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「雪見だいふく」(2023/12/10 (日) 21:06:49) の最新版変更点
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&font(#6495ED){登録日}：2009/08/26(水) 02:42:45
&font(#6495ED){更新日}：&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}：約 4 分で読めます
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――アイス売り場を覗けば、必ず見かける双円のフォルム。
どこか懐かしく感じるのはなぜだろう。
……あぁそうだ、この形は……
#center(){&font(#ffc0cb){お っ ぱ い だ …}}
ジャイアン●コーンを買いに来た僕は、思わずそれを手に取ってかごに入れた――
家に持ち帰り、早速一口でパクリ
「おーもちっ♪もーちもちっ♪雪見だいフグッ！？」
……しまった…喉につまっ……息…出来ね………
もがく手足で周りを荒らす。
ヒュー…コヒューッ…ヒュ…。
ふと何かが手に当たる………あぁそうだ、この形は……
#center(){&font(#ff0000){お っ ぱ い だ …}}
遺体の手には溶けた雪見だいふくがあった――
雪見だいふくは、ロッテが販売している氷菓にして和菓子。
「寒い冬はアイスが売れにくい」という状況を打開するために生み出された。
その名の通り、アイスクリームを[[餅]]で包み、大福のように仕上げた一品である。
学校給食でこれが出た際には、児童生徒がおかしなテンションになること請け合い。
発売は1981年と意外に古いが、時代を超えて若い世代を中心に親しまれ、[[日本>日本国]]を代表するアイスとなっている。
普通の餅は、温度が下がると固くなってしまうため、冷たい菓子には向かない。
(普通の大福を思い浮かべて頂きたい)
これを解決するため、雪見だいふくでは、皮に糖類やデンプン等を加えた「ぎゅうひ」を用いている。
ぎゅうひは、水を加えて練ったもち米の粉に、砂糖や水飴などを加えるなどして作られる、和菓子の材料となる餅である。
これを採用したことで、零下で保存しなければならないアイスクリームとの組み合わせが実現した。
外を包む餅の柔らかな食感と、中から溶け出すアイスクリームとのコンビネーションは、100円前後のアイスの中では他の追随を許さない高級感を生み出す。
……というのは、食べ頃である冷凍庫から取り出して数分以上経過した後だけ。
それより前にかじりついて、アイスの固さに歯が立たないなんてこともしばしば。
むしろ誰もが通る道である。
通常品の中身はオーソドックスなバニラ風味のアイスクリーム。
バリエーションとして[[チョコレート]]味やイチゴ味、抹茶黒みつ味なども存在するが、いずれも基本的に期間限定。
バニラ味だけでも根強い人気を誇る。
また、ぎゅうひに金箔を練り込んだ「黄金(こがね)の雪見だいふく」なる物が販売されたことがある。
が、実は中身は
&font(#ff0000){普 通 の バ ニ ラ。}
味の違いはほとんど、というか全くなく、ある意味黒歴史。
買ってガッカリした人も多いだろうが、「やっぱり普通が一番」ということを教えてくれたと思って諦めるべし。
またいつぞや発売された生チョコ味は人気があり、いくつもの店で品切れをおこすほどだった。
今から考える生チョコから期間限定味は100円より高くなっている。
余談だが、2008年度のモンド・セレクションで金賞を受賞し、名実ともに日本を代表するアイスとなった。
また、給食にでる一個包装の雪見だいふくは市販されておらず、学校給食会を通してしか買えないという意外とレアもの。
ちなみに11月18日は『いい雪見だいふくの日』だそうである。
そのわけは…雪見だいふくのパッケージを縦にすると｢18｣に見えてきませんか？
｢雪見だいふく｣＝｢18｣で、11月18日はいい雪見だいふくの日……らしいよ！
俺は大好きな雪見だいふくを友達がいるなかで買った。
別に好きでもない女が「一個ちょうだい」といった。
躊躇しながらも……あげた。
当然絡んでくるうざい友達、
「お前あいつが好きなのか?」
「ちがう」
「なら俺にもくれよ?」
俺はごみ箱へ向けて駆け出した。
からになったおっぱい型の容器を持って……
#center(){&font(#800080){-BAD END-}}
追記、修正よろしくー
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}
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#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- おい……なんだ……甘いアイスの項目でありながら、甘酸っぱくもほろ苦いっこの感じは…… -- 名無しさん (2013-10-31 18:39:56)
