アークザラッドⅡ(ゲーム)

登録日:2009/12/30(水) 12:43:02
更新日:2024/02/04 Sun 09:27:20
所要時間:約 6 分で読めます





発売:SCE
開発:ジークラフト

1996年に発売されたプレイステーション用シミュレーションRPG。

アークザラッドの続編で、前作から1年後のストーリーである。
スメリアより東の大陸アルディアでハンターを営むエルクが主人公に変わった……が、中盤あたりから前作の主人公アークも引き続き活躍する。

前作の容量不足を反省したのか、サブイベント(ギルド仕事)、武器防具集めと改造、仲間モンスター収集、ちょこ覚醒、etcが大量にある。
真面目に全部こなすと、プレイ時間100時間を余裕で超す。
コンバートするとさらに増える。
「ごはんが少ないと文句を言ったら、おひつごと出されたような気分」とは、某クソゲー評論家の弁。

前作のデータをコンバートした場合、前作でクリアした状態のステータスとレベル(前作は60が最高レベル)を引き継ぐ為、レベルが低い状態でコンバートすると悲惨な事になるが、イベントによっては敵のレベルが変化する戦闘もある。

因みにコンバートしないと起こらないイベント、手に入らないアイテム等多数あるため、コンバートするかしないかではかなり差が出る。

後に更なる続編として『アークザラッドⅢ』が発売されたが、ファンの評価は否寄りの賛否両論(主にストーリー面で)。
そのせいか、後年になって発表されたスマホゲー『アークザラッドR』はⅢとはまた別の続編という設定のストーリー(つまりパラレルワールド)になっていた。
一応Ⅲのキャラも登場していたので、黒歴史にしたかったわけではない模様。
RはRでストーリー自体は好評だったものの、ゲーム性や声優変更などの不評点も目立ち、結局リリースから3年ほどであえなくサービス終了を迎えている。

項目の後ろに(ゲーム)と書いたのは、アニメ化と漫画化のメディアミックスがされているからだが…、特にアニメは黒歴史なので注意。
ただし、アニメ版は仲間全員存命のまま終わるハッピーエンドなので、原作でアークとククルがあまりに報われないというならどうぞ。
漫画版は白い家編終了後に一気に巻きに入って完結したが、サブストーリー集が出されている。



<登場人物>

主人公側

エルク(エルクコワラピュール)

CV:折笠愛(ゲーム)/浪川大輔(アニメ、R)
西アルディア、ピュルカ族出身の炎使い。もちろん属性は火。格好はインディアン。
幼年期、ロマリア軍によってピュルカ族が虐殺され、その時の怒りによって見せた高い魔力を目当てにされて人体実験施設『白い家』に送られる。
(この時に見た戦艦シルバーノアが、中盤までのアークへの誤解に繋がる)
その後薬を打たれたりなどの処置を受けたのか当分は過去の記憶を失い、ミリル・ジーンたちと共に過ごす。
ある日、人体実験を偶然見てしまい、同じく白い家で育ったミリルと脱走するが、途中でミリルが囮になり追手を振り切る。
砂漠で倒れていた所をシュウが偶然発見・保護し、ハンター稼業で暮らしている。
使用武器は槍か剣か斧。剣だとアークとかぶるためか、メディアミックス作品では槍を使うことが多い。
一応主人公だが、自分の因縁を断ちきった後はアークが話の主軸となり、ストーリー上は影が薄くなる…と言う人も居るがアークよりやや少ない程度で実際は出番多め。
(なにぶんメインキャラが多いので分散されがちなのが最大の要因)
ただし、戦闘力はトップクラスなので一軍で使われることが多い上に、元々ハンターなだけあってギルド関連では出番が多めとむしろ目立つ存在。
レベルが1上がる事にHPが3、MPが2伸びる唯一のキャラ。
誕生日は4月11日。

