我らひとしくギャルゲヒロイン

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&font(#6495ED){登録日}:2016/03/01 (火) 18:10:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 15 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &font(#ff0000){バグにより自分がギャルゲーの攻略キャラであると自覚してしまった【幼なじみ】【義妹】【委員長】【親友】。} &font(#ff0000){今日も【主人公】による攻略に抗い、自立した人生を手に入れろ!} } &bold(){『我らひとしくギャルゲヒロイン』}とは、雑誌「[[月刊コンプエース]]」に不定期連載されている4コマ漫画。略称は&b(){「わロイン」}。 作者は&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){「コンプエースの哀しき&ruby(ピエロ){道化師}」}}&b(){じゅうあみ}氏。 KADOKAWAのサイト「コミックウォーカー」でも読むことができる。 コンプエースの「代原」(誰かが原稿を落とした際の穴埋め原稿)枠漫画のため、今のところいつ掲載されるかが完全に不定である。 実際、雑誌の次号予告を見ても作品名が載っていない。心配な人はWebアンケートの回答をすると良い。 突然バグによって自我に目覚めてしまったギャルゲーのキャラ4人が、主人公の攻略やゲームシステム、あるあるネタにツッコミを入れ、解釈を入れ、そして抗おうとする、[[日常系>日常系/微妙に非日常系作品群]]ドタバタ[[メタ>メタ発言]][[ループ>ループ(ジャンル)]]ギャグ漫画である。 基本普通のギャルゲーのはずなのだが、明らかにその枠に収まらないブッ飛んだ攻略ヒロインたちが多数登場する。 なんだかまともな展開・エンディングを迎えるキャラの方が少ない気が。ありていに言えば&bold(){ロクな奴がいない}。 コミックウォーカーでの掲載を経てなんやかんやで少しずつファンを獲得しており、第4回では&b(){「うっかり連載を狙う常習犯読切」}を自称している。 2016年に3月に単行本化+コミックウォーカーでの実質連載化(金曜更新)が決定した。 ただし、この単行本が売れないとわロイン・ソロインともども打ち切りになる、かもしれない。&color(#ff00ff){「やっぱり首の皮一枚で繋がってるだけじゃない!!」}(実際に煽り文のように「売れなぎゃ打ち切り&更新停止」という文章が貼ってある) なお、2016年7月時点でコミックウォーカーでは更新停止状態になっている。 5月26日に書籍・電子書籍版が同時発売されたが、&bold(){電子書籍版ではページの間に別作品の漫画が入ってしまう}という、コミックウォーカー始まって以来の大惨事が発生した。現実でもバグってどうする。 繋がってた首の皮がブチ切れそうな案件である。 じゅうあみ氏の公式サイトでも報告があったが、報告ついでに担当編集者が作った&bold(){「わロイン・人災編」}という&bold(){公式コラ画像}を載せるという火に油を注ぐ暴挙に出た。 何を思ったか、この担当作コラ漫画も不定期連載になりつつある。 その後、予想外の反響があったために[[声付きのPV>少年サンデーCM劇場]]が制作された。 ただし現状アニメ化どころかドラマCDの発売予定もないのでCVは担当が一人四役で収録している。 2016年11月号、12月号には載らず、打ち切りかと思われたが、後に掲載された際の担当の柱コメントによると、現在の連載作品でページ数が埋まってしまい、載せられなかったとの事。 まさかのスピンオフ作品&b(){「我らひとしくソシャゲヒロイン」}の連載もヤングエースUPで開始された。 こちらの略称は&bold(){「ソロイン」}。この理屈だとわロインの方がギロインとかギャロインになるが気にしてはいけない。 スピンオフゲー『ドキドキ学園★パズルDEきゅんっ!』を舞台として、わロインとは「別の」姫宮達の奮闘が描かれている。 別世界なので見た目は同じだがストーリーに繋がりはない。こちらは2週に1話更新していたが、2016年12月に打ち切りエンドっぽい終わり方をした。 コンプエースにも収録される場合もある。 どんどんヤバイ方向に突き進んでいる気もするが大丈夫だろうか。行く末を見守る意味でも単行本を買おう。 なお、現段階では『オーバーロード』のスピンオフの連載も担当することになった。 ***◆あらすじ ある朝、いつものように幼馴染の朝比奈勇太と登校していた&b(){&color(#ff00ff){姫宮花凛}}は、勇太の眼前に&b(){選択肢ウインドウ}が浮かんでいるのを目撃してしまう。 唖然とする花凛は、そこへやってきた勇太の&b(){&color(#ffd700){【親友】仲島聖}}から&b(){「自分たちはギャルゲー&color(#ff00ff){『ドキドキ学園★すとろべりぃぱらだいす』}の登場人物である」}という衝撃的な事実を告げられる。 花凛は、同じように自我に目覚めた&b(){&color(#ffa500){【義妹】}}&b(){&color(#008000){【委員長】}}と協力し、なんとかして&b(){【主人公】の支配}に抗い自立した人生を送ろうと行動を開始するが…。 ***◆バグった登場人物 ・&b(){&color(#ff00ff){【幼なじみ】姫宮花凛}} &b(){&color(#ff00ff){「言われてみれば!」}} 本作の主人公的な存在。 マゼンタピンクの髪をツインテールにしていて、リボンを含む全長は180cm。3サイズは85/58/83、趣味はぬいぐるみ集め。 ちょろい上にあざといツンデレヒロインとして暮らしていたが、ある日バグによって自分がギャルゲーの登場人物であるという自覚を持ってしまう。 どれくらいチョロいかというと1話の時点で好感度が最大で100とすると&b(){82}あるぐらいチョロい。幼馴染ということで難易度が低いことが原因。 自我に目覚めた後はいろいろあって好感度はガタ落ちしている。 世界のシステムをいまいち理解しておらず、ギャルゲー特有の不自然な設定にもよく騙され、ツンデレというより残念な一面が目立つ。 DLCにより追加で3人の姉が登場するとかしないとか…… ・&b(){&color(#ffa500){【義妹】朝比奈小桃}} &b(){&color(#ffa500){「花凛ちゃんもバグ持ちなんだね!」}} 恋に恋する天然ロマンチックガール。 自我に目覚めてからは「(いくら血が繋がってなくても)近親で結ばれたりしたら、親族間の問題になって一気に&b(){家庭崩壊}する」ことを恐れており、 みんなで協力してお兄ちゃんを&b(){駆除}しようとしている。 勇太自体には悪感情を持ってるわけではないと自称しているのだが、その割に兄への言動がナチュラルに酷い。 家庭崩壊を恐れるだけあり、将来の夢は普通に結婚して子供を産むことだが、現状では永遠に叶わぬ夢であることも自覚している。 ・&b(){&color(#008000){【委員長】望月楓}} &b(){&color(#008000){「よくアレをスルーできてましたね」}} クールでドライな学園一の秀才。メガネを外すと意外と美人。 自我に目覚めてからは「高校生の恋愛なんて児戯みたいなもの」と言い切り、煩わしい存在である主人公を&b(){駆逐}しようとしている。 放課後は三つ編みをほどきファミレスのウエイトレスをしている。セクハラ客に絡まれるイベントでうっかりときめいて好感度が&b(){40}も上がってしまった。 例によってその後いろいろあって好感度はガタ落ちしている。 ファミレスの看板娘だが、[[ある事情>嫁のメシがまずい]]から厨房には一歩も入れてもらえないらしい。 単行本1巻オビでも「[[なぜ、ヒロインの作るメシはマズいのか?>おしえて!ギャル子ちゃん ]]」とフィーチャーされているので気になる人は単行本を買おう。 委員長権限で没収した危険物(ウォッカとかストリキニーネとか)を持ち歩いている。 