登録日：2010/05/06(木) 21:33:18
更新日：2024/01/21 Sun 10:21:43
所要時間：約 7 分で読めます
世界樹の迷宮Ⅲに登場する職業。後作である世界樹の迷宮Xでも登場。
占星術を用いて天空に浮かぶ星々から得られる「エーテル」と呼ばれる元素を操り「星術」という様々な属性攻撃を行う属性攻撃特化職。
カナエの職業もこれ。
グラフィックはこれまで通り四種(+アナザーカラーで八種)
♂1は真面目そうな青年。
アナザーカラーは髪が金髪になる。
♀1は紫髪の内気そうな女の子。
アナザーカラーは服が白くなり髪が黒くなる。
♂2は何か企んでいそうな怪しい目付きの青年。通称「黒幕」
アナザーカラーは髪が紫になる。
♀2はフワフワした金髪の女の子。
アナザーカラーは髪がピンクになる。
炎・氷・雷の術を使いこなす、他のゲームで言うところのいわゆる魔法使い。
前作までのアルケミストの特徴をそのまま引き継いだ職業と言える。
魔法使い系の例に漏れず、TPとTECの成長率はトップだが、STRやVIT等の物理面は壊滅的。
典型的な後衛職である。
物理攻撃に耐性を持った敵や条件ドロップアイテム、特異点定理やエーテル圧縮による高火力等、彼らの放つ星術は様々な場面で役に立つ。
前作のアルケミストと比べると、以下のような特徴を持つ。
- 術の威力が全体的に控えめ
- （「核熱の術式」のような）無属性の術を持っていない
- そのかわり「エーテルマスター」、「エーテル圧縮」で術の威力をアップさせられる
（これにより特定のリミットスキルを有効活用できる）
- 敵からの属性攻撃を完全防御できる「先見術」や、ターン中の味方の消費TPをゼロにする「ダークエーテル」など、攻撃以外の戦闘スキルを持つ
総合的に見ると、敵の弱点を突くのが重要なクラスになっている。
また、前作のアルケミストと違い、（サブクラスを含む）スキルの修得具合によっては最終盤までアタッカーをつとめられる。
TPは多めだが消費が多いため数字程燃費は良くない。
雑魚戦でも積極的に使っていくならアムリタ等の回復手段を多めに確保しておこう。
使用武器は本だが、本は後列で威力が下がるうえ攻撃力も低く、自身のSTRの低さも相まって通常攻撃は非常に貧弱。
本の攻撃力は星術に関係しないのでサブクラスで持ち変えてしまうのも手だろう。
いっそのこと状態異常付加の武器(ブラインドダガー・まどろみの絵本等)を持たせ、状態異常付着役と割り切らせるのも一興。
Xでは本に代わって杖が使用出来るようになった。Vと同様に武器にMATが設定されているため、適時武器を更新しておきたい。
※主なスキル
ゾディアック専用スキル。
炎・氷・雷の三属性の威力を強化するパッシブスキル。(レベル10で25%増)
消費TPを増やさす、手軽に火力を強化出来る。
星術だけでなく懐炎拳やブリッツリッター等の複合属性や業火、絶対零度等の属性リミットスキルにも効果がある。
早めにレベルを上げておきたいが、目当てのスキルとの兼ね合いか。
Xではサブクラスでも習得できるようになったが、強化対象が星術スキルに限定されている。
敵一体にそれぞれの属性で攻撃を行うゾディアックのメインウェポン。
前作のような上位版の星術は存在しない。
ゾディアックは弱点を突くことが重要なので、とりあえず3種類ともレベル1だけ取得しておくといい。
三色全て最大まで取得しようとするとSPが足りないので、最初はどれか一つに集中して取ると良いだろう。
Xでは後輩のルーンマスター、ウォーロックと同様に範囲攻撃化しており、炎:拡散、氷:貫通、雷:1列なのはあちらと同じ。
敵全体にそれぞれの属性で攻撃を行う星術。
あると便利だが、今回は雑魚のHPが高めで単体攻撃で各個撃破したほうが良い傾向にあるため、優先度は低め。
防御用スキル。
対象の敵一体の放つ属性攻撃を阻止し、カウンター攻撃を行う。
炎のブレスに対して使うと、それを無効にしつつ炎攻撃をするということ。
ファランクスがいないPTなら是非取得したい。
ダメージはハッキリ言っておまけ程度なので、防御目的ならレベル1止め推奨。
Xでは攻撃をせず次のターン終了時まで自身の全攻撃力を上昇させる効果に代わった。この効果は星術以外にも乗る。
前提は重いがサブで属性攻撃を止められる貴重な手段なので刺さる相手には刺さる。
敵の弱点を突くと更にダメージが上がる(レベル5で150%増)。前作の「解析」と同じ効果。
非常に重要かつ有効なスキル。
炎・氷・雷だけでなく斬懐突の物理属性にも効果がある。なのでサブで取得しても有効。
次の行動時に使用する炎・氷・雷属性攻撃の威力が上がる(レベル5で300%増)、属性版「力溜め」。
ゾディアックの火力を支えるスキル。これと属性攻撃を交互に繰り返すのがゾディアックの基本戦法である。
消費TPが低く、燃費は良い。
エーテルマスター同様、複合属性やリミットスキルにも効果がある。これにより強化された属性リミットの威力はまさに切り札。
『次のターン』と説明文があるが実際は次に発動した属性攻撃を強化する。
例として『業火（選択）→圧縮→業火→（次のターンに）星術』
と発動したら業火のみしか強化されない。順番を入れ替えて、星術のあとに業火を発動しても星術しか強化されない。発動順に注意。
リマスター版では適用される行動を取るまで効果を保てるようになった。予め溜めて頃合いを見計らって仲間と一緒に、がし易くなった。
またこの関係で追撃系スキルも（基本最初の一発だけだが）強化できるようになった。
Xではエーテルマスターと同じく、強化対象が星術スキルに限定されている。
ウォーロックの「詠唱：圧縮術式」と同様範囲が敵1体になるので強化以外にも手を出したくない敵を避けて攻撃したり。
取得者が敵を撃破する度にTPが回復する。(レベル5で一体につき5回復)
燃費の悪いゾディアックには嬉しいが回復量が何とも心許ないのが欠点。
無いよりはいいのだが……。
敵全体ランダムに壊属性の連続攻撃を行う。(レベル10で5～6回)
威力はTEC依存だが物理攻撃扱いという特殊なスキル。
なのでエーテルマスターやエーテル圧縮の効果は無いが、「チャージ」や「狂戦士の咆哮」、ブレイバントや「攻撃の号令」の効果が乗る。
消費SP・TP共に莫大だが、素の状態ではそれに見合うほどには威力が高くないので、上記のスキルで効果を高めて放つのが基本。
HIT数のばらつきが少ないのはGOOD。
Xでは2～5回になりだいぶばらつくようになってしまったが、代わりにⅢで無理だったエーテルマスターやエーテル圧縮の効果が乗る。
指定一列の消費TPを0にする補助スキル。
仲間の高消費スキルを乱発できるが、自分は何もできないので結局手損で終わってしまうことも多い。
活かすならプリン（セ）スのエミットウエポンを軸にするなど計画的なパーティー編成が必要。
前のターンに自身が消費したTP量が多いほど全攻撃力が上昇する。
Xで追加されたパッシブスキル。
先見術や多段式エーテルとの併用がベターだが、TPが多い職のゾディアックでも適用と本命併せての消費は無視出来ない。
その分相応の強化が見込める。
なお消費TPが少ないか0だと発動しないので注意。
次のターン終了時までに使用する自身の星術スキルの威力が下がり、範囲が敵全体へのランダム2～5回攻撃になる。
元々この範囲であるメテオは攻撃回数が6～15回に変化する。
Xで追加されたチャージスキルでウォーロックの「詠唱：多段術式」のゾディアック版。
最高レベルにすると効果が強くなったレストアエーテルを乗せられるのが利点。
強化とチャージをつぎ込んだ15HITメテオはロマン。
Xで追加されたゾディアックのフォースブースト。
発動中星術スキルの威力が上昇し、消費したTPの半分を回復。
単純に火力を上げて燃費を改善する効果なのでTPがあるうちにすぐ使うか、強化とチャージを積んでラッシュをかけるなりしたい。
敵全体に遠隔炎＋氷＋雷複合属性攻撃。さらに、使用ターン味方全体の消費TPを0にする。
複合属性攻撃はいずれかの属性に弱ければ弱点をついたと見なされるので素の威力の高さを容易に上乗せ出来る。
ただし星術スキルじゃないのでもっと強めたいならレストアエーテルと先見術が欲しい。
消費TPを0にする効果も便利で味方の威力も消費も重いスキルを一度だけ踏み倒せる。
※サブクラスについて
ファランクス程ではないがSPに余裕が無く、能力値も尖っているのであまり変わった事はさせ難い。
少ないSPで取得出来る強化スキルやパッシブスキルがある職業が無難だろう。
根気があるなら宝典マラソンで物理面を補強しエーテルマスターや圧縮で強化した複合属性スキルを使うのも面白い。
※Ⅲのみの組み合わせ
「チャージ」して「メテオ」するための組み合わせ。
「狂戦士の誓い」を併用してもいい。
チャージメテオの威力は絶大で、ボス戦・雑魚戦ともに有効。
ただし消費が重いのでザコ戦では微妙。
また実用化までに多くのSPがかかるので計画的に育てる必要もある。
レッツペンギン道場！
各種パリィと盾装備で耐久補強。
力はないけど槍装備で後列攻撃もいい。
特にエーテルマスターのおかげでブリッツリッターは意外と扱いやすいかも。
槍スキルが輝く数少ない機会？
圧縮してリミットするならコレ。
リミットブーストでリミットスキル発動機会が増える。
後列可能な銃で通常攻撃も多少できるように。
攻撃がダメなら回復しちゃえばいいじゃない。
ゾディアックはTECが高いので、ヒールを使ってもモンクに迫る回復量を得られる。
TPはモンク以上なので回復しまくれる。
宝典マラソン前提だがSTR99から放つエテマス＆圧縮＆壊炎拳の威力は異常
弩装備による通常攻撃や連星術よりも安いバラージ、豊富なTPを活かしたアンブッシュや照明弾等やれる事は豊富。
ダブルアクションは各種単体星術と相性が良いが、前提がキツいのとその前提がほとんど無駄になるのが気になる。
意地でも炎・氷・雷の術で最後まで突き進みたい！という方に。
Ⅲ、Xどちらでも可能な組み合わせ
分身による手数増加や潜伏による回避率補強は頼もしい。
燃費が悪いので軽業との相性も良い。
Xでもほぼ同様に使っていける。
属性でスロットを埋めた天羽々切を持たせての一騎当千は超強力。
ただしドーピングアイテムを何十個も集めたうえに、裏ボスを何度も倒す必要がある。
ぶっちゃけ作っても倒す相手がいない。
普通の人にはオススメ出来ない廃人(暇人？)向け。
Xでは飛鳥落としで多段式メテオを強化出来る。必要SPが少ないのは嬉しい。
※Xのみの組み合わせ
巫剣マスタリーで物理属性共に強化。メテオを使うなら物理攻撃ブーストも。
HPブーストと抑制防御ブーストで耐久補強も。
基本的に一つの属性で攻撃するのでシングルデボートが効果テキメン。
物理防御、抑制防御ブーストで耐久も補える。
唯一属性攻撃ブーストを持つサブクラス。
コンバーターで燃費を改善するだけでなくHPブーストと抑制防御ブーストで耐久アップ。
他のサブで取得する場合は、特異点定理やエーテル圧縮による火力アップ目的や、ダークエーテルの燃費アップ目的(主にシノビ)が主流。
TECが高い職業(モンク、シノビ等)は星術を使ってサブ火力になるのも良い。
追記修正お願いします。
- 個人的にはサブをウォーリアーで使うなら槌での運用をオススメしたい。
まずメテオではエーテル圧縮が乗らないがフリーズンブローなら乗るためチャージとエーテル圧縮を使い分ける必要がなくなるため多少ポイントも浮く。
そしてウコンバラサで耐久面とTPも強化出来る。
もちろんチャージメテオも強いが使い易さならばこちらだと思っている。 -- 名無しさん (2013-12-07 21:32:29)
- 根気があればサブモンクの武闘派ゾディはかなり実践的。ブルーパサランに壊炎拳叩き込んで経験値稼ぎにも使えるし -- 名無しさん (2015-11-15 11:21:24)
- Xだと多段式エーテルで15連続 -- 名無しさん (2019-06-24 19:09:11)
- この人たちは、高度に発展した科学じゃなくて、アルカディア由来のガチの魔法だそうだね -- 名無しさん (2019-06-24 19:38:14)
最終更新：2024年01月21日 10:21
