緯度0大作戦

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&font(#6495ED){登録日}:2011/07/03(日) 11:59:49 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 「緯度0大作戦」は1969年7月26日に公開された東宝の特撮映画である。 日米合作作品で、東宝特撮を支えた[[本多猪四郎>本多猪四郎(映画監督)]]氏、[[円谷英二]]氏が組んだ最後の作品である。 海外版タイトルは「LATITUDE ZERO」、「ATRAGONⅡ」。「ATRAGON」は「[[海底軍艦]]」の海外版であるため、アメリカでは海底軍艦の続編にされたらしい。 東宝チャンピオンまつりでも短縮版が「緯度0大作戦 海底大戦争」というタイトルで公開された。 【あらすじ】 海流の観測をしていた潜水艦が海底火山の噴火に巻き込まれてしまう。乗組員の田代博士達は謎の潜水艦アルファ号に救助された。 そのアルファ号が属する、海底二万mに位置する緯度0基地に迎えられた田代達が見たのは、争いも無く優れた科学技術が支えるユートピアだった。ここには地上の科学者も多数亡命しており、政治のしがらみも無く自由に研究していた。 しかし、そんな緯度0基地にもマリクという対立する悪の科学者がいた。 彼は緯度0基地に亡命予定の岡田博士を拉致し、アルファ号に戦いを挑む。   【概要】 本作は日米合作作品として、アメリカのドン・シャーププロから提案された企画である。元々はアメリカで1940年代に放送されたラジオドラマで、原作者が映像化を求めたのがきっかけだった。 話しはまとまり、製作費3億6千万は折半で負担し、製作は日本で行われることとなった。 キャストは「市民ケーン」や「第三の男」といった海外映画に出演していたジョゼフ・コットンや、テレビや映画で悪役としてキャリアを重ねたシーザー・ロメロといった海外のベテラン俳優や女優達が呼ばれ、日本側からは英語が話せる宝田明や岡田真澄が選ばれた。日本側キャストは海外版では全編吹き替え無しで英語で話しているとのことである。 スタッフは監督が本多氏、特撮が円谷氏、音楽が伊福部氏の黄金トリオであり、この3人による作品は本作が最後である。 また、脚本は原作者が書いた脚本を関沢新一氏が仕上げている。   しかし、製作中にドン・シャーププロは倒産してしまう。海外俳優達が契約不履行で帰国する意向が伝えられると、後に引けない東宝が製作費を全部支払いをして何とか製作をした。 しかし、これにより多大な製作費がかかった割には興行成績は振るわず、東宝は日米合作に積極的に参加することはなくなった。 また日米合作による権利問題のせいかソフト化が遅れ、DVD化されたのは2006年になってからだった。 作品としてはアメリカの意向が強い作品で、通常の東宝特撮とはやや違ったテイストの作品である。 また、潜水艦関係の特撮が素晴らしい一方で、怪物達の着ぐるみがあまり良くなかったり、物議を催すようなラストシーン等、東宝特撮作品の中では評価が低い方の作品である。   【登場人物】 ◆田代博士(演:宝田明) 海洋学者であり、海流調査のリーダー格であった。アルファ号に救助され、0基地に来てからは感銘を受けたようだった。 演じた宝田明氏は本作が最後の東宝特撮の主演となった。 ◆ジュール博士(演:岡田真澄) 海流調査に参加した地質学者。田代博士と共にアルファ号に救助された。 演じた岡田真澄氏は東宝特撮の参加は本作のみで、宝田明氏とは東宝ニューフェイス同期で友人だった。後にファンファン大佐になるのは別の話。 ◆ペリー(演:リチャード・ジャッケル) 海流調査に同行した記者で、田代達と一緒に救助された。記者であるためか、田代達とは0基地の受け止め方が少々違うようだ。 ◆マッケンジー(演:ジョゼフ・コットン) アルファ号の艦長であり、地上では考えられないくらい長命である。