ウルトラマンリブット

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&font(#6495ED){登録日}:2016/06/27 Mon 22:55:33 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 9 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &font(b,#008cff,25){ギャラクシーレスキューフォース} &font(b,#008cff,25){ウルトラマンリブット、出動!} } #center(){&blankimg(Ultraman Ribut Henshin.png,width=616,height=346)} #right(){&sizex(1){出典:Upin & Ipin Season 8 (2014)} &sizex(1){Ep 9 「Upin, Ipin dan Ultraman Ribut」より} &sizex(1){©Les' Copaque Production}} &font(b,#008cff){ウルトラマンリブット}はマレーシアの子供向けフルCGアニメ『Upin & Ipin』に登場したウルトラマン。 『ウルトラマンUSA』以来、久々のアニメ出身のウルトラマンでもある。 なお、初登場作品である『Upin & Ipin』と、本格的なキャラ付けが行われた『ウルトラギャラクシーファイト』シリーズでは設定面にかなりの差異があるが、諸々の話は後述。 *【プロフィール】 &bold(){身長:40メートル(アニメでは50メートル表記も)} &bold(){重さ:4万t} &bold(){年齢:5700歳} &bold(){出身:[[M78星雲・光の国]]} &bold(){時間制限:不明} &bold(){飛行速度:マッハ9} &bold(){[[変身アイテム>変身アイテム(ウルトラシリーズ)]]:G-フラッシュ}(二つのブレスレットであり、両腕に装着されたこれをクロスさせることで変身する)、&bold(){GUTSスパークレンス、GUTSハイパーキー} &bold(){CV:駒田航([[ウルトラギャラクシーファイトシリーズ>ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ]])} &bold(){演:土屋神葉} *【概要】 円谷プロダクション公認のウルトラマンの一人。 ただし、版権こそきちんと取っているものの、他の[[海外ウルトラマン>海外ウルトラシリーズ]]であるUSAの3人や[[ウルトラマングレート]]、[[ウルトラマンパワード]]とは異なり、制作に円谷プロが関知していない。 同じように「円谷プロが制作に関わっていない公認ウルトラマン」としてはウルトラマンキヨタカが挙げられる。 名前のリブット(RIBUT)とはマレーシアの言葉で「&font(#ff0000){嵐}」を意味し、その名に恥じない素早い動きと飛行能力が特徴的。 バリア能力や左腕のリブットブロッカーで防ぐ描写もあるものの、どちらかと言えば敵の攻撃は素早くかわすことが多い。 それらアクションは東南アジアの伝統的な武術「シラット」が元になっているとか。 全体的なデザインは初代[[ウルトラマン]]に近いが、各所にサイバネティックでメカニカルな意匠が施されており、 さらに[[ウルトラマンギンガ>ウルトラマンギンガ(登場キャラクター)]]のように腕や足などに青く輝くクリスタル&font(#008cff){「ギャラクシウム」}を有している。 また、顔は初代や[[ウルトラマンジャック>帰ってきたウルトラマン(ウルトラマンジャック)]]に近いが、耳が独特な形状をしている。[[カラータイマー]]は昭和ウルトラマン同様の丸いタイプでタイマー音は初代マンのものだが、名称は&font(#008cff){「シグナルタイマー」}と彼固有のもの。 上記の通りCGアニメのキャラクターだが、ステージショー用にスーツも作られている。 ギンガと違ってクリスタル部分は左腕のブレスレット部分のみだが再現度は高く、造形もかっこよく仕上がっている(一部では実写ゆえの不満もなくはないが)。 基本的な構えのポーズは右手を突き出し左手を握ったもの([[ウルトラマンガイア]]が近いか?)。他のウルトラマン同様左右逆に構えることもある。 飛行ポーズはオーソドックスな両手を前に広げた[[ウルトラセブン]]のようなタイプ。 ショーでは敬礼ポーズをよくとり、[[真面目>まじめ(真面目)]]な性格なようだ。 また、2017年のショーでは強敵[[宇宙恐魔人ゼット]]を苦戦の末に倒したこともあってか、彼としては珍しく体全体を使ったガッツポーズという無邪気なリアクションを見せた。 変身者は地球防衛組織「DRF(Defense Rescue Force)」のテラサワ隊員。 児童誌の設定ではテラサワ隊員と一体化している模様。 宇宙の災厄から生命を守る存在であり、&bold(){「[[ギャラクシーレスキューフォース]]」}とも呼ばれている。[[トミカヒーロー>トミカヒーロー レスキューフォース]]ではない。 ちなみにこの文面は初期のものであり、後にギャラクシーレスキューフォースは彼個人のことではなく、彼の所属組織を指すようになる。 *【リブットの技・能力】 攻撃技の使用前には東南アジアの伝統的な武術「シラット」のような独特の動きを取る事がある。 非常に軽快な動きで攻撃をかわしつつ、重い連続攻撃を叩き込む→光線技でトドメ、というパターンを得意とする。 エネルギー源であるクリスタル「ギャラクシウム」が光り輝く場合もある。 ◆&bold(){リモートカッター} 切断技で、いわゆる[[八つ裂き光輪(ウルトラスラッシュ)]]。 CGアニメ版では通常の八つ裂き光輪タイプのものと紫色の丸鋸のようなタイプの2種類が存在している。 ステージショーで使用したものは発射後にリングを通すことで多数に分裂させている。あと出し方が非常にかっこいい。 『[[ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ]]』ではEP12にて使用(紫色の丸鋸版)し、2体の[[レッドキング]]をまとめて撃破してみせた。 『[[ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀]]』では手持ち武器として[[ゼットン]]相手に切り付けて倒したり、[[ウルトラマンフーマ]]の光波手裏剣との同時攻撃で複数体のゼットンシャッターを貫通して撃破していた。 『ギャラクシーレスキューフォース ボイスドラマ』によると、光輪系の技を習得したいリブットが、ソラにもらった歴代ウルトラマンのアーカイブの技のデータを参考に編み出したようである。 ウルトラスラッシュやウルトラギロチンのような光輪系でありながら、ゼロスラッガーのような自在な誘導性能を併せ持つ技というコンセプトで、命名者はソラ。 ◆&bold(){ギャラクシウムブラスター} リブットの使用する必殺光線。拳法の構えのような予備動作から発射する。 構えは[[ワイドショット>ワイドショット(ウルトラセブン)]]に似たL字型で、SEは初代マンの[[スペシウム光線]]と同じ「ザー」音。 光線エフェクトはギンガクロスシュートに近いものが使用されている。 バヤング戦では右手を引いてエネルギーを溜め、そのまま構えて発射という短縮版も披露された。 『ウルトラギャラクシーファイト』以降の作品でも新解釈による溜めポーズを使用している。 ◆&bold(){ブロッカーエフェクト(Dinding Pelindung)} 後述のリブットブロッカーから発生させる、青いエネルギーの円形[[シールド]]。 ◆&bold(){ストロングネット} 敵怪獣を球体状に包み込む光線。 自身よりはるかに大きい怪獣をも包み込み、宇宙へと投げ飛ばした。 『ニュージェネレーションヒーローズ』では[[エタルガー]]に対して拘束技として使用し、逃走のための時間稼ぎを見事に果たした。 ◆&bold(){ギャラクシーリブット} ステージショーにて、敵によって太陽エネルギーを封じられた際に使用。 彼が持つ全エネルギーを収束し、それを一度に開放することで空を覆っていた暗雲を吹き飛ばした。 全エネルギーを使用するため、これを使用した後にリブットは倒れてしまったが、[[ウルトラマンゼロ]]と[[ウルトラマンティガ]]によってエネルギーを分け与えられた事で復活する。 ◆&bold(){セイヴィングウォール} ステージショーで使用。 身をかがめて3方向に壁状のバリアを張るという、独特な張り方で[[バルタン星人]]の光線を防いだ。 ◆&bold(){ライトフラッシュ} ギャラクシウムクリスタルから光を放ち、リブットの影を侵食しようとするバヤングの影を後退させた。 ◆&bold(){ライトバースト} 全身から光を放ち、バヤングの発生させた闇を吹き飛ばす。 ◆&bold(){リブットキックG} 『ニュージェネレーションヒーローズ』で使用。 右足にエネルギーを纏って繰り出す急降下キックで、[[ペギラ]]を蹴り飛ばした。 『ウピンとイピン』におけるバヤング戦でもリブットキックらしき技を使用している **◆リブットの武器・アイテム ●&bold(){リブットブロッカー} リブットの左腕に装備された結晶状のブレスレット。 伸縮自在であり、名前の通りシールドとして防御用にも使用される…が&bold(){取れる}。 前述のブロッカーエフェクトを発生させる。 タイのバトルステージでは特に変化しなかったが、日本での実写参戦に際して拡張版も作られた。 『大いなる陰謀』において、後述の修行を乗り切った事により、師であるグレートから授かったアイテムである設定が追加された。 ●&bold(){リブットロッド(スプレッダーロッド)} [[棒状の武器>ポールウェポン]]。 ショーでは「リブットロッド」という名称で、ギンガでいうギンガスパークランスに相当する武器だが、造形と強度が(ry ゲフンゲフン 実写版ではフルCGで常に発光している非実体の武器「スプレッダーロッド」が登場。 形状は[[ウルトラマン80]]のウルトラレイランスをやや長くしたもので、光線を放つこともできる。 [[ウルトラマンマックス]]のギャラクシーカノンとの同時発射とはいえ、ゴーデス細胞を取り込んだマガオロチを撃破する威力を持ち、恐らく(実写版の)リブットの中で最大威力。 こちらは修行を乗り切った際にパワードから与えられたものである。 *【リブットが戦った怪獣たち】 &bold(){稲光宇宙人 キラット星人} マレーシアに突如現れた侵略者。ワイアール星人のごとく腹部が空洞になっており、頭部の吸気口から吸いこんだ空気を燃焼させて熱線を放つ。 両腕からは光弾を乱射する。 リブットと戦った末、リモートカッターで両腕を切断され、ギャラクシウムブラスターを食らって爆散した。 &bold(){稲妻怪獣 ハリリンダー} ネロンガの亜種と思われる巨大怪獣。リブットとの対比からすると全長おおよそ60メートル。 キラット星人の流れ弾で倒壊した鉄塔の漏電を受けて地中から出現し、街を襲った。 駆けつけたリブットを一時は追い込むも、シラットによる猛反撃を受けて怯んだところにリモートカッターを食らって角を切り落とされ、 最後はストロングネットに捕まり宇宙の彼方に投げ飛ばされた。 &bold(){影怪獣 バヤング} 「2」に登場した怪獣。DRFの追跡を振り切って森に潜伏したガディバらしき生命体が具現化してこの姿になった。 影が凝ったような黒い肉体に、金属の猛牛を模した鎧を纏った外見をしており、背部からは黒い影が凝ったような触手が揺らめいている。 この触手部分をミサイルのように発射するなど、かなり器用。 特筆すべきは人間の影を奪う能力であり、足元から本体を伸ばして影を取り込み、際限なく巨大化していく。 影を奪われた人間はゾンビ同様となってしまう上、その影を鎧部分の空洞に封印するため迂闊に手が出せない。 出現直後にもイピンの影を取り込もうとしたが、途中でリブットが現れたため中断している。 その後、テラサワ隊員により、劇中で登場する前にマレーシア各地を襲い、人の影を取り込んだことが説明された。 一戦目では俊敏に動き回るリブットに押される一方だったが、途中でリブットが捕らえられた人間に気づいたため形勢が逆転。 影縛りで動きを止めたところを突撃で吹っ飛ばし、そのまま影を取り込もうとしたがクリスタルからの輝きで影が後退してしまい、そのまま形状を維持できなくなり一時撤退した。 2戦目ではDRF本部に海中から出現。この時は道中で生物の影を食いまくったのか、鎧部分の穴からも触手を伸ばして手足のごとく振り回していた。 テラサワ隊員の協力のもと、睡眠弾で眠らせた隙に鎧部分の穴から侵入したウピンとイピンが人々の影を解放して回り、 影を失ったことで大幅に縮んだものの、それでもリブットを相手に大暴れ。 しかし、中に閉じ込められていたウピンとイピンが救出されたことで趨勢が決まり、 上空へ吹き飛ばされたところに短縮版ギャラクシウムブラスターを喰らって爆散した。 *【その他】 **◇[[新ウルトラマン列伝>ウルトラマン列伝]] #center(){&blankimg(ribut-2.png,width=260,height=226)} #right(){&sizex(1){出典:新ウルトラマン列伝 第155話&br()「グランドフィナーレ!ウルトラ戦士よ永遠に!」 (2016年6月25日放送)より} &sizex(1){©円谷プロダクション}} 最終話の集合シーンに公式カウントウルトラマン42人とともに登場し[[ウルトラマンサーガ>ウルトラマンサーガ(登場キャラクター)]]の後ろ、[[ウルトラマンエックス>ウルトラマンエックス(登場キャラクター)]]の隣辺りに&b(){ちょこんといた。} 当然ながら、リブットが日本の映像作品に出たのはこれが&bold(){初}である。ここで初めてリブットを知った人も少なくない。 ウルトラ出光人のように公式カウント外のために登場が叶わなかったウルトラマンがいることを考えると、かなり優遇された扱いと言えるだろう。 **◇『祝ウルトラマン50 怪獣大感謝祭』 NHKBS特番。 歴代ウルトラマン特集で海外組やゼロのような劇場版ウルトラマンとともに紹介される。 現地番組の映像は日本初公開の貴重なものだった。 **◇『ウルトラマンの日 in 杉並公会堂』 全ウルトラヒーロー集合ということで参加。 この時&bold(){「宇宙の生命を守護する ウルトラマンリブット」}と紹介された。 **◇ウルトラマンニュージェネレーションワールドin JR博多シティ 2017年4/29日から5/7に開催したこちらのふれあいタイムで登場。 公式サイトでは >ふれあいタイムでは、宇宙の生命を守護する「ウルトラマンリブット」に会えるかも!? >※いつ登場するかは謎に包まれています。また、登場しない日もございます と表記されており、出会えた人は結構運が良い人らしい。 また、ここでも使われたことから「宇宙の生命を守護する」というのはリブットの代名詞となるようだ。 **◇『[[ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ]]』 #center(){#image(ribut_GF.jpg,width=500)} #right(){&sizex(1){出典:『ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ』Episode3} &sizex(1){©円谷プロダクション}} なんと、[[新世代ヒーローズ>ニュージェネレーションヒーローズ]]が活躍する同作にて、日本の映像作品および実写作品への参戦がついに実現! PV第2弾にて電撃的に登場が告知された際には、事前情報がなかったこともあり、かなりの人々から驚きを持って迎えられた。 キャラ付けは喋らなかった『Upin&Ipin』と比べるとショーよりのキャラ付けで、一癖はある新世代ヒーローズと比べるとやはり誠実で真面目な要素が目立つ。 また上述した要素や設定と[[坂本浩一]]監督の撮影スタイルの相性が良かったためか、監督も楽しく撮影できたとのことである。 日本での公式カウントウルトラマンとしてはこちらが初登場となるため、順番としてはウルトラマンタイガたちトライスクワッドの次のウルトラ戦士扱いとなる。 本編ではEPISODE 3にて初登場。 水の惑星リクエターでラゴンを襲っていたペギラと激闘し、ギャラクシウムブラスターで撃破。 直後、タロウから救援要請のウルトラサインを受け、エタルガーに苦戦する[[ウルトラマンロッソ]]&[[ウルトラマンブル]]兄弟を救出し、[[光の国>M78星雲・光の国]]へ。 その後は新世代ヒーローズたちとは別行動をとり、ギャラクシーレスキューフォースの同志らと事件の黒幕を探っていたが、 EP9にて黒幕の拠点である「魔法空間」へと突入、事件の発端である[[ウルトラマントレギア]]と接触し戦闘になる。 以後はほぼ互角の戦いを展開する中トレギアは逃げ去り、その間際に2体のレッドキングを召喚していく。 しかしリブットはこれにも手こずることなく戦い、タイマーが点滅しつつも最後はリモートカッターで2体同時に撃破するのであった。 #center(){#size(20){&font(#008cff){&bold(){あとは頼んだぞ、&ruby(ニュージェネレーション){新世代}ヒーローズ!}}}} **◇『ウルトラマンZ ボイスドラマ』 第20話にて登場。ゼロがギャラクシーレスキューフォースについて自分で[[ウルトラマンゼット>ウルトラマンゼット(登場キャラクター)]]に説明するのが煩わしかったため、友達感覚でしれっと呼び出した。 