リーザ・フローラ・メルノ

CV:浅田葉子(ゲーム)/堀江由衣(アニメ)/指出毬亜(R)
ヒロイン…だがエルクとの仲は途中からあまり進展しない。
属性は地。回復魔法とモンスター使いの少女。
エルクがハイジャック犯を追撃中、白い家に護送中だったところをエルクが助けだす。
傍らにモンスター(≠大型犬)パンディットを携える。エルクとリーザの仲をインターセプトする名犬、モンスターは防具が装備できないため中盤からは使いにくい場合が多いが、耐性持ちのモンスターもいる為、一長一短ともいえる。
彼女のみモンスターを仲間に出来る特殊能力「ラヴィッシュ」が使用可能。
また、前作でチョンガラが「調べる」で書いていたモンスター図鑑は彼女が「調べる」か「ラヴィッシュ」を使用して仲間にする事で作成する。
ストーリーからでは分からない彼女の素の一部やけに辛辣なコメントは必見*1
使用武器は鞭か短剣(ナイフ)で、鞭は彼女しか装備できない。
誕生日は9月8日。

・パンディット

リーザに忠犬よろしく付き従う狼型のモンスター。種族はキラードッグ。
リーザの実験過程で従うようになったという設定があり、ゲーム開始とほぼ同時に必ず仲間になる準主要キャラともいえる仲間モンスター。

序盤は持ち前の戦闘力で活躍してくれるが、種族としては最低ランクに属している関係上伸びしろに乏しく、中盤以降も使い続けるのは愛がないと厳しい。また、準主要キャラと言ってもあくまでもモンスターなので特に何かイベントがあるわけでもない。
そんなわけで、普通のプレイヤーであれば使ってあげたいとは思いつつも自然とフェードアウトしてしまう仲間である。

そんなパンディットだが、キメラ研究所なる物騒なあだ名がつけられている追加ディスク『モンスターゲーム』を使えば救済が可能。こだわればどこまでも改造できるが、シンプルに最上位種のケルベロスに転生させてやるだけでもラストまで活躍できる一線級の戦力に早変わりする。
実際のところ、純正ケルベロスでは習得不可なチャージや早い段階からのストライクパワーなど優秀なバフが使える利点があり、ロマンと実用性を兼ね備えた選択肢として悪くなかったりする。

なお、続編のアークザラッド3でもシナリオ上登場するがしれっと種族がケルベロスに変更されているだったら最初からそうしてくれ

シュウ

CV:池田秀一(ゲーム・アニメ共通)/諏訪部順一(R)
エルクを保護、育てた超一流のハンター。
属性は風。
見た目は忍者であり、特殊技もトリッキーなのが多い。
過去は多く語らないが、ロマリア軍の特殊部隊にかつて所属していたようである。ラストダンジョン奥の小部屋探索に彼を選ぶと所属についてはわからないが育ての親の幻影の姿をしたモンスターと対決になる。(この設定は漫画版では明確化された)。
使用武器は序盤はキックであり銃が買えるようになってからはマシンガン(銃1)・ショットガン(銃2)も選択に入る。*2
余談だが名前とセリフは中の人ネタで、しかも同じ名前の由来でもある某推理漫画のキャラクターよりも先に登場していた。
誕生日は2月16日。

・シャンテ・ドゥ・ウ・オム

CV:根谷美智子(ゲーム)/杉村理加(アニメ)/高柳知葉(R)
歌姫。漫画版で過去が補強され、幼い頃に歌手だった母親を亡くした後は売れない役者で酒に溺れた父から生まれつき体が弱かった弟共々虐待を受け続け、酒代の足しにするためにとある一座に売り飛ばされた過去を持つ。
母親譲りの歌の才能があったシャンテは重宝されるものの、時折吐血するほどに消耗していた弟は冷遇され、それに耐えかねて座長を刺して逃亡した。
生き別れ(漫画版では病弱な自身を歯痒く思う余り力を求め、療養先の病院から失踪した)となった弟を探しているが…
属性は水。リーザよりさらに回復の特殊能力に特化している。戦闘中に倒れた仲間を蘇生できるリザレクションを持つ。
サブイベントで「Music Man」が聴ける。
使用武器はキック、棒、杖。ハイヒールを脱いで殴りつけるアクションは担当者入魂の出来。
なお、バストは90と大きい。
誕生日は3月14日。