- これも美味しいけどこれの前身だった「わたぼうし」（お餅の代わりにマシュマロでくるんでいた）のほうが好きだった。 -- 名無しさん (2013-10-31 21:08:53)
- 最近のヤツは昔のに比べて冷凍庫から出したてでも柔らかくなった気がする。企業努力の賜物か。 -- 名無しさん (2013-10-31 22:08:10)
- 皮を剥いでアイスだけ先に食べ、残った皮を口の中でゆっくり溶かすのが俺の贅沢さ。 -- 名無しさん (2013-10-31 22:10:10)
- なんやこの冒頭の事件… -- 名無しさん (2013-11-09 19:19:53)
- むしろ、冷凍庫から出したばかりの、かちかちでも大歓迎なワタス。 -- 名無しさん (2013-11-09 19:38:23)
- 21世紀では給食として有名。 -- 名無しさん (2014-01-13 18:30:20)
- 本物のイチゴ入れた雪見だいふくが食いたい -- 名無しさん (2014-01-13 21:20:22)
- 表面のモチが美味い -- 名無しさん (2014-01-16 02:18:05)
- スーパーカップでもBADENDだったな・・・チクショー！ -- 名無しさん (2014-01-25 20:04:54)
- 付属の楊子って基本使わないような。 -- 名無しさん (2014-11-01 12:14:35)
- 「「寒い冬はアイスが売れにくい」という状況を打開するために生み出された。 」ってそれを打開すべき問題と認識できる発想がすげえ… -- 名無しさん (2014-11-24 08:52:04)
- これとこたつのコンボは最高だね。 -- 名無しさん (2014-12-13 19:22:51)
- 小さくなりすぎぃ！ -- 名無しさん (2016-09-28 12:32:18)
- あずきバーをレンジで溶かして、雪見だいふくを入れるとおしるこ感覚になるぞ。 -- スイーツ最高 (2017-12-24 09:39:56)
- 給食で出るとか羨ましすぎる… -- 名無しさん (2017-12-24 21:49:05)
- 外国だとこれ系列の菓子がMOCHIとして広まってるんやっけ -- 名無しさん (2019-02-13 20:17:28)
- 家事ヤロウでやってたパンにサンドしてトースターで焼くのが実に美味そうだった -- 名無しさん (2021-05-08 23:02:31)
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――アイス売り場を覗けば、必ず見かける双円のフォルム。
どこか懐かしく感じるのはなぜだろう。
……あぁそうだ、この形は……
#center(){&font(#ffc0cb){お っ ぱ い だ …}}
ジャイアン●コーンを買いに来た僕は、思わずそれを手に取ってかごに入れた――
家に持ち帰り、早速一口でパクリ
「おーもちっ♪もーちもちっ♪雪見だいフグッ！？」
……しまった…喉につまっ……息…出来ね………
もがく手足で周りを荒らす。
ヒュー…コヒューッ…ヒュ…。
ふと何かが手に当たる………あぁそうだ、この形は……
#center(){&font(#ff0000){お っ ぱ い だ …}}
遺体の手には溶けた雪見だいふくがあった――
雪見だいふくは、ロッテが販売している氷菓にして和菓子。
「寒い冬はアイスが売れにくい」という状況を打開するために生み出された。
その名の通り、アイスクリームを[[餅]]で包み、大福のように仕上げた一品である。
学校給食でこれが出た際には、児童生徒がおかしなテンションになること請け合い。
発売は1981年と意外に古いが、時代を超えて若い世代を中心に親しまれ、[[日本>日本国]]を代表するアイスとなっている。
元々はその前年、1980年にマシュマロでアイスクリームを包んだ「わたぼうし」が発売され人気を博し、より日本人好みの餅を使用した大福風アイスの開発が求められた。
普通の餅は、温度が下がると固くなってしまうため、冷たい菓子には向かない。
(普通の大福を思い浮かべて頂きたい)
これを解決するため、雪見だいふくでは、皮に糖類やデンプン等を加えた「ぎゅうひ」を用いている。
ぎゅうひは、水を加えて練ったもち米の粉に、砂糖や水飴などを加えるなどして作られる、和菓子の材料となる餅である。
これを採用したことで、零下で保存しなければならないアイスクリームとの組み合わせが実現した。
外を包む餅の柔らかな食感と、中から溶け出すアイスクリームとのコンビネーションは、100円前後のアイスの中では他の追随を許さない高級感を生み出す。
……というのは、食べ頃である冷凍庫から取り出して数分以上経過した後だけ。
それより前にかじりついて、アイスの固さに歯が立たないなんてこともしばしば。