マリクとは深い因縁がある模様。 吹き替えは納谷悟朗氏が担当した。   ◆岡田博士(演:中村哲) 医学博士であり、娘と共に0基地に向かうが、マリクに捕らえられる。 ◆マリク(演:ロメロ・シーザー) マッケンジーと対立する悪の科学者。アルファ号を執拗に付け狙う。自ら怪物を作り出すこともある。 因みに、ロメロはTV版『バットマン』のジョーカー役としても有名で、その演技はジャック・ニコルソンやヒース・レジャーのモダンバットマンを代表する名優の参考にされた程。 ◆ルクレチア(演:パトリシア・メディナ) マリクの情婦。黒い蛾を疎んでいる。 演じたパトリシアはジョゼフ・コットンの夫人である。 ◆黒い蛾(演:黒木ひかる) 黒鮫号の艦長でマリクを好いているが、ルクレチアからは嫌われている。 最後はグリホンの頭脳にされる。 作り物とはいえ、ワンカットだけ映る脳みそむき出しの姿はなかなかエグい。 【緯度0基地】 緯度0地点の海底にあるユートピアで、優れた科学技術により繁栄している。地上から科学者達を受け入れており、地上ではその科学者達は死亡や行方不明扱いになっている。 空には人口太陽があり、海水から金を抽出して工業製品に使用している。また、基地で開発された技術は地上に少しずつ流出させ、地上に緩やかな発展を促している。 また支配者や政治家は居らず、住民1人1人が正しい生活をしている。   ◆アルファ号 緯度0基地所属の潜水艦。1805年に進水し、徐々に装備を充実させていたらしい。 また、ミサイルやレーザーを装備するが作中では不使用である。 最後には飛行までした万能潜水艦である。 緯度0基地にはバリアが張られており、アルファ号には同様のバリアがあるため中和して出入りが出来る。 アニメ「ふしぎの海のナディア」に登場したノーチラス号のモチーフとなった。 また、大中小のミニチュアが作成され大サイズは6m近い大きさだったとか。 【ブラッドロック島】 マリクの本拠地であり、ほとんどが岩で覆われた島である。 世界中に部下がおり、工作活動も行っている模様。 ◆黒鮫号 マリク所有の潜水艦であり、主戦力である。魚雷やレーザー砲が主力であり、アルファ号よりスピードが勝るが、バリアが搭載出来ないため緯度0基地には侵入出来ない。 艦長は黒い蛾で、副艦長的な地位に陳(演:黒部進)がいる。   ◆怪物達 すべてマリクによる物と思われる。演じたのは全て中島春雄氏。 多分歴代東宝特撮で一番ダメな着ぐるみ群の1つである。 ●グリホン ライオンとはげわしと組み合わせて、黒い蛾の頭脳を移植した怪物。&font(#ff0000){グリフォンではない。} 特殊な手術て巨大化しており、マリクにアルファ号を襲うように指示されたが、マリクに恨みがあるため黒鮫号を襲った。 ●こうもり人間 マリクにより作られた怪生物で、戦闘員的存在。マリクには忠実で、人質を取り押さえたり、侵入したアルファ号の面々を襲ったりした。 ●大ねずみ ブラッドロック島に放し飼いされている巨大ねずみ。五体登場し田代達を追いかけるが、一体は火炎放射機で死亡、残りは硫酸の湖に沈んだ。   【メディア化について】 本作はドン・シャーププロとの間の契約書が不明なためメディア化が長く不可能だった。 しかし、劇場公開の権利はあったため、稀に劇場で公開されていたようである。 後年契約書が発見されたことでDVD化され、単品版と解説書や海外版、チャンピオンまつり用短縮版が同梱された特別版が発売された。 単品版がレンタルされており、宝田明氏のオーコメが収録されている。 当時の思い出や、役者人生全体の思い出を語っている。 宇宙ロマンより海洋ロマンが好きな方は追記・修正をお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,3) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} #openclose(show=コメント欄){ - 東宝の怪獣の図鑑で名前だけ知ってたが評価低かったのか -- 名無しさん (2014-08-31 09:48:41) - こうもり人間はゴッドマンにも「バットマン」の名で出てたな。 -- 名無しさん (2016-01-24 13:51:51) - 大ねずみが出ているが大映ではヒッチコックの鳥を意識して大量の巨大ネズミが活躍するネズラを製作しようとしたが様々な問題で失敗、結果中止に。こちらは着ぐるみを使う案もあったがもし実現していたらこちらより早く巨大ネズミが出る映画が世に出た。 -- 名無しさん (2016-01-24 15:13:26) - アニゴジ前日譚の『怪獣黙示録』『プロジェクト・メカゴジラ』にもグリホンが登場している。群れで出現し、エジプトを壊滅させたようだ。また、「クソネズミ」と大ネズミらしき怪獣の存在も語られている -- 名無しさん (2020-03-03 03:20:19) - 昔は「コットンが老後の小遣い稼ぎのために出演した映画」扱いされていたが、当のコットンは自伝の中でこの作品について言及(主に製作トラブル解決のてんまつ)、更に本多監督のことを「自分が出会った映画人の中での最も才能ある人物の一人」と絶賛しているという!凄い!凄いよ! -- 名無しさん (2020-07-23 12:02:44) - 欠点を強いて挙げるなら、緯度0世界の描写があまりなされないうちにマリクとの決戦になし崩し的に突入してしまうことかな。でも滅法面白い映画だと思いますよ。 -- 名無しさん (2020-08-18 12:27:51) - 公開当時の『キネマ旬報』では「合成が粗過ぎて緯度ゼロが地震国に見えてしまう」と評されていたが、映像ソフトを見る限りではそんなことはない。デジタルリマスターによって修正されたのか?それとも家庭用のテレビ画面ではアラが目立たないのか? -- 名無しさん (2021-03-15 22:15:11) #comment }
&font(#6495ED){登録日}:2011/07/03(日) 11:59:49 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 「緯度0大作戦」は1969年7月26日に公開された東宝の特撮映画である。 日米合作作品で、東宝特撮を支えた[[本多猪四郎>本多猪四郎(映画監督)]]氏、[[円谷英二]]氏が組んだ最後の作品である。 海外版タイトルは「LATITUDE ZERO」、「ATRAGONⅡ」。「ATRAGON」は「[[海底軍艦]]」の海外版であるため、アメリカでは海底軍艦の続編にされたらしい。 公開から5年後の1974年冬の東宝チャンピオンまつりでも短縮版が「緯度0大作戦 海底大戦争」というタイトルで公開された。 【あらすじ】 海流の観測をしていた潜水艦が海底火山の噴火に巻き込まれてしまう。乗組員の田代博士達は謎の潜水艦アルファ号に救助された。 そのアルファ号が属する、海底二万mに位置する緯度0基地に迎えられた田代達が見たのは、争いも無く優れた科学技術が支えるユートピアだった。ここには地上の科学者も多数亡命しており、政治のしがらみも無く自由に研究していた。 しかし、そんな緯度0基地にもマリクという対立する悪の科学者がいた。 彼は緯度0基地に亡命予定の岡田博士を拉致し、アルファ号に戦いを挑む。   【概要】 本作は日米合作作品として、アメリカのドン・シャーププロから提案された企画である。元々はアメリカで1940年代に放送されたラジオドラマで、原作者が映像化を求めたのがきっかけだった。 話しはまとまり、製作費3億6千万は折半で負担し、製作は日本で行われることとなった。 キャストは「市民ケーン」や「第三の男」といった海外映画に出演していたジョゼフ・コットンや、テレビや映画で悪役としてキャリアを重ねたシーザー・ロメロといった海外のベテラン俳優や女優達が呼ばれ、日本側からは英語が話せる宝田明や岡田真澄が選ばれた。