・ヂークベック

CV:吉川虎範(ゲーム)/田中正彦(アニメ)/梅津秀行 (R)
ヤゴス島で発掘されたロボット。
外見はヴィルマー博士による修復の結果によりお笑いだが、かつて古の7勇者を守護していた本物の戦闘マシンである。
ヂークベックのみレベルアップの概念が無い。
HP、MPなどのステータス、並びに特殊魔法は各地の古代遺跡で入手するユニットを装備することで変動する。
(彼が得た経験値はヤゴス島のヴィルマー研究所で他の仲間に振り分けることが可能)
常にレベル1の為、最終的な命中率及び回避率はぶっちぎりのワースト1*3。まともなダメージソースは魔法となる。
ただし、戦闘で得られる経験値もレベル差に比例するため、経験値稼ぎには非常に便利な存在である。
特殊能力の「しあわせ光線」はヂークだけしか使えない(当然だがしあわせ光線があるユニットを装備しないとダメだが)。
攻撃力、防御力、魔力、敏捷度はアイテムを使えば強化する事は可能である。
身長は123cm、体重は123kg。

グルガ・ヴェイド・ブラキール

CV:長嶝高士(ゲーム)/大滝寛(アニメ)/堀内賢雄(R)
「戦士の力だ!」
裸一貫にフンドシという漢の中の漢。
10年前植民地となっていたブラキア大陸で独立運動のリーダーとなり独立を勝ち取るも、長い戦争により多くの犠牲者が出たことを悲しみ、戦災孤児の盲目の少女エレナを引き取った。
現在はブラキアを離れ、クレニアで闘技大会に出場しつつエレナと生活している。
属性は光。アンデッドを瀕死状態にせず倒す*4ことが出来るという利点があるが、同時に経験値泥棒になってしまう問題点も。
武器は斧と棒と靴
みんなの人気者にしてアイドル。ふんどしファイター!
誕生日は4月23日。

・サニア

CV:椎名へきる(ゲーム)/斎藤千和(R)
属性は闇。
占い師として生活しているが、正体はミルマーナを追い出された王女サニエレ・アルノ・ヘ・ドバッチ・ミルマ。
所謂ツンデレなお嬢様性格。ヤグン編では戦闘において必須キャラとなる事もある為、主役に近い扱い。
人間キャラ最高の魔力とMPを持ち、カードとカード絡みの攻撃魔法を使う。
MPの伸びはレベルが1つ上がると4は伸び、これは全キャラクターの中でも彼女だけ。
自分の行動の順番を他のキャラに回す「トランスファー」が優秀。
カードの他に杖も装備できるがグラフィックがゴージャスである。
胸の大きさは78。
誕生日は10月31日。


ロマリア四将軍

・ガルアーノ・ボリス・クライチェック

CV:岩崎ひろし(アニメ)/黒田崇矢 (R)
表の顔はアルディアにある都市であるプロディアスの市長。
裏の顔はアルディアを牛耳るマフィアのボスだが、正体はロマリア四将軍の1人。
序盤から中盤までガルアーノを打倒することを目的に物語が進む。
なお性格が悪すぎる上に自己顕示欲などが強すぎたりわきが甘すぎる*5などの器の小ささから同士からの評価はすこぶる悪いのだが、貢献度合いは相当に大きいように思われる。
誕生日は1月7日。

・ヤグン・デル・カトル

CV:益富信孝(アニメ)/宇垣秀成 (R)
ミルマーナの将軍。だが正体はロマリア四将軍の一人。ミルマーナを奪うためにサニアの両親を殺した張本人。執政室にペットのサルを持ち込む程の動物好きである。余談だが、1と2では状況の違いからと思われるが性格がかなり変わり、へり下った態度(慇懃無礼の域だが)から高圧的な態度に変化した。
本体はまさかのペットであるサル。