むしろ誰もが通る道である。
通常品の中身はオーソドックスなバニラ風味のアイスクリーム。
バリエーションとして[[チョコレート]]味やイチゴ味、抹茶黒みつ味なども存在するが、いずれも基本的に期間限定。
バニラ味だけでも根強い人気を誇る。
また、ぎゅうひに金箔を練り込んだ「黄金(こがね)の雪見だいふく」なる物が販売されたことがある。
が、実は中身は
&font(#ff0000){普 通 の バ ニ ラ。}
味の違いはほとんど、というか全くなく、ある意味黒歴史。
買ってガッカリした人も多いだろうが、「やっぱり普通が一番」ということを教えてくれたと思って諦めるべし。
またいつぞや発売された生チョコ味は人気があり、いくつもの店で品切れをおこすほどだった。
今から考える生チョコから期間限定味は100円より高くなっている。
余談だが、2008年度のモンド・セレクションで金賞を受賞し、名実ともに日本を代表するアイスとなった。
また、給食にでる一個包装の雪見だいふくは市販されておらず、学校給食会を通してしか買えないという意外とレアもの。
ちなみに11月18日は『いい雪見だいふくの日』だそうである。
そのわけは…雪見だいふくのパッケージを縦にすると｢18｣に見えてきませんか？
｢雪見だいふく｣＝｢18｣で、11月18日はいい雪見だいふくの日……らしいよ！
俺は大好きな雪見だいふくを友達がいるなかで買った。
別に好きでもない女が「一個ちょうだい」といった。
躊躇しながらも……あげた。
当然絡んでくるうざい友達、
「お前あいつが好きなのか?」
「ちがう」
「なら俺にもくれよ?」
俺はごみ箱へ向けて駆け出した。
からになったおっぱい型の容器を持って……
#center(){&font(#800080){-BAD END-}}
追記、修正よろしくー
#include(テンプレ２)
#right(){この項目が面白かったなら……＼ポチッと/
#vote3(time=600,4)
}
#include(テンプレ3)
#openclose(show=▷ コメント欄){
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- おい……なんだ……甘いアイスの項目でありながら、甘酸っぱくもほろ苦いっこの感じは…… -- 名無しさん (2013-10-31 18:39:56)
- これも美味しいけどこれの前身だった「わたぼうし」（お餅の代わりにマシュマロでくるんでいた）のほうが好きだった。 -- 名無しさん (2013-10-31 21:08:53)
- 最近のヤツは昔のに比べて冷凍庫から出したてでも柔らかくなった気がする。企業努力の賜物か。 -- 名無しさん (2013-10-31 22:08:10)
- 皮を剥いでアイスだけ先に食べ、残った皮を口の中でゆっくり溶かすのが俺の贅沢さ。 -- 名無しさん (2013-10-31 22:10:10)
- なんやこの冒頭の事件… -- 名無しさん (2013-11-09 19:19:53)
- むしろ、冷凍庫から出したばかりの、かちかちでも大歓迎なワタス。 -- 名無しさん (2013-11-09 19:38:23)
- 21世紀では給食として有名。 -- 名無しさん (2014-01-13 18:30:20)
- 本物のイチゴ入れた雪見だいふくが食いたい -- 名無しさん (2014-01-13 21:20:22)
- 表面のモチが美味い -- 名無しさん (2014-01-16 02:18:05)
- スーパーカップでもBADENDだったな・・・チクショー！ -- 名無しさん (2014-01-25 20:04:54)
- 付属の楊子って基本使わないような。 -- 名無しさん (2014-11-01 12:14:35)
- 「「寒い冬はアイスが売れにくい」という状況を打開するために生み出された。 」ってそれを打開すべき問題と認識できる発想がすげえ… -- 名無しさん (2014-11-24 08:52:04)
- これとこたつのコンボは最高だね。 -- 名無しさん (2014-12-13 19:22:51)
- 小さくなりすぎぃ！ -- 名無しさん (2016-09-28 12:32:18)
- あずきバーをレンジで溶かして、雪見だいふくを入れるとおしるこ感覚になるぞ。 -- スイーツ最高 (2017-12-24 09:39:56)
- 給食で出るとか羨ましすぎる… -- 名無しさん (2017-12-24 21:49:05)
- 外国だとこれ系列の菓子がMOCHIとして広まってるんやっけ -- 名無しさん (2019-02-13 20:17:28)
- 家事ヤロウでやってたパンにサンドしてトースターで焼くのが実に美味そうだった -- 名無しさん (2021-05-08 23:02:31)
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