急な連絡かつしょうもない用件ではあったものの真面目な彼は快く了承し、ギャラクシーレスキューフォースについてゼットに説明していたが、 急な任務が入ったためにギャラクシーレスキューフォース入隊の経緯は説明できないまま飛び去ってしまった。 **◇『[[ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀]]』 前年に引き続き登場。 同作では3部構成の内のACT1において、まさかの主役として抜擢! 時系列的には『[[ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA]]』で死亡していたある人物が生きていたり、リブット自身もギャラクシーレスキューフォース入隊前という事もあり前作より前となる。 本作にて、まさかの元文明監視員であのマックスの後輩という設定と、ステージショー限定キャラだった光の国の女性科学者のソラと幼馴染みだったという設定が追加された。 この頃は戦士として未熟であったために[[スラン星人]]の罠に嵌り、リブットを逃すためにマックスが捕らえられてしまうと言う失態をしてしまうも、 [[ウルトラマンタロウ]]の命を受け、強くなるためにゼロも修行したK76星で、同じく海外初出のウルトラマングレートとウルトラマンパワードから特訓を受ける事になる。 「お前なら3日のうちに結果を出せるはずだ」というタロウの見込み通り、この特訓によって潜在能力を覚醒させることに成功。 合格の証としてグレートからリブットブロッカー、パワードからスプレッダーロッドを授けられる、同僚である二人と共にマックスの救助に向かう。 そしてソラから託された抗体で、ゴーデス細胞に侵されたマックスを救出し、スラン星人の企みを阻止。 この功績を認められ、彼はソラと共にギャラクシーレスキューフォースへと入隊することとなった。 **◇『ウルトラマン クロニクルZ ヒーローズ オデッセイ』 『ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ』の映像を流用する形で登場。 地上波でマトモにピックアップされたのはこれが初めてとなるのだが、『[[ウルトラマンティガ>ウルトラマンティガ(作品)]]』『[[ウルトラマンZ]]』とは一切関係がなかったため、不思議に思う視聴者もいたようだ。 **◇『ギャラクシーレスキューフォース ボイスドラマ』 ソラと共に全編を通して主役として登場。 リブットのヒストリーでは一番最初に当たる時期で、組織に参加して間もない頃のリブットの視点から、これまで実態が謎であったギャラクシーレスキューフォースの日常的な活動が語られる。 本作では真面目で朗らかな人柄はそのままに、ソラの科学マニアぶりにタジタジになったり、 ギャラクシーレスキューフォースの個性的なメンバーに振り回されてしまうなどコミカルな一面を覗かせた。 特にシーサーとのやり取りは彼にしては珍しいので必見。 最終話では裏切り者だった科学技術班のメンバー、ダダのダーダが起こした事件で力不足を痛感。 鍛え直す意味もかねて地球防衛任務に就くことになり、怪獣の出現情報が多発しているマレーシアに向かっていった。 恐らくこの後にDRFのテラサワ隊員と出会い、そこから『Upin & Ipin』での活躍に繋がるのであろう。 **◇『[[ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA]]』 #center(){ &font(b,#008cff,20){ギャラクシーレスキューフォース、ウルトラマンリブット!} &font(b,#008cff,20){エタニティ・コアをレスキューしに来た!} } 第14話「黄金の脅威」にて、初めてテレビシリーズ本編に登場!『クロニクルZ』でのピックアップがこの[[伏線]]だったなんて誰が予想していただろうか。 エタニティ・コアを狙うアブソリューティアンの戦士・&bold(){[[&color(red,goldenrod){アブソリュートディアボロ}>アブソリュートディアボロ]]}の猛攻に苦戦する[[グリッタートリガーエタニティ>ウルトラマントリガー]]の危機に参戦。 リモートカッターでディアボロを攻撃し、力を制御できずエネルギーを吸われそうになったトリガーを救った。 戦闘面でもディアボロとほぼ互角で、 -&font(b,#008cff){コスモ幻獣拳の圧倒的なパワーで相手をねじ伏せるディアボロの拳をさばき返す} -&font(b,#008cff){ミドルキックを受け止められても怯まずに延髄蹴りを繰り出す} -&font(b,#008cff){剛力破牛拳をブロッカーエフェクトで受け止め、そのままはじき返す} -&font(b,#008cff){スプレッダーロッドを生成しミドルレンジの攻撃でディアボロを迎え撃つ} というような場面を見せている。 とにかくパワーで勝るディアボロの強みを徹底して殺しており、一対一の立ち回りでは技巧に優れるところを見せつけた。 #center(){ &font(b,#008cff,16){……君もウルトラマンなら、下を向いてはいけない。&br()運命の重さに、押し潰されているようだね。} &font(b,#c71585,16){あなたは……?} &font(b,#008cff,20){……リブット。さっき君を助けたウルトラマンと言えば分かるかな。} } 第14話ラストでは、エタニティ・コアの力を制御出来ずに苦悩するマナカ ケンゴと彼を気遣うシズマ ユナの前に人間態も披露。 クレジットは&font(b,#008cff){『青年リブット』}となっている。 CG版のテラサワ隊員と異なる風貌で、頭に紺のバンダナを巻いた穏やかな青年という風貌だった。 さらに、シラットの衣装にも似た服((第14話と15話は日本プンチャック シラット協会が「シラットのことや伝統的な衣裳、小道具について」の監修を行なっている。))を着込み、その上に光の国のジャケット((正体を隠す以外の目的で人間態になったウルトラマンが着用する場合がある。『タロウ』第33話で人間態になった初代マン、セブン、ジャック、エースが着用、映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』で人間態になったウルトラマンメビウスが着用。))を羽織っている。 また、履き物はサンダルという温暖な地域を思わせる装い。本編では分かりにくいが、体育館のシーンをよく見ると壁際にサンダルを置いている様子が確認できる。 続く第15話「オペレーションドラゴン」では、ケンゴがグリッタートリガーエタニティの力を使いこなせるよう、シラットでの組み伏せといった「手荒な特訓」や、シズマ ユナも交えたダンス特訓を課し、「あれこれ考えず、心を無にするんだ」と説く。 そしてダンス特訓を通じてケンゴとユナの心から雑念を払いつつ、互いの足並みを揃えさせると、仕上げとしてユザレの力でケンゴに「自分は光であり、人である」という境地に辿り着かせた。 #center(){ &b(){\&color(black,lightgreen){ULTRAMAN RIBUT!}/} &b(){<&color(goldenrod,gainsboro){BOOT UP! &color(#008cff){GALAXIUM!}}>} &size(30){&b(){&color(#008cff){命を救う、銀河の光!}}} &size(25){&b(){&color(#008cff){ウルトラマンリブット!!}}} #center(){&blankimg(Ultraman Ribut Henshin Trigger ver.png,width=616,height=346)} #right(){&sizex(1){出典:ウルトラマントリガー(2021年7月10日~)第15話「オペレーションドラゴン」}} #right(){&sizex(1){©円谷プロダクション}} &size(30){&b(){&color(#008cff){U L T R A M A N R I B U T !}}} } その後、ユナからGUTSスパークレンスとゴモラキーを借り受けると自身の力で上書きし、&bold(){&color(black,lightgreen){「ウルトラマンリブットキー」}}に変えてリブットに変身。 トリガーとのコンビネーションでディアボロを追い込み、さらに[[ナースデッセイ号]]・バトルモードの加勢もあってディアボロを見事に打倒してみせた。 戦いが終わった後はインナースペースにて青年リブットとしてケンゴ=トリガーを激励した後、地球から去っていった。 その際、スパークレンスとリブットキーはユナに返却され、リブットキーはヒジリ アキトの手で厳重に保管されていたが、[[やがて第23話にて……>剛力闘士ダーゴン]] **◇『[[ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突]]』 実質的な『トリガー』客演回の前日譚。 [[アブソリューティアン]]との本格的な衝突が避けられなくなったことで、[[ウルトラの父]]の指令により宇宙警備隊に出向、調査任務に就く。 Episode 5ではウルトラフォースと共に惑星バベルに向かい、アブソリュートティターンと激突するが、このさなかに乱入してきた[[ウルトラマンネクサス>ウルトラマンネクサス(登場キャラクター)]]により、ティターンと共にメタフィールドに閉じ込められてしまう。 [[スペースビースト]]のみならずネクサス以外の全てからエネルギーを吸い取るメタフィールドを突破するため、ティターンを説得し一時休戦、ネクサスを止めるべく共闘することになる。 その後、ソラからの通信で突破口を知らされ、連係でアームドネクサスを破壊しメタフィールドの突破に成功。 この時、ネクサスからの思念を受けてその真意が「ウルトラマンとアブソリューティアンの共存の可能性」を示すことだったと知らされた。 直後に[[アブソリュートタルタロス]]がけしかけた[[ウルトロイドゼロ]]に襲撃され、これはネクサスが一蹴したことで事なきを得たものの、エネルギーを使い果たしたリブットはその場で昏倒。 ウルトラクリニックに担ぎ込まれ治療を受けたことで戦線に復帰し、[[ユリアン>ユリアン(ウルトラマン80)]]王女救出部隊と合流するべく、他のウルトラ戦士と共に惑星ブリザードへ降り立つ。 救出部隊との合流は成功したが、アブソリューティアンがほぼ総出で追撃してきており、正面激突が発生。 リブットはティターンを相手取り、ネクサスこと[[ウルトラマンノア]]が呼びかけた共存の可能性を問うが、あくまで一人の剣士として決着に拘るティターンからは一蹴されてしまう(とはいえ思うところはあったのか、ティターンもティターンで身が入らない様子を見せている)。 さらに、追い込まれたタルタロスが「アブソリュート・マキシマム・デストラクション」で惑星ブリザードごとウルトラ戦士達を消し去りにかかり、これを[[ウルトラマンキング]]が現れて迎撃する中、余波から仲間を守るため宇宙に飛び出すとストロングネットで防壁を展開。 しかし、タイミング悪くそこで光線同士のぶつかり合いによるワームホールが発生、タルタロスと共にそこに吸い込まれて『トリガー』の地球に飛ばされてしまった。 ちなみにどうやらGRF本部との連絡手段がなかったらしく、TAMASHII NATIONSスペシャル配信で、タルタロスに捕まっていたウルトラマンデッカーからソラ達に客演時のエピソードが語られたことでようやく現状が伝わることになった。 **◇『ウルトラマンレグロス ファーストミッション』 『トリガー』客演回の後日譚。 惑星マイジーにて繰り広げられる、[[ウルトラマンレグロス>ウルトラマンレグロス(登場キャラクター)]]を始めとするウルトラ戦士達と、[[亡霊魔導士 レイバトス]]の肉体に憑依した[[レイブラッド星人]]が率いる怪獣達の激闘に途中参戦。 ソラを襲う[[ザラブ星人]]をリブットキックGで吹っ飛ばしてギャラクシーレスキューフォースへの復帰を宣言し、[[にせウルトラマン>にせウルトラマン(ウルトラシリーズ)]]に化けたザラブ星人をソラと共闘して撃破した。 そしてレグロス達と共にレイバトスの肉体を合体光線で倒すも、レイブラッド星人の精神には逃げられてしまったた。 戦闘後はギャラクシーレスキューフォースの基地でイザナ女王にトリガーとの出会いを報告し、レグロスの入隊を歓迎した。 *【余談】 ・名前について リブットの情報が国内のネット上で最初にリークされた際、名前が馴染みの薄いマレー語であったためか、リーク元が名前を意訳し「ウルトラマンストーム」という日本語表記を付けていた。 このため、しばらく日本語名をリブットではなくストームと思っている人がいたが、公式サイドは一度もストームという名前は(当然)使っておらず国内での正式名称は現地語通り「リブット」である。 ・年齢 『UGF』を始めとする堂々とした戦いぶりやタロウからの信頼も厚いことからベテランの風格を漂わせているリブットだが、 『大いなる陰謀』で判明した設定では年齢は&bold(){5700歳}と、意外にもウルトラ戦士としてはかなり若輩であることが判明し、ファンを驚かせた。 人間でいうと高校1年生くらいに当たる5900歳のゼロとほぼ同年代である。 &s(){なお、青年リブットを演じた土屋氏は当時25歳なので、([[実在の人物をモデルにした>モロボシ・ダン]]という事でないなら)&b(){人間時の外見は10年近くサバを読んでいた}事になる。もっとも、何万年と生きるウルトラ族からすればちょっとした誤差なのかもしれないが……} 現場でのリブットだとイメージがつきにくいが、ソラと一緒だったりオフの状態だと意外と年相応とも言うべき反応も見せることが多く、 上述したように『ギャラクシーレスキューフォース ボイスドラマ』ではコミカルな一面の他、[[ウルトラマンジャスティス]]と[[ウルトラセブン21]]の手合わせにかなり盛り上がって&s(){[[龍臣プロ>濱田龍臣]]になってい}た。 ・『Upin & Ipin』でのリブットの存在 実は、初登場時は&bold(){ウピンとイピンの夢オチ。} 「2」以降は作中に実在するウルトラ戦士として扱われている。 ・リブットの立ち位置 「テレビシリーズで主役を務めたことはないが、シリーズを跨がって登場する」という立ち位置はゼロやゾフィーに近い。 平成シリーズ初出にもかかわらず初代マンを始めとする昭和ウルトラマンを彷彿とさせるシンプルなビジュアルでタイプチェンジもないが、 技やアイテムの演出は平成シリーズで築き上げられた要素が盛り込まれているという、昭和と平成の集大成のような存在である。 作劇面でも昭和ウルトラマンは基本的に別格のベテラン扱いなので安易な登場は難しく、ニュージェネの少し先輩という立ち位置で登場できる初代系ビジュアルのウルトラマンしてもリブットは貴重な存在である。 ついでに擬態型ウルトラマン自体も割合として少ないのでそちらとしても貴重な存在である。 ・撮影用スーツ 現在映像作品等で使用されている現行の撮影用スーツは、マスク部分は『[[ウルトラマンメビウス>ウルトラマンメビウス(作品)]]』に客演した時の初代マンの改造。 ボディ部分もウルトラマンを参考にして作られているが、グローブとブーツは『ティガ』以降スタンダードとなったスーツの内側に来るタイプが踏襲された。 言うなれば、昭和ウルトラマンと平成ウルトラマン両方のスーツの規格が盛り込まれたハイブリッドと言ったところ。 なお、上述したアニメとのデザインの違いはそれ以外に元々はショーを前提としたものでもある。 ・リブット人間態について 『トリガー』客演回にて、人間態である青年リブットを演じる土屋神葉氏は、映画『[[ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国]]』で[[エメラナ姫>エメラナ・ルルド・エスメラルダ]]を演じた土屋太鳳氏の実弟である。 なお、土屋氏は声優としての活動が多く、顔出し出演は稀なことが多い。 今回青年リブットを演じるときは声優の本領も発揮して駒田氏の声に近い声を出しており、ひとつのキャラクターを場面に応じて別人が声付きで演じることへの違和感は非常に少ない。 また、土屋氏はウルトラシリーズのスーツアクターを担当している岩田栄慶氏に師事した経験があり、アクション適性も高い。 坂本監督がメイン監督を務める『トリガー』で擬態型ウルトラマンの人間態として抜擢された理由は言うまでもないだろう(ちなみに土屋氏はケンゴ役のオーディションを受けた経験がある)。 ウルトラマンが本来の姿となる擬態型ウルトラマンはインナースペースの描写が使えず、変身後に人間態のキャストの出番を増やしにくいのだが、 これも「トリガーとリブットの会話をケンゴと青年リブットの姿でイメージとして描写する」という形で上手く解決している。 ・ウルトラ・BOOT CAMP! 『トリガー』客演時にしれっと青年リブット名義の曲「ウルトラ・BOOT CAMP!」がリリースされた。 本編では第15話のダンス特訓で使う曲として使われ、[[同話のエンディングはリブット、ケンゴ、ユナの3人が本曲に合わせて>スーパー戦隊シリーズ]][[ダンスを行うというこの回限定のエンディングとなった。>仮面ライダーセイバー]] 第14話が新エンディングだったこともあり、第15話で限定エンディングが流れることは視聴者も予測不可能な展開となった。 なお、リブット、ケンゴ、ユナのキャスト陣は全員ダンス適性があるため、エンディングではキレの良いダンスを見せている。 ギャラクシーレスキューフォースに入隊希望の方は追記・修正お願い致します。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,46) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #lsd() #comment_num2(num=30) }
&font(#6495ED){登録日}:2016/06/27 Mon 22:55:33 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 9 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &font(b,#008cff,25){ギャラクシーレスキューフォース} &font(b,#008cff,25){ウルトラマンリブット、出動!} } #center(){&blankimg(Ultraman Ribut Henshin.png,width=616,height=346)} #right(){&sizex(1){出典:Upin & Ipin Season 8 (2014)} &sizex(1){Ep 9 「Upin, Ipin dan Ultraman Ribut」より} &sizex(1){©Les' Copaque Production}} &font(b,#008cff){ウルトラマンリブット}はマレーシアの子供向けフルCGアニメ『Upin & Ipin』に登場したウルトラマン。 『ウルトラマンUSA』以来、久々のアニメ出身のウルトラマンでもある。 なお、初登場作品である『Upin & Ipin』と、本格的なキャラ付けが行われた『ウルトラギャラクシーファイト』シリーズでは設定面にかなりの差異があるが、諸々の話は後述。 *【プロフィール】 &bold(){身長:40メートル(アニメでは50メートル表記も)} &bold(){重さ:4万t} &bold(){年齢:5700歳} &bold(){出身:[[M78星雲・光の国]]} &bold(){時間制限:不明} &bold(){飛行速度:マッハ9} &bold(){[[変身アイテム>変身アイテム(ウルトラシリーズ)]]:G-フラッシュ}(二つのブレスレットであり、両腕に装着されたこれをクロスさせることで変身する)、&bold(){GUTSスパークレンス、GUTSハイパーキー} &bold(){CV:駒田航([[ウルトラギャラクシーファイトシリーズ>ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ]])} &bold(){演:土屋神葉} *【概要】 円谷プロダクション公認のウルトラマンの一人。 ただし、版権こそきちんと取っているものの、他の[[海外ウルトラマン>海外ウルトラシリーズ]]であるUSAの3人や[[ウルトラマングレート]]、[[ウルトラマンパワード]]とは異なり、制作に円谷プロが関知していない。 同じように「円谷プロが制作に関わっていない公認ウルトラマン」としてはウルトラマンキヨタカが挙げられる。 名前のリブット(RIBUT)とはマレーシアの言葉で「&font(#ff0000){嵐}」を意味し、その名に恥じない素早い動きと飛行能力が特徴的。 バリア能力や左腕のリブットブロッカーで防ぐ描写もあるものの、どちらかと言えば敵の攻撃は素早くかわすことが多い。 それらアクションは東南アジアの伝統的な武術「シラット」が元になっているとか。 全体的なデザインは初代[[ウルトラマン]]に近いが、各所にサイバネティックでメカニカルな意匠が施されており、 さらに[[ウルトラマンギンガ>ウルトラマンギンガ(登場キャラクター)]]のように腕や足などに青く輝くクリスタル&font(#008cff){「ギャラクシウム」}を有している。 また、顔は初代や[[ウルトラマンジャック>帰ってきたウルトラマン(ウルトラマンジャック)]]に近いが、耳が独特な形状をしている。[[カラータイマー]]は昭和ウルトラマン同様の丸いタイプでタイマー音は初代マンのものだが、名称は&font(#008cff){「シグナルタイマー」}と彼固有のもの。 上記の通りCGアニメのキャラクターだが、ステージショー用にスーツも作られている。 ギンガと違ってクリスタル部分は左腕のブレスレット部分のみだが再現度は高く、造形もかっこよく仕上がっている(一部では実写ゆえの不満もなくはないが)。 基本的な構えのポーズは右手を突き出し左手を握ったもの([[ウルトラマンガイア]]が近いか?)。他のウルトラマン同様左右逆に構えることもある。 飛行ポーズはオーソドックスな両手を前に広げた[[ウルトラセブン]]のようなタイプ。 ショーでは敬礼ポーズをよくとり、[[真面目>まじめ(真面目)]]な性格なようだ。 また、2017年のショーでは強敵[[宇宙恐魔人ゼット]]を苦戦の末に倒したこともあってか、彼としては珍しく体全体を使ったガッツポーズという無邪気なリアクションを見せた。 変身者は地球防衛組織「DRF(Defense Rescue Force)」のテラサワ隊員。 児童誌の設定ではテラサワ隊員と一体化している模様。 宇宙の災厄から生命を守る存在であり、&bold(){「[[ギャラクシーレスキューフォース]]」}とも呼ばれている。[[トミカヒーロー>トミカヒーロー レスキューフォース]]ではない。 ちなみにこの文面は初期のものであり、後にギャラクシーレスキューフォースは彼個人のことではなく、彼の所属組織を指すようになる。 *【リブットの技・能力】 攻撃技の使用前には東南アジアの伝統的な武術「シラット」のような独特の動きを取る事がある。 非常に軽快な動きで攻撃をかわしつつ、重い連続攻撃を叩き込む→光線技でトドメ、というパターンを得意とする。 エネルギー源であるクリスタル「ギャラクシウム」が光り輝く場合もある。 ◆&bold(){リモートカッター} 切断技で、いわゆる[[八つ裂き光輪(ウルトラスラッシュ)]]。 CGアニメ版では通常の八つ裂き光輪タイプのものと紫色の丸鋸のようなタイプの2種類が存在している。 ステージショーで使用したものは発射後にリングを通すことで多数に分裂させている。あと出し方が非常にかっこいい。 『[[ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ]]』ではEP12にて使用(紫色の丸鋸版)し、2体の[[レッドキング]]をまとめて撃破してみせた。 『[[ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀]]』では手持ち武器として[[ゼットン]]相手に切り付けて倒したり、[[ウルトラマンフーマ]]の光波手裏剣との同時攻撃で複数体のゼットンシャッターを貫通して撃破していた。 『ギャラクシーレスキューフォース ボイスドラマ』によると、光輪系の技を習得したいリブットが、ソラにもらった歴代ウルトラマンのアーカイブの技のデータを参考に編み出したようである。 ウルトラスラッシュやウルトラギロチンのような光輪系でありながら、ゼロスラッガーのような自在な誘導性能を併せ持つ技というコンセプトで、命名者はソラ。 ◆&bold(){ギャラクシウムブラスター} リブットの使用する必殺光線。拳法の構えのような予備動作から発射する。 構えは[[ワイドショット>ワイドショット(ウルトラセブン)]]に似たL字型で、SEは初代マンの[[スペシウム光線]]と同じ「ザー」音。 光線エフェクトはギンガクロスシュートに近いものが使用されている。 バヤング戦では右手を引いてエネルギーを溜め、そのまま構えて発射という短縮版も披露された。 『ウルトラギャラクシーファイト』以降の作品でも新解釈による溜めポーズを使用している。 ◆&bold(){ブロッカーエフェクト(Dinding Pelindung)} 後述のリブットブロッカーから発生させる、青いエネルギーの円形[[シールド]]。 ◆&bold(){ストロングネット} 敵怪獣を球体状に包み込む光線。 自身よりはるかに大きい怪獣をも包み込み、宇宙へと投げ飛ばした。 『ニュージェネレーションヒーローズ』では[[エタルガー]]に対して拘束技として使用し、逃走のための時間稼ぎを見事に果たした。 ◆&bold(){ギャラクシーリブット} ステージショーにて、敵によって太陽エネルギーを封じられた際に使用。 彼が持つ全エネルギーを収束し、それを一度に開放することで空を覆っていた暗雲を吹き飛ばした。 全エネルギーを使用するため、これを使用した後にリブットは倒れてしまったが、[[ウルトラマンゼロ]]と[[ウルトラマンティガ]]によってエネルギーを分け与えられた事で復活する。 ◆&bold(){セイヴィングウォール} ステージショーで使用。 身をかがめて3方向に壁状のバリアを張るという、独特な張り方で[[バルタン星人]]の光線を防いだ。 ◆&bold(){ライトフラッシュ} ギャラクシウムクリスタルから光を放ち、リブットの影を侵食しようとするバヤングの影を後退させた。 ◆&bold(){ライトバースト} 全身から光を放ち、バヤングの発生させた闇を吹き飛ばす。 ◆&bold(){リブットキックG} 『ニュージェネレーションヒーローズ』で使用。 右足にエネルギーを纏って繰り出す急降下キックで、[[ペギラ]]を蹴り飛ばした。 『ウピンとイピン』におけるバヤング戦でもリブットキックらしき技を使用している **◆リブットの武器・アイテム ●&bold(){リブットブロッカー} リブットの左腕に装備された結晶状のブレスレット。 伸縮自在であり、名前の通りシールドとして防御用にも使用される…が&bold(){取れる}。 前述のブロッカーエフェクトを発生させる。 タイのバトルステージでは特に変化しなかったが、日本での実写参戦に際して拡張版も作られた。 『大いなる陰謀』において、後述の修行を乗り切った事により、師であるグレートから授かったアイテムである設定が追加された。 ●&bold(){リブットロッド(スプレッダーロッド)} [[棒状の武器>ポールウェポン]]。 ショーでは「リブットロッド」という名称で、ギンガでいうギンガスパークランスに相当する武器だが、造形と強度が(ry ゲフンゲフン 実写版ではフルCGで常に発光している非実体の武器「スプレッダーロッド」が登場。 形状は[[ウルトラマン80]]のウルトラレイランスをやや長くしたもので、光線を放つこともできる。 [[ウルトラマンマックス]]のギャラクシーカノンとの同時発射とはいえ、ゴーデス細胞を取り込んだマガオロチを撃破する威力を持ち、恐らく(実写版の)リブットの中で最大威力。 こちらは修行を乗り切った際にパワードから与えられたものである。 *【リブットが戦った怪獣たち】 &bold(){稲光宇宙人 キラット星人} マレーシアに突如現れた侵略者。ワイアール星人のごとく腹部が空洞になっており、頭部の吸気口から吸いこんだ空気を燃焼させて熱線を放つ。 両腕からは光弾を乱射する。 リブットと戦った末、リモートカッターで両腕を切断され、ギャラクシウムブラスターを食らって爆散した。 &bold(){稲妻怪獣 ハリリンダー} ネロンガの亜種と思われる巨大怪獣。リブットとの対比からすると全長おおよそ60メートル。 キラット星人の流れ弾で倒壊した鉄塔の漏電を受けて地中から出現し、街を襲った。 駆けつけたリブットを一時は追い込むも、シラットによる猛反撃を受けて怯んだところにリモートカッターを食らって角を切り落とされ、 最後はストロングネットに捕まり宇宙の彼方に投げ飛ばされた。 &bold(){影怪獣 バヤング} 「2」に登場した怪獣。DRFの追跡を振り切って森に潜伏したガディバらしき生命体が具現化してこの姿になった。 影が凝ったような黒い肉体に、金属の猛牛を模した鎧を纏った外見をしており、背部からは黒い影が凝ったような触手が揺らめいている。 この触手部分をミサイルのように発射するなど、かなり器用。 特筆すべきは人間の影を奪う能力であり、足元から本体を伸ばして影を取り込み、際限なく巨大化していく。 影を奪われた人間はゾンビ同様となってしまう上、その影を鎧部分の空洞に封印するため迂闊に手が出せない。 出現直後にもイピンの影を取り込もうとしたが、途中でリブットが現れたため中断している。 その後、テラサワ隊員により、劇中で登場する前にマレーシア各地を襲い、人の影を取り込んだことが説明された。 一戦目では俊敏に動き回るリブットに押される一方だったが、途中でリブットが捕らえられた人間に気づいたため形勢が逆転。 影縛りで動きを止めたところを突撃で吹っ飛ばし、そのまま影を取り込もうとしたがクリスタルからの輝きで影が後退してしまい、そのまま形状を維持できなくなり一時撤退した。 2戦目ではDRF本部に海中から出現。この時は道中で生物の影を食いまくったのか、鎧部分の穴からも触手を伸ばして手足のごとく振り回していた。 テラサワ隊員の協力のもと、睡眠弾で眠らせた隙に鎧部分の穴から侵入したウピンとイピンが人々の影を解放して回り、 影を失ったことで大幅に縮んだものの、それでもリブットを相手に大暴れ。 しかし、中に閉じ込められていたウピンとイピンが救出されたことで趨勢が決まり、 上空へ吹き飛ばされたところに短縮版ギャラクシウムブラスターを喰らって爆散した。 *【その他】 **◇[[新ウルトラマン列伝>ウルトラマン列伝]] #center(){&blankimg(ribut-2.png,width=260,height=226)} #right(){&sizex(1){出典:新ウルトラマン列伝 第155話&br()「グランドフィナーレ!ウルトラ戦士よ永遠に!」 (2016年6月25日放送)より} &sizex(1){©円谷プロダクション}} 最終話の集合シーンに公式カウントウルトラマン42人とともに登場し[[ウルトラマンサーガ>ウルトラマンサーガ(登場キャラクター)]]の後ろ、[[ウルトラマンエックス>ウルトラマンエックス(登場キャラクター)]]の隣辺りに&b(){ちょこんといた。} 当然ながら、リブットが日本の映像作品に出たのはこれが&bold(){初}である。ここで初めてリブットを知った人も少なくない。 ウルトラ出光人のように公式カウント外のために登場が叶わなかったウルトラマンがいることを考えると、かなり優遇された扱いと言えるだろう。 **◇『祝ウルトラマン50 怪獣大感謝祭』 NHKBS特番。 歴代ウルトラマン特集で海外組やゼロのような劇場版ウルトラマンとともに紹介される。 現地番組の映像は日本初公開の貴重なものだった。 **◇『ウルトラマンの日 in 杉並公会堂』 全ウルトラヒーロー集合ということで参加。 この時&bold(){「宇宙の生命を守護する ウルトラマンリブット」}と紹介された。 **◇ウルトラマンニュージェネレーションワールドin JR博多シティ 2017年4/29日から5/7に開催したこちらのふれあいタイムで登場。 公式サイトでは >ふれあいタイムでは、宇宙の生命を守護する「ウルトラマンリブット」に会えるかも!? >※いつ登場するかは謎に包まれています。また、登場しない日もございます と表記されており、出会えた人は結構運が良い人らしい。 また、ここでも使われたことから「宇宙の生命を守護する」というのはリブットの代名詞となるようだ。 **◇『[[ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ]]』 #center(){#image(ribut_GF.jpg,width=500)} #right(){&sizex(1){出典:『ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ』Episode3} &sizex(1){©円谷プロダクション}} なんと、[[新世代ヒーローズ>ニュージェネレーションヒーローズ]]が活躍する同作にて、日本の映像作品および実写作品への参戦がついに実現! PV第2弾にて電撃的に登場が告知された際には、事前情報がなかったこともあり、かなりの人々から驚きを持って迎えられた。 キャラ付けは喋らなかった『Upin&Ipin』と比べるとショーよりのキャラ付けで、一癖はある新世代ヒーローズと比べるとやはり誠実で真面目な要素が目立つ。 また上述した要素や設定と[[坂本浩一]]監督の撮影スタイルの相性が良かったためか、監督も楽しく撮影できたとのことである。 日本での公式カウントウルトラマンとしてはこちらが初登場となるため、順番としてはウルトラマンタイガたちトライスクワッドの次のウルトラ戦士扱いとなる。 本編ではEPISODE 3にて初登場。 水の惑星リクエターでラゴンを襲っていたペギラと激闘し、ギャラクシウムブラスターで撃破。 直後、タロウから救援要請のウルトラサインを受け、エタルガーに苦戦する[[ウルトラマンロッソ]]&[[ウルトラマンブル]]兄弟を救出し、[[光の国>M78星雲・光の国]]へ。 その後は新世代ヒーローズたちとは別行動をとり、ギャラクシーレスキューフォースの同志らと事件の黒幕を探っていたが、 EP9にて黒幕の拠点である「魔法空間」へと突入、事件の発端である[[ウルトラマントレギア]]と接触し戦闘になる。 以後はほぼ互角の戦いを展開する中トレギアは逃げ去り、その間際に2体のレッドキングを召喚していく。 しかしリブットはこれにも手こずることなく戦い、タイマーが点滅しつつも最後はリモートカッターで2体同時に撃破するのであった。 #center(){#size(20){&font(#008cff){&bold(){あとは頼んだぞ、&ruby(ニュージェネレーション){新世代}ヒーローズ!}}}} **◇『ウルトラマンZ ボイスドラマ』 第20話にて登場。ゼロがギャラクシーレスキューフォースについて自分で[[ウルトラマンゼット>ウルトラマンゼット(登場キャラクター)]]に説明するのが煩わしかったため、友達感覚でしれっと呼び出した。 急な連絡かつしょうもない用件ではあったものの真面目な彼は快く了承し、ギャラクシーレスキューフォースについてゼットに説明していたが、 急な任務が入ったためにギャラクシーレスキューフォース入隊の経緯は説明できないまま飛び去ってしまった。 **◇『[[ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀]]』 前年に引き続き登場。 同作では3部構成の内のACT1において、まさかの主役として抜擢! 時系列的には『[[ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA]]』で死亡していたある人物が生きていたり、リブット自身もギャラクシーレスキューフォース入隊前という事もあり前作より前となる。 本作にて、まさかの元文明監視員であのマックスの後輩という設定と、ステージショー限定キャラだった光の国の女性科学者のソラと幼馴染みだったという設定が追加された。 この頃は戦士として未熟であったために[[スラン星人]]の罠に嵌り、リブットを逃すためにマックスが捕らえられてしまうと言う失態をしてしまうも、 [[ウルトラマンタロウ]]の命を受け、強くなるためにゼロも修行したK76星で、同じく海外初出のウルトラマングレートとウルトラマンパワードから特訓を受ける事になる。 「お前なら3日のうちに結果を出せるはずだ」というタロウの見込み通り、この特訓によって潜在能力を覚醒させることに成功。 合格の証としてグレートからリブットブロッカー、パワードからスプレッダーロッドを授けられる、同僚である二人と共にマックスの救助に向かう。 そしてソラから託された抗体で、ゴーデス細胞に侵されたマックスを救出し、スラン星人の企みを阻止。 この功績を認められ、彼はソラと共にギャラクシーレスキューフォースへと入隊することとなった。 **◇『ウルトラマン クロニクルZ ヒーローズ オデッセイ』 『ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ』の映像を流用する形で登場。 地上波でマトモにピックアップされたのはこれが初めてとなるのだが、『[[ウルトラマンティガ>ウルトラマンティガ(作品)]]』『[[ウルトラマンZ]]』とは一切関係がなかったため、不思議に思う視聴者もいたようだ。 **◇『ギャラクシーレスキューフォース ボイスドラマ』 ソラと共に全編を通して主役として登場。 リブットのヒストリーでは一番最初に当たる時期で、組織に参加して間もない頃のリブットの視点から、これまで実態が謎であったギャラクシーレスキューフォースの日常的な活動が語られる。 本作では真面目で朗らかな人柄はそのままに、ソラの科学マニアぶりにタジタジになったり、 ギャラクシーレスキューフォースの個性的なメンバーに振り回されてしまうなどコミカルな一面を覗かせた。 特にシーサーとのやり取りは彼にしては珍しいので必見。 最終話では裏切り者だった科学技術班のメンバー、ダダのダーダが起こした事件で力不足を痛感。 鍛え直す意味もかねて地球防衛任務に就くことになり、怪獣の出現情報が多発しているマレーシアに向かっていった。 恐らくこの後にDRFのテラサワ隊員と出会い、そこから『Upin & Ipin』での活躍に繋がるのであろう。 **◇『[[ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA]]』 #center(){ &font(b,#008cff,20){ギャラクシーレスキューフォース、ウルトラマンリブット!} &font(b,#008cff,20){エタニティ・コアをレスキューしに来た!} } 第14話「黄金の脅威」にて、初めてテレビシリーズ本編に登場!『クロニクルZ』でのピックアップがこの[[伏線]]だったなんて誰が予想していただろうか。 エタニティ・コアを狙うアブソリューティアンの戦士・&bold(){[[&color(red,goldenrod){アブソリュートディアボロ}>アブソリュートディアボロ]]}の猛攻に苦戦する[[グリッタートリガーエタニティ>ウルトラマントリガー]]の危機に参戦。 リモートカッターでディアボロを攻撃し、力を制御できずエネルギーを吸われそうになったトリガーを救った。 戦闘面でもディアボロとほぼ互角で、 -&font(b,#008cff){コスモ幻獣拳の圧倒的なパワーで相手をねじ伏せるディアボロの拳をさばき返す} -&font(b,#008cff){ミドルキックを受け止められても怯まずに延髄蹴りを繰り出す} -&font(b,#008cff){剛力破牛拳をブロッカーエフェクトで受け止め、そのままはじき返す} -&font(b,#008cff){スプレッダーロッドを生成しミドルレンジの攻撃でディアボロを迎え撃つ} というような場面を見せている。 とにかくパワーで勝るディアボロの強みを徹底して殺しており、一対一の立ち回りでは技巧に優れるところを見せつけた。 #center(){ &font(b,#008cff,16){……君もウルトラマンなら、下を向いてはいけない。&br()運命の重さに、押し潰されているようだね。} &font(b,#c71585,16){あなたは……?} &font(b,#008cff,20){……リブット。さっき君を助けたウルトラマンと言えば分かるかな。} } 第14話ラストでは、エタニティ・コアの力を制御出来ずに苦悩するマナカ ケンゴと彼を気遣うシズマ ユナの前に人間態も披露。 クレジットは&font(b,#008cff){『青年リブット』}となっている。 CG版のテラサワ隊員と異なる風貌で、頭に紺のバンダナを巻いた穏やかな青年という風貌だった。 さらに、シラットの衣装にも似た服((第14話と15話は日本プンチャック シラット協会が「シラットのことや伝統的な衣裳、小道具について」の監修を行なっている。))を着込み、その上に光の国のジャケット((正体を隠す以外の目的で人間態になったウルトラマンが着用する場合がある。『タロウ』第33話で人間態になった初代マン、セブン、ジャック、エースが着用、映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』で人間態になったウルトラマンメビウスが着用。))を羽織っている。 また、履き物はサンダルという温暖な地域を思わせる装い。本編では分かりにくいが、体育館のシーンをよく見ると壁際にサンダルを置いている様子が確認できる。 続く第15話「オペレーションドラゴン」では、ケンゴがグリッタートリガーエタニティの力を使いこなせるよう、シラットでの組み伏せといった「手荒な特訓」や、シズマ ユナも交えたダンス特訓を課し、「あれこれ考えず、心を無にするんだ」と説く。 そしてダンス特訓を通じてケンゴとユナの心から雑念を払いつつ、互いの足並みを揃えさせると、仕上げとしてユザレの力でケンゴに「自分は光であり、人である」という境地に辿り着かせた。 #center(){ &b(){\&color(black,lightgreen){ULTRAMAN RIBUT!}/} &b(){<&color(goldenrod,gainsboro){BOOT UP! &color(#008cff){GALAXIUM!}}>} &size(30){&b(){&color(#008cff){命を救う、銀河の光!}}} &size(25){&b(){&color(#008cff){ウルトラマンリブット!!}}} #center(){&blankimg(Ultraman Ribut Henshin Trigger ver.png,width=616,height=346)} #right(){&sizex(1){出典:ウルトラマントリガー(2021年7月10日~)第15話「オペレーションドラゴン」}} #right(){&sizex(1){©円谷プロダクション}} &size(30){&b(){&color(#008cff){U L T R A M A N R I B U T !}}} } その後、ユナからGUTSスパークレンスとゴモラキーを借り受けると自身の力で上書きし、&bold(){&color(black,lightgreen){「ウルトラマンリブットキー」}}に変えてリブットに変身。 トリガーとのコンビネーションでディアボロを追い込み、さらに[[ナースデッセイ号]]・バトルモードの加勢もあってディアボロを見事に打倒してみせた。 戦いが終わった後はインナースペースにて青年リブットとしてケンゴ=トリガーを激励した後、地球から去っていった。 その際、スパークレンスとリブットキーはユナに返却され、リブットキーはヒジリ アキトの手で厳重に保管されていたが、[[やがて第23話にて……>剛力闘士ダーゴン]] **◇『[[ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突]]』 実質的な『トリガー』客演回の前日譚。 [[アブソリューティアン]]との本格的な衝突が避けられなくなったことで、[[ウルトラの父]]の指令により宇宙警備隊に出向、調査任務に就く。 