・アンデル・ヴィト・スキア

CV:宝亀克寿(アニメ)
1から引き続き登場。
相変わらずである。散々引っ張ったがバトルではそんなに苦戦しない。
が、最後に悪役としての意地は見せており、策略自体もアーク達が頑張って幾度も阻止しているにもかかわらず結果的には成功させており、知略に優れていることが分かる。
誕生日は10月10日。

・ザルバド・グルニカ・トンガスタ

CV:石波義人(アニメ)
四将軍では最後に戦うハゲ。
ロマリアの軍人一家で育った人間で他の三人とは違い根っからの悪人と言う訳では無く、生粋の軍人気質。
キメラ化手術した理由も愛国心ゆえである。
なお、戦闘ではちっこいのをいっぱい生み出してくる。
誕生日は11月30日。

・ガイデル・キリア・ク・ロマーリア8世

今代のロマリア国王。世界征服を目的として全世界への侵攻を続けている。
短慮・狭量・臆病・小物とマイナスファクターの塊のような存在だが、四将軍たちは「とある事情」からこの男を神輿として担ぎ上げる、下位の立場に敢えて甘んじている。

闇黒の支配者

前作でアンデルと対話していた「鏡」の正体であり、本作の黒幕。
「闇の精霊」と契約した不死身の(元)人間であるため、精霊という概念がこの世にあり続ける限り「殺す」ことができない、という厄介な特性を有する。
現在は封印状態にあり、特定の条件を満たさなければ解放へ至らないため、アンデルらに命じて自身の復活を画策している。


Ⅰからの続投

アーク・エダ・リコルヌ

CV:結城比呂(現、優希比呂)(ゲーム・アニメ共通)/小野賢章(R)
Ⅰの主人公。エルク側と合流してからアークを主軸にストーリーが進む。
ロマリアから全世界指名手配受け、各地でロマリア軍との戦いを繰り広げていた。
変装と奇襲の名人でもある。
戦闘面では1から極端に弱体化した。しかし回復、補助系の魔法は恐ろしく優秀。
アークしか使えないトータルヒーリングはステータス異常を全て治す強力な回復魔法である。
回復勇者とか言うヤツちょっと来い。
使用武器は剣・棒・短剣。基本グラフィックで剣を持っているため、他の武器を使うときは一旦剣を置いてから武器を取り出すという変に凝ったアクションになる。
誕生日は8月23日。

ククル・リル・ワイト

CV:吉田古奈美(現、吉田小南美)(ゲーム)/水谷優子(アニメ)/小清水亜美(R)
Ⅰのヒロイン。とある事情からトウヴィルから出る事が出来ない為ある場面でしか戦闘には参加しない。
武器はパンチ・キック・短剣。
Ⅰに比べると性格が大分落ち着いた。
誕生日は6月26日。

トッシュ・ヴァイア・モンジ

CV:檜山修之(ゲーム・アニメ共通)/関智一(R)
相変わらずの戦闘特攻隊長ぷりを見せるヤクザ気質の漢。
ひらがなしかしゃべれない。
物語の後半、恩師との再会を果たすが…。
固有技がものすごく弱体化*6したが、通常攻撃だけでもかなり強い。
前作で育てまくってコンバートすると、あるイベントで一方的に斬り捨てられる。
さんざん斬りまくっておきながら「一撃だぜ」とのたまう様は笑いを誘う。
武器は男らしく剣のみ。
誕生日は8月12日。

・ポコ・ア・メルヴィル

CV:坂本千夏(ゲーム)/水田わさび(アニメ)/佐藤有世(R)
楽器を扱い戦うアークの仲間。Ⅰのへっぽこぶりはどこへ行ったのか、精神的にも肉体的にも成長した。
最強の回復+補助要因。
攻撃力もあるが守備力は低い。
武器はシンバルとフレイル
誕生日は2月22日。

