メガコロニー(ヴァンガード)

登録日:2011/11/01 Tue 19:37:05
更新日:2023/02/19 Sun 19:29:44
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犯罪結社メガコロニーは、
全ての法を超越する。




ズーに所属する昆虫達の犯罪結社で種族は全てインセクトで統一されている。
他に種族が統一されているクランはここ以外にはバミューダ△のみであり、誇らしい事といえよう。

第1弾である騎士王降臨から登場していたが、虚影神蝕が登場するまで単独構築が不可能だった。

相手のリアガードの行動を制限させるのが大きな特徴。
ドローや除去を持つユニットもおり、器用な立ち回りも期待できる正統派。
ちなみに、特徴であるスタンド封じはアニメにおいては「パラライズ」と呼ばれており、
公式用語(というよりはルール用語)ではないものの公式サイトや月刊ブシロードにおいても同様の記述が確認できる。
このページにおいても、文章の煩雑化を防ぐためにこちらの語を使用する。
また、Gで追加されたキーワード能力「暗躍」は、同じ列にスタンドしている相手カードが存在していなければ条件を満たせる。
相手のRが存在していなくても条件を満たせるので達成自体はかなり緩い。

アニメでは「攻撃ィ↑」こと岸田オサムとチームSPYダーが使用。
第二期では矢作キョウも使用した。
その後もモブがやられ役で使用したが、G三期に入ってようやくメインの敵となる若水ソウスケが使用することに。
漫画では川並ミナミが使用。
森川くんを負かしたが*1櫂くんにフルボッコにされ、しかも負ける寸前で逃げ出した究極のヘタレである。
アニメでの扱いは極めて不遇だったのだが、Gにおいて若水ソウスケが3連続ファイト、2勝1敗の戦果をあげた。何気にこれがアニメ初勝利である。
しかし、敵サイドで唯一ライバルを持たなかったのが災いして途中退場してしまい最終決戦には参加できなかったというメガコロニー特有の不遇なオチがある。
その後、Gシリーズ最終章であるGZにてダークフェイス(上記の若水と同一人物)とグレドーラ(CV田村ゆかり)が使用。
メインの敵幹部で同じデッキを使用するキャラが二人と言う、今まででは考えられない厚待遇を受ける。
前述の漫画版を元にした新シリーズでも登場し、川並ミナミが使用した。

・主なカード
フレーバーテキストが秀逸なものが多いのが特徴。
◇現行シリーズのカードはこちら。
ギフトはプロテクトであり、G3をサーチするのが得意な特徴も相まって、毎ターンライドしなおすことも可能である。
+ ...
◇グレード3
マシニング・スパークヘラクレス
現行のメガコロニーの切り札。
CB2で相手のユニットを全てレスト+パワーを5000下げ、自分のユニットを全てスタンド+パワーを5000上げる起動効果と自分のG2以下のRを1枚ソウルに置き、相手のレストしているカードの数だけこのカードのパワーを上げる起動効果を持つ。
パワーダウン効果は相手のターンまで続くので実質的なライド強要ができる。
他のカードが過去のシリーズでは1期のカードの中、このカードのみ3期、それも終盤のカードだったため少々浮いている感が否めないのが短所か。

マシニング・スターグビートル
過去のスターグビートルとの違いはRでも効果を発動できるようになったことか。
基本的に効果を発動したら置物なので他のカードでソウルに置くなりしたい。

デスワーデン・アントリオン
攻撃したとき、G3をSB1+手札を二枚捨てることで、このカードのP+10000し、相手に守護者でガードさせないガード制限効果を持つ。
ギフトの性質上メガコロニーは得意な手札管理とG3にソウルを置くことが得意なため、このカードの存在も考えて立ち回らなければなくなる。
また、Pスタンではゼロスドラゴンとの相性が非常によく、猛威を振るっている。それでも環境中堅くらいであり、Pスタンは世紀末な環境かがわかるだろう。

◇グレード2
マシニング・マンティス
登場時、CB1することでデッキトップから6枚見てその中にG3があればサーチ+P6000。
まさかのシズク効果。今までメガコロニーが恋い焦がれ、そして叶わなかったあの効果が配られた。今のところG3をサーチする効果を持つクランはメガコロニーのみ。

