書き下ろし／描き下ろし

登録日：2014/02/27 Thu 12:45:54
更新日：2023/02/11 Sat 03:21:25
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おまけイラストオリジナル創作小説描き下ろし書き下ろし本概要項目漫画絵裏話

雑誌掲載などを経ず、その本に載せるために書かれた作品のこと。
テレビ番組の主題歌として新しく作られた楽曲や原作の存在しない脚本もそう呼ばれる。
漫画やイラストの場合は「描き下ろし」とも。

漫画作品の多くは雑誌に連載されある程度話数がまとまってから単行本にするわけだが、ほぼ必ずと言っていいほどこれが入る。
これにより予め収録内容を把握しているファンにもそうでないファンにも同等の楽しみを与えられる。
カバー下、あとがきがその代表例。
内容は各項目にて。作品によっては腹筋崩壊もののカオスが待ち受けている。
もちろん表紙のイラストや扉絵だって立派な描き下ろしだ！

また漫画の場合順番に話を並べると各話の間が左右どちらか一ページ空いてしまったりする。
雑誌掲載時に端の方が広告なんかで埋まっていたら単行本化の際空白になってしまう。
これらの間を埋めるのも描き下ろしの立派な役割といえよう。

内容としては
•各話の裏話
•キャラクター紹介
•作者の近況
•一発ネタ
辺りがメインか。

◾︎内容の詳細
•各話の裏話
少年漫画辺りでしばしば見られる。
細かいセリフの補足説明だったり単なるギャグだったり。これを目当てに買う人も多いだろう。
やや変則的な手法として、そのままその回のラストを描き足すというものもある。これは単行本派には若干気づかれにくい。

例
テニスの王子様
めだかボックス

•キャラクター紹介
扉絵の裏側もしくは各話の間のどちらかに大抵載っている。どこまで詳しく書くかは作品次第だが、
言わんでもいい事まで書くと編集側に嫌な顔をされるとか。
たまにその巻でろくに登場しないキャラが載ってしまうちょっと悲しい事例も……

例
和月伸宏作品（ファンサービスとして制作秘話を晒す）

•作者の近況
ジャンルを問わずあとがきでよくある奴。何故か妙に漫画チックな話が多い。
少女漫画だとあとがきだけではなくコラムとして何箇所かに書いてあることが。

例
バカとテストと召喚獣
らき☆すた
ちびまる子ちゃん

•一発ネタ
カバー下がこれにあたるか。
ギャグからシリアスまで何をやるかは本当に作者次第。その作品のお約束と化したネタを持つことも多い。

例
けいおん！
鋼の錬金術師
本日の騎士ミロク

小説だとあとがきだけでなく丸々一冊が書き下ろし作品になることが漫画に比べ多い。
新作が発表されてから長い期間（数ヶ月〜数年）をかけて次の新作へ……という感じ。
ファンが一刻も早く続きを知りたくて、でも結局次の新作発売日まで分からなくてやきもきすることもままある。
人気シリーズや作者が著名人の場合発売日の様子がニュースで報じられたりする。アニヲタ的には涼宮ハルヒの驚愕が有名な例だろう。

追記・修正は書き下ろしでおねがいします。

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