登録日:2012/07/18(水) 11:25:05
更新日:2024/04/16 Tue 12:21:54
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智頭急行HOT7000系気動車とは第三セクター智頭急行がほこる特急気動車である。
おもに「スーパーはくと」として、京都~鳥取・倉吉間を
東海道本線・
山陽本線・
智頭急行智頭線・
因美線・
山陰本線経由で運行する、
いわゆる陰陽連絡特急の一つである。
1994年に登場した。普段は5両編成だが、多客期には1両増結され運行される。4号車には半室ながらグリーン車がある。
ちなみにはくとの名前の由来は「因幡の白兎」からきており 白兎の音読みが「はくと」だから。形式のHOTは兵庫、岡山、鳥取の頭文字から来ている。
停車駅は京都・新大阪・大阪・三ノ宮・明石・姫路・上郡・佐用・大原・智頭・郡家・鳥取・倉吉
期間限定で相生・用瀬にも停車する。
ちなみに普通の「はくと」はキハ181系で運行されていたが、現在は引退。
さて……この列車、気動車にしては破格のスペックを有している。
なぜなら、営業最高速度が130Kmである。
つまり、JR京都線・神戸線を走る
223系や225系と同じ速さを持つのである。
さらに、設計最高速度にしたら160km/hと
在来線最高速度で走る「京成スカイライナー」や、かつて北越急行ほくほく線で走っていた特急「はくたか」並の最高速度を有する。
将来的には本当に160km/hで走る計画まであるとかないとか…。
さらに、気動車特急ではJR四国2000系、JR北海道キハ281系に続く3例目となる車体振り子式を採用。
カーブでも速度をあまり落とさないようにして走る事が出来る(というのも、智頭急行や因美線はカーブが多いため)。
加速でも355馬力のエンジンを2基搭載するため、気動車にしては電車並の加速力を持つ。
このため関西圏のJR線としては最速にして最大の通勤路線、
JR京都線・
JR神戸線に乗り入れても、新快速のダイヤに影響なく走ることが出来る。
ちなみにマスコットキャラとしてスーパーはくとくんがいる。鉄道むすめには宮本えりおが車掌としている。
2008年にはリニューアルを施し、グッドデザイン賞を受賞した。
マイクロエースからNゲージが発売されており、2021年12月にはKATOからも発売された。
追記・修正はバケモノに勝てた 山陽電車のウテシにお願いします。
- コイツの何がヤバイって、この化け物ですら中堅クラスだって事なんだよな。キハ261やキハ187は本当に狂ってる -- 名無しさん (2016-10-18 06:59:36)
最終更新:2024年04月16日 12:21