ママトト ~a record of war~

登録日:2012/03/23 Fri 19:27:00
更新日:2024/01/21 Sun 20:42:37
所要時間:約 6 分で読めます




地に降りた一枚の羽・・・それは大好きなあなただった。

【概要】
ママトト ~a record of war~とは、1999年7月1日にアリスソフトから発売された18禁ゲームである。
アリスソフトお得意のSLG形式のゲームである。
あらすじは一言で言えば王子が純愛で王が鬼畜やレイプ。
プレイする際は薬物や近親相姦、精神崩壊等残虐な描写に対する耐性が必要となる。
また、ママトトの世界をベースに「ままにょにょ」や「わいどにょ(アリス2010)」が発売されている。
ランス9ではこのシステムがベースになっている。キャラクターもママトトを流用したキャラが非常に多い。

【システム】
全20章からなり、戦闘(SLG)→内政→ADV(ナナス)→ADV(カカロ)で1章が終わる。
前衛戦・防衛戦・攻撃戦・迷宮戦に分かれていて、前衛戦では将一人とキッズ(使い捨ての兵士)が右から流れてくる敵を倒して、倒しきれなかったのが防衛戦に回り、防衛戦でも、右から流れてくる敵を、将5人で倒して、倒しきれなくて、左端まで行くとママトトがダメージを受ける。)
攻撃戦は、将が何人かで、敵陣に乗り込んで、相手を全滅させたら勝ちとなる。
内政では、プラントを増築したり武器を開発したりする。
ADVはナナスの純愛とカカロの鬼畜もの。
やり込み要素は無いが、やりこもうと思えばやり込め、無制限の雑魚戦もあるため、苦手な人でも経験値やカードを稼げる。
人によってヌルゲーにもマゾゲーにもなるゲームである。

【キャラクター】
ナナス・アルフォリア
第一の主人公にしてママトトの王子にして将軍。
本人に戦闘能力は無いものの、奇抜な作戦と知恵で他国に知将として恐れられており、非常に高いカリスマも兼ね備えている。

カカロ・アルフォリア
第二の主人公にしてママトトの王にしてナナスの父親。そしてラスボス。
鬼畜な男で、相手が娼婦だろうが息子の幼馴染みだろうが自分の娘だろうが構わずレイプ。
女性を殺したり精神崩壊させたりやりたい放題であり、彼を好きになれるかがこのゲームの評価を左右させる。

アーヴィ・アルフォリア
ナナスの双子の妹でママトトの姫。魔法使い。
ただし姫と言う描写はほとんど無く、あくまで一武将と言う立場のようだ。
彼女も例外無しにカカロ(実父)に犯され肉奴隷にされる。
早い話、近親相姦をやらかしている。
パッケージを飾っているのは彼女であり、このゲームの正ヒロインと言えよう。

ミュラ・カースン
ナナスの乳母の娘で、ナナスの姉代わり。
年齢は24歳だがマニュアルでは28歳と誤植されていた。
大人であるが故か彼女のルートは切ないものとなっている。
キッズ(後述)の扱いは全キャラトップ。

ラミカ・クィンシー
ナナスの幼馴染。
自分はナナスの嫁だと公言している。
エルフ耳+金髪+幼馴染+元気っ娘+家庭的と様々な属性を併せ持つ。
料理の達人だが相手の胃を考えない。
必殺技が非常に強力だが進め方次第で退場してしまう。

ココナ・ホワイト
武家の一人娘で男のように育てられた。
そのためか、家事に強い憧れを抱き、女の子らしくありたいと強く願っている。
持てるアイテム量が全キャラ中最大でアイテム次第で化ける。
能力も低いが成長が早くまさに愛で強くなるキャラ。

シェンナ・ギリシアム
煙草を咥えたヤンキー娘。
一人称が俺で言葉も男、端正な顔立ちと一目では男か女か分からないが今作のヒロインの一人である。
進め方次第でカカロに精神崩壊をさせられる。
ランス9にはピグ・ギリシアムという彼女と同じ姓のキャラが登場している。

勢久山 奈菜璃
何度も何度もママトトを襲ってきた要塞のボス。
貴重な回復要因として重宝する。
高飛車な喋りが非常に特徴的。にょほほほ。
オトモに部下を二人連れている。
モデルは恐らくヤッターマンのドロンジョ一味。

ライセン
元娼婦の少女。
年齢は不詳だが恐らくヒロインの中では最年少。
必殺技では逆に斧に振り回されて可愛い。
「かえるにょ国にょアリス」では初期メンバーの一人となる。

