鋼魔四天王

「鋼魔四天王」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

鋼魔四天王」(2024/04/28 (日) 06:46:01) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

&font(#6495ED){登録日}:2016/10/14(金) 18:20:02 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &bold(){鋼魔四天王(こうましてんのう)}とは、『[[ウルトラマン超闘士激伝]]』に出てくるチームである。 *概要 第1部『メフィラス編』の大ボス、&bold(){[[メフィラス大魔王]]}に仕える四人の猛者。 &ruby(ファイター){闘士}(『[[ウルトラマン超闘士激伝]]』参照)だけあり、全員が&ruby(メタルブレスト){装鉄鋼}を着用し、強力な武器を携えている。 その強さたるや、実力の1/10の劣化コピーだけでウルトラ戦士と互角、あるいは&bold(){それ以上に}戦うほど。 メフィラスが&bold(){「一人が百軍に匹敵する」}(百兵ではない!!)と語るだけのことはあり、&bold(){一人一人が惑星を制圧できるほどの武力を有している}。 4人しかいないのは、メフィラスが「数が多ければ強いというのは愚か者の考えで、統制が効くだけの人数の強者がいればよい」と考えたから。 実際全員メフィラスの元に一致団結しているのか、四人それぞれ自分の実力に自信たっぷりかつ個性のある性格をしながら、作中では仲間割れをしているような様子はなかった。 この4人全員合わせてもメフィラス大魔王には勝てないとされており、メフィラスからは「都合のいい手駒」としか思われていなかったようで 「10分以内にウルトラ戦士を全員倒さねば処刑だ」「ご苦労だ、よくウルトラマンの戦いぶりを見せてくれた…[[もう休んでいていいぞ。好きなだけな>高速戦隊ターボレンジャー]]」などと言われる始末。 なお、メンバーはいずれも『[[ウルトラマン>ウルトラマン(作品)]]』に登場した[[メフィラス星人]]の配下である。 [[ダダ]]は放映時には削られたが原案には登場しており、楳図かずお版の漫画ではこの4人で暴れ回っている(TV版では姿を見せただけ)。 楳図版を意識してか、[[1人用のポッド>ベジータ]]で次々に舞い降り、殻を割って現れるという登場を果たしている (楳図版では、[[巨大フジ隊員]]が作った泥のカプセルをブチ破って四天王が登場している)。 *メンバー &color(deepskyblue){「命が惜しくないならちょっとばかり遊んでやらんでもないぞ…」} **闘士[[バルタン星人]] 四天王最強の火力を有する宇宙忍者。装鉄鋼は翼のような形状をしている。 固有武装はハサミの上に装着するミサイルランチャーで、何十発撃とうが弾切れしない。 たちまち(人間の2~30倍の体格の人々の住む)ウルトラの星の都市を焼野原にするほど高い火力を有している。 最強必殺技はこのミサイルにハサミから放つ「バルタンファイヤー」を合わせた&bold(){爆炎放射「バルタンミクスドファイアー」}。 それに加え、恐ろしいのが&bold(){分身体「PSY=バルタン」}の存在である。 PSY=バルタンはバルタン星人の精神力を具現化した存在であり、本体の1/10の身体能力しかもっていないにも拘らず、 冒頭で述べた通りウルトラ戦士と互角に戦う強さを持っている。 これ程の兵力を何人も、何十人も、本人の意思が続く限り作り続けるのであるから、攻撃力は間違いなく四天王最強であろう。 第1回銀河最強武闘会ではメフィラス大魔王の裏工作により、[[ガッツ星人]](メフィラス大魔王が金で雇った殺し屋)と八百長でWK.O.敗退。 母艦に戻ると他3人と共に、ウルトラマンが出払った((ガッツ星人により十字架に捕らわれ生ける屍(ゾンビと言う意味ではなく、限りなくエネルギーが0に近い状態)にされたセブンを救うため、キング星に向かっていた。