 自害を完遂出来るかは置いといて、少なくともしようとはするよね… -- 名無しさん (2016-11-29 12:57:47) - ↑それをピークとネプが説得して翻意させるって流れかな? -- 名無しさん (2016-11-29 13:52:49) - フェイスフラッシュ使えるなら死んだ正悪超人復活させて代わりに死にそう。これなら自害って形にはならんが。 -- 名無しさん (2016-11-29 14:00:48) - 「完璧超人」の為に勝利を目指したが故にアロガントを選択したのだろうか? これが「閻魔」の為に勝利を目指した場合、確実なマッスルを使ったのでは? あのお方の為、大嫌いな野郎の必殺技を使って相打ちに持ち込んだアトランティスや胸糞悪い技をパクってでも勝利を目指したスプリングマンの様に……。 -- 名無しさん (2016-11-29 21:11:11) - ↑6 それ、どこまでも完璧超人である事を目指したネメシスに「お前のやってる事全部無意味だったから」って言ってるようなモノなので、かっこいいどころか最低じゃん…… -- 名無しさん (2016-11-29 21:47:24) - ↑完璧超人として応援したネプチューンマン、ピークアブーの立つ瀬もないわな -- 名無しさん (2016-12-02 05:32:55) - ↑1,2 あー、そうかー……。これは難しい;とすると、やはり「今回の敗北をばねに……」って、ばねにすることは許されないのが、完璧超人だからなぁ……。(敗北=死だから) -- 名無しさん (2016-12-02 09:26:38) - お前が完璧な超人である事は私が認めよう。だから私の過去に囚われず、今のお前の思う通りに完璧超人界を導いていけとかが落とし所じゃないかな -- 名無しさん (2016-12-02 09:32:44) - このシリーズでキン肉マンの彼の戦いはネメシス戦で終了かな。将軍様を倒した閻魔ともう一戦あるかもしれんけど、個人的に将軍様のラスボスが閻魔で、キン肉マンのラスボスがネメシスであって欲しい。過去は過去同士、現代は現代同士で決着を付けるべきだし。 -- 名無しさん (2016-12-02 10:48:25) - 前々から予想ではあったけど、主人公がラスト占めなくてもいいかな、って思える展開。やるなやるでそれはいいと思うけど、将軍様が決着つけてもいい気がしてきた -- 名無しさん (2016-12-02 10:55:21) - ↑3,4多分自力で自害出来なくなったネメシスの命を賭けて閻魔と将軍様が試合突入になるとかじゃない?閻魔「こやつの従ってきた掟を貫く為に介錯」将軍様「超人界の未来の為にも生きてもらわねば困る」的な感じで。 -- 名無しさん (2016-12-02 11:36:24) - ↑4 うおー、それはすごいかっこいいではないか……負けたOTL -- 名無しさん (2016-12-02 12:20:03) - ↑3 事実上の引退試合だし、将軍には勝ってほしいよな -- 名無しさん (2016-12-02 13:16:35) - そもそもネメシスが自害試みようとした時点で「キン肉マンの思いはネメシスに伝わらなかった、閻魔がなんか言わないと駄目だった」って時点で展開として駄目だろう -- 名無しさん (2016-12-03 00:42:00) - 兄の想いを遅まきながら理解したネメシスが、それでも完璧超人であることにこだわって自害の介錯を申し込む、介錯をザ・サムライ(ネプチューンマン)が引き受けてネメシスの鎧を砕き「キン肉族の闇に囚われた男はこれで死んだ!ここにいるのは完璧超人の未来である!」と宣言し、スグルが現大王としてキン肉族の愚かさをネメシスに詫びた上で彼を抱き上げメディカルサスペンションまで運ぶとかならいいのになぁ~ -- 名無しさん (2016-12-04 10:31:46) - 武道は変にものわかりよくなったりせず、「貴様も私を理解しないのか!」と頑なになってついにたった独りになり、そこで将軍との戦いを通じてついに自分の非を認める、辺りが展開としては綺麗なのでは -- 名無しさん (2016-12-04 13:22:33) - 今回の試合前に「私は間違っていたのだろうか?」