小桃同様に勇太に悪感情は抱いていないが、前述したとおりただ単に恋愛ごとに巻き込まれるのをめんどくさがっている。 ・&b(){&color(#ffd700){【親友】仲島聖}} &b(){&color(#ffd700){「そろそろ認めようよ僕らのバグのこと」}} レモンイエローの長髪を結んだ美少年。本作の狂言回し。 親友キャラの特権により、全てのヒロインの好感度や設定、個別ルートの詳細を把握している。 GPS並みの精度で全員の居場所を感知できるという&del(){チートスペック}仕様も持つ。 華奢で小柄で可愛い顔をしてるし髪長いし、人前で着替えないし職員室前の男女兼用トイレしか使わないし、喉仏も声変わりも全くないけど――― &b(){&color(#ff00ff){花凛「女だ―――」(察し)}} 実は[[男の娘]]にみせかけた&b(){男装女子}で、しかも主人公の&b(){[[実妹]]}。 なぜこんなファンキーな事態になってしまったのかは、&b(){公式ビジュアルブックの小説}で読めるとか。つまり本編では謎のまま。 ***◆バグってない筈なのだが変な奴が多い気がする登場人物 ・&b(){【[[主人公>ギャルゲー主人公]]】朝比奈勇太} &b(){ 行くよ} &b(){⇒ちょっと用事が…} 本作のラスボス的存在。お約束通り前髪が長い。 何の前触れもなく表れてバグキャラの行動を邪魔する、半ばモンスター的な扱いを受けている。 バグキャラ達の妨害工作も手伝ってか明らかに性癖が歪み始めており、作者曰く&b(){「頭がバグってんのはむしろコイツ」}。 彼を操っているプレイヤーはギャルゲーが異常に下手らしく、 選択肢をしくじりまくったせいで&b(){バグキャラ以外の好感度がほぼどん底}というとんでもない事態になっている。 文字数制限の範囲内なら名前を変更できるが、姓を変えると小桃が巻き添えを喰らう。 ・&b(){ヤギ子} &b(){&color(#008000){「遠い昔、航海ではメイクラブ要因としてヤギを―――」}&color(#ff00ff){「やめてよ生々しい」}} 学園で飼われているヤギ。 実は呪いでヤギの姿に変えられた美女であり、真実の愛によって元に戻れるらしい。 実際には、「バグキャラ以外とくっつけてゲームを終わらせてしまおう」と企んだバグキャラ達により急きょでっちあげられたヒロイン。 もちろん上の設定は&color(#ff0000){真っ赤なウソ}。 この目論見自体は「プレイヤーが2周目を始める」というオチで無駄に終わるのだが、 &b(){「攻略対象ヒロインを増やす」}という暴挙は後にささやかな奇跡を招くことになる。 ・&b(){【巫女】藤白神楽} &b(){「南方熊楠は胃の中身を自由に吐き出せる特技があって、喧嘩の最中とかよく吐いてたんだって」} 「主人公を飽きさせる作戦」の生贄第一号に選ばれた非バグキャラ。 校内でも常に巫女装束を着ている。もちろん黒髪ロング。 オタク文化の鉄板属性な見た目だが、その正体は大の「南方熊楠マニア」。 彼女のイベントでは南方熊楠愛好家としての真価を発揮し、全ての会話を南方熊楠の薀蓄へ持っていくキャラとなる。 別のルートだと、巫女としての個性「も」いかんなく発揮するキャラになる模様。 ・&b(){&color(#ffd700){【高飛車お嬢様】傘塚うらら}} &b(){&color(#ffd700){「傘塚の……私のせいで!」}}&bold(){「お前のせいじゃない!」} 大手製薬会社の社長令嬢。彼女も金髪縦ロールという鉄板属性持ち。 金の延べ棒でジェンガしたり金箔を食べさせあったりする。 個別ルートに入ると父親の会社が原因でゾンビパニックが起こるというきわめて迷惑な存在。[[傘>バイオハザード(ゲーム)]]だけに。 ・&b(){&color(#000fff){【毒舌メイド】氷室澄香}} &b(){&color(#000fff){「無駄な感傷に浸るお二人はさておき私はゾンビの頭を割っておきますね」}} うららルート真の主役。アラサー。 どこかの武装メイドのような凄まじい戦闘力と高い&b(){口撃力}を持つ。 ゾンビパニックにてゾンビの首を刎ねまくり、主人公とうららを庇い壮絶な死を遂げる。 彼女のルートへの分岐も存在するが、違いは「澄香が生存する」だけで結局ゾンビパニックは起こる。 その&del(){ぶん投げまくった}オチは単行本掲載のおまけで確認しよう。 ・&b(){&color(#0fff00){【アンドロイド】蒔苗マキナ}} &b(){&color(#0fff00){「えっ!?もしかして不気味の谷ってた!?」}} 個体番号はMACHI-NA/FT17005。[[試作機>マルチ]]ではなく量産機。 とある企業が、一般常識等を学ばせるため試験的に100体を各地の高校に入学させており、卒業後に一般販売される。 主食は電気(コンセントから)。 花凛にとってはバグキャラ以外の数少ない友達であり、作者いわく「ソフトな[[百合]]関係」にある。 AIが特定の個人への強い執着心(=恋愛感情)を持ってしまうと、商品として不適切なその個体は記憶を消去されるという&b(){「泣きゲー向きの設定」}を持ち、 主人公の個別ルートに入ると記憶を消された上、どこかの金持ちに買われていくという悲恋が待っている。 (記憶が戻ったりとかメモリーチップが送られてくるとかの、どこかで聞いたような展開は無い) 驚いたりすると顔が「不気味の谷」るという性質がある。 花凛の頑張り(?)の結果、「マキナED直前でゲームが進行不能になる」というバグが発生したため「シナリオ上の」記憶消去の危機からは脱した。 この致命的なバグの原因は「途中で増えた攻略ヒロイン」。つまりヤギ子とイヴのせい。 もはや製品回収レベルの事態だが気にしてはいけない。どうせこのROMだけだし。 ・&b(){&color(#008000){【ロボっ子】イヴ}} &b(){&color(#008000){「オふぇろナ雌がーるデス」}} マキナルート阻止のために【天才発明家】寺岡仁衣奈に造ってもらった。昨日の今日で。 顔はブラウン管ディスプレイ([EvE]←こんな顔)で人型の胴体。脚は三輪タイヤで、自動ブレーキ機能搭載。 最新ファッション用語も使う、見た目に反してかなりの女子力の持ち主。 その一方「つきあってください」という言葉に対して鳩尾に突き(物理)を加えるなどの問題行動も起こす。 彼女を無理やり追加した事によりゲーム全体のバグが悪化してしまい、花凛の顔も盛大にバグってしまった。 ・&b(){&color(#dda0dd){【無敵生徒会長】天道ひかり}} ・&b(){&color(#000000){【清楚腹黒副会長】小鳥遊由里子}} ・&b(){&color(#ffa500){【頑張り屋書記】百地ミカ}} &b(){&color(#dda0dd){「ドキドキ学園生徒会だ!部長はいるか!観念して出てくるがいい!」}} &b(){&color(#000000){「もう、ダメじゃないひかりったら」}} &b(){&color(#ffa500){「操作説明を聞くですか?」}} ドキドキ学園生徒会執行部の面々。ここに会計の会田(男)を含めて総員4名。 生徒会シナリオは弱小部活を潰していくというもので、その方法は主人公が部活メンバーと対決して負ければ廃部という凄まじいもの。 生徒会に選ばれたということで好感度が上がった花凛だが、実態はプレイヤーが選んだだけという事実を聞かされるとすぐに下がった。 ちなみに「ドキドキ学園という学校名を面前で呼ばれるのが恥ずかしい」ため、この学園の部活人口は少ない。野球部が7人とか。 ここでは副生徒会長ルートを攻略し、次周ではチェスボクシング部のメンバーとして生徒会と戦うことになる。 この生徒会には&bold(){部活を潰す以外の仕事はほぼ無い}。 中でも勇太の役割である「庶務」は(他4人で間に合っているため)特に暇で、主な仕事は【無敵生徒会長】の椅子になること、ではないと思う。 単行本によると庶務の役割は[[唯一のツッコミ役>津田タカトシ]]である模様。 ミニゲームの成績があまりにも悪いと、作品史上最悪のバッドエンド「鮮血の結末」が発生して全員が殺し合うことになるらしい。 ・&b(){&color(#800000){【動物好き】茶臼山あさひ}} &b(){&color(#800000){「はわわ~~~ごめんね、フェイくんが全然懐かなくて…」}} 見た目小動物系であらゆる動物に好かれる系のヒロインだが、一番のお気に入りは名状しがたい[[ダイオウグソクムシ]]のフェイ君。 可憐な見た目でゲテモノ好きというギャップ萌えから人気のあるキャラらしい。 彼女の登場回(第9-10回)は、「委員長のメシマズを直そう」というテーマだったため、その後登場しないと思われたが…。 フェイ君の正体は&bold(){宇宙怪獣}で、個別ルートに入るとフェイ君を追ってきた謎の艦隊の総攻撃により地球が滅亡する。 フェイ君のバリアで、主人公とあさひだけが荒廃した地球に生き残るというまさかのセカイ系エンド。 &color(#ffa500){小桃「あさひちゃんこれから辛そう~」}ひでえ。 ・&b(){&color(#000080){【本好き】沼袋里緒}} &b(){&color(#000080){「ごめんなさい、私の好きな本の話ばかりして… おっさんにはつまらないですよね…」}} 本好きの1年生で勇太の後輩に当たる女の子。 月・水・金曜日は彼女が図書室にいるらしい。 勇太を「さん」付けで呼んでくれるヒロインその1。 勇太(プレイヤー)が「おっさん」と呼ばれたいがために「名前変更システム」を使って苗字を「朝比奈」から「おっ」に変えた。 これにより小桃も苗字が「おっ」に変わり大変な目に。 沼袋さんに「おっさん」と呼ばれた時は感動のあまりスクショを撮りまくっていた。 沼袋さんの共通ルートラストでは呼び名が「勇太さん」に変わってしまったので&del(){キープしておいた}同時攻略していた桐生さんに乗り換えた。 単行本によると、個別ルートではある出来事から人類と機械の戦争になるらしいが…… ・&b(){&color(#ffc0cb){【生霊】桐生つばめ}} &b(){&color(#ffc0cb){「つばめに気づいてくれたのはおっさんだけなのです。しょんぼりなのです~}} &b(){&color(#ffd700){うわ実況キッツイなコレ」}} 1年生の時にドミノ倒し状態で崩れていった本棚に巻き込まれて2年間意識不明のまま生霊になった女の子。よって実は年上。 沼袋さんと違って火・木・土に図書室に出てくる。 勇太だけ認識できるのは聖曰く「ご都合主義、あと主人公補正」。 勇太を「さん」付けで呼んでくれるヒロインその2。 【親友】である聖にもうすぼんやり程度だが認識することができる……のだが、他のヒロインには姿どころか声も聞こえないので聖がつばめのセリフを実況する羽目になってしまい、実況する度に精神的なダメージを受けている。 沼袋さんが共通ルート最終イベントで呼び名を変えてしまったので彼女の個別ルートを攻略することに。 こちらでは「おっさん」と呼ばれ続け、EDで意識不明状態から快復した。が、年上らしくということで最後の最後で呼び方が…… 結局その後、沼袋さんのリベンジを狙って再度名前を変更することに。苗字呼びと名前呼びを使う沼袋さんに対応するとなればもちろん…… &b(){&color(#ffa500){小桃「もうやだぁ!!」}} ・&b(){&color(#ff0000){【織田信長】尾張かずさ}} &b(){&color(#ff0000){「おぬしも何十年もかけて「あいどる」とやらの頂点に立ってみよ!」}} &color(#ffd700){聖「フィクションの織田信長はよく時空を超えるんだよ!」「フィクションの織田信長は女の子も多いよ」} 戦国時代から不慮の事故でタイムスリップしてしまい、&b(){&color(#dda0dd){【ロリババア学園長】有栖川ジャンヌ}}に保護された後、転入生として学園にやってきた。 特注の制服を身にまとい、自己紹介が「第六天魔王」、ダンスの授業で「敦盛」を踊り、相槌は「であるか」「是非もなし」と納得の[[織田信長>織田信長(戦国武将)]]。 結局かずさは元の時代に帰ってしまうのだが、自らの歴史や現代の知識を蓄えて帰ったので本能寺の変を見事に回避。 そして勇太は35歳にして織田信長研究の第一人者になることとなる……というのがかずさED。 しかしここで問題が発覚する。 リセットが発生するのはEDを迎えたタイミングのため、プレイヤーにとっては数分でも17歳の花凛たちは実際に残り18年間を過ごす事態に。 35歳でリセットされると決まった残りの人生をどう生きるのか?次周では妙に達観した17歳が誕生するのか? そこへ歴史改変も加わり、4人にはとんでもないオチが待っている。 ・&b(){&color(#ff00ff){【世話焼きの姉】姫宮花音}} &b(){&color(#ff00ff){「お姉ちゃん全部わかってるから、安心して(この子ったら素直になれないんだから)」}} 花凛の「お姉ちゃん」。ひとつ上の3年生。 小さい頃は勇太と花凛の&bold(){3人}でよく遊んでいた&color(#ff00ff){「記憶があるのよ!?」}ため勇太にとっても「[[お姉ちゃん>姉萌え(萌え属性)]]」であり、今でも「花音姉」と呼んでいる。 姉も妹も(ついでに勇太も)甘やかす、優しい理想の姉にして【人を駄目にする姉】。 このキャラは&bold(){DLCで追加された}課金キャラで、&bold(){作中には元々居なかった人物}。700円。 導入と同時に花凛の脳には姉と過ごした17年間の記憶がインストールされたため完全に信じ込んでいたが、楓の指摘で正体に気付いた際は膝から崩れ落ちた。 「主人公のお姉ちゃんキャラ」が「姫宮家に」組み込まれた理由は、ただでさえ義妹と実妹が混在している朝比奈家の家庭環境をこれ以上ややこしくしないためらしい。 これら一連の設定をまとめて&bold(){&color(#008000){「法的には認められていない事実上の姉」}}とイジられた。 コンプ掲載版、電子版では聖の紹介なのに「姫宮花凛さん(略)」と妹の名前と間違えるというとんでもない誤字が発覚する(公式サイトを見るに作者も認識している模様)。 彼女のシナリオはざっくりいうと&b(){妹}&del(){を踏み台にして}&b(){との三角関係の末主人公と結ばれる}というもの。 主人公の事が好きでもないのに[[当て馬]]役になるのを嫌がった花凛は攻略阻止のため姉に張り付くも、気づけば姉中毒に。 &color(#ff00ff){「これが無償の愛!これが理想の姉……!」} &color(#ff00ff){「はぁ~……お姉ちゃん……お姉ちゃん……へへへ……」} ・&b(){&color(#dda0dd){【外面のいい姉】姫宮花恋}} &b(){&color(#dda0dd){「実家ならタダ酒飲み放題じゃないへっへっへ」}} 花凛の「姉さん」。第二のDLC姉。700円。 第二だけど長姉。小さい頃は勇太も含め&bold(){4人}でよく遊んで――&color(#ff00ff){――&b(){記憶が改竄されてる!?}} なお、彼女の導入により父親の髪色が黒からラベンダーに修正された。 クラスの副担任。担当教科は英語。アル中。 花音の甘やかしにより【駄目姉】と化している。駄目だからさらに甘やかされ……永久機関! 彼女のルートは、過去の恋人の死を乗り越えてアルコール依存症から回復する感動ストーリー。 ・&b(){&color(#dda0dd){【陽気で横暴な姉】姫宮花南}} &b(){&color(#dda0dd){「お姉様に逆らおうなんていい度胸じゃん??」}} 第三のDLC姉。大学生。 プレイヤーが未購入のためゲーム中に存在しておらず、花凛が知る由もない。 この他&b(){【生真面目風紀委員】【自称魔法少女】【妖祓い】【おっとりお嬢様】【男装執事】【天然寮母】【天才発明家】【マッドサイエンティスト】【銀髪ロシアっ娘】【遊び人】}など様々な攻略ヒロインが登場する。 単行本ではこれらのキャラの設定も一部公開されたのでみんな単行本を買おう! ***◆舞台となるゲームについて 舞台は&b(){『ドキドキ学園★すとろべりぃぱらだいす』}というクッソ恥ずかしい名前のギャルゲー。略称は『ドキ学』。 所謂、18禁PC版から移植された全年齢コンシューマー版。通常版6,900円。 &del(){凶悪バグとキチシナリオに溢れているにも拘らず、}作中ではミリオンセラーを記録したらしい。 『ヒロイン博覧会』とか『ヒロインの梁山泊』とか呼ばれている。 元の18禁PC版ではヒロインの数も少なかったのだが、ひょんなことで大金を手にした会社が全年齢版で100人以上に増やしてしまった。 制作は[[ゆにこーん>ユニコーン(伝承)]]ソフト。 原画は『じゅうしぃ』と『あみっぴ』の二人体制(名前の由来は作者の名前の分端)。しかし[[二人の絵柄は全く見分けがつかず>ゆずソフト]]、ファン泣かせでもある。 また、同社制作の他のゲームもドキ学と同じ『高鳴市』を舞台とする事が多いため、学園外にもキャラデザが違ってたり髪色がカラフルだったりする女子がそこそこいる模様。 基本的には一般的なADVタイプのギャルゲーで、選択肢やミニゲームの結果に応じてヒロインの&b(){好感度}が上下する。 ミニゲームは坊主めくり(脱衣要素付き)など無駄に豊富で、生徒会シナリオにいたってはミニゲーム中心に話が進む。 最終的に、好感度が一定以上に達したヒロインの中からどの個別ルートに突入するかをプレイヤーが選択する。 なお好感度は内部ステータスだが、聖だけは最大100の数値として視認することができる。 誰のルートにも入れなかった場合は、聖との「友情エンド」で終了するという&del(){これまたよくある}システムを採用している。 もっとも聖の抱えている秘密を考えると、救済システムと見せかけて「実の兄妹が男同士の友情を誓い合う」という&b(){一番闇の深いルート}になるのだが。 エンディングを迎えれば好感度を含む全フラグがリセットされ、最初からのプレイとなる。 バグキャラ達にとっては記憶を持ったままの&b(){ループ}に等しく、しかもどういうわけか好感度もキャリーオーバーされ、いつでも攻略の危機に立たされる仕様。 スピンオフ作品として&b(){『ドキドキ学園★パズルDEきゅんっ!』}も展開されている(『ソロイン』の舞台)。 略称は『パズきゅん』。どう見てもパズドラクローンゲー。 スピンオフ元がミリオン達成なためか、こちらも一週間で10万ダウンロードを突破するなどそれなりに人気のあるコンテンツのようである。 ソシャゲ以外にもスピンオフを含めた複数のメディアミックスが行われ、果ては&bold(){コミカライズという名の料理漫画}まで存在している。 追記・修正は自分がゲームの登場人物だと自覚してからお願いします。それとコミックス買ってくださいお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,100) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - なにこれ面白そう -- 名無しさん (2016-03-01 22:28:49) - コンプエースでは何気に楽しみな作品の一つ。なかったらちょっとがっかりする。うっかりじゃなくて、コンプエースも連載いくつか終わらせてるしうっかりじゃなく本当に連載してくれませんかねえ。 -- 名無しさん (2016-03-08 23:37:33) - 委員長デュエリスト説 -- 名無しさん (2016-03-13 20:24:48) - 今月号は休みだったな・・・ -- 名無しさん (2016-03-14 17:53:22) - テメーらギャルゲーのヒロインでもなんでもねーよ!と突っ込んだ人先生怒らないから、素直に申告しなさい。 -- 名無しさん (2016-03-19 11:34:45) - ロボっ子かわいい -- [EvE] (2016-03-20 21:13:01) - 祝!TYPEMOONエース出張。 -- 名無しさん (2016-04-15 19:44:49) - これプレイヤーからしたらなかなかのクソゲーなんじゃwww -- 名無しさん (2016-04-18 16:07:24) - ソシャゲヒロインの設定によれば劇中のゲームはミリオンセラーらしい。 -- 名無しさん (2016-04-18 17:02:36) - ↑2 展開が割とキチってる上に進行不能バグまであるから、もうKOTYeにノミネートできるレベル -- 名無しさん (2016-04-18 23:48:25) - ぶっちゃけ主人公を自分達と同じく自我を目覚めさせればいいとこ行けるのにしない辺りが盛大に彼女たちの頭が素敵な証拠 -- 名無しさん (2016-05-06 19:16:55) - しないっていうか出来ないんでしょ。プレイヤーが操ってるわけだし。 -- 名無しさん (2016-05-06 20:11:55) - 100人以上のキャラの好感度をリアルタイムで管理してる…つまりガンパレシステムか。そらバグも出るわ -- 名無しさん (2016-05-19 00:06:17) - バグキャラ四人の本来のシナリオは不明だから何とも言えんが、巫女ルートは南方熊楠の知識しか得られず、アンドロイドは救い無しの誰得鬱展開、お嬢様ルートはバイオハザード、動物好きルートに至っては人類滅亡という超展開・・・バグが無くても他のクソゲーと対等に渡り合う、いわゆる『ストロングスタイル』としてKOTYで評価される素質はあると思う。 -- 名無しさん (2016-05-26 13:26:21) - ↑クソゲーというよりバカゲーに分類されるのではないだろうか -- 名無しさん (2016-05-27 21:44:09) - ゲームが終わったら次の周回が始まるだけなら抗っても意味ないし攻略された後の心配する必要も無くね? -- 名無しさん (2016-06-11 21:06:31) - 今月号だと原画家の名前が判明したな。そして、壮大な世界観も・・・ -- 名無しさん (2016-06-26 05:47:12) - お姉ちゃん700円って高くないか?こんなもんだっけ -- 名無しさん (2016-07-04 21:15:59) - PVの疾走感www -- 名無しさん (2016-08-16 20:57:31) - 代理原稿からの出世作っていうと大亜門や大石浩二を思い出す -- 名無しさん (2017-03-04 02:55:18) - コミカライズという名の料理漫画が現実に存在する件について -- 名無しさん (2017-04-30 17:04:30) - 最近はオーバーロード番外との合体掲載が多いね。 -- 名無しさん (2017-07-31 01:05:06) - どこかのメーカーが、この舞台のゲームを、KOTYeにノミネートされること前提で作ってくれないかしら……。 -- 名無しさん (2017-12-13 12:38:11) - ↑それをマジでやろうとすると「ととの」並みの超ゲーに成るぞ。なんせキャラがプレイヤーの手から逃げようとゲームの欠陥を突いて本気で逃げ回るからな。 -- 名無しさん (2018-02-14 19:04:11) - ↑ガンパレード・マーチ式にしたらいけない?AI付きで逃げ回るヒロイン達を何とか攻略する鬼畜難易度のゲームで、ハーレムルート達成できたら聖に自分達はギャルゲーのキャラだって知ってた、今までループしてたって言うタネ明かしされてそれでも君が好きだって言われるエンディングで。 -- 名無しさん (2018-08-27 07:24:02) - ギャルゲーの世界程度でゴチャゴチャ言ってるこいつらを対魔忍の世界に放り込みたい -- 名無しさん (2018-09-27 11:10:16) - ↑妖やらゾンビやら魔法少女やらが居て、どんどん馬鹿げた要素が追加されまくりつつヤバくなってくる世界やぞ。 -- 名無しさん (2019-07-03 08:31:58) - 実質2巻で綺麗にまとまってる -- 名無しさん (2020-05-10 17:35:45) - DDLCの記事を読んでた時にふと思い出した漫画(でもこっちの方が先に始まってる) これゲームやってる主人公からしたら「買ったゲームが突然DDLCになった」って状況になってそうだけどそれでも特に慌てずやってるのが肝が太いというかなんというか・・・(18禁PC版の時はまだシナリオの狂気レベルは低かったのかな) あとギャルゲにドキドキとか付くのって実際は少なそうだけどどこが起源なんだろう? -- 名無しさん (2021-09-17 15:32:42) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2016/03/01 (火) 18:10:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 15 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &font(#ff0000){バグにより自分がギャルゲーの攻略キャラであると自覚してしまった【幼なじみ】【義妹】【委員長】【親友】。} &font(#ff0000){今日も【主人公】による攻略に抗い、自立した人生を手に入れろ!} } &bold(){『我らひとしくギャルゲヒロイン』}とは、雑誌「[[月刊コンプエース]]」に不定期連載されている4コマ漫画。略称は&b(){「わロイン」}。 作者は&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){「コンプエースの哀しき&ruby(ピエロ){道化師}」}}&b(){じゅうあみ}氏。 KADOKAWAのサイト「コミックウォーカー」でも読むことができる。 コンプエースの「代原」(誰かが原稿を落とした際の穴埋め原稿)枠漫画のため、今のところいつ掲載されるかが完全に不定である。 実際、雑誌の次号予告を見ても作品名が載っていない。心配な人はWebアンケートの回答をすると良い。 突然バグによって自我に目覚めてしまったギャルゲーのキャラ4人が、主人公の攻略やゲームシステム、あるあるネタにツッコミを入れ、解釈を入れ、そして抗おうとする、[[日常系>日常系/微妙に非日常系作品群]]ドタバタ[[メタ>メタ発言]][[ループ>ループ(ジャンル)]]ギャグ漫画である。 基本普通のギャルゲーのはずなのだが、明らかにその枠に収まらないブッ飛んだ攻略ヒロインたちが多数登場する。 なんだかまともな展開・エンディングを迎えるキャラの方が少ない気が。ありていに言えば&bold(){ロクな奴がいない}。 コミックウォーカーでの掲載を経てなんやかんやで少しずつファンを獲得しており、第4回では&b(){「うっかり連載を狙う常習犯読切」}を自称している。 2016年に3月に単行本化+コミックウォーカーでの実質連載化(金曜更新)が決定した。 ただし、この単行本が売れないとわロイン・ソロインともども打ち切りになる、かもしれない。&color(#ff00ff){「やっぱり首の皮一枚で繋がってるだけじゃない!!」}(実際に煽り文のように「売れなぎゃ打ち切り&更新停止」という文章が貼ってある) なお、2016年7月時点でコミックウォーカーでは更新停止状態になっている。 5月26日に書籍・電子書籍版が同時発売されたが、&bold(){電子書籍版ではページの間に別作品の漫画が入ってしまう}という、コミックウォーカー始まって以来の大惨事が発生した。現実でもバグってどうする。 繋がってた首の皮がブチ切れそうな案件である。 じゅうあみ氏の公式サイトでも報告があったが、報告ついでに担当編集者が作った&bold(){「わロイン・人災編」}という&bold(){公式コラ画像}を載せるという火に油を注ぐ暴挙に出た。 何を思ったか、この担当作コラ漫画も不定期連載になりつつある。 その後、予想外の反響があったために[[声付きのPV>少年サンデーCM劇場]]が制作された。 ただし現状アニメ化どころかドラマCDの発売予定もないのでCVは担当が一人四役で収録している。 2016年11月号、12月号には載らず、打ち切りかと思われたが、後に掲載された際の担当の柱コメントによると、現在の連載作品でページ数が埋まってしまい、載せられなかったとの事。 まさかのスピンオフ作品&b(){「我らひとしくソシャゲヒロイン」}の連載もヤングエースUPで開始された。 こちらの略称は&bold(){「ソロイン」}。この理屈だとわロインの方がギロインとかギャロインになるが気にしてはいけない。 スピンオフゲー『ドキドキ学園★パズルDEきゅんっ!』を舞台として、わロインとは「別の」姫宮達の奮闘が描かれている。 別世界なので見た目は同じだがストーリーに繋がりはない。こちらは2週に1話更新していたが、2016年12月に打ち切りエンドっぽい終わり方をした。 コンプエースにも収録される場合もある。 どんどんヤバイ方向に突き進んでいる気もするが大丈夫だろうか。行く末を見守る意味でも単行本を買おう。 なお、現段階では『オーバーロード』のスピンオフの連載も担当することになった。 ***◆あらすじ ある朝、いつものように幼馴染の朝比奈勇太と登校していた&b(){&color(#ff00ff){姫宮花凛}}は、勇太の眼前に&b(){選択肢ウインドウ}が浮かんでいるのを目撃してしまう。 唖然とする花凛は、そこへやってきた勇太の&b(){&color(#ffd700){【親友】仲島聖}}から&b(){「自分たちはギャルゲー&color(#ff00ff){『ドキドキ学園★すとろべりぃぱらだいす』}の登場人物である」}という衝撃的な事実を告げられる。 花凛は、同じように自我に目覚めた&b(){&color(#ffa500){【義妹】}}&b(){&color(#008000){【委員長】}}と協力し、なんとかして&b(){【主人公】の支配}に抗い自立した人生を送ろうと行動を開始するが…。 ***◆バグった登場人物 ・&b(){&color(#ff00ff){【幼なじみ】姫宮花凛}} &b(){&color(#ff00ff){「言われてみれば!」}} 本作の主人公的な存在。 マゼンタピンクの髪をツインテールにしていて、リボンを含む全長は180cm。3サイズは85/58/83、趣味はぬいぐるみ集め。 ちょろい上にあざといツンデレヒロインとして暮らしていたが、ある日バグによって自分がギャルゲーの登場人物であるという自覚を持ってしまう。 どれくらいチョロいかというと1話の時点で好感度が最大で100とすると&b(){82}あるぐらいチョロい。幼馴染ということで難易度が低いことが原因。 自我に目覚めた後はいろいろあって好感度はガタ落ちしている。 世界のシステムをいまいち理解しておらず、ギャルゲー特有の不自然な設定にもよく騙され、ツンデレというより残念な一面が目立つ。 DLCにより追加で3人の姉が登場するとかしないとか…… ・&b(){&color(#ffa500){【義妹】朝比奈小桃}} &b(){&color(#ffa500){「花凛ちゃんもバグ持ちなんだね!」}} 恋に恋する天然ロマンチックガール。 自我に目覚めてからは「(いくら血が繋がってなくても)近親で結ばれたりしたら、親族間の問題になって一気に&b(){家庭崩壊}する」ことを恐れており、 みんなで協力してお兄ちゃんを&b(){駆除}しようとしている。 勇太自体には悪感情を持ってるわけではないと自称しているのだが、その割に兄への言動がナチュラルに酷い。 家庭崩壊を恐れるだけあり、将来の夢は普通に結婚して子供を産むことだが、現状では永遠に叶わぬ夢であることも自覚している。 ・&b(){&color(#008000){【委員長】望月楓}} &b(){&color(#008000){「よくアレをスルーできてましたね」}} クールでドライな学園一の秀才。メガネを外すと意外と美人。 自我に目覚めてからは「高校生の恋愛なんて児戯みたいなもの」と言い切り、煩わしい存在である主人公を&b(){駆逐}しようとしている。 放課後は三つ編みをほどきファミレスのウエイトレスをしている。セクハラ客に絡まれるイベントでうっかりときめいて好感度が&b(){40}も上がってしまった。 例によってその後いろいろあって好感度はガタ落ちしている。 ファミレスの看板娘だが、[[ある事情>嫁のメシがまずい]]から厨房には一歩も入れてもらえないらしい。 単行本1巻オビでも「[[なぜ、ヒロインの作るメシはマズいのか?>おしえて!ギャル子ちゃん ]]」とフィーチャーされているので気になる人は単行本を買おう。 委員長権限で没収した危険物(ウォッカとかストリキニーネとか)を持ち歩いている。 小桃同様に勇太に悪感情は抱いていないが、前述したとおりただ単に恋愛ごとに巻き込まれるのをめんどくさがっている。 ・&b(){&color(#ffd700){【親友】仲島聖}} &b(){&color(#ffd700){「そろそろ認めようよ僕らのバグのこと」}} レモンイエローの長髪を結んだ美少年。