Episode 5ではウルトラフォースと共に惑星バベルに向かい、アブソリュートティターンと激突するが、このさなかに乱入してきた[[ウルトラマンネクサス>ウルトラマンネクサス(登場キャラクター)]]により、ティターンと共にメタフィールドに閉じ込められてしまう。 [[スペースビースト]]のみならずネクサス以外の全てからエネルギーを吸い取るメタフィールドを突破するため、ティターンを説得し一時休戦、ネクサスを止めるべく共闘することになる。 その後、ソラからの通信で突破口を知らされ、連係でアームドネクサスを破壊しメタフィールドの突破に成功。 この時、ネクサスからの思念を受けてその真意が「ウルトラマンとアブソリューティアンの共存の可能性」を示すことだったと知らされた。 直後に[[アブソリュートタルタロス]]がけしかけた[[ウルトロイドゼロ]]に襲撃され、これはネクサスが一蹴したことで事なきを得たものの、エネルギーを使い果たしたリブットはその場で昏倒。 ウルトラクリニックに担ぎ込まれ治療を受けたことで戦線に復帰し、[[ユリアン>ユリアン(ウルトラマン80)]]王女救出部隊と合流するべく、他のウルトラ戦士と共に惑星ブリザードへ降り立つ。 救出部隊との合流は成功したが、アブソリューティアンがほぼ総出で追撃してきており、正面激突が発生。 リブットはティターンを相手取り、ネクサスこと[[ウルトラマンノア]]が呼びかけた共存の可能性を問うが、あくまで一人の剣士として決着に拘るティターンからは一蹴されてしまう(とはいえ思うところはあったのか、ティターンもティターンで身が入らない様子を見せている)。 さらに、追い込まれたタルタロスが「アブソリュート・マキシマム・デストラクション」で惑星ブリザードごとウルトラ戦士達を消し去りにかかり、これを[[ウルトラマンキング]]が現れて迎撃する中、余波から仲間を守るため宇宙に飛び出すとストロングネットで防壁を展開。 しかし、タイミング悪くそこで光線同士のぶつかり合いによるワームホールが発生、タルタロスと共にそこに吸い込まれて『トリガー』の地球に飛ばされてしまった。 ちなみにどうやらGRF本部との連絡手段がなかったらしく、TAMASHII NATIONSスペシャル配信で、タルタロスに捕まっていたウルトラマンデッカーからソラ達に客演時のエピソードが語られたことでようやく現状が伝わることになった。 **◇『ウルトラマンレグロス ファーストミッション』 『トリガー』客演回の後日譚。 惑星マイジーにて繰り広げられる、[[ウルトラマンレグロス>ウルトラマンレグロス(登場キャラクター)]]を始めとするウルトラ戦士達と、[[亡霊魔導士 レイバトス]]の肉体に憑依した[[レイブラッド星人]]が率いる怪獣達の激闘に途中参戦。 ソラを襲う[[ザラブ星人]]をリブットキックGで吹っ飛ばしてギャラクシーレスキューフォースへの復帰を宣言し、[[にせウルトラマン>にせウルトラマン(ウルトラシリーズ)]]に化けたザラブ星人をソラと共闘して撃破した。 そしてレグロス達と共にレイバトスの肉体を合体光線で倒すも、レイブラッド星人の精神には逃げられてしまったた。 戦闘後はギャラクシーレスキューフォースの基地でイザナ女王にトリガーとの出会いを報告し、レグロスの入隊を歓迎した。 *【余談】 ・名前について リブットの情報が国内のネット上で最初にリークされた際、名前が馴染みの薄いマレー語であったためか、リーク元が名前を意訳し「ウルトラマンストーム」という日本語表記を付けていた。 このため、しばらく日本語名をリブットではなくストームと思っている人がいたが、公式サイドは一度もストームという名前は(当然)使っておらず国内での正式名称は現地語通り「リブット」である。 ・年齢 『UGF』を始めとする堂々とした戦いぶりやタロウからの信頼も厚いことからベテランの風格を漂わせているリブットだが、 『大いなる陰謀』で判明した設定では年齢は&bold(){5700歳}と、意外にもウルトラ戦士としてはかなり若輩であることが判明し、ファンを驚かせた。 人間でいうと高校1年生くらいに当たる5900歳のゼロとほぼ同年代である。 &s(){なお、青年リブットを演じた土屋氏は当時25歳なので、([[実在の人物をモデルにした>モロボシ・ダン]]という事でないなら)&b(){人間時の外見は10年近くサバを読んでいた}事になる。もっとも、何万年と生きるウルトラ族からすればちょっとした誤差なのかもしれないが……} 現場でのリブットだとイメージがつきにくいが、ソラと一緒だったりオフの状態だと意外と年相応とも言うべき反応も見せることが多く、 上述したように『ギャラクシーレスキューフォース ボイスドラマ』ではコミカルな一面の他、[[ウルトラマンジャスティス]]と[[ウルトラセブン21]]の手合わせにかなり盛り上がって&s(){[[龍臣プロ>濱田龍臣]]になってい}た。 ・『Upin & Ipin』でのリブットの存在 実は、初登場時は&bold(){ウピンとイピンの夢オチ。} 「2」以降は作中に実在するウルトラ戦士として扱われている。 ・リブットの立ち位置 「テレビシリーズで主役を務めたことはないが、シリーズを跨がって登場する」という立ち位置はゼロやゾフィーに近い。 平成シリーズ初出にもかかわらず初代マンを始めとする昭和ウルトラマンを彷彿とさせるシンプルなビジュアルでタイプチェンジもないが、 技やアイテムの演出は平成シリーズで築き上げられた要素が盛り込まれているという、昭和と平成の集大成のような存在である。 作劇面でも昭和ウルトラマンは基本的に別格のベテラン扱いなので安易な登場は難しく、ニュージェネの少し先輩という立ち位置で登場できる初代系ビジュアルのウルトラマンしてもリブットは貴重な存在である。 ついでに擬態型ウルトラマン自体も割合として少ないのでそちらとしても貴重な存在である。 ・撮影用スーツ 現在映像作品等で使用されている現行の撮影用スーツは、マスク部分は『[[ウルトラマンメビウス>ウルトラマンメビウス(作品)]]』に客演した時の初代マンの改造。 ボディ部分もウルトラマンを参考にして作られているが、グローブとブーツは『ティガ』以降スタンダードとなったスーツの内側に来るタイプが踏襲された。 言うなれば、昭和ウルトラマンと平成ウルトラマン両方のスーツの規格が盛り込まれたハイブリッドと言ったところ。 なお、上述したアニメとのデザインの違いはそれ以外に元々はショーを前提としたものでもある。 ・リブット人間態について 『トリガー』客演回にて、人間態である青年リブットを演じる土屋神葉氏は、映画『[[ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国]]』で[[エメラナ姫>エメラナ・ルルド・エスメラルダ]]を演じた土屋太鳳氏の実弟である。 なお、土屋氏は声優としての活動が多く、顔出し出演は稀なことが多い。 今回青年リブットを演じるときは声優の本領も発揮して駒田氏の声に近い声を出しており、ひとつのキャラクターを場面に応じて別人が声付きで演じることへの違和感は非常に少ない。 また、土屋氏はウルトラシリーズのスーツアクターを担当している岩田栄慶氏に師事した経験があり、アクション適性も高い。 坂本監督がメイン監督を務める『トリガー』で擬態型ウルトラマンの人間態として抜擢された理由は言うまでもないだろう(ちなみに土屋氏はケンゴ役のオーディションを受けた経験がある)。 ウルトラマンが本来の姿となる擬態型ウルトラマンはインナースペースの描写が使えず、変身後に人間態のキャストの出番を増やしにくいのだが、 これも「トリガーとリブットの会話をケンゴと青年リブットの姿でイメージとして描写する」という形で上手く解決している。 ・ウルトラ・BOOT CAMP! 『トリガー』客演時にしれっと青年リブット名義の曲「ウルトラ・BOOT CAMP!」がリリースされた。 本編では第15話のダンス特訓で使う曲として使われ、[[同話のエンディングはリブット、ケンゴ、ユナの3人が本曲に合わせて>スーパー戦隊シリーズ]][[ダンスを行うというこの回限定のエンディングとなった。>仮面ライダーセイバー]] 第14話が新エンディングだったこともあり、第15話で限定エンディングが流れることは視聴者も予測不可能な展開となった。 なお、リブット、ケンゴ、ユナのキャスト陣は全員ダンス適性があるため、エンディングではキレの良いダンスを見せている。 ギャラクシーレスキューフォースに入隊希望の方は追記・修正お願い致します。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,47) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #lsd() #comment_num2(num=30) }

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