・ゴーゲン

CV:辻村真人(ゲーム)/中博史(アニメ)/秋元羊介 (R)
Ⅰからのアークの仲間で七勇者の一人で、途中リーザと二人きりで旅したうらやまけしからんじじい。
本名不明。
バトルではⅠと変わらず様々な属性の攻撃魔法が猛威を奮う。
が、攻撃魔法の全体的な弱体化が辛く、移動力も全キャラクターの中でもワーストである。
ただしテレポートを使用可能なことは明確な強み。
使用武器は杖と槍とフレイル。
誕生日は10月23日。

・イーガ・ラマダギア

CV:梁田清之(ゲーム)/柴山由崇(アニメ)/安元洋貴(R)
ラマダ僧の師範代にしてアークの仲間の一人。
サニアとフラグが立ちまくり。
退魔光弾は優秀な技だがよくフリーズする。フリーズのせいで中盤のイベントが文字通りの鬼門となるプレイヤーも…
使用武器はパンチ・キック・棒。
防御力は低いかわりに魔力がアーク並にある為、キュアの回復力もそこそこ高い。
ラマダ真拳は強敵の多いモンスターゲームではかなり強力な技である。
色恋沙汰は苦手である。
誕生日は5月11日。

・チョンガラ

CV:緒方賢一(ゲーム)/辻親八(アニメ)/金光宣明 (R)
名前はチョブリン・グルタン・ゴー・ガラッハ・ドブラン・ダダ13世と長いが自称である。
シルバーノアの艦長と自称するアークの仲間。2ではバトルに参加しない為影は薄い。代わりに召喚獣が自由に使えるようになった。
中でもコンバートしたフウジン・ライジンの魔力はちょこすら遥かに凌駕する高さでついでに他の能力の成長率も悪くないため、影の薄さの割に最強候補である。どうでもいいが使い勝手の悪い風雷破は大幅に弱体化した。
2本編では喋る事がほとんどなく、カジノゲームのほうで喋っている。
誕生日は12月3日。

ちょこ

CV:吉田古奈美(現、吉田小南美)
1から引き続き登場。
誕生日は7月14日(本人曰く、毎日が誕生日)。
今作では父親のラルゴと共にクレニア島のトココ村で暮らす少女、という設定になっている。
今回は召喚獣ではなく、人間キャラと同様の扱いだが、とあるイベントでは使う事ができないので注意が必要。
武器はキックのみで、専用装備は「赤いくつ」と「黄色いリボン」。赤いくつは一度きりのイベント戦闘でしか入手機会がないため、取り忘れると再入手不可能。
1で仲間にした状態でコンバートした状態で固有イベントを進行させると、新たな特殊能力「かくせい」を習得できる。
コンバートしなくとも仲間にはなるが、イベントが途中で終了してしまい最後まで進行させることができないため、「かくせい」は習得できない。
おまけにイベント自体のヒントも少なく進行条件が難解である(最悪だと進行不能になる)ため、攻略本か攻略サイトが必須となる。
なお、1と2ではレベルアップ時の成長率に結構な開きがある(2のほうがよく伸びる)ため、1で仲間にした後にレベルを一切上げずにコンバートすることを推奨される。



その正体は魔族の王セゼクの娘、アクラ・エルヴァス。
ラルゴの娘ちょこは既に故人となっており、アクラはちょこの記憶を与えられたことで自分をちょこ本人だと思い込んでいた、というのが真相である。
戦闘中に「かくせい」を使用することでロリから大人の女性(つまりアクラ本来の姿)へ大変身、ついでに口調や性格までもがお淑やかなお姫様風に変化。攻撃力、防御力が下がるかわりに魔力が高くなる。
また覚醒前と比較すると使用できる魔法(特殊能力)が非常に少ないが、覚醒ちょこ唯一にして専用の攻撃魔法であるヴァニッシュが異常に強力なので問題ない。
ただし、高レベル(広範囲)で使うとMPが一気に持っていかれるのが難点。なのでロマンシングストーン装備者の有力候補。
マザークレアの館を利用して、対アンデッド用にスーパーノヴァ、コスパと演出の短さに優れるエクスプロージョンあたりを追加習得しておくと隙がない。