本作の狂言回し。 親友キャラの特権により、全てのヒロインの好感度や設定、個別ルートの詳細を把握している。 GPS並みの精度で全員の居場所を感知できるという&del(){チートスペック}仕様も持つ。 華奢で小柄で可愛い顔をしてるし髪長いし、人前で着替えないし職員室前の男女兼用トイレしか使わないし、喉仏も声変わりも全くないけど――― &b(){&color(#ff00ff){花凛「女だ―――」(察し)}} 実は[[男の娘]]にみせかけた&b(){男装女子}で、しかも主人公の&b(){[[実妹]]}。 なぜこんなファンキーな事態になってしまったのかは、&b(){公式ビジュアルブックの小説}で読めるとか。つまり本編では謎のまま。 ***◆バグってない筈なのだが変な奴が多い気がする登場人物 ・&b(){【[[主人公>ギャルゲー主人公]]】朝比奈勇太} &b(){ 行くよ} &b(){⇒ちょっと用事が…} 本作のラスボス的存在。お約束通り前髪が長い。 何の前触れもなく表れてバグキャラの行動を邪魔する、半ばモンスター的な扱いを受けている。 バグキャラ達の妨害工作も手伝ってか明らかに性癖が歪み始めており、作者曰く&b(){「頭がバグってんのはむしろコイツ」}。 彼を操っているプレイヤーはギャルゲーが異常に下手らしく、 選択肢をしくじりまくったせいで&b(){バグキャラ以外の好感度がほぼどん底}というとんでもない事態になっている。 文字数制限の範囲内なら名前を変更できるが、姓を変えると小桃が巻き添えを喰らう。 ・&b(){ヤギ子} &b(){&color(#008000){「遠い昔、航海ではメイクラブ要因としてヤギを―――」}&color(#ff00ff){「やめてよ生々しい」}} 学園で飼われているヤギ。 実は呪いでヤギの姿に変えられた美女であり、真実の愛によって元に戻れるらしい。 実際には、「バグキャラ以外とくっつけてゲームを終わらせてしまおう」と企んだバグキャラ達により急きょでっちあげられたヒロイン。 もちろん上の設定は&color(#ff0000){真っ赤なウソ}。 この目論見自体は「プレイヤーが2周目を始める」というオチで無駄に終わるのだが、 &b(){「攻略対象ヒロインを増やす」}という暴挙は後にささやかな奇跡を招くことになる。 ・&b(){【巫女】藤白神楽} &b(){「南方熊楠は胃の中身を自由に吐き出せる特技があって、喧嘩の最中とかよく吐いてたんだって」} 「主人公を飽きさせる作戦」の生贄第一号に選ばれた非バグキャラ。 校内でも常に巫女装束を着ている。もちろん黒髪ロング。 オタク文化の鉄板属性な見た目だが、その正体は大の「南方熊楠マニア」。 彼女のイベントでは南方熊楠愛好家としての真価を発揮し、全ての会話を南方熊楠の薀蓄へ持っていくキャラとなる。 別のルートだと、巫女としての個性「も」いかんなく発揮するキャラになる模様。 ・&b(){&color(#ffd700){【高飛車お嬢様】傘塚うらら}} &b(){&color(#ffd700){「傘塚の……私のせいで!」}}&bold(){「お前のせいじゃない!」} 大手製薬会社の社長令嬢。彼女も金髪縦ロールという鉄板属性持ち。 金の延べ棒でジェンガしたり金箔を食べさせあったりする。 個別ルートに入ると父親の会社が原因でゾンビパニックが起こるというきわめて迷惑な存在。[[傘>バイオハザード(ゲーム)]]だけに。 ・&b(){&color(#000fff){【毒舌メイド】氷室澄香}} &b(){&color(#000fff){「無駄な感傷に浸るお二人はさておき私はゾンビの頭を割っておきますね」}} うららルート真の主役。アラサー。 どこかの武装メイドのような凄まじい戦闘力と高い&b(){口撃力}を持つ。 ゾンビパニックにてゾンビの首を刎ねまくり、主人公とうららを庇い壮絶な死を遂げる。 彼女のルートへの分岐も存在するが、違いは「澄香が生存する」だけで結局ゾンビパニックは起こる。 その&del(){ぶん投げまくった}オチは単行本掲載のおまけで確認しよう。 ・&b(){&color(#0fff00){【アンドロイド】蒔苗マキナ}} &b(){&color(#0fff00){「えっ!?もしかして不気味の谷ってた!?」}} 個体番号はMACHI-NA/FT17005。[[試作機>マルチ]]ではなく量産機。 とある企業が、一般常識等を学ばせるため試験的に100体を各地の高校に入学させており、卒業後に一般販売される。 主食は電気(コンセントから)。 花凛にとってはバグキャラ以外の数少ない友達であり、作者いわく「ソフトな[[百合]]関係」にある。 AIが特定の個人への強い執着心(=恋愛感情)を持ってしまうと、商品として不適切なその個体は記憶を消去されるという&b(){「泣きゲー向きの設定」}を持ち、 主人公の個別ルートに入ると記憶を消された上、どこかの金持ちに買われていくという悲恋が待っている。 (記憶が戻ったりとかメモリーチップが送られてくるとかの、どこかで聞いたような展開は無い) 驚いたりすると顔が「不気味の谷」るという性質がある。 花凛の頑張り(?)の結果、「マキナED直前でゲームが進行不能になる」というバグが発生したため「シナリオ上の」記憶消去の危機からは脱した。 この致命的なバグの原因は「途中で増えた攻略ヒロイン」。つまりヤギ子とイヴのせい。 もはや製品回収レベルの事態だが気にしてはいけない。どうせこのROMだけだし。 ・&b(){&color(#008000){【ロボっ子】イヴ}} &b(){&color(#008000){「オふぇろナ雌がーるデス」}} マキナルート阻止のために【天才発明家】寺岡仁衣奈に造ってもらった。昨日の今日で。 顔はブラウン管ディスプレイ([EvE]←こんな顔)で人型の胴体。脚は三輪タイヤで、自動ブレーキ機能搭載。 最新ファッション用語も使う、見た目に反してかなりの女子力の持ち主。 その一方「つきあってください」という言葉に対して鳩尾に突き(物理)を加えるなどの問題行動も起こす。 彼女を無理やり追加した事によりゲーム全体のバグが悪化してしまい、花凛の顔も盛大にバグってしまった。 ・&b(){&color(#dda0dd){【無敵生徒会長】天道ひかり}} ・&b(){&color(#000000){【清楚腹黒副会長】小鳥遊由里子}} ・&b(){&color(#ffa500){【頑張り屋書記】百地ミカ}} &b(){&color(#dda0dd){「ドキドキ学園生徒会だ!部長はいるか!観念して出てくるがいい!」}} &b(){&color(#000000){「もう、ダメじゃないひかりったら」}} &b(){&color(#ffa500){「操作説明を聞くですか?」}} ドキドキ学園生徒会執行部の面々。ここに会計の会田(男)を含めて総員4名。 生徒会シナリオは弱小部活を潰していくというもので、その方法は主人公が部活メンバーと対決して負ければ廃部という凄まじいもの。 生徒会に選ばれたということで好感度が上がった花凛だが、実態はプレイヤーが選んだだけという事実を聞かされるとすぐに下がった。 ちなみに「ドキドキ学園という学校名を面前で呼ばれるのが恥ずかしい」ため、この学園の部活人口は少ない。野球部が7人とか。 ここでは副生徒会長ルートを攻略し、次周ではチェスボクシング部のメンバーとして生徒会と戦うことになる。 この生徒会には&bold(){部活を潰す以外の仕事はほぼ無い}。 中でも勇太の役割である「庶務」は(他4人で間に合っているため)特に暇で、主な仕事は【無敵生徒会長】の椅子になること、ではないと思う。 単行本によると庶務の役割は[[唯一のツッコミ役>津田タカトシ]]である模様。 ミニゲームの成績があまりにも悪いと、作品史上最悪のバッドエンド「鮮血の結末」が発生して全員が殺し合うことになるらしい。 ・&b(){&color(#800000){【動物好き】茶臼山あさひ}} &b(){&color(#800000){「はわわ~~~ごめんね、フェイくんが全然懐かなくて…」}} 見た目小動物系であらゆる動物に好かれる系のヒロインだが、一番のお気に入りは名状しがたい[[ダイオウグソクムシ]]のフェイ君。 可憐な見た目でゲテモノ好きというギャップ萌えから人気のあるキャラらしい。 