WHITESNAKE

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&font(#6495ED){登録日}:2013/03/18(日) 18:21:32 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 14 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#ff0000){イン・ザ・サム・ファイヤー!!!}} WHITESNAKEとは、1978年にデビューしたイギリスのハードロックバンドである。 [[DEEP PURPLE]](以下パープル)の3代目ボーカリストのディヴィッド・カヴァーディルのソロアルバムのメンバーを中心に結成。 日本、イギリス、好みの音楽性であるブルース・ハードロック系の哀愁を感じさせる曲と、 腕の確かなメンバー達によるレベルの高いパフォーマンスにより人気を博した。 デヴィカヴァ、ミッキー・ムーディー、バー二―・マースデン、ニール・マーレイと、 元パープルのペイス&ロードのメンバーで作ったアルバム「フール・フォー・ユア・ラヴィング」を全英6位まで送り出し、最初の黄金期を迎えるが、 デヴィカヴァの薬物問題、パープル以来の恩人ジョン・コレッタのマネージメントとの確執とメンバーに対する余りに酷いギャラの支払いの問題により、 1982年に一旦(偽装)解散する。その際の契約の関係か、「Slide It In」以前のアルバムに関してはデイヴィッドに楽曲の権利がない状態とのことである。 そしてゲフィン・レコードと契約&メンバーチェンジを行い1984年に活動再開し、 1987年に出した「サーペンス・アルバス」が全米2位・800万枚の大ヒットとなり一躍トップレベルのバンドにのし上がり1991年まで活躍し解散。 1994年にベストアルバムのサポートと集金を兼ねて一時的に再結成し、1997年に「レストレス・ハート」を出して完全に解散…と思いきや、 2003年にメンバーを一新して再結成。現在はリズム隊を頻繁に変えつつも新作アルバムを2枚出して活動中。 [[ジョジョのホワイトスネイク>ホワイトスネイク(ジョジョの奇妙な冒険)]]の元ネタでもある。 ■結成の経緯 1976年にパープル解散後、ディヴィッド・カヴァーディルは元パープルのロジャー・グローバーをプロデューサーに迎え2枚のソロアルバムを出しソロ活動を行うが、 セールスは&font(#ff0000){爆死}。 バンドによるツアーの大切さを実感したデヴィカヴァはソロアルバムに参加してたミッキー・ムーディーを中心としてバンドを結成する。 しかし、ドラムとキーボードーは人選が上手くいかずとりあえずその場しのぎのサポートメンバーであった。 その後、意中の人であったジョン・ロードが加入し、&del(){コージー・パウエル獲得に失敗して}イアン・ペイスが加入し、みんなが良く知るラインナップが完成した。 ■メンバーの変遷 ボーカリスト:デイヴィッド・カヴァーディル バンドの創設者にして唯一のオリジナル・メンバー。身長179cm。 1987年以降のWHITESNAKEは彼を他のメンバーがサポートをする形をとっている。 マイクスタンドを逆さにしてち○こに見立てて構えるパフォーマンスは彼の代名詞である。 活動当初はパープル時代の黒髪&&font(#800080){ディープボイス}&&font(#994c00){ブルーズ}路線が売りだったが1984年以降徐々にHR路線に移行し、 喉のポリープ手術を受けた後の1987年以降は&font(#ffdc00){金髪}&&font(#ff0000){ハイトーンボイス}&&font(#0000ff){HR/HM}路線に変貌した。 どうしてこうなった? その為折角直した喉をすぐ壊してしまい、現在はシャウトが&font(#008000){カラスの鳴き声}の様な劣化ぶりになっている。 ただし無理のない範囲の音域での落ち着いた歌唱であればまだまだ現役。 体型に関しては節制しているのか全盛期の頃とあまり体格が変わらない。 これでもDEEP PURPLE加入前は肥満体型+斜視だったというのだからまさに劇的ビフォーアフター。 ●ギタリスト 初代:ミッキー・ムーディー(1978~1983) 最初のソロ2枚から参加。彼のスライド・ギターは初期の抒情溢れるサウンドに大きな貢献をしている。 1982年の偽装解散後も在籍し続けたが、「SLIDE IT IN (UK MIX)」を最後に脱退する。 脱退後は後述するなんちゃって白蛇バンドである一連のバンド活動に唯一参加し続けてる。 在籍中は帽子を被ってたが、今はバンダナに変化している以外はバーニーと違って容姿に変化が無い。 ちなみにALCATRAZZのグラハム・ボネットの3rdソロアルバム「Night Games」にも全面参加しており、渋さあふれるギターを披露している。 初代:バー二ー・マースデン(1978~1982) ツイン・ギターのもう一人。彼の弾くギターソロはかなり粘っこく「Mistreated」ではリッチーとは一味違ったソロが楽しめる。 またコーラスも上手く、彼がリードヴォーカルの曲も存在する。 1982年の偽装解散時にそのまま脱退。 以後ALASKAとかSOSでの活動後、ムーディーと共に「クラッシック・スネイク」路線の活動を自らリーダーになって行いデヴィカヴァを批判し続けていたが、 M3が解散した後の2010年に&font(#ff0000){&u(){&font(#ffffff){偶然空港でデヴィカヴァと再会し電撃的に和解する}}}。 その後かつての態度とは180°変わりDVDの編集にも携わり、2011年には&font(#ff0000){30年振りに}WHITESNAKEのライブにゲスト参加までした。 昔からやや太めだったが現在はかの沢田研二が痩せて見える程[[激太り>http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/3/33/Bernie_Marsden.jpg]]してしまってる。 因みに名曲「Here I Go Again」はデヴィカヴァと彼の共作。 2代目:メル・ギャレー(1982~1984) 元トラピーズ。HR寄りの人で「モンスターズ・オブ・ロック 83」でのくねくねパフォーマンスは不評を買った。 因みに「SLIDE IT IN」の「Gambler」という曲は彼のソロプロジェクトPHENOMENAの「KISS OF FIRE」を本人公認の元まんまパクってる。 