多華宮霞(ウィッチクラフトワークス)

登録日:2012/05/06(日) 10:28:01
更新日:2021/07/13 Tue 08:32:24
所要時間:約 4 分で読めます




多華宮霞(たかみや かすみ)とは、good!アフタヌーンに連載中の水薙竜の漫画『ウィッチクラフトワークス』に登場するキャラクターである。

主人公の多華宮仄(たかみや ほのか)の実の妹である。
作者の水薙竜が『こんな妹が居たら良いなぁ』という願望を詰め込んで生まれた妹。



仄の体に封印されている白いアレを守る工房の魔女の一人であり、主にくまのヌイグルミのようなUMA(魔訶ロン)を巨大化して使役する。


メインヒロインの火々里綾火(かがり あやか)が担当する通学バスから下校までの護衛以外の時間、つまり帰宅後から翌日の通学バスまでと土日祝祭日を担当している。

だが最近火々里さんにテリトリーを侵されやや暴走ぎみ


ウェーブのかかったピンク色の髪、つり目気味な美少女で末期のブラコン

笑うときはウヘヘヘと笑う。

魔女であることを兄である仄に知られるまでは、軽くツンデレな妹(だがもうデレ期)であったが、魔女とバレてからは二人で駆け落ち宣言を高らかにしてみたりと、メーターを大幅に降りきっている。

もっとも仄が超鈍感でスルーされているが。
魔女としての実力も高いようで、二人だけで駆け落ちを目論んだ際、塔の魔女に対して無敵の強さを見せる火々里さんから一度はダウンを奪うほどである。

……まぁ不意討ちで車投げつけて猛獣用の麻酔銃撃ち込んだんだが
(彼女の愛読書ははじめの一歩グラップラー刃牙のため、このシーンは勇次郎が麻酔銃で撃たれたシーンのパロディと思われ。)

魔女としての信念は『正義

多華宮霞としての使命は『お兄ちゃんとお兄ちゃんの住む街を護ること


自身の魔女の外套もオリジナルらしく、唯一背中に白文字でデカデカと正義の文字を掲げている。まったく何処の海軍だよ……


母親からは、いい加減に『お兄ちゃん離れ』するように叱られることもある。

曰く。

二日に一回は寝れないとか言って仄の布団に潜り込む。

二日に一回は兄妹だからやましくない!とか言ってお風呂に乱入。

休日にはハマっているゲームのお守り掘らせたり趣味装備を集めさせたり(面倒なやつ)する。

霞『はぁぁぁ??ソレのドコが悪いのよ!!全部妹の権利じゃん!


手遅れである。

だがそれが(ry
以外、作中でも代表的なセリフ。




今晩 お兄ちゃんの部屋行くね


「私の縄張りでお兄ちゃんに手を出すなんていい度胸ね」


……この世に悪の栄えたためしなし……

いいわ、私の気高い使命がアンタ達のごみみたいな目的に負けるワケないって事わからせてあげる!!

いくらアンタ達が束になっても私には勝てないーーなぜなら私にはお兄ちゃんとお兄ちゃんの住む街を護るっていう偉大な使命があるからよ!」↑直後巨大化したクマの拳が街を大粉砕。



「うっへっへ驚いた?」


「お兄ちゃんをこまらせるのは妹の義務だから」


こんな横暴、謙虚で心優しき私が許しても神様は許さないハズよ!!!


「フン!何よ何よ!ヘラヘラしちゃって面白くない全然面白くないわ!!」

「そうよ霞、これぞ神様の与えて下さった愛の試練よ!」

「お兄ちゃんが誰のものかハッキリさせましょう!待ってなさいこの泥棒猫!!」


悪は去った!!
この街を出て誰も知らない場所へ行くの(はぁと)二人で生きるんだよお兄ちゃん(はぁと)


「私悟ったわ、もう駆け落ちしかないって」


「そん時は妹パワーでなんとかするもん!」


「妹が兄を想う力は無限大なの」

どこぞの勇者王かよ……


シリアスな台詞以外全てこの調子である。


事実上格差こそあれウィッチクラフトワークスに於ける準ヒロインもとい、二大ヒロインの一人と云えよう。

また、彼女の兄への想いは我々が他の作品でみかけるブラコン妹とは少し違う。
彼女は兄と妹の恋愛小説を読み、なんと「 ちょっと引いたよねー 」と語っている。将来の旦那様とか子供は3人とか家族計画まで語っていたくせに
子供を作る方法についても「そういう方法もあるらしいけど汚らわしい」と言い、「2人の愛が絶頂に達したときにプテラノドンが運んでくる」と本気で信じている。
つまり、兄を男として愛しているのではなく、あくまで兄として愛しているのである。家族愛と恋愛をはき違えているとも考えられる。
しかしやっていることは見てのとおりであり、親友のたぬたぬは「その気持ちの本質に気付いたときが心配」と思っている。