彼女の登場回(第9-10回)は、「委員長のメシマズを直そう」というテーマだったため、その後登場しないと思われたが…。 フェイ君の正体は&bold(){宇宙怪獣}で、個別ルートに入るとフェイ君を追ってきた謎の艦隊の総攻撃により地球が滅亡する。 フェイ君のバリアで、主人公とあさひだけが荒廃した地球に生き残るというまさかのセカイ系エンド。 &color(#ffa500){小桃「あさひちゃんこれから辛そう~」}ひでえ。 ・&b(){&color(#000080){【本好き】沼袋里緒}} &b(){&color(#000080){「ごめんなさい、私の好きな本の話ばかりして… おっさんにはつまらないですよね…」}} 本好きの1年生で勇太の後輩に当たる女の子。 月・水・金曜日は彼女が図書室にいるらしい。 勇太を「さん」付けで呼んでくれるヒロインその1。 勇太(プレイヤー)が「おっさん」と呼ばれたいがために「名前変更システム」を使って苗字を「朝比奈」から「おっ」に変えた。 これにより小桃も苗字が「おっ」に変わり大変な目に。 沼袋さんに「おっさん」と呼ばれた時は感動のあまりスクショを撮りまくっていた。 沼袋さんの共通ルートラストでは呼び名が「勇太さん」に変わってしまったので&del(){キープしておいた}同時攻略していた桐生さんに乗り換えた。 単行本によると、個別ルートではある出来事から人類と機械の戦争になるらしいが…… ・&b(){&color(#ffc0cb){【生霊】桐生つばめ}} &b(){&color(#ffc0cb){「つばめに気づいてくれたのはおっさんだけなのです。しょんぼりなのです~}} &b(){&color(#ffd700){うわ実況キッツイなコレ」}} 1年生の時にドミノ倒し状態で崩れていった本棚に巻き込まれて2年間意識不明のまま生霊になった女の子。よって実は年上。 沼袋さんと違って火・木・土に図書室に出てくる。 勇太だけ認識できるのは聖曰く「ご都合主義、あと主人公補正」。 勇太を「さん」付けで呼んでくれるヒロインその2。 【親友】である聖にもうすぼんやり程度だが認識することができる……のだが、他のヒロインには姿どころか声も聞こえないので聖がつばめのセリフを実況する羽目になってしまい、実況する度に精神的なダメージを受けている。 沼袋さんが共通ルート最終イベントで呼び名を変えてしまったので彼女の個別ルートを攻略することに。 こちらでは「おっさん」と呼ばれ続け、EDで意識不明状態から快復した。が、年上らしくということで最後の最後で呼び方が…… 結局その後、沼袋さんのリベンジを狙って再度名前を変更することに。苗字呼びと名前呼びを使う沼袋さんに対応するとなればもちろん…… &b(){&color(#ffa500){小桃「もうやだぁ!!」}} ・&b(){&color(#ff0000){【織田信長】尾張かずさ}} &b(){&color(#ff0000){「おぬしも何十年もかけて「あいどる」とやらの頂点に立ってみよ!」}} &color(#ffd700){聖「フィクションの織田信長はよく時空を超えるんだよ!」「フィクションの織田信長は女の子も多いよ」} 戦国時代から不慮の事故でタイムスリップしてしまい、&b(){&color(#dda0dd){【ロリババア学園長】有栖川ジャンヌ}}に保護された後、転入生として学園にやってきた。 特注の制服を身にまとい、自己紹介が「第六天魔王」、ダンスの授業で「敦盛」を踊り、相槌は「であるか」「是非もなし」と納得の[[織田信長>織田信長(戦国武将)]]。 結局かずさは元の時代に帰ってしまうのだが、自らの歴史や現代の知識を蓄えて帰ったので本能寺の変を見事に回避。 そして勇太は35歳にして織田信長研究の第一人者になることとなる……というのがかずさED。 しかしここで問題が発覚する。 リセットが発生するのはEDを迎えたタイミングのため、プレイヤーにとっては数分でも17歳の花凛たちは実際に残り18年間を過ごす事態に。 35歳でリセットされると決まった残りの人生をどう生きるのか?次周では妙に達観した17歳が誕生するのか? そこへ歴史改変も加わり、4人にはとんでもないオチが待っている。 ・&b(){&color(#ff00ff){【世話焼きの姉】姫宮花音}} &b(){&color(#ff00ff){「お姉ちゃん全部わかってるから、安心して(この子ったら素直になれないんだから)」}} 花凛の「お姉ちゃん」。ひとつ上の3年生。 小さい頃は勇太と花凛の&bold(){3人}でよく遊んでいた&color(#ff00ff){「記憶があるのよ!?」}ため勇太にとっても「[[お姉ちゃん>姉萌え(萌え属性)]]」であり、今でも「花音姉」と呼んでいる。 姉も妹も(ついでに勇太も)甘やかす、優しい理想の姉にして【人を駄目にする姉】。 このキャラは&bold(){DLCで追加された}課金キャラで、&bold(){作中には元々居なかった人物}。700円。 導入と同時に花凛の脳には姉と過ごした17年間の記憶がインストールされたため完全に信じ込んでいたが、楓の指摘で正体に気付いた際は膝から崩れ落ちた。 「主人公のお姉ちゃんキャラ」が「姫宮家に」組み込まれた理由は、ただでさえ義妹と実妹が混在している朝比奈家の家庭環境をこれ以上ややこしくしないためらしい。 これら一連の設定をまとめて&bold(){&color(#008000){「法的には認められていない事実上の姉」}}とイジられた。 コンプ掲載版、電子版では聖の紹介なのに「姫宮花凛さん(略)」と妹の名前と間違えるというとんでもない誤字が発覚する(公式サイトを見るに作者も認識している模様)。 彼女のシナリオはざっくりいうと&b(){妹}&del(){を踏み台にして}&b(){との三角関係の末主人公と結ばれる}というもの。 主人公の事が好きでもないのに[[当て馬]]役になるのを嫌がった花凛は攻略阻止のため姉に張り付くも、気づけば姉中毒に。 &color(#ff00ff){「これが無償の愛!これが理想の姉……!」} &color(#ff00ff){「はぁ~……お姉ちゃん……お姉ちゃん……へへへ……」} ・&b(){&color(#dda0dd){【外面のいい姉】姫宮花恋}} &b(){&color(#dda0dd){「実家ならタダ酒飲み放題じゃないへっへっへ」}} 花凛の「姉さん」。第二のDLC姉。700円。 第二だけど長姉。小さい頃は勇太も含め&bold(){4人}でよく遊んで――&color(#ff00ff){――&b(){記憶が改竄されてる!?}} なお、彼女の導入により父親の髪色が黒からラベンダーに修正された。 クラスの副担任。担当教科は英語。アル中。 花音の甘やかしにより【駄目姉】と化している。駄目だからさらに甘やかされ……永久機関! 彼女のルートは、過去の恋人の死を乗り越えてアルコール依存症から回復する感動ストーリー。 ・&b(){&color(#dda0dd){【陽気で横暴な姉】姫宮花南}} &b(){&color(#dda0dd){「お姉様に逆らおうなんていい度胸じゃん??」}} 第三のDLC姉。大学生。 プレイヤーが未購入のためゲーム中に存在しておらず、花凛が知る由もない。 この他&b(){【生真面目風紀委員】【自称魔法少女】【妖祓い】【おっとりお嬢様】【男装執事】【天然寮母】【天才発明家】【マッドサイエンティスト】【銀髪ロシアっ娘】【遊び人】}など様々な攻略ヒロインが登場する。 単行本ではこれらのキャラの設定も一部公開されたのでみんな単行本を買おう! ***◆舞台となるゲームについて 舞台は&b(){『ドキドキ学園★すとろべりぃぱらだいす』}というクッソ恥ずかしい名前のギャルゲー。略称は『ドキ学』。 所謂、18禁PC版から移植された全年齢コンシューマー版。通常版6,900円。 &del(){凶悪バグとキチシナリオに溢れているにも拘らず、}作中ではミリオンセラーを記録したらしい。 『ヒロイン博覧会』とか『ヒロインの梁山泊』とか呼ばれている。 元の18禁PC版ではヒロインの数も少なかったのだが、ひょんなことで大金を手にした会社が全年齢版で100人以上に増やしてしまった。 制作は[[ゆにこーん>ユニコーン(伝承)]]ソフト。 