と零したからそんな激昂もしないだろうけど、上手く事は運ばないだろうね。 -- 名無しさん (2016-12-04 13:42:52) - ↑ あやつが例えばクソ力とか許容して穏やかになっちゃったら将軍と闘う理由なくなっちゃうしね -- 名無しさん (2016-12-09 12:57:37) - 許容して受け入れても最後にけじめをつければいいんだ -- 名無しさん (2016-12-09 19:03:07) - 胸の装甲なのか、頭のまゆげみたいなやつなのか判別つかなかったけど、自害に仕えるぐらい固くてする鋭いんだね -- 名無しさん (2016-12-13 10:34:53) - 覆面の装飾って刃物レベルで鋭利だったんだな -- 名無しさん (2016-12-13 21:54:32) - もうここまで来たら、生き死にくらいネメシスの好きにさせてもいいんじゃないかって気もしてきた -- 名無しさん (2016-12-19 09:22:15) - 心境も含めて今のネメシスの状況がポーラマンと完全に一致してて面白い。 -- 名無しさん (2016-12-19 13:39:37) - 正直最終戦はいまいち物足りなかったな。ネメシス自身心では既にスグルを認めてしまっていたってことなんだろうが -- 名無しさん (2016-12-19 14:10:05) - スグルとネメシスのマッスル・スパークの違いとは結局技の形とかではなく、「全力で邪念を打ち殺す」という部分が無かったためにラーメンマンには抵抗の気力が残っていたという精神力の問題? -- 名無しさん (2017-01-08 21:16:00) - ↑スグルがそこまで気付いてたかどうかは知らんが、最高の技を「殺人技」と捉えてたサダハルと、最高の技を放っても尚「相手に生き残って欲しい」と考えてたスグルでは最初から正否が分かれてたんだろうね。クソ力まで使った全身全霊じゃないと未完成で相手を殺してしまうって縛りもあるし、何か禅問答みたいな技になってしまった印象(悪い意味ではなくて)w -- 名無しさん (2017-01-09 17:15:19) - ???「獣くらい俺だって飼ってる。ただし黒くねえ。白い奴でな。え? 名前? サダハルってんだ」 -- 名無しさん (2017-01-23 18:33:07) - ネメシスドライバーって元ネタあったのか、パクリ多いなぁ・・・ -- 名無しさん (2017-02-06 00:56:32) - これからどういう人生を歩んで行くんだろうな -- 名無しさん (2017-02-13 19:34:40) - 最後はこの男とスグルで〆。実にいいラストカットだった。 -- 名無しさん (2017-05-15 16:34:40) - 新シリーズでタッグ組みそう -- 名無しさん (2017-05-19 18:38:53) - フェニックスの上位互換 -- 名無しさん (2017-06-08 21:42:30) - ↑フェニックスとネメシスは作劇上の役割が正反対と言っていいほど違うので上位互換にはなりえない。フェニックスは絶対に王位を渡してはならない卑劣な悪党であり、主義主張が異なるだけで高潔なネメシスには決してこの役割はできない -- 名無しさん (2017-06-08 23:43:51) - ↑単に能力タイプみたいなものの話しでは?メッキの天才と天才なら上位互換と言えなくもない。 -- 名無しさん (2017-06-09 00:07:09) - ところがどっこいフェニックスに対してはゆでが「「結構好きな超人で色々盛り込んだのに人気でなくて残念、卑怯なことさせすぎたのがいけなかったのかも」とか言ってたりする。