黛ゆきの

登録日:2014/03/10 (月) 21:10:00
更新日:2023/09/08 Fri 13:39:51
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「いきな」





黛ゆきの

CV:半場友恵(女神異聞録・罪・CDドラマ版)

女神異聞録ペルソナ及びリメイク版であるペルソナの登場人物。
続編であるペルソナ2罪・罰にも登場する。




[概要]
主人公のクラスメイト。クラスは2-4。裏ルートである雪の女王編の固定メンバーであり、セベク編では仲間にならない(共通パートでは使用可能)。
通称は「ゆきのさん」。しかし、スケバン風の丈の長いスカートやサバサバした口調からどちらかというとゆきの姐さんと呼ぶ方がしっくりくる。
実際、面倒見が良い姉御肌で仲間内からも慕われており、腕っ節もその辺の男子生徒より強い。
以前は親にも見放されるほどの不良であったが、担任の高見冴子が自分を気にかけて更生に尽力してくれたことから
彼女のことを尊敬しており、主人公達がセベクビルを目指して学校を抜け出した際は彼女のみ、
恩師の力になろうと学校に残ることを選択した。
現在は写真の勉強をするために留学を希望しており、留学資金を得るために放課後はコンビニでアルバイトをしている。
そういった経緯もあってか物事の考え方自体は非常に現実的で、
自分が決めた事に関しては一貫してやり抜こうとする意思の強さを見せている。
彼女を仲間にできる雪の女王編では実質的に主人公の役を担っており、恩師の救出と氷で閉ざされた学校からの脱出のため、
主人公達を引き連れて雪の女王とその守護者達へ戦いを挑む。



戦闘では投具とショットガンを使用。
攻撃範囲は麻希の弓と同じで威力や攻撃回数も似ており、力や体が伸びる割に一撃の威力は低い。
ちなみに剃刀鶴という武器を最初から所持しているのだが、不良時代から愛用していたのだろうか?
麻希にも言えることだが敵を通常武器の攻撃範囲に収めることができる後衛に配置すると銃が敵に届かず、
背後を取られない限りは無用の長物と化してしまう。特にショットガンは攻撃力が高い代わりに
前方の数マス程度しか狙えず、うまく敵が範囲に収まっていなければ引き金も引けずに
殴られるだけの時間を過ごすことも多い。


最適性アルカナは女帝。女神転生シリーズにおける地母神に属する悪魔が分類されており、
攻撃魔法と物理攻撃スキルを習得する。ステータス的には物理攻撃が得意で技への補正はパッとしない。
初期ペルソナは「ヴェスタ」。専用ペルソナは「ドゥルガー」。
攻撃スキルが充実している一方で回復魔法を習得できるペルソナは少なく、使用できても単体止まりなので、
セベク編の麻希と同じような立ち回りをさせることは難しい。
これと同様に、女教皇のアルカナとの相性が悪い。

悪魔との交渉手段は「叱る」、「いじめる」、「さとす」、「無視する」。
交渉を持ちかけておきながら無視するというなかなかに大胆な交渉手段を持っており、
他の3つも元不良という彼女の性格がよく出たものとなっている。







以下、ネタバレを含む本編での活躍











[女神異聞録ペルソナ]
主人公達とペルソナ様遊びを行い、他のメンバーと同じくペルソナ能力を獲得。
その際に気を失ってしまったため、検査を受けに病院を訪れた際に街の異界化に巻き込まれ、
ゾンビ達の襲撃を受ける。
覚醒したペルソナの力で何とか病院を抜け出し、学校へと戻った後は主人公と別行動を取り、
学校を抜け出すことを選択した際は担任の冴子の力になりたいと学校に残ることを選択する。

一方、雪の女王編では主人公が倉庫に仕舞われていた演劇の小道具「雪の女王の仮面」を見つけてしまったことで、
高見冴子の肉体を寄り代として雪の女王が復活し、氷漬けにされてしまった学校の解放と囚われた冴子の救出のため、
仲間と共に異界の塔を守る守護者達と戦うこととなる。

恩師の救出と学校からの脱出という明確な目的があるためか、雪の女王編ではセベク編のような仲間内での衝突もなく、
一致団結して雪の女王と戦うこととなる。その中でもゆきのは冴子に更生させてもらったという背景があるためか
モチベーションが特に高く、守護者達と相対した際も彼女達の主張を真正面から切り捨て、力でねじ伏せていく。
その一方で彼女の前に立ち塞がった雪の女王の守護者達は全員、それぞれが生きる事に絶望していたところを
雪の女王に見出されて塔の守護者になったという経緯を持つ者達であり、誰にも救いの手を差し伸べてもらえなかった
「黛ゆきの」が歩んでいたかもしれない一面を持っていたともいえる。
既に冴子によって救われ、未来へと目を向け始めているゆきのにとって程度の差こそあるが、
身勝手な理由から生きる事を諦めた守護者達のことは無意識の内に許容できなかったのかもしれない。

雪の女王を倒し、無事に学校を解放したことで自信をつけたのか、これからはもっと真面目に勉強して
冴子のような大人になりたいと自分の目標を再確認。そして、未だに続く御影町の異変を元に戻そうと、
冴子に見送られながら仲間達と共に街へと繰り出していく。






[ペルソナ2 罪]
パーティーメンバーとして登場。今作での通称は「ユッキー」。
カメラマンの助手をしており、ヒロインである天野舞耶に同行して七姉妹学園を訪れた際に
周防達哉達とジョーカーの戦いに巻き込まれ、ペルソナ使いとして再び戦うこととなる(尚、今回も武器を最初から携帯していた模様)。
自分の将来については写真を続けるには才能がなく、教師を目指すには学力が足らないと葛藤を抱いている。
敵として登場する仮面党四天王の1人・吉栄杏奈に過去の自分の面影を見たことで、
かつて自分が恩師に救われたように、今度は自分が彼女を救おうと決意し、それによって葛藤の答えを出そうとするが、
次々と噂が現実となって街の混乱が加速し、その中で写真の師であり憧れの人でもある藤井俊介が蝸牛山の戦闘に巻き込まれ他界。
一度は心が折れそうになるも、仲間の言葉を受けて立ち直り、噂によって生まれた自身の影との戦いを経て
杏奈の閉ざされた心を開くことに成功する。
その後はジョーカーの呪縛から解放されたたがペルソナ能力を剥奪された黒須淳に自分のペルソナ能力を与えて彼と入れ替わる形でパーティを離脱。
かつての仲間を集めて街の人達を守るため戦う事を決意する。

ちなみに蝸牛山で彼女に声を掛けずに放置してしまうと、達哉たちがその場を離れた後シャドウに襲撃されて敗北。
そのまま廃人となってしまい非常に後味悪いので要注意。


[ペルソナ2 罰 -ETERNAL PUNISHMENT.-]
序盤からサブキャラクターとして登場。
基本的な立ち位置は変わらないが、編集長の命令で舞耶とのコンビを解消させられてしまう。
中盤でエリーを仲間にした際、協力者として現われる他、終盤では罪と同じく街の人達を守るために
かつての仲間と一緒に戦っていた模様。





















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最終更新:2023年09月08日 13:39