スケッチブック(漫画)

登録日:2010/10/18(月) 15:11:51
更新日:2022/03/14 Mon 14:48:22
所要時間:約 5 分で読めます




スケッチブック(漫画)とはコミックブレイドとコミックガーデンにて連載されていた小箱とたん著作品。
既刊は主に4コマ漫画で構成されているものが14巻、番外編が1巻、ファンブックが1巻。
コミックブレイド創刊時から電子書籍移籍後も続けて連載中の最長作品でもある 。が、2019年7月に最終回を迎えた。

福岡県太宰府市を舞台としており実際の福岡をモチーフにしたり野良猫をキャラクターのモチーフにしている
そのは普段のパートでは喋らないが猫視点のパートになると普通に日本語(日本猫語)を喋り出す
おまけに金属バットで殴り始めたり地面にクレーター空けたり明らかに猫じゃない姿になったりする。
お前ら本当に猫か!?

とあるキャラクターが虫や魚が好きでそれらにちなんだ話もあるので生物好きはたまらないかも?

ちなみに作者はティシュカバー
愛称はとたんたん

主な登場キャラクター

一応主人公な高校1年生
吹き出しで喋らないという漫画のキャラクターとしてどうかと思うキャラ(人見知りで無口という事に起点する)
初期の頃は台詞自体がほとんどない感じだったが、次第に口数(?)も増えていき、現在では吹き出しがないだけで普通に喋っている。
冷静のホーズという明らかに「ポーズ」の誤字があるが一向に修正されない
連載開始初期やアニメでは、人見知りが激しく、何かとおどおどするというキャラだったが
近年は何かと図太い反応や対応をする事が多く、弟によくわからないこだわりを示して
呆れられるという天然キャラに成長(?)している。
時折哲学めいた思考をしたりもする

  • 麻生夏美(中世明日香)
博多弁な1年
ツッコミ役を自称しているがマペットくらいしかネタがないボケ枠。
はっちゃけてはいるが、異質揃いの美術部ではまだ常識人の方。
「クロ」というバカ犬を飼っている。
親戚の兄ちゃんとよくつるんでいたりもする。
度重なる他者からのボケをあえて真に受けて返そうとしたり
ボケだと分からず鵜呑みにして感心したり色々である


貧乏性な1年。勝手に「鳥ちゃん」の愛称を付けられた。
買い物など金銭が絡むネタによく登場する
近年は節約以上に、自身の不安による悪い想像のスパイラルに陥ることが多い
「ふくだとくのすけ」という地元民からするとバレバレなモロパクリなキャラクターが好き
ソフトバンクホークスのハリーを変なキャラクターと言い捨てたホークスファンの敵
ちなみに作者は野球をよく理解していない


ハイテンションなカナダ人の1年
日本語や漢字ネタによく絡むが、本気なのか冗談なのか判断がつきにくい時は大体わざとである
「ぶち」というペルシャ猫を飼っている
場を盛り上げるためにあえて道化を演じようとしている節があり、真面目な反応されると
逆に困惑する場面も


ポーカーフェイスな2年
言動が変な人(変な人は演じているだけだが最近変な人が素になっている)
怖いものが苦手で、よく一緒にいる大庭月夜のオカルトの話に怯えることもしばしば。
この人も道化を演じている面があるが、本人の処理能力を超える事態や想定外の事が起きると
あっさり素になる等、メンタルはさほど強くない。
柴田先輩と気があうのか、彼女と一緒に出演する話も多い
彼女に指摘されたことで猛特訓して笑顔くらいは作れるようになった。
(自然すぎて逆に怖いと言われたが)
「ユタンポ」という猫を飼っている(元ネタがない創作100%の猫らしく、大人しい)


  • 佐々木樹々(近江知永)
高身長な2年
糸目その1
ギターや音楽が好き
主人公とはまた違ったベクトルの天然
近年天然ボケっぷりが加速したためか、
音楽が絡む話で、その知識を惜しみなく披露した時、周囲に「誰?」とまで言われる


生物大好きな2年
かなり深いところまで生物について知っているが、図鑑の知識が限界らしい
主に生物の名前等のネタで登場するため出番は多い
ぶっちゃけ主人公より目立っている
というか、単行本を読み返すと、彼女から派生する生物や環境の話が多く
美術部というより生物部で、漫画名もスケッチブックと言うより生き物図鑑にした方が良いのでは
っと言うぐらいである。
色んな昆虫を飼っており、生物の捕獲に難儀してる場面も多い。

工作好きな2年
それなりに使えそうで使えないようなものをよく作る
家族に顔がよく似た兄と姉がいるが彼女とは似ていない。
「クマ」という猫を飼っている
ものすごい怪力であり、周囲の部員からそれを前提として接せられる事も。
きょうだい共々忘れっぽい。


影が薄めな2年
存在が認識されていないことにショックを受ける描写が多いが影が薄いキャラは気に入っているらしい。
髪型をちゃんとするとあら、美少女が現れる…のだが、本人は
なぜか眼を隠すようなぼさぼさヘアーにこだわる。花粉症。けん玉が得意。