フェニックスを反省したというか、多分今のゆでのキャラ造形力とシナリオ構築力でフェニックス的なポジションのキャラを描いてみたらネメシスになったんじゃないかと思われる -- 名無しさん (2017-06-26 08:43:33) - 前作の強敵は次作ではあっさり負けてしまうパターンが多いよな…ネメシスは大丈夫なんか -- 名無しさん (2017-10-01 23:11:19) - ↑ウォーズマンやバッファローマンの例もあるしな… -- 名無しさん (2017-11-18 19:39:52) - バッファローマンは今なお最強格を保ち続けてる悪魔将軍にはあっさり負けたけど、タッグ編ボスのヘルミッショネルズとは結構いい勝負してたし・・・オリンピック終わった直後いきなりステカセに倒されたウォーズマンはまぁうん -- 名無しさん (2017-12-07 09:35:23) - この記事見て思ったんだけど、ラーメンマンを殺しきれなかったのは「友情パワー発露状態でマッスルスパークしたから『究極のみねうち』が予期せず実現しちゃったから」…とか?それならスグル戦でのあれは正義超人のための技だってわかっちゃった…、とか言い出すのもなんか納得 -- 名無しさん (2017-12-07 09:56:30) - ↑4今の『肉』なら設定にそぐわない描写はしないと思うけどね。アタル兄さんが出てくるって言われてる以上、今回の出番は無さそうだけどスグルやアタルと最低でも同格以上の逸材だし。 -- 名無しさん (2017-12-07 11:56:16) - 赤ん坊のスグルを捨てた真弓やセコい事ばっかする委員長の姿を見せてやりたい -- 名無しさん (2018-01-16 23:05:10) - ↑失踪したアタル兄さんを世間的には死んだことにしていたことも -- 名無しさん (2018-01-17 06:46:26) - ↑1,2 肉のカーテン事件も知ってたぐらいだし、知らないことはないんじゃない? 肉のカーテン事件に比べれば、大した悪事でないから、ちょっと怒りはしたけれど、それほどひどく怒ったりはしなかったんじゃないかと思ってみる。 -- 名無しさん (2018-01-17 09:43:41) - 5王子のことも守旧派ほどは悪感情は抱いてなさそう。せいぜい「振ってわいた神の力で粋がってた雑魚」くらいにしか思ってないだろう -- 名無しさん (2018-03-30 10:47:25) - まぁ「バカだな、真面目に鍛えれば2,3段上には普通に伸びたろうに」くらいはむかつくんじゃね -- 名無しさん (2018-03-30 18:04:35) - 読み返すとネメシスの台詞って全部自虐みたいで笑える -- 名無しさん (2018-05-06 23:18:49) - ↑8それだと「シルバーマンにとっての理想のマッスルスパーク」になっちゃうし、「スグルと似て非なる技」じゃなくなってしまう。恐らく、慈悲がないマッスルスパークは単純に威力が足りないのだと思う。 -- 名無しさん (2018-05-06 23:55:27) - 青白い体色は元から? -- 名無しさん (2018-06-08 23:17:20) - 昔は肌色だった(マッスルショット参照)だったから完璧入りの際に青色になったっぽい -- 名無しさん (2018-06-09 21:40:38) - アタル兄さんと気が合いそう -- 名無しさん (2018-08-09 15:22:44) - イメージCVは小山力也さん(2代目毛利小五郎だから) -- 名無しさん (2018-10-07 21:16:01) - ↑5慈悲なしのスパークは慈悲ありと比べると火事場のクソ力分の威力引かれるからな。慈悲ありの方が威力加算されるって言った方が正しいが -- 名無しさん (2018-10-07 21:34:25) - 真弓の父親でスグルの爺さんなんだからタツノリもあの遊び心的なの持ってたのかな? -- 名無しさん (2018-10-08 00:53:29) - ↑そこら辺は伝統的で受け継がれそう -- 名無しさん (2018-12-26 18:41:03) - ↑10 今シリーズでその考えが正しかったことが証明されたね。 -- 名無しさん (2018-12-29 14:39:01) - 控室でザ・マンの「私は間違っていたのか」という言葉に対してネメシスが言った「私は貴方に救われたのです」という言葉は、つい前日サイコマンが「私を選んでくれてありがとうございました」と言って消滅するのを目の当たりにしたザ・マンには、さぞかし沁みただろうな -- 名無しさん (2019-01-13 00:15:49) - 久々に登場したけどオメガ民粛清する気マンマンで相変わらずで安心した。