登録日:2010/09/06(月) 23:51:58
更新日:2024/02/15 Thu 17:21:08
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みんなに見上げてほしいんだ
私が感動したこの宙(そら)を
そして共有したい
『宙のまにまに』のヒロイン。
読み方は「あけの みほし」。
担当声優は
伊藤かな恵。
物語開始時で蒼栄高校2年。天文部所属。
天真爛漫かつマイペースな性格。特技は掃除で廃墟気味の合宿所をあっという間に寝泊りできるまでに片付けている。
身長は150cm前後と小柄で、童顔で体付きも幼いため実年齢より下に見られることが多い。
ただ小さい身体ながらバイタリティに溢れ、思い立ったら一直線、特に星絡みの事になると暴走気味。
思考も子供と大差ないものであり、彼女にとって男女の垣根は無いに等しく男子風呂を覗いたり、往来で平気で抱きつくなど逆に男子を辟易させている。
合宿等でも男女同室に対しても全く抵抗が無い。
特に大八木朔に対しては7年ぶりに再会できたこともあってかスキンシップ過剰気味であり、朔の教室で
「昨日の夜……最高だったね…!!
朝方帰って平気だった…!?
私興奮しちゃって
帰ってからも眠れなかったーっ
なんていうのかな
体がうずうずしちゃうっていうか…
ああいうのをめくるめく夜って言うんだね」
と発言し、極め付けに
「今夜も寝かさないぞっ☆」
これで朔のクラスでの立ち位置(年上の彼女持ち)を決定づけている。また、「大好き」と面と向かって発言するなど朔をどぎまぎさせることも多い。
父親の影響で幼い頃から星が大好きで朔を引っ張り回していたため、朔にとってはトラウマとなってしまっている。
星についての知識も豊富であり、空に浮かぶ星座も感覚でわかるなど「人間星座早見盤」とも言えるような能力を持っている。
星はもはや美星にとっての活力源と言っても過言ではなく、梅雨などの季節で星が見えないことが多い時期は衰弱しきってしまう。
矢来小夜は小学校の頃からの親友であり、美星の暴走を食い止めるブレーキ役でもある。
生徒会長の琴塚文江(美星はフーミンと呼ぶ)とも小学校からの腐れ縁である。
彼女の行動原理は大半が「みんなに喜んでもらいたい」という考えに基づいているため全く悪意はないのだが、結果的にトラブルとなってしまうことも多い。
そのため、フーミンからは敵対視されている。
父親は大学教授であり、教え子だった草間望とは旧知の仲である。小さい頃の美星や小夜と遊んであげていた草間は通報されたこともある。
朔が転校した後のことであるため朔はこの関係を知らず、疎外感を覚えて美星を一時期避けてしまっていた。
3年に進級してからは路万部長の後を継ぎ、天文部2代目部長に就任している。
暴走がちではあるものの、落ち込んだりしても人に気付かせまいと人一倍気を遣う性格でもあり、
悩みを抱え込んでしまうという点では朔と似ているのかもしれない。
これより下ネタバレ注意
彼女の父、明野一臣は朔が転校した後に観測会の帰りに事故に遭い他界してしまっている。
美星自身言いそびれてしまっていたのだが、朔はその事実を知り大きな衝撃を受け、気付けなかった自分を責めている。
ただし美星にとって朔の口から父親の話が出てくるのは「朔の中には父がまだ生きている」と感じられたため嬉しかったらしく、朔に気にしないよう伝えている。
現在は母と二人暮しである。
どなたか追記・修正お願いします
最終更新:2024年02月15日 17:21