セブンの状態と救う手段は「セブン暗殺計画」のオマージュ))ウルトラの星を襲撃し蹂躙する。 駆け付けたウルトラ戦士相手にも分身を嗾けて嘲笑い、圧倒した。 制圧を分身に任せて4人で休息をとっていたが、そこに現れた[[ウルトラマングレート]]に挑発され、実力を見せつけるために1対1の決闘に応じる。 赤子の手を捻るかの如くグレートを叩きのめし、「健闘した御褒美だ」とバルタンミクスドファイアーで消し飛ばそうとするも、 グレートの秘技・マグナムシュートでエネルギーを丸ごと弾き返され、自分自身の技で丸焦げになって倒された。 かくして意識を失ってしまったため、ウルトラの星で暴れ回っていたPSY=バルタンも全員消滅した。 なお、ゲームボーイ版ではPSY=バルタンが大量に登場し、ウルトラの星に帰参するウルトラマンを邪魔しに来ていた。 &color(brown){「弱い奴から倒して数を減らしておくのが集団バトルの常識だからね 悪く思うなよ坊や」} **闘士[[ザラブ星人]] 四天王最強の技巧を有する凶悪宇宙人。装鉄鋼は西洋鎧やヒーローロボットのような形をしている。 固有武装は六尺…どころじゃないサイズの棒「ザラブロッド」(第3部では旋風光輪波なるビーム技も使えるようになった)。 [[棒術>棒術(武術)]]の達人であり、頭も切れる技巧タイプ。 慇懃無礼な性格であり、散々破壊したウルトラの星の住民にむけ「兄弟よ」と嘯くなど皮肉屋でもある。 武闘会ではケムールとのWK.O.(八百長)で敗退。カードダスにおいては装鉄鋼を取材陣から隠そうとするエピソードが追加されている。 ウルトラの星を襲撃した際には同じ近接・速度型のダダとコンビを組み、迎撃システムを破壊して回っていた。 バルタンがやられると、到着したメフィラス大魔王から「10分以内にウルトラ戦士を全滅させろ」と命じられ、 ケムールとダダが兄弟たちを相手にしている間、最年少であり絶望的な戦力差に怯える[[タロウ>ウルトラマンタロウ]]を暗殺しようとする。 しかしすんでのところで割って入った[[ジャック>帰ってきたウルトラマン(ウルトラマンジャック)]]の相打ちを覚悟した決死のウルトラランスで胸を突かれ、「私もバルタンと同じく油断していたようだ…」と 素直に敗北を認め、これまでの非礼を詫びると地に倒れ伏した。 &color(red){「おもしれぇ…ただじゃすまさんって何をする気だ? アァン!!?」} **闘士[[ケムール人]] 四天王最強の剛力を有する誘拐怪人。本来は長身痩躯であるが、重層型装鉄鋼によりかなりゴツい姿になっている。勿論、後頭部にもう一つの目がある。 固有武装は無く、両腕のガントレットから強力な&bold(){「高圧パワーグライド」}を放つ。 ボンボンコミックス2巻によれば、1個のマイクロホワイトホールに匹敵するほどのエネルギーを放射するらしい。 守備力は四天王の中でも最強で、装鉄鋼が&bold(){ありとあらゆる光線を弾く}特殊な能力を有しているため ウルトラ戦士の光線(うち一つは[[M87光線]])を四方から浴びてもビクともしない。 パワーも強化され、拳の一撃で東京スカイツリー(連載当時そんな物は無かったが)ほどもあろうかと思われる巨大な塔を叩き壊すほどの剛腕を誇る。 本来ひ弱なヨボヨボの老衰種族であるケムール人からは想像がつかない程パワフル。 …まあ、『超闘士激伝』の世界は31世紀だから、[[ケムール星の2020年問題>ケムール人]]も解決したのかもしれんが。 四人の中で最も粗暴な性格であり、相手を痛めつけることを何よりも好むチンピラ野郎である。 武闘会ではザラブとのWK.O.を演じ、敗退。カードダスによれば俊足を生かしたヒットアンドアウェイが得意だったようだ。 ウルトラの星の襲撃に加わった際には、光線を全く意に介さない無敵の盾と、大地をも打ち砕く最強の矛を武器に暴れ回り、 タロウの顔面を掴んでパワーグライドで粉砕しようとするものの、キング星から一直線に帰参した闘士ウルトラマンの左拳を受け&bold(){一撃で}装鉄鋼を叩き割られてしまう。 更に間髪入れずに放たれた右ストレートではるか上空まで吹っ飛ばされ、母艦の壁に叩き付けられて&bold(){一発K.O.