LastLivingL.S.I.

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&font(#6495ED){登録日}:2011/11/03 Thu 22:44:57 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &font(#008000){/***************************} &font(#008000){/*Number of file 0} &font(#008000){/***************************} &font(#008000){/*―――――――――――――} &font(#008000){/*●前文} &font(#008000){/*―――――――――――――} &font(#ff0000){人は神によって大地から作られ} &font(#ff0000){人は大地を覆い} &font(#ff0000){人は幾多の戦いを経ることで繋がりを得た} &font(#ff0000){ならば} &font(#ff0000){人の手によって大地から作られたものは} &font(#ff0000){どうなっていくのか} [[川上稔]]原作のストーリー。 川上稔の作品群はそのほとんどが〈都市世界〉と呼ばれる一連の世界観の歴史上における出来事であるが、これは〈都市世界〉とは一切関係ない珍しい作品。とはいえ、自動人形を初め一部のガジェットは多作品と共通のモノとなっている。 企画が始まったのは2007年頃だが、原案自体は10年以上前には出来ていたらしい。 内容的には、パソコン黎明期における企業間の販売競争をベースとした自動人形達の戦争モノ。 キャラクターは全てパソコン、マイコンをベースとしているため、その時代の人ならばにやりと出来るかもしれない。 公式での略称はL3。 □ストーリー ストーリーは大まかに3部に別れ、それぞれ ・国内戦域編 ・太平洋上戦域編 ・“LastLivingL.S.I.”編 となっている。 舞台は極東。 民生用の自動人形(L.S.I.)を製造を主務とするN.E.C.(NeoEmpireComputer)、FUJI-2、S-Harpの三つの企業体は、製造したL.S.I.を企業間抗争に用い、毎日楽しくドンパチやっていました。 ところがそんなある日、異変がおきます。今まで様子見をしていた海外企業が極東に本格参戦。抗争は大規模化してさぁ大変。 三つの企業体はとりあえず協力して海外企業を撃退しようとしますが、企業体の内、N.E.Cの主力L.S.I.とFUJI-2の最新型L.S.I.はOSが海外製であり、一気に窮地に追い込まれます。 残ったS-Harpは自前のOSを使用した“68系”をチューンしまくってなんとか戦域を保ち、危機を脱します。 そんなこんなで海外企業との抗争も一段落。いわゆる膠着状態になってしまったわけですが、海外に対し膠着とか滅亡ルートまっしぐらに決まってます。 なんとか膠着状態を脱しようと、極東の全L.S.I.を総動員し、シリコンバレー地下6000kmに存在する全L.S.I.の母、ENIACを撃沈するための作戦、通称“LastLivingL.S.I.”を開始することになるのですが……? □登場するL.S.I. ○N.E.C.製 ・PC8001型 N.E.C初の自動人形。生産性を高めるため、耳無しかつ人差し指から薬指までの長さが同じという驚異のデフォルメ使用。 原作者のキャライメージは「教育係のおねーさん」or「親しい友人」。 全体的に白っぽい。 ・PC6001型 8001開発陣が“家庭用”を主眼に製作した機体。急造であったため、造りは甘いがデザインは実験的にいろいれつけられた。耳は有る。 原作者のキャライメージは「保母さん系」 ・PC6001Mk-2型 6001の後継機にして、N.E.C初の後継機。6001ね足りない部分を補うために作られた。このあたりから戦闘用を視野に入れたデザインとなっている。 キャライメージは「小学校の先生」or「先生の助手」 ・PC9801型 万能機の[[試作機]]。基本的には88型とあまり変わらないが、後の主力となるためね拡張性の高い機体。万能機を目指したため、出力も高い。このあたりから完全に“戦闘用”を意識しはじめる。 背部にはサブPCがついており、将来的には飛行用のブースターへとなる予定であった。 ・8801mk-ⅡSR型 御三家の一つ。背部に実験的に短期出力バーニアを搭載しており、移動力強化及び超短時間の飛行が可能となった。 ・PC88MC型 ・PC88AV改改型 対シリコンバレー用超巨大機その1。68K-XVIがベース。 役割は地上要塞っあり、浮遊機能は無し。百足脚でキリキリ動く。最期はバリケード変わりに。哀れ。 ○FUJI-2製 ・FM-7型 低価格。全体的に柔和なイメージ。服(外装)がやや和服っぽい。 曰く、クセはあるが性能は良い、とのこと。 キャライメージは「家庭におけるハウスキーパー」 ・FM-77AV型 御三家の一つ。短期航空戦及び地上戦を行える万能機体。ただ、ソフト面が弱く、動態より静態の把握に優れるため、狙撃が得意という謎試用。ソフトの弱さが尾を引き、後に家庭用へシフト。 ・FM-TOWNS型 ・FM-TOWNS改型 対シリコンバレー用の超巨大機その2。FM-TOWNSをベースにフォートレスパーツをつけられている。 重力制御による浮遊タイプ。 現場指揮と砲撃を担当したが、一機としてシリコンバレーから帰還することは無かった。 ○S-Harp製 ・MZ-80K型 S-Harpの名機。他の二社に比べ、鋭角的なデザインが特徴。外装はワンピース+スカートだが、S-Harpは後に侍女服型へとシフトしていく。 キャライメージは「先端トガリ系」 ・X-1turbo型 御三家の一つ。前身となるX-1が不備だらけで、それを見直す形で作られたモノであるため、これをX-1とする人もいるとか。 この辺から侍女化してきた。 ・X68000Ace型 ・68K-XVI型 ・68K-XVI改型 対シリコンバレー用超巨大機その3。決戦艦で、対シリコンバレー用の中で最も高攻撃力。 三機のみロールアウトし、[[マブラヴ]]よろしく全地上部隊の陽動を使用し、大陸間弾道弾でENIAC排熱路に突入した。 明確な主役のいない今作で唯一明言されている“主役機” ○海外製 ・Apple2c型 海の向こうの“新大陸”におけるホビー用主力機。非戦闘用で全長150センチ程度。 全体的に銀っぽい。 ・PV-7型 安定した機体。全体的に部品を削った簡素な造りをしている。が、部品削ったためやっぱ性能は低い。ドッキングステーションで拡張性を補う ・AT互換型 ・AMIGA1200型 ・AMIGA4000改 対シリコンバレー用超巨大機のカウンター。バーニアによる浮遊型で、ファンネル装備。 ・ENIAC 第二次大戦中に開発された自動人形。現代における全ての自動人形の母。 ENIAC以前にも自動人形自体は作られていたが、彼女が“母”と呼ばれるのには理由がある。 元来、自動人形の頭脳は人を模して作られていたが、完成度は低く人とは程遠いものだった。 人に比べ判断が性急かつ硬直傾向……要するに、融通が利かない石頭なモノになのだ。 しかしこれは判断、計算が早く、情報処理の一点に関して言えば、人間を遥かに凌駕する頭脳をもっているということであり、それ故自動人形は主にその情報処理能力を強化され、艦船や大型航空機の制御を担当していた。 第二次大戦中もその立ち位置は変わらずであったが、終戦間際、彼女が作り出されるられる事により自動人形は大きな転換点を迎える。 旧来の自動人形が“人を模し、人を目指した”ものであったのに対し、彼女……ENIACは一から“自動人形であることを目指して”作られたのだ。 これにより、今までの“人を模した人形としての”自動人形から完全に人と決裂した“種族としての”自動人形が生まれる事になる。 現在のスタンダードである“種族としての”自動人形は電子型頭脳の自動人形と呼ばれ、そして世界で最初の電子型頭脳の自動人形である彼女は“[[母>お母さん]]”と呼ばれるに至った。 因みに、L.S.I.の名もここから来ており、電子型頭脳の自動人形は“Large Silicon Intelligence” を略し、L.S.I.と呼ばれている。 尚、彼女は第二次大戦終了と共に廃棄される予定であったが、その功績が認められ、[[米国>アメリカ合衆国]]の地下深くに凍結されている。 とまぁここまで書いていてアレだがぶっちゃけコレ、没作品である。 が、[[pixiv]]に一応設定画が上がっている他、11/03に開催された同人誌即売会でも、設定原画集が発売された。 以前はそれしか入手ルートが無かったが、TENKYのサイト復活に伴い通販も開始したため興味があればそちらから。 追記・修正頼みます。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() #comment #areaedit(end) }
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