オスカー・ザ・グラウチ

登録日:2012/01/30(月) 22:06:20
更新日:2023/06/09 Fri 18:31:15
所要時間:約 3 分で読めます




「Scram!」

オスカー・ザ・グラウチ(Oscar the Grouch)とは、「SESAME STREET」に登場するマペットの一体。
操演・声:Caroll Spinney(米国版初代。ビッグバードと中の人が同じなので一緒に出てくることがめったにない)。Eric Jacobson(英国版2代目。こっちはバート・グローバーと同じ中の人)。
日本語吹き替え:大川透、河相智哉

【概要】
くすんだ緑色の毛と、両さんのような茶色い眉毛が特徴。
古いゴミバケツの中で暮らしており、足は隠れて見えない。
ただしごくごくまれに全身、または半身が出てくることもある。
このゴミバケツは、彼の故郷である『グラウチランド』に繋がっている。やっぱりやたらゴミゴミしている模様。
そもそも彼は「グラウチ族」という種族の一員であり、他の種族も彼みたいにちょっとな汚らしい色の毒舌ばかりである。
例としてはオスカーの彼女であるグランジェッタ

「Grouch(不平屋)」の名の通り、悪口を言うこととガラクタが大好き。ガラクタへのこだわりは、持ち歌『I Love Trash』で聞くことができる。
しかしペットのスライミーを始めとした相手に優しさを見せることもある。

セサミの仲間達は彼を嫌うことはなく、むしろ彼のことが大好き。特にテリーモンスターとエルモは彼のことを親友と思っている。
まあゴミ収集人のブルーノのようにゴミバケツごと彼を運んでいってしまうのもいるが…
その人間くささ故か、アメリカでのファンも多い。

好きなことは「ガラクタあつめ」「列を作ること」「喚き散らすような言い争い」「雨降りの日」

嫌いなことは「素敵で甘ったるいことすべて」。特に嫌いなのはごみ缶の真ん前で遊ぶ子供たち。

好きなものは「アンチョビ・ミルクシェイク」。まずそう…

また、多くのペットを飼っている。
代表者は
ミミズのスライミー・・・まだ小さい時に見つけたオスカー最大の親友。しゃべることはないがグネグネ動いてコミュニケーションする。なお家族持ちである。
ゾウのフラッフィー・・・鳴き声はでかいがゴミ箱の中から鼻以外を出してこない。なお彼女以外のゾウもたくさんいるらしい。
その他一発ネタ的なペット多し。

【来歴】
番組開始時から登場する、ビッグバードとならぶ古参マペットである。当時のカラーリングはオレンジ色であり、その後現在のくすんだ緑色に変更された。
ついでに言うと最初期の設定では紫色でもあった。
ディレクターのジム・ヘンソンとジョン・ストーンが出会ったひねくれもののウェイトレスと、スピニーの知っているやたら声のかっこいいドライバーの話し方が混ざってできた存在とのこと。

子どもたちの怒りや不満という言ってみれば避けがたい負の感情を代表しつつ、それを受け入れるというのが彼の教育的側面である。優しさを見せることもあるので、うまくバランスを取ろうってことであろう。

そして番組開始から40年以上経った現在、有名人が相手でも、上記のひねくれた性分や悪口は健在である。

ちなみに緑色であるためか「Bein'Green」を歌ったこともある。


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最終更新:2023年06月09日 18:31