まばゆい天使/Blinding Angel(MtG)

登録日:2010/06/12(土) 06:25:15
更新日:2021/11/23 Tue 20:25:13
所要時間:約 3 分で読めます




まばゆい天使はマジック・ザ・ギャザリングのネメシスに収録された白のクリーチャーである。レアリティはレア。


まばゆい天使/Blinding Angel (3)(白)(白)
クリーチャー:天使(Angel)
飛行(このクリーチャーは飛行や到達を持たないクリーチャーによってはブロックされない。)
まばゆい天使がプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーは自分の次の戦闘フェイズを飛ばす。
2/4


暴力で非暴力を求める、なかなかふざけた天使。

当時、この能力の登場は衝撃的だった。クリーチャーデッキがどんなにリードしていても、この天使が現れたら除去できないと詰んでしまうからである。

特にその頃流行っていた緑単のビートダウンであるストンピィには天敵とも呼べる存在であった。


もっとも、弱点の目立つクリーチャーでもある。
まずコストが5マナなので、極端に速いビートダウンに対しては出すのが間に合わない事も。

サイズも2/4と当時の同マナクリーチャーと比べてもパワー2とやや小ぶりだ。相手を仕留めるのに10ターン近くかかってしまうのはネックと言わざるを得ない。そのため時間を短縮するために複数体戦場に出すか、別にフィニッシャーを用意する事が多かった。


上記の欠点をカバーするために、青のカウンターパーミッションに組み込んだ白青コントロール、通称「カウンターエンジェル」が構築され、トーナメントでも活躍した。


やがて。

ウルザブロックがスタンダードから去り、クリーチャー色が強いエキスパンション「インベイジョン」登場後もまばゆい天使は活躍。初期の赤緑ステロイド「Fires」に対するアンチカードという役割を持つなど、大きな働きを見せていた。



まあ火炎舌が現れるまでの話だが。



それ以外でも、インベイジョンには「梢のうねり」といった飛行クリーチャーへの優秀な対策カードが収録されていたり、のちの壊れエキスパンションと名高い「アポカリプス」には4マナ(色拘束はキツいが)3/4速攻・警戒という高性能天使「稲妻の天使」の登場と、まばゆい天使はどんどん活躍の場を奪われていき、姿を見せなくなっていった。


その後。

まばゆい天使は基本セットに収録されるも、環境に合わずなかなか活躍できなかった。それでもリミテッドではエンドクリーチャーとして、かつてを彷彿させる働きを見せていた。



そして今、悪斬の天使や賛美されし天使と強力なライバルのため、トーナメントでも姿を見せることはなくなった。寂しい限りである。


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最終更新:2021年11月23日 20:25