日本側キャストは海外版では全編吹き替え無しで英語で話しているとのことである。 スタッフは監督が本多氏、特撮が円谷氏、音楽が伊福部氏の黄金トリオであり、この3人による作品は本作が最後である。 また、脚本は原作者が書いた脚本を関沢新一氏が仕上げている。   しかし、製作中にドン・シャーププロは倒産してしまう。海外俳優達が契約不履行で帰国する意向が伝えられると、後に引けない東宝が製作費を全部支払いをして何とか製作をした。 しかし、これにより多大な製作費がかかった割には興行成績は振るわず、東宝は日米合作に積極的に参加することはなくなった。 また日米合作による権利問題のせいかソフト化が遅れ、DVD化されたのは2006年になってからだった。 作品としてはアメリカの意向が強い作品で、通常の東宝特撮とはやや違ったテイストの作品である。 また、潜水艦関係の特撮が素晴らしい一方で、怪物達の着ぐるみがあまり良くなかったり、物議を催すようなラストシーン等、東宝特撮作品の中では評価が低い方の作品である。   【登場人物】 ◆田代博士(演:宝田明) 海洋学者であり、海流調査のリーダー格であった。アルファ号に救助され、0基地に来てからは感銘を受けたようだった。 演じた宝田明氏は本作が最後の東宝特撮の主演となった。 ◆ジュール博士(演:岡田真澄) 海流調査に参加した地質学者。田代博士と共にアルファ号に救助された。 演じた岡田真澄氏は東宝特撮の参加は本作のみで、宝田明氏とは東宝ニューフェイス同期で友人だった。後にファンファン大佐になるのは別の話。 ◆ペリー(演:リチャード・ジャッケル) 海流調査に同行した記者で、田代達と一緒に救助された。記者であるためか、田代達とは0基地の受け止め方が少々違うようだ。 ◆マッケンジー(演:ジョゼフ・コットン) アルファ号の艦長であり、地上では考えられないくらい長命である。マリクとは深い因縁がある模様。 吹き替えは納谷悟朗氏が担当した。   ◆岡田博士(演:中村哲) 医学博士であり、娘と共に0基地に向かうが、マリクに捕らえられる。 ◆マリク(演:ロメロ・シーザー) マッケンジーと対立する悪の科学者。アルファ号を執拗に付け狙う。自ら怪物を作り出すこともある。 因みに、ロメロはTV版『バットマン』のジョーカー役としても有名で、その演技はジャック・ニコルソンやヒース・レジャーのモダンバットマンを代表する名優の参考にされた程。 ◆ルクレチア(演:パトリシア・メディナ) マリクの情婦。黒い蛾を疎んでいる。 演じたパトリシアはジョゼフ・コットンの夫人である。 ◆黒い蛾(演:黒木ひかる) 黒鮫号の艦長でマリクを好いているが、ルクレチアからは嫌われている。 最後はグリホンの頭脳にされる。 作り物とはいえ、ワンカットだけ映る脳みそむき出しの姿はなかなかエグい。 【緯度0基地】 緯度0地点の海底にあるユートピアで、優れた科学技術により繁栄している。地上から科学者達を受け入れており、地上ではその科学者達は死亡や行方不明扱いになっている。 空には人口太陽があり、海水から金を抽出して工業製品に使用している。また、基地で開発された技術は地上に少しずつ流出させ、地上に緩やかな発展を促している。 また支配者や政治家は居らず、住民1人1人が正しい生活をしている。   ◆アルファ号 緯度0基地所属の潜水艦。1805年に進水し、徐々に装備を充実させていたらしい。 また、ミサイルやレーザーを装備するが作中では不使用である。 最後には飛行までした万能潜水艦である。 緯度0基地にはバリアが張られており、アルファ号には同様のバリアがあるため中和して出入りが出来る。 アニメ「ふしぎの海のナディア」に登場したノーチラス号のモチーフとなった。 また、大中小のミニチュアが作成され大サイズは6m近い大きさだったとか。 【ブラッドロック島】 マリクの本拠地であり、ほとんどが岩で覆われた島である。 世界中に部下がおり、工作活動も行っている模様。 ◆黒鮫号 マリク所有の潜水艦であり、主戦力である。