涼風コンビな2年
読みは作者曰く「りょうふう」でも「すずかぜ」でもいいらしい。
博多駅は明太子で出来てるらしい
こちらもケイトと同じく、あえて道化を演じている系のキャラなのだが
その徹底した姿勢を空に感心されたこともある。
序盤すごい勢いで家電を直すなどマルチな才能を発揮した。
尚、自分達が用意したネタ以上の事を求められるとさすがにテンパる
巻末の進行役である
勉強は出来る、というかいろんなことにハイスペックな事が示唆されているが、ボケにひた走るのでテストの成績は芳しくない。
田辺涼の方は1人でも出演するが氷室風は1人では出てこない。


ツッコミ担当な2年
怪獣やロボットが大好き
キレやすいが結構常識人
「犬男」という犬を飼っている
妹がアニオリで登場したが、数年後に本編に逆輸入された。
空ほどではないが、彼も自身のこだわりネタを度々披露する。


  • 須尭雨城(すぎょううじょう)(田坂秀樹)
常識人な美術部部長の3年
糸目その2
「猫がいなければ可愛いの意味がわからなかっただろう」と断言するほど猫が好き
数少ない「率先して美術部で美術してる」人である
アニメのクレジットで単に「部長」となっていた。

よく石膏像を壊す美術部顧問
「ピーちゃん」というニワトリを飼っている
投げやりでものぐさ、年の話題になると躁鬱が激しい
朝倉先生登場後は、彼女におもちゃにされるネタが多い
社会人の大人のあるあるネタ担当。


  • 朝倉 そよぎ
2人目の美術顧問 Zガンダムのハマーン様みたいな髪型をしている
とは言え性格は「面白い物を見る・面白い事を実行する」に極振りしており
涼風コンビの師匠もある。その能力は2人を超える物であり、尊敬されている。
マジックが得意で、しばしば春日野先生をいじって遊んでいる。
が、その振る舞いとはうらはらに常識人サイドの思考をしており
春日野先生の突飛な言動に突っ込んだりあしらったりもする。


名前の通り根岸の妹である中学1年生
いつもデジカメを持ち歩いている
アニメオリジナルキャラクターで、10話まで正体を明かされなかったがドラマCDで先に名前と声優が割れる
その声優初主演をアピールするため何故か7巻帯にて声優アピールしている
原作にも登場したが3年近く経ってから登場という旬を逃した登場である
それらをやたら言及する様はメタを通り越して自虐にしてる節すらある
巻末では彼女に似た何か、「みなもん(笑)」が涼風コンビと対峙する

  • 小木高嶺
猫好きでちっちゃい美術部外の一年生。
普段は真面目なツッコミ役だが猫が絡むと挙動不審。
「モップ」というメインクーンという種の猫を飼っている。(後に『モップ・小木・もじゃりん』に改名)

博多弁で金朋ボイスな三毛猫
三毛猫その1
猫パートの主人公的な立ち位置
一応ボス猫らしいがそんな威厳は微塵もない
一応出産をしている
他のキャラにキャラを喰われている気がしないでもない
アニメにおける「ミテミテ!ニジュウトビデケタヨー」はかなり色んな意味でやばい
話が進むにつれて扱いがコテンパンになっており、幾度と無く死にかける


通称ハーさん
意図して 語尾に「にゃあ」と付ける。
ミケの相方的なポジション
昔は高い所に登れなかった
最近出産していることが発覚した
いろいろ提案してはミケさんに三途の川を途中まで渡らせる事に定評が有る
常識猫サイドとボケサイドを行ったり来たり


名前からして猫じゃない「猫みたいな生き物」
この漫画のバトルインフレの発端
現在神谷家で飼われている
実に男らしい振る舞いが多いのだが、神谷家の認識ではとてもかわいいらしい


  • ぶち
ケイトが飼っているペルシャ猫である
インターナショナル
ふらっと居なくなる事が多いが、結果的に家に帰ってくる模様
「カナダマチハドコデスカ?」
合併で消失しました
「オウ…」


  • ニセ
三毛猫その2
名前の由来はミケ2世から。


  • マル
三毛猫その3
丸っこい体と丸っこい模様の三毛猫。


  • ドク
三毛猫その4
目が一つしかない独眼竜。ツッコミというよりも真面目という方が似合う猫。

飼い猫になったり野良猫になったりする猫
猫同士でも人語を喋れず、文字を書く時も「にゃあ」として書けない。
実はミケの子供 かわいい


  • ピーちゃん
またの名をガーデンバードV世


  • 犬男(能登麻美子)
「いぬお」と読む
名犬だが飼い主がヘタレ
かわいい 「わふ!」


  • その他の生き物たち
虫、魚、小動物となんでもござれ
いっぱい登場するので書ききれない
単行本での生物説明ページだけで小冊子が作れる勢いである

アニメ

2007年に『スケッチブック~Full Colors~』のタイトルでアニメ化した。原作を繋げ合わせており原作ファンからも好感
またBGMが非常に素晴らしいので是非サントラを買おう。
ちなみに福岡では放送されていない
アニメから入ったファンには陸ARIAと呼ばれており、制作会社が同じことも相まって時々ARIAのキャラが乱入してくる 。
最終回のエンドカードはまさかの…



追記・修正は、冷静のホーズをしながらお願いします。

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最終更新:2022年03月14日 14:48