登録日：2012/01/06(金) 23:02:27
更新日：2022/07/25 Mon 14:37:31
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(この項目はネタバレを含みます)
ニトロプラス制作のゲーム「Phantom -PHANTOM OF INFERNO-」の登場人物で、声優は成田剣/中田和宏/千葉一伸(DVD-PG・PS2/OVA/アニメ・Xbox360)
銀髪の白人男性。
犯罪組織「インフェルノ」の構成員の一人。
洗脳のスペシャリストで暗殺者の育成を担当しているが、組織内の仲介役を務めるクロウディア・マッキェネン同様自分のファミリーを持っておらず、インフェルノでは彼女の部下として扱われている。
自らの知的探究心を満たすためならば他人を平気で騙し、死なせる冷酷なマッドサイエンティストであり、主人公・吾妻玲二の記憶を奪い暗殺者・ツヴァイに仕立てた張本人。
本名ヘルムート・フォン・ギュゼッペ。
第二次世界大戦末期の1944年ベルリンに生まれ、モスクワ大学で心理学と脳生理学の博士号を獲得後に東ドイツ秘密警察シュタージに入隊。
尋問と洗脳のエキスパートとして活躍し、その手腕と頭脳に目をつけたＫＧＢ(ソヴィエト社会主義共和国連邦国家保安委員会)に特別顧問として招聘されて辣腕を振るう。
ソ連崩壊後は多くのＫＧＢ将兵と同様アメリカの暗黒街へと流れ、フリーランスの暗殺者周旋人として知られるようになった、という経歴の持ち主。
サイス＝マスターとは彼の暗黒街での通り名である。
趣味は古今東西の銃器の蒐集。
斬新なデザインや独創的な設計の物を好み、機構と意匠の進化の歴史を辿るためにコレクションの手入れは常に銃の開発された年代順を忠実に追って進めるというこだわりがある。
インフェルノに加入する前とある幇の客分として香港に滞在中、幼女ばかりを専門に扱う娼館の『匈』という名の少女を身請けし、アインと名付け、洗脳で記憶を消し、心を補強し、様々な技術を叩き込んで暗殺者として育てた。
そして実験作のツヴァイ、ツヴァイにアイディアを得て育てたドライを経て、それらのデータを基に開発した量産型の暗殺者の育成に成功し、フィーア、フェンフ、ゼクス、ズィーベ、アハト、ノインの六人からなる親衛隊「ツァーレンシュヴェスタン」を編成する。
ツァーレンシュヴェスタンのメンバーはいずれも十代の少女で、数値の上では以前の三人と互角で集団戦の訓練を受けているが、その頃にはインフェルノの勢力拡大によってほとんどサイスの仕事がなくなっていたため経験では劣る。
そしてサイスは彼女達をより高い次元へと導くために、自らの手を離れた『作品』へとぶつける事を決める…
ちなみに某粘菌類的にはアインやドライに並ぶヒロインらしい。
追記・修正お願いします。
最終更新：2022年07月25日 14:37
