登録日：2014/04/16 Wed 17:23:27
更新日：2022/09/01 Thu 12:09:47
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バリンは家族を弔うべく、トレイリアをまきの山と化した。
以下カードテキスト。
抹消/Obliterate (６)(赤)(赤)
ソーサリー
抹消は打ち消されない。
すべてのアーティファクトと、すべてのクリーチャーと、すべての土地を破壊する。それらは再生できない。
赤お得意の派手なリセット呪文。
8マナと重いが、打ち消されないという素敵な特典付き。
唱えればほぼ妨害できず、土地基盤ごと叩き潰せるので、動きの遅い青系のコントロールに劇的に効く。
エンチャントが壊せないのは赤のお約束。
プレインズウォーカー？当時なかったからしゃーない。
逆に、事前にエンチャントを展開しておけばリセット後が有利になる。
破壊不能を持つパーマネントや死亡時効果と組み合わせるの手もあり。
8マナ揃えてさっさと打つよりは、リセット後に備えてもう少しマナを揃えてから打つほうが望ましい。
大量マナから抹消を打ち、余ったマナで大きめのクリーチャーを出せば大幅に有利になる。
打ち消されない呪文だが、あえてオマケ付きの打ち消し呪文を打つプレイングも存在する。
どうせ土地が吹っ飛んで動けなくなるのでその前に少しでもオマケでアドバンテージを得ておこうという訳である。
スタンダード期で有名なのはピッチコストで《妨害/Thwart》を唱えて島を3枚確保する動きか。
サクリファイスランドと呼ばれる
ドワーフ都市の廃墟/Dwarven Ruins
土地
ドワーフ都市の廃墟はタップ状態で戦場に出る。
(Ｔ):あなたのマナ・プールに(赤)を加える。
(Ｔ),ドワーフ都市の廃墟を生け贄に捧げる:あなたのマナ・プールに(赤)(赤)を加える。
サクることでマナを多く出せる土地を使い、抹消や
ジョークルホープス/Jokulhaups (４)(赤)(赤)
ソーサリー
すべてのアーティファクトと、すべてのクリーチャーと、すべての土地を破壊する。それらは再生できない。
でリセット。墓地から復活した
冥界のスピリット/Nether Spirit (１)(黒)(黒)
クリーチャー — スピリット(Spirit)
あなたのアップキープの開始時に、冥界のスピリットがあなたの墓地にある唯一のクリーチャー・カードである場合、あなたは冥界のスピリットを戦場に戻してもよい。
2/2
現在では一時的なマナ加速が赤になったこともあって初登場時より若干だが使いやすくなっており、赤デッキのサイドボードに1〜2枚刺されていることがある。
奈落の底へ消え失せよ！『抹消(アブリタレイト)』！！
デュエルファイター刃では、前述のターボジョークルを駆るフランス代表フランシスカが、アメリカ代表ジョセフィンとの1戦で使用。
ジョセフィンは上記のピッチ《妨害/Thwart》で島を3枚確保するが、フランシスカは読んでおり、土地指定の《血の誓い/Blood Oath》で大ダメージを与え、冥界のスピリットで削りきった。
次のアキラにボコられるけどね！
死の床にあった大魔術師ファロンから、バリンが受け継いだもの。
その余りの威力故に、バリンはファロンの死後暫く姿を消し悪用されることを防いでいた。
その後、ファイレクシアとの戦争において妻と娘を失ったバリンが、2人の眠る墓を守るために使用。
トレイリアの島と敵軍、そして自分の身も消滅したものの、2人の墓は無事だったという。
詳細は
若月氏の記事
参照。
MtG知らない人でも読める背景記事なんで、興味ある方は是非。
項目は全滅です、閣下。追記も、修正も……。
- 森も街も閣下の宮殿も全滅しましたが、閣下の《無私の救助犬/Selfless Savior》で閣下は破壊不能を得たので問題ありません。 -- 名無しさん (2020-08-16 12:01:07)
最終更新：2022年09月01日 12:09
