登録日：2009/10/26 Mon 22:38:25
更新日：2022/08/10 Wed 23:03:13
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この項目では、1992年発表の天地無用！魎皇鬼（OVA版）について説明する。
第1期 全7話
第2期 全6話+1(違う世界観の物)
第3期 全7話
第4期 全4話
第伍期 全5話
過去の話として真・天地無用！魎皇鬼(小説)、同一の世界観の話である「
天地無用！GXP」とGXPの先を描いた小説『パラダイスウォー』(第伍期とクロス)、登場人物の血縁が登場する「異世界の聖機師物語」がある。
2016年11月から第4期、2020年～2021年には第伍期が展開された。
時系列 魎皇鬼1～3期→GXP・魎皇鬼第4期→パラダイスウォー・魎皇鬼第伍期→聖機師物語
あらすじ
主人公、柾木天地は岡山県のとある高校に通うごく普通の一般人。
ある日、柾木神社の神主である祖父、柾木勝仁から出入りを固く禁じられていた祠に天地が好奇心から入り、
祠の中に約700年封印されていた鬼を解放してしまう所から物語が始まる。
この後紆余曲折を経て５、６人の女性を居候として迎えることになったり宇宙に出たり色々するのであるが、これは後述。
このアニメ、典型的なハーレムかとおもいきや、登場人物が結構サバサバとした性格のためか、あまりドロドロとした描写はされない。
魎呼と阿重霞がしょっちゅうケンカしているぐらいである（とはいえ状況次第では協力することもある）。
登場人物
柾木天地（CV:菊地正美）
本作主人公で神社の跡取り息子。物語は彼の高校生時代から始まる事になる。
性格は至って素直。
その性格故か女性にえらく好かれる。羨ましい。
特定の女性に対してひいきはせず、皆で仲良く生きたいというどこぞのクソ主人公に見習って欲しいような素晴らしい人相をしている。
幼い頃に母親を亡くしており、それ故か母性本能をくすぐるような仕草をすることも稀にあり。
実は皇子様だったりチート性能に覚醒して本編中で10年以上たっても老けない不老特性等を得たり、父の再婚相手がとんでもない背景持ちだったせいで異母弟が異世界行きの宿命を背負う事になったりするが割愛。本作を見られたし。
魎呼（CV:
折笠愛）
ヒロインの一。元宇宙海賊。
年齢は5000歳超。生理年齢17歳。
性格は自由奔放な男勝り。
樹雷という星で大暴れし、地球に逃げて来たが、樹雷皇家の第一皇子である遥照によって封印された鬼。まあ正確には鬼ではないが。
その後700年の時を経て天地により封印から解放。
封印以来ずっと溜まっていたフラストレーションを爆発させ、天地の通う高校を半壊させた。
その後天地家の居候になる。
爆発の中で平気な所と壁抜けできる所と天井に大穴開ける馬鹿力と空飛ぶ所から見てこいつもチート。
阿重霞（CV:高田由美→七尾はるひ）
ヒロインの一。樹雷皇家第一皇女。
年齢不明。少なくとも700年は生きているが。生理年齢20歳。
性格は一見おしとやかで上品な物腰であるのだが、魎呼と話すときやプッツンした時はかなりつっけんどんでヒステリック。
遥照の元婚約者であったが、
遥照は樹雷で大事件を起こした魎呼を追いかけ、行方不明となってしまったため、結果として婚約は解消。カワイソス。
その後遥照と魎呼を追いかけるべく妹の砂沙美と宇宙船で大捜索の旅に出る。
んで地球に来て魎呼を見つけたは良いものの遥照は見つからず、船も魎呼により大破。天地家の居候になる。
結界を張れるのだが、アニメではその活躍がほとんど見られない。
他メディアにおいては「樹雷の力」を攻撃に転用できるはずなのだが、これまたアニメでは全然使わず、戦闘においては役立たずである。
皇家の樹＆第二世代艦「龍皇(りゅうおう)」のマスター
砂沙美（CV:横山智佐）
ヒロインの一。樹雷皇家第二皇女。
年齢不明。阿重霞と同じく700年は生きている。生理年齢8歳。
なんという合法ロリ。
性格は天真爛漫。
阿重霞と共に地球にやってきて、阿重霞と同じ理由にて天地家に居候。
樹雷皇家第二皇女という高い身分でありながら、阿重霞とは違いかなり躾けられていたようで、家事全般が得意。
天地家にやってきてからの家事は全て砂沙美が担当している。
というのも、他の女性陣は家事がからっきしダメ（魎呼と阿重霞は壊滅的な腕前、美星と鷲羽はそれなりにはできるようだが積極的にやらない）。
精神年齢は女性陣の中で最も高いのではなかろうか。
幼く可憐な容姿でせっせと家事に勤しむその姿が人気となり、
スピンオフ作品「
魔法少女プリティサミー」と「砂沙美★魔法少女クラブ」で主人公となっている。