キン肉族由来の慈悲の心は多少はもってはいるけど、やっぱり根っこは完璧超人なんだな -- 名無しさん (2019-04-25 01:19:16) - ↑そりゃタツノリに次いで敬愛しているであろうザ・マンを狙っている奴がいたら容赦しないだろうな。悪魔将軍にすらためらわず向かっていったくらいだもの -- 名無しさん (2019-04-25 12:46:18) - ↑自分達の主がザ・マンだと解った以上、超人界の正常化の為に燃えてるまであると思う。始祖の代理として。 -- 名無しさん (2019-04-25 12:52:06) - シリアスな話してるけどたぶんこいつがレコード持ってきてくれたと考えるとどうしても笑ってしまう -- 名無しさん (2019-04-25 16:25:34) - ネメシスの敗因は「最善手の拒否」という、バトル漫画では一歩間違えれば批判の的になる手法だったが、この展開がこれほどまでに似合うキャラはそうそういないよね。そりゃ完璧超人としての自分を貫くにはあそこで慈悲のマッスルスパークを使う訳にはいかないからね… -- 名無しさん (2019-11-17 22:03:07) - ↑ あそこでそれをやるのは、それこそ仏教徒が殺生戒を破るようなもんだろうからなあ。実に説得力があると思う。どんな手を使ってでも勝てって言うなら凶器も当然OKだし、悪行超人と何が違うって事にもなるだろうし。 -- 名無しさん (2019-11-17 22:19:20) - アタル兄さんサダハル大叔父と同じぐらい強そう。 -- 名無しさん (2019-12-14 17:46:10) - 「スグルのブタ面マスクは新法に基づきコンピューターが自動選択したもの」の件は子供向け読切だけの設定らしいが、始祖編終盤頃だと敢えてあのマスクを選ぶことで「改革を続けて膿を出しきり、またサダハル様にあやかりいつかはその名誉も回復する」という無言の宣言だったとかなんとか後付けすると思ってたがな。 絞殺未遂?宇宙投棄に放置?都合の悪いことは(ry -- 名無しさん (2020-04-17 14:58:02) - アタル兄さんとの絡みいいよね -- 名無しさん (2020-09-26 18:44:19) - そういえば、 -- 名無しさん (2021-01-17 14:04:08) - ↑途中送信失礼。 ラーメンマンがスパークを食らったとき、負けたと思ったり、感服したりはしてないのね。スグルとは違うって、食らった側のメンタルの話だったのかな。 -- 名無しさん (2021-01-17 14:06:13) - ネプチューンマンに言いくるめられて代表の座を降りて場面で苦笑してしまった -- 名無しさん (2021-07-21 07:20:09) - ↑どこまでも真面目かよって思っちゃった。 -- 名無しさん (2021-07-21 08:09:53) - そこで我を押し通せる人だったら肉のカーテン事変の時に墓場抜けやらかすだろうし残当というヤツではある -- 名無しさん (2021-07-21 08:54:41) - 多分にザ・マン、ザ・ワン、始祖の次ぐらいには強い(万全ならほか11人の超神とかにはわりと安定して勝てそう) -- 名無しさん (2023-04-21 08:12:31) - まぁスグルの上位互換に近い人だしな…(友情パワー全開のスグルには勝てないとは思うが)始祖連中が飛び抜けてるだけでネメシスも化物よな -- 名無しさん (2023-10-24 20:50:46) - 超神の試練終わって刻の神との戦いに入ったので時間超人と一戦して欲しい。 -- 名無しさん (2023-10-24 21:27:30) - 完璧超人に生まれ変わる前のネメシスでさえミラージュマンに歯が立たないんだから、勝つのが試練突破条件じゃないんだろうな -- 名無しさん (2024-04-19 23:46:23) #comment #areaedit(end) }

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: