登録日：2014/03/04(火) 22:11:00
更新日：2023/05/07 Sun 21:15:02
所要時間：約 4 分で読めます
綾瀬優香
CV：倉田雅世(ゲーム版)･豊嶋真千子(CDドラマ版)
[概要]
主人公のクラスメイト。クラスは2-4。セベク編では選択メンバーだが、雪の女王編では固定メンバーとしてパーティに参加する。
通称は「アヤセ」。あだ名でも何でもないが、仲間キャラクターのあだ名の大半はこんな感じなので突っ込んでもキリがない。
ちなみに、一人称も「アヤセ」。自分を名前やあだ名で呼ぶのはぶりっこ入ったキャラの常と思わず流してしまうが、彼女のファーストネームは「ユカ」である。
ファーストネームではなく、あだ名とも言いがたい苗字そのままの呼称を一人称に用いるキャラクターは、現実でも創作でもかなり珍しい。
金髪に間延びした語尾など、当時に流行していたコギャルを連想させる。
良くも悪くも自分の感情に正直であり、思ったことはすぐに口にするしどんな状況でもマイペースな態度を崩さない。
それが仲間を和ませるのと同時にトラブルメーカーになることも多く、しばしば敵の反感を買う事も。
作中では友人のトロに心ない言葉をぶつけてしまい、彼のペルソナを暴走させてしまっている。
一方で卒業後の将来について明確なヴィジョンを持てず、その不安から目を背けるために、
目の前の娯楽に興じて何も考えていない女子高生を演じているなど、他のメンバーとは違う等身大な悩みを抱えている。
考えていないようで考えてる部分を評価されてか、硬派で大人びたゆきのさんとは、意外にも事件前から比較的親しい間柄を築いていた。
セベク篇ではパーティへの加入イベントが最も遅く、
隠しキャラであるレイジの加入条件を満たしていなかった場合、強制的に仲間になる。
戦闘では鞭とハンドガンを使用。
鞭は攻撃範囲が非常に広い上に範囲内の対象全てに攻撃がヒットするため、前衛の真ん中に置けば敵全体を攻撃することが可能。
しかし、攻撃回数が1回で固定なため与えるダメージは微々たるもの。何故、彼女は新体操のリボンを武器にしようなどと考えたのだろうか。
ハンドガンも威力こそ高いが彼女を前に出すくらいなら主人公や他のキャラを前衛に置いた方が良い。
似たような攻撃範囲を持つ麻希と比べると速が伸びにくい代わりに力が伸びやすいが、
武器の特性と全く噛み合っていないので活かせる機会はない。
その代わり、初期装備以外の全ての鞭に状態異常付与の効果が付いているので、
活躍させるなら中衛から鞭を打つか範囲魔法を使わせるのが良いだろう。
運良く凍結や魅惑で敵を足止めできれば、戦闘の難易度をかなり落とすことができるので、
ボス戦よりも雑魚戦で光るタイプである。
最適性アルカナは、「開始」の暗示を司る魔術師。
ペルソナシリーズにおいては「未だ何者でもない」ことに悩む等身大な若者が主に割り当てられるが、それは彼女から始まっている。
ペルソナの種類としては、女神転生シリーズにおける幻魔に属する悪魔が分類されており、
全てのペルソナが全体攻撃であるマハ系の習得と潜在復活の付与が可能。
加入が最後ということもあってか初期ペルソナも最初から一段、強力な魔法を使用できる。
初期ペルソナは「フーリー」。専用ペルソナは「フレイ」。
相性の悪いアルカナは「審判」
悪魔との交渉手段は「けなす」、「誘惑する」、「泣き落とす」、「脅す」。
なかなかに物騒な交渉手段であり、武器が鞭なこともあって色々と変な想像を掻き立ててくる。
強気だとか高慢な悪魔に覿面だが、興味を持たれる時は「威勢はいいがお嬢ちゃんでは…」とあしらわれ気味である。
以下、ネタバレを含む本編での活躍
[女神異聞録ペルソナ]
主人公達とペルソナ様遊びを行い、フィレモンと邂逅したことでペルソナ能力を身につける。
他の面々と同じく気を失ったと思われるが、先に目覚めたためか病院での検査を免れ学校に残留。
御影町が異変に見舞われた際は生徒会と協力し、悪魔が学校に入ってこないよう体育館裏の塀の穴を埋める作業を行っていた。
セベク編ではセベクビルに侵入しようと廃工場を訪れた際に加入イベントが発生。
主人公達が学校を抜け出した後に突如、校舎が氷漬けになってしまい、命からがら逃げ出してきたことを告白。
レイジ加入の条件を満たさず、誰も仲間に加えていなかった場合は主人公達に自身の身を守らせようと強制的に仲間になる。
雪の女王編では偶然にも雪の女王復活の場に居合わせてしまい、
氷漬けになってしまった恩師を助けるために主人公と共に異世界の塔を探索することになる。
(彼女自身はどちらかというと主人公(と言うかゆきのさん)といた方が安全だと判断したからだが)。
その後、自分がかつてこっぴどく振った同級生のトロが食堂で騒いでいる場に出くわし、
校舎から出られないことと空腹から情緒不安定になっていたトロを更に追い詰めるような発言をしたことで、
彼のペルソナを暴走させてしまう(直後に自身のペルソナが覚醒し、返り討ちにしたが)。
またこの時の回想で告白してきたトロに対して「いつもヘラヘラしていて何が楽しくて生きているのかわからない」という理由で、
彼との交際を断っているが、これはそっくりそのまま自分自身にも当てはまることでもあり、
トロから「楽しくもないのに笑っている」、「みんなに合わせているだけ」、
「一人になるのが怖い」と返された際にはきちんとした反論ができずに逆上し、暴言を吐いてしまっている。
どちらのルートに置いても最初こそ悪魔との戦いやダンジョンの探索に不平不満を漏らしていたが、
異変を解決しようと一生懸命になる仲間達と行動を共にしていく内に、
いい加減に生きてきた今までの自分と決別することを決め、仲間と共に事件を解決を目指していく。
事件解決後は幸福な家庭を持つという夢に目覚め、OLとして中堅商社に就職。
同僚である感じの良い青年と結婚して憧れの家庭を築いたが、旦那の年収には多少不満が有るらしい事がエンディングで語られている。
[余談]
他のメンバーよりも一足先に結婚したためか、続編には登場しない。
仮に登場したとしたらどのような女性に成長したのか気になるところである。
セベク編ではストーリー終盤の選択肢で恋人にすることが可能。
以後は呼びかけが名字からニックネームに代わり、彼女らしいとても素直じゃない愛情表現を見ることができる。
追記・修正をお願いします。
- ピアス、マキエリー以外にもモテるのか・・・ -- 名無しさん (2014-03-06 21:32:36)
- 同じ既婚でもレイジの出番はあるのに・・・ -- 名無しさん (2014-10-10 11:20:24)
- ↑レイジは南条の帰国や神取復活のトリガーだから出さざるを得なかったんだろうな。 -- 名無しさん (2022-12-05 13:15:58)
最終更新：2023年05月07日 21:15
