ダークサイダーズ

登録日:2011/07/12(火) 15:01:26
更新日:2024/02/11 Sun 09:25:01
所要時間:約 8 分で読めます




オレをハメたのは、天使か、悪魔か?

死の騎士よ――。逃れえぬ脅威となれ。


DARKSIDERS 〜審判の時〜はVigil Gamesによって開発された、アクションアドベンチャーゲーム。

◆概要

ハードはXbox360/PS3/PC。コンシューマ版は日本語吹き替え、PC版は字幕のみだったが、HD版へのアップデート共に日本語吹き替えも追加された。

簡単に説明すると「様々な名作ゲームの良いとこ取りをしたゲーム」である。
特に強い影響を受けているのが「ゼルダの伝説」シリーズで、謎解きやボス戦でのギミックはゼルダを髣髴とさせる。

世界観やキャラクターが魅力的なので、デビルメイクライなどのダークな雰囲気のファンタジーが好きな人にはオススメ。
ただゲームの比重としては謎解き>アクションなので、スタイリッシュアクションを追い求める人には不満が残るだろう。

2012年に続編「ダークサイダーズ2」が発売された。
RPG的な要素が増えており、一作目とは割と違うゲームに仕上がっている。
パズル要素がやや減ったが、アクション面は進化している。

そして2018年に「ダークサイダーズ3」、2019年には「ダークサイダーズジェネシス」が発売された。

初期2作の入手方法だが、現在ではSteam/XboxOne/PS4においてリマスター版が発売されている。
セールでは2作併せて1英世以下になることも頻繁にあるため、購入の際には念頭にいれておくと良いだろう。
またオリジナルのXbox360版は後方互換機能に対応しているため、過去になんらかの形で購入していれば現行機種においても遊ぶことができる。
(シリーズ、コンソールのバージョンによっては4KサポートやHDR付与といった支援が得られる。これは上述のリマスター版とは異なる。)

◆システム

基本的には、そのまんまゼルダの伝説。アクション面では洋ゲーでよく使われる、アクションの組み合わせでコンボ攻撃を行うタイプ。
頭・テクニックを使う謎解きと、戦闘を交互にこなしていく。
一作目のウォーはメイン武器に大剣、サブ武器として大鎌やガントレットを使い、
二作目のデスはメイン武器に大鎌、サブ武器にはクローや斧などを使うことが出来る。
三作目のフューリーはメイン武器に鞭を使う。

一作目は基本的に一本道で、多少の収集要素がある程度だったが、二作目ではRPG的なお使いサブクエストや収集要素が増えており、
寄り道やストーリーに絡まないサブダンジョンが大きく増えた。

◆ストーリー





四騎士

ウォー

1のプレイヤーキャラクター。
「黙示録の四騎士」の一人で、名誉と掟を重んじる騎士。
7つの封印が解かれた時、地上に存在する邪悪を全て抹殺するという使命を持つ。
終末戦争の際に自身を陥れた者への復讐を誓う。
白目のガチムチだが動きは以外に素早い。ガチムチだが末弟である。
そして台詞がやたら格好いい。が、犯罪者扱いなので行く先々で罵られる。
武器は身の丈ほどもある大剣カオスイーター

デス

2のプレイヤーキャラクター。
四騎士の長兄であり、「同属殺し」「収穫者(ハーベスター)」「青白い騎士」などの異名を持つ。
兄弟の事を大切に想っており、弟の冤罪を晴らすべく奔走する。
ウォーと違って出会う人々と友好的に接するし、相手から一定の敬意も持たれている。
基本的な動作はウォーと似ているが、ウォーよりやや細身なのでアクションはスピード寄り。
武器は巨大な大鎌ハーベスターだが、デスがゲーム内で主に使うのは合体できる二本の鎌であり、ハーベスターそのものを使うのは1のウォーだったりする。

フューリー

3のプレイヤーキャラクター。
鞭を操る四騎士の紅一点。
直情的で怒りっぽく、ウォーよりも口が悪い。
武器は無数のトゲが付いた鞭スコーン

ストライフ

各種装備品やシルエットで登場する四騎士の一人。3にてやっとキャラモデルが登場。
1の前日譚がストーリーとなる『Darksiders Genesis』ではウォーと共にプレイヤーキャラクターとなった。
兄や弟とは違って皮肉屋で軽口が目立つ。生真面目なウォーとは振り回したり振り回されたり。
愛銃はマーシーリデンプションの2丁。前者は1でウォーが、後者は2でデスが使用する。
ジェネシスは時系列的に1と2のはるか昔なので、ストライフ自身がどちらも持っている。

その他メインキャラクター

焦炎評議会

長く続いた天国と地獄の戦いに休戦協定を結ばせた存在。
喋る度に口からマグマを吹き上げる人面岩。

ウォッチャー

ウォーに取り憑いた評議会の監視者。
小物臭がぷんぷん漂う、虎の威をかる狐。
普段はウォーの手甲の中に引っこんでいる。
いわゆるナビィポジションで、詰まったときにアドバイスをくれることがある。

アバドン

天使の軍隊「ヘルガード」を統率する大天使で、やたらと長い刀を振り回すジジィ。
終末戦争時にストラーガによって殺され、早々にゲームから退場。
七つ目の封印について何か知っていたようだが…

ウリエル

気の強そうな天使のねーちゃん。
アバドンの配下で、アバドン亡き後ヘルガードを統率している。
ウォーをアバドンの仇と見なし、執拗に彼を追い回す。
アバドンには上司と部下以上の感情を抱いている。

ヴァルグリム

いわゆるアイテム屋。死人の魂や古代の遺物と引き換えに、ウォーに様々なアイテムや力を与えてくれる。
蛇の穴という、様々な場所を繋ぐ裏道を知っており、ワープポイントの役目も担っている。ゲームを進める上でかなりお世話になる。
全シリーズ皆勤賞。誰からもガメついって言われるけど憎まれてはいない。

サマエル

暗黒の貴公子。ツンデレ。
現在は破壊者に囚われ、ムショ暮らし。
個人的な理由でウォーの復讐を手助けする。

破壊者

この事態を引き起こした張本人。
悪魔軍の全権を握っている謎の多い存在。

ストラーガ

最強を自称する大悪魔で、終末戦争でアバドンとウォーを殺した。
ウォーの復讐相手。めちゃくちゃデカイ。

リリス

4騎士たちの種族である、ネフィリムの母を自称する悪魔で、サマエルの嫁。
ネフィリムを生み出したと言うが、デスは気に留めていない。


選ばれし者

ダークサイダーズにおける大ボスたち。
サマエル曰く破壊者のいる「黒の玉座」への道を開く為に必要な奴らで、片っ端からウォーに心臓をえぐり出される可哀そうな奴ら。

ティアマット

でかい蝙蝠。最初に戦う大ボスだが中々強い。

グリーヴァー

でかい甲殻類。子供と呼ばれる小さい羽虫を大量に出現させる。

スティジアン

でかいミミズ。乗馬した状態で戦う。

シリサ

でかい蜘蛛。おしゃべり。


2の大ボス

こちらはストーリー上の成り行きで戦う事になる。前作のような共通の目標を持って戦うわけではない。

ガーディアン

堕落によって汚染されたガーディアン。巨大ボス第一号。

嘆きの主

よく分からない霊体のようなもの。雑魚をワラワラと召還する。

ルシアン

堕落した天使。言ってる事がめちゃくちゃである。

サマエル

前作にも登場した悪魔。搦め手のない純粋に強いボス。

ダンジョン

システムはまんまゼルダということで、ダンジョンの中は一癖も二癖もある仕掛けが散りばめられている。
拠点となる 炎火の絞首台 から、様々なダンジョンへと移動する。
ダンジョンへ行くまでの道のりも仕掛けがあるが比較的簡単。

黄昏の聖堂

第一のダンジョン。ボスはティアマット。
名前の通り、荒廃した聖堂である。
クロスブレード(ゼルダで言うところのブーメラン)が手に入る。

空洞

第二のダンジョン。ボスはグリーヴァー。
荒廃した地下鉄の駅などが舞台。
武器でもあり、障害物の青い水晶を壊せるトレマー・ガントレットが手に入る。

灰の大地

第三のダンジョン。ボスはスティジアン。
巨大な砂漠と巨大な岩を切り開いたトンネルが舞台
闘技場が存在しており、日々戦いが繰り広げられている……らしい。
攻略に必須なアイテムは手に入らないが、専用のギミックを使って時の流れを遅くするクロノマンサー(スキル)と、愛馬のルインが帰ってくる。

銀の天蓋

第四のダンジョン。ボスはシリサ。
蜘蛛の巣に覆われた廃墟が舞台。
アビスチェーン(ゼルダで言うところのフックショット)が手に入る。

黒の玉座

第五のダンジョン。ボスは仇敵ストラーガ。
ヴォイドウォーカーが手に入り、ヴォイドウォーカーを駆使したパズルがメインとなる。
ヴォイドウォーカーだが、そのまんまPortalのポータルガンを思い出してくれれば分かりやすい。

2の世界

2ではいくつかの世界を駆け巡る事になる。世界ごとにダンジョンや一連の施設が揃っているため、前作のように単一の拠点ではない。

フォージランド

世界の礎を作り出した『創造者』という種族が住む世界。現在は鍛冶を生業としている。

死者の王国

死後の魂がさまよう国。その名の通り、陰鬱な空気が漂う。

ロストライト

天使達の前線基地。堕落によって汚染されてしまっている。

陰の縁

サマエルの城が存在する。というか城しかない。




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最終更新:2024年02月11日 09:25