サブキャラクター

ジーン

CV:長嶝高士(ゲーム)/猪野学(アニメ)
かつてエルクとミリルと白い家で過ごしていた。が、エルク脱走後、モンスターと合成され、切り裂きジーンとしてエルクに立ち塞がる。属性は闇。
余談だが、ゲーム・漫画・アニメの全てで容姿・能力が違う。

ミリル

CV:根谷美智子(ゲーム)/藤枝成子(アニメ)
かつてエルクとジーンと共に白い家で育った少女。属性は水でありエルクの火と反対。
エルクが救出に乗り出すが…

ミスター・デックス

インディゴスにおける空き家関係の依頼で登場する富豪。
依頼達成に時間制限を切ってくるなどややせっかちな性分。

・グロルガルデ

七勇者の時代に創造され、過去にヂークベックと相打ちになったという最強最悪の機神。
本作では完全破壊に至らず、決着は「機神復活」へと持ち越しとなる。

ヨシュア

前作から単独行動を続けているアークの父親。
終盤で遂に再登場し、アークや妻ポルタとの再会を果たすことになるが……。



余談

  • 非常にバグが多い、序盤から合成素材でそのアイテムが必要となるがバグで入手不可能なことを皮切りに数多くのバグが存在し
    中には特定の場所でメニュー画面を開いただけで発生してしまうものまで存在する。
    あまりの多さに確認されたバグを纏めたサイトが作られるほどで、中には入手可能にもかかわらずバグで入手できないと誤解されたものも存在した。*7

  • 合成に使う一部のアイテムが『2』本編では入手できない為、別売りソフトである『アークザラッド モンスターゲームwithカジノゲーム』を購入しないと入手できないアイテムがある。

  • バグの多さからデバッグする余裕もないほど納期に余裕がなかったのか没になったダンジョンやイベントが結構ある。

  • 一度クリアしてしまうと二度と入ることができないダンジョンがかなり多い、取りこぼしたアイテムの回収が不可能になるのは当然として
    ダンジョンボスを倒した後の制限時間が設定された脱出時にしか出現しないモンスターなどコンプが不可能になってしまう厄介なのもある。
    中には一度クリアしないとダンジョンから出られないにもかかわらず、バグやフリーズによって脱出不可能になってしまい
    セーブポイントからやり直しどころかダンジョン内でセーブしてしまい初めからやり直しになることも…






本作でシリーズとしては一応の完結となったが、『2』発売から12年が経過した2018年にアークザラッドの新作がアプリとして始動(2021年にサービス終了)。
時系列は本作エンディングから数年後とされており、『3』の一部のキャラも登場している為、『3』以降はパラレルワールドと思われる。



加筆修正を頼みます。

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最終更新:2024年02月04日 09:27

*1 図鑑はモンスターゲームでも見る事は可能。しかし、図鑑が見れるのはサニアを仲間にした後であり、それ以前だと見る事ができない。

*2 モンスターゲームから強いデータ送って序盤から銃を使う手段もあるが

*3 命中と回避はレベル差に比例するため

*4 アンデッド系はHPを0にしてもすぐには倒せず、いったん瀕死状態になり、ここからさらに追撃する必要がある。瀕死状態のまま放っておくと復活してしまうが、光系の攻撃だと瀕死状態を経ず一気に倒せる。

*5 とにかく趣味が悪かったり、アークに悉く企みを阻止されたり、大胆なアークの策にまんまとひっかかったり

*6 魔力依存になったという説がしっくりくるため勘違いされがちだが、単に技の倍率が低くなっただけ

*7 パレンシアタワーで入手できるマーリンの書、ダンジョンが一度クリアすると二度と入れないことやロック解除スイッチを連打することで特定階層へ行けるようになって入手できる分かりにくさから入手方法が判明するまで2年かかった