SLIDE IT INツアー中の4月9日腕の負傷により脱退。デイヴィッド曰く階段から転落したときに腕でかばったせいで骨折してしまったらしい…。お気の毒に…。 2008年死去。 2代目:ジョン・サイクス(1984~1987) 元THIN LIZZY。ファンからの愛称は王子、貴公子。身長185cm。 イケメンな容姿と凄まじい早弾きテクニックでHRに偏りかけてた白蛇を一気にHMにまで推し進めた立役者。 メル在籍時のライブとメル脱退後のライブではその差が如実に表れている。 「サーペンス・アルバス」の内セルフカバーの2曲を除く全曲を書いたメインソングライターでもある。 しかしアルバム制作中のトラブルとデヴィカヴァとの最悪の人間関係により解雇される。 その後BLUE MURDERを結成するがパッとせず、再結成THIN LIZZYやソロ活動を細々とやってる。 そして新作を発表するという発表をしてもなかなか次の情報が出ないまま…ということが多々ある…どこのBOSTONですか。 実は2003年の再結成の際に参加を打診されていたが、過去の問題が解決していなかったせいか断っている。 3代目:エイドリアン・ヴァンデンバーグ(1987~1997) 「サーペンス・アルバス」のギター録りから参加。オランダ出身。もともとは自分の名を関したヴァンデンバーグというバンドで知る人ぞ知る名手。 194cmとバンド内では特に長身。時折レスポールが小さく見える。 その後世界ツアーにも参加するものの「スリップ・オブ・ザ・タング」のレコーディング・リハーサル中に(腱鞘炎が原因と言われる)腕の麻痺を起こし、 スティーヴ・ヴァイが代わりに全ギターパートを弾いている。 回復後のツアーでは本来の演奏そっちのけでバカみたいにヴァイと早弾き合戦を行い、解散の一因を作る。 WHITESNAKEに10年間在籍したのにもかかわらずアルバムに全面参加したのは1997年のアルバム「レストレス・ハート」のみとかなり不運な人である。 その後はなんと&font(#ff0000){画家}になり個展を開いたりしてる。 もっともWHITESNAKEのライブにはちょこちょこゲスト出演を繰り返しており、バー二ーが参加した2011年のライブにも一緒に参加してる。 2022年に発表した「Greatest Hits」のリミックス版では追加レコーディングギターで久々にスタジオ作品に参加している。 3代目:ヴィヴィアン・キャンベル(1987~1988) 元[[DIO>DIO(バンド)]]。「Here I Go Again」のPV撮影からそのまま参加。世界ツアー後デモ音源を作れなかったして解雇される。 もっとも、&font(#ff0000){[[DIO>DIO(バンド)]]にいた3年間のギャラ全額よりツアーにたった半年しか参加しなかった白蛇の方がギャラが多かったとか‥} そんなにDIOってブラック企業みたいだったのか‥ 2013年にホジキンリンパ腫を発症したため化学療法を行い、治療を続けながら活動を続けている。化学療法の副作用の為、現在は短髪である。 直近では彼が在籍していた頃のDIOのトリビュートバンドのLAST IN LINEでの活動が目立っている。 因みに本人は「あくまでライブをしただけで、音源を制作した訳ではないから、ホワイトスネイクは俺のキャリアにカウントしない」と明言している。 なお喧嘩別れしたのではないため、関係が悪いわけではない。現に2007年に彼の在籍してるDef LeppardとWHITESNAKEはジョイント・ツアーをしている。 4代目:スティーヴ・ヴァイ(1989~1991) 元ALCATRAZZ,デヴィッド・リー・ロスバンド。変態ギターリスト。 在籍中のソロ活動を認めるという白蛇史上最も破格の条件で加入。 エイドリアンの負傷により「スリップ・オブ・ザ・タング」の全ギターパートを弾いている。 ツアーでもお得意の高速プレイをこれでもかと繰り出してた。余りに目立ちすぎてデヴィカヴァの癪に障ったのかツアー終了後白蛇は解散している。 因みに在籍中に出したソロアルバムは白蛇加入の効果もあってかインストでありながら全米18位・全英8位を記録する大ヒット作品になった。 現在ソロ活動中。 4代目:ウォーレン・デ・マルティーニ(1994) 元ラット。94年のツアーのみ参加。実は2003年の再結成にも当初は参加予定だった。 5代目:スティーヴ・ファリス(1997) 「レストレス・ハート」のツアーのみ参加。 6代目:ダグ・アルドリッチ(2003~2014) 元LION,BAD MOON RISING,DIO。2003年の再結成から参加。DIOから無理やり引き抜いた為、[[ロニー>ロニー・ジェイムス・ディオ]]が激怒したとか‥ ヴィヴィアンの一件からあまりのDIOの薄給ぶりに逃げ出したのではないかと噂される。 ギターは普通に上手い。 デビカヴァとも上手くやっていることからこのまま解散までいる…かと思いきや、2014年突如脱退した。 本人曰く「24時間365日傍にいるように要求するデビカヴァと子育てしている自分との間に出来た蟠り」が原因だとか… 現在はメンドーサと共にTHE DEAD DAISIESで活動中。WHITESNAKE在籍時は世良公則の「銃爪」でマーティ・フリードマンと一緒にギターを披露していたこともあった。 6代目:レブ・ビーチ(2003~) WINGERでデビューし、タッピングを中心とした卓越したギタープレイで有名。後にジョージ・リンチ脱退後のDOKKENにも加入していた。 2003年の再結成から参加。今尚クビにならないという事はデヴィカヴァに気に入られているのだろう。歌唱力がなかなかあるのでコーラスワークに貢献している。 2019年の「Flesh&Blood」で在籍13年目にして初めて作曲を担当する。 7代目:ジョエル・ホークストラ(2014~) 元ナイトレンジャー。今回もナイトレンジャーから引き抜く形での加入となった。 ナイトレンジャーでは8フィンガータッピングで有名なジェフ・ワトソンの後釜ということもあり、 多彩な奏法を軽々とこなすかなりの実力派。彼もまた長身なためかレスポールシェイプのギターが大きく見えない…。 ジョー・サトリアーニ曰く「彼と話すときは首が疲れる」 前任のダグもそうだがデビカヴァって他人の物を欲しがる癖でもあるのだろうか… ●ベーシスト 初代ベース:ニール・マーレイ(1978~1982、1984~1987) 目立たずそれでいて埋もれない熟練のベース・プレイでタイプの違うペイスやコージーとでも抜群の安定感を誇った「不動のベース」。 