}させられた。 余談だがこのシーンはゲームボーイ版では立ち絵だけで済まされ、ダダに至っては台詞しか登場しなかった。 &color(whitesmoke,black){「あまりにもはやく強すぎるため力を抑えられない…四天王最強の男が、この私だからだッ!!」} **闘士[[ダダ]] 四天王最強のスピードを有する三面怪人。装鉄鋼は布を巻いたオシャレな代物。 鋼魔四天王の4人の中でも最強の実力者であり、なんと惑星1つを&bold(){1時間で}滅亡に追いやる程の強さを持つ。 固有武装は鉤爪。[[仮面をつけて素早い動きで相手を幻惑する>バルログ(ストリートファイター)]]&bold(){分身殺法「仮面の舞」}を得意とする。 極めてキザな性格であり、&s(){地球人視点では無茶苦茶デカイと思われる}薔薇の花を咥えているイヤミな野郎。 四人の中でも頭一つ抜けた実力を有していたためあえて武闘会には参加せず、後追いで3人と合流。 ウルトラの星襲撃戦の際には同じスピードタイプのザラブと組んで迎撃システムを破壊しまくっていた。 圧倒的なスピード戦術でウルトラ戦士をきりきり舞いさせたものの、特訓を積んだ闘士ウルトラマンの敵ではなく一方的に押されてしまう。 ならばとばかりに仮面の舞を繰り出すも、[[分身全てに正確に拳を当てられて>リカルド・マルチネス]]ぶっ飛ばされてしまい、&bold(){「ダメだ…ウルトラマンは強い…」}と完全に戦意喪失。 メフィラス大魔王もそれは予想していたようで、完全な当て馬にされた挙句、最後は顔面を踏み潰されて始末されてしまう。 *その後の登場 全員死んだかに思えたが、漫画版では第2部『ヤプール編』で生存しており、観客席にいた。ダダの顔にはバッテンのバンソウコウ付。 第3部『ゴーデス編』では、メフィラスの頼みを受けて、ウルトラ戦士の助っ人として駆けつけた。 当然ながらメフィラス同様に改心している(特にケムール)。 再結成最初の相手が二大魔神という絶望的な相手ながらも、ウルトラマンたちをギリギリまで守り抜いた。 さらにザラブは戦いの最中で二大魔神を相打ちさせて倒すと言う打開策を瀬戸際で見付けだしている。 シーダ戦では、重装鉄鋼が間に合わなかった為、クリスタルコートを施した簡易版を纏い、救助活動に専念したが、 ヤメタランスのせいで全員(PSY=バルタン含む)が怠け者になってしまった。 このシーンでのメフィラスの仰天ぶりも必見。 &color(whitesmoke,black){「フッフッフ、では追記・修正は私が」} &color(deepskyblue){「またてめェかよ! たまには俺様にやらせろよ!!」} &color(brown){「大体、俺らみたいな超脇役が大魔王様を差し置いて立項されること自体分不相応だよなあ…」} &color(red){「まあ、そこは気楽にいこうぜ、じゃあ後は任せる」} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,3) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 強さと言動から結構好きなんだけど、ここのあたりから、ドラゴンボール並のインフレを始めたという印相。 -- 名無しさん (2016-10-14 18:49:27) - そういえばメフィラスさんが死んでから出てこないけど、今はどうしてるんだろう・・・ -- 名無しさん (2016-10-14 19:07:23) - 恐怖支配されてた割に改心後のメフィラスにも従い続けてたし、メフィラスが改心した事をウルトラマンのおかげと感謝してたのが意外と謎 -- 名無しさん (2016-10-14 20:46:10) - 実は第2回大会の観客でいたりして -- 名無しさん (2016-10-14 20:48:57) - 初登場時の見開きのカッコ良さは異常 -- 名無しさん (2016-10-14 23:20:27) - たぶんポッドの元ネタはギニュー特選隊だと思うんですけど(名推理) -- 名無しさん (2016-10-15 01:13:40) - ↑登場序盤のおちゃらけぶり(ウルトラ戦士を滅茶苦茶下に見てる)もそれっぽいよね -- 名無しさん (2016-10-15 09:54:00) - メフィラスの死後は唯一の弟子のタロウと行動を共にするだったら納得いくけど。 -- 名無しさん (2016-10-15 20:07:05) - 簡易なクリスタルコートじゃなまけ放射線は防げなかったのか…重装鉄鋼着てるジャックもブレスレットでシールドしてたし「肉体を侵す全ての攻撃」に該当しないんだろうな -- 名無しさん (2016-10-15 20:51:33) - まさか彼らの個別記事ができるとは思わなかった -- 名無しさん (2016-10-16 16:10:02) - ウルトラ戦士がTVシリーズと同一人物だとしたら百戦錬磨の英雄なわけで それと互角以上に戦えるってとてつもなくやばい連中 -- 名無しさん (2016-10-16 21:39:30) - 他の三人はともかくダダはあんな扱いされてよく改心後も従ってたよな。というか完全に死んだと思ってたw -- 名無しさん (2016-10-17 13:12:35) - 実際一番重傷だったみたいで観戦してた時も一人だけ絆創膏貼ってたしな。 -- 名無しさん (2016-10-17 15:38:23) - ケムールはナッパとリクームを合わせた感じのキャラだな -- 名無しさん (2016-10-17 20:49:54) - PSY=バルタンウルトラ戦士を圧倒って書いてるけど、ゾフィー達4人は各自2,3体相手に闘ってるし80は不意打ちとはいえいっぺんに2体を倒してるよ。しかしゾフィーと双璧と言われるジョーニアスの戦いぶりを見るに、メフィラス編時点で実力的にはゴーデス5人衆より上なんだろうな -- 名無しさん (2016-10-17 21:00:03) - もし再登場したらザラブ星人には変身能力を活かした活躍をしてほしいな 敵役時代は一番見せ場が少なかったし -- 名無しさん (2016-11-01 14:59:26) - 宇宙に吹っ飛んでいったメフィラス以外はウルトラの星で倒れてたわけだから、テロ行為の現行犯で宇宙刑務所行きは免れないと思うんだが、どうやって第2回大会の観客席に来れたんだろう? -- 名無しさん (2017-02-04 16:16:43) - 超闘士激伝でメフィラスがついに復活したが、はたして彼らは再登場するのだろうか・・・。 -- 名無しさん (2017-04-06 22:11:56) - ↑2 そもそも四天王を後で再登場させる案が最初からあったのだろうか? -- 名無しさん (2017-04-06 22:15:15) - バルタンとザラブはともかくダダとケムールは弱いイメージだからギャップがすごい -- 名無しさん (2018-07-09 21:54:41) - ビリー・カーンとかバルログとか当時の流行がわかるキャラ造形 -- 名無しさん (2019-01-28 19:39:07) - 第一部の頃から恐怖や強さだけじゃなくメフィラスの奥底にあった戦士としての誇り高さに気付いていてそれに惹かれてた部分もあったんだろうな、と今は思う -- 名無しさん (2019-02-18 20:20:13) - ザラブとケムールは大会で相打ちの演技をして、ダダが1時間で星を滅ぼす前の任務でも共同戦線を張ったらしく、正反対に見えて仲はいいの? -- 名無しさん (2019-04-14 05:39:45) - バルタンはその気になれば分身をいくらでも作り出せるし、ダダの本気は速度が一切加減が出来ないから味方がいたら却って邪魔になるし、でむしろ他の二人はコンビを組む必要があまり無かった可能性。 -- 名無しさん (2021-06-02 14:32:25) - ダダは速さは一番だけどコントロールできてないってことでは…… -- 名無しさん (2021-09-18 01:44:05) - 基本全員仲いいんだよなこの四人。