原画は『じゅうしぃ』と『あみっぴ』の二人体制(名前の由来は作者の名前の分端)。しかし[[二人の絵柄は全く見分けがつかず>ゆずソフト]]、ファン泣かせでもある。 また、同社制作の他のゲームもドキ学と同じ『高鳴市』を舞台とする事が多いため、学園外にもキャラデザが違ってたり髪色がカラフルだったりする女子がそこそこいる模様。 基本的には一般的なADVタイプのギャルゲーで、選択肢やミニゲームの結果に応じてヒロインの&b(){好感度}が上下する。 ミニゲームは坊主めくり(脱衣要素付き)など無駄に豊富で、生徒会シナリオにいたってはミニゲーム中心に話が進む。 最終的に、好感度が一定以上に達したヒロインの中からどの個別ルートに突入するかをプレイヤーが選択する。 なお好感度は内部ステータスだが、聖だけは最大100の数値として視認することができる。 誰のルートにも入れなかった場合は、聖との「友情エンド」で終了するという&del(){これまたよくある}システムを採用している。 もっとも聖の抱えている秘密を考えると、救済システムと見せかけて「実の兄妹が男同士の友情を誓い合う」という&b(){一番闇の深いルート}になるのだが。 エンディングを迎えれば好感度を含む全フラグがリセットされ、最初からのプレイとなる。 バグキャラ達にとっては記憶を持ったままの&b(){ループ}に等しく、しかもどういうわけか好感度もキャリーオーバーされ、いつでも攻略の危機に立たされる仕様。 スピンオフ作品として&b(){『ドキドキ学園★パズルDEきゅんっ!』}も展開されている(『ソロイン』の舞台)。 略称は『パズきゅん』。どう見てもパズドラクローンゲー。 スピンオフ元がミリオン達成なためか、こちらも一週間で10万ダウンロードを突破するなどそれなりに人気のあるコンテンツのようである。 ソシャゲ以外にもスピンオフを含めた複数のメディアミックスが行われ、果ては&bold(){コミカライズという名の料理漫画}まで存在している。 追記・修正は自分がゲームの登場人物だと自覚してからお願いします。それとコミックス買ってくださいお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,100) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - なにこれ面白そう -- 名無しさん (2016-03-01 22:28:49) - コンプエースでは何気に楽しみな作品の一つ。なかったらちょっとがっかりする。うっかりじゃなくて、コンプエースも連載いくつか終わらせてるしうっかりじゃなく本当に連載してくれませんかねえ。 -- 名無しさん (2016-03-08 23:37:33) - 委員長デュエリスト説 -- 名無しさん (2016-03-13 20:24:48) - 今月号は休みだったな・・・ -- 名無しさん (2016-03-14 17:53:22) - テメーらギャルゲーのヒロインでもなんでもねーよ!と突っ込んだ人先生怒らないから、素直に申告しなさい。 -- 名無しさん (2016-03-19 11:34:45) - ロボっ子かわいい -- [EvE] (2016-03-20 21:13:01) - 祝!TYPEMOONエース出張。 -- 名無しさん (2016-04-15 19:44:49) - これプレイヤーからしたらなかなかのクソゲーなんじゃwww -- 名無しさん (2016-04-18 16:07:24) - ソシャゲヒロインの設定によれば劇中のゲームはミリオンセラーらしい。 -- 名無しさん (2016-04-18 17:02:36) - ↑2 展開が割とキチってる上に進行不能バグまであるから、もうKOTYeにノミネートできるレベル -- 名無しさん (2016-04-18 23:48:25) - ぶっちゃけ主人公を自分達と同じく自我を目覚めさせればいいとこ行けるのにしない辺りが盛大に彼女たちの頭が素敵な証拠 -- 名無しさん (2016-05-06 19:16:55) - しないっていうか出来ないんでしょ。プレイヤーが操ってるわけだし。 -- 名無しさん (2016-05-06 20:11:55) - 100人以上のキャラの好感度をリアルタイムで管理してる…つまりガンパレシステムか。そらバグも出るわ -- 名無しさん (2016-05-19 00:06:17) - バグキャラ四人の本来のシナリオは不明だから何とも言えんが、巫女ルートは南方熊楠の知識しか得られず、アンドロイドは救い無しの誰得鬱展開、お嬢様ルートはバイオハザード、動物好きルートに至っては人類滅亡という超展開・・・バグが無くても他のクソゲーと対等に渡り合う、いわゆる『ストロングスタイル』としてKOTYで評価される素質はあると思う。 -- 名無しさん (2016-05-26 13:26:21) - ↑クソゲーというよりバカゲーに分類されるのではないだろうか -- 名無しさん (2016-05-27 21:44:09) - ゲームが終わったら次の周回が始まるだけなら抗っても意味ないし攻略された後の心配する必要も無くね? -- 名無しさん (2016-06-11 21:06:31) - 今月号だと原画家の名前が判明したな。そして、壮大な世界観も・・・ -- 名無しさん (2016-06-26 05:47:12) - お姉ちゃん700円って高くないか?こんなもんだっけ -- 名無しさん (2016-07-04 21:15:59) - PVの疾走感www -- 名無しさん (2016-08-16 20:57:31) - 代理原稿からの出世作っていうと大亜門や大石浩二を思い出す -- 名無しさん (2017-03-04 02:55:18) - コミカライズという名の料理漫画が現実に存在する件について -- 名無しさん (2017-04-30 17:04:30) - 最近はオーバーロード番外との合体掲載が多いね。 -- 名無しさん (2017-07-31 01:05:06) - どこかのメーカーが、この舞台のゲームを、KOTYeにノミネートされること前提で作ってくれないかしら……。 -- 名無しさん (2017-12-13 12:38:11) - ↑それをマジでやろうとすると「ととの」並みの超ゲーに成るぞ。なんせキャラがプレイヤーの手から逃げようとゲームの欠陥を突いて本気で逃げ回るからな。 -- 名無しさん (2018-02-14 19:04:11) - ↑ガンパレード・マーチ式にしたらいけない?AI付きで逃げ回るヒロイン達を何とか攻略する鬼畜難易度のゲームで、ハーレムルート達成できたら聖に自分達はギャルゲーのキャラだって知ってた、今までループしてたって言うタネ明かしされてそれでも君が好きだって言われるエンディングで。 -- 名無しさん (2018-08-27 07:24:02) - ギャルゲーの世界程度でゴチャゴチャ言ってるこいつらを対魔忍の世界に放り込みたい -- 名無しさん (2018-09-27 11:10:16) - ↑妖やらゾンビやら魔法少女やらが居て、どんどん馬鹿げた要素が追加されまくりつつヤバくなってくる世界やぞ。 -- 名無しさん (2019-07-03 08:31:58) - 実質2巻で綺麗にまとまってる -- 名無しさん (2020-05-10 17:35:45) - DDLCの記事を読んでた時にふと思い出した漫画(でもこっちの方が先に始まってる) これゲームやってる主人公からしたら「買ったゲームが突然DDLCになった」って状況になってそうだけどそれでも特に慌てずやってるのが肝が太いというかなんというか・・・(18禁PC版の時はまだシナリオの狂気レベルは低かったのかな) あとギャルゲにドキドキとか付くのって実際は少なそうだけどどこが起源なんだろう? -- 名無しさん (2021-09-17 15:32:42) - ↑ ぱっと思いついたのが「どきどき魔女神判」だけど、ときメモの「ときめき」からの連想ってとこじゃないだろうか -- 名無しさん (2022-01-31 11:42:24) #comment #areaedit(end) }

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