キャロル・ドーリー(ACV)

登録日:2012/03/22 Thu 11:27:08
更新日:2023/12/26 Tue 10:52:03
所要時間:約 5 分で読めます






貴方の補佐を担当します
――キャロル・ドーリーと申します


ARMORED CORE Vの登場人物。
CV:たかはし智秋


代表と契約した『企業』の一員で、シティに於ける作戦補佐を担当する女性。

誰に対しても程度の差はあれ、慇懃な態度を崩さず、常に感情的な言動を出さない為か高圧的な印象を受ける。
現場責任者の主任の秘書的な存在でもあり、彼からは時折キャロりんと呼ばれている。

チャプター00では企業側として参戦した主人公のオペレーターを担当している。
正確な指示を的確に飛ばしてくれる為、後のオペレーターよりもやり易いと言う声も。

また主人公の損傷を心配してくれる、この世界では稀な存在でもある。

そのルーキー、そいつ向かわせて
今すぐ

――現状のダメージでは、危険かと

あ、そうなんだ
で、何かそれが問題?

了解しました。……お聞きの通りです、作戦を継続


――結局、押し切られてレジスタンスリーダー追撃の任務を与え、働かせるのだが。
最初から主人公は酷使される運命だったのかもしれない。


その一年後、ストーリーミッションでは主人公がレジスタンス側へ回った為に敵となる。

時折、感情の籠らない冷徹な声で通信を入れてくる上、後に汚染地域に出現する過去の遺産を運用し始める等々、此処辺りから彼女を含めた企業そのものの存在が影を含む物になってくる。



そしてチャプター5。
主任が主人公が放ったブーストチャージによる損傷とオーバードウェポンの長時間・連続使用による過剰負荷で燃える……燃えてしまう(´乙`)した際、秘書の立場でありながら、まるで代わりの何かがいるかの様に反応せず、それを以て主人公へ宣戦する。


なるほど、それなりの力はあるようですね
認めましょう。貴方の力を
今この瞬間から、アナタは我々の

この世界から消え去るべき敵です

これは過去シリーズに於けるレイヴン認定の台詞のオマージュだが、今作ではイレギュラーとして殲滅対象となった瞬間。
これ以降、主人公が生き残る事を拒絶するかの様に彼女達は容赦無く戦力を差し向けてくる様になる。


……ただし、そのACだけは別
そのACだけは消去しなければなりません


巨大兵器『L.L.L.』(手加減)を街中に投下する等、雇い主の代表が擁するシティへの被害もお構い無しである。


この街での、我々のミッションは既に完了しました
貴女達が何をしようが、我々の預かり知らぬ所です


この台詞が、イレギュラーとミッションに対する執着を端的に表していると言えよう。
代表との契約すら、元々予定していたミッションの隠れ蓑にしか過ぎなかったのかもしれない。

尚、前述の主任を一切気にしていない云々についてはチャプター07で

浅はかな。誰が死んだと言うのです?
すぐに分かります。貴女達が如何に無力であるか
御健闘を御祈りします。そ・れ・で・は


こんな事を言っている。
かなり不吉な言葉であり、本当に後半で主任は復活した挙句、オーバードウェポンMASS BLADEを直に構築する離れ業をやってのけた。
この結果を最初から分かっていたならば、あの態度も納得出来る。


因みに、一年前に雇った主人公以外にもACを駆るミグラントを擁しており、作中ではフランパパに撃破されただろうAC(警備部隊の可能性もあるが)が転がってたり、作中では雇われたらしいサイレントハウラーが主人公と交戦している。

強襲勢力のゾディアックも警備部隊やサイレントハウラーの代理(もしくは割り込み)で乱入してくるが、繋がりは不明。


ストーリーミッション終盤及び核心的な内容が含まれます













ストーリーミッション終盤、レジスタンスを見限ったRDに主人公のAC撃墜を命令するも、輸送をしていたロザリィの咄嗟の判断で失敗。

何故外したのです?ACを狙えと指示したはず

向こうが避けたんだ。流石姐さんだよ

更に、主任が『天才』と太鼓判を押したRD当人も例外に焼き尽くされレジスタンスと主人公はシティ離脱に成功。
『差し向けた、あらゆる戦力が乗り越えられていく』
ある意味、追い込まれたその状況で彼女は自らの想いを口にする――







彼女の正体は不明だが、一説ではAIである可能性が存在している。
ただ、AI説が濃厚な主任よりは動揺等の感情があるので、微妙なところ。
『ミッション』の内容も不明だが、作中の会話を見る限り『人間に対する評価を見極める』事だと予想されている。


争いを止めず、滅び続ける人間は不要な存在


シティに於けるミッションの果て、彼女は駒であった人間をそう認識していたが、主人公が特殊兵器『EXUSIA』を撃破した事で、交戦前に主任が語った『戦いこそが人間の可能性』が証明され、珍しく動揺しながらも答えを見極める為、シティから立ち去る事を決めた。


有り得ません、たかがACごときで
愚かな存在……しかし
一考の価値は、あるのかもしれません

時間が必要です

今は去りましょう

いずれ答えが出る筈です
もしも貴方の様な例外が存在すると言うのなら






この項目での、我々の追記・修正は既に完了しました。
貴女達が何を荒そうが、我々の預かり知らぬ所です。


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最終更新:2023年12月26日 10:52