性格見てるといかにも互いに嫌い合いそうなのに -- 名無しさん (2022-09-10 01:27:23) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2016/10/14(金) 18:20:02 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &bold(){鋼魔四天王(こうましてんのう)}とは、『[[ウルトラマン超闘士激伝]]』に出てくるチームである。 *概要 第1部『メフィラス編』の大ボス、&bold(){[[メフィラス大魔王]]}に仕える四人の猛者。 &ruby(ファイター){闘士}(『[[ウルトラマン超闘士激伝]]』参照)だけあり、全員が&ruby(メタルブレスト){装鉄鋼}を着用し、強力な武器を携えている。 その強さたるや、実力の1/10の劣化コピーだけでウルトラ戦士と互角、あるいは&bold(){それ以上に}戦うほど。 メフィラスが&bold(){「一人が百軍に匹敵する」}(百兵ではない!!)と語るだけのことはあり、&bold(){一人一人が惑星を制圧できるほどの武力を有している}。 4人しかいないのは、メフィラスが「数が多ければ強いというのは愚か者の考えで、統制が効くだけの人数の強者がいればよい」と考えたから。 実際全員メフィラスの元に一致団結しているのか、四人それぞれ自分の実力に自信たっぷりかつ個性のある性格をしながら、作中では仲間割れをしているような様子はなかった。 この4人全員合わせてもメフィラス大魔王には勝てないとされており、メフィラスからは「都合のいい手駒」としか思われていなかったようで 「10分以内にウルトラ戦士を全員倒さねば処刑だ」「ご苦労だ、よくウルトラマンの戦いぶりを見せてくれた…[[もう休んでいていいぞ。好きなだけな>高速戦隊ターボレンジャー]]」などと言われる始末。 なお、メンバーはいずれも『[[ウルトラマン>ウルトラマン(作品)]]』に登場した[[メフィラス星人]]の配下である。 [[ダダ]]は放映時には削られたが原案には登場しており、楳図かずお版の漫画ではこの4人で暴れ回っている(TV版では姿を見せただけ)。 楳図版を意識してか、[[1人用のポッド>ベジータ]]で次々に舞い降り、殻を割って現れるという登場を果たしている (楳図版では、[[巨大フジ隊員]]が作った泥のカプセルをブチ破って四天王が登場している)。 *メンバー &color(deepskyblue){「命が惜しくないならちょっとばかり遊んでやらんでもないぞ…」} **闘士[[バルタン星人]] 四天王最強の火力を有する宇宙忍者。装鉄鋼は翼のような形状をしている。 固有武装はハサミの上に装着するミサイルランチャーで、何十発撃とうが弾切れしない。 たちまち(人間の2~30倍の体格の人々の住む)ウルトラの星の都市を焼野原にするほど高い火力を有している。 最強必殺技はこのミサイルにハサミから放つ「バルタンファイヤー」を合わせた&bold(){爆炎放射「バルタンミクスドファイアー」}。 それに加え、恐ろしいのが&bold(){分身体「PSY=バルタン」}の存在である。 PSY=バルタンはバルタン星人の精神力を具現化した存在であり、本体の1/10の身体能力しかもっていないにも拘らず、 冒頭で述べた通りウルトラ戦士と互角に戦う強さを持っている。 これ程の兵力を何人も、何十人も、本人の意思が続く限り作り続けるのであるから、攻撃力は間違いなく四天王最強であろう。 第1回銀河最強武闘会ではメフィラス大魔王の裏工作により、[[ガッツ星人]](メフィラス大魔王が金で雇った殺し屋)と八百長でWK.O.敗退。 母艦に戻ると他3人と共に、ウルトラマンが出払った((ガッツ星人により十字架に捕らわれ生ける屍(ゾンビと言う意味ではなく、限りなくエネルギーが0に近い状態)にされたセブンを救うため、キング星に向かっていた。セブンの状態と救う手段は「セブン暗殺計画」のオマージュ))ウルトラの星を襲撃し蹂躙する。 駆け付けたウルトラ戦士相手にも分身を嗾けて嘲笑い、圧倒した。 制圧を分身に任せて4人で休息をとっていたが、そこに現れた[[ウルトラマングレート]]に挑発され、実力を見せつけるために1対1の決闘に応じる。 