魚雷やレーザー砲が主力であり、アルファ号よりスピードが勝るが、バリアが搭載出来ないため緯度0基地には侵入出来ない。 艦長は黒い蛾で、副艦長的な地位に陳(演:黒部進)がいる。   ◆怪物達 すべてマリクによる物と思われる。演じたのは全て中島春雄氏。 多分歴代東宝特撮で一番ダメな着ぐるみ群の1つである。 ●グリホン ライオンとはげわしと組み合わせて、黒い蛾の頭脳を移植した怪物。&font(#ff0000){グリフォンではない。} 特殊な手術て巨大化しており、マリクにアルファ号を襲うように指示されたが、マリクに恨みがあるため黒鮫号を襲った。 ●こうもり人間 マリクにより作られた怪生物で、戦闘員的存在。マリクには忠実で、人質を取り押さえたり、侵入したアルファ号の面々を襲ったりした。 ●大ねずみ ブラッドロック島に放し飼いされている巨大ねずみ。五体登場し田代達を追いかけるが、一体は火炎放射機で死亡、残りは硫酸の湖に沈んだ。   【メディア化について】 本作はドン・シャーププロとの間の契約書が不明なためメディア化が長く不可能だった。 しかし、劇場公開の権利はあったため、稀に劇場で公開されていたようである。 後年契約書が発見されたことでDVD化され、単品版と解説書や海外版、チャンピオンまつり用短縮版が同梱された特別版が発売された。 単品版がレンタルされており、宝田明氏のオーコメが収録されている。 当時の思い出や、役者人生全体の思い出を語っている。 宇宙ロマンより海洋ロマンが好きな方は追記・修正をお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,3) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} #openclose(show=コメント欄){ - 東宝の怪獣の図鑑で名前だけ知ってたが評価低かったのか -- 名無しさん (2014-08-31 09:48:41) - こうもり人間はゴッドマンにも「バットマン」の名で出てたな。 -- 名無しさん (2016-01-24 13:51:51) - 大ねずみが出ているが大映ではヒッチコックの鳥を意識して大量の巨大ネズミが活躍するネズラを製作しようとしたが様々な問題で失敗、結果中止に。こちらは着ぐるみを使う案もあったがもし実現していたらこちらより早く巨大ネズミが出る映画が世に出た。 -- 名無しさん (2016-01-24 15:13:26) - アニゴジ前日譚の『怪獣黙示録』『プロジェクト・メカゴジラ』にもグリホンが登場している。群れで出現し、エジプトを壊滅させたようだ。また、「クソネズミ」と大ネズミらしき怪獣の存在も語られている -- 名無しさん (2020-03-03 03:20:19) - 昔は「コットンが老後の小遣い稼ぎのために出演した映画」扱いされていたが、当のコットンは自伝の中でこの作品について言及(主に製作トラブル解決のてんまつ)、更に本多監督のことを「自分が出会った映画人の中での最も才能ある人物の一人」と絶賛しているという!凄い!凄いよ! -- 名無しさん (2020-07-23 12:02:44) - 欠点を強いて挙げるなら、緯度0世界の描写があまりなされないうちにマリクとの決戦になし崩し的に突入してしまうことかな。でも滅法面白い映画だと思いますよ。 -- 名無しさん (2020-08-18 12:27:51) - 公開当時の『キネマ旬報』では「合成が粗過ぎて緯度ゼロが地震国に見えてしまう」と評されていたが、映像ソフトを見る限りではそんなことはない。デジタルリマスターによって修正されたのか?それとも家庭用のテレビ画面ではアラが目立たないのか? -- 名無しさん (2021-03-15 22:15:11) #comment }

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