登録日:2011/07/15 Fri 18:13:34
更新日:2021/06/18 Fri 01:17:00
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ad:lib(アドリブ)より2010年6月25日に発売されたアダルトゲーム。
略称は『ボクピア』。
同社のデビュー作で、廃部寸前の軽音学部を舞台に織り成す青春ラブコメディ。
タイトルのピアチェーレ(Piacere)は音楽用語で『自由に』『気ままに』という意味。
エロゲーとしては珍しく俗に言う『アニメ塗り』が採用されており、またヒロインの外見が
どこかで見たことあるようなキャラなので一部で話題になった。
よく誤解されるが今作は
School Daysや
SISTERSのようなフルアニメーションの作品ではなく、普通の紙芝居ゲーなので注意が必要。
バンド物だけあってボーカル曲には非常に力が入っており評価も高い。
また、楽曲を担当したバンドの名前は公表されていても、ボーカル担当の名前は公表されていなかったのだが、先日最悪の形で発表されることとなった。
詳しくは後述。
神社の神主である父親に育てられた少年・神木真理(かみきまさみち)。
そんな彼が奏英(そうえい)学園に入学した日の夜、神社の境内に何者かが侵入すると言う事件が起こる。
賽銭泥棒だと思った真理は、すぐさま外へ飛び出すのだが、そこにいたのは学校の部活紹介で歌っていた、軽音楽部の少女・明日葉さくらだった。
父親が借金を作って失踪してしまい、突如としてホームレスとなったさくらは、野宿をする場所を求めて神社にやってきたところだった。
事情を聞いた真理とその家族は、このままさくらを放っておくことも出来ず、さくらに神木家で暮らすことを提案するのだが……。
本編の主人公。
琴子、雄太とは幼馴染。
幼少時に亡くなった母の『いいことはマメにしなさい』という教えのもと、困った人を放っておけない性格に育った。
つまりはお人好し。
幼馴染からは『真理』を音読みして『マリ』と呼ばれている。
バンドではギターを担当。
あしたば さくら。
軽音部の部長。
新学期早々に一家離散に見舞われ、ホームレスになってしまった少女。
明るくポジティブな性格で下ネタも気軽にたしなむ。
成績は意外にも主席。
担当はボーカル&ギター。
たかの ことこ。
真理、雄太とは家がご近所の幼馴染。
気が強く、感情的になりがちだが、本当は優しい女の子。
以前ピアノ教室に通っていたのを見込まれスカウトされた。
担当はリズムギター…ではなくキーボード。
すずき あやか。
さくらのクラスメイト兼親友。
どんな時でもさくら優先と言っていいくらいさくらを溺愛している。
おおらかでいつもニコニコしているが時々キツい毒を吐くことも。
成績は学年3位。
担当はキーボード…でもなくベース。
はすかわ みずき。
奏英学園の生徒会長。
真面目で堅苦しいため近付き難い印象を持たれるが、話してみると気さくな良い人。
ズボラな活動ばかりしてる軽音部にしょっちゅう文句を言いに来ているが、なんやかんやと丸め込まれる。
実は元軽音部でさくらと絢香とは親友。
成績は学年2位。
真理と琴子の幼馴染。
お調子者で頭の中は常にエロいことばかり考えているバカ。
琴子をからかっては彼女の拳に沈められている。
巨乳好きで絢香(の胸)が好き。
担当はドラム。
余談
- 原画のMoo℃団の絵柄が某アニメの作画監督と似ていると話題になった。
きっと渡辺明夫とぽよよんろっくの関係性と同じだろう。
- 全ボーカル曲のボーカルを担当していたKanaさんが2011年6月9日に急逝された。
本業は大学生だったとのこと。
謹んで故人のご冥福をお祈り致します。
『やっぱり、シメはさくらちゃんが言った方がいいと思うな~』
最終更新:2021年06月18日 01:17