プラクシー(Ergo Proxy)

登録日:2012/03/02(金) 19:04:20
更新日:2024/04/25 Thu 00:16:46
所要時間:約 6 分で読めます




この項目はErgo Proxyのネタバレ全開項目です。
それが嫌だと言う人は、ブレーカーを2分17秒止めて100万点クイズに勝利してからブラウザバックお願いします。












プラクシーとは、言葉の通り創造主の『代理人』である。

登場してきたプラクシー達は人型ではあるが、高い身体能力や特殊能力を持っており、並みの人間では全く歯が立たない。
ただし、戦闘能力の高い個体ばかりではなく、特殊能力に特化した個体も存在する。

デダルス曰く生物学的、神学的に見ても人間ではない。
また性別もないと明言されていたが、荒廃した大地で活動するのに態々『人間』としての機能を持たせる必要は無かったからだと思われる。

その為、登場するプラクシーの一部は外見的にだが、性別を意識したような肉体を与えられたプラクシーも存在する。
肉体面では判別しがたくとも、モナドのような精神面では女性のプラクシーだって存在している。


『はじまりの鼓動』により、予め組み込まれていた『プラクシー抹殺プログラム』で近くにプラクシーの存在を感知すると本能的に殺し合いを行う。
また後述する死滅要因もあるため、創造主達が戻るときには、プラクシーは全て消滅していると言うのが筋書きである。


体を構築しているのは不死身の『アムリタ細胞』と呼ばれる特殊な細胞である。
ナニされようが死滅することはないが、例外として三つの要因がある。

  • プラクシー同士の殺し合い(愛)による致命傷
  • FP光線弾(硫化水銀弾頭みたいなの)を胴体に喰う
  • 太陽光を浴びる

以上三つの内、どれかが当てはまると死ぬことになる。


登場プラクシー
No.ⅩⅢ モナド・プラクシー
元々はモスコドームのプラクシーだったが、ロムドが機能回復を図り、モスコを侵攻し略奪してきた。
ロムドは機能回復に成功するが、このときのモスコ崩壊を切っ掛けとしてヴィンセント・ロウがロムドへ移民することとなり、
すなわちエルゴ・プラクシーがロムドへ帰還したことになるため、ロムドの回復にモナドの存在が寄与したかは明らかでない。

『はじまりの鼓動』により意識が覚醒。ロムド内で無差別殺人しつつ右往左往していた。その過程で旧移民局でリルが初めて遭遇したプラクシーでもある。

エルゴに討たれ死亡した。エルゴとは相思相愛の仲だった様子。


No.ⅩⅢ 再生モナド(リル・Ⅱ・リアル)
死亡したモナドを、リルを母体に再生した。遺伝子にモナドの因子を加えて製造されている。
変態医師は『自分にとって理想のリル』を造りたかったようだが、モナドの因子を使っている時点で無理である。

白髪に白い翼を得て飛行能力を獲得。愛するエルゴの元に行き、空へ連れていくも地上に残ることを選択したエルゴと別れた。
その後、創造主を迎えようとしたが太陽光を浴びてしまい、一瞬で消滅してしまった。


No.不明 セネキス・プラクシー
ハロス(バロスwwwじゃない)ドームのプラクシー。月光の代理人。
ヴィンセント達が訪れるまで活動していなかったが、彼等が到着後、プラクシーに仕組まれた『はじまりの鼓動』と本能により活発に活動を始める。

触手のような物が頭から生えている。これがセネキスの唯一の武器である。兎耳に見えて可愛い。
これでハロスの兵士達を惨殺していき、ハロス崩落の要因となった。

エルゴと殺し合いをするも非力な方らしく、エルゴに力負けし討たれた。カズキス・プラクシーとは相思相愛の仲。
この時のシーンは、どう見てもレイプにしか見えない。
お世話になった視聴者も多いのでないだろうか。


No.不明 カズキス・プラクシー
アスラドームのプラクシー。輝きの代理人。ひたすらワインを飲むアル中。味にも五月蝿い。
高い身体能力とパイロキネシスが武器。

ヴィンセントに自身がプラクシーであることを自覚させたプラクシー。
当初こそは、親愛なるセネキスを殺したエルゴことヴィンセントを、同じ苦悩を持つ親友として許し愛そうとするも、エルゴが記憶を消すというプラクシーとして恥ずべき手段で裏切り、何の自覚もないままにセネキスを殺害したことを知る。

激昂し憤憎からヴィンセントを殺しにかかるも、リルを引き金に覚醒したヴィンセントに討たれる事に。


No.不明 ニート
かつてドームだった場所で遭遇したプラクシー。断じて自宅警備員の代理人ではない。

ゴリラのような巨漢で、戦闘もそれを活かしたパワーファイター。
コギトに感染したオートレイブが身の回りの世話をしていたらしい。その辺はヴィンセントとピノの関係に良く似ている。

エルゴと交戦中に、リルの放ったFP光線弾を食らい死亡する。
尚、体が緑色だがガンマ線は浴びていない。


No.不明 レフ
ヴィンセント達が道中立ち寄ったドームのプラクシー。
変身能力だけしか明らかになってないが、戦闘能力は低いと思われる。

誰かから愛してもらいたい、愛されたい想いから、カップルのどちらかに変身していた。
しかし、変身した対象しか見ず愛されず、レフ自身は見られなかった。
その事実に絶望したレフは、ドームの人間を皆殺しにした。

そして立ち寄ったヴィンセント達も亡き者にしようとするも、旅によって成長したヴィンセントを道連れには出来なかった。

その後の消息は不明。



No.不明 MQC
悪魔のクイズSHOWの司会でありプラクシー。ネタバレの代理人。

30分で100万点取れたら豪華懸賞品+MQCが死ぬ。その逆は取れなかった挑戦者が死ぬシステム。
クイズ方式だが、彼なりの『Proxyの戦い』である。
25連勝中だったらしい。おそらく、彼のクイズに敗北したプラクシーだと思われる。

最後は見事100万点を獲得されてクイズ終了。MQCは観客やスタッフから花束を受け取り、暖かく見送られながら潔く舞台から退場した。最後にプラクシー・ワンの居場所を教えて消滅した。

悪魔のクイズSHOWはすべて公に放送されていたため、視聴者ラウル・クリードもプラクシー・ワンの居場所を知ることとなり、彼は後にそこへラプチュア(熱核反応爆弾)を発射して焼き払った。が、実際そこにいたのは再生人類であり、再生人類を滅ぼそうとするプラクシー・ワンの目的を叶えてしまう形となった。

No.不明 ウィル・B・グットマン
スマイル園のプラクシー。何の代理人かは不明。

ドーム全体が遊園地となっており、人気の無くなったアトラクションやキャラクターは、即座に処分していた。

夢で迷い込んだピノからエルゴの弱点を聞き出そうとするも、廃棄してきたキャラクター達に袋叩きにされてしまう。

正夢にしたくないピノのおかげで、その場凌ぎだがスマイル園崩壊は免れた。


No.Ⅰ エルゴ・プラクシー
ヴィンセント・ロウの本性。序盤は自身の意思とは無関係に変身していたため、自覚も記憶もなかったがカズキス以降、意識を保てるようになる。

道化師のような白い仮面が特徴。特殊能力こそ無いが、他を圧倒できる戦闘能力を誇る。


No.Ⅰ プラクシー・ワン
本当のエルゴ・プラクシーで、ヴィンセントのオリジナル。

物語冒頭の語り部は彼であり、創造主への復讐のため行動する。
唯一、本当の人類を再生することに成功した『勝者』でもある。












「そうだ!己に従え!!!」

「夜のテンションに身を委ねろぉ!!」

「分かるぞ、せっかく項目を建てたのに薄いと言われ削除依頼を出されボロクソにされ、苦労して建てても、自治房に画像を消された時のちっぽけな苦しみが。」

「俺が建てる前に消された項目が何だろうと構わない!俺が建てた項目は俺が建てた項目でしかない!」

「それだけが、唯一の真実だ!」

「そうだ。重複してようが建て逃げで消されてようが、項目は常に1つしかない。」

「だが、荒らし達に荒らされた項目など、追記修正もせず、ひたすらBBSで愚痴り続けてしまう。」

「それが俺達愚痴籠りじゃないのか?」

「そうだ…確かに、お前の言う通りだ。」

「Wiki篭り……」




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最終更新:2024年04月25日 00:16