ブラッディ・ヘラクレス
攻撃がヒットしたときCC1する効果とP+6000、登場時、SB1でこのカードのP+6000。
単純ながら扱いやすい。

ウォーター・ギャング
このカードがスタンドした時、CB1でこのカードをソウルに送り2ドロー。
過去でもドロー効果を持っていたためうってつけの効果と言えよう。難点は発動が遅いことか。

◇グレード1
マシニング・ホーネット
ブースト、またはアタックがヒットした時、このカードをソウルに置きデッキトップから6枚見てその中にG3があればサーチ。
これとマンティスのお陰でメガコロニーはG3事故がしにくくなっている。シズクがもらえなかったコンプレックスの爆発か。

小隊長 バタフライ・オフィサー
登場時、このカードをレストすることで自分の他のRを1枚選びP10000。エンドフェイズ時このカードの対象にしたユニットはソウルに送られ、CC1
このカードのお陰で焼きが致命傷ではなく、コスト管理も容易いとかなり優秀な一枚。


◇Gシリーズ以前のカードはこちら。
+ ...
グレード4は今のところ例外なしに「○○怪神」で統一されている。

◇グレード4
毒鎌怪神 オーバーウェルム
パワー15000+
CB1+裏のGゾーンのカードを一枚表にすることで相手のレストしているリアガードの数だけドロー。レストしているリアガードの数が1枚以下の場合はクリティカルとドライブ+1。
更にGB3で暗躍達成時、相手の裏のダメージの数だけ自分のカードのパワーを上げる能力も持つ。
最大5枚ドロー、相手がドローを恐れて展開しなかった場合はクリティカルを上げて殴ってくる非常に分かりやすいパワーカード。
また、永続効果も非常に強力であり、パワー不足に悩まされていたメガコロニーの問題を解決することにもなった。
レアリティはGRで、このカードが収録されているパックが殆ど流通しなかったため、現在非常に高値で取引されている。

無法怪神 オブティランドス
パワー15000+
GB2達成時、起動効果でCB2+手札を1枚捨てることで次の相手のターン、いかなるコールをも封じる効果を持つ。
空いたRを確実に封鎖する、ダークフェイスの超越ボーナスをほぼ確実に行える、など強烈な効果を持つ。
後述のG4のダークフェイスでも塞げなかった逃げ道をこのカードでほぼ確実に塞ぐことができる。
ちなみにエンジェルフェザーがダメージゾーンからコールしようとした場合、コールのみが封じられダメージを受ける自殺行為となる。
メガコロニー初のGRでもある。

暴虐怪神 ダークフェイス
パワー15000+
ダークフェイスの超越共鳴(ストライドフュージョン)。
暗躍達成時、CB1+裏のGゾーンの好きなカードを1枚表にすることで表のGゾーンのこのユニットと同じ数だけ相手のRを選択し、インターセプト及び効果のコストにできない効果を与え、選択したカードの枚数分、このユニットのパワーを上げる効果を持つ。
苦手としてきたシャドウパラディンやバミューダ△に対する回答とも言える一枚。
このカードだけでは効果が薄いため、G3ダークフェイスや他のパラライズできるカードと効果を併せて使いたいところ。

暴槍怪神 スタンビートル
パワー15000+
GB2達成時、攻撃がヒットしたらCB2とGペルソナ*2で相手ヴァンガードをパラライズした上にノーマルライドも許さないというロマンあふれる能力を持つ。
Gユニットで反撃しようにも超越はハーツ*3の状態を引き継ぐため、そういう意味でも相手の攻め手を極限まで遅らせることができる。
決まればほぼ勝ちと言ってもいい能力だがコストが重い、Gペルソナである故に4積みも視野に入れなければならないためGデッキを圧迫しがち、
そもそもタイミングが遅いし終盤じゃ攻撃を通してくれるわけがない、他のGユニットが優秀なためそちらを優先したい、等々扱いは難しい。
スペリオルライドにも無力なのでそこも気を付けよう。

