テラ・スオーノ

登録日:2012/07/11(水) 23:10:23
更新日:2023/11/13 Mon 00:14:37
所要時間:約 5 分で読めます







■テラ・スオーノ


型式番号:LRX-066
頭頂高:123m
重量:9,680t

武装:
メガ粒子砲×複数
ハイパーメガ粒子砲×4
ストライカービット×複数

パイロット:セレイン・イクスペリ


ライプチヒ研究所が「プロジェクト・セイレーネ」で開発したMA。
同プロジェクトの中核に位置する機体で、名称は「一兆の声」の意味を持つ。

「システム・セイレーネ」と呼ばれる装置が搭載されていて、下半身のほとんどはその装置から発されるサイコウェーブの増幅装置である。
これらはなるべく小型の物を造る予定だったが、当時の技術力だとこれ以上のダウンサイジングには難があり、結果として頭頂高が100mを超える巨体となってしまった。
そのため死角がかなり多く、そのままでは敵から一方的にフルボッコにされて終わり…という可能性が高かったので、自衛用の武装を搭載すると共に護衛機であるシスクードとデスパーダが開発されることとなった。
自衛用の武装については当初はほとんど気休め程度の物だったらしいが、技術の進歩で教育型コンピューターの性能が上がり、十分な性能を確保できるようになった。

またコクピットのある上半身は万が一に備え、機体からの分離が可能となっている。



【システム・セイレーネ】
テラ・スオーノからサイコウェーブを広範囲に放射し、周りにいる兵士達を操るシステム。
これを受けた全ての兵士は理性を奪われ、殺し合いを始めるようになる。ただしシステムの使用者であるセラが「味方」と判断した人物についてはその限りではないようである。

なお、セラに合わせた調整が施されているので他のパイロットではシステムを稼働させることすら困難(機体の操縦は可能だが)。

元々は旧ジオン公国軍が考案したもので、それをアインの離反によりティターンズが引き継いで造り上げた。

ちなみに、後にザンスカール帝国が造ったエンジェル・ハイロゥはこのシステムのコンセプトを基にしているという。



○武装
  • メガ粒子砲
  • ハイパーメガ粒子砲
  • ストライカービット
全て下半身の側面にあるバインダーに内蔵、あるいは格納されている。
ストライカービットはエルメスのビットを継承した物で、ジェネレーターを積んでいるためファンネル以上の威力と稼働時間を持つ。




■テラ・スオーノ(MS)


頭頂高:18.0m
重量:39.2t

武装:
ハンドランチャー×2
ビームサーベル×2
サイ・ランチャー×4


上半身が分離した姿。
基本的には緊急時の脱出用といったところだが、高い機動性を持ち、武器も装備されているので戦闘も可能。
しかし、システム・セイレーネはほとんど稼働させられない。



○武装
  • ハンドランチャー
両腕に内蔵されている。

  • ビームサーベル
接近戦用の武器。
どこにマウントされているかは不明。キュベレイみたいにハンドランチャーの砲身を引き抜くとサーベルになるのかも。

  • サイ・ランチャー
腰に装着されている。
早い話がファンネルで、これもサイコミュで誘導される。




■作中の活躍
◇モノアイガンダムズ
パイロットはセラで、彼女の専用機として運用されている。

当初はまだ未完成だったので、MSの状態でシグ達の前に現れてアインのデスパーダを援護し、シスクードを初めとするエゥーゴのMSと戦った。
デビルガンダムが暴走した際にはエゥーゴや東方不敗らと共闘している。

その後、機体が完成するとシステム・セイレーネを稼働させ、敵味方問わず殺し合いを行わせるが、シグのシスクードとミアンのΖガンダムによって撃破された。


戦後、ティターンズ残党が本機を回収しているが、完全に修復できていなかったことや、何よりセラが乗っていないせいで性能を発揮できないまま再度撃破されている。


◇GジェネDS
モノアイガンダムズと大体は同じだが、MS状態の武装にサイ・ランチャーが追加された。

また、スペシャルモードをプレイするとセラが仲間になった際に乗ってくる。さすがにMA状態の本機は使えないが。
不完全ながらシステム・セイレーネが稼働しているので、攻撃を当てると相手のSPをダウンさせられる。ちょこっとだけだけどね。

なお、こちらではティターンズ残党から修復されて再登場…なんてことはない。


■余談
※モノアイガンダムズのネタバレ注意




「モノアイガンダムズ」内ではMS形態は洗脳されたセラが乗り数回登場し、MA形態はいわゆるラスボスポジションなのだが…




※以下最終ステージのネタバレ
これからプレイする人は回避推奨















実はこのラスボス、自力で勝つ必要が無い
そもそも「モノアイガンダムズ」の最終ステージは出撃可能な機体が主人公機とヒロイン機の二つだけという異色のステージ。
しかもヒロイン機として固定されるのは(予備から組み上げた、という扱いの)Ζガンダム、このゲームの終盤では力不足が否めない。
当然そんな戦力でステータスは立派にラスボスをしているこいつと殴り合えるはずもない。
だからなのかライバルとの決着を付け、特定のフラグを立てるとイベントが進行してテラ・スオーノは無力化する。
当時攻略本等を見ずにプレイしていたプレイヤーは勝手に進むイベントに唖然としただろう。


上述の通り、ティターンズ残党が修復したものが本編攻略後の隠しステージで登場し、こちらは普通に戦って撃破することも可能
……なのだが、こっちはこっちでパイロットがセラではないどころかNTや強化人間ですらないので、ビット兵器を使ってこない
結局テラ・スオーノが万全の性能を発揮できる状態で、プレイヤーと相対する機会は訪れないのであった。ラスボスとはいったい……






ネタバレここまで





追記・修正は相手を同士討ちに嵌めてからお願いします

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最終更新:2023年11月13日 00:14