Charlotte(魔法少女まどか☆マギカ)

登録日:2014/01/17 (金) 01:40:25
更新日:2023/09/15 Fri 20:39:33
所要時間:約 6 分で読めます




この項目には魔法少女まどか☆マギカ、および劇場版[新編]のネタバレを含んでいます。







「Wo ist die Kase ?」
(チーズはどこ?)












お菓子の魔女。
その性質は執着。
欲しいものは全部。絶対に諦めない。

お菓子を無限に生み出せるが、大好物のチーズだけは自分で作ることができない。

チーズさえ持っていれば 簡単に隙をつくことが出来ただろう。



Charlotte(シャルロッテ)とは『魔法少女まどか☆マギカ』の第3話で登場した魔女
登場した回が丁度作品のブームの火付けとなった回であったことに加え、インパクトのある外見と特性・さらに行動をとったため、
同作品の中で登場した魔女の中でトップクラスの知名度と人気を誇る。
またワルプルギスの夜を除く魔女の中で数少ない公式が真名を公表している魔女でもある。


見滝原市の総合病院の駐輪場付近に刺さっていたグリーフシードから孵化した。
グリーフシードから孵化し立ての時はピンクキャンディ型フードを被ったぬいぐるみのような可愛らしい見た目をしている。
体格も小さく巴マミの膝の丈くらいしかない。
ただし終始無表情なのが不気味。

結界は病院で孵化したためか病院内をイメージしたものであり、あたり一面ケーキやクリーム、クッキーにチョコレートといったお菓子で埋め尽くされた洞窟に、
キャンディの顔をした看護師型の使い魔が徘徊しお菓子の手術室があったり薬瓶に入ったお菓子の棚があったりカプセルが雪のように降ったりする。
ちなみに孵化を待つグリーフシードを囲っていた檻にも「手術中」のランプがついている。

なお結界内にいた使い魔はキャンディの頭をした犬(Pyotr)や看護師(Polina)であり、役割は「チーズを探すこと」。
そう、この魔女は説明にも書いてある通りチーズが好きらしい。


孵化しかかったグリーフシードをさやかが見張り、まどかがマミを呼び出し結界へと連れて行った。
その際ほむらがマミ達に手を引くように頼むが、ほむらに不信感を持つマミは彼女を魔法で拘束。
そして魔女に辿りつくまでの行き道でまどかとマミが念願の「魔法少女コンビ」を結成し、マミさんは有頂天になり、ノリノリで使い魔を一掃。
(もう何も恐くない)

孵化したシャルロッテに対峙すると、マスケット銃で殴る、至近距離で撃って拘束するといった攻撃をするが、
この時のシャルロッテは前述した可愛らしい見た目かつ無抵抗なのでパッと見弱い者いじめに見える



そしていつも通りティロ・フィナーレでフィニッシュ…











と思いきや









ぬるっ




ぬおおおん



「えっ…」





なんと身体がリボンで締め上げられ口から巨大なイモ虫が出現。
大きな口の中に牙を生やしたそいつは目の前にいた黄色いチーズそっくりのマミさんに接近し…


ぱくり。



こうして不意を突かれたマミさんは殺され、「魔法少女まどか☆マギカ」はドッキドキ魔法少女アニメから血だまりダークアニメへと認識が改められることになった。

その後駆けつけたほむらにより、時間停止を利用した丸飲み→脱出を繰り返す一撃離脱戦法を利用され体内に爆弾を飲まされ、連続する体内爆発により殲滅された。
この時爆発した肉体の一部がグチャグチャになって飛び散るという凄惨な末路となり、まどかとさやかに魔法少女の戦いの凄惨さを身を以て思い知らせることとなった。


この第二形態は黒地にカラフルな模様、ピエロの顔のようなおどけた顔をしており第一形態と違って表情が豊かだが、
怪我を脱皮により回復し、かつ巨大な口で対象を丸飲みにすることができるのでマミさんのような一撃必殺タイプには非常に相性が悪い。
虚淵氏も敗因について単にマミさんと相性の悪い魔女だった、と説明しており、
「絶好調のマミさんはどんな相手にも負けないだろう(ただし勝負は時の運)」としている。
現にスピンオフ「おりこ☆マギカ」ではマミさんはシャルロッテを倒している。
またゲームや漫画「The different story」ではシャルロッテ戦でマミさんが死なないルート(まどかやさやかに助けられる)がある。