1982年の偽装解散時に[[ゲイリー・ムーア]]にペイスと共に引き抜かれてアルバムとツアーに参加するが解雇され、 丁度その頃白蛇が活動再開し、彼に復帰を打診した為白蛇史上最初の復帰を果たす。 オリジナルメンバーの中で最後まで在籍し、オリジナルメンバーの中で唯一「サーペンス・アルバス」に名を連ね、 「Here I Go Again」と「Crying In The Rain」をオリジナルVerとサーペンスVerを両方弾いてる。 脱退後はVOW WOWや[[BLACK SABBATH]]で活動後、ムーディーとマースデンの「クラシック・スネイク」バンドに参加していた。 2018年現在はムーディとマースデンが脱退した後も最新のクラシック・スネイクバンドである「SNAKECHARMER」を率いて活動している。 2代目:コリン・ホッジキンソン(1983) 「Saints & Sinners」ツアーと「SLIDE IT IN (UK MIX)」のみの参加だが、ブルースに根差したニールに劣らない素晴らしいテクニカルなプレイをしてる。 3代目:ルディ・サーゾ(1987~1990,1994) ドラムのトミー・アルドリッジとはOZZY OSBOURNEで一緒にリズム隊として活動していた。 1990年の解散まで参加し、94年の一時的再結成にも参加している。脱退後は日本ではちょっと有名になったアニメタルUSAに参加してたりする。 実はアニメーターでもある。 4代目&5代目:ガイ・プラット&トニー・フランクリン(1997) それぞれ「レストレス・ハート」のレコーディングとツアーのみ参加。因みにガイ・プラットはピンク・フロイドでロジャー・ウォーターの代役を務めていた凄い人。 6代目:マルコ・メンドーサ(2003~2006) ジョン・サイクスのソロ活動や再結成THIN LIZZY等サイクス絡みの仕事が多い人。 元々2003年の再結成はサイクスに参加を打診しており、サイクスのソロ活動のリズム隊2人を参加させたのもその布石だった。 結局サイクスは参加せず、そのまま白蛇で活動してたが、 サイクスのソロ活動に参加した事をデヴィカヴァに難癖付けられ同じく参加してたトミーは無罪なのに彼だけ解雇されてしまった可哀想な人。 現在はダグと共にTHE DEAD DAISIESで活動中。 7代目:ユーライア・ダフィ(2006~2010) 特に書くことが無い人。顔もプレイも普通。 8代目:マイケル・デヴィン(2011~2021) HR/HMには珍しくSGベースを中心に弾く。ヴォーカル力もかなりあり、コーラスワークへの貢献度はかなり高かった。 後々ジョージ・リンチ率いるリンチ・モブでベースボーカルをした際もかなりサマになっていた。 前のリズム隊が一緒に辞めた事、一緒に参加しソロバンドでも一緒に組んでるブライアン・ティッシーがソロ活動を理由に脱退した為彼もか‥と思いきや残留。 またもやリズム隊で対応が別れた。 9代目:タニヤ・オキャラハン(2021~) 現ベース。アイルランド出身。&color(#F54738){WHITESNAKE初の女性メンバー。} 見た目はベースを持ってパワフルに動き回るMISIAっぽいオネーチャン。 これまでフリーランスで様々なバンド・セッションで弾いてきた(HR/HM人脈ではヌーノ・ベッテンコートやディー・スナイダーとも共演経験アリ)ため、 HR/HMはもちろんブラックミュージック系統も弾きこなすなど引き出しが非常に多い。 ●ドラマー 初代:デイヴ・ドウル(1978~1979) オリジナルメンバーながらも影が薄い。「ラブハンター」収録後解雇。 2代目:イアン・ペイス(1979~1982) 言わずと知れた元パープル。黄金期メンバーとしては最後に合流したにもかかわらず、知名度と抜群の安定したプレイで人気がある。 1982年の偽装解散時に[[ゲイリー・ムーア]]にマーレイと共に引き抜かれ、アルバムとツアーに参加する。マーレイは途中解雇されたが彼は居続けた。 しかし、アメリカツアー中の一瞬のオフを使ってパープル再結成に参加。以後現在に至るまで活動中。 因みに2000年にトニー・アッシュトンの記念パーティでThe Company Of Snakesにジョンと共にゲスト参加し、 デヴィカヴァ以外のクラッシック・スネイクメンバーによる[[一夜限りの再結成>http://www.youtube.com/watch?v=t3B7unD5k7I]]を実現させている。 デヴィカヴァとは2016年に共にディープ・パープルとして「ロックの殿堂」入りした際に再会している。 3代目:コージー・パウエル (1983~1985) 言わずと知れたスーパードラマーにして渡り鳥。MSGから引き抜かれて参加。 ニールと鉄壁のリズム隊を組むがアメリカツアー中にデヴィカヴァと殴り合いの喧嘩をし、85年の「ロック・イン・リオ」を最後に脱退。 脱退後EL&Pを経てニールと共に[[BLACK SABBATH]]に参加。98年事故死。 4代目:エインズレー・ダンバー(1987) イギリスのリヴァプール出身。ヘヴィな音像、抜群のリズムキープ力など超実力派。 「サーペンス・アルバス」のレコーディングのみ参加。 それ以前には第1期ジェフ・ベック・グループ、JOURNEY、フランク・ザッパ率いるマザース・オブ・インヴェンションなど、 錚々たるバンドのレコーディングやライブ活動に名を連ねている。 実は若い頃にジミ・ヘンドリクスのバンドのオーディションを受けており、 ミッチ・ミッチェルとエインズレーのどちらかにするかコイントスで決めた結果、その座を逃してしまったというとんでもない逸話がある。 5代目:トミー・アルドリッジ(1987~1990,2003~2006,2013~) 現ドラム。「Here I Go Again」のPV撮影からそのまま参加。1990年の解散まで参加した。 解散後エイドリアン・ルディーと「マニック・エデン」を結成してた。 そこへ白蛇再結成の報せが届き復帰かと思いきやエイドリアンとルディーは参加したものの彼にだけは復帰要請が無かった‥ なんでリズム隊で対応が分れるのだろう? この時期セッション活動で[[X JAPAN]]の[[PATA]]のソロアルバムに参加している。 また、[[イングヴェイ・マルムスティーン>イングヴェイ・マルムスティーン(ギタリスト)]]の&s(){カバーアルバム}インスピレーションアルバム「Inspiration」の録音・ツアーにも参加しており、 彼もまたコージーに同じくドラムスティックを持った渡り鳥の一人でもある。 彼が白蛇に復帰するのはそれから10年経った2003年だった。 その後マルコと共にサイクスのソロ活動に参加したが、昔の誼か94年の罪滅ぼしなのか彼にだけ御咎めは無しだった。 2006年に再脱退後はそれまで参加してた再結成THIN LIZZYにも再び参加する。そして7年の月日が流れ…2013年、&font(#ff0000){白蛇史上初3度目の参加}を果たす! 2020年の時点ですでに古希を迎えているものの、パワフルな叩きっぷりは衰えることはないようだ。 6代目:デニー・カーマッシ(1994~1997) カヴァーデイル・ペイジに参加し、そのままスライドして加入。「レストレス・ハート」や2000年のデヴィカヴァのソロ「INTO THE LIGHT」まで参加してた。 7代目:クリス・フレイジャー(2006~2010) イアン・ペイスっぽい叩き方をする。 [[B'z]]のギタリストである松本孝弘のソロバンドTMGのツアーメンバーとしての方が日本では有名。 8代目:ブライアン・ティッシー(2011~2012) 「FOREVERMORE」のレコーディングとツアーのみ参加。ジョン・ボーナムを彷彿とさせる音圧・パワフルな叩きっぷりが特徴。 実は彼もTMGのメンバー(レコーディングのみ)。そのツテか、2018年のB'zのツアーのサポートメンバーにも改めて抜擢されている。 また一時期は白蛇時代の同僚であったダグやメンドーサと共にTHE DEAD DAISIESで活動していた。 ●キーボーディスト 初代:ブライアン・ジョンストン(1978) 適任が見つからないので仕方なく加入させた。僅か10公演で脱退した。 そんな彼の数少ない且つ現存するWHITESNAKE最古のライブ音源である6公演目の貴重なライブが[[コチラ>http://www.nicovideo.jp/watch/sm14398231]]。 2代目:ピート・ソリー(1978) ジョンストン脱退後「セッションマンとして手伝うくらいならやる」という事で3か月在籍。地味。 3代目:ジョン・ロード(1978~1984) オリジナルメンバーと思われがちだが、実は3代目。デヴィカヴァの右腕としてかなり信頼され「マエストロ」と呼ばれていた。 しかし、言葉とは裏腹に待遇は物凄く悪くホテルの宿泊費は&font(#ff0000){実費}だったりした(パープルの印税がある為気にしなかったらしいが)。 1982年の偽装解散後も在籍し続けたが、[[4月16日のストックホルム・グランドホテル公演>http://www.nicovideo.jp/watch/sm19828107]]を最後に脱退しパープル再結成に参加。 2000年にペイスと共に一夜限りのクラシック・スネイク再結成に参加している。 2012年7月16日死去。 4代目:リチャード・ベイリー(1984~1985) ジョン脱退後雇われた&font(#ff0000){サポート・キーボード}。余談だが、ニール・コージー・ドンと共にメルのソロプロジェクトPhenomenaに参加してる。 5代目:ドン・エイリー(1987,1989) 「サーペンス・アルバス」と「スリップ・オブ・ザ・タング」のレコーディングのみ参加。 後にムーディーとマースデンの「クラッシック・スネイク」バンドに参加している。 いや、レコーディングのみだけど一応彼も&font(#ffffff){元白蛇}だからね、一応。 現在は脱退しパープルに参加している。 6代目:リック・セラーテ(1989~1991) サポート・キーボード。ステージ裏で弾いてたので映像では確認できません。 7代目:ポール・ミルコヴィッチ(1994) ツアーのみ参加。 8代目&9代目:ブレット・タグル&デレク・ハイランド それぞれ「レストレス・ハート」のレコーディングとツアーのみ参加。 10代目:ティモシー・ドゥルーリー(2003~2011) 2003年の再結成から参加。2010年に脱退表明するも「FOREVERMORE」のレコーディングにはゲストで参加。 11代目:ブライアン・ルーディ(2011~2015) 彼もサポート・メンバー。コーラスには定評がある。 12代目:ミケーレ・ルッピ(2015~) キーボーディスト兼サポートボーカルとして加入。イタリア人。 元々はVision Divine、Killing Touch、Secret Sphereといったパワーメタルバンドでの活動が有名で、 かなりの実力派ボーカルとしてメタラーの間では名が知られており、加入が発表された際は反響が大きかった。 12代目:ディーノ・ジェルシック(2021~) 彼もまたミケーレに同じくキーボーディスト兼サポートボーカルとして加入。ちなみにギターやベースの腕前もかなりのもの。クロアチア人。 2022年現在で30歳とメンバー最年少。ジョージ・リンチのプロジェクトのDirty Shirleyで注目を集め、 その高い歌唱力・HR/HMに非常にマッチする声もあってSymphony Xのマイケル・ロメオのソロアルバムのボーカルにも抜擢、 感染症の治療で離脱したグレン・ヒューズの代打としてTHE DEAD DAISIESでもその声を披露している。 ○「クラッシック・スネイク」 ムーディーとマースデンが1997年からやってるなんちゃって白蛇バンド。 バンド名が頻繁に変わりThe Snakes(1997~1998)→The Company Of Snakes(1999~2001)→M3(2003~2006)→Snakecharmer(2011~)となっている。 核メンバーは ミッキー・ムーディー(1997~2015) バー二ー・マースデン(1997~2006) ニール・マーレイ(1999~) の3人とドン・エイリー(1997~2001)が元白蛇メンバーで後はバンド毎にそれぞれ入れ替わる。 殆ど無名のメンバーばかりだが、Voに関してはヨルン・ランデや元[[BLACK SABBATH]]のトニー・マーティンや元[[RAINBOW>RAINBOW(バンド)]]のドゥギー・ホワイトなど、 結構実力のあるヴォーカリストがいたりする。 現在はニール・マーレイのみが在籍している。 因みに2000年にはライブにジョン・ロードとイアン・ペイスがゲスト参加した事もあった。 追記・修正ヨロシク~ #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,7) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 外部リンクがあったので削除しました -- 名無しさん (2020-01-25 04:50:34) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2013/03/18(日) 18:21:32 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 14 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#ff0000){イン・ザ・サム・ファイヤー!!!}} WHITESNAKEとは、1978年にデビューしたイギリスのハードロックバンドである。 [[DEEP PURPLE]](以下パープル)の3代目ボーカリストのディヴィッド・カヴァーディルのソロアルバムのメンバーを中心に結成。 日本、イギリス、好みの音楽性であるブルース・ハードロック系の哀愁を感じさせる曲と、 腕の確かなメンバー達によるレベルの高いパフォーマンスにより人気を博した。 デヴィカヴァ、ミッキー・ムーディー、バー二―・マースデン、ニール・マーレイと、 元パープルのペイス&ロードのメンバーで作ったアルバム「フール・フォー・ユア・ラヴィング」を全英6位まで送り出し、最初の黄金期を迎えるが、 デヴィカヴァの薬物問題、パープル以来の恩人ジョン・コレッタのマネージメントとの確執とメンバーに対する余りに酷いギャラの支払いの問題により、 1982年に一旦(偽装)解散する。その際の契約の関係か、「Slide It In」以前のアルバムに関してはデイヴィッドに楽曲の権利がない状態とのことである。 そしてゲフィン・レコードと契約&メンバーチェンジを行い1984年に活動再開し、 1987年に出した「サーペンス・アルバス」が全米2位・800万枚の大ヒットとなり一躍トップレベルのバンドにのし上がり1991年まで活躍し解散。 1994年にベストアルバムのサポートと集金を兼ねて一時的に再結成し、1997年に「レストレス・ハート」を出して完全に解散…と思いきや、 2003年にメンバーを一新して再結成。現在はリズム隊を頻繁に変えつつも新作アルバムを2枚出して活動中。 [[ジョジョのホワイトスネイク>ホワイトスネイク(ジョジョの奇妙な冒険)]]の元ネタでもある。 ■結成の経緯 1976年にパープル解散後、ディヴィッド・カヴァーディルは元パープルのロジャー・グローバーをプロデューサーに迎え2枚のソロアルバムを出しソロ活動を行うが、 セールスは&font(#ff0000){爆死}。 バンドによるツアーの大切さを実感したデヴィカヴァはソロアルバムに参加してたミッキー・ムーディーを中心としてバンドを結成する。 しかし、ドラムとキーボードーは人選が上手くいかずとりあえずその場しのぎのサポートメンバーであった。 その後、意中の人であったジョン・ロードが加入し、&del(){コージー・パウエル獲得に失敗して}イアン・ペイスが加入し、みんなが良く知るラインナップが完成した。 ■メンバーの変遷 ボーカリスト:デイヴィッド・カヴァーディル バンドの創設者にして唯一のオリジナル・メンバー。身長179cm。 1987年以降のWHITESNAKEは彼を他のメンバーがサポートをする形をとっている。 マイクスタンドを逆さにしてち○こに見立てて構えるパフォーマンスは彼の代名詞である。 活動当初はパープル時代の黒髪&&font(#800080){ディープボイス}&&font(#994c00){ブルーズ}路線が売りだったが1984年以降徐々にHR路線に移行し、 喉のポリープ手術を受けた後の1987年以降は&font(#ffdc00){金髪}&&font(#ff0000){ハイトーンボイス}&&font(#0000ff){HR/HM}路線に変貌した。 どうしてこうなった? その為折角直した喉をすぐ壊してしまい、現在はシャウトが&font(#008000){カラスの鳴き声}の様な劣化ぶりになっている。 ただし無理のない範囲の音域での落ち着いた歌唱であればまだまだ現役。 体型に関しては節制しているのか全盛期の頃とあまり体格が変わらない。 これでもDEEP PURPLE加入前は肥満体型+斜視だったというのだからまさに劇的ビフォーアフター。 ●ギタリスト 初代:ミッキー・ムーディー(1978~1983) 最初のソロ2枚から参加。彼のスライド・ギターは初期の抒情溢れるサウンドに大きな貢献をしている。 1982年の偽装解散後も在籍し続けたが、「SLIDE IT IN (UK MIX)」を最後に脱退する。 脱退後は後述するなんちゃって白蛇バンドである一連のバンド活動に唯一参加し続けてる。 在籍中は帽子を被ってたが、今はバンダナに変化している以外はバーニーと違って容姿に変化が無い。 ちなみにALCATRAZZのグラハム・ボネットの3rdソロアルバム「Night Games」にも全面参加しており、渋さあふれるギターを披露している。 初代:バー二ー・マースデン(1978~1982) ツイン・ギターのもう一人。彼の弾くギターソロはかなり粘っこく「Mistreated」ではリッチーとは一味違ったソロが楽しめる。 またコーラスも上手く、彼がリードヴォーカルの曲も存在する。 1982年の偽装解散時にそのまま脱退。 以後ALASKAとかSOSでの活動後、ムーディーと共に「クラッシック・スネイク」路線の活動を自らリーダーになって行いデヴィカヴァを批判し続けていたが、 M3が解散した後の2010年に&font(#ff0000){&u(){&font(#ffffff){偶然空港でデヴィカヴァと再会し電撃的に和解する}}}。 その後かつての態度とは180°変わりDVDの編集にも携わり、2011年には&font(#ff0000){30年振りに}WHITESNAKEのライブにゲスト参加までした。 昔からやや太めだったが現在はかの沢田研二が痩せて見える程[[激太り>http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/3/33/Bernie_Marsden.jpg]]してしまってる。 因みに名曲「Here I Go Again」はデヴィカヴァと彼の共作。 2代目:メル・ギャレー(1982~1984) 元トラピーズ。HR寄りの人で「モンスターズ・オブ・ロック 83」でのくねくねパフォーマンスは不評を買った。 因みに「SLIDE IT IN」の「Gambler」という曲は彼のソロプロジェクトPHENOMENAの「KISS OF FIRE」を本人公認の元まんまパクってる。 SLIDE IT INツアー中の4月9日腕の負傷により脱退。デイヴィッド曰く階段から転落したときに腕でかばったせいで骨折してしまったらしい…。お気の毒に…。 2008年死去。 2代目:ジョン・サイクス(1984~1987) 元THIN LIZZY。ファンからの愛称は王子、貴公子。身長185cm。 イケメンな容姿と凄まじい早弾きテクニックでHRに偏りかけてた白蛇を一気にHMにまで推し進めた立役者。 メル在籍時のライブとメル脱退後のライブではその差が如実に表れている。 「サーペンス・アルバス」の内セルフカバーの2曲を除く全曲を書いたメインソングライターでもある。 しかしアルバム制作中のトラブルとデヴィカヴァとの最悪の人間関係により解雇される。 その後BLUE MURDERを結成するがパッとせず、再結成THIN LIZZYやソロ活動を細々とやってる。 そして新作を発表するという発表をしてもなかなか次の情報が出ないまま…ということが多々ある…どこのBOSTONですか。 実は2003年の再結成の際に参加を打診されていたが、過去の問題が解決していなかったせいか断っている。 3代目:エイドリアン・ヴァンデンバーグ(1987~1997) 「サーペンス・アルバス」のギター録りから参加。オランダ出身。もともとは自分の名を関したヴァンデンバーグというバンドで知る人ぞ知る名手。 194cmとバンド内では特に長身。時折レスポールが小さく見える。 その後世界ツアーにも参加するものの「スリップ・オブ・ザ・タング」のレコーディング・リハーサル中に(腱鞘炎が原因と言われる)腕の麻痺を起こし、 スティーヴ・ヴァイが代わりに全ギターパートを弾いている。 回復後のツアーでは本来の演奏そっちのけでバカみたいにヴァイと早弾き合戦を行い、解散の一因を作る。 WHITESNAKEに10年間在籍したのにもかかわらずアルバムに全面参加したのは1997年のアルバム「レストレス・ハート」のみとかなり不運な人である。 その後はなんと&font(#ff0000){画家}になり個展を開いたりしてる。 もっともWHITESNAKEのライブにはちょこちょこゲスト出演を繰り返しており、バー二ーが参加した2011年のライブにも一緒に参加してる。 2022年に発表した「Greatest Hits」のリミックス版では追加レコーディングギターで久々にスタジオ作品に参加している。 3代目:ヴィヴィアン・キャンベル(1987~1988) 元[[DIO>DIO(バンド)]]。「Here I Go Again」のPV撮影からそのまま参加。世界ツアー後デモ音源を作れなかったして解雇される。 もっとも、&font(#ff0000){[[DIO>DIO(バンド)]]にいた3年間のギャラ全額よりツアーにたった半年しか参加しなかった白蛇の方がギャラが多かったとか‥} そんなにDIOってブラック企業みたいだったのか‥ 2013年にホジキンリンパ腫を発症したため化学療法を行い、治療を続けながら活動を続けている。化学療法の副作用の為、現在は短髪である。 直近では彼が在籍していた頃のDIOのトリビュートバンドのLAST IN LINEでの活動が目立っている。 因みに本人は「あくまでライブをしただけで、音源を制作した訳ではないから、ホワイトスネイクは俺のキャリアにカウントしない」と明言している。 なお喧嘩別れしたのではないため、関係が悪いわけではない。現に2007年に彼の在籍してるDef LeppardとWHITESNAKEはジョイント・ツアーをしている。 4代目:スティーヴ・ヴァイ(1989~1991) 元ALCATRAZZ,デヴィッド・リー・ロスバンド。変態ギターリスト。 在籍中のソロ活動を認めるという白蛇史上最も破格の条件で加入。 エイドリアンの負傷により「スリップ・オブ・ザ・タング」の全ギターパートを弾いている。 ツアーでもお得意の高速プレイをこれでもかと繰り出してた。余りに目立ちすぎてデヴィカヴァの癪に障ったのかツアー終了後白蛇は解散している。 因みに在籍中に出したソロアルバムは白蛇加入の効果もあってかインストでありながら全米18位・全英8位を記録する大ヒット作品になった。 現在ソロ活動中。 4代目:ウォーレン・デ・マルティーニ(1994) 元ラット。94年のツアーのみ参加。実は2003年の再結成にも当初は参加予定だった。 5代目:スティーヴ・ファリス(1997) 「レストレス・ハート」のツアーのみ参加。 6代目:ダグ・アルドリッチ(2003~2014) 元LION,BAD MOON RISING,DIO。2003年の再結成から参加。DIOから無理やり引き抜いた為、[[ロニー>ロニー・ジェイムス・ディオ]]が激怒したとか‥ ヴィヴィアンの一件からあまりのDIOの薄給ぶりに逃げ出したのではないかと噂される。 ギターは普通に上手い。 デビカヴァとも上手くやっていることからこのまま解散までいる…かと思いきや、2014年突如脱退した。 本人曰く「24時間365日傍にいるように要求するデビカヴァと子育てしている自分との間に出来た蟠り」が原因だとか… 現在はメンドーサと共にTHE DEAD DAISIESで活動中。WHITESNAKE在籍時は世良公則の「銃爪」でマーティ・フリードマンと一緒にギターを披露していたこともあった。 6代目:レブ・ビーチ(2003~) WINGERでデビューし、タッピングを中心とした卓越したギタープレイで有名。後にジョージ・リンチ脱退後のDOKKENにも加入していた。 2003年の再結成から参加。今尚クビにならないという事はデヴィカヴァに気に入られているのだろう。歌唱力がなかなかあるのでコーラスワークに貢献している。 2019年の「Flesh&Blood」で在籍13年目にして初めて作曲を担当する。 7代目:ジョエル・ホークストラ(2014~) 元ナイトレンジャー。今回もナイトレンジャーから引き抜く形での加入となった。 ナイトレンジャーでは8フィンガータッピングで有名なジェフ・ワトソンの後釜ということもあり、 多彩な奏法を軽々とこなすかなりの実力派。彼もまた長身なためかレスポールシェイプのギターが大きく見えない…。 ジョー・サトリアーニ曰く「彼と話すときは首が疲れる」 前任のダグもそうだがデビカヴァって他人の物を欲しがる癖でもあるのだろうか… ●ベーシスト 初代ベース:ニール・マーレイ(1978~1982、1984~1987) 目立たずそれでいて埋もれない熟練のベース・プレイでタイプの違うペイスやコージーとでも抜群の安定感を誇った「不動のベース」。 1982年の偽装解散時に[[ゲイリー・ムーア]]にペイスと共に引き抜かれてアルバムとツアーに参加するが解雇され、 丁度その頃白蛇が活動再開し、彼に復帰を打診した為白蛇史上最初の復帰を果たす。 オリジナルメンバーの中で最後まで在籍し、オリジナルメンバーの中で唯一「サーペンス・アルバス」に名を連ね、 「Here I Go Again」と「Crying In The Rain」をオリジナルVerとサーペンスVerを両方弾いてる。 脱退後はVOW WOWや[[BLACK SABBATH]]で活動後、ムーディーとマースデンの「クラシック・スネイク」バンドに参加していた。 2018年現在はムーディとマースデンが脱退した後も最新のクラシック・スネイクバンドである「SNAKECHARMER」を率いて活動している。 2代目:コリン・ホッジキンソン(1983) 「Saints & Sinners」ツアーと「SLIDE IT IN (UK MIX)」のみの参加だが、ブルースに根差したニールに劣らない素晴らしいテクニカルなプレイをしてる。 3代目:ルディ・サーゾ(1987~1990,1994) ドラムのトミー・アルドリッジとはOZZY OSBOURNEで一緒にリズム隊として活動していた。 1990年の解散まで参加し、94年の一時的再結成にも参加している。脱退後は日本ではちょっと有名になったアニメタルUSAに参加してたりする。 実はアニメーターでもある。 4代目&5代目:ガイ・プラット&トニー・フランクリン(1997) それぞれ「レストレス・ハート」のレコーディングとツアーのみ参加。因みにガイ・プラットはピンク・フロイドでロジャー・ウォーターの代役を務めていた凄い人。 6代目:マルコ・メンドーサ(2003~2006) ジョン・サイクスのソロ活動や再結成THIN LIZZY等サイクス絡みの仕事が多い人。 元々2003年の再結成はサイクスに参加を打診しており、サイクスのソロ活動のリズム隊2人を参加させたのもその布石だった。 結局サイクスは参加せず、そのまま白蛇で活動してたが、 サイクスのソロ活動に参加した事をデヴィカヴァに難癖付けられ同じく参加してたトミーは無罪なのに彼だけ解雇されてしまった可哀想な人。 現在はダグと共にTHE DEAD DAISIESで活動中。 7代目:ユーライア・ダフィ(2006~2010) 特に書くことが無い人。顔もプレイも普通。 8代目:マイケル・デヴィン(2011~2021) HR/HMには珍しくSGベースを中心に弾く。ヴォーカル力もかなりあり、コーラスワークへの貢献度はかなり高かった。 後々ジョージ・リンチ率いるリンチ・モブでベースボーカルをした際もかなりサマになっていた。 前のリズム隊が一緒に辞めた事、一緒に参加しソロバンドでも一緒に組んでるブライアン・ティッシーがソロ活動を理由に脱退した為彼もか‥と思いきや残留。 またもやリズム隊で対応が分かれた。 9代目:タニヤ・オキャラハン(2021~) 現ベース。アイルランド出身。&color(#F54738){WHITESNAKE初の女性メンバー。} 見た目はベースを持ってパワフルに動き回るMISIAっぽいオネーチャン。 これまでフリーランスで様々なバンド・セッションで弾いてきた(HR/HM人脈ではヌーノ・ベッテンコートやディー・スナイダーとも共演経験アリ)ため、 HR/HMはもちろんブラックミュージック系統も弾きこなすなど引き出しが非常に多い。 ●ドラマー 初代:デイヴ・ドウル(1978~1979) オリジナルメンバーながらも影が薄い。「ラブハンター」収録後解雇。 2代目:イアン・ペイス(1979~1982) 言わずと知れた元パープル。黄金期メンバーとしては最後に合流したにもかかわらず、知名度と抜群の安定したプレイで人気がある。 1982年の偽装解散時に[[ゲイリー・ムーア]]にマーレイと共に引き抜かれ、アルバムとツアーに参加する。マーレイは途中解雇されたが彼は居続けた。 しかし、アメリカツアー中の一瞬のオフを使ってパープル再結成に参加。以後現在に至るまで活動中。 因みに2000年にトニー・アッシュトンの記念パーティでThe Company Of Snakesにジョンと共にゲスト参加し、 デヴィカヴァ以外のクラッシック・スネイクメンバーによる[[一夜限りの再結成>http://www.youtube.com/watch?v=t3B7unD5k7I]]を実現させている。 デヴィカヴァとは2016年に共にディープ・パープルとして「ロックの殿堂」入りした際に再会している。 3代目:コージー・パウエル (1983~1985) 言わずと知れたスーパードラマーにして渡り鳥。MSGから引き抜かれて参加。 ニールと鉄壁のリズム隊を組むがアメリカツアー中にデヴィカヴァと殴り合いの喧嘩をし、85年の「ロック・イン・リオ」を最後に脱退。 脱退後EL&Pを経てニールと共に[[BLACK SABBATH]]に参加。98年事故死。 4代目:エインズレー・ダンバー(1987) イギリスのリヴァプール出身。ヘヴィな音像、抜群のリズムキープ力など超実力派。 「サーペンス・アルバス」のレコーディングのみ参加。 それ以前には第1期ジェフ・ベック・グループ、JOURNEY、フランク・ザッパ率いるマザース・オブ・インヴェンションなど、 錚々たるバンドのレコーディングやライブ活動に名を連ねている。 実は若い頃にジミ・ヘンドリクスのバンドのオーディションを受けており、 ミッチ・ミッチェルとエインズレーのどちらかにするかコイントスで決めた結果、その座を逃してしまったというとんでもない逸話がある。 5代目:トミー・アルドリッジ(1987~1990,2003~2006,2013~) 現ドラム。「Here I Go Again」のPV撮影からそのまま参加。1990年の解散まで参加した。 解散後エイドリアン・ルディーと「マニック・エデン」を結成してた。 そこへ白蛇再結成の報せが届き復帰かと思いきやエイドリアンとルディーは参加したものの彼にだけは復帰要請が無かった‥ なんでリズム隊で対応が分れるのだろう? この時期セッション活動で[[X JAPAN]]の[[PATA]]のソロアルバムに参加している。 また、[[イングヴェイ・マルムスティーン>イングヴェイ・マルムスティーン(ギタリスト)]]の&s(){カバーアルバム}インスピレーションアルバム「Inspiration」の録音・ツアーにも参加しており、 彼もまたコージーに同じくドラムスティックを持った渡り鳥の一人でもある。 彼が白蛇に復帰するのはそれから10年経った2003年だった。 その後マルコと共にサイクスのソロ活動に参加したが、昔の誼か94年の罪滅ぼしなのか彼にだけ御咎めは無しだった。 