鬼面超人エル・アンドレ

登録日:2014/08/21 Thu 11:11:03
更新日:2023/02/23 Thu 18:32:26
所要時間:約 6 分で読めます








誰の挑戦でも受けてやる!




概要

パーフェクトなレディやマドンナと組めば相手もメロメロ!?

鬼面超人エル・アンドレとは、デュエル・マスターズのクリーチャーである。

DM-11「聖拳編 第2弾 無限軍団の飛翔(エターナル・ウェーブ)」にて初収録。レアリティはベリーレア。
まさかの、DMX-12「ブラック・ボックス・パック」においても再録を果たした。進化元の種族は死にかけてるのに。

パーフェクトなレディやマドンナと組むと相手を惚れさせてしまうイケメンである。

スペック


鬼面超人エル・アンドレ VR 闇文明 (6)
進化クリーチャー:デビルマスク 11000
進化-自分のデビルマスク1体の上に置く。
各プレイヤーは、自分のターンのはじめに、自身のクリーチャーを1体破壊する。
W・ブレイカー
エル・アンドレ最大の特徴として、各プレイヤーのターンのはじめに、自分のクリーチャーを1体選んで破壊させる能力を持つ。
つまり、毎ターン《死の宣告》を放てるということだ。

この能力はターン初めのアンタップやドローよりも先に解決する。

ただし、能力の文章に「他の」とは書かれていないことに注目したい。
どういうことかというと、ターンの始めにバトルゾーンに自分のこのクリーチャーしかいなかった場合は自身が破壊されてしまう。
このスーサイド除去を使いこなせるかどうかがこのクリーチャーを使う上での課題と言えるだろう。

パワーは高めなので、うまくこの能力を利用してアドバンテージをとっていきたい。

ちなみに、相手ターンの始めにも効果は誘発するのでエル・アンドレが即座に除去されようと最低1体はクリーチャーを破壊できる。
能力が殆ど発動しないなんて状況はあまりないので、そこらへんに関しては安心してよい。

不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》《光器パーフェクト・マドンナ》破壊への耐性を持つクリーチャーと併用してデメリットを帳消しにするのが基本戦法になる。
これらのカードと並べれば、相手のクリーチャーのみを一方的に破壊し続ける事が出来る。
逆に言うと、相手が同じ破壊耐性クリーチャーを使用する可能性もあるので注意が必要。

その他にはpig能力持ちと併用するのがいい。
DM-24で登場した《奇面王機ボーンキラー》が最適だろう。
自身がエル・アンドレの進化元であり、非常にシナジーが強い。
また、モヤシや《暗闇に潜む者バット・ドクター》等のサルベージ持ちと組み合わせるのも面白い。

後は、よく難点として、進化元及び自身の種族がデビルマスクであることが問題視される。

しかし、進化元には《奇面王機ボーンキラー》と《悪臭怪人ゴキーン》を入れておけば基本的に十分である。
でも不遇種族だけあって、種族サポートは殆どないということは頭に入れておいた方が良い。
もっとも、エル・アンドレに種族サポートなどはあまり必要ないが。
エル・アンドレに一番必要なことは、この先のシリーズでもっと進化元のデビルマスクが増えることである。


とにかく色々と書いたが、エル・アンドレは使うと面白い。
破壊耐性のあるクリーチャーと組み合わせると、相手のクリーチャーをバガスカ破壊でき、こちらの損害を少なくできる。

進化元の種族が不遇なだけに使いにくいイメージがあるが、意外とそんなことはない。
しっかりとパーフェクトなレディやマドンナと組み合わせるだけで、良い働きを見せてくれるだろう。
ついでに言えば、デビルマスクが今後優遇されるようなことがあれば、エル・アンドレの価値はさらに上がるかもしれない。
…多分フィーチャーされることなんてないと思うし、あったとしても当分先の話かもしれないが…

関連カード

不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー VR 光文明 (7)
クリーチャー:エンジェル・コマンド 9000
シールド・フォース
SF-このクリーチャーは「ブロッカー」を得る。
SF-このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、バトルゾーンから離れるかわりにとどまる。
W・ブレイカー
DM-28で登場したエンジェル・コマンド。
シールド・フォース能力によりバトルゾーンから離れない不死身のブロッカーとなる、パーフェクトなレディ。

エル・アンドレで破壊するときに、このレディを指定すれば、自分の損害を無くし、相手の身に損害を与えられる。
マナカーブ的にも6→7とテンポよく繋がるものと思われる。

ただしこのレディ、相手が使ってきた場合は逆にエル・アンドレの能力による被害を与えられないので注意。

光器パーフェクト・マドンナ R 光文明 (5)
クリーチャー:メカ・デル・ソル/エイリアン 2500
ブロッカー
このクリーチャーは相手プレイヤーを攻撃できない。
このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、そのパワーが0より大きければ、離れるかわりにとどまる。
DMX-08で登場したメカ・デル・ソル/エイリアン。
パワーが0にならない限りバトルゾーンにとどまるブロッカー。

ギャラクシーと同じく、マドンナとエル・アンドレを組み合わせると、相手の身が損害を食らう。
けれど、相手が使ってきた場合は同じく…

不死身のブーストグレンオー P 火文明 (7)
サイキック・クリーチャー:フレイム・モンスター/ハンター 6000
このクリーチャーは破壊されない。
このクリーチャーがバトルに負けた時、自分の超次元ゾーンに戻す。
W・ブレイカー
《剛腕の政》と覚醒リンク後⇒《爆裂ダッシュ!グレンセーバー政》
DMD-03収録のサイキック・クリーチャーの1体。
剛腕の政》と覚醒リンクすることで《爆裂ダッシュ!グレンセーバー政》となる。

エル・アンドレと組み合わせれば、相手の身に損害を与える。
しかし、ギャラクシーやマドンナと比べると、破壊以外の除去に対応が出来ないので安定性はやや低い。

奇面王機ボーンキラー UC 水/闇文明 (2)
クリーチャー:グレートメカオー/デビルマスク 1000
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
このクリーチャーが破壊された時、カードを1枚引くか、相手に手札を1枚捨てさせる。
DM-24で登場した水/闇のグレートメカオー/デビルマスク。
同エキスパンションに登場した、破壊された時にいずれか一方の効果を選んで実行する友好色多色クリーチャーの一つ。

エル・アンドレにとっては最高の相棒。
進化元にするもよし、破壊の際の生贄にするのもよし、という優れたクリーチャー。

暗闇に潜む者バット・ドクター C(UC) 闇文明 (3)
クリーチャー:ゴースト 2000
このクリーチャーが破壊された時、他のクリーチャーを1体、自分の墓地から手札に戻してもよい。
DM-09で登場したゴースト。pigで墓地回収ができる。

こいつとエル・アンドレを組み合わせれば、墓地回収ができる。
地味に墓地とバトルゾーンとで二体のバッド・ドクターを用意すれば、ある程度ループも可能。

悪臭怪人ゴキーン UC 闇文明 (2)
クリーチャー:デビルマスク 1000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、カードを1枚、いずれかのプレイヤーの墓地から選び、持ち主の山札の一番上か一番下に置いてもよい。
DMR-01で登場したデビルマスク。
cipでカードを1枚、墓地から山札の上か下に送る。

エル・アンドレの進化元として最適。
コストも軽く能力も悪くないうえに、闇単色なので使いやすい。

神羅スカル・ムーン SR 闇文明 (8)
進化クリーチャー:ルナティック・エンペラー/ダークロード 12000
究極進化-自分の進化クリーチャー1体の上に置く。
T・ブレイカー
このクリーチャーが破壊される時、かわりに相手のクリーチャーを1体破壊してもよい。
DM-32のスーパーレア究極進化サイクルの1体。
ダークロードを持つ闇のルナティック・エンペラー。

破壊される時、置換効果で相手クリーチャー1体を破壊することができる。
置換効果を適用すればこのクリーチャーの破壊は無効となる。

エル・アンドレと組み合わせれば、デメリットを相手に跳ね返すことができる。
だが、スカル・ムーンは究極進化なので二体同時にバトルゾーンにそろえることは難しい。

怒璃流(どりる)男 UC 闇文明 (4)
クリーチャー:ヘドリアン 3000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、進化クリーチャーを1体、自分の墓地から自分の手札に戻してもよい。
夜呂死苦!

DM-13で登場したヘドリアン。
cipで進化クリーチャーのサルベージができる。

何があったのか、イラストでは箱からエル・アンドレが取り出されている。

補足

DM-11では、誰の挑戦でも受けると豪語している。
このことから、エル・アンドレは相当自分の実力に自信があるのだろう。
…と思いきや、DM-13では怒璃流男に棺桶とも見える箱から取り出されている。
怒璃流男の能力から考えるに、エル・アンドレは一度倒されたが、彼の能力で再び復活したのだろうか。

だとしたら、豪語していたわりにはあっさり倒され過ぎのような…
ついでにいうと、パワー的にかなり劣る怒璃流男の方がエル・アンドレより大きく描かれている。

そして、DM-11以降は再録を果たせず忘れられていたが、長い時を経たBBPでまさかの再録を果たす。

今度の彼は、パーフェクトなレディやマドンナと組み合わせると相手をメロメロにできると話している。
ギャラクシーやパーフェクト・マドンナを組み合わせて使えということをプレイヤーに語っているのだろう。



パーフェクトな追記や修正をすればアニヲタWiki(仮)もメロメロ!?

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最終更新:2023年02月23日 18:32