皇家の樹の始祖「津名魅（つなみ)」のマスター………ではなく、魎子と魎皇鬼が樹雷星を襲撃した時に死にかけ津名魅自体とシンクロして助かる。
その為津名魅の人の姿が砂沙美の成長した姿になる。
(本編九巻「砂沙美と津名魅」参照)
津名魅はかなりの美人であり、スタイルも抜群。つまり砂沙美は、順調に成長すれば人も羨む美貌を手にすることがほぼ確定している…。
「先物買いしておけ、天地！」とはだれもが一度は思うことだろう。
美星（CV:水谷優子→富沢美智恵）
ヒロインの一。ギャラクシーポリス一級刑事。
年齢、生理年齢不明。生理年齢は恐らく20代前半だと思われる。
性格はおっちょこちょいで天然ボケ。そんなんで刑事が務まるのかってくらい落ち着きがない。そのくせ緊急事態にぼーっとしている事もあり、手に負えない。
指名手配者の神我人（CV:若本則夫）を逮捕するべく地球に向かったが、突然発生したブラックホールにより宇宙船が制御不能になり、地球に墜落しかけた所を天地に助けられ、やっぱり天地家の居候になる。
別名、偶然の天才。
美星の回りでは通常有り得ない奇跡に近い現象が度々起こり、それが回りに回って結局は良い結果となる。風邪が吹けばピタゴラスイッチ。
だがその性格と性質から厄介者扱いされがちで、美星が地球に滞在するようになったのはギャラクシーポリス上層部による厄介払いだったりもする。
それなのになぜクビにはならないかって？実は、美星はギャラクシーポリス長官の孫娘であり、溺愛されているからなのである。
そのため、彼女の装備品はギャラクシーポリスの中でもかなり高級で高性能なものが揃っており、一級刑事の中では破格。
美星の一族、九羅密家はその実鷲羽ちゃんの子供の直系の子孫であり、鷲羽ちゃんとは遠い…遠すぎる血筋があったりする。
白眉鷲羽（CV:小林優子）
ヒロインの一。自称、宇宙一の天才科学者。あくまでも自称である。
年齢6000000000歳超。宇宙を作った三女神の1人とのこと。
生理年齢不明。
性格はおおらかかつ冷静。茶目っ気が溢れている。
助手である神我人と研究を共にしていたが、意見の入れ違い等複雑な事情で神我人によって双蛇の裏世界に封印されていた。
ちなみに双蛇とは鷲羽の作った船である。
その後美星の偶然により救出、ご多分に漏れなく天地家の居候となる。
外見は少女時と大人の女性時の２パターンがある。通常は少女。
自分の事はちゃん付けで呼ばせる。
「あたしのことは、鷲羽ちゃんって呼んでね！」
鷲羽の持つ科学者としての能力は折り紙付きである…が、何かにつけて天地を実験材料として用いようとするため、恐々する面も。
魎呼と魎皇鬼の製作者（特に魎呼は鷲羽本人の卵子を利用しているため、いわば母親）である
子持ち。
魎皇鬼（CV:
小桜エツ子）
魎呼が所有している宇宙船、もしくはその生体コンピュータユニットである。
阿重霞の船が大破した際、魎皇鬼も共に大破したのだが、
卵となることで生まれ変わった。
動物型、宇宙船型、人型の三つの形態をとることが可能。
第2期で万素（ます）と同化したため人型に変身できるようになる。この同化により魎皇鬼の割合は万素2:猫1:金属生命体1となる。
動物型は猫と兎を足して２で割ったようなイメージ。可愛らしい。
猫らしくミャーと鳴き、兎らしくニンジンが大好き。
本来はコンピュータユニットであるので、食物を取る必要はないのだが、卵からかえって初めて食べたニンジンをいたく気に入ったようで。
一日に半端でない量を食べるので、柾木神社周辺は全てニンジン畑となってしまった。
ちなみに、畑の管理は天地の担当であり、畑仕事のあまりの忙しさから天地は高校を中退する羽目になった。
神木ノイケ（CV:進藤尚美）
元GP1級刑事。かつての美星の相棒で、暴走しがちな美星をコントロールできる数少ない存在。当時の名はノイケ・酒津〔ノイケ さかづ〕。
現在は瀬戸の養女（つまり、阿重霞と砂沙美の叔母、美砂樹の義妹）となっており、天地の婚約者として柾木家に送り込まれて来た。瀬戸から、銀河全体と渡り合える能力を持つに至った天地達の監視とコントロールを目的とした密命を受けていた。
初登場時は長髪だったが、柾木家に来てからは昔の短髪に戻した。
第三世代艦「鏡子（きょうこ）」のマスター。
ある人物と深く関わりがある。
神我人〔かがと〕（CV:
若本規夫）
鷲羽の元助手。神我人は全宇宙統一理論の完成を悲願とする科学者。
研究対象を手に入れるためなら破壊活動も辞さない凶悪犯。樹雷に伝わる「皇家の樹」の力を狙っている。
追記・修正お願いします
最終更新：2022年08月10日 23:03