2006年に再脱退後はそれまで参加してた再結成THIN LIZZYにも再び参加する。そして7年の月日が流れ…2013年、&font(#ff0000){白蛇史上初3度目の参加}を果たす! 2020年の時点ですでに古希を迎えているものの、パワフルな叩きっぷりは衰えることはないようだ。 6代目:デニー・カーマッシ(1994~1997) カヴァーデイル・ペイジに参加し、そのままスライドして加入。「レストレス・ハート」や2000年のデヴィカヴァのソロ「INTO THE LIGHT」まで参加してた。 7代目:クリス・フレイジャー(2006~2010) イアン・ペイスっぽい叩き方をする。 [[B'z]]のギタリストである松本孝弘のソロバンドTMGのツアーメンバーとしての方が日本では有名。 8代目:ブライアン・ティッシー(2011~2012) 「FOREVERMORE」のレコーディングとツアーのみ参加。ジョン・ボーナムを彷彿とさせる音圧・パワフルな叩きっぷりが特徴。 実は彼もTMGのメンバー(レコーディングのみ)。そのツテか、2018年のB'zのツアーのサポートメンバーにも改めて抜擢されている。 また一時期は白蛇時代の同僚であったダグやメンドーサと共にTHE DEAD DAISIESで活動していた。 ●キーボーディスト 初代:ブライアン・ジョンストン(1978) 適任が見つからないので仕方なく加入させた。僅か10公演で脱退した。 そんな彼の数少ない且つ現存するWHITESNAKE最古のライブ音源である6公演目の貴重なライブが[[コチラ>http://www.nicovideo.jp/watch/sm14398231]]。 2代目:ピート・ソリー(1978) ジョンストン脱退後「セッションマンとして手伝うくらいならやる」という事で3か月在籍。地味。 3代目:ジョン・ロード(1978~1984) オリジナルメンバーと思われがちだが、実は3代目。デヴィカヴァの右腕としてかなり信頼され「マエストロ」と呼ばれていた。 しかし、言葉とは裏腹に待遇は物凄く悪くホテルの宿泊費は&font(#ff0000){実費}だったりした(パープルの印税がある為気にしなかったらしいが)。 1982年の偽装解散後も在籍し続けたが、[[4月16日のストックホルム・グランドホテル公演>http://www.nicovideo.jp/watch/sm19828107]]を最後に脱退しパープル再結成に参加。 2000年にペイスと共に一夜限りのクラシック・スネイク再結成に参加している。 2012年7月16日死去。 4代目:リチャード・ベイリー(1984~1985) ジョン脱退後雇われた&font(#ff0000){サポート・キーボード}。余談だが、ニール・コージー・ドンと共にメルのソロプロジェクトPhenomenaに参加してる。 5代目:ドン・エイリー(1987,1989) 「サーペンス・アルバス」と「スリップ・オブ・ザ・タング」のレコーディングのみ参加。 後にムーディーとマースデンの「クラッシック・スネイク」バンドに参加している。 いや、レコーディングのみだけど一応彼も&font(#ffffff){元白蛇}だからね、一応。 現在は脱退しパープルに参加している。 6代目:リック・セラーテ(1989~1991) サポート・キーボード。ステージ裏で弾いてたので映像では確認できません。 7代目:ポール・ミルコヴィッチ(1994) ツアーのみ参加。 8代目&9代目:ブレット・タグル&デレク・ハイランド それぞれ「レストレス・ハート」のレコーディングとツアーのみ参加。 10代目:ティモシー・ドゥルーリー(2003~2011) 2003年の再結成から参加。2010年に脱退表明するも「FOREVERMORE」のレコーディングにはゲストで参加。 11代目:ブライアン・ルーディ(2011~2015) 彼もサポート・メンバー。コーラスには定評がある。 12代目:ミケーレ・ルッピ(2015~) キーボーディスト兼サポートボーカルとして加入。イタリア人。 元々はVision Divine、Killing Touch、Secret Sphereといったパワーメタルバンドでの活動が有名で、 かなりの実力派ボーカルとしてメタラーの間では名が知られており、加入が発表された際は反響が大きかった。 12代目:ディーノ・ジェルシック(2021~) 彼もまたミケーレに同じくキーボーディスト兼サポートボーカルとして加入。ちなみにギターやベースの腕前もかなりのもの。クロアチア人。 2022年現在で30歳とメンバー最年少。ジョージ・リンチのプロジェクトのDirty Shirleyで注目を集め、 その高い歌唱力・HR/HMに非常にマッチする声もあってSymphony Xのマイケル・ロメオのソロアルバムのボーカルにも抜擢、 感染症の治療で離脱したグレン・ヒューズの代打としてTHE DEAD DAISIESでもその声を披露している。 ○「クラッシック・スネイク」 ムーディーとマースデンが1997年からやってるなんちゃって白蛇バンド。 バンド名が頻繁に変わりThe Snakes(1997~1998)→The Company Of Snakes(1999~2001)→M3(2003~2006)→Snakecharmer(2011~)となっている。 核メンバーは ミッキー・ムーディー(1997~2015) バー二ー・マースデン(1997~2006) ニール・マーレイ(1999~) の3人とドン・エイリー(1997~2001)が元白蛇メンバーで後はバンド毎にそれぞれ入れ替わる。 殆ど無名のメンバーばかりだが、Voに関してはヨルン・ランデや元[[BLACK SABBATH]]のトニー・マーティンや元[[RAINBOW>RAINBOW(バンド)]]のドゥギー・ホワイトなど、 結構実力のあるヴォーカリストがいたりする。 現在はニール・マーレイのみが在籍している。 因みに2000年にはライブにジョン・ロードとイアン・ペイスがゲスト参加した事もあった。 追記・修正ヨロシク~ #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,7) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 外部リンクがあったので削除しました -- 名無しさん (2020-01-25 04:50:34) #comment #areaedit(end) }

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