最近は 兄を想うことで彼の居場所がわかる というトンでも能力を発揮した。
初めは彼のかばんについた自分のストラップを媒介した上で一晩かかったが、2回目は物の数分で居場所を突き止めた。
たんぽぽには変態能力と言われた上で、この点では綾火にも勝っているかもしれないといわれた。

「いや、範囲の問題じゃない・・・これはきっと私のお兄ちゃんへの想い・・・・・・すなわち妹力が足りないせいだわ!」
「だって兄妹の絆に距離は関係ないもの!!」

「何を言っているかわからんがお前の兄に対する執念は地の果てまで届くと思うし、そんなお前に私はドン引きしているぞ」


【交友関係】
親友に田沼佳子(通称たぬたぬ)がいる。家に呼んで「俺の芋娘」なる兄妹の恋愛小説を読む仲である。
たぬたぬも霞のブラコンっぷりはよく理解しているが、霞がいつもそれを大きく上回る発言をするためよく振り回されている。
霞が兄との理想の世界を作り上げた時も、太鼓持ちながら呼ばれたり大親友だから見捨てないといわれるなどなどきっちり霞からも親友と思われている様子。
ただしうっかり仄と仲良く会話すると お家断絶 し、うっかり仄を異性として意識した発言をすると グッバイフォーエバー して仲直りに時間を要する。
魔女としての師匠は乙女橘りのん。霞が武闘派な戦い方をするのも彼女の影響が大きい。
霞が自身の能力に気付く前は、修行と称して正拳突きしかやらせなかったと語っており、師匠としての能力にはいささか疑問が残る。
綾火とは同じ人物を護衛する仲間ながら、想い人が同じであるため仲はかなり悪い。
上述通り駆け落ちをもくろみ実行して襲撃したりするなど二人を引きはがそうと何度か騒動を起こす。ただし実力差は大きく、たびたび敗北してボロボロになる。
たんぽぽとはOVAの出来事から意気投合して同盟を結んですぐ破綻してからよくつるむようになる。
お互い仲間とは思っていないドライな関係ながら、共にゲームをしたり入浴するなど徐々に打ち解けている。たんぽぽの風呂シーンはないんですか?

他にも綾火が兄の仄と堂々と行動しだしてからは妹である霞にもしわ寄せがいったが、すべて腕力で撃退した様子。

【戦闘スタイル】
上述通り使い魔であるクマのぬいぐるみ「魔訶ロン」を巨大化させて戦う。
魔法は兄の仄からもらったぬいぐるみを使役するというもので、これを知ってからは何かにつけては仄にぬいぐるみをねだって数を増やしている。
修行の末に複数同時に使役することも可能になったようだが、作中では基本的に魔訶ロンのみを用いて戦う。
大きさはかなり融通が利き、本気を出した時はなんと大気圏にまで突入するほど巨大化し、敵( と守るべき町 )を粉砕して見せた。
原作では戦う様子はわりとあっさりしているが、アニメ版では戦闘描写が大幅に増している。
アニメでは数分間濃厚なプロレスをして見せたたんぽぽ戦も、原作ではクロスカウンター一撃であった。
他にもアニメでは敵に複製されたにせ魔訶ロンと高山vsドンフライの壮絶な殴り合いを見せ、OVAではたんぽぽと組んで2vs2のタッグマッチを披露した。


【魔訶ロン】
霞の14歳の誕生日に仄からもらったクマのぬいぐるみ。お腹に「NEWYORK魂」という文字が入っている。名前の由来は仄の好物から。
もらった翌日から動き出したことで、霞は自分の力を自覚できた。ちなみに母の小町はよくできたロボットとして何の疑問もなく受け入れている。
霞に指示されずとも表情を変えたり独自に移動したり、自我を持っていることがうかがえる。
たんぽぽいわく、操者である霞の特別な思いが詰まったものであるため、使い魔としては強力かつ従順であるとのこと。
ウィークエンド戦後はたんぽぽの式神と友人になっていたが、主人の命令には逆らえず泣く泣く彼(とたんぽぽ)を天まで殴り飛ばした。
綾火をひどく恐れているが、理由は不明。綾火の照れ隠しで火が付いたり、BD5巻の特典では八つあたりで燃やされているので、その態度もむべなるかな。


冥「篭ちゃん、いい加減に『wiki離れ』しなさい」

冥「二日に一回は誤字脱字が気になって眠れないって修正したり」

冥「二日に一回はこのままじゃ内容が薄くて依頼されちゃうって追記したり」

冥「リンクや画像の貼り付けしてもらったり(面倒なやつ)」


篭「はぁぁぁ?ソレのドコが悪いのよ!!全部wiki篭りの権利じゃん!」

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最終更新:2021年07月13日 08:32