サラマンダー/Gレックス/イフリート(LBX)

登録日:2011/07/20(水) 20:25:48
更新日:2020/12/11 Fri 07:42:23
所要時間:約 4 分で読めます




ダンボール戦機の登場する小型ロボット型玩具「LBX」の一種とその派生機。


■サラマンダー
タイニーオービット社製の赤い身体やなびく尻尾等が特徴的な「ドラゴン」型LBX。
装甲重視のブロウラーフレームを採用しており防御力は高い。

そのフォルムから人気はかなり高いが、扱いは難しく使い手を選ぶらしい。
しかし実際のゲーム内での性能は標準的な重装甲型で別段扱いが難しい訳ではなかったりする。
ストーリー中盤で店頭に並ぶため入手もしやすく、耐性も強力な打撃や炎に強いためむしろ扱いやすい部類なような…


基本装備はナックル系。だが他の例に漏れずナックル以外も全く問題無く装備可能。

MGのカラーバリエーションは赤以外に青と黄と黒がある。
青は市販されるため入手は簡単だが、他は一部雑魚やカードバトルでしか入手出来ないため地味に入手が面倒。


■Gレックス
サラマンダーをベースにチューンアップされた機体で、檜山蓮こと伝説のLBXプレーヤー「レックス」の愛機。

見た目はほとんどサラマンダーと変わっておらず、若干カラーリングが濃い赤色になったのと肩等に炎のような模様が描かれてるぐらいだが性能は確実に底上げされている。

しかしストーリー上ではこの機体を使ったレックスとまともに戦う機会が無いため空気。ちなみにクリア後店頭に並ぶ。

MGのカラーバリエーションはサラマンダーと同様。しかしサラマンダーよりも更に入手が難しくランキングバトルの上位ランカーやカードバトルのレアカードでしか入手出来ない。

また呼び出しバトル制覇特典にてハカイオーカラーのGレックスが発売される。

アニメ版『W』ではレックスのカスタム機のはずなのに何故か3機がディテクターに操られてバンとヒロの前に出現。
バンは使用LBXをエルシオンに変えたばかり、ヒロは素質はあったとはいえLBXを始めたばかりで素人に毛が生えた程度の腕というハンデが付いていたとはいえ、2人を圧倒して高性能ぶりを見せ付けるが、突如乱入したキリトのデクーOZにまとめて倒された。





※ストーリー終盤のネタバレ注意








■イフリート


こいつはモンスター……
俺の中で沸き立つ、怒り、哀しみ、そして憎しみ

つまり、俺そのものだ


物語の終盤、真の黒幕として正体を現した檜山蓮のGレックスに次ぐ愛機にしてラスボス。


フォルムはサラマンダーやGレックスに酷似しているが、尻尾や腕部がよりゴツくなり、頭は目が4つで鶏冠のような物も生え、背中には薄い炎のような翼を備える等、ラスボスらしいとても禍々しい姿となっている。
炎の魔神の名前を冠する通り炎を自在に操る力を持つ。

シーカーの設備を使用して作成したレックスオリジナルのフルスクラッチ機で、見た目的にサラマンダーやGレックスの発展型や強化型の可能性が高いと推測される。

上記の台詞はイフリートがレックスにとってどういう存在なのかわかりやすく言い表しており、東地宏樹氏の熱演もあり非常にかっこいい台詞なのだが、大の大人が手のひら大のおもちゃに自分を投影してモンスターと呼ぶという絵面がなんともシュールでもあるためかよくネタにされている。

サターンの奥地にたどり着いたバン達の最後の相手であり、隔離されたバンと一対一のタイマンで戦う事になる。

ラスボスらしく連戦となり、初戦は普通にナックルとランチャーで攻めてくるだけなので苦戦はしないが、二戦目では真の力を解放し攻撃モーションが完全に専用の物に変化、超威力の必殺ファンクション「ヴァルソダース」も使い始める等ラスボスらしい強さを見せつける。

それを撃破すると今度は「イフリートが檜山蓮の悲しみや怒りを理解し自律稼働した末に暴走」するという、冷静に考えればかなりオカルト染みた超展開により正真正銘のモンスターと化したイフリートとの最終決戦が開始される。
LBXが人の感情を理解するとか、別の物を積んでるとしか・・・
まあホビーアニメではこの程度よくあることであるが。



この戦いでは上記の専用モーションや「ヴァルソダース」に加え、自分は攻撃が届かないところへワープしてからの落雷攻撃と超威力の必殺ファンクション「プロミネンスレイド」といった攻撃まで行うという最終決戦にふさわしい強さを発揮する。

彼を倒すと無事エンディングとなる。

ラスボスの機体だがこちらが入手する手段もあり、ランキングバトルの最上位クラスのランカーがバラバラに装備していたりする。どうやって手に入れたお前ら…

性能はラスボスだけあって高く、サラマンダーやGレックス同様スピードは無いものの単純な耐性を含めない防御性能は全機体トップクラス。(耐性の関係で究極ブルドとかのが硬い気がするのは言わないで)
ただしラスボス戦で見せた性能モーションや必殺ファンクションは使えない。

実はMGのカラーバリエーションもサラマンダー、Gレックス同様の色で用意されてたりする。

しかしいずれもカードバトルでの入手となり相手入手は面倒臭い。特に青はランキングバトル制覇が条件なのでかなり面倒。

※プラモデルについて
具体的な発売予定は確認されていなかったが、アニメ終盤に合わせて発売。
また、次世代ワールドホビーフェア限定で、インフェルノモードを再現したクリアバージョンのイフリートも販売された。

更に、ダンプラ版マスターグレードとも言うべきハイパーファンクションの第4弾として発売。
コアスケルトンは肩幅と股関節の幅が広い専用のものになっており、大振りなアーマーフレームパーツと合わせて当時品より格段に体格に迫力が増した。またアニメで印象的に描かれた「口を開けて咆哮する」ポーズが取れるようになっている。
当時品では「たこ焼き」と揶揄されたやや迫力不足の炎エフェクトが大幅にパワーアップしており、赤とオレンジのクリアパーツで炎のグラデーションを再現した上内部に紫のクリアパーツを仕込むことで炎の中心まで再現するという、頭おかしいと言って差し支えない凝り具合。
全体的に非常にゴージャスな作りで、バンダイの変態的な技術力とアイディアが楽しめる良キットである。


■イフリート改

あのイフリートに酷似したシルエットを持つ漆黒のLBX。その性能は未知数。


ブーストでの裏ランキングバトル制覇後に出現するLEXの新たなるイフリート。まさに真の裏ボス。
インフレにインフレを重ねたようなランキングバトルの上に立っているだけあって、狂った強さを持つ。
三戦目のインフェルノモード起動後、暴走状態での最終決戦から始まるが、異常にタフなので苦労するだろう。

カラーリングが大きく変更されており、黒と紫に塗装されている。撃破すればパーツは普通に入手可能。
上記の文はゲーム内の物、カードダスにも「詳細は不明。」と描かれており詳細は一切不明。

模型化はされていないが、ある模型氏がハイパーファンクションイフリートを再塗装して作成した。

偶然にもあるモビルスーツと名前が同じだが、EXAMは積んでない。…暴走するけども。


追記修正お願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • ダンボール戦機
  • LBX
  • ドラゴン
  • ブロウラーフレーム
  • レックス
  • 檜山蓮
  • ラスボス
  • タイニーオービット社
  • モンスター
  • 絶望の炎
  • 希望と絶望の狭間で
  • サラマンダー
  • Gレックス
  • イフリート

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2020年12月11日 07:42