ズィール (カードファイト!!ヴァンガード)

登録日:2012/10/04(木) 21:26:11
更新日:2020/09/23 Wed 23:03:54
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その時、あらゆる時空が絶望した。


「ズィール」とは、「カードファイト!!ヴァンガード」のブースター彈8彈、「蒼嵐艦隊」にて収録された、「ディメンジョンポリス」のカード。
所謂、「リヴィエール」サイクルの、シリーズ物のユニット。

見た目は某光の巨人に出てくる、一兆度の火を吐くあの怪獣
ディメンジョンポリスに分類されているが、別に仲間と言う訳ではない。(何らかの理由で共同戦線を取る事になったようである。詳細は後述。)


以下、ユニット紹介
◆グレード0

ある日、銀河の片隅で、最強の超獣が生まれた。

《幼生獣 ズィール》
ノーマルユニット 〈0〉 (ブースト)
ディメンジョンポリス - エイリアン パワー4000 / シールド10000 / ☆1
【自】:「滅びの瞳 ズィール」がこのユニットにライドした時、あなたの山札の上から7枚まで見て、「銀河超獣 ズィール」か「星を喰う者 ズィール」を1枚まで探し、相手に見せ、手札に加え、その山札をシャッフルする。
【自】:「滅びの瞳 ズィール」以外の《ディメンジョンポリス》がこのユニットにライドした時、このカードを(R)にコールしてよい。

ファーストヴァンガード。能力は他のリヴィエールサイクルと同じく、特定カードが自身にライドした時に、同シリーズのグレード2かグレード3をサーチできる、と言うもの。

◆ユニット設定
いつ何処で生まれたのか、誰も知る者のいない超獣の幼生。 体内に光熱を生成できる器官があり、練り上げた熱は光線の形で放射する事が可能。 当時まだ小規模な組織だった“ディメンジョンポリス”が発見し、捕縛しようと試みたが、現場の戦闘員からの通信は直後に途絶。調査班が現場に到着した時、捕縛にあたった戦闘員はすでに全滅していたという。 そして逃走した最強の幼獣は、その後数年の間、行方知れずとなる。 あの事件の日まで――。


◆グレード1

その時、あらゆる時空が絶望した。

《滅びの瞳 ズィール》
ノーマルユニット 〈1〉 (ブースト)
ディメンジョンポリス - エイリアン パワー7000 / シールド5000 / ☆1
【永】:【(V)】:あなたのソウルに「幼生獣 ズィール」があるなら、このユニットのパワー+1000。
【自】:「星を喰う者 ズィール」がこのユニットにライドした時、あなたのソウルに「幼生獣 ズィール」があるなら、相手のヴァンガードを1枚選び、そのターン中、パワー-3000。

1つめの能力は同軸共通のパワーアップ。
2つめは、特定カードが自身にライドした時、そのターン中相手のヴァンガード1枚のパワー−3000奪う、というもの。
他のディメジョンポリスの能力は、味方のヴァンガードの強化がメインだったが、本来のディメンジョンポリスと対を成す形という設定だと思われる。
この能力はどのタイミングでも非常に強力で、言い換えればヴァンガードのアタック限定で味方のパワーを上げられる。という事である。
これにより、パワーが低いユニットでも攻撃を通す事ができるため、序盤からどんどん攻めて相手を追い込もう。

◆ユニット設定
数年の時を経て、再び姿を現した謎の超獣。 高層ビルを易々と超える巨体、体内熱の調整による探知の無効化、そして岩をも蒸発させる超高熱の熱線「デストロイド・フレイム」。 その超獣はありとあらゆる点において、今までの怪獣達をはるかに凌駕する力を持っていた。 センサーで探知できなかった事もあり、戦闘員が出現地点へたどり着いた時には大都市を含む6つの街が壊滅していたという。 これをきっかけに付けられた超獣の俗称から、この事件は後に「滅びの瞳事件」と記されるようになる。


◆グレード2

その超獣は、天体規模のエネルギーを摂取する。

《星を喰う者 ズィール》
ノーマルユニット 〈2〉 (インターセプト)
ディメンジョンポリス - エイリアン パワー9000 / シールド5000 / ☆1
【永】:【(V)】:あなたのソウルに「滅びの瞳 ズィール」があるなら、このユニットのパワー+1000。
【自】:「銀河超獣 ズィール」がこのユニットにライドした時、あなたのソウルに「幼生獣 ズィール」があるなら、相手のヴァンガードを1枚選び、そのターン中、パワー-3000。

能力は誘発条件や要件で必要となるカードを除けば《滅びの瞳 ズィール》と同じもの。《滅びの瞳 ズィール》が鍵となるため、確実にライドしておきたい。
アタックが防がれても、相手の手札を削る事になるので、その後の展開に有利になる。相手からしてみればやはり厄介な事この上ない。

◆ユニット設定
地熱エネルギーを効率よく摂取する為、自らクレイを火の海へと変えていく超獣「ズィール」。 しかし、増員により大規模な組織となった“ディメンジョンポリス”には強力な超人や戦闘機械が配属され、彼を含む怪獣達は侵攻がままならない状態まで追い込まれていった。勢力差は逆転し、怪獣達はその数を徐々に減らしていったという。 だが、両組織は互いに相争っていたが故に気づく事が出来なかった。謎の勢力の魔の手がこの国、スターゲートに忍び寄りつつあった事に。 そしてついに、“ディメンジョンポリス”最大の転機が訪れる。