ナルツガイス
本名はエイベル。
残酷無比の戦いの女神と言われているが彼女自身は優しく、穏やかな性格。
高い魔法力をある男に付け狙われ自由意志を奪われていた。
カカロに犯され退場する他ヒロインとは違い、ナナスと結ばれることで退場するキャラ。

のぞみ
元はザザム国の王女だったが、カカロに捕まりメイド兼性奴隷にされている。
ちなみに、のぞみとはアリスソフトにおけるマゾないじめられっ子の伝統の名前である。
闘神都市Ⅱが先駆けで大悪司や戦国ランスにも出演している。

リック・アディスン
赤い死神と恐れられる、ママトト一の剣士。攻撃力の伸びが鬼畜。
勿論必殺技はバイ・ラ・ウェイ。
ランスシリーズのリックとは同姓同名の別人であるらしい。
こちらのリックはヘルメット無しでも普通に戦える。これは弱点の無いリックを描写したかったからとの事。
性格もかなり変わったためか、本家リックより目付きが鋭い。

パットン・ミスナルジ
ママトトの友好国だったが滅ぼされたルマン帝国の王子で、ナナスとは幼馴染み。
ルマン帝国とは恐らくランスシリーズに登場する国、ヘルマンのことだろう。
元はだらしなかったが、王子を捨てて旅に出た結果頼れる男になった点も共通している。
必殺技が全キャラ中でも最強クラス。

カバッハーン・ザ・ライトニング
雷帝の異名を持つ魔法使い。出番が遅い分必殺技がチートレベルの強さ。
彼の初出は鬼畜王ランスだがランス6とままにょにょではママトトの設定が取り入れられ、出典もママトトとなっていた。
彼の必殺技はこの作品が初出で後にランスシリーズの雷系魔法の最高位となる。
鬼畜王ではほぼモブ同然だったのが大出世である。

ストーリン・ワルド
ナナスに絶対の忠義を誓う武将。
ストーリー的には非常に優遇されており、最終的にエンディングで王となる。アーヴィ涙目である・・・*1
戦国ランスでも真田透琳として登場した。
戦国ランス最大のトラウマ風林火山の一人で、彼自身非常に優秀なキャラだったので覚えている人も多いだろう。
ボウガン+軍師のキャラの走りと言えるキャラで、同社のゲームのキャラにもボウガン+軍師のキャラが多く登場する。

ピッテン・チャオ
戦士としても一流で魔法抵抗も非常に高い通称完全無欠の黄金騎士。
バルバッツァと共にブーロンの騎士として恐れられていた。
もともとは「かえるにょ・ぱにょ~ん」の主人公の兄にしてラスボスだった。
ままにょにょが最も似合うキャラのはずなのにままにょにょには出演できなかった。何故だ。
ランス9にも登場。弟を助けてくれたパットンに恩義を持っているようだ。

バルバッツァ・ロンブラウ
黒い悪魔と恐れられるブーロンの騎士。騎士とは言うが非常に渋い侍の風貌をしている。
侍らしくクリティカル率が非常に高くリックとともにエース級の活躍が期待できる。
大悪司では名前は違うが容姿が同じ中国人の医者として登場しランス9ではパットンの親友であるヒューバートが彼の格好をして登場した。
ママトトが舞台のはずのわいどにょでは何故か異世界から勇者を召喚する機械で召喚された。

【キッズ】
ファイタン
戦士型キッズ。
汎用的で扱いやすいオーソドックスなキッズ。
移動距離はキッズを扱う者の指揮力に依存する。
なのでミュラとストーリンが扱うと使いやすい。
レベルを上げることで射程が伸びる。

ウィズ
魔法使い型キッズ。
自爆することで範囲ダメージを与える。
にょシリーズではパクポンと言う見た目の似た爆弾処理キッズが登場している。

チアー
チアガール型キッズ。
消費することで再行動が出来る。
ラミカやパットンの必殺技と組み合わせれば数ターンで殲滅なんてことも。

一直
消費することで横1マスにレーザーを放つキッズ。
レベルを上げると横3マスにレーザーを放つことが出来るようになる。

ブロッケン
護衛キッズ。
変身することで壁となる。

ワプワプ
ワープ型キッズ。
消費することで好きなキャラを一人好きな場所へ移動させる。
キッズでもおk。

みゅうたん
アイテム回収キッズ。
にょ系でも唯一そのままの性能・デザインで登場している。
レベルを上げるとみゅうと言う美少女に変身する。








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最終更新:2024年01月21日 20:42

*1 もっとも、アーヴィは建前はナナスの双子の妹で、王家の血は引いているがはあるもののナナスと血縁関係は無い