アミガサタケ

登録日:2013/09/10 (火) 21:34:04
更新日:2021/10/24 Sun 01:20:39
所要時間:約 3 分で読めます







朕こそ偉大なるキノコの頂点



皇帝のキノコ 



アミガサタケである







下々よ我が威光にひれ伏すがよい






















ええい!静まれい静まれい!!






アミガサタケはアミガサタケ科のキノコ
キノコといえば秋というイメージがあるがこのキノコは春先に林や土手、場合によっては
家の庭に生えることもある
網傘茸の名に偽りなく網目状、もしくは蜂の巣を彷彿とさせる傘をもつのが特徴である。
中は空洞で触ると生では少々脆い



見た目はなんともいえないキノコであるがなんとこのキノコ
高級食材の一種である

フランス料理ではモリーユの名で親しまれ
中国では不老長寿の食材と信じられていたことから漢方薬では同じキノコの冬虫夏草以上に価値のあるキノコとされ
皇帝のキノコの名をもつ


四八(珍)にもその名を残している


ヨーロッパ圏では特に親しまれているキノコで熱を加えると弾力性がでて歯ごたえがあり
とても良い風味がでる
生クリームやバターなどとの相性がよく、グラタンやシチューなどに使われたり。
ピザやオムレツの具にしても美味しく頂ける

日本では料理に使った歴史はないが煮物の具にすると美味しい


そんなキノコであるためヨーロッパでは量産しようとがんばっているのだかなかなか難しい様子
培養まではできるのだが安定して子実体を得られないので養殖が難しいのだとか

小麦粉でいけるとかブドウ糖だろjkとか色々考えている様子

あれ?このキノコにかける情熱ってどこかで…?



我々が情熱をかけるこの子はヤンデレだけど
欧米の人々が情熱をかけるこっちは木を枯らすなんてことはない

まぁなかなか群生する体力がないのだが
皇帝だからそんな体力なんてなくてもいいんだもん


これからは春先に探してみてはどうだろうか?



















あ、ひとつ言い忘れてた



実はこのキノコ
毒がある











毒がある




なので調理にはちょっと注意して頂きたい
まぁもっとも含んでいる毒なんて生の状態でたくさん食べて腹壊す程度なのでまったくもって問題ないのだが


この毒、加熱処理だけでは消えないが水には溶けやすいという性質があるため
まずいったん茹でてその茹で汁を捨てるという湯でこぼしという調理で毒を抜くといい

これで9割は毒抜きができる
まぁ9割なのであまりたくさん食べるとおなかの調子が悪くなったりもするが




お嬢様気質なちょっと毒つくとこがあるが
体力なくて頭(傘)の中身はないのでおバカ
おまけにしっかり付き合えばすぐデレる。…ふむ。悪くない





悪くないとおもったそこの同士諸君。追記修正していかないか?


あ、あとこれに似てるけど傘が脳みそっぽいのはとっちゃだめだぞ!!

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最終更新:2021年10月24日 01:20