衝撃的な3話での活躍で一躍人気者になったためか、グッズ化にも恵まれておりぬいぐるみやイヤホンジャック、
アートギャラリーでは実物大シャルロッテが作られてアニメ3話体験を楽しめることもあった。
スタッフ悪ノリしすぎだろ。

劇場版[前編]では専用BGMまで作られた。タイトルは「Wo ist die Kase ?」

ちなみに初期設定では第二形態に足があり非常にキモい



●考察
第9話で魔女が魔法少女のなれの果てだという真相が明かされ、ファンの間では彼女の魔法少女時代のさまざまな憶測がなされた。
  • 病院の結界だから病弱な少女
  • お菓子が食べられなかった
  • チーズが欲しいという願いで魔法少女になった
…など。













以下、「【新編】叛逆の物語」ネタバレ。 未視聴の方はブラウザバック推奨。






















「マスカルポーネ!マスカルポーネ!」
(チーズニナッチャウ!)





お菓子の魔女。
かつて執着の夢を見た。
マミの家に突如現れた謎の生き物。
「ベベ」と名づけられるが、その正体は円環の理からやってきたお菓子の魔女。

出会った当初はかなり無口で無表情だったが、いつの間にか今のような有様に。
ちょとうるさい。新しい服はマミのお手製。

巴マミは、この魔女が最後に見たこわい夢に出てくる人に良く似ている。







まさかの完全新作「[新編]叛逆の物語」に登場。
今回では巴マミの相棒「ベベ」として登場した。
基本形態は第一形態と同じキャンディ型のぬいぐるみのようだが、表情はくるくる変わり目が第二形態のようなラリった感じになっている。
また特殊な言語を使い慌てると大体チーズの名前を叫ぶ。
「マジョマンコカマンベール!マジョマンコカマンベール!」
初期設定にもあるようにチーズが大好物でよくマミさんからはチーズをもらっていた。
序盤のナイトメア退治でもマミ達をサポートし、救済のために第二形態に変身してケーキを丸飲みにしたりした。
キュゥべえに対しては警戒心をむき出しにしている。


不意打ちのように登場したので当然、初見の視聴者は彼女の存在を警戒。
だが彼女はQBの代理を果たすようにマミさんの相棒となっており、孤独で寂しがり屋な彼女を明るく励ましていた。
そんな折、魔女の存在を思い出したほむらに疑われ、締め上げられるもマミが逃がしてくれた。

















以下正体について。



















「パパパパルミジャーノレッジャーノ!」





「私達はかつて希望を運び絶望を振りまいた者達」






同劇場版にてついに彼女の魔法少女時代が判明。


名前は「百江なぎさ」で、まどか達よりも年下の魔法少女。
(CV.阿澄佳奈)

武器はラッパで、シャボン玉を膨らませて戦う。

さやかと共に暁美ほむらのソウルジェムの結界内に入り込んだ円環の理からの使者であり、
インキュベーターの目を欺くため魔女時代の変な生き物になりすましていた。
※ただし、さやか同様魔女時代の能力を使うことができ、使い魔を従えたり顔をシャルロッテ状に変身させて敵を丸飲みにしてしまったりすることもできる。

やって来た理由は本人が説明する限りは「もう一度チーズが食べたかっただけなのです!」とのこと。

どうやら魔法少女になった理由も「一切れのチーズケーキが欲しい」という願いに起因するものだったらしい。

最終的には悪魔の世界改変に巻き込まれ、普通の小学生として暮らすことになり、どうやらマミさんと親交を深めているようだ。







まさか敵キャラの一人がここまで出世するとは当初のファンは想像もつかなかっただろう。
今後続編があるとしたら活躍に期待である。




追記修正はチーズをくれたらするのです!

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最終更新:2023年09月15日 20:39