Journal of Organic Chemistry(学術誌)

登録日:2010/03/11(木) 11:14:36
更新日:2020/10/20 Tue 19:30:31
所要時間:約 2 分で読めます




ジャーナル・オブ・オーガニック・ケミストリー

意味は有機化学雑誌

通称JOC


1936年に創刊されたアメリカ化学会の発行する有機化学および生物有機化学分野の学術誌である。

2005年の "ISI Journal citation report" に基づけば、
ISI有機化学カテゴリーにリストされてい55雑誌の中で、最も論文が引用されている(79,573件)雑誌であることを、JOCのウェブページで公表している。

隔月に発行しており、言語はもちろん英語である。





最近、この雑誌に新しい動きが見られている。

以前この雑誌で、デンマークの化学者
Daniel J. O'Leary
Daniel D. Hickstein
Bjarke K. V. Hansen
Poul Erik Hansen
らが発表した『対称形のジヒドロキシ合成物で接着している水素のジュウテリウムアイソトープ混乱の理論的なおよびNMR研究』を取り扱った記事が載った。

特集記事である。

内容もいたって真面目なものだ。

そしてこの研究成果を発表するために使われた図がこちらだ。





そう、皆さんも良くご存じのエントロピーとエンタルピー。
その擬人化である。


科学の研究発表に図が使われるのは常識で、一般的には物質の写真、グラフ、CGで作った分子構造のイメージ等である。

図解なんかのほとんどは、予算の関係上研究者自身が描くことが多い。

今回の図は、研究者の個性が溢れ出る素晴らしい出来栄えの図だと言える。

1887年には元素は妖精になってたし雑誌Cellの表紙は荒木飛呂彦の絵が飾ったし今回のデンマークの学者が描いた図にはなんの問題もない。

ちなみに、このデンマークの学者様、その後見事に表紙を飾るまでに成長しました。

奥の黒板の娘かわいい!

帽子のGから察するにギブズ自由エネルギーの擬人化……らしい。詳細は不明。

いやあそれにしても本当にかわいい。
この娘は俺の嫁だからな!
絶対誰にも渡さない!!

次の連さ(ry…研究発表が楽しみです。



新しい情報がありましたら追記・修正お願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • アメリカ化学会
  • 学術誌
  • 化学
  • 有機化学
  • 生物有機化学
  • 萌え
  • \(^o^)/オワタ
  • 広がるジャパンカルチャー
  • 日本怖い
  • どうなる化学界
  • 次の連載はいつですか?
  • 煩悩が見える項目
  • ギブズ自由エネルギーたん

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2020年10月20日 19:30