◆グレード3

その超獣は、虚空を越え、銀河の星々を餌にする

《銀河超獣 ズィール》
ノーマルユニット 〈3〉 (ツインドライブ!!)
ディメンジョンポリス - エイリアン パワー10000 / シールドなし / ☆1
【起】【リミットブレイク】(4)(あなたのダメージが4枚以上で有効):[【カウンターブラスト】(2)] 相手のヴァンガードを1枚選び、そのターン中、あなたの《ディメンジョンポリス》のリアガード1枚につき、パワー-1000。そのターン中、この能力は使えなくなる。
【永】:【(V)】:あなたのソウルに「星を喰う者 ズィール」があるなら、このユニットのパワー+1000。

「リミットブレイク」により、相手のヴァンガード1枚から最大パワー5000を奪う能力を持つ。
1ターンに1回限定だが、この力を使われた相手は防御に多大なシールドを要求される事になり、決して防ぐのは楽ではないだろう。
前のグレードの能力と合わせ、早いうちに相手のダメージゾーンの枚数が増えてしまい、これで一気に決着をつけてしまおう。

ただ、このシリーズの弱点として、特定ユニットにライドできないとその後の戦略が大きく狂わされる。こればかりは運としか言いようがないが、なるべく全ユニットにライドしておきたい。

最悪このユニットの能力だけでも、詰めには十分な力はあるだろうが…。
「ズィール」軸には「クリティカル型」と「スタンド型」両方存在する。
クリティカルを増やせば、序盤で相手がスルーした場合、奇襲的に攻められ、早くから追い詰められ、また、ダメージゾーンが3〜4枚の時点からプレッシャーをかけられる。
スタンドを多めにする場合、相手のパワーが下がるため、こちらが低パワーでも相手に高いシールドを要求でき、相手の防御をガンガン削る。
特にスタンドと相性の良い《ミラクル・ビューティー》と組めば、高パワーで連続攻撃ができる。

欠点としては、「リミットブレイク」であるため、をれを有効にしないと使えない点。
ダメージゾーンが3枚で止められたままチマチマとリア削り等されると、展開に乏しいディメンジョンポリスではジリ貧になりがちである。
また、こちらも早期から展開しないと話にならないので、こちらの手札もたくさん消費する事になり、守りが手薄になりがちである。
基本ではあるが、やはり使い所はしっかり見極める必要はあるだろう。

◆ユニット設定
その強大な力から、銀河の破壊者とまで呼ばれた超獣「ズィール」の究極形態。 全身に輝く放熱体は、理論上、太陽核に匹敵する高熱を生成して放射することができるとも言われている。 “ディメンジョンポリス”は自分達が守ってきたこの国を救う為に、怪獣達は謎の勢力の盗人猛々しい行いに憤慨し、互いに一時休戦、協定を結んだ。 「コノ星ヲ破壊スルノハ我ラダ。断ジテ貴様ラデハナイ!」、「ズィール」の声を聞いた怪獣達のほとんどは協定に賛同。 これにより“ディメンジョンポリス”の実質的戦力はさらに増大。大都市圏まで迫っていた謎の勢力を撃退することに成功したのであった。

以上の設定により、「ズィール」はある程度知能があると思われる。てかシャベッタァァ!?

あの《ブラスター・ブレード》達を封印した、「謎の勢力」に対抗するため、ディメンジョンポリスと「ズィール」を含む怪獣達は共闘する事となる。てかもうこいつ一人でいいんじゃ(ry


アニメでの登場は今の所無い。もしかしたら闇落ちした皇帝こと光定ケンジが使うかも…という噂があるが…?





群れ集う銀河超獣。宇宙は絶望に包まれた。


シークメイト!

《銀河超獣 ズィール》、双闘(レギオン)


【リバイバルレギオン】
「カードファイト!!ヴァンガードG」エクストラブースター第1弾「宇宙の咆哮」にて「ズィール」は進化の果てに究極思念体を生み出す。


《新世紀超獣 ズィール》
ノーマルユニット 〈3〉 (ツインドライブ!!)
ディメンジョンポリス - エイリアン パワー11000 / シールドなし / ☆1
【起】:【双闘21000】「銀河超獣 ズィール」(相手ヴァンガードがグレード3以上なら、このユニットは1度だけドロップゾーンから4枚山札に戻し、山札から指定カードを探し、双闘できる)
【自】【(V)】:[【カウンターブラスト】(1)] あなたのカードがダメージゾーンに置かれた時、このユニットが【双闘】しているなら、コストを払ってよい。払ったら、相手のユニットを1枚選び、そのターン中、あなたの、(V)か(R)にある、カード1枚につき、パワー-1000。
【自】:【(V)】:このユニットのアタックがヴァンガードにヒットした時、相手のヴァンガードのパワーが8000以下なら、【ソウルチャージ】(1)し、あなたのダメージゾーンから1枚選び、表にする。

防御的に使える相手のユニットのパワーを減らす能力と《銀河超獣 ズィール》で能力を活かせるガード強要能力を併せ持つ。

《銀河超獣 ズィール》の能力を使ってアタックをヴァンガードにヒットさせればコストの半分が戻り、次のターンで使うパワーを減らす能力にそのまま回すことができるという攻防共に優れたコンボが完成する。


奴の前では全てが修正される。あいつが、追記超獣だ。

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最終更新:2020年09月23日 23:03