タリエシン(Tears to Tiara)

登録日:2012/02/12(日) 13:45:07
更新日:2024/01/06 Sat 20:50:42
所要時間:約 3 分で読めます





ゲーム「Tears to Tiara」の登場人物。

アルビオンのブリガンテス族出身のさすらいの吟遊詩人。
エリンのゲール族のアルサルやリアンノンと同じく古代アルビオン王国の末裔(ただし直系はアルサルとリアンノン)。
性格は直情型のアルサルとは対照的に理性的でふるまいは優雅。
本人曰く気まぐれ(だが本質はアルサルとあまり変わらない)。
そして、女たらしである(種族の違いすら超越した)。

幼い頃から妖精("精霊"ではない)に憧れていた。
妖精族の商人エポナを「すりすりはぁはぁくんかくんか」したりする。
そのためエポナには「女遊びも男遊びにも飽きて妖精じゃないと満足出来なくなった変態」と言われる。
しかし、変態なのはエポナに対してのみで(ちなみに実はエポナもまんざらではなかったりする)、エポナ以外の妖精には紳士的に節度ある対応をしている。

以下ちょっとしたネタバレ(物語の核心ではない)















彼が妖精に憧れるようになったのは幼い頃に夜の森で道に迷ったときにたまたま妖精の音楽を聞き、その美しい調べに魅了されたのがきっかけである。
ちなみに、このときタリエシンを魅了した音楽を奏でていたのが他でもないエポナで、(のちに、とあるイベントで確信するが)それを直感的に感じていたからエポナへの接し方が特別だったのかもしれない。

以下ネタバレ(物語の核心)










彼がアロウンの(人間族の)仲間の中で一番最初に世界の真実の姿やアロウンの正体、自分たちの本当の敵は天界の精霊達であることを知る。

数日後、雪崩で敵の戦力を削ぐ(重要な)作戦が敵の妨害で失敗。
アロウンは兵力を削れてない(圧倒的な戦力差を残した)まま戦闘の開始を号令する。
しかし、タリエシンは「作戦が失敗した今の状態で本当に勝てるのか?」と問い、自らが世界の真実ととも知ったあらゆる奇跡を発現する歌、かつてアロウンの父ミルディンが凍える地上に春を呼び寄せた「初源の歌」で雪崩を起こすことを提言する。
アロウンに「そんなことしたらお前も無事では済まない」と忠告されるが他に方法はないのだろうと押し切り演奏を始める。

演奏をしながら「私たち人間はあなた方親子(ミルディンとアロウン)の信じるに足る存在だっただろうか」とアロウンに尋ね「あぁ、どうしようもない馬鹿ぞろいだったよ」という返答を聞き満足しながら、再び出会うことがあればまた肩を並べ共に戦うことを約束し、雪崩とともに雪の下へと消えていった。


以下さらなるネタバレ









実は生きていた。
そして再び友の危機にかけつけ崩れゆく塔に閉じ込められたアロウンたちを救った。

以前に出会った竜族の子どもとその家族によって雪の下から掘り起こされて助かったとのこと。
しかし、傷を癒すために長い時間がかかり合流するのは最終決戦後になった。

戦後はベビードラゴンと共に旅をしており、その噂は『II』の舞台であるヒスパニアにも届いている。



アロウンとアルサルが常に活躍するのに対して、タリエシンはここぞというときに活躍する三人目の主人公なのだろう。




◇余談
彼は「初源の歌」で奇跡を起こせるくらい竪琴の素晴らしい才能はあるのだが、作詩の方はどうも怪しい。
以下、彼の作詩の才能の片鱗がうかがえる「アップルパイのうた」を一部紹介しよう。



アップルパイ

あぁ。アップルパイ

アップルパイ


………^^;(外伝でも仲間にこの「アップルパイのうた」を披露しているが、どうやらアップルパイアップルパイと連呼してるだけらしい…)。
ちなみに本人的には良い出来だと自賛しており、さらにはそろそろ詩集を出そうかと言っている。
悪いことは言わん、やめておけ。
創作する詩人というより語り継ぐ詩人のほうが彼にはあっているようだ…。


追記・修正はアップルパイをかじりながらお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • Tears to Tiara
  • ティアーズ・トゥ・ティアラ
  • ヘボ詩人
  • へっぽこ詩人
  • アップルパイ
  • 女たらし
  • タリエシン
  • 吟遊詩人

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年01月06日 20:50