始原の魔導士 イルドーナ(カードファイト!!ヴァンガード)

登録日:2012/06/19 Tue 18:55:58
更新日:2023/01/19 Thu 20:17:30
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始原の魔導士イルドーナとは、カードファイト!!ヴァンガードに登場するユニット。

以下、テキスト詳細

■始原の魔導士 イルドーナ
G-3 P10000 CT1 シャドウパラディン
[V][LBC](あなたのダメージが4枚以上で有効):[CBA,,あなたの《シャドウパラディン》のリアガードを2枚選び、退却させる]このユニットがアタックした時、コストを払ってよい。払ったら、2枚引き、そのバトル中、このユニットの†+3000。
[V]:このユニットがヴァンガードにアタックした時、そのバトル中、このユニットのパワー+3000。

シャドウパラディンのV向けにデザインされたユニットで、その使い勝手はなかなかの良好。

一つ目のスキルはシャドウパラディン初のリミットブレイク!!スキルで、3000パンプしつつ、そのおまけにボードAをハンドAに変換するというもの。
あくまで変換なので、純粋なアドバンテージそのものは稼げていないものの、シャドウパラディンというクランの特性及び、リミットブレイク!!という条件下とは非常にマッチしている。

まず、シャドウパラディンの主要なアド源は髑髏の魔女ネヴァン暗黒魔導士バイヴ・カー、そして漆黒の乙女マーハの三体が挙げられる。
中でもコスト確保という方面では前二者が優れており、ネヴァンは軽コストでハンド回復+手札交換、バイヴ・カーはノーコストで場アドを稼いでくれる。

しかし、バイヴ・カーは場アドこそ稼いでもランダム性が高いので安定性は高望みできず、ネヴァンはその貧弱なパワーから、ヒット時スキルの的にされる事が多々ある。

イルドーナのリミットブレイク!!はそうした問題の対策になりうるもので、本来場にいて欲しくないユニットをハンドに変換する事で、相手の付け入る隙を消しつつ、自軍の態勢を立て直し、なおかつパンプ効果により相手を追い込むという、まさに攻防一体のスキルといえよう。

またリミットブレイク!!時→ダメージ4以上という事で、返しのターンの相手からの反撃に備えて、ハンドの充実を計れるというのはかなり大きい。
インターセプトできないブースト要員orG3ユニットが、完全ガードとそのコストになりうるのだから、終盤ではかなり頼もしい。

二つ目のスキルはソウルセイバー・ドラゴン等と同様のもので、バニラブーストで21000ライン、7000ブーストで20000ライン、5000ブーストでも18000ラインを構成できる、あって困らないもの。

その有用性は類似スキルを持ったユニットの項目を見てもらえれば理解してもらえると思うが、イルドーナの場合はLBスキルと併用する事で、7000ブースト以上で23000ラインが構築可能になり、13000のVユニットに対しても十分な対抗手段を備えている。

  • 欠点
やはり†10000であるだろう。

パワーインフレが進むヴァンガードではVはもちろん、Rのラインが20000をクリアするのは決して珍しい事ではなく、手札を補充してもプラマイゼロ、下手をすれば手札補充しない11000ユニットの方が有効である場面も多い。

LBの条件を満たしやすいと考えられなくもないが……それ以前に押し切られてしまう可能性も、否定できない。

また、ただでさえシャドウパラディンはグランブルー並にデッキ消費が激しいクランなので、バイヴカー→LB→バイヴカー→LB+ネヴァン等と調子に乗ってドローしまくっていると、あっという間にデッキアウトしてしまう。

どちらかと言うと派手な一発より、少しずつアドを積み重ねて相手との差を開いていくタイプのユニットなので、必要ならばファントム・ブラスター・ドラゴン、もしくはファントム・ブラスター・オーバーロード等の大技を持つユニットに再ライドするのも悪い選択ではない。


総じて、使い勝手が良く、現環境で十分に活躍しうるスペックを秘めているが、考え無しには使えないユニットと言えよう。






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最終更新:2023年01月19日 20:17