赤子の手を捻るかの如くグレートを叩きのめし、「健闘した御褒美だ」とバルタンミクスドファイアーで消し飛ばそうとするも、 グレートの秘技・マグナムシュートでエネルギーを丸ごと弾き返され、自分自身の技で丸焦げになって倒された。 かくして意識を失ってしまったため、ウルトラの星で暴れ回っていたPSY=バルタンも全員消滅した。 なお、ゲームボーイ版ではPSY=バルタンが大量に登場し、ウルトラの星に帰参するウルトラマンを邪魔しに来ていた。 &color(brown){「弱い奴から倒して数を減らしておくのが集団バトルの常識だからね 悪く思うなよ坊や」} **闘士[[ザラブ星人]] 四天王最強の技巧を有する凶悪宇宙人。装鉄鋼は西洋鎧やヒーローロボットのような形をしている。 固有武装は六尺…どころじゃないサイズの棒「ザラブロッド」(第3部では旋風光輪波なるビーム技も使えるようになった)。 [[棒術>棒術(武術)]]の達人であり、頭も切れる技巧タイプ。 慇懃無礼な性格であり、散々破壊したウルトラの星の住民にむけ「兄弟よ」と嘯くなど皮肉屋でもある。 武闘会ではケムールとのWK.O.(八百長)で敗退。カードダスにおいては装鉄鋼を取材陣から隠そうとするエピソードが追加されている。 ウルトラの星を襲撃した際には同じ近接・速度型のダダとコンビを組み、迎撃システムを破壊して回っていた。 バルタンがやられると、到着したメフィラス大魔王から「10分以内にウルトラ戦士を全滅させろ」と命じられ、 ケムールとダダが兄弟たちを相手にしている間、最年少であり絶望的な戦力差に怯える[[タロウ>ウルトラマンタロウ]]を暗殺しようとする。 しかしすんでのところで割って入った[[ジャック>帰ってきたウルトラマン(ウルトラマンジャック)]]の相打ちを覚悟した決死のウルトラランスで胸を突かれ、「私もバルタンと同じく油断していたようだ…」と 素直に敗北を認め、これまでの非礼を詫びると地に倒れ伏した。 &color(red){「おもしれぇ…ただじゃすまさんって何をする気だ? アァン!!?」} **闘士[[ケムール人]] 四天王最強の剛力を有する誘拐怪人。本来は長身痩躯であるが、重層型装鉄鋼によりかなりゴツい姿になっている。勿論、後頭部にもう一つの目がある。 固有武装は無く、両腕のガントレットから強力な&bold(){「高圧パワーグライド」}を放つ。 ボンボンコミックス2巻によれば、1個のマイクロホワイトホールに匹敵するほどのエネルギーを放射するらしい。 守備力は四天王の中でも最強で、装鉄鋼が&bold(){ありとあらゆる光線を弾く}特殊な能力を有しているため ウルトラ戦士の光線(うち一つは[[M87光線]])を四方から浴びてもビクともしない。 パワーも強化され、拳の一撃で東京スカイツリー(連載当時そんな物は無かったが)ほどもあろうかと思われる巨大な塔を叩き壊すほどの剛腕を誇る。 本来ひ弱なヨボヨボの老衰種族であるケムール人からは想像がつかない程パワフル。 …まあ、『超闘士激伝』の世界は31世紀だから、[[ケムール星の2020年問題>ケムール人]]も解決したのかもしれんが。 四人の中で最も粗暴な性格であり、相手を痛めつけることを何よりも好むチンピラ野郎である。 武闘会ではザラブとのWK.O.を演じ、敗退。カードダスによれば俊足を生かしたヒットアンドアウェイが得意だったようだ。 ウルトラの星の襲撃に加わった際には、光線を全く意に介さない無敵の盾と、大地をも打ち砕く最強の矛を武器に暴れ回り、 タロウの顔面を掴んでパワーグライドで粉砕しようとするものの、キング星から一直線に帰参した闘士ウルトラマンの左拳を受け&bold(){一撃で}装鉄鋼を叩き割られてしまう。 更に間髪入れずに放たれた右ストレートではるか上空まで吹っ飛ばされ、母艦の壁に叩き付けられて&bold(){一発K.O.}させられた。 余談だがこのシーンはゲームボーイ版では立ち絵だけで済まされ、ダダに至っては台詞しか登場しなかった。 &color(whitesmoke,black){「あまりにもはやく強すぎるため力を抑えられない…四天王最強の男が、この私だからだッ!!」