駄々っ子(PM)

登録日:2011/07/16(土) 11:49:47
更新日:2021/10/26 Tue 00:30:35
所要時間:約 6 分で読めます






唯「う〜い〜、アイス、ア〜イ〜ス」




《駄々っ子》
使用コスト2/発生コスト1/赤
[メイン/自分]:自分のキャラ1枚は、自分の手札の枚数以下の使用コストを持つキャラには妨害されない。
(う〜い〜、アイス、ア〜イ〜ス。)



《駄々っ子》とはPrecious Memories第1弾「けいおん!」で登場したイベントカードの1つ。
カードイラストは、けいおん!第8話「新歓!」における平沢家での一場面である。



見ての通り姉の平沢唯が妹の平沢憂アイスをねだり、憂に「ご飯食べてから」と却下されている


妹にアイスをねだる姉…

姉の威厳ェ…
平沢唯の迷場面の中でもかなり知名度の高いワンシーンだろう。お前本当に姉か?

挙げ句にからは「姉と妹交代した方がいい」とまで言われる始末。




まあそこがかわいいんですけどね!

しかし会話だけでもおかしいが絵も何かおかしい。寝っ転がっている唯の姿はまるでいもむし。どんな遠近法だこれ。

まあそこがかわい(ry

この状態の唯は「ごろごろ唯」の愛称でファンやプレイヤーに親しまれている。
特に最近はローソンのけいおん!!フェアの全国7000店舗、各店舗1個限定の商品としてぬいぐるみにもなった。
あの過酷な争奪戦の中心でも唯はアイスをねだってごろごろしていたのだ。



カードの効果は「キャラクター1人をターン終了時まで限定的に妨害されなくする」もの。

キャラクターのコストは最高でも5なので、発動時に手札が5枚あればほぼ確実に妨害されない。安全に攻撃を通してダメージを与えることが出来るのだ。

つまり駄々をこねて敵の妨害を拒否っているのだろう…。さすが唯やりたい放題である。

名場面のイラストから人気は高くみんなから愛されているため、低レアリティの割にはやや高価。無限回収は少し難しいか…。



追記修正お願いします


















{{   *   *
 *   + うそです
  n ∧_∧ n
+ (ヨ(*´∀`)E)
  Y   Y  *
}


カード効果やイラストについては本当。

でもプレイヤーに親しまれているっていうのはちょっと嘘。



え?何故かって?


まあ使う側なら大好きだったかもしれないが…










唯「アイスくれなきゃダイレクトアタックするよ〜」







さて少し話は変わるが次のカードを見てほしい。


●《平沢 唯(013)》
使用コスト3/発生コスト2/赤/AP30/DP30
【制服】/【学園祭】/【音楽】
自分が「ふわふわ時間」をプレイした場合、このターンこのカードは、アプローチで与えるポイントが2点になる。
(最後までおもいっきり歌います、ふわふわ時間!)

●《ふわふわ時間
使用コスト0/発生コスト1/青
《使用条件》:【音楽】を持つキャラ4枚以上
[メイン/自分]:自分のポイント置き場にあるカード1枚を選んで手札に加える。その後、自分の手札を1枚選んでポイント置き場に裏向きで置く。
(LOVE&Peace!)


上記2枚はいわゆるデザイナーズコンボ。唯がふわふわ時間を歌うと一回の攻撃で2点のポイントが入る。

唯「ニィレンダァ!!」

さらに…



●《もういっかいっ!!》
使用コスト4/発生コスト1/赤
《使用条件》:自分の【学園祭+音楽】を持つキャラ4枚以上。
[アプローチ/自分]:自分の【学園祭+音楽】を持つキャラ1枚を活動状態にする。そのキャラは、このターン2回までアプローチに参加することができる。
(もういっかいっ!!)

文字通りもういっかい攻撃出来るようになるイベントカード。これを唯に使えば2ポイント×2回攻撃で一度に4ポイントも相手に与えられる。

唯「ヨンレンダァ!!」



7ポイントで敗北となるプレメモにおいて、4ポイント攻撃は一撃必殺となりうる恐ろしい威力である
ゆいにゃんはんぱねー



…しかしなんとなくわかると思うがこのコンボは弱い。

例えば遊戯王において攻撃力4500の《青眼の究極龍》に《巨大化》を装備して9000にすれば強靭無敵最強で1キル可能だろうか?

答えは否。どうせ幽閉かミラフォと言われるのがオチである。



上記の唯も同様。どうせ妨害されて攻撃は通らない。

除去こそされないがこんな低戦闘力では100回中99回は失敗するだろう。





……だがもしも確実に攻撃を通す手段があれば…








唯「みんな私の歌聞いてよ〜」









唯+ふわふわ時間+駄々っ子+もういっかい

駄々をこねて無理矢理歌を聞かせる暴挙に出ることで、ほぼ確実に攻撃は成功する。

もはや「あたしの歌を聴けぇ!」とか言ってる某歌姫以上の傍若無人っぷりである。



こうして安定した一撃必殺を決めるデッキ

【学園祭1ショットキル】

は誕生し環境で猛威を振るいだした。



安全圏3ポイントからの突然死は多くのプレイヤーに恐怖を与えた。

しかも当時のカードプールでこの1ショットキルを防ぐことは困難だった。

…その中で《駄々っ子》は死と絶望をもたらす最悪のエンドカードとして数多のプレイヤーのトラウマとなったのだ。

当時のプレイヤーにとって唯は悪魔にしか見えなかっただろう…



流行り故にメタられたため結果こそ残さなかったものの、歴史に残る凶悪デッキとして名を馳せた。

当時最も大規模だった大会イベントの優勝者は、唯への対策カードをガン積みしていた程である。



その後「化物語」の発売から急激に環境は変化し始め【学園祭1ショットキル】は廃れていった。


だが《駄々っ子》は許されなかった。
「攻撃」というゲームの根幹に深く関わり場合によっては勝敗に直結し、防御そのものを否定する点を考えればヤバいカードなのは明らかである。

カードプールによっては、いつまた環境を荒らすかわからない危険性を秘めた《駄々っ子》は………



2011年8月1日付けでPrecious Memories初の禁止カードとなってしまった。

唯の暴虐に苦しんだ方は追記修正をお願いします


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最終更新:2021年10月26日 00:30