カイン・ドレッセル

登録日:2013/11/19 Tue 17:32:54
更新日:2023/08/31 Thu 18:28:20
所要時間:約 5 分で読めます




カイン・ドレッセルとは、革命機ヴァルヴレイヴの登場人物。
CV:小野大輔

プロフィール

性別:男
所属:ドルシア軍
階級:大佐
年齢:38才
誕生日:2月29日
星座:魚座
血液型:AB型
身長:199cm

ドルシア軍事盟約連邦の将校。眼帯で右目を覆った大男。
ドルシア総統のアマデウス・K・ドルシアとは友人であり、懐刀を務めている。過去にドルシア武勇勲章を3つ授与された英雄であり、12年前(真暦59年)のドルシア改新の中心人物。カルルスタイン機関でエルエルフ・カルルスタインらの教官を務めた後、現在は彼らの上官を務める。

特務機関のエージェントを統率する有能な指揮官であるが、格闘術や戦術指揮などの才能も持ち合わせており、軍人としての能力は高い。特にカインが直接指揮を執る作戦はエルエルフが記した「予言」を上回る手腕を発揮し、エルエルフの予言を「何も見えていない」と豪語することもある。そのため、エルエルフからは最大の障害として危険視されている。
また、自らの目的の為には自らが育てた部下でさえ平然と切り捨てる冷血漢でもある。
ドルシア軍の指揮官として、カインが指揮する艦隊がヴァルヴレイヴを強奪すべく中立国ジオールのダイソンスフィアのモジュール77へ侵攻する所から物語が始まる。

月へ向かうモジュール77を強襲し、自ら出撃してエルエルフと時縞ハルトを追い詰めるが、連坊小路アキラが乗っているヴァルヴレイヴⅥによって自らの作戦が瓦解した。
逃亡を図ると思わせて起動実験に失敗して四肢を失った状態で隠されていたヴァルヴレイヴⅡに搭乗し、機体に存在しない四肢を硬質残光で補わせて再度ハルト達の前に立ちはだかり、ヴァルヴレイヴ同士との戦いでも圧倒し追い詰めるが、ヴァルヴレイヴⅡのパワー上昇超過により撤退、ヴァルヴレイヴの奪取に成功した。

ヴァルヴレイヴⅡの奪取に成功して撤退した後、101人評議会のメンバーである「ミルコ」というマギウスに乗っ取られたアマデウスと再開し、開発中のキルシュバオムを見せた。(この時、カインはアマデウスを見て「久し振りだな、ミルコ」と言っていたことからカインも乗っ取られていることが示唆されていた)

その後、グリューナウ地区の洋館でカインを追っていたハーノインと遭遇し、彼の目の前でイクスアインへの手紙を燃やして「どんな時も、背中を預ける友は必要だよ」と言った。その直後、ハーノインから12年前にカインが「背中を友に預けるな!背中も友も、両方守れる強さを持て!!」とハーノインとイクスアインに教えてくれたことを聞いた時に「そうか、この男はそんなことを言ったのか…」とつぶやき、ハーノインの左腕を撃った。

101人評議会のメンバーとアマデウスがいる部屋で儀式を始めようとしたところハーノインが乱入したため、儀式は仕切り直しになった。カインは乱入したハーノインにイクスアインを生贄にしたことを教えて本性を現し、激怒して撃ってきたハーノインを返り討ちにして殺した。後で洋館に来たイクスアインに「彼は残念だったよ」と血だらけになりながら告げた。(その時カインの手にハーノインの銃があった)

グリューナウ地区の一件の後、イクスアインとクーフィアに「ハーノインが裏切って軍の情報を横流しした」という嘘を告げた。

エルエルフたちが王都ドルシアナにきて助けたジオール人を博物館のロケットで脱出することを看破し、攻撃命令を出してエルエルフたちを追い詰めたが、リーゼロッテに邪魔されたため、逃げられてしまった。

月で新生ジオールが主催するサミットが開かれた際、アードライが捕らえた流木野サキを利用してアマデウスとともにマギウスの再生能力の秘密を全世界に公開した。

同盟式典の戦いでアマデウスの正体が全世界に晒された後、ヴァルヴレイヴⅡを改修したダーインスレイヴで出撃し、反逆したアードライイクスアイン、そして時縞ハルトの搭乗するヴァルヴレイヴⅠと交戦した。

ヴァルヴレイヴⅠを圧倒してモジュール77にたたき落とし、捨て身の攻撃を仕掛けたイクスアインのキルシュバオムを倒したあと、エルエルフをジャックしたハルトと再び交戦する中、人間から迫害を受け真実を隠し続けた自分達こそが正義の味方で、真実を明かそうとするハルト達こそが悪であると決めつけ、「別々に暮らすこと」が争いを無くす条件だと豪語する。しかし、ハルトからは「傷ついたから諦めて、互いが傷つかないよう、嘘の壁を作った事実」を指摘され、全てのルーンを代償としたヴァルヴレイヴⅠの猛攻撃を受け、最後はジー・エッジで突き刺され、プルーを解放して戦死した。


カインの正体は世界の裏で暗躍する「マギウス」の一人であり、彼(正確には彼の肉体)は10年前にマギウスにジャックされた人間である。

彼がイクスアインとハーノインの命を救ったのは彼がジャックされる前(作中より12年前)の出来事であり、ジャックは宿主となる人間の記憶を継承しない為、過去の発言との矛盾からその正体をハーノインに看破されていた。

首筋にはハルト達の赤血球に浮かぶ紋章に酷似した痣があり、ヴァルヴレイヴを契約無しで操縦出来る他、ヴァルヴレイヴの硬質残光を生身で発する能力も有する。
その為かヴァルヴレイヴが複数機現れた際には「二機」「四機」ではなく「二人」「四人」と称し、また火人がハラキリ・ブレードを使うときに発生させた黄金の輝きと巨大なエネルギーの刃を「ルーンの光」と呼ぶことから、ハーノインクリムヒルトは不信感を持つようになる。

目的のためなら手段を選ばない冷酷な性格であることや、不審な言動や行動が多く、気味が悪いためなのか、ヴァルヴレイヴのキャラクター投票で上司にしたくないキャラクター第2位になってしまった。(他の部門では、一番お気に入りのキャラクター第16位になっている)




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最終更新:2023年08月31日 18:28