毒槍怪神 パラスピアー
パワー15000+
登場時に相手のリアガードを全てレストし、レストした相手のカードが3枚以上なら1枚ドローし、このカードのパワー+5000する能力を持つ。
要するに相手のリアガードが2枚以上いればドローとパンプを両立できるという、シンプルかつ扱いやすいGユニット。
ちなみに、フレーバーテキストに書いてあることは現実世界でも本当のことであり、蜂に二度刺されるとアナフィラキシーショックを受け最悪死に至る。
今までも秀逸なテキストの多かったメガコロニーだったが、今度は勉強になる知識を持ってきた。

乱撃怪神 スタッグルディッパー
パワー15000+
CB1、裏のGゾーンのカードを表にすることで自分のリアガード3枚までを相手のレストしているリアガードの数だけパンプできる。
パンプが苦手なメガコロニーには比較的珍しい効果を持つ一枚だが、相手に依存するのが玉に瑕。

甲殻怪神 マシニング・デストロイヤー
詳しくはマシニングを参照。

怪神要塞 グライスフォート
Gガーディアン。
自分のVが相手のVにアタックされたバトル中、このカードがGに登場したらCB1で後列のRを全てレストし、レストしている相手のユニット2枚につきシールド+5000。
CB1、相手Vが自分Vに攻撃されないといけないと厳しい制約があるがブーストを阻止できる、ツインソード互換をほぼ無力化できるなど防御力の高い1枚となっている。
ただし、相手が超越している場合はこのカードだけでは止めづらいことも多い。

◇グレード3
百害女王 ダークフェイス・グレドーラ
パワー11000
V登場時、または超越ボーナスでCB1で相手の縦列のカードの一切のコールを封じる効果を持つ。
GB1で自分のライドフェイズ時、SB1でCC1し、相手のダメージのカードを一枚裏返す。いわゆるカウンタードレインと言ったところか。
オーバーウェルムのクリティカル上昇効果と相性も良い(逆に言えば、ドローとは相性は良くないのだが)。
また、長年存在が示唆されてきたメガコロニーの女王であり、メガコロニーの怪人は全て彼女が産み出してきたらしい。
「ダークフェイス」の名称がついており、様々なサポートが受けられるのも非常に強力。

威圧怪人 ダークフェイス
パワー11000
GB2達成時、相手のコールしたユニットをSB2で強制レスト。
超越ボーナスはCB1で相手のリアガードを2枚選んでレスト+パラライズした上で、相手のターン終了時に選択したカードが残っていた場合、自分は残っていたカードの枚数分ドローできる。*4
相手に強制上書きさせるか自分がドローするかを強いることができるが、
やはりバミューダ等のセルフバウンスやシャドパラ・たちかぜ等の自己犠牲には弱いのもいつも通り。
ちなみに、ギラファ以来約4年ぶりの一般ブースター収録RRRである。

威圧怪王 ダークフェイス・アルキデス
CB1+SB1で相手の縦列のカードをパラライズとGB2+暗躍でアタック時、パワー+10000とインターセプトさせない効果を持つ。
リアガードとして非常に優秀であり、女王の最愛の側近の設定に恥じぬ効果を持っていると言えるだろう。
V向きの効果ではないため、ライドしてしまった時が弱点か。

無双剣鬼 サイクロマトゥース
パワー11000
メガコロニー唯一のブレイクライド。
相手のヴァンガードを含む全てのユニットをレスト+パラライズという、アントリオン涙目な能力を持つ。
非常に強烈な能力だが、ブレイクライドする暇すらも惜しい現環境では使えたらラッキー程度の効果となっている。

武神怪人 マスタービートル
パワー11000
メガコロニー初、元々のパワーが11000のユニット。
CB3で相手リアガード2枚をパラライズすることができるが、現在のコスト論的には重すぎるため少々厳しい立ち位置にある。
当該項目も参照。

無敗怪人 アベェクトロゼウス
パワー11000
V登場時、お互いのG1以下のカードを全て退却させる能力、
CB2で相手リアガード1枚をパラライズし、パワー+10000を得るリミットブレイクを持つ。
タイミングに融通は利かなかったり自分のユニットを巻き込んだりする難点はあるもののノーコストでG1をぶっぱできる登場時能力は中々優秀で、
FVがキーになっているデッキも多いため現在でも十分に活躍が見込める。
元々は読者企画のケロケロエースで行われたユニットデザインコンテストの最優秀カード。
月刊ブシロードの付録であったため、入手難度が高いことが難点か。

邪甲将軍 ギラファ
パワー10000
当該項目を参照。
メガコロニーらしからぬ退却能力持ちで不遇な時期が続いたが、イラストやフレーバーテキストのかっこよさから根強いファンも多く、
専用Gユニットやサポートカードの増加から徐々に追い風が吹きつつある。

・デスワーデン・アントリオン
パワー10000
メガブラスト*5で相手リアガードを全てパラライズするというメガコロニーらしい能力を持っているが、
サイクロマトゥースが実質的な上位互換となってしまっているため、使うならば《スノーエレメンタル ヒャッコ》等の能力でサポートしたい。
アニメでオラクルシンクタンク相手にメガブラストを達成したのだがツクヨミに力業でごり押される。
分かりやすいメタカードである花占いの女神サクヤ、そしてメガコロニーの不遇さがよくわかるエピソードとなっている。

・ヘル・スパイダー
パワー10000
相手のカードが全てレストしているなら、自分のターン中はパワー+3000。
登場した時にCB2で相手リアガードを1枚パラライズする能力を持つ。
初めてのメガコロニーのG3でもある。

・マシニング・スターグビートル
パワー10000
詳しくはマシニングを参照。

◇グレード2
・エリート怪人 ギラファ
パワー9000
ヴァンガードサークル限定ではあるが、相手ヴァンガードにアタックがヒットした時に相手リアガードを1枚パラライズすることができる。
双闘や超越に頼らずともノーコストでパラライズを行うことができるため、G2の選択肢がさほど広くないメガコロニーではギラファ軸でなくても採用候補となる。

・魅了怪人 スイートカクテル
パワー9000
いわゆるツインソード互換。*6
GB1達成時、相手ヴァンガードにアタックした際にブーストされているならばCB1で相手リアガード1枚をレスト、ギガパラライズするGBを持つ。
ダークフェイスと似た能力だが、こちらはドローできない代わりにギガパラライズしたユニットのインターセプトまで封じることができる。
同互換にしては珍しく、というか唯一のR。

マシニング・アーマービートル
パワー9000
登場時、自分の他のリアガードをソウルインすることで相手リアガード1枚をパラライズする。
PRカードだがソウルを増やしつつパラライズまで行えるという抜群の相性からマシニングの必須カードであり、
普通のメガコロニーでも扱いやすい効果のためかメガコロニーの中でもかなりお高めなカード。
一応、現在はワンコイン500円くらいで買える。

・ブラッディ・ヘラクレス
パワー10000
所謂効果を持たないバニラカード。このクラン唯一のG2バニラである。
ちなみにこの項目の冒頭の説明はこのカードのフレーバーテキストである。

・アイアンカッタービートル
パワー10000
いわゆるドンナーシュラーク互換。*7
秀逸なフレーバーテキストが多いメガコロニーのカードの中でも特に秀逸と言われる。

・トキシック・トルーパー
パワー9000
このユニットのアタック中、相手のインターセプトを封じる。
パワーも及第点で扱いやすい。

・レディ・ボム
パワー9000
登場時、CB2で相手リアガード1枚をパラライズする。
アニメでは雀ヶ森レン女性ユニットだけのデッキで使用。
このカードも女性ユニットなので間違いでは無いが……。

・マシニング・パピリオ
パワー8000
パワーが低い代わりに、登場時ノーコストでパラライズを行える。
コストを取るかパワーを取るかでレディ・ボムとは選択になるが、メガコロニーはコストが大抵カツカツなのでこちらが選ばれがち。

旋鎌怪人 アリストサイズ
パワー9000
暗躍達成時、このカードがアタックしたときパワー+2000。
Vで効果が発動しないことを除けばテイルジョーのほぼ上位互換とみていいだろう。
メガコロニーにとって貴重なイラストアドもある女性ユニット。

・光角怪人 デンジャラスホーン
パワー10000
G4の「ダークフェイス」名称が存在し、相手のレストしているリアガードが1枚以下ならパワー+6000。
このカードの互換も他クランに存在し、どの互換も強力な存在となっている。

◇グレード1
・蛹怪人 ギラファ
パワー6000
G0ギラファのサーチ効果発動に必要なユニット。
ギラファ軸なら四積み必須。

・ステルス・ミリピード
パワー6000
メガコロニーのヴァンガードをブーストした時、相手のユニットが全てレストしているならブーストされたユニットのパワー+4000。

・パラライズ・マドンナ
パワー6000
メガコロニーのアイドル的存在である完全ガード
メガコロニー自体の需要が低いのでこいつも安い。

・反逆怪人 スターシールド
パワー6000
完全ガードG。
メガコロニーにおいてカウンターチャージ*8を行えるのはこのカードのみ
だったが、カウンターチャージを行えるカードが最近増えた。
とはいえ依然として重要度は高く、基本的にはマドンナよりも優先される。

・新星怪人 リトルドルカス
パワー7000
いわゆるシシルス互換。*9
ダークフェイスもマシニングも超越への依存度が高いためかなり重要である。

・ブリリアン・ブリスター
パワー6000
手札からガーディアンサークルに登場したターン中、相手のVスタンドを封じる。
特に起動効果でVスタンド効果を先払いする相手には絶大な効果を発揮する。
ちなみに、リアガードから殴ってもこのカードでガードしておけばヴァンガードのアタックは封じることができる。
良くも悪くもピンポイントメタで、よく見る《探索者 シングセイバー・ドラゴン》や《クロノドラゴン・ネクステージ》らの行う擬似Vスタンドには無力。

・カルマ・クイーン
パワー7000
レディ・ボムのG1版。
アニメではギャラティンさん糸で縛りつけると言う誰得なサービスショットを披露してくれた。

・バルカン・ラフェルト
暗躍達成時、自分のメインフェイズ開始時にこのカードをソウルに置きCC
また、Vがダークフェイスなら、このカードは相手の効果の対象にならず、このカードと同じ縦列にいるカードのインターセプトも封じる。
メガコロニーでは非常に珍しい耐性効果と、苦手としていたコスト管理を行える一枚。

◇グレード0
・幼虫怪人 ギラファ
パワー5000
メガコロニーのFV。
G1ギラファがこのユニットにライドした時、自分のデッキからG2ギラファをサーチする。
見た目は幼虫を人型化させた感じなので、虫が苦手な人にはキツイだろう。

・メガコロニー戦闘員C
パワー5000
先駆*10を持つFV候補。
このカードがブーストしたアタックがヒットした時にCB1、自身をソウルインすることで相手リアガード1枚をパラライズする。
癖がなく扱いやすい1枚。

・少年幹部 クライムバグ
パワー5000
先駆を持つFV候補。
GB1達成時、自身のソウルインで相手リアガード1枚をギガパラライズする。
スイートカクテルと同じタイプでインターセプトを封じることができるが、CBを必要としなくなった代償かドロー能力は失っている。

◇トリガー
治6:★9:醒6:引4
《マシニング・ファイヤーフライ》と《マシニング・シケイダ》はそれぞれ能力持ちトリガーユニットとなっている。
詳細はマシニングを参照。
最近はGB持ちスタンドトリガーやワクワク・ワーカー互換*11等の登場により効果持ちトリガーが増えている。

  • 長所
パラライズことスタンド封じの存在から非常に堅牢な防御力を持つ。
特に攻撃回数を稼がなければ何もできないアクアフォースにはめっぽう強い。ただし、スペリオルライドを得意とする波紋軸には弱い。
ドロー手段も多く、防御力に優れているのがこのクラン最大の強みであると言えよう。
また、最近パラライズ以外のコントロール手段も増えたため、得意な相手にはそのまま封殺することも出来るようになった。
そして、最大の特徴であった値段が非常に安かった。
RR以上と強いR以外のカードならどれも1枚50円前後、高くても100円前後で買えた。
安かった……のだ。詳細は後述。

  • 短所
パラライズ自体は非常に鬱陶しい能力だが、パラライズしていたユニットをトリガーや能力でスタンドされるとその分のコストは結局無駄になってしまう。
クラン単位ではセルフバウンスを得意とするバミューダ△、自己退却&蘇生で擬似スタンドできるグランブルー、能力のコストで自分のリアガードを退却させるシャドウパラディンやたちかぜ、そもそもパラライズの対象がいなくなるギアクロニクルやスパイクブラザーズ。
デッキ単位で見ても入れ替えスペリオルコールが得意な青き炎軸のゴールドパラディン、ノキエル軸のエンジェルフェザー、銃士軸のネオネクタール等苦手な相手はかなり多い。
コストがカツカツになる割にコスト管理も非常に苦手であり、ソウルを溜める手段やカウンターチャージもあまりない。
最近では殆どのクランがVのクリティカルを増やして殴ったりリアガードのパワーを上げてスタンドして殴るのが主流になっており、攻撃主義のカードゲームになっているがメガコロニーではその手段をほぼ持ち合わせていないため、物量で押し負けてじり貧に陥ることも多々ある。
また、虫がコンセプトである以上、イラストが人を選ぶのがクランの弱みであると言える。
だが、強力なG4とコスト管理の出来るカードが多数登場したことにより上記の弱点は補えるようになった。

最近は強力なカードが流通の少ないエクストラブースターへ収録されており、最早お手頃価格どころか、全クランでも指折りの高価なデッキとなってしまった。
究極超越も交えたダークフェイス軸を組むなら最低でも5万円はかかることを覚悟した方が良い。

◇デッキ
・ブレイクライド軸
サイクロマトゥースを使いまわし相手を縛るデッキ。
シズク互換*12が居ないのが辛い。
コラボ枠のクランであるエトランジェを除けばシズク互換が不在なのはメガコロニーのみである。
まさかテクニカルブースターでもシズク互換が追加されないとは……。

ギラファ
当該項目を参照。
シャドウパラディンディメンジョンポリスと立ち回りが被りがちという欠点があったが、
最近はそれらとは異なる個性を見出した。

・デスワーデン軸
アニメでチームSパワーYダーが使ったデスワーデン・アントリオンによるメガブラストを狙うデッキ。
他の優秀なカードにCBを回せないのが欠点。
そのため、メガブラストにこだわらずマスター・フロードやダークフェイスのSBに特化するのも一興。
現在はメガブラストを補助するクレイエレメンタルのカードも登場しているため、それなりに強化はされている。

マシニング
当該項目を参照。

・ダークフェイス軸
ストライダー*13であるダークフェイスをメインに据えた軸。
超越が前提となるため動き出しは遅いが、他の軸よりも安いコストでパラライズが行える上にアドバンテージを稼ぐのもたやすい。
現在のヴァンガードの商品展開上、ストライダーの強化はほぼ確約されているため、将来性が高いのも魅力と言える。

◇余談
スイコ役兼蝶野アム役の愛美さんはこのクランのデッキを愛用しており、自身のブログで「ギラファ可愛いよギラファ」とも発言している。
是非とも愛美さんには頑張って欲しいものである。




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最終更新:2023年02月19日 19:29

*1 ちなみに漫画版での森川くんは実力者である

*2 Gゾーンの裏の同名カードを表にする行為。

*3 超越時に下敷きとなっているVのこと。

*4 アニメではこれをギガパラライズと呼称している。

*5 SB8とCB5を要する、コストは重いが強力な効果を持つカード群。公式用語、というかルール用語ではないがアニメ、公式サイト等でも使用されている。

*6 GB1を達成しており、相手Vにアタックした時にブーストされているならば能力が誘発するカード群。

*7 元々のパワーが10000で、特定のVが存在すればアタック時パワー+2000を得る代わりに存在しなければパワー-5000となるカード群。

*8 ダメージゾーンの裏のカードを表にする行為。

*9 手札からの登場時に手札のG3を公開することで特定のカードをサーチする能力と超越コストとする際にグレード+2される能力を持つカード群。

*10 同じクランのユニットにライドされた時、このユニットをリアガードサークルにコールできる能力。

*11 特定のユニットがアタックする時に自身のソウルインでVにパワー+5000、更に1枚ドローできるクリティカルトリガー。

*12 先駆を持ち、CB1と自身のソウルインでデッキトップ5枚からG3をサーチする能力を持つFV候補。

*13 GB2と超越時に誘発する能力を持つG3。ルール用語ではなく、アニメや公式サイドでも用いられていないがプレイヤーの間ではある程度浸透している。