} **闘士[[ダダ]] 四天王最強のスピードを有する三面怪人。装鉄鋼は布を巻いたオシャレな代物。 鋼魔四天王の4人の中でも最強の実力者であり、なんと惑星1つを&bold(){1時間で}滅亡に追いやる程の強さを持つ。 固有武装は鉤爪。[[仮面をつけて素早い動きで相手を幻惑する>バルログ(ストリートファイター)]]&bold(){分身殺法「仮面の舞」}を得意とする。 極めてキザな性格であり、&s(){地球人視点では無茶苦茶デカイと思われる}薔薇の花を咥えているイヤミな野郎。 四人の中でも頭一つ抜けた実力を有していたためあえて武闘会には参加せず、後追いで3人と合流。 ウルトラの星襲撃戦の際には同じスピードタイプのザラブと組んで迎撃システムを破壊しまくっていた。 圧倒的なスピード戦術でウルトラ戦士をきりきり舞いさせたものの、特訓を積んだ闘士ウルトラマンの敵ではなく一方的に押されてしまう。 ならばとばかりに仮面の舞を繰り出すも、[[分身全てに正確に拳を当てられて>リカルド・マルチネス]]ぶっ飛ばされてしまい、&bold(){「ダメだ…ウルトラマンは強い…」}と完全に戦意喪失。 メフィラス大魔王もそれは予想していたようで、完全な当て馬にされた挙句、最後は顔面を踏み潰されて始末されてしまう。 *その後の登場 全員死んだかに思えたが、漫画版では第2部『ヤプール編』で生存しており、観客席にいた。ダダの顔にはバッテンのバンソウコウ付。 第3部『ゴーデス編』では、メフィラスの頼みを受けて、ウルトラ戦士の助っ人として駆けつけた。 当然ながらメフィラス同様に改心している(特にケムール)。 再結成最初の相手が二大魔神という絶望的な相手ながらも、ウルトラマンたちをギリギリまで守り抜いた。 さらにザラブは戦いの最中で二大魔神を相打ちさせて倒すと言う打開策を瀬戸際で見付けだしている。 シーダ戦では、重装鉄鋼が間に合わなかった為、クリスタルコートを施した簡易版を纏い、救助活動に専念したが、 ヤメタランスのせいで全員(PSY=バルタン含む)が怠け者になってしまった。 このシーンでのメフィラスの仰天ぶりも必見。 &color(whitesmoke,black){「フッフッフ、では追記・修正は私が」} &color(deepskyblue){「またてめェかよ! たまには俺様にやらせろよ!!」} &color(brown){「大体、俺らみたいな超脇役が大魔王様を差し置いて立項されること自体分不相応だよなあ…」} &color(red){「まあ、そこは気楽にいこうぜ、じゃあ後は任せる」} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,3) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 強さと言動から結構好きなんだけど、ここのあたりから、ドラゴンボール並のインフレを始めたという印相。 -- 名無しさん (2016-10-14 18:49:27) - そういえばメフィラスさんが死んでから出てこないけど、今はどうしてるんだろう・・・ -- 名無しさん (2016-10-14 19:07:23) - 恐怖支配されてた割に改心後のメフィラスにも従い続けてたし、メフィラスが改心した事をウルトラマンのおかげと感謝してたのが意外と謎 -- 名無しさん (2016-10-14 20:46:10) - 実は第2回大会の観客でいたりして -- 名無しさん (2016-10-14 20:48:57) - 初登場時の見開きのカッコ良さは異常 -- 名無しさん (2016-10-14 23:20:27) - たぶんポッドの元ネタはギニュー特選隊だと思うんですけど(名推理) -- 名無しさん (2016-10-15 01:13:40) - ↑登場序盤のおちゃらけぶり(ウルトラ戦士を滅茶苦茶下に見てる)もそれっぽいよね -- 名無しさん (2016-10-15 09:54:00) - メフィラスの死後は唯一の弟子のタロウと行動を共にするだったら納得いくけど。 -- 名無しさん (2016-10-15 20:07:05) - 簡易なクリスタルコートじゃなまけ放射線は防げなかったのか…重装鉄鋼着てるジャックもブレスレットでシールドしてたし「肉体を侵す全ての攻撃」に該当しないんだろうな -- 名無しさん (2016-10-15 20:51:33) - まさか彼らの個別記事ができるとは思わなかった -- 名無しさん (2016-10-16 16:10:02) - ウルトラ戦士がTVシリーズと同一人物だとしたら百戦錬磨の英雄なわけで それと互角以上に戦えるってとてつもなくやばい連中 -- 名無しさん (2016-10-16 21:39:30) - 他の三人はともかくダダはあんな扱いされてよく改心後も従ってたよな。というか完全に死んだと思ってたw -- 名無しさん (2016-10-17 13:12:35) - 実際一番重傷だったみたいで観戦してた時も一人だけ絆創膏貼ってたしな。 -- 名無しさん (2016-10-17 15:38:23) - ケムールはナッパとリクームを合わせた感じのキャラだな -- 名無しさん (2016-10-17 20:49:54) - PSY=バルタンウルトラ戦士を圧倒って書いてるけど、ゾフィー達4人は各自2,3体相手に闘ってるし80は不意打ちとはいえいっぺんに2体を倒してるよ。しかしゾフィーと双璧と言われるジョーニアスの戦いぶりを見るに、メフィラス編時点で実力的にはゴーデス5人衆より上なんだろうな -- 名無しさん (2016-10-17 21:00:03) - もし再登場したらザラブ星人には変身能力を活かした活躍をしてほしいな 敵役時代は一番見せ場が少なかったし -- 名無しさん (2016-11-01 14:59:26) - 宇宙に吹っ飛んでいったメフィラス以外はウルトラの星で倒れてたわけだから、テロ行為の現行犯で宇宙刑務所行きは免れないと思うんだが、どうやって第2回大会の観客席に来れたんだろう? -- 名無しさん (2017-02-04 16:16:43) - 超闘士激伝でメフィラスがついに復活したが、はたして彼らは再登場するのだろうか・・・。 -- 名無しさん (2017-04-06 22:11:56) - ↑2 そもそも四天王を後で再登場させる案が最初からあったのだろうか? -- 名無しさん (2017-04-06 22:15:15) - バルタンとザラブはともかくダダとケムールは弱いイメージだからギャップがすごい -- 名無しさん (2018-07-09 21:54:41) - ビリー・カーンとかバルログとか当時の流行がわかるキャラ造形 -- 名無しさん (2019-01-28 19:39:07) - 第一部の頃から恐怖や強さだけじゃなくメフィラスの奥底にあった戦士としての誇り高さに気付いていてそれに惹かれてた部分もあったんだろうな、と今は思う -- 名無しさん (2019-02-18 20:20:13) - ザラブとケムールは大会で相打ちの演技をして、ダダが1時間で星を滅ぼす前の任務でも共同戦線を張ったらしく、正反対に見えて仲はいいの? -- 名無しさん (2019-04-14 05:39:45) - バルタンはその気になれば分身をいくらでも作り出せるし、ダダの本気は速度が一切加減が出来ないから味方がいたら却って邪魔になるし、でむしろ他の二人はコンビを組む必要があまり無かった可能性。 -- 名無しさん (2021-06-02 14:32:25) - ダダは速さは一番だけどコントロールできてないってことでは…… -- 名無しさん (2021-09-18 01:44:05) - 基本全員仲いいんだよなこの四人。性格見てるといかにも互いに嫌い合いそうなのに -- 名無しさん (2022-09-10 01:27:23) - 原作の設定的にも見た目的にもヒョロいイメージなケムールをパワー系の巨漢にする発想の転換がいい -- 名無しさん (2024-